JPH0247629Y2 - - Google Patents

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JPH0247629Y2
JPH0247629Y2 JP2841886U JP2841886U JPH0247629Y2 JP H0247629 Y2 JPH0247629 Y2 JP H0247629Y2 JP 2841886 U JP2841886 U JP 2841886U JP 2841886 U JP2841886 U JP 2841886U JP H0247629 Y2 JPH0247629 Y2 JP H0247629Y2
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attenuation
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通信機器のモデム回路等に使用され
る減衰量可変式アツテネータに関し、特に回路の
調整或いは検査に際して、回路の整合性を得るた
めの接続されるターミネーシヨン抵抗素子を内蔵
したターミネーシヨン抵抗素子付き減衰量可変式
アツテネータに関するものである。
〔従来技術〕
一般にアツテネータに使用される減衰素子は、
第6図a〜cに示すように抵抗器Ra〜RdをT字
形、π字形或いはO字形に接続した回路構成のも
のが多い。
第7図は上記第6図に示すT字形の減衰素子を
複数個接続して構成された減衰量可変式アツテネ
ータの回路構成を示す回路図である。該減衰量可
変式アツテネータにおいて、破線で囲まれた抵抗
器Ra,Rb,Rcからなる減衰素子を1つの単位と
して、スイツチS1〜S6を適当に選択して切替える
ことにより、希望の減衰量を得ることが可能とな
る。
上記のように構成されたアツテネータは、通信
機のモデム回路等の中に使用されているが、該回
路の調整や検査等の際は、アツテネータ以後に接
続されているシステムを切り離して行なうことが
多く、この場合は回路の整合性を得るため、ター
ミネーシヨン(ダミー)用終端抵抗器を前記シス
テムを切り離した個所に接続することが多い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の如く回路の調整或いは検
査毎にアツテネータ以後に接続されるシステムを
切り離し、該システムの切り離した個所に、ター
ミネーシヨン終端用抵抗器を接続することはその
接続作業に手間がかかるという欠点があつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、回
路調整及び検査等に際していちいちターミネーシ
ヨン用終端抵抗器を接続する必要のないターミネ
ーシヨン素子付き減衰量可変式アツテネータを提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、複数の切
替スイツチと、複数の減衰素子とを具備し、前記
切替スイツチにより前記減衰素子を選択し減衰量
を変化させる減衰量可変式アツテネータにおい
て、該アツテネータ以後に接続されるシステムに
相当するインピーダンス値を有するターミネーシ
ヨン抵抗素子を設けると共に、前記複数切替スイ
ツチの内の1個を前記アツテネータ以後に接続さ
れるシステムをアツテネータから切り離し、該シ
ステムに替えて前記ターミネーシヨン抵抗素子を
接続する切替スイツチとした。
〔作用〕
上記のように構成することにより、アツテネー
タの複数切替えスイツチの内の1個を前記アツテ
ネータ以後に接続されるシステムをアツテネータ
から切り離し、該システムに替えてターミネーシ
ヨン抵抗素子を接続する切替スイツチとするか
ら、該スイツチを切替えるだけでアツテネータ以
後のシステムの切り離しと、ターミネーシヨン抵
抗素子の接続とが同時にできるので回路調整或い
は検査等に際して、システムを切り離す切離作業
や、切離点にターミネーシヨン抵抗器を接続する
接続作業が不必要になる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案に係るターミネーシヨン抵抗
素子付き減衰量可変式アツテネータの構成を示す
回路図である。同図において、r1〜r12は抵抗素
子の抵抗で、抵抗r1,r2,r3、抵抗r4,R5,r6
抵抗r7,r8,r9、抵抗r10,r11,r12でそれぞれ1
単位の減衰素子R0を構成する。S1〜S5は切替ス
イツチであり、切替スイツチS1〜S4はアツテネー
タの減衰量を変えるためのものであり、夫々の切
替スイツチS1〜S4を接点a側にすることにより各
減衰素子R0の減衰量は零となり、接点b側にす
ることにより各減衰素子R0は所定の減衰量で入
力端子T1,T2に入力された入力信号或いは前段
減衰素子の出力信号を減衰し、出力端子T3,T4
からは各減衰素子により減衰された信号がアツネ
ータ以後のシステムに伝送される。rLはアツテネ
ータ以後に接続されるシステムのインピーダンス
値に相当する抵抗値を有するターミネーシヨン抵
抗素子の抵抗であり、切替スイツチS6はアツテネ
ータ以後に接続されるシステムをアツテネータか
