JPS61141419A - ホログラムスキヤナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はホログラムを利用して光走査を行なうホログラ
ムスキャナに関するものである。

最近、スーパーマーケット等のレジスタ業務を省力化す
るために商品の外装に印刷されたバーコードを読み取っ
てコンピュータに入力するバーコード読取装置が用いら
れるようになって来ている。

このバーコード読取装置の光走査部にはホログラムを利
用したホログラムスキャナが適してＣ）ることからこの
ホログラムスキャナが多く用いられている。之のホログ
ラムスキャナは従来より製造を容易にするため機能を集
約してモジュール化、小型化する方向に進んでいる。

〔従来の技術〕

第２図は従来のホログラムスキャナの要部を示す図であ
り、ａは断面図、ｂはａ図の２矢視図である。これは中
空な独楽形回転体１の底部斜面にホログラム２，３を形
成し、上部内面に反射型フレネルレンズ４を設けてホロ
グラム回転体（以下ホロトップという。）５を構成し、
このホロトップ５をモータ６で回転させながら走査光発
生用のレーザビーム７をミラー８を介してスリット９か
ら入射し、ホログラム２，３により交互に回折して走査
光１０を出射する。またバーコードからの再結像光１１
はホログラム２，３によって回折された後、反射型フレ
ネルレンズ４によって光検知８１２に集光され、バーコ
ードが読み取られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記構成のものにあっては、走査光発生用レ−ザビーム
７の入射方式が、ホロトップ上部の円弧状のスリット９
を必要とするため、再結像光１１を集光するための反射
型フレネルレンズ４の面積がスリット９の分だけ小さく
なってしまい、再結像光量が小さくなり読み取り性簡の
低下となるという欠点がある。また水平発射されたレー
ザビーム７を何らかの方法（例えばミラーによる反射）
で垂直に落してホロトップのスリット９を通す必要があ
る。このためモータ６とホロトップ５との間隔が広くな
り、これが小型化を阻む原因の１つとなっている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は上記問題点を解消したホログラムスキャナを提
供するもので、その手段は、ホロトップ型ホログラムス
キャナにおいて、ホロトップ駆動用モータの軸に軸方向
の貫通孔を設けると共に、該孔の中に非接触状にパイプ
を挿通し、その一端を外部に固定し、走査光発生用のレ
ーザビームを該パイプの中を通してホログラムに投射す
ることを特徴とするホログラムスキャナによってなされ
る。

〔作　用〕

上記ホログラムスキャナは、ホロトップへの走査光発生
用レーザビームの投入を、ホロトップ駆動用モータの軸
に設けた貫通孔を通すことにより、ホロトップと駆動モ
ータとの間隔を小さくすることが可能となり、ホログラ
ムスキャナの小型化を実現することができる。またホロ
トップにレーザビーム投入用のスリットが不要となるた
め反射型フレネルレンズの集光効率が向上される。

〔実施例〕

以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。

第１図に本発明の一実施例の要部を断面図として示す。

本実施例は図に示す如く、ホロトップ２０は独楽形回転
体２１の底部斜面にホログラム２２　、２３が設けられ
、上部内面に反射型フレネルレンズ２４が設けられてい
ることは第２図で説明した従来例と同様である。本実施
例の要点は、ホロ　　　　　１トツプ駆動用のモータ２
５の軸２６を、その軸方向に貫通孔を設けて中空軸とし
、該軸２６の中空部を通し、且つ該軸の内壁に接触しな
いようにして５字形のパイプ２７を設け、該パイプ２７
の曲り部分にはそれぞれ反射ミラー２８　、２９を設け
て該パイプ２７の一端から走査光発生用のレーザビーム
３０を入射したとき、反射ミラー２８　、２９によって
その光路を平行移動させ、ホログラム２２及び２３に交
互に入射して走査光３１　、３２を発生することができ
るようにしたものである。なおバーコードからの再結像
光はホログラム２２　、２３によって回折された後、反
射型フレネルレンズ２４によって光検知器３３に集光さ
れ読み取られることは従来と同様である。

以上の如く構成された本実施例は反射型フレネルレンズ
２４に走査光発生用のレーザビーム入射用のスリットを
必要とせず、またモータ２５とホロトップ２０との間に
第２図に示した如きレーザビーム反射用のミラー８を必
要としない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば、モータ軸の中を通
して走査光発生用のレーザビームをホロトップに入射す
るようにしたことにより、ホロトップ上部に設けた反射
型フレネルレンズにレーザビーム入射用のスリットを必
要としないためその集光効率を高めることができる。ま
たモータとホロトップとの間にレーザビーム反射用のミ
ラーを設ける必要がないため、モータ軸を従来に比し短
くすることができ、小型化の実現に寄与するといった効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるホログラムスキャナの一実施例を
説明するための要部断面図、第２図は従来のホログラム
スキャナを説明するための図であり、ａは断面図、ｂは
ａ図のＺ矢視図である。 図中、２０はホロトップ、２１は独楽形回転体、２２　
、２３はホログラム、２４は反射型フレネルレンズ、２
５はモータ、２６は軸、２７はパイプ、２８　、２９は
反射ミラー、３０はレーザビーム、３１　、３２は走査
光、３３は光検知器をそれぞれ示す。 第１図 ζｒ３３ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、ホロトップ型ホログラムスキャナにおいて、ホロト
   ップ駆動用モータの軸に軸方向の貫通孔を設けると共に
   、該孔の中に非接触状にパイプを挿通し、その一端を外
   部に固定し、走査光発生用のレーザビームを該パイプの
   中を通してホログラムに投射することを特徴とするホロ
   グラムスキャナ。