JPS61142101A - 粉体,粉体分割分包装置 - Google Patents

粉体,粉体分割分包装置

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JPS61142101A
JPS61142101A JP25276684A JP25276684A JPS61142101A JP S61142101 A JPS61142101 A JP S61142101A JP 25276684 A JP25276684 A JP 25276684A JP 25276684 A JP25276684 A JP 25276684A JP S61142101 A JPS61142101 A JP S61142101A
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JP
Japan
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powder
bag
section
cam
setting
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JP25276684A
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横田 要
飯山 昇
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は粉体、例えば薬剤等及び粒体、例えば錠剤等を
分割して分包する装置に関するものである。
[発明の技術的背景とその問題点] 現在医院、薬局等では患者への投薬の際に、散薬を調剤
した模直接分割分包して渡している。かかる場合の分包
装置としては、複数の仕切壁によって複数に分割された
枠を移動板上に載置し、その上からV字状のマスを使っ
て、散薬を各分割量。
域内に平均的に収容し、移動板を枠に対して相対的に順
次移動させ、各分割fli1t1.内に収容された散薬
をそれぞれ袋内に落下させて分包を行うものが知られて
いる。
しかしながら、上記装置では@薬を枠内に分割する段階
での薬剤の飛散が多く、このため装置の清掃が必要にな
り取扱いが面倒であるという問題あるいは、この分割は
作業者の肋で行っているため、全体の平均化が難しく、
かつ適II設定が不可能であって薬剤を無駄にしてしま
うという問題もあった。
また、最近は粉薬のみならず、錠剤も分割して必要個数
袋詰めしたり、あるいは粉薬と錠剤をそれぞれ適量に分
割して1つの袋の中に入れることが多くなっているが、
かかる作業を1台の装置で自動的に効率良く行えるもの
がなかった。
[発明の目的1 本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、1台の
装置で粉体と粒体の分割分包を行なうことができ、かつ
取扱いが容易で正確な分割分包を迅速に行える分割分包
装置を提供することを目的とする。
[発明の概要1 前記目的を達成するために本発明は、上表面に平面部と
この平面部に対して低い位置で交差する方向に延在する
傾斜面とを有する筐体と、内部に粉体が収容されたシリ
ンダー内をピストンロッドの駆動により前記粉体を所定
量前記筐体の平面部に露出させる粉体上昇機構部と、前
記平面部に露出した粉体を平面方向に送り出して前記筐
体の傾斜面に落下させる粉体送出機構部と、前記筐体の
傾斜面に沿って着脱自在に配置され、粒体を自動的に分
割して落下させる粒体分割機構部と、上部が開口した長
尺状の袋体を繰り出し可能に収容し袋体先端部が前記筐
体の傾斜面の粉体及び粒体の落下位置に配置されるよう
にした袋体収容部と、前記袋体の先端部を挾持して搬送
すると共に粉体又は粒体が落下収容された袋体部分を包
合する袋体搬送包合機構部と、前記粉体上昇機構部にお
ける上昇量と上昇完了迄の数とを設定する設定操作部と
、前記粒体の分割量を設定する分割量設定部と、該設定
操作部からの指示に基づいて各機構部の動作手順の指示
及びタイミングを設定する制御系とからなることを特徴
とするものである。
[発明の実施例] 以下実施例により本発明を具体的に説明する。
第1図に本発明装置の概略斜視図を示し、第2図にその
概略正面図を示して説明する。
本発明は筐体1の上表面一部に押し出された粉体を平面
に沿って送り出す粉体送出機構部10と、筐体1の内部
に収納された粉体を上方に移動させる殻体上昇送出機構
部20と、前記粉体送出機構部10の近傍に配置され、
ロール状の袋体を搬送可能に取付けた袋体収容部40と
、O−ル状袋体を繰り出して搬送すると共に、粉体が収
納された後の袋体部分を包合する袋体搬送包合機構部5
0と、前記袋体収容部40上に所定間隔を開けて取付け
られ、筺体1の斜面に沿って設置された粒体分割機構部
100と、粉体用操作部60Aと、粉体用操作部60B
及びこれら操作部によって設定された指令に基づいて各
部の制御を行う制御部70とによって構成される。
峙記粉体送出機構部10は、筐・体1の゛上表面に並行
に配置された一対のガイド板11A、11Bの間に矢印
A方向に摺動自在に配置された送出板12と、この送出
板12の上部に回動自在に取付けられたリンクレバー1
3A、このリンク先端に回動自在に取付けられたリンク
13B及び矢印B方向に回転する円板13Gからなる回
転リンク機構13と、前記ガイド板11Bに回動自在に
取付けられた回動レバー14Aを介して矢印C方向に回
動可能に構成されると共に、底面に感知用突出筒14C
9感知片140が設けられた感知筒14Bからなる充満
感知器14とによって構成されている。尚、前記回転リ
ンク機構13の円板13Cに連結された回転軸15はリ
ンク機構駆動用モータM4の回転軸に連結されている。
又、ガイド板11A、11B111の先端部に対応する
筐体1表面の段差部にはロート状の落下1118が垂設
されている。
前記粉体上昇機構部20は、前後に立設配置された筒状
シリンダー21と、このシリンダー内を往復動可能に挿
通されたピストン0ツド22と、ピストンロッド22に
形成されたうツク24と、このラック24に噛合するビ
ニオン25が取付けられた減速器26と、この減速器2
6に連結された昇降駆動モータM2とによって構成され
