JPS61140584A - エルゴリン誘導体 - Google Patents
エルゴリン誘導体Info
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- JPS61140584A JPS61140584A JP60275849A JP27584985A JPS61140584A JP S61140584 A JPS61140584 A JP S61140584A JP 60275849 A JP60275849 A JP 60275849A JP 27584985 A JP27584985 A JP 27584985A JP S61140584 A JPS61140584 A JP S61140584A
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- C07D457/00—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid
- C07D457/02—Heterocyclic compounds containing indolo [4, 3-f, g] quinoline ring systems, e.g. derivatives of ergoline, of the formula:, e.g. lysergic acid with hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, attached in position 8
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ドパミンアゴニスト特性(ドパミン作慟特性
)を有する複素環式化合物、具体的にはエルゴリン誘導
体をこ関するものである、式(ロ): で示されるエルゴリン環系を基本骨核とする化合物は、
驚くほど多様な医薬活性kWする。例えば、天然に存在
するりセルグ酸、即ち8β−カルボキン−6−メチル−
9−エルゴリンのアミド類の多くは、有用かつ独特の薬
物特性を有する。「エルゴリン」という一般名は上の構
造に対して与えられ、リセルグ酸関連物質である9、1
0−二重結合化合物は、9.10−ジデヒドロエルゴリ
ンというより9−エルゴレンと称される。本明細書に於
いては、D−エルゴリンという名称は特定の化合物群を
呼ぶのに使用される。文字FDJは尤−5次素原子の立
体配置がkで示される絶対立体配置を有し、水素がβ−
1即ち環系平面の上にあることを示す。しかしながら、
新たに合成されたエルゴリン類またはエルゴレン類はす
べてリセルグ酸またはエリモクラビンのような天然産物
の誘導体であり、その両方がR立体化学配置−rDJ系
配置−を有し、種々の合成工程の間にも立体化学的完全
さが保たれるという理由から、最<r D J k省略
して使用する傾向にある。エルゴリン類において、C−
10水素はアルファ、即ち環平面の下側にあり、C−5
とC−10の環結合はトランスである。 特定の化合物の名称または一般的な名称の前にrDJが
記されているかどうかにかかわらず、また、C−1O位
がα配置であるかどうかにかかわらず、本明細書に記載
した全ての化合物はKま几はβ立体化学配置を宵してい
ると理解すべきである。 米国特許第4166182号は多数の化合物群を開示し
ているが、その中にD−5−n−プロピル−8β−メチ
ルメルカプトメチルエルゴリンがある。この薬物は一般
名「ペルゴリド」で呼ばれており、現在、プロラクチン
分泌阻害薬として、およびパーキンソン症候群の治療剤
としての臨床試験が行なわれている。 その他の化合物と共に、ペルゴリドはプロラクチン分泌
阻害薬として、またパーキンソン症候群の治療剤として
米国特許第4.180.582号においてクレームされ
ている。パーキンソン症候群の治療剤として、対応する
8α誘導体が米国特許第4.246.265号でクレー
ムされている。6−エチル(またはアリル)8β−メチ
ルチオメチルエムされている。 ペルゴーノドを含むドパミンD−2作動薬は血圧を低下
させることが知られているが、それは、通常、パーキン
ソン症候群を治療するため、または血漿中のプロラクチ
ンを低下させるために使用される用量よりも亮い投与量
の場合である。これらの化合物の多くは、血圧を低下さ
せる投与量ではαアドレナリン受容体と相互作用するこ
