JPS6114352Y2 - - Google Patents

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JPS6114352Y2
JPS6114352Y2 JP12029680U JP12029680U JPS6114352Y2 JP S6114352 Y2 JPS6114352 Y2 JP S6114352Y2 JP 12029680 U JP12029680 U JP 12029680U JP 12029680 U JP12029680 U JP 12029680U JP S6114352 Y2 JPS6114352 Y2 JP S6114352Y2
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JP
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dust
discharge member
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dust collection
dust discharge
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JP12029680U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、操作部材の押下げ操作により塵埃
排出部材を作動して、集塵室内の塵埃を外部に排
出するようにした電気掃除機に関するものであ
る。
従来、この種の電気掃除機として、例えば、実
開昭54−114358号公報に示されるように、掃除機
本体の前部下面に開口を有する集塵室内に、その
後方下面部に基端部が枢着された塵埃排出部材を
起伏可能に設けられると共に、掃除機本体の上側
部には上方ら押圧操作可能な操作部材を設け、そ
の操作部材と前記塵埃排出部材の基端部との間に
は、その操作部材の操作移動量を拡大して塵埃排
出部材に伝達する駆動輪及び従動輪を設けた電気
掃除機が存在する。
ところで、このものは上記のような構成である
から、集塵室内の塵埃を排出する際は、塵埃排出
部材を起立状態から略倒伏するまで相当大きな角
度範囲に亘つて回動させなければならず、而し
て、このような大きな回動量を得るために、前記
操作部材と塵埃排出部材との間に特別な前記駆動
輪及び従動輪を使用しているので、その構造が複
雑でその組立、調整等に多大な労力を要し、コス
ト高となる欠点がある。
然るに、この考案は、前記従来のものの如き諸
欠点を一掃するために、特に、塵埃排出部材の基
端部を、前記集塵室の前側開口付近の上側内部に
おいて左右方向の一軸線の周りに回動可能に枢着
すると共に、その塵埃排出部材には、その基端部
から前記集塵室の上側内面に沿つて前記粗目フイ
ルタの手前まで延びる腕部と、その腕部の後端部
から略直角に下方に延びるかき出し部とを形成
し、その塵埃排出部材の腕部と前記操作部材の下
側部との間に、押下げられる前記操作部材の下側
部に係合して下方に移動され、かつ前記腕部を押
下げてその塵埃排出部材を回動させる連桿を設
け、以つて、前記塵埃排出部材を比較的小さな角
度範囲で回動するだけで、集塵室内の塵埃を掃除
機フレームの前側外部に確実に排出できるように
すると共に、塵埃排出部材を駆動するための機構
を極めて簡略化できるようにするものである。
以下に一実施例を示す図面を参照してその詳細
を説明する。
図中7は掃除機フレームであり、電動送風機
(図示せず)を内蔵した主部ケース8と、その主
部ケース8の前面に分離可能に接続される塵ケー
ス9とから構成されている。前記塵ケース9は前
後両方向に開口した筒状をなしている。10は前
記塵ケース9と一体に形成された仕切壁であり、
塵ケース9の前方部分を、仕切壁10より上方の
上方集塵室9aと仕切壁10の下方部分を含む下
方集塵室9bとに区画形成しており、下方集塵室
9bは仕切壁10より下方の部分のみが塵ケース
9の前方開口部に開口している。11は前記仕切
壁10後端と塵ケース9内壁との間に取付けられ
た粗目フイルタ枠であり、格子状に延びるリブ1
1aを有している。12は前記粗目フイルタ枠1
1に張設された粗目フイルタ、13は前記塵ケー
ス9の後方開口部に着脱自在に装着された細目フ
イルタ枠、14は前記細目フイルタ枠13に張設
された細目フイルタであり、従つて、前記塵ケー
ス9内には、上方集塵室9aによつて粗目フイル
タ12により捕捉された粗塵を集積するための粗
塵室が、粗目フイルタ12と細目フイルタ14と
の間には、前記下方集塵室9bと連通し、且つ細
目フイルタ14により捕捉された細塵を集積する
ための細塵室がそれぞれ構成されている。
16は前記塵ケース9の前方開口部を開閉可能
に覆う蓋体、17は前記塵ケース9の上面壁9c
上に固定された取付金具であり、前記蓋体16の
上部が枢着16aされている。18は前記蓋体1
6を開放方向に附勢するための線ばね、19は前
記蓋体16に穿設された吸入口であり、前記上方
集塵室9aと連通している。20は前記蓋体16
に上下方向に摺動可能に設けられた掛止部材であ
り、下端には前記塵ケース9下部に掛合可能な掛
止爪20aを有しており、常にはばね21により
上方に向かつて附勢されている。22は手動操作
できるように上側部が前記塵ケース9の上方外部
に突出した操作部材であり、上下方向に摺動可能
に支持されていると共に常にはコイルばね23に