ている。
尚、前記シリンダー21の上端開口部は、筐体1の上表
面における前記一対のガイド板11A、11Bに囲まれ
た平面に一致する如く設置されている。
前記袋体収容部40は、略35度の角度の背面から前面
に向って低くなる斜面を形成した筐体1の斜面部1Aに
設けられており、帯状の袋体41Aをロール状に巻回し
たロール41を回転可能に支持する回動ビン42と、解
巻されて取り出される袋体41Aの先端部を斜面に沿っ
て前方向(矢印F方向)に案内するがイドビン43とに
よって構成されている。ここで袋体41Aは上面が開口
し、底面が閉鎖された袋状を成す熱溶着可能なテープで
ある。具体的には二つ折りの包装用紙でポリエチレンを
張り合せたもの又はセロハンとポリエチレンを張り合せ
たものである。この袋体41Aは前記筐体斜面1A上で
上端開口部が前記落下1i18の下部を挾んだ状態で移
動するように配置されている。
前記袋体搬送包合機構部50は、袋体41Aの移動端に
、この袋体を挾んで配置されたゴムローラ52A、52
Bと、ゴムローラ52Aを上端に取付け、中間部にユニ
バーサルジヨイントUJを取付け、下端部がローラ駆動
モータM3の回転軸に連結されたシャフト53と、上端
に袋体41Aの上端面に沿って延在する短板部55Aを
有し、この短板部55Aの基部に連結されて直交する方
向に延在する長板部55Bを有し、かつ、この長板部5
5Bの下端が筐体1の側面に回動自在に取り付けられる
1字状圧着レバー55と、このレバー55の上部り字状
部分と同等の形状を有し、袋体41Aを挾んで対向配置
された1字状受板57とによって構成されている。前記
り字状圧着レバー55の中間部に圧着レバー駆動モータ
M1の回転軸51の中間部に設けられたカム56が接触
しており、カム56の回転により短板部を受板57に対
して接離可能に駆動するようになっている。
尚、1字状圧着レバー55はカム56の突部で押されて
いないときには離反状態を保つように図示しないバネ等
で付勢されており、また、短板部55A及びその連結部
の一部を含む部分背面にはヒータ機構が内蔵されており
、圧接の際に袋体41Aの上端水平方向及び縦方向を逆
り字状に溶着可能になっている。また、長板部55Bの
情報背面には前記ヒータ機構から袋体方向に突出するミ
シン目形成用11155Dが縦設されている。従って、
モータM1を回転駆動することにより、カム56が回転
して1字状圧着レバー55を矢印G方向に圧接あるいは
離反させることになり、圧着によって袋体を1字状に溶
着すると共に、その部分の縦方向にミシン目が形成され
ることになる。また、モータM3を回転駆動することに
よりゴムローラ52Aを回転させることになる。ゴムロ
ーラ52Aの矢印H方向の回転により袋体41Aを矢印
F方向に搬送するものである。
前記粒体分割機構部100は、箱状に形成された振動板
取付台102と、この取付台上に支持された板状の振動
板104と、振動板上に着脱自在に取付けられた取付板
122を介して回転自在に設けられたローター109と
、ローターに連結された分割設定部110及び、振動板
取付台102の前方に取付けられた粒体用落下筒116
Aを要部として構成されている。
前記粉体用操作部60Aは第2図に示すように、装置が
動作可能状態にあるときに点灯するランプ61と、イン
クリメント釦62A、デクリメント釦62Bを備えた分
割数を表示するカウンター62と、分割動作開始を指示
する押し釦63と、電源スィッチ64と、前記制御部7
0に設けられたl1110部電源スィッチ65とによっ
て構成されている。
次に前記粉体送出機構部10の詳細とその概略動作を、
その正面状態を示す第2図と、平面図たる第3図(a 
)及び底面図たる第3図(b )を参照して説明する。
先ず回転リンク機構13は、円板13Gの中心軸を交差
する方向に取り付けられたリンク138の先端部に回動
自在にリンク13Aが取り付けられ、このリンクレバー
13Aの他端に送出板12を取り付けているので、円板
13 Cの下端に取り付けられたリンク機構駆動モータ
M4の回転力が伝達されることにより送出板12を矢印
A方向に前後往復動させるようになっている。このとき
の送出板12の移動量は、第3図に示すように筺体1の
上面に露出するシリンダー21を完全に包合する位置へ
の前進移動と、シリンダー21を露出させる位置への後
退移動とを十分に行い得るように設定されている。さら
に、モータM4からの動力を伝達するシャフト15の中
間部には定位置停止カム16が設けられており、その近
傍にシャフト15の1回転を検出して定位置に停止させ
るためのマイクロスイッチMS1が設けられている。
すなわち、後述するようにモータM4はマイクロスイッ
チMS4の信号によって駆動されるわけであるが、この
MSaが働いているときでも、シャフト15が1回転し
た段階でM4を停止させるようにしている。ここでカム
16の突出部の位置設定は、シャフト1回転よりも少し
オーバーするようにしてあり、回転量が不足しないよう
にしである。このカムの突出部の位置は調節可能になっ
ている。
次に、前記充満感知器14の詳細な構成と動作について
説明する。感知筒14Bには前記シリンダー21に対応
する径を有する感知用突出筒14Cが設けられているが
、この突出筒先端には、前記シリンダー21の内径より
も若干率さな外径を有する感圧突出片14Dが取り付け
られており、この感圧突出片14Dの基部には感圧マイ
クロスイッチMS2が設けられている。また、回動レバ
ー14Aの折曲端には突出片14Eが連結されており、
回動レバー14Aの回動と共に第2図に示すように、水
平状l1l(実線の状態14E)と垂直の状態(破線の
状!1114E’)との間を変位するようになっている
。この突出片14Eの変位方向下側にはマイクロスイッ
チMS3が設けられており、突出片14Eが垂直位置(
14E’)に来たときに作動片Tが押されて、充満感知
器14の定常位置を知らせる信号を制御系に送るように
なっている。尚、感圧マイクロスイッチMS2の出力端
も制御系に接続されている。このような構成の充満感知
器14は、回動位置(第2図の実線の位置)で各感圧突
出片14Dの先端がシリンダー21の上端に位置し、後
述する粉体上昇機構部20の動作により、シリンダー内