とが知られている。 本発明は、α受容体と相互作用しない用量レベルで哺乳
動物の血圧を低下させることができる一連のドパミンD
−2作動薬を提供するものである。 これらのD−2作動薬は、a下の式(I):1:式中、
R1i■−プロペニル、2−7”ロペニル、C1−3ア
ルキルおよびC1−2アルキル、Cl−2アルコキソ、
ヒドロキシ、塩素、臭素およびフツ素から選ばれる1個
または2個の置換分で置換されていてもよいベンジルで
ある〕 で示される構造を有する化合物およびその薬学的に許容
し得る酸付加塩である。 上記式中の凡の具体例は、メチル、エチル、イソプロピ
ル、n−プロピル、P−クロロベンジル、0−メチルベ
ンジル、m−エチルベンジル、2.4−シクロロベンジ
ル、P−フルオロベンシル、2−メトキシベンジル、4
−エトキシベンジル、3−ヒドロキシベンジル、3.4
−ジヒドロキシベンジル、3.4−メチレンジオキシベ
ンジル、4−ブロモベンジル、2.4−ジメチルベンジ
ルなどであるO 本発明の化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩は、塩酸
、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜
リン酸などの無機酸から誘導される非毒性塩、および脂
肪族のモノおよびジカルボン酸、フェニル置換アルカン
酸、ヒドロキシアルカンおよびアルカンジオン酸、芳香
族酸、脂肪族および芳香族のヌルホン酸などのような有
機酸から誘導される非毒性塩を包含する。これらの薬学
的に許容し得る塩は例えば、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫
酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、リン
酸−水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ビロリン
酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、酢酸塩
、プロピオン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸
塩、イン酪酸塩、カプリン酸塩、エナント酸塩、プロピ
オール酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、ス
ペリン酸塩、セバンン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩
、マンデル酸塩、ブチン−1,4−ジオン酸塩、ヘキシ
ン−1,6−ジオン酸塩、 ′套湖共安
息香酸塩、クロル安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニ
トロ安息香酸塩、オキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸
塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩、トルエンスルホン酸塩、塩化ベンゼンスルホン酸塩
、キンレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプ
ロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、
β−オキシ酪酸塩、グリコール酸塩、リンゴ酸塩、酒石
酸塩、グルコヘパノエート、ラクトビオネート、メタン
スルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1
−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩などの
塩類である。 上の式I11の範囲に入る代表的な化合物にはD−1−
アリル−5=n−プロピル−8β−メ手ルチオメチルエ
ルゴリンマレイン酸塩、D−1−(4−クロロベンジル
)−6−n−プロピル−8β−メチルチオメチルエルゴ
リン硫酸塩、 D−1−(3−メトキシベンジ/L/)−5−rL−フ
o l:’ 71/−8β−メチルチオメチルエルゴリ
ン塩酸塩、 D−1−(2−エチルベンジル)−6−n−プロピル−
8β−メチルチオメチルエルゴリン酒石酸塩、 D−1−(3,4−メチレンジオキシベンジノリ−6−
