JPH0247628Y2 - - Google Patents

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JPH0247628Y2
JPH0247628Y2 JP7462985U JP7462985U JPH0247628Y2 JP H0247628 Y2 JPH0247628 Y2 JP H0247628Y2 JP 7462985 U JP7462985 U JP 7462985U JP 7462985 U JP7462985 U JP 7462985U JP H0247628 Y2 JPH0247628 Y2 JP H0247628Y2
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attenuator
slider
insulating substrate
protrusion
housing
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通信機器等に用いる小型で減衰量を
任意に設定できる減衰量可変式アツテネータに関
するものである。
〔従来技術〕
電子装置のIC化に伴い通信機器等においても
小型化が進み、アツテネータもその小型化及び取
扱の容易性が要求され、従来のように複数の抵抗
素子をロータリースイツチ式に切り替える構造の
アツテネータは、部品点数も多く、組立てに時間
がかかるばかりでなくアツテネータが大型化し取
扱も容易でないとの理由から、例えば実願昭55−
10845号(実開昭56−114114号)の願書に添付し
た明細書及び図面の内容を撮影したマイクロフイ
ルム、及び実願昭55−4410号(実開昭56−105925
号)の願書に添付した明細書及び図面の内容を撮
影したマイクロフイルム開示するような小型の可
変抵抗減衰器が提案されている。該可変抵抗減衰
器の概略構成は、第6図に示すように一枚の絶縁
基板1上に複数の単位抵抗減衰回路で構成される
パターン2と該単位抵抗減衰回路パターン2接続
された接点群3を配設し、摺動片4により単位抵
抗減衰回路2の直列回路を開成すると共に並列回
路を閉成して信号に減衰を与え、また直列回路を
閉成すると共に並列回路を開成することにより信
号を無減衰で通過させるスライドスイツチ式の可
変抵抗減衰器である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記可変抵抗減衰器はロータリ
ースイツチ式の減衰器に比較して小型で且つ構造
が簡単であるが、絶縁基板の一方の面に多数の抵
抗素子及び接点群が配設されているため、静電誘
導が起き易く、また抵抗素子の外側に接点群を配
設する構造であるため絶縁基板の巾が大きくなり
減衰器を小型化する障害となる欠点があつた。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、小
型で静電誘導が起きにくく、且つ操作フイーリン
グの良い減衰量可変式アツテネータを提供するこ
とにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため本考案は、底部が開
放され側壁13及び隔壁12を有するアツテネー
タ筐体10と、裏面に抵抗減衰回路の直列及び並
列抵抗素子と該抵抗素子両端に接続する導体パタ
ーンを有すると共に、表面に該抵抗素子とスルー
ホール32a〜1及び導体パターン34a〜gで
接続された接点対パターン31a〜jを有し、ア
ツテネータ筐体底部の開放部を覆蓋する絶縁基板
30と、該アツテネータ筐体10の隔壁12間及
び側壁13と隔壁12との間に位置し、操作部2
1がアツテネータ筐体10の上部に設けられた開
口部11から露出すると共に、絶縁基板30の接
点対パターン31a〜jを短絡或いは解離する短
絡片26を有するスライダー20とで減衰量可変
式アツテネータを構成し、該スライダーの操作部
を操作することにより減衰量を変化させることが
できるようにした。
また、アツテネータ筐体10の側壁13及び隔
壁12の側面のスライダー20の移動方向の略中
央部に突起部14を設けると共に、該突起部の量
側に凹部15a,15bを設け、スライダー20
の側部には該スライダー20を移動した際、該凹
部15a,15bに嵌合し、該スライダー20を
その位置に固定する突起部25を設けた。
〔作用〕
上記のように構成することにより、絶縁基板の
表面に接点対パターンを配設し裏面には抵抗素子
パターンを配設し、絶縁基板の両面を有効に利用
するため絶縁基板の巾を従来のものに比較し小さ
くできるのでアツテネータをより小型にすること
が可能になつた。また、従来のように絶縁基板の
一面に接点群及び抵抗素子群を配設する構造と異
なり、接点群と抵抗素子群とを別面に区分して配
設するから静電誘導の障害が起きる恐れも少なく
なる。
さらにアツテネータ筐体の側壁及び隔壁に突起
部を挾んで凹部を設けると共に、スライダー側部
に該凹部に嵌合する突起部を設けたのでスライダ
ー側壁の突起部が側壁及び隔壁の突起部を越えて
前記凹部に嵌合する毎にクリツク感覚を与えると
同時にスライダーの位置を該位置に安定して確保
するから、操作に際して良い操作フイーリングを
与えること共に、安定した減衰量を確保できるこ
とになる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図は、本考案に係る減衰量可変式アツテネ
ータの構造を示す分解斜視図である。図示するよ