に収容された粉体が ′上昇して来てその上端部が前記
感圧突出片を押圧すると、感圧マイクロスイッチが動作
し、制御系に粉体が充満したことを知らせる信号を送出
することになる。
尚、前記落下n18は第2図及び第4図に示すように、
筐体側面に取付けられたホルダー固定器18Aに回動可
能に取付けられたホルダー188に保持されている。こ
のホルダー188はL字状折曲片18Gを有し、固定器
18Aの2つの突出片に設けられたストッパ18D、1
8Eに係止することによって前記粉体落下位置と90°
回動された位置との間を落下筒が回動して、それぞれの
位置で停止するようになっている。このような構成によ
り、90°回動させた位置に位置決めした状態で袋体4
1Aをセットし、再び戻すことにより落下筒18の下端
を容易に袋体41Aの開口内に挿入できると共に落下筒
18の取替えが可能で清潔なものと取り替えるのに便利
となる。
次に、前記袋体搬送包合機構部50の詳細とその概略動
作について、第4図〜第6図を参照して説明する。ここ
で、第4図は実施例装置の側面図であり、第5図(a)
は第4図におけるB−8’線矢視図、第5図(b )は
第4図におけるA −A’纏矢視図、第6図(a )は
第5図(a)の部分拡大図、第6図(b )は第6図(
a )の側面図を示している。搬送用ゴムローラ52(
駆動ローラ52A、受はローラ52Bとからなる)と、
ローラ駆動モータM3の回転軸との間にはギヤボックス
GBが介在している。また、ギヤボックスG8と、搬送
用ゴムローラ52のシャフト53とは、ユニへ−サルジ
ョイントUJとカップリングCPを介して連結されてお
り、シャフト53の位置が揺動して変位しても回転力が
伝達されるようになっている。前述のように1字状圧着
レバー55の短板部55A背面にはヒーターHTが設け
られており、リード線を介して筐体1内に取り付けられ
た図示しないヒーター用電源に接続されている。
前記駆動ローラ52Aのシャフト53には送り幅調節機
構58が設けられている。この送り幅調節機構58の詳
細を第5図(a )及び第6図<a )を参照して説明
する。前記ユニバーサルジヨイントUJの下部にはロー
ラ軸受台58Aが設けられ、この軸受台58Aの先端に
はローラ開放板取付枠58Bが設けられており、この取
付枠58Bには上端り字部がシャフト53に連結された
レバー58Cが取付けられ、このレバー58Cの中間部
には開閉レバー支持器58Dが取付けられている。
そして、この支持器58Dには上端り字部がローラシャ
フト53に連結され、下端が2段り字状に折曲されたO
−ラ開閏レバー58Eが揺動自在に取付けられている。
このローラ開閉レバー58Eの上端折曲部には前記ロー
ラ開放板取付枠58B先端から延びるローラ開放板58
Fの上端との間に掛止されたスプリングSPが取付けら
れている。
また、ローラ開閉レバー58E上端にはローラ開放把手
58Gが設けられている。従って、この開放把手58G
を把持してスプリングSPに抗して外方へ引っ張ること
によって駆動ロー552Aを強制的に受はローラ52B
から引き離して、その間に袋体を挿入したり、あるいは
取外したりすることができるようになっている。また、
前記ローラ軸受台58Aの下方にはカム軸受台58Hが
設けられてお、このカム軸受台58Hの先端部には送り
幅調節用カム581が取付けられており、このカム58
1は前記ローラ開閉レバー58Eの下端の2段折曲部に
接触するようになっている。このカム581は前記モー
タM1のシャフト51に取付けられている。また、カム
581の長径部の角度θ1は例えば100゛に設定され
ている。従って、モータM1の回転に伴ってカム581
が回動し、長径部がO−ラ開閉レバー58Eの下端折曲
部を押したときには駆動ローラ52Aが受はロー552
8から離反し、また、カム581の短径部が開閉レバ−
58E折曲部に位置したときには駆動ローラ52Aが受
はローラ52Bに圧接されることになり、カムの回動に
よって一定時副離れたり接したりするようになっている
。このようにするのは、ローラが離れている間は袋体が
自由状態になるので袋体の重量(粉体が収容されている
)によって平行状態を保持させて次の送り出しの際に袋
体を平行に送り出せるようにしたためである。
なお、前記送り幅調節用カム581は固定位置を調節で
きるようになっているので、その位置を調節することに
より袋体の搬送量を調節することができる。
以上のように構成された袋体搬送包合機構によれば、ゴ
ムローラ52Aの駆動によりロール41から引き出され
た袋体41AがF方向に搬送されることになり、駆動ロ
ーラ52Aが前記送り幅調節用カム581の機能によっ
て離反されているときに、圧着レバー55が受板56と
の関係で袋体41Aの上辺部及び縦片部を圧接し、かつ
内部のヒーターで溶着が行われて袋体41Aを包合する
ことになる。このとき、前述の如く、駆動ロー552A
は、受はローラ52Bから離反されているので、前記溶
着作業の闇は間違って袋体41Aが搬送されてしまうお
それは全くない。
ところで、この袋体搬送包合機構部には搬送と包合とを
前記粉体送出機構の動作との関係で円滑に行えるように
するために、複数個のマイクロスイッチとその動作用カ
ムとが設けられているので、これらの取付位置とその用
途について第5図(b )及び第6図(b )を参照し
て説明する。各動作用カムはシャフト51に所定間隔を
保って取付けられている。先ず、袋体送り、粉体送出用
カム59Bが取付けられており、その近傍にはマイクロ
スイッチ取付板59Aを介して上部に粉体送出用マイク
ロスイッチMS4が、下部に袋体送り用マイクロスイッ
チMSsがそれぞれ取付けられている。
次に昇降駆動用カム59Gが取付けられており、その近
傍にマイクロスイッチMSaが取付けられている。上記
袋体送り、粉体送出用カム59Bの長径部の角度θ2は
例えば108°+αとなっており、昇降駆動用カム59
Cの長径部の角度θ3は例えば3°〜4°となっている
。尚、シャフト51のモータM!側には圧着レバー動作
用カム56が取付けられている。
ここで、各種カム、マイクロスイッチ、ヒータの動作タ
イミングの関係を第7図(a)、(b)及び第8図をも
参照して説明する。モータM1の回転軸にカム598.