n−プロピル−8β−メチルチオメチルエルゴリンアス
コルビン酸塩、 D−1−(1−プロペニル)二5−n−プロピルー8β
−メチルチオメチルエルゴリンP−トルエンスルホン酸
塩などが包含される。 前記の式iI)で示される化合物およびその薬学的に許
容し得る塩は、効果的な血圧低下用量レベルでα受容体
相互作用を生じずに哺乳動物の上昇血圧を低下すること
のできるドパミンD−2作動薬である。この化合物は、
ドパミンD−2作動薬活性と共にプロラクチン分泌の阻
害、ドパミン−障害ラットの旋回行動および哺乳動物の
性的行動に対する効果などの他の活性をも有する。α受
容体との相互作用がないことはペルゴリドに比較した場
合の本発明の化合物の大きな特性を示すものである。更
に、この化合物は作用の開始が遅く、従って、この化合
物は、前駆体薬剤(プロドラッグ)であるかもしれない
ということを示唆している。 式(Ilで示される化合物はペルゴリドのナトリウムま
たはカリウムの塩を、RX(式中Xは塩素、臭素または
ヨウ素である)で表わされ°るアルキルまたはベンジル
ハライドでアルキル化することによって製造することか
できる。この反応は、DMF。 DMA(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
)などのような不活性な相互溶媒または懸濁化剤中、2
0〜50℃で、好ましくは室温で行なうことができる。 まず、ペルゴリドまたは−その塩をカリウム
)を有する複素環式化合物、具体的にはエルゴリン誘導
体をこ関するものである、式(ロ): で示されるエルゴリン環系を基本骨核とする化合物は、
驚くほど多様な医薬活性kWする。例えば、天然に存在
するりセルグ酸、即ち8β−カルボキン−6−メチル−
9−エルゴリンのアミド類の多くは、有用かつ独特の薬
物特性を有する。「エルゴリン」という一般名は上の構
造に対して与えられ、リセルグ酸関連物質である9、1
0−二重結合化合物は、9.10−ジデヒドロエルゴリ
ンというより9−エルゴレンと称される。本明細書に於
いては、D−エルゴリンという名称は特定の化合物群を
呼ぶのに使用される。文字FDJは尤−5次素原子の立
体配置がkで示される絶対立体配置を有し、水素がβ−
1即ち環系平面の上にあることを示す。しかしながら、
新たに合成されたエルゴリン類またはエルゴレン類はす
べてリセルグ酸またはエリモクラビンのような天然産物
の誘導体であり、その両方がR立体化学配置−rDJ系
配置−を有し、種々の合成工程の間にも立体化学的完全
さが保たれるという理由から、最<r D J k省略
して使用する傾向にある。エルゴリン類において、C−
10水素はアルファ、即ち環平面の下側にあり、C−5
とC−10の環結合はトランスである。 特定の化合物の名称または一般的な名称の前にrDJが
記されているかどうかにかかわらず、また、C−1O位
がα配置であるかどうかにかかわらず、本明細書に記載
した全ての化合物はKま几はβ立体化学配置を宵してい
ると理解すべきである。 米国特許第4166182号は多数の化合物群を開示し
ているが、その中にD−5−n−プロピル−8β−メチ
ルメルカプトメチルエルゴリンがある。この薬物は一般
名「ペルゴリド」で呼ばれており、現在、プロラクチン
分泌阻害薬として、およびパーキンソン症候群の治療剤
としての臨床試験が行なわれている。 その他の化合物と共に、ペルゴリドはプロラクチン分泌
阻害薬として、またパーキンソン症候群の治療剤として
米国特許第4.180.582号においてクレームされ
ている。パーキンソン症候群の治療剤として、対応する
8α誘導体が米国特許第4.246.265号でクレー
ムされている。6−エチル(またはアリル)8β−メチ
ルチオメチルエムされている。 ペルゴーノドを含むドパミンD−2作動薬は血圧を低下
させることが知られているが、それは、通常、パーキン
ソン症候群を治療するため、または血漿中のプロラクチ
ンを低下させるために使用される用量よりも亮い投与量
の場合である。これらの化合物の多くは、血圧を低下さ
せる投与量ではαアドレナリン受容体と相互作用するこ
とが知られている。 本発明は、α受容体と相互作用しない用量レベルで哺乳
動物の血圧を低下させることができる一連のドパミンD
−2作動薬を提供するものである。 これらのD−2作動薬は、a下の式(I):1:式中、
R1i■−プロペニル、2−7”ロペニル、C1−3ア