うに減衰量可変式アツテネータは、アツテネータ
筐体10、スライダー20及び絶縁基板30を具
備する。
アツテネータ筐体10は、樹脂材を底部が開放
した箱形の形状に成形したもので、上部にはスラ
イダー20の操作部21が挿入される複数個の開
口部11が形成され、且つ後に詳述するように該
アツテネータ筐体10を複数に区分する隔壁等が
設けられている。
スライダー20は、樹脂材を成形して底部が開
放された断面略逆U字状のスライダー本体22と
該スライダー本体22に突出する操作部21及び
後に詳述するように短絡片等を具備する。
絶縁基板30は、絶縁材(例えば、アルミナ
材)からなる板状体の表面に接点対パターン31
等を設け、裏面に後に詳述するように抵抗減衰回
路を構成する直列及び並列抵抗素子と該抵抗素子
両端を接続する導体とのパターン及び端子32等
を具備する。以下、上記各部品の詳細を図面を用
いて説明する。
第2図a,b,c,dは、それぞれアツテネー
タ筐体10の平面図、一部切欠正面図、底面図、
一部切欠側面図である。図示するようにアツテネ
ータ筐体10は、上部にスライダー20の操作部
21が挿入される開口部11が5個形成され、内
部には4個の隔壁12と左右に側壁13が設けら
れ、アツテネータ筐体10内が計5個に区分され
ている。前記隔壁12及び側壁13の中央部には
突起部14を挾んで凹部15a,15bが設けら
れている。また、アツテネータ筐体10の左右内
側面及び前後内側面には絶縁基板30をアツテネ
ータ筐体10内に固定するための係止爪16a及
び係止突起16bが設けられ、さらに内周面には
絶縁基板30が嵌合する段部17が形成されてい
る。
第3図a,b,cは、それぞれスライダー20
の斜視図、底面図、短絡片の斜視図である。図示
するように、スライダー20はスライダー本体2
2に、上部に凹凸加工21aが施された操作部2
1、絶縁基板30上にスライダー20を摺動自在
に支える脚部23及びスライダー本体22の側部
に直立する直立板24が一体的に設けられた構造
である。直立板24には円弧状の突起部25が形
成されており、該突起部25をスライダー本体2
2側に押すと直立板24の弾性により直立板24
はスライダー本体22側に変位し、離すと元に戻
るようになつている。スライダー20の底部に
は、同図bに示すように絶縁基板30の接点対パ
ターン31を短絡或いは解離する短絡片26が装
着されている。該短絡片26の構造は同図cに示
すように弾性を有する金属板を板金加工して形成
したもので、4本の切片26aが一体的に形成さ
れた構造をしており、該切片26aの先端部の前
記接点対パターン31に摺接する部分は円弧状に
折り曲げられている。
第4図a,bは、それぞれ絶縁基板30の表面
及び裏面を示す図である。同図aに示すように絶
縁基板30の表面は、接点対パターン31a,
b,c,d,e,f,g,h,i,jと、該接点
対パターン31a〜jとスルーホール33a,
b,c,d,e,f,g,h,i,j,k,l及
び端子32a,b,c,dとを接続する導体パタ
ーン34a,b,c,d,e,f,gが設けられ
ている。絶縁基板30の裏面には、同図bに示す
ように抵抗減衰回路の直列及び並列抵抗素子とな
る抵抗パターンR1,R2,R3,R4,R5,
R6,R7,R8,R9,R10,R11,R1
2,R13,R14,R15と、該抵抗パターン
R1〜R15と前記表面のスルーホール33a〜
l及び端子32a〜dを接続するための導体パタ
ーン35a,b,c,d,e,f,g,h,i,
j,k,l,m,n,o,pが設けられている。
上記構成の減衰量可変式アツテネータを組立る場
合は、アツテネータ筐体10に、底部に短絡片2
6を装着したスライダー20の操作部21を開口
部11のそれぞれに計5個挿入し、しかる後絶縁
基板30をアツテネータ筐体10の底部開放部に
挿入嵌合させる。これにより絶縁基板30の周囲
表面がアツテネータ筐体10の段部17に当接す
ると共に、その裏面端部に係止爪16a及び係止
突起16bが嵌合し、絶縁基板30がアツテネー
タ筐体10に固定されると共に、スライダー20
はアツテネータ筐体10の隔壁12及び側壁13
で囲まれた部分に脚部23に支持され摺動自在に
収納される。このようにして組立てた後、絶縁基
板30の裏面から樹脂材を充填して絶縁基板30
をアツテネータ筐体10に強固に固定すると共
に、絶縁基板30とアツテネータ筐体10との間
隙を埋める。
上記のようにして組立てられた減衰量可変式ア
ツテネータにおいて、スライダー20の操作部2
1をつまみ、アツテネータ筐体10の前後方向に
スライダー20を摺動させると、その直立板24
の円弧状突起部25が隔壁12及び側壁13に設
けられた突起部14を乗り越え前記凹部15a或
いは15bに嵌合する毎に、短絡片26の切片の
先端が接点対パターン31a〜31jに当接或い
は解離して該接点対パターン31a〜31jを短
絡或いは開放する。該短絡開放により、抵抗体パ
ターンR1〜R15が抵抗減衰回路に接続或いは
切り離されアツテネータの減衰量を調整できる。
また、上記スライダー20の摺動に際し、その直
立板24の円弧状突起部25が隔壁12及び側壁
13の突起部14を乗り越え前記凹部15a或い
は15bに嵌合する毎にクリツク感覚を操作者に
与えるから、操作フイーリングが極めて良好とな
る。更にまた、直立板24の円弧状突起部25が
突起部14乗り越え後、凹部15a又は15b内
に嵌合しスライダー20をその位置に確実に保持
するのでアツテネータの振動等により減衰量が変
動することがなくなる。
