JPS6114178Y2 - - Google Patents

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JPS6114178Y2
JPS6114178Y2 JP1084580U JP1084580U JPS6114178Y2 JP S6114178 Y2 JPS6114178 Y2 JP S6114178Y2 JP 1084580 U JP1084580 U JP 1084580U JP 1084580 U JP1084580 U JP 1084580U JP S6114178 Y2 JPS6114178 Y2 JP S6114178Y2
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JP
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spacer
conductor pattern
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resistor
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JP1084580U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は可変抵抗減衰器に関する。
一般に、抵抗減衰器はπ形またはT型回路によ
つて構成され、各枝回路の定数を選定することに
より入出力インピーダンスを一定にして信号を減
衰させている。
従来の減衰器は、第1図に示すような単位抵抗
減衰器の組合せから成り、例えば、1dB毎31ス
テツプの減衰器を可変する場合、減衰器筐体内部
に1dB,2bB,4dB,8dBおよび16dBの各
単位抵抗減衰器を内蔵し、前記単位抵抗減衰器の
入出力端子をストラツプ線により半田付け接続す
ることにより前記単位抵抗減衰器が縦続接続さ
れ、所望の減衰量を得ている。
しかし、装置のIC化にともない装置の小型化
および取り扱いの容易性が要求されている現在、
従来のストラツプ線による可変機構では取り扱い
が複雑で、調整端子の間隔が狭いという欠点があ
る。
本考案の目的は上述の欠点を除去した抵抗減衰
器を提供することにある。
本考案の抵抗減衰器は、絶縁基板と、前記絶縁
基板上に形成された第1および第2の導体パター
ン部と、前記絶縁基板上に形成された複数の抵抗
体と、前記抵抗体を保護するために前記抵抗体上
に固定されかつ長さ方向に第1および第2の凹部
が設けられた板状のスペーサーと、切り込みが設
けられた第1および第2の凸部を有しかつ前記第
1の凸部と前記スペーサーの第1の凹部とが係合
しているときには前記第2の凸部と前記第2の導
体パターン部とが接触しまた前記第2の凸部と前
記スペーサーの第2の凹部とが係合しているとき
には前記第1の凸部と前記第1の導体パターン部
とが接触するようスペーサー上の幅方向に摺動可
能に設けられた信号減衰量をステツプ的に可変す
るための複数の摺動片と、前記第1および第2の
導体部に設けられた複数の入出力端子とから構成
されている。
次に本考案について図面を参照して詳細に説明
する。
第2図および第3図はそれぞれ本考案の一実施
例の分解斜視図および断面図である。本実施例
は、絶縁基板1と、絶縁基板1上に形成された第
1および第2の導体パターン部1aおよび1b
と、絶縁基板1上に形成された第1図の単位抵抗
減衰器の縦配列から成る抵抗体部1cと抵抗体部
1cを保護するために抵抗体1c上に固定されか
つ長さ方向に第1および第2の凹部2aおよび2
bが設けられた板状のスペーサー2と、切り込み
が設けられた第1および第2の凸部3aおよび3
bを有しかつ凸部3aとスペーサー2の凹部2a
とが係合しているときには凸部3bと導体パター
ン部1bとが接触しまた凸部3bとスペーサー2
の凹部2bとが係合しているときには凸部3aと
導体パターン部1aとが接触するようスペーサー
2上の幅方向(第3図の矢印の方向)に摺動可能
に設けられた信号の減衰量をステツプ的に可変す
るための複数(第3図では1つしか示していない
が穴5aの数に対応して設けられる)の摺動片3
と、導体パターン部1aおよび1bに設けられた
複数の入出力端子6a,6b,6cおよび6dと
から構成されている。スペーサー2はスペーサー
2に設けられた引つ掛け部2cを絶縁基板1に設
けられた凹部1dに引つ掛けることにより絶縁基
板上に固定される。参照数字4は摺動片3を収納
しかつこの摺動片3と一体に動作するツマミであ
り、このツマミ4に設けられた凸部4aがカバー
5に設けられた穴5aと嵌合し、穴5aの幅だけ
凸部4cが摺動する。1dBの穴に嵌合したツマ