ルキルおよびC1−2アルキル、Cl−2アルコキソ、
ヒドロキシ、塩素、臭素およびフツ素から選ばれる1個
または2個の置換分で置換されていてもよいベンジルで
ある〕 で示される構造を有する化合物およびその薬学的に許容
し得る酸付加塩である。 上記式中の凡の具体例は、メチル、エチル、イソプロピ
ル、n−プロピル、P−クロロベンジル、0−メチルベ
ンジル、m−エチルベンジル、2.4−シクロロベンジ
ル、P−フルオロベンシル、2−メトキシベンジル、4
−エトキシベンジル、3−ヒドロキシベンジル、3.4
−ジヒドロキシベンジル、3.4−メチレンジオキシベ
ンジル、4−ブロモベンジル、2.4−ジメチルベンジ
ルなどであるO 本発明の化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩は、塩酸
、硝酸、リン酸、硫酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、亜
リン酸などの無機酸から誘導される非毒性塩、および脂
肪族のモノおよびジカルボン酸、フェニル置換アルカン
酸、ヒドロキシアルカンおよびアルカンジオン酸、芳香
族酸、脂肪族および芳香族のヌルホン酸などのような有
機酸から誘導される非毒性塩を包含する。これらの薬学
的に許容し得る塩は例えば、硫酸塩、ピロ硫酸塩、重硫
酸塩、亜硫酸塩、重亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩、リン
酸−水素塩、リン酸二水素塩、メタリン酸塩、ビロリン
酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、酢酸塩
、プロピオン酸塩、カプリル酸塩、アクリル酸塩、ギ酸
塩、イン酪酸塩、カプリン酸塩、エナント酸塩、プロピ
オール酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、ス
ペリン酸塩、セバンン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩
、マンデル酸塩、ブチン−1,4−ジオン酸塩、ヘキシ
ン−1,6−ジオン酸塩、 ′套湖共安
息香酸塩、クロル安息香酸塩、メチル安息香酸塩、ジニ
トロ安息香酸塩、オキシ安息香酸塩、メトキシ安息香酸
塩、フタル酸塩、テレフタル酸塩、ベンゼンスルホン酸
塩、トルエンスルホン酸塩、塩化ベンゼンスルホン酸塩
、キンレンスルホン酸塩、フェニル酢酸塩、フェニルプ
ロピオン酸塩、フェニル酪酸塩、クエン酸塩、乳酸塩、
β−オキシ酪酸塩、グリコール酸塩、リンゴ酸塩、酒石
酸塩、グルコヘパノエート、ラクトビオネート、メタン
スルホン酸塩、プロパンスルホン酸塩、ナフタレン−1
−スルホン酸塩、ナフタレン−2−スルホン酸塩などの
塩類である。 上の式I11の範囲に入る代表的な化合物にはD−1−
アリル−5=n−プロピル−8β−メ手ルチオメチルエ
ルゴリンマレイン酸塩、D−1−(4−クロロベンジル
)−6−n−プロピル−8β−メチルチオメチルエルゴ
リン硫酸塩、 D−1−(3−メトキシベンジ/L/)−5−rL−フ
o l:’ 71/−8β−メチルチオメチルエルゴリ
ン塩酸塩、 D−1−(2−エチルベンジル)−6−n−プロピル−
8β−メチルチオメチルエルゴリン酒石酸塩、 D−1−(3,4−メチレンジオキシベンジノリ−6−
n−プロピル−8β−メチルチオメチルエルゴリンアス
コルビン酸塩、 D−1−(1−プロペニル)二5−n−プロピルー8β
−メチルチオメチルエルゴリンP−トルエンスルホン酸
塩などが包含される。 前記の式iI)で示される化合物およびその薬学的に許
容し得る塩は、効果的な血圧低下用量レベルでα受容体
相互作用を生じずに哺乳動物の上昇血圧を低下すること
のできるドパミンD−2作動薬である。この化合物は、
ドパミンD−2作動薬活性と共にプロラクチン分泌の阻
害、ドパミン−障害ラットの旋回行動および哺乳動物の
性的行動に対する効果などの他の活性をも有する。α受
容体との相互作用がないことはペルゴリドに比較した場
合の本発明の化合物の大きな特性を示すものである。更
に、この化合物は作用の開始が遅く、従って、この化合
物は、前駆体薬剤(プロドラッグ)であるかもしれない
ということを示唆している。 式(Ilで示される化合物はペルゴリドのナトリウムま
たはカリウムの塩を、RX(式中Xは塩素、臭素または