59G及び送り幅調節カム581を設け、カム59Bに
よりマイクロスイッチMSa、MS、sを動作させ、カ
ム59CによりマイクロスイッチMS6を動作させ、カ
ム581により送り幅調節用レバー58Eを慟がせてい
る。
そして、マイクロスイッチMS4を介してモータM4を
駆動し、マイクロスイッチMSsを介してモータM3を
駆動し、マイクロスイッチMSsを介して、制御系の動
作を行いモータM2を駆動している。また、紙送り幅調
節レバー58Eは第5図(a )に示す(詳細を後述す
る)ように、送り幅調節用カム581の突出面が当接す
ることによって0−552Aを離間させてその間は紙送
りを行わないようにして送り山を調節するようになって
おり、このようなカム58−1の突出面の角度θ1を調
節設定することにより紙(袋体)の送り口を調節するよ
うにしている。具体的タイミング関係は次の通りである
先ず第8図の時刻【0でモータM1の回転に伴ッテ第7
図(a)、(b)に示すカム59B、59C及び送り幅
調節カム581が矢印方向に回動すると、時刻t O−
t 3の間、袋体送り用カム59Bの長径部が袋体送り
用マイクロスイッチMS5の接点を押し、このときの信
号によってローラ駆動モータM3が動作して袋体を搬送
する。このようにして袋体の搬送が行われている途中の
時刻【1で圧着レバー動作用カム56が圧着レバー55
を押圧し始める。そして、このカム56が圧着レバー5
5を押圧して変位し始めた時点の時刻t2のときに袋体
送り幅調節レバ−58E下端部に当接するため、駆動ロ
ーラ52Aが受はローラ52Bから離反する。次に圧着
レバー、55が時刻t4の圧着点に到達すると前述の如
く圧着レバー先端55A内部のヒーターHTにより袋体
の上辺及び縦片を溶着し、かつミシン目を形成して包合
が行われる。この圧着動作後の時刻t5で昇降駆動モー
タ用カム59Cの突出部がマイクロスイッチMSaを押
すことになるため、このときの信号によって制御部70
が動作し、昇降駆動モータM2駆動用のパルス信号が出
力され、このパルス数に応じて昇降駆動モータM2がピ
ストンロッド22を上昇させる方向に回転するため、シ
リンダ21内に収容された粉体く薬剤)が1分割分だけ
上方に押し上げられて上表面に露出する。次に、時刻【
7で圧着レバー動作用カム56が圧着レバー55を元の
状態に復帰させ、その後時刻t8で袋体送り幅調節用カ
ム581が元の位置に戻り、駆動ローラ52Aを受けO
−ラ52Bに当接させる。
時刻tsで粉体送出動作用カム59Bの長径部がマイク
ロスイッチMS4を動作せるため、時刻t1o迄の間リ
ンク機構駆動用モータM4が回転し、送出板12を矢印
A方向に移動させて、露出した薬剤を送出して落下筒1
8中に落下させる。そして、モータM4が回転を続行す
ると、リンク機構13の作用により送出板12が元の位
置に戻される。このとき、リンク機構13の円板部13
G直下に設けられた停止用カム16及びマイクロスイッ
チMSIとの関係でモータM4が強制停止され、送出板
12が初期位置で確実に停止できるようになっている。
その後時刻t’nで再度袋体送り用マイクロスイッチM
Ssが動作し、これによりモータM3を回転させて駆動
O−ラ52Aと受はローラ52Bとの間に挾まれた袋体
41Aを所定量搬送し、以下同様の動作が繰り返される
次に、前記粒体分割機構部100の詳細な構成を前記第
4図及び第9図乃至第12図を参照して説明する。尚、
ここでは粒体の一例として錠剤を取扱う場合について述
べる。
前記筐体1は第4図に示す上面がV字状に切欠されてお
り、図面上左側に突出部1Bを有し、それに続く右側は
下から上に向かう傾斜面1Aを有している。この傾斜面
の上方に平行に振動板取付台102が取付けられている
。その取付けは前記筐体のV字状部の頂点部に立設され
た支持用ブラケット1Cと筐体1の左側゛突出部1B背
面に設けられた支持アーム1Dとによって筐体の傾斜面
1Aに平行な状態で振動板取付台が取付けられている。
この振動板取付台102の形状は全体が箱状で上面開口
部102Aと底面開口部102Bとを有し、その箱の内
部四隅には撮動板取付台102の底面に対して直角に突
出する防振材スタンド103がそれぞれ取付けられてい
る。この防振材スタンド103の上面には振動板たる振
動プレート104が取付けられている。振動板取付台1
02の内面−側部には振動用モーターベース105が取
付けられており、このベース105の底面には、振動用
モーター106が取付けられており、また、この振動板
取付台の内面には傾斜上端面から傾斜下端面に沿った落
下用シュート107が取付けられている。この落下用シ
ュート107は平面形状がV字状で両側部に起立ガイド
部107A、107Bが折曲形成され、このシュートを
覆うようにカバー108が取付けられている(第9図参
照)。
前記振動板取付台102から上面に突出する防振材スタ
ンドには振動プレート104がネジ等により固定されて
いる。振動プレート104の上面にはこの振動プレート
104の傾斜面に沿った状態でそれぞれ取付板122を
介して複数個の錠剤分割用ローター109が回転自在に
取付けられており、この各ローター109の傾斜下端部
には落下個数セレクトボックス110がそれぞれ設けら
ている。また、この振動プレート104の一側部すなわ
ち前記振動用モーター106の上面に対応する部分には
、エキセントリックシャフト111が突出形成されてお
り、このエキセントリックシャフト111の下端部は前
記振動用モータ106の回転軸に連結されている。振動
プレート104の上端部にはエキセントリックローラ受
112が取付けられている。このエキセントリックロー
ラ受112の内部にはエキセントリックロー5113が
取付けられている。前記各ローター109の下端部の振
動プレート104の底面側にはそれぞれ駆動用モーター
114が設けられており各モーター114の回転軸がロ
ーター底面に連結されている。さらに前記振動板取付合
102の傾斜下端部側面には、落下方向切換器115が
取付けられている。この切換器115は振動板取付台に
設けられた連通孔を介して前記落下用シュート107に
連通する孔115Aを有し、この連通孔115Aの落下