ら切り離し、該システムに替えて前記ターミネー
シヨン抵抗rLを接続するためのもので、接点a側
にするとアツテネータに以後のシステムが接続さ
れ、接点b側にすると該システムがアツテネータ
から切離され、替わりに前記ターミネーシヨン抵
抗rLが接続される。以下、上記回路構成のターミ
ネーシヨン抵抗素子付き減衰量可変式アツテネー
タの具体的構造を説明する。
第2図は本発明に係る減衰量可変式アツテネー
タの構造を示す分解斜視図である。図示するよう
に減衰量可変式アツテネータは、アツテネータ筐
体10、スライダー20及び絶縁基板30を具備
する。
アツテネータ筐体10は、樹脂材を底部が開放
した箱形の形状に成形したもので上部にはスライ
ダー20の操作部21が挿入される複数個の開口
部11が形成され、且つ後に詳述するように該ア
ツテネータ筐体10を複数に区分する隔壁等が設
けられている。
スライダー20は、樹脂材を成形して底部が開
放された断面略逆U字状のスライダー本体22と
該スライダー本体22に突出する操作部21及び
後に詳述するように短絡片等を具備する。
絶縁基板30は、絶縁材(例えば、アルミナ
材)からなる板状体の表面に接点対パターン31
等を設け、裏面に後に詳述するように抵抗減衰回
路を構成する直列及び並列抵抗素子と該抵抗素子
両端を接続する導体とパターン及び端子32等を
具備する。以下、上記各部品の詳細を図面を用い
て説明する。
第3図a,b,c,dは、それぞれアツテネー
タ筐体10の平面図、一部切欠正面図、底面図、
一部切欠側面図である。図示するようにアツテネ
ータ筐体10は、上部にスライダー20の操作部
21が挿入される開口部11が5個形成され、内
部には4個の隔壁12と左右に側壁13が設けら
れ、アツテネータ筐体10内が計5個に区分され
ている。前記隔壁12及び側壁13の中央部には
突起部14を挟んで凹部15a,15bが設けら
れている。また、アツテネータ筐体10の左右内
側面及び前後内側面には絶縁基板30をアツテネ
ータ筐体10内に固定するための係止爪16a及
び係止突起16bが設けられ、さらに内周面には
絶縁基板30が嵌合する段部17が形成されてい
る。
第4図a,b,cは、それぞれスライダー20
の斜視図、底面図、短絡片の斜視図である。図示
するように、スライダー20はスライダー本体2
2に、上部に凹凸加工21aが施された操作部2
1、絶縁基板30上にスライダー20を摺動自在
に支える脚部23及びスライダー本体22の側部
に直立する直立板24が一体的に設けられた構造
である。直立板24には円弧状の突起部25が形
成されており、該突起部25をスライダー本体2
2側に押すと直立板24の弾性により直立板24
はスライダー本体22側に変位し、離すと元に戻
るようになつている。スライダー20の底部に
は、同図bに示すように絶縁基板30の接点対パ
ターン31を短絡或いは解離する短絡片26が装
着されている。該短絡片26の構造は同図cに示
すように弾性を有する金属板を板金加工して形成
したもので、4本の切片26aが一体的に形成さ
れた構造をしており、該切片26aの先端部の前
記接点対パターン31に摺接する部分は円弧状に
折り曲げられている。
第5図a,bは、それぞれ絶縁基板30の表面
及び裏面を示す図である。同図aに示すように絶
縁基板30の表面は、第1図の切替スイツチS1
S5の接点aに相当する接点パターン31a,b,
c,d,e及び接点bに相当する接点パターン3
1f,g,h,i,jと、該接点パターン31a
〜jとスルーホール33a,b,c,d,e,
f,g,h,i,j,k,lと、端子32a,
b,c,dとを接続する導体パターン34a,
b,c,d,e,f,gとが設けられている。
絶縁基板30の裏面には、同図bに示すように
第1図の抵抗r1〜r12相当する抵抗素子となる抵
抗パターンR1,R2,R3,R4,R5,R
6,R7,R8,R9,R10,R11,R12
と、ターミネーシヨン抵抗rLに相当する抵抗素子
の抵抗パターンRLと、該抵抗パターンR1〜R
12及び抵抗パターンRLと前記表面のスルーホ
ール33a〜l及び端子32a〜dを接続するた
めの導体パターン35a,b,c,d,e,f,
g,h,,i,j,k,l,m,n,pが設けら
れている。
上記構成の減衰量可変式アツテネータを組立る
場合は、アツテネータ筐体10に、底部に短絡片
26を装着したスライダー20の操作部21を開
口部11のそれぞれに計5個挿入し、しかる後絶
縁基板30をアツテネータ筐体10の底部開放部
に挿入嵌合させる。これにより絶縁基板30の周
囲表面がアツテネータ筐体10の段部17に当接
すると共に、その裏面端部に係止爪16a及び係
止突起16bが嵌合し、絶縁基板30がアツテネ
ータ筐体10に固定されると共に、スライダー2
0はアツテネータ筐体10の隔壁12及び側壁1
3で囲まれた部分に脚部23に支持され摺動自在
に収納される。このようにして組立てた後、絶縁
基板30の裏面上に樹脂材を充填して絶縁基板3
0をアツテネータ筐体10に強固に固定すると共
に、絶縁基板30とアツテネータ筐体10との間
隙を埋める。
上記のようにして組立てられた減衰量可変式ア
ツテネータにおいて、スライダー20の操作部2