ヨウ素である)で表わされ°るアルキルまたはベンジル
ハライドでアルキル化することによって製造することか
できる。この反応は、DMF。 DMA(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
)などのような不活性な相互溶媒または懸濁化剤中、2
0〜50℃で、好ましくは室温で行なうことができる。 まず、ペルゴリドまたは−その塩をカリウム
【−ブトキ
シドのような強塩基で処理スる。ペルゴリドアニオンが
生成して色の変化または他の徴候が表われた後に、アル
キル、アルケニルまたはベンジルのハライドを加える6
反応が数時間以内に終了していないことがTLCにより
わかった場合は塩基およびハライド、Rxを加えてもよ
い6通常、この反応は周囲温度で行なう。 しかしながら、室温におけるペルゴリドアニオンとアリ
ルハライドの反応は二重結合がインドール環の窒素に移
った誘導体を生成し、その結果N−(l−プロペニル)
誘導体を生成する。しかし、反応を低温で、好ましくは
−30〜−50℃の範囲で行なうと、N−アリル(N−
(2−プロペニル)〕誘導体を単離することができる。 TFF、DMFまたはジオキサン中のNaHを、同溶媒
中のカリウム【−ブトキシドの代わりに使用することが
できる。 以下の具体的な実施例は、本発明を更に詳しく説明する
ものである。 実施例I D−1−メチル−5−n−プロピル−8β
−メチルチオメチルエルゴリンの製造ペルゴリドメシレ
ート(D−5−n−プロピル−8β−メチルチオメチル
エルゴリンメタンスルホネート)1fを、窒素雰囲気下
に室温で無水DMF(ジメチルホルムアミド) 30
Tll1にスラリー化した。このスラリーを氷浴で約0
℃に冷却し、これに、無水DMFIO,m?中のカリウ
ム【−ブトキシド2.09g溶液を加えた。次いで、反
応混合物を水浴から取り出した。室温で約20分間攪拌
すると、混合物は黄色の溶液に変化し、反応が起こって
いることを示し7′c、室温で45分間攪拌した後、ヨ
ウ化メチル167μeを注射器で滴下した。次いで、反
応混合物を室温で攪拌すると、lのカリウムL−ブトキ
シド1.091−加え、次いで、20分後にヨウ化メチ
ル60μeを加えた。 反応混合物をへ 下、室温で更に24時間攪拌しま た(この時点で、反応混合物のTLCは新しシ1(し合
物の存在を示した)。この物質(標準的な後処理Gこよ
って得られ友もの)のNMλは、低磁場でN−Hピーク
を示さず、インドール環窒素が実質上、完全に反応した
ことを示した。残りの反応混合物を希水酸化ナトリウム
(pH=ll)10(IIIIlで希釈した。得られた
白濁した混合物を塩化メチレン75rxlで3回抽出し
た。塩化メチレン抽出物を合し、希水酸化ナトリウム5
(Jtlで2回、INチオ硫酸ナトリウム50ynlで
1回、およびブライン5(Lv/で1回洗浄した。この
塩化メチレン溶液を乾燥した後真空下に溶媒を除去して
粘性の青灰色の油状物659Mgを得た。この油状物を
クロロホルム/メタノール溶離剤(9515)4使用し
てシリカゲルクロマトグラフィーを行なった。所望の1
−メチル誘導体を含有するプラク23フ2合し、真空下
に溶媒を除去した。D−1−メチル−6−n−プロピル
−8β−メチルチオメチルエルコリン396qk得た。 この化合物f!ニー20℃でメタノールより結晶化した
。 この化合物(136〜)を室温で最小量のエーテルに溶
解し、メタンスルホン酸23μeを加えた。減圧下で反
応混合物より溶媒を除去した。エーテルを加えて粉砕し
てD−1−メチル−5−n−プロピル−8β−メチルチ
オメチルエルゴリンのメタンスルホン酸塩78qから成
る淡灰色の固形残留物を得た。この塩は以下のような元
素分析値を有していた。 元素分析 C)INs 理論値 59,407.6U 6.60 15.]U
実測値 59.10 7.45 6.43 15.05
上の方法によって製造されたその他の化合物群(こD−
]−]イソプロピルー5−n−プロピル8β−メチルチ
オメチルエルゴリンメタンスルホネートが含マレる;ペ
ルゴリドメシレート1gより得られた塩基の収量=76
ONgi塩の収率=89%、黄褐色粉末(−水和物)。 元素分析 CHN S 理論値 58.69 8.14 5.95 13.62
実測値 58.50 7.98 5.88 13.76
58.95 7.88 6.07 D−1−ベンジル−6−n−プロピル−8β−メチルチ