延長方向には、錠剤用落下筒116Aが設けられ、かつ
、錠剤落下検査用筒116Bが設けられている。また、
切換器115にはソレノイド駆動により前記多筒116
Aと116Bとの連通状態を切替える機構が設けられて
いる。
この切換器115に突出形成された落下筒116Aの延
長方向は前記落下筒18に臨んでおり、落下して来た錠
剤を導(ようになっている。尚、前記各ローター109
の底面には後述するガイド孔が設けられており、このガ
イド孔のうち為所に位置する孔に対応する位置の振動ブ
°レート104には連通孔が形成され、各連通孔から落
下する錠剤を落下用シュート107に導くローター用落
下筒118が設けられている。
次に、前記各部材の詳細な構成について説明する。第9
図は、振動板取付台102の内部構造を示すものであり
この内面中央部には図示上端が幅広に形成され、下端に
向ってV字状に形成された前記落下用シュート107が
あり、この落下用シュート107の下端開口面は振動板
取付台102の開口孔を介して前記落下方向切換器11
5の孔115Aに連通し、さらに切換器115の外部に
突出形成された落下筒116Aと落下試験用筒部116
Bにも連通している。この落下方向切換器115の左右
には、ソレノイド132.133が取付けられ、各ソレ
ノイドのプランジャー132A、133Aの先端部には
それぞれ落下孔115Aを横断可能に開動移動する摺動
子1328.1338を取付けた機構が設けられている
。落下用シュート107の隣りには前述の振動用モータ
ベース105がネジ止めされており、このベースの裏面
方向に前述した振動用モーター106が取付けられてい
るわけである。また、この振動板取付台102の各隅部
には防振材スタンド103が合計4個設けられている。
第10図は、振動板(プレート)104の平面図であり
この振動板104には全部で7mの錠剤分割用ローター
109A〜109Gが取付けられている各ローターの形
状はそれぞれ上面が開口する有底円筒状を成しており、
各ローターの底部には複数個の落下用ガイド孔120が
設けられている。7個のローターのうちの図示下半分に
位置する3個のローター109A〜109Cはそれぞれ
順次右から左に向って孔の径が、わずかづつ大きくなる
ような形状を有し上半分に設けられている4I!のロー
ター109D〜109Gのうち最右端に位置するもの1
09Dはカプセル用のものであ゛ リ、その左にあるも
の109Eは最も径の大きな錠剤を取扱うものである。
残りの左側に位置する2つ109F、109Gは中間的
な大きさの錠剤を取扱うものである。また、各0−ター
の下端部には錠剤の落下個数を選択するセレクトボック
ス110A〜110Gがそれぞれ設けられておりこのボ
ックスの上表面にはそれぞれ数字0,1.2゜3を付し
たセレクト用押し釦スィッチ121が設けられている。
この押し釦スィッチ121は押し込み式で−あり、押し
た状態が確認でるようになっている。また、この数字の
うちOはそのローターを停止させる意味を有し、残りの
1.2.3はそれぞれ落下する錠剤の個数を意味してい
る。尚、各ローターのガイド孔120のうち図示斜線で
示す部分120Aが前記振動板104に形成された落下
孔に通じている部分であり、総て傾斜上端部(^所)゛
近傍に設けられており、落下を円滑、かつ、確実に行え
るようになっている。尚、この各押し釦スィッチの近傍
にはそれぞれ手動用押し釦スィッチPBが設けられてい
る。この手動用押し釦スィッチPaは、これを押したと
きにその部分のローターを順送り可能にして錠剤の準備
設定を容易にするために設けられたものである。また、
配置の関係上最右端に位置するカプセル用ローター10
9Dとその下部のローター109Aは他のローターの回
転と反対方向に回転できるように構成されている。これ
は、できるだけ中心部に落下位置が向うように配慮した
ためである。前記セレクト用押し釦スイッチ1212乎
動用押し釦スィッチPBによって粉体用操作部60Bが
構成される。
次に、第11図(a)、(b)を参照して前記 。
ローターの詳細な構成を説明する。ローター109は取
付板122に締つけカラー122A及びワッシャ122
Bを介して締めネジ122Cによって固定されており、
その外周面にはラチェットカム123が形成されている
。このラチェットカム123は同図(b)に示すように
同軸上に3個123A〜123C定間隔で設けられてお
り、各ラチェットカム123の下端部にはそれぞれマイ
クロスイッチ124(124A〜124C)が取付けら
れている。このマイクロスイッチの側部には手動用押し
釦スィッチPBが取付けられている。
さらに、このマイクロスイッチ124及び手動用押し釦
スィッチPaの下端部にはセレクタ取付台125Aを介
して前述の錠剤個数セレクタ125Bが取付けられてお
り、この各部材125A、125B及びマイクロスイッ
チ124を覆うように前記セレクトボックス110が取
付けられている。
また、上記ローターの連通孔部分からは取付板122の
孔122Dを介して0−ター用落下筒118が設けられ
ている。尚、前述のように取付板122を介してロータ
ーを取付けるようにしているため、0−ターは着脱自在
となり、所望の大きさのガイド孔を有するものに容易に
取替えることができる。
次に、第12図(a)、(b)、(c)を参照して各ラ
チェットの形状を説明する。同図(a )に示すラチェ
ット123Aは1錠のみを分割するような構成のもので
ありガイド孔の数(18)と同数の歯を有し、同図(b
)のラチェット123Bは2錠落し用ラチェットであり
ガイド孔120の個数の1/2の数の歯を有し、同図(
C)のラチェット123Cは3錠落し用のものであり、
ガイド孔120の個数の1/3の数の歯を有する。
尚、この例で示す0−ター109は全部で18個のガイ
ド孔120を有しており最もよく使われる大きさの錠剤
を対象にしたものであるが、その数は限定されない。こ
のようにして、前記ラチェットカム123.マイクロス
イッチ124等によって錠剤落下個数計数機構が構成さ
れる。
次に前記制mt部70とその周辺部との関係及び錠剤分