ミ4を摺動させたときに摺動片3と接触する導体
パターンは参照英文字AまたはBで示す部分であ
る。導体パターン部1aおよび1bに半田付け固
定された端子6a,6dおよび6b,6cは入出
力用端子として使用する。端子6a,6bは入力
端子、端子6c,6dは出力端子となる。全ての
部品を組込んだ後カバー5とベース7は超音波溶
接等により固定される。
第4図は本実施例の回路の一部を示す図であ
る。図において、γ,ζは導体パターン1aのA
部分の左側、右側、θ,ηは導体パターン部1b
のB部分に相当し、このうちηはくし形のパター
ン部分の接続点を示す。また、δ,γは第2図に
対応して等価的に表わした端子である。第3図お
よび第4図において、ツマミ4がα側にあるとき
は、摺動片3の凸部3bが絶縁基板1に設けられ
た導体パターン部1bに接触しており、この結
果、第4図のγ−δおよびθ−η間が導通状態に
なりA部分とB部分との間の抵抗体により減衰量
1dBが得られる。
ツマミ4をβ側に移動すると、摺動片3の凸部
3bは絶縁基板1からはずれてスペーサー2の凹
部2bと係合し第4図のγ−δ間およびθ−η間
は非導通状態となり、さらに、摺動片3の凸部2
aが導体パターン部1aと接触してη−γ間およ
びγ−δ間が導通状態となる。従つて、電気回路
としてはスルーな状態となり、A部分とB部分と
の間の抵抗体による減衰はなくなる。2dBから
16dBに対応する摺動片3の摺動動作は、上述
と同じ原理であり、導体パターン1bに接触する
ときは所望の減衰量が得られ、導体パターン1a
に接触するときは電気回路としてスルーな状態と
なる。ツマミを移動する際に、スペーサー2の凹
部2aおよび2bと摺動片3の凸部3bおよび3
aとの相互関係によりステツプ感覚が得られる。
以上、本考案には、従来のストラツプ線を用い
た抵抗減衰器に比べて取扱いが容易で小型化が達
成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は単位抵抗減衰器の回路図、第2図およ
び第3図はそれぞれ本考案の一実施例を示す分解
図および断面図ならびに第4図は本考案の部分回
路図である。 図において、1……絶縁基板、1a,1b……
導体パターン部、1c……抵抗体、1d……引掛
け部、2……スペーサー、2a,2b……凹部、
2c……凸部、3……摺動片、3a,3b……凸
部、4……ツマミ、4a……凸部、5……カバ
ー、5a……穴、6……入出力用端子、7……ベ
ース、7a……入出力端子挿入穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁基板と、前記絶縁基板上に形成された第1
    および第2の導体パターン部と、前記絶縁基板上
    に形成された複数の抵抗体と、前記抵抗体を保護
    するために前記抵抗体上に固定されかつ長さ方向
    に第1および第2の凹部が設けられた板状のスペ
    ーサーと、切り込みが設けられた第1および第2
    の凸部を有しかつ前記第1の凸部と前記スペーサ
    ーの第1の凹部とが係合しているときには前記第
    2の凸部と前記第2の導体パターン部とが接触し
    また前記第2の凸部と前記スペーサーの第2の凹
    部とが係合しているときには前記第1の凸部と前
    記第1の導体パターン部とが接触するよう前記ス
    ペーサー上の幅方向に摺動可能に設けられ信号の
    減衰量をステツプ的に可変するための複数の摺動
    片と、前記第1および第2の導体パターン部に設
    けられた複数の入出力端子とから構成されたこと
    を特徴とする可変抵抗減衰器。
JP1084580U 1980-01-31 1980-01-31 Expired JPS6114178Y2 (ja)

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JP1084580U JPS6114178Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31

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JP1084580U JPS6114178Y2 (ja) 1980-01-31 1980-01-31

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JPS56114114U JPS56114114U (ja) 1981-09-02
JPS6114178Y2 true JPS6114178Y2 (ja) 1986-05-02

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