オメチルエルゴリンメタンスルホネート;塩基(白色固
体)の収l=ベルゴリドメシレ−1−1,0gより75
01’4 iメタンスルホン酸塩(白色固体)の収率=
48%、融点=215℃(分解)。 元素分析 にHN S 理論値 64.77 7.25 5.59 12.81
実測値 64.5U 7.3(15,42]3.02
D −1,6−シーローブロビルー8β−メチルチオメ
チルエルゴリンメタンスルホネート;遊離塩基の収率=
100%妄塩の収率=69%;塩の融点=152〜15
5.5℃(分解):マススペクトル:M−96(メタン
スルホン酸)356゜元素分析 CHN S 理論値 61.03 8.02 6.19 14.17
実測値 61.01 8.23 6.18 14.07
実施例2 D−1−(1−プロペニル)−6−〇−プ
ロピルー8β−メチルチオメチルエルゴリンおよびD−
1−(2−プロペニル)−5−n−プロピル−8β−メ
チルチオメチルエルゴリンの製造 実施例1の方法に従い、ペルゴリドメシレート1.21
f D M F中のカリウム(−ブトキシドでペルー
fリドのカリウム塩に変換した。臭化アリル465μe
を加え、反応混合物を室温で3時間攪拌した。次いで、
カリウム(−ブトキシド580〜および臭化アリル32
8mgを加え、反応混合物を更に1/′R間攪拌した。 この時点でTLCはアルキル化が実質上完了したことを
示した。実施例1に従い、反応混合物を水で冷却した。 揮発性の成分を減圧下で除去し、得られた残留物を水と
塩化メチレンに分配した。この水層を希水酸化ナトリウ
ム水溶液で塩基性にして再び塩化メチレンで抽出した。 2回分の塩化メチレン層を合し、合した層を飽和重炭酸
ナトリウム水溶液で洗浄した後乾燥した。溶媒を留去し
て茶色の油状残留物1.92gを得た。この残留物を、
増麿させていくトリエチルアミンを含有している酢酸エ
チル/ヘキサン溶離剤を2使用するSiO□クロマトグ
ラフィーによって精製した。TLCにより、所望の物質
を含有していることがわかったフラクションを合して溶
媒全留去した。クロロホルム/メタノール(98/2)
溶離剤を使用するS 102クロマトグラフイーを行な
って、残留物より精製D−1−(1−プロペニル)−6
−n−プロピル−8β−メチルチオメチルエルゴリンの
みから成る黄色の油状物645”9 k ?8念。nm
r(にDCe3):δ1.845(Jab=7、(J3
Hz%Jac = 1.76 )1z 、 側鎖メチル
、3l−1)i 5.38 (Jab=7.(+31(
z、 Jbc =8.68Hz。 IH,側鎖β炭素)、6.78(JCa=1.76Hz
。 Jcb=8.68H2,lH,側鎖α炭素)、nmr
スペクトルはインドール環の窒素に1−プロペニル基が
存在していることを明確に示した。 実施例1の方法に従い、塩基をメタンスルホン酸塩に変
換したiMP=105〜120℃(収量=塩基3U1q
より137#)。 元素分析 に HN S 理論値 61.30 7.6(J 6.22 14.
23実測値 61.10 7.34 6.+35 14
.15上の方法を一50℃で行なうと、1−(2−プロ
ペニル)誘導体が得られる;遊離塩基の粗収率=100
%;nmr(CDCg3):δ4.65(2H。 αCH2)、5.1 (2H,r CH2) ; 5.
9 (IH,β)。 nmrスペクトルはアリル基の存在に一致した。 実施例1に従って製造し、酢酸エチルより再結晶したD
−1−(2−プロペニル)−6−n−プロピル−8β−
メチルチオメチルエルゴリンのメタンヌルホン酸塩は]
、60.5〜162.5℃で分解を陣って融解した;収
率=59%。マス・スペクトル↓3.54(M 9(
3)、325(’I−125)元素分析 CHN 理論値 61.30 7.60 6.22実測値 61
.52 7.37 6.184−メトキンベンジル、4
−ヒドロキンベンジル、エチル、2−クロロベンジル、
3−メチルベンジル等のような他のへ一1誘導体も前記
の方法に従って製造することができる。 本発明の化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩、具体的
にはメタンスルホン酸塩の製造方法は上の実施例に示し
た。一般的に述べると、エーテルのような非極性有機溶
媒に入れた1当量の遊離塩基にやはりエーテルに入れた
1当lの酸を混合するとよい。この塩は通常、この溶媒