より上方に向かつて附勢されている。前記操作部
材22の突出部22aの先端下面は、前記掛止部
材20の上端と対応していると共に突出部22a
の基端部には透孔22bが形成されている。従つ
て、前記操作部材22をコイルばね23の作用に
抗して押下すると、掛止部材20がばね21の作
用に抗して下方に摺動して掛止爪20aて塵ケー
ス9下部との掛合が解除され、それにより蓋体1
6は、ばね18の作用により、枢支部16aを中
心として開放方向に回動する。
24は前記塵ケース9の上面壁9c上に取付金
具17により前後方向に摺動可能なように保持さ
れた略L字状をなす阻止部材であり、常にはコイ
ルばね25により前方に向かつて附勢されてい
る。前記阻止部材24の前端は、前記蓋体16を
閉鎖方向に回動させたとき、蓋体16の後面に当
接し、それにより阻止部材24はコイルばね25
の作用に抗して後方に摺動する。又、その上端
は、前記操作部材22とわずかな間隙aをおいて
それと対向している。
26は前記粗目フイルタ12の前面に沿つて上
下摺動可に設けられたカツタであり、前記粗目フ
イルタ枠11のリブ11aと一致する格子状に形
成されている(第3図参照)。27は前記塵ケー
ス9の上面壁9cを貫通して延びる連杆であり、
常にはコイルばね28により上方に附勢されてい
る。前記連杆27の下端は、前記カツタ26の上
端に固定されていると共にその上端は、前記操作
部材22とわずかな間隙bをおいて対向してお
り、この間隙bは前記間隙aより大きくなるよう
に設定されている。
29は略L字状をなす塵埃排出部材であり、前
記塵ケース9の上面壁9c下面に沿つて前後方向
に延びる腕部29aと、その腕部29aの後端よ
り前記カツタ26の前面に沿つて下方に延びるか
き出し部29bとから構成されている。前記腕部
29aの前端は、前記塵ケース9の前方開口部附
近の上面壁9c下面に枢着29cされており、
又、前記かき出し部29bは前記粗目フイルタ枠
11のリブ11aと合致する格子状に形成されて
いる。30は前記腕部29aと塵ケース9の上面
壁9cとの間に張設されたばねである。
以上のように構成されたものにおいて、今、電
動送風機を駆動すると、吸入口19から粗目フイ
ルタ12及び細目フイルタ14を通して空気が吸
引され、その吸引空気中に含まれた塵埃のうち、
粗大のものが粗目フイルタ12により捕捉されて
粗塵室(上方集塵室)内に、微細なものが細目フ
イルタ14により捕捉されて細塵室にそれぞれ集
積される。
第1図に示す状態において、操作部材22を押
圧操作すると、操作部材22の下端が阻止部材2
4の上端と当接するまで、操作部材22を押し下
げることがでかきる。前記操作部材22の押圧操
作に伴なつて掛止部材20が下方に摺動して掛止
爪20aと塵ケース9下部との掛合が外れる(第
5図参照)。それにより蓋体16は、線ばね18
の作用により枢支部16aを中心として開放方向
に回動し、塵ケース9の前方開口部が開放され
る。
操作部材22より手を離すと、操作部材2はコ
イルばね23の作用により上方に移動すると同時
に阻止部材24がコイルばね25の作用により前
方に摺する(第6図参照)。
次に再び操作部材22を押圧操作すると、今回
は阻止部材24が前方側に位置しているため、阻
止部材24の上端側が操作部材22の透孔22b
を貫通し得、従つて、操作部材22は、蓋体16
が塵ケース9の前方開口部を閉鎖しているとき
(第1図参照)に比べてより深く押圧操作するこ
とができる。操作部材22の押圧操作に伴なつ
て、カツタ26が粗目フイルタ12の前面に沿つ
て下方に摺動し、それにより粗目フイルタ12に
附着した塵埃が粗目フイルタの表面より切り離さ
れる。それと同時に、連杆28の下端が塵埃排出
部材29の腕部29a上面を押下するので、塵埃
排出部材29が枢支部29cを中心として第1図
において時計方向に回動し、かき出し部29bに
よつて粗塵室(上方集塵室)内に集積された塵埃
が塵ケース9外に排出される。従つて、この時、
塵ケース9の前方開口部側が低くなるように塵ケ
ース9を傾けた後、操作部材2を押圧操作する
と、細目フイルタ14により捕捉された細塵と、
粗目フイルタ12により捕捉された粗塵とを同時
に塵ケース9の前方開口より容易に且つ衛生的に
捨てることができる。
操作部材22を押圧操作したときの塵埃排出部
材29の回動量は、連桿27の下端と腕部29a
との当接位置により決まる。即ち、その当接位置
を枢支部29c側に移動させれば、操作部材22
の操作量が同じであつたとしても塵埃排出部材2
9はより多く回動し、枢支部29cより離せば回
動量が少なくなる。この実施例においては、連杆
27下端の当接位置が、かき出し部29bよりも
枢支部29c側に位置しているので、操作部材2
2の操作部量に比べて塵埃排出部材29が多く移
動し操作部材22をわずかに操作しただけでも、
塵埃を確実に集塵室の開口より排出することがで
きる。又、この実施例のように、1個の操作部材
22によつてカツタ26と塵埃排出部材29とを
作動させるものにおいては、カツタ26の移動量
と塵埃排出部材29の移動量とを、連杆27下端
の腕部への当接位置を変えることにより容易に調
整することができ、設計が容易となる。
操作部材22より手を離すと、塵埃排出部材2
9はばね20の作用により、カツタ26はコイル
ばね28の作用により、操作部材22はコイルば
ね23の作用によりそれぞれ元の位置に復帰す
る。
蓋体16を枢支部16aを中心として線ばね1
8の作用に抗して回動させると、掛止爪20aが