1をつまみ、アツテネータ筐体10の前後方向に
スライダー20を摺動させると、その直立板24
の円弧状突起部25が隔壁12及び側壁13に設
けられた突起部14を乗り越え前記凹部15a或
いは15bに嵌合する毎に、短絡片26の切片の
先端が接点対パターン31a〜31jに当接或い
は解離して該接点対パターン31a〜31jを短
絡或いは開放する。該短絡開放により、抵抗体パ
ターンR1〜R12が抵抗減衰回路に接続或いは
切り離されアツテネータの減衰量を調整できる。
上記アツテネータ筐体10の隔壁12及び側壁1
3で囲まれた部分に摺動自在に収納された複数の
スライダー20の内、上記接点パターン31e及
び31jに当接或いは解離するスライダー20は
第1図の切替スイツチS5に相当する。従つて該ス
ライダー20の短絡片26の切片の先端26aが
接点対パターン31eに当接するとアツテネータ
に以後のシステムを接続すると共に抵抗パターン
RLを開放し、反対に接点対パターン31jに当
接するとアツテネータから以後のシステムを開放
すると共に抵抗パターンRLが接続れることにな
る。
また、上記スライダー20の摺動に際し、その
直立板24の円弧状突起部25が隔壁12及び側
壁13の突起部14を乗り越え前記凹部15a或
いは15bに嵌合する毎にクリツク感覚を操作者
に与える為、操作フイーリングが極めて良好とな
る。更にまた、直立板24の円弧状突起部25が
突起部14を乗り越えた後、凹部15a又は15
b内に嵌合しスライダー20をその位置に確実に
保持するのでアツテネータの振動等によりスライ
ダーが移動して減衰量が変動することがなくな
る。
なお、上記実施例では、スライダー20が5個
の場合を例に示したがスライダー20の数はこれ
に限定されるものではなく、その内の一個をアツ
テネータ以後のシステムの接続、開放及びターミ
ネーシヨン抵抗の接続のための切替スイツチとし
て利用すればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、アツテネ
ータの複数切替えスイツチの1個を前記アツテネ
ータ以後に接続されるシステムをアツテネータか
ら切り離し、該システムに替えてターミネーシヨ
ン抵抗素子を接続するように構成する為、該スイ
ツチを切替えるだけでアツテネータ以後のシステ
ムの切り離しと、ターミネーシヨン抵抗素子の接
続とが同時にできるので、回路調整或いは検査等
にアツテネータ以後のシステムの切り離し作業及
び切り離し点にターミネーシヨン抵抗素子を接続
する作業が不必要になる等の優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るターミネーシヨン抵抗素
子付き減衰量可変式アツテネータの回路図、第2
図は本考案に係るターミネーシヨン抵抗素子付き
減衰量可変式アツテネータの構造を示す分解斜視
図、第3図a,b,c,dはそれぞれアツテネー
タ筐体の平面図、一部切欠正面図、底面図、一部
切欠側面図、第4図a,b,cはそれぞれスライ
ダーの斜視図、スライダーの底面図、短絡片の斜
視図、第5図a,bはそれぞれ絶縁基板の表面
図、裏面図、第6図ab,cは一般の減衰素子の
回路図、第7図は一般のアツテネータの回路図で
ある。 図中、10…アツテネータ筐体、11…開口
部、12…隔壁、13…側壁、14…突起部、1
5a,b…凹部、20…スライダー、21…操作
部、22…スライダー本体、23…脚部、24…
直立板、25…円弧状突起部、26…短絡片、3
1a〜j…接点対パターン、32a〜d…端子、
33a〜l…スルーホール、34a〜g…導体パ
ターーン、35a〜p…導体パターン、R1〜1
5…抵抗パターン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の切替スイツチと、複数の減衰素子とを具
    備し、前記切替スイツチにより前記減衰素子を選
    択し減衰量を変化させる減衰量可変式アツテネー
    タにおいて、該アツテネータ以後に接続されるシ
    ステムに相当するインピーダンス値を有するター
    ミネーシヨン抵抗素子を設け、前記複数切替えス
    イツチの内の1個を前記アツテネータ以後に接続
    されるシステムを切り離すと共に該システムに替
    えて前記ターミネーシヨン抵抗素子を接続する切
    替スイツチとしたことを特徴とする減衰量可変式
    アツテネータ。
JP2841886U 1986-02-28 1986-02-28 Expired JPH0247629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP2841886U JPH0247629Y2 (ja) 1986-02-28 1986-02-28

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Publication Number Publication Date
JPS62141212U JPS62141212U (ja) 1987-09-05
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