JPS61143718A - ホログラムスキヤナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホログラムを利用して光走査を行なうホログラ
ムスキャナに関するものである。

最近、スーパーマーケット等のレジスタ業務を省力化す
るため商品の外装に印刷されたバーコードを読み取って
コンピュータに入力するバーコード読取装置が用いられ
るようになって来ている。

このバーコード読取装置の光走査部にはホログラムを利
用したホログラムスキャナが適していることからこのホ
ログラムスキャナが多く用いられている。また従来より
このホログラムスキャナは小型化が要望されており、そ
れを実現する有力な手段としてホロトップ型スキャナが
考案されている。

〔従来の技術〕

第３図は従来のホロトップ型スキャナの要部を示す図で
ある。これは中空な独楽形回転体１の底部斜面にホログ
ラム２および３を設け、上部内側に反射型フレネルレン
ズ４を設けてホログラム回転体（ホロトップ）５を構成
し、このホロトノプ５をモータ６で回転させながらレー
ザビーム通過孔７から走査光発生用レーザビーム８をミ
ラー９を介して入射し、ホログラム２，３により交互に
回折して走査光１０を出射する。またバーコードからの
散乱信号光１１はボログラム２，３に入り回折されたの
ち、反射型フレネルレンズ４およびフィルターレンズ１
２により光検知器１３に集光されバーコードが読み取ら
れる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記構成のものにあっては、モータ６がホロトップ５の
外部にあり、またレーザ光源、光検知器もホロトップの
外部に配置されているため小型化に限度があった。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記問題点を解消したホログラムスキャナを
提供するもので、その手段は、ホログラムによりレーザ
光走査および信号光集光を行なうホロトップを有するホ
ログラムスキャナにおいて、ホロトップの内部にアウタ
ーロータ型モータを設け、そのアウターロータをホロト
ップに固定すると共にステータを軸に固定し、該軸を外
部のフレームに固定して成ることを特徴とするホログラ
ムスキャナによってなされる。

〔作　用〕

上記ホログラムスキャナは、レーザ光走査および信号光
集光を行なうホロトップの内部に駆動用のモータを内蔵
したことにより、従来に比して極めて小型化される。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図に本発明の一実施例の要部を断面図として示す。

同図において、２０はフレーム、２１は軸、２２はリー
ド線、２３はアウターロータ、２４はホロトップ、２５
は軸受、２６はステータ、２７は反射型フレネルレンズ
、２８はレーザビーム出射孔、２９はレーザビーム、３
０はレーザ光源、３１，３２はホログラム、３３は凹レ
ンズ、３４は光検知器、３５は走査光、３６は信号光を
それぞれ示している。

本実施例は第１図に示す如く、光源、モータ等のリード
線２２を挿通するために中空とした軸２Ｉをフレーム２
０に固設し、該軸２１にアウターロータ２３を有するホ
ロトップ２４を軸受２５を介して回転自在に取付けると
共に、該軸２１にステータ２６と反射型フレネルレンズ
２７とを固設し、該反射型フレネルレンズ２７にはレー
ザビーム出射孔２８を穿設すると共に該孔２８を通して
レーザビーム２９を出射するレーザ光源３０を設け、ホ
ロトップ２４にはその底部斜面にホログラム３１　、３
２と凹レンズ３３を設け、さらにホロトップ外部の回転
中心軸上に光検知器３４を設けて構成されている。

このように構成された本実施例はアウターロータ２３と
ステータ２６とでアウターロータ型モータを構成し、ホ
ロトップ２４を回転駆動することができる。そして光源
３０からのレーザビーム２９はホログラム３１，３２に
よって回折されて走査光３５となる。またバーコードか
らの散乱信号光３６はホログラム３１．３２によって回
折され平行光となり、さらに反射型フレネルレンズ２７
と凹レンズ３３によって光検知器３４に集光されバーコ
ードが読み取られる。

このような本実施例によれば、従来に比し高さ方向を著
しく削減することができる。またレーザ光源３０をホロ
トップ内部の反射型フレネルレンズ２７に設けることに
より、フレーム２０とホロトップ２４間の空間は不要と
なり小型化に有利となる。また反射型フレネルレンズ２
７が固定であることにより、従来のような円弧状のビー
ム通過孔は不要であり、通過孔は小さな孔で良く、これ
により有効集光面積が増大するといった利点も生ずる。

次に本発明の他の実施例を第２図により説明する。同図
において第１図と同一部分は同一符号を付して示した。

本実施例が前実施例と異なるところは、光検知器３４を
ホロトップ内部に収容し、信号光３６を該光検知器３４
に導くためのミラー（凸面鏡、平面鏡等）３７を凹レン
ズ３３の代りに設けたことである。

本実施例の動作及び効果は前実施例と同様であり、さら
にホロトップのみでレーザ光走査、信号光検知が全て行
なわれることになり、ホロトップは完全なスキャナモジ
ュールとなるためスキャナの大幅な小型化が実現される
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、ホロトップの駆動
用モータを、該ホロトップの中に内蔵させることにより
小型化が可能になるといった効果は著しい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のホログラムスキャナの一実施例を示す
要部断面図、第２図は本発明の他の実施例を示す要部断
面図、第３図は従来のホロトップ型スキャナの要部を説
明するための断面図である。 図中、２０はフレーム、２１は軸、２２はリード線、２
３はアウターロータ、２４はホロトップ、２５は軸受、
２６はステータ、２７は反射型フレネルレンズ、３０は
レーザ光源、３１　、３２はホログラム、３４は光検知
器をそれぞれ示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ホログラムによりレーザ光走査および信号光集光を
   行なうホロトップを有するホログラムスキャナにおいて
   、ホロトップの内部にアウターロータ型モータを設け、
   そのアウターロータをホロトップに固定すると共にステ
   ータを軸に固定し、該軸を外部のフレームに固定して成
   ることを特徴とするホログラムスキャナ。 ２、上記ホロトップの内部にレーザ光源を内蔵したこと
   を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のホログラムス
   キャナ。 ３、上記ホロトップの内部に光検知器を内蔵したことを
   特徴とする特許請求の範囲第１項記載のホログラムスキ
   ャナ。 ４、上記ホロトップの内部にレーザ光源および光検知器
   を内蔵したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のホログラムスキャナ。