第5図は上記構造の減衰量可変式アツテネータ
の等価回路を示す図である。図示するように、抵
抗R1,R2,R4,R5,R7,R8,R1
0,R11,R13,R14で直列回路を構成
し、抵抗R3,R6,R9,R12,R15並列
回路を構成する。また、2個の直列抵抗とその間
に接続された並列抵抗で単位減衰抵抗回路R0を
構成する。前記スライダー20を摺動させること
により短絡片26で接点対パターン31a〜31
eを短絡または解離することにより前記直列回路
を構成する抵抗を短絡或いは挿入し、また接点パ
ターン31f〜31jを短絡または解離すること
により前記並列回路を構成する抵抗を挿入或いは
解除してアツテネータの減衰量を変化させる。上
記構成において、入力側端子32a,32cとか
ら入力された信号は所定の減衰量で減衰され出力
側端子32b,32dから出力される。
なお、上記実施例では、スライダー20が5個
の場合を例に示したがスライダー20の数はこれ
に限定されるものではない。また、上記実施例で
はスライダー本体22の側部に直立板24を設け
た構造にしたが、該直立板24は必ずしも必要な
ものではなく、例えば円弧状突起部25を直接ス
ライダー本体22の側面に設けても隔壁12及び
側壁13が柔軟性及び弾力性を有していれば、上
記のようなクリツク感覚を与えることが可能とな
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、下記のよ
うな優れた効果が得られる。
絶縁基板の表面に接点対パターンを配設し裏面
に抵抗素子パターンを配設して絶縁基板の両面を
有効に使用することにより絶縁基板の巾を小さく
できるからアツテネータをより小型にすることが
可能になる。
また、従来のように絶縁基板の一面に接点群及
び抵抗素子群を配設する構造と異なり、接点群と
抵抗素子群が配設される面を表面と裏面に区分し
たから静電誘導障害のおそれも大幅に減少する。
さらに、アツテネータ筐体の側壁及び隔壁に突
起部を挾んで凹部を設けると共に、スライダー側
壁に該凹部に嵌合する突起部を設けたのでスライ
ダー側壁の突起部が側壁及び隔壁の突起部を越え
凹部に嵌合する毎にクリツク感覚を与えるから操
作に際して良い操作フイーリングを与えることが
できると共に振動等により変動することのない安
定した減衰量の設定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる減衰量可変式アツテネ
ータの構造を示す分解斜視図、第2図a,b,
c,dはそれぞれアツテネータ筐体の平面図、一
部切欠正面図、底面図、一部切欠側面図、第3図
a,b,cはそれぞれスライダーの斜視図、スラ
イダーの底面図、短絡片の斜視図、第4図a,
b,cはそれぞれ絶縁基板の表面図、裏面図、第
5図は本考案に係る減衰量可変アツテネータの等
価回路を示す回路図、第6図は従来の可変抵抗減
衰器の一部を示す斜視図である。図中、10……
アツテネータ筐体、11……開口部、12……隔
壁、13……側壁、14……突起部、15a,b
……凹部、20……スライダー、21……操作
部、22……スライダー本体、23……脚部、2
4……直立板、25……円弧状突起部、26……
短絡片、31a〜j……接点対パターン、32a
〜d……端子、33a〜l……スルーホール、3
4a〜g……導体パターン、35a〜p……導体
パターン、R1〜15……抵抗パターン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 底部が開放され側壁13及び隔壁12を有す
    るアツテネータ筐体10と、 裏面に抵抗減衰回路の直列及び並列抵抗素子
    と該抵抗素子両端に接続する導体パターンを有
    すると共に、表面に該抵抗素子とスルーホール
    32a〜l及び導体パターン34a〜gで接続
    された接点対パターン31a〜jを有し、アツ
    テネータ筐体底部の開放部を覆蓋する絶縁基板
    30と、 該アツテネータ筐体10の隔壁12間及び側
    壁13と隔壁12との間に位置し、操作部21
    が前記アツテネータ筐体10の上部に設けられ
    た開口部11から露出すると共に、前記絶縁基
    板30の接点対パターン31a〜jを短絡或い
    は解離する短絡片26を有するスライダー20
    とを具備することを特徴とする減衰量可変式ア
    ツテネータ。 (2) 前記アツテネータ筐体10の側壁13及び隔
    壁12の側面の前記スライダー20の移動方向
    の略中央部に突起部14を設けると共に、該突
    起部の両側に凹部15a,15bを設け、 前記スライダー20の側部には該スライダー
    20を移動した際、該凹部15a,15bに嵌
    合し、該スライダー20をその位置に固定する
    突起部25を設けたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の減衰量可変式アツ
    テネータ。
JP7462985U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH0247628Y2 (ja)

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JPS61191619U JPS61191619U (ja) 1986-11-28
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