JPS6114308Y2 - - Google Patents

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JPS6114308Y2
JPS6114308Y2 JP1977067459U JP6745977U JPS6114308Y2 JP S6114308 Y2 JPS6114308 Y2 JP S6114308Y2 JP 1977067459 U JP1977067459 U JP 1977067459U JP 6745977 U JP6745977 U JP 6745977U JP S6114308 Y2 JPS6114308 Y2 JP S6114308Y2
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JP
Japan
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motor
shield case
bracket
aluminum
electronic governor
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JP1977067459U
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JPS53160705U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子ガバナ内蔵型の刷子付直流モータ
に係り、電機子の回転に伴ない発生する電気雑音
の抑制を構造簡単にて効果的に実現することを目
的とするものである。
一般に、刷子付直流モータは刷子と整流子との
擦動に際し、電流の流れを切り換えるための整流
子のスリツトを刷子が通過する時にスパークが発
生し電気雑音となる。この電気雑音は前記モータ
の端子よりガバナ回路を通り電源回路や増巾回路
等に影響するラインノイズと、前記のスパークが
前記モータを通り空中に飛ぶ輻射ノイズとに別け
られる。
ラインノイズに関しては、ガバナ回路等にコン
デンサやコイルを付加しフイルター回路を構成す
ることで取り除くことができるが、輻射ノイズに
対しては、従来、珪素鋼板等でなるシールドコア
をモータ部に巻き付けたり、鉄板等でなるシール
ドケースをモータ部及びガバナ部の外部に設ける
ことにより対策をほどこしていた。
かかる従来の電子ガバナ内蔵型の電気雑音防止
装置付直流モータの一例を第1図に示す。第1図
において、1はモータのフレーム、2はモータの
ブラケツト、3は電子ガバナを有したプリント基
板、4は鉄板でなるシールドケース、5はシール
ドケース蓋、6,7はそれぞれ前記フレーム1と
シールドケース4の間およびプリント基板3とシ
ールドケース蓋5の間に介在させたクツシヨンゴ
ム、8は前記シールドケース4の内面に巻装した
珪素鋼板でなるシールドコア、9はシールドケー
ス4とシールドケース蓋5を締付けるビス、10
はシールドケース蓋5に一体形成したアース用爪
である。
この構造でなる輻射ノイズ対策では、以前とし
てロングウエーブの電気雑音がモータ外に出てお
り、したがつて、ラジオのロングバンドに対する
雑音対策が十分でない。そこで、ラジオのロング
バンドに対する輻射ノイズ対策として特に効果の
高いアルミニウム板をシールドケースとして使用
することもあつた。
ところで刷子付直流モータの電気雑音は前記の
ように刷子と整流子により発生する。したがつて
電子ガバナ内蔵型モータの場合、モータ部とガバ
ナ部を一体としているため、シールドケースをア
ルミニウム板にするとモータ部とガバナ部をいつ
しよに包み込む形となる。しかし輻射ノイズ対策
としてはできるだけ内側で、しかもノイズ発生源
に近い所で遮断した方が効果的であり、電気雑音
を発生しているモータ部にアルミニウム板を設け
外部に輻射ノイズを発生しない構造とした方が好
ましい。しかもアルミニウムは高価な金属であり
モータ部のみを包んだ方が小形化でき安価とな
る。
さらには、最近のラジオ付きカセツトテープレ
コーダはラジオのバンドがAM,FM,SW,LW
と各種付いておりモータ電源のプラス又はマイナ
スをケースにアースすることにより電気雑音の対
策をする場合がかなり多くなつている、この場合
アルミニウムケースをシールドケースとした場
合、半田付けができないため電源端子とケースを
アースすることが非常に困難であつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するものであ
る。以下、本考案の一実施例について第2図、第
3図a,bとともに説明する。同図において、前
述と同部材は同番号で示し、11,12はそれぞ
れフレーム1とブラケツト2の外周面に軸方向両
側より包み込むごとく設けたアルミニウムケース
であり、アルミニウムケース12には、ブラケツ
ト2に設けた端子支柱2aが貫挿するための穴1
2aを設けている。また、この端子支柱2aの先
端部に電子ガバナを有するプリント基板3を取付
けている。また、アース用爪10はシールドケー
ス蓋5の一部を切り起して設けたもので、プリン
ト基板3の電源端子用銅箔にアースするためのも
のである。
上述のごとく、モータのフレーム1およびブラ
ケツト2の外周面を包み込むごとくアルミニウム
ケース11,12を設けているため、構造簡単に
してラジオのロングバンドに対する輻射ノイズを
確実に遮蔽することができ、しかもアルミニウム
ケース11,12を小型にでき安価に製作でき
る。また、シールドケース蓋5を鉄板にて作製
し、これと一体にアース用爪10を形成すること
により、このアース用爪10とプリント基板3の
電源端子用銅箔とを容易に半田付けすることがで
き、シールドケース蓋5をアースすることが容易
となる。
以上のように本考案の電気雑音防止装置付直流
モータは、モータのフレームおよびブラケツトの
外周面に軸方向両側より包み込む如く密着してア
ルミニウムケースを設けたので、特にロングウエ
ーブの輻射ノイズを効果的に遮断することがで
き、しかもアルミニウムケースは小型化すること
ができ安価となる。また、アルミニウムケースお
よび電子ガバナの外周に設けるシールドケースお
よびシールドケース蓋を鉄板にて形成してなるの
で、安価となるとともに、シールドケース蓋に設
けたアース用爪と電源端子とを半田付けすること
ができ、シールドケース蓋をアースすることが容
易となるなど実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電気雑音防止装置付直流モータ
の半截断面図、第2図は本考案の一実施例による
電気雑音防止装置付直流モータの半截断面図、第
3図a,bは第2図に示す直流モータにおけるブ
ラケツト部分の断面図および底面図である。 1……フレーム、2……ブラケツト、2a……
端子支柱、3……プリント基板、4……シールド
ケース、5……シールドケース蓋、11,12…
…アルミニウムケース、12a……穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータのフレームとブラケツトの外周面に軸
    方向両側より包み込む如く密着してアルミニウ
    ムケースを設け、上記ブラケツト側に設けられ
    たアルミニウムケースの外面に電子ガバナを配
    設し、さらに前記アルミニウムケースおよび電
    子ガバナの外周に鉄板にて形成してなるシール
    ドケースおよびシールドケース蓋を設け、この
    シールドケース蓋にアース用爪を設けてなる電
    気雑音防止装置付直流モータ。 (2) アルミニウムケースの一方に、ブラケツトに
    設けた端子支柱を貫通するための穴を設け、前
    記端子支柱の先端部に電子ガバナのプリント基
    板を取付けてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の電気雑音防止装置付直流モータ。
JP1977067459U 1977-05-24 1977-05-24 Expired JPS6114308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977067459U JPS6114308Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24

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JP1977067459U JPS6114308Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53160705U JPS53160705U (ja) 1978-12-16
JPS6114308Y2 true JPS6114308Y2 (ja) 1986-05-02

Family

ID=28974424

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JP1977067459U Expired JPS6114308Y2 (ja) 1977-05-24 1977-05-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811601U (ja) * 1971-06-19 1973-02-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4811601U (ja) * 1971-06-19 1973-02-09

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Publication number Publication date
JPS53160705U (ja) 1978-12-16

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