割部制御回路との関係を第13図のブロック図を参照し
て説明する。
till 111部70へは制御スイッチ、65からの
オン。
オフ信号、押し釦スィッチ63からのオン、オフ信号、
カウンタ62からの数値信号、前記各種マイクロスイッ
チMS1〜MSsからのオン、オフ信号が入力され、こ
れらの入力を演算処理した後、圧着レバー駆動モータM
1の制御信号、昇降駆動モータM2の制御信号、ローラ
駆動モータM3の制御信号、リンク機構駆動モータM4
の制御信号、ランプ61の駆動信号がそれぞれ出力され
る。尚、実際には制御部はマイクロコンピュータが使用
され、その中には人、出力インターフェイス回路、演算
回路、駆動回路等が設けられており、各入力信号を演算
処理し、かつ各機構の動作タイミングを予め設定された
プログラムに基づいて行うようになっている。また、前
記各駆動モータのうち、昇降駆動モータM2は5相のス
テッピングモータが使用され、例えば500パルスで1
回転が行われるようになっている。そして、制御部70
では前記カウンター62に設定された数値に基づいて昇
降駆動モータM2の正転、逆転を行い、各分割パルス数
を演算して、所定量毎のピストンロッドの上昇を$11
11するようになっている。ここで、1分割分の粉体量
を送出するためにステツビングモ 。
−タM2を例えば4回転(2000パルス)させてピス
トンロッドを上昇駆動するようになっている。この制御
部70はff1iisW64によって電源が供給される
次に、錠剤分割機構部の制御について説明する。
これは錠剤分割部制御回路170を主体としており、前
記セレクター125Bからの分割個数設定信号、各ロー
ターのラチェットカムに接離する錠剤分割用マイクロス
イッチ124からの信号、前記ソレノイド駆動用スイッ
チSWo 、*2手動用押釦スイッチPBからの信号を
入力すると共に、振動用モーター106、各ローター用
モーター114の駆動信号、切換ソレノイド駆動信号を
出力するようになっている。そして、この制御回路17
0にはコネクタCNTが設けられており、前記制御部7
0のコネクタ受けに接続可能になっている。コネクタC
NTが接続されると、電源スィッチ64の動作によって
電源が供給されると共に、動作スイッチ131Aがリン
ク機構駆動モータM4のシャフト15に取付けられたカ
ム131Bによって制御される。
第14図は前記錠剤分割系の各機構部の制御系の回路図
である。電源はスイッチSWを介して供給されるように
なっており、スイッチSWの後段には振動用モータ10
6及び各ローター駆動系が接続されている。ここでは説
明の便宜上2個のローター駆動系130A、130Bの
接続例について示している。各駆動系のマイクロスイッ
チ124A、124B、124Gは各ローターの外周に
取付けられたラチェット123Aによって押されている
ときは回路をオープンにし、ラチェット123Aによっ
て押されていないときは閉回路を形成するようになって
おり、また、各ローター駆動系に設けられているセレク
ト用押し釦スィッチ121は、「0」接点使用のときは
回路をオープンにするが、他のNJ、r2J、r3Jの
位置の接点が閉じたときは対応する位置のマイクロスイ
ッチの回路を閉じるように接続されている。尚、各駆動
系に設けられている手動用押し釦スィッチPaは押され
たときに接点が閉じてモータを駆動できるように接続さ
れており、前記マイクロスイッチ124及びセレクト用
押し釦スィッチ121とは別個にモータ駆動を行なうよ
うに接続されている。尚、前記各マイクロスイッチの一
端は前記粉体分包機構1内のカムスイッチ131Aを介
して電源側に接続されている。かかる分包装置1内には
リンク機構駆動モータM4が設けられており、そのモー
タM4のシャフト15に取付けられたカム131Bによ
って前記カムスイッチ131AをON、OFFさせるよ
うにして、分包機構と錠剤分割機構との同期タイミング
を合せるようになっている。
前記錠剤落下方向切換器115の駆動回路を第15図に
示す。この動作はソレノイド駆動スイッチS W oを
A接点側に接続するとソレノイドコイルSL!が付勢さ
れて図示左側のソレノイド132のプランジャ132A
が後退移動し錠剤分割用落下筒116A側を開くように
し、逆にスイッチSWoの接点をB側に閉じると図示右
側のソレノイドコイル812が付勢され、ソレノイド1
33のプランジャ133Aが後退移動し、落下検査用筒
116B側を開くように動作する。
尚、ソレノイドスイッチSWoを操作部に配置してその
スイッチを切換えるだけで前記動作が行われるようにす
るか、あるいは、前記粉体分包装置1の分包動作開始前
は落下検査用筒116B側に位置決めされ、分包動作開
始に同期して錠剤分割用Ill 16A側に切換えられ
るようにしておく。
次に全装置の動作を説明する。尚、この装置は粉体(粉
薬)を分割分包する場合と、粒体(錠剤)を分割分包す
る場合、及び両者を共に分割分包する場合の三種類の機
能を有するものであるから、それぞれについて個別的に
説明する。
先ず、第16図〜第18図の70−チャートをも参照し
て粉体分割分包動作を説明する。
先ず電源スィッチ64をオンにすると、ヒータ回路の加
熱が開始される。次に制御部電源スィッチ65をオンに
すると制御部70での初期値設定が行われ、ランプ61
が点灯する。
次に充満感知器14をシリンダ21の開口部側に倒す。
このとき充満感知器14が第2図の破線の位置にあると
きにはマイクロスイッチMS3がオフとなっているので
この段階では1lla1部70からのモータ駆動信号は
出力されないが充満感知器14を第2図の実線の状態に
倒すと、マイクロスイッチMS3がオンとなるので制御
部の動作が開始する。そして、ピストンロッド22の上
端が上限位置にないときには1lltlD部70からス
テッピングモータM2の正転用(上昇動作用)パルスが
出力され、ピストンロッド22の上端が充満感知器14
の感知片140を挿してマイクロスイッチMS2が動作
すると停止する。なお、ランプ61はピストンロッド2
2が移動しているときには消灯し、停止のときに点灯す
るようになっている。従って、このランプ61の点灯に
よってピストンロッド22が上限位置に来ていることを