塵ケース9の前方下部に掛合し、蓋体16が塵ケ
ース9の前方開口部を閉鎖した状態に保持され
る。この時、阻止部材24は、その先端が蓋体1
6の後面に当接し、コイルばね25の作用に抗し
て後方に摺動する。
尚、この実施例においては、カツタ26及び塵
埃排出部材29のかき出し部29bは、粗目フイ
ルタ枠11のリブ11aと合致する格子状に形成
されているので、カツタ26及び塵埃排出部材2
9のかき出し部29bによつて空気抵抗が増大す
る恐れが少ない。
以上に詳述したように、この考案は、操作部材
の押下げ操作により塵埃排出部材を作動して、集
塵室内の塵埃を外部に排出するようにした電気掃
除機を対象として、特に、前記塵埃排出部材の基
端部を前記集塵室の前側開口付近の上側内部にお
いて左右方向の一軸線の周りに回動可能に枢着す
ると共に、その塵埃排出部材には、その基端部か
ら前記集塵室の上側内面に沿つて前記粗目フイル
タの手前まで延びる腕部と、その腕部の後端部か
ら略直角に下方に延びるかき出し部とを形成し、
その塵埃排出部材の腕部と前記操作部材の下側部
との間に、押下げられる前記操作部材の下側部に
係合して下方に移動され、かつ前記腕部を押下げ
てその塵埃排出部材を回動させる連杆を設けたも
のである。
従つて、前記塵埃排出部材の基端部を集塵室の
前側開口付近の上側内部に枢着すると共に、その
全体形状を略L字状に構成したので、その塵埃排
出部材を比較的小さな角度範囲で回動するだけ
で、集塵室内の塵埃を掃除機フレームの前側外部
に確実に排出することができる。又、前記塵埃排
出部材の腕部と操作部材との間の連動機構はその
操作部材と同じ上下方向に移動可能な前記連杆を
介在させただけの構成であるから、その駆動機が
極めて簡単であり、安価に製作できる等の優れた
実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案を実施した電気掃除機の要
部断面図、第2図は第1図の2−2線断面図、第
3図は第1図の3−3線断面図、第4図は第1図
の4−4線断面図、第5図〜第7図は作用説明図
である。 図において、7は掃除機フレーム、22は操作
部材、29は腕部29a及びかき出し部29bか
ら成る塵埃排出部材、9aは上方集塵室、12は
粗目フイルタ、16は蓋体、27は連杆である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 掃除機フレーム内に区画形成された集塵室の後
    側部に、粗目フイルタを配置すると共に、その集
    塵室内の前側部に、その前側開口を開閉可能に覆
    う蓋体を備え、前記集塵室内には、その集塵室内
    の塵埃を前記前側開口から排出させるための塵埃
    排出部材を設け、前記掃除機フレームには、上側
    部が前記掃除機フレームの上方外部に突出すると
    共に下側部が前記塵埃排出部材に連繋され、かつ
    上側部を手動操作によつて押下げることにより前
    記塵埃排出部材を作動するための操作部材を設け
    た電気掃除機において、 前記塵埃排出部材の基端部を前記集塵室の前側
    開口付近の上側内部において左右方向の一軸線の
    周りに回動可能に枢着すると共に、その塵埃排出
    部材には、その基端部から前記集塵室の上側内面
    に沿つて前記粗目フイルタの手前まで延びるかき
    出し部とを形成し、その塵埃排出部材の腕部と前
    記操作部材の下側部との間に、押下げられる前記
    操作部材の下側部に係合して下方に移動され、か
    つ前記腕部を押下げてその塵埃排出部材を回動さ
    せる連桿を設けたことを特徴とする電気掃除機。
JP12029680U 1980-08-25 1980-08-25 Expired JPS6114352Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12029680U JPS6114352Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12029680U JPS6114352Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS5715356U JPS5715356U (ja) 1982-01-26
JPS6114352Y2 true JPS6114352Y2 (ja) 1986-05-06

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ID=29480951

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JP12029680U Expired JPS6114352Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006061541A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気掃除機
JP5868261B2 (ja) * 2012-05-24 2016-02-24 日立アプライアンス株式会社 電気掃除機

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JPS5715356U (ja) 1982-01-26

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