知ることができる。
次に充満感知器14を元に戻して第2図の破線で示す位
置に設定する。このとき、マイクロスイッチMS3がオ
フ状態となっているので制御部70からはモータ駆動信
号は出力されない。この状態で操作部のカウンター62
の上下にあるインクリメント釦62A及びデクリメント
釦62Bを操作してカウンタ値を所望の分割数にセット
するくここでは例えば最大を42分割)。その後押し釦
63を押すと、制御部7oが動作を開始し、制御部70
の一致出力、停止出カをリセットする。
ここで一致出力とはカウンター62への設定値Aと実際
に実行された分割数Nとが一致したときに出力される信
号でありこれによりモータM2.M4が停止し、停止出
力とは一致出カが出てからカウンター設定mAよりも所
定数個分だけ多い回数の分包動作が行われたときに出力
されるもので、この出力によってモータMs 、M3を
停止させ分包動作を終了させることになる。前記カウン
ター62のセットが行われると、セット値へが最大値4
2より小さいか否かの判別が行われ、小さければランプ
61が消灯する。
次に制御部7o内ではピストンロッド22の下降量Yを
設定する演算が行われる。この演算は例えば1分割分の
移動をステッピングモータ駆動用パルスを2000パル
ス印加で行うとすれば、セット値Aにこのパルス数を乗
算した値と、これに予備移動量に対応する値を加算する
ことによって行われる。この演算結果に基づき、ステッ
ピングモータM2を逆転させるパルスが出力され、これ
に伴ってピストンロッド22が下降し、前記演算値Yが
Oとなったときに停止する。この段階でランプ61が点
灯する(以上第16図)。
その後充満感知器14を倒して感知片14Dをシリンダ
21の上端に位置さける。この状態で押し釦63を押す
と、充満感知器14が初期位置でないことを示すマイク
ロスイッチMS3がオンになっているのでランプ61が
消灯すると共に、制御部70からステッピングモータM
2を正回転させるパルスが出力され、これに伴ってピス
トンロッド22が上昇動作する。ピストンロッド22の
上昇によりシリンダ21内に収納された薬剤が押し上げ
られ、充満感知器14の感知片14Dを押すとマイクロ
スイッチMS2がオンになる。マイクロスイッチMS2
からの信号により制御部70では前記ピストンロッド2
2の上昇のために要したパルス数Pを前記演算パルス数
Yより減算して残パルス数Bを求め、この残パルス数8
を塁に、カウンター62へのセット値Aとの関係で1分
割に要する単位移動パルス数Y1を演算する。このとき
、ピストンロッド22は停止しているのでランプ61は
点灯している。
ランプ610点灯を確認して充満感知器14を初期位置
に戻して押し釦63を押す。充満感知器14が初期状態
であることを示すマイクロスイッチMS3がオフしてい
ると、ランプ61が消灯し、制御部70から正転パルス
出力が生じ、ステッピングモータM2が回転し、ピスト
ンロッド22を1分割相当量だけ上背移動させる。これ
によりシリンダー21の上端部に1分割分(1分包分)
の薬剤が露出する。その後、第12図及び第13図で示
した各部の動作により薬剤送出機構部10によって薬剤
が落下筒18を介して袋体内に落下収納され、袋体搬送
包合機構部50によって袋体の搬送と、薬剤を収納した
袋体の包合とが行われる。
1回の分割分包動作が終了すると、動作回数Nに1が加
えられ、2回目の薬剤上昇、送出、搬送包合が行われる
。以下同様にして最終回(最終動作回数)まで動作が繰
り返される(以上第17図)。
そして、動作回数Nとセット値Aが一致すると、一致出
力が発生する。ここでモータM2.”M4は停止する。
この一致出力が発生してから、更に所定数(例えば2回
分)余分に動作を行わせて停止出力を出す。停止出力に
よりモータM!、M3の回転及びピストンロッド22の
移動が停止するので、ランプ61は点灯する。その後動
作回数Nを次の薬剤の分包数にセットし、次の薬剤の分
割分包動作に備える(以上第18図)。
次に、前記錠剤分割機構部の動作を説明する。
まず、操作者は前記電源スィッチSWを入れ、振動用モ
ータ106を動かして、振動を与えておく、次に所望の
大きさの錠剤を該当するローターに必要量よりもやや大
目に収納する。このとき、〇−ター内のガイド孔に空き
の無いように錠剤を1錠づつ入れておけば(落下孔に位
置する部分は除く)その後の分割動作が円滑に行えるの
で、手動用押し釦スィッチPaを使って順次送りを行う
。即ち、収納された錠剤群は斜めになっている〇−ター
内の低所に1!積されることになるので、手動用押し釦
スィッチPaを押してローターを順送りさせれば、低所
に位置していたガイド孔がローターの回転に伴って高所
に順次移動するので、錠剤の収容されたガイド孔部分が
落下孔位置に対して回転方向直前に位置するようにすれ
ば、落下孔を通過するのであろうガイド孔には全部錠剤
が収容されることになるから、以後の分割動作が確実に
行われる。分割動作中は振動板の振動によりローターに
振動が付与されているから落下孔を通過しようとする各
ガイド孔には常に錠剤が収容されることになる。このと
き、落下方向切換器115では前記ソレノイド駆動スイ
ッチSWoの操作又は、前記粉体分割分包装置が起動さ
れていないときには落下検査筒部116B側から錠剤が
落下してくるので、その様子を見て検査を行うことがで
きる。
このとき、落下方向切換器115では落下方向が検査用
落下筒116B側に切換わっているので、以上の動作で
の落下状態は検査用落下!Ill 16Bから落下して
くる個数を確認することにより行われる。
以上の方法でローター中に錠剤又はカプセルが収容され
た後、所定の落下数をセレクト用押し釦スィッチ121
で設定し、全部のローターについての設定が終ったとこ
ろで図示しない分割動作開始釦を押すか、又は外部装置
たる分包装置の動作開始電源を入れると、前記ソレノイ
ド駆動用スイッチSWoが動作して落下方向切換器11
5を錠剤落下筒116A側に切換える。そして、前記分
包装置のモーター軸に取付けられたカム131Bが回動
してスイッチ131AをONとするため、各ローターが
回転を開始する。ローター回転中にマイクロスイッチ1
24がラチェット123の移動により動作して次のラチ
ェット位置までローター用モータ114が働き、その問
通過した1〜3個のいずれかの個数を落下させ、そのと
きのラチェット123の働きで停止する。そして、分包
装置側の分包用モータの回転によるカム131Bが次の
回動によりマイクロスイッチ131Aを動作させると、
これに同期して次の錠剤分割動作を行う。このようにし
て分包装置の分包回数毎に所定数の錠剤を落下させるこ
とになる。最後に分包装置側又は錠剤分割機構部の電源
を切ると動作停止が行われる。尚、上記動作の準備段階
として、錠剤を使用しないローターについては、その部
分のセレクタ125B上の押し釦スィッチ121は0を
選択して押し込むようにしておけばその部分のローター
は回転せず消費電力の節約になる。
以上の如くして所望の個数毎に錠剤の分割が自動的に行
われるわけであるが、一度に4個以上の錠剤を分割して
取り出したいときには、複数のローターを同時に用いて
セレクターに設けられた押し釦スィッチの数値の組み合
せを行うようにして同時駆動すれば目的が達成できる。
以上のような動作を行わせることにより任意の個数毎に
錠剤の分割を自動的に行うことができ、また、このとき
の分割はセレクターの操作のみで容易に行うことができ
、かつ、振動を与えるようにしているので確実に111
づつカイト孔によって運ばれ運mtmれが起ることはな
い。
最後に、物体と錠剤を同一の袋に収納して包合する場合
について説明する。この場合は、粉体分割機構部と錠剤
分割機構部に薬剤をセットして、両1者の起動を行えば
、相互に同期がとられて動作を行うから、必!Ilの粉
体と錠剤が同−袋体内に落下収納され、その後包合され
ることになり、それぞれの詳細な動作は前述の場合と全
く同様である。
本発明は前記実施例に限定されず、種々の変形実施が可
能である。
先ず、粉体分割分包機構部の構成に関しては、シリンダ
ーは必ずしも1本のみに限ることなく径の異なるもの複
数本を用意してそれのとりかえにより粉体の量に合うよ
うにすることが簡単に出来る。
錠剤分割機構部に関しても前記実施例に限定されず、種
々の変形が可能である。
例えば、前記実施例では振動付与機構を振動用モーター
とエキセントリックローラとによって構成したが、この
伯に微細上下運動機構等によって構成してもよい。また
、前記実施例ではラチェットカムとマイクロスイッチを
用いて分割数計数機構を構成したが、この他に0−タリ
ーエンコーダや回転角度検出鼎を用いて構成してもよい
。更に前記セレクターは必ずしも各ローター毎に配置す
るのではなく、操作盤を設けて、そこに一括して配列し
てもよい。尚、0−ターの個数やガイド孔の個数、ラチ
ェツト歯の個数は適宜増減して構成できることはいう迄
もない。
[発明の効果] 以上詳述した本発明によれば、1台の装置で粉体と粒体
を個別的に分割分包可能であり、かつ同時に双方の分割
分包も出来、しかも取扱いが容易で正確かつ迅速に分割
分包を行うことのできる分割分包装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一例を示す概略斜視図、第2図は
その概略正面図、第3図(a)は粉体送出機構部の平面
図、第3図(b)はその底面図、第4図は本発明装置の
゛側面図、第5図(a)は第4図におけるB−8’線矢
視図、第5図(b)は第4図におけるA−A’線矢視図
、第6図(a >は第5図(a )の部分拡大図、第6
図(b)は第6図(a )の側面図、第7図(a)、(
b)は動作タイミング設定用カムの正面図、第8図はそ
のタイムチャート、第9図〜第12図は粒体分割機#1
部の構成を示すもので、第9図は振動板取付台の平面図
、第10図は振動板の平面図、第11図(a)、(b)
は0−ターの正面図、側面図、第12図はラチェットカ
ムの正面図、第13図は制御部とその周辺の接続関係を
示すブロック図、第14図は粒体分割機構部の制御回路
図、第15図はソレノイド駆動回路図、第16図乃至第
18図は本発明装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。 1・・・・・・筐体、 10・・・・・・粉体送出機構
部、20・・・・・・粉体上昇機構部、 40・・・・
・・袋体収容部、50・・・・・・袋体搬送包合機構部
、 60・・・・・・操作部、70・・・・・・制御部
、 100・・・・・・粒体分割機構部。 6図 (b) 第  7 Ss ′図 (b) 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上表面に平面部とこの平面部に対して低い位置で交差す
    る方向に延在する傾斜面とを有する筐体と、内部に粉体
    が収容されたシリンダー内をピストンロッドの駆動によ
    り前記粉体を所定量前記筐体の平面部に露出させる粉体
    上昇機構部と、前記平面部に露出した粉体を平面方向に
    送り出して前記筐体の傾斜面に落下させる粉体送出機構
    部と、前記筐体の傾斜面に沿って着脱自在に配置され、
    粒体を自動的に分割して落下させる粒体分割機構部と、
    上部が開口した長尺状の袋体を繰り出し可能に収容し袋
    体先端部が前記筐体の傾斜面の粉体及び粒体の落下位置
    に配置されるようにした袋体収容部と、前記袋体の先端
    部を挟持して搬送すると共に粉体又は粒体が落下収容さ
    れた袋体部分を包合する袋体搬送包合機構部と、前記粉
    体上昇機構部における上昇量と上昇完了迄の数とを設定
    する設定操作部と、前記粒体の分割量を設定する分割量
    設定部と、該設定操作部からの指示に基づいて各機構部
    の動作手順の指示及びタイミングを設定する制御系とか
    らなることを特徴とする粉体、粒体分割分包装置。
JP25276684A 1984-11-29 1984-11-29 粉体,粉体分割分包装置 Pending JPS61142101A (ja)

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