系に不溶であるため濾過によって回収される。あるいは
、低級アルカノール中に入れた、式H1で示される当着
の遊離塩基の溶液を、やはり低級アルカノール中の白蝋
の酸と混合する。この方法においては、塩は溶媒を蒸発
させて回収し、再結晶して精製する。 本発明の化合物はドパミン作動薬であり、従ってパーキ
ンソン症候群の治療に、フロラクチン分泌の阻害に;血
圧の低下に、そして性的機能不全の治療等に有用である
(例えば、米国特許第4.470.990号のドパミン
D−2作動薬の使用法を参照)、プロラクチン分泌を阻
害することによって乳汁漏出症および不適当な乳汁分泌
を治療するという薬物の効力を測定するための研究モデ
ルは以下の通りである: 体重的200gのスプラーグードーレイ(Spragu
e−Dawleγ)系雄ラットの成体を、照明を調節(
午前6時〜午後8時まで点灯)した空調室に入れ、研究
室用飼料および水を自由に摂取させた、各ラットに、被
験薬物投与の18時間前に、レセルピン2.0mgの水
性懸濁液を腹腔内注射した。レセルピン投与の目的は、
ラットのプロラクチンレベルを均一に上昇した状態に保
つことである。化合物を10%エタノールに溶解し、1
0匹のラットから成る1群に5 U rn(g/kgの
用量で腹腔Fり注射した。10匹の無傷の雄から成る対
照群には、同等朧の10%エタノールを与えた。処置の
1゛時間後に全ラットを話頭して殺し、血漿15υμl
をプロラクチンの検定に用いた。 処置ラットのプロラクチンレベルと対照ラットのプロラ
クチンレベルの差を対照ラットのプロラクチンレベルで
割ると、投用量に応じ友プロラクチン分泌の阻害パーセ
ントが得られる。本発明の化合物は、パーキンソン症候
群の治療に有用な化り物を見い出すために計画された試
験方法において、6−ヒドロキンドパミンにより病変を
作ったラットの旋回行動に影Vt及ぼすこともわかった
。 この試験では、ランゲルシュチット(Ungersce
dc)およびγルブヌノット(Ar bu t hno
(t ) *プレインーレス(Brain Re5
)44,485(1970)の方法により調製した黒質
新線条体病変ラットを使用する≦ ドパミン作動率活性
を有する化合物は、このラットに、病変側とは反対側へ
の円運動を行なわせる。化合物によって異なる潜伏期間
の後、旋回の数’715分間にわたって計測する。 本発明1じ合物は、高血圧の治療にも有効である。 この作用は、標準的な研究用試験により、即ち5HR(
高血圧自然発症う゛ント)に投与すること番こより判明
した。この化合物は、有意をこ血圧2低下する用量レベ
ルでは受容体と相互作用しなし・。 以下の表1は、本発明化合物の上記試験の測定結果を示
すものである。表中、1欄は前記の式(Ilの化合物の
艮置換基、2欄は腹腔内薬物投与徴50”Cg/に9に
おけるプロラクチン分泌阻害パーセント、3欄は腹腔内
薬物投装置l”)7kgにおける15分中の旋回数、4
欄は()内に示した薬物の静脈内投与1 (mCg/k
g )における平均動脈血圧の最大変化ペーセントヲ表
す。ペルゴリド(R=H)を対照として示す。ペルゴリ
ドは、5)iRで試験した10μy7icgの用量レベ
ルでは十分に血圧を低下させたが、次のより高用量レベ
ル、100μfAgにおいては昇圧剤として作用する。 本発明の化合物は、投与量を上げても血圧低下活性を維
持する。 表1 R’fo5/7f7 且宵工旋回数 i” ”(r
LcH38186−21,0(1υ0) n−に3H79225−19,5(100)−31,6
(1(J(Jul) 表】(続き) イソプロピル 85 44
”37.0(]、UO(+)1−プロペニル
91 69 −13.1(100)
−52,3(100) 4−ヒドロキシベンジル B 4 33
−24.2(100(J)4−メトキシベンジル
20 23 −15.8(1000)
対照 性的に受容可能な雌を行動ケージ昏こ導入した場合、薬
物で処置する前には射精を達成するのに少なくとも5分
間を要した雄のラットを用いて、マウンティングまでの
時間(mount Iatency) 、挿入までの
時間、射精までの時間、射精後の間隔、マウンティング
の頻度および挿入の頻度を測定することにより、式(I
)の化合物の性的行動に与える影響力を測定した。上記
指標の1またはそれ以上における減少は、性的能力の改
善(これに限られる訳ではないが)を含む雄の哺乳動物
の性的行動に対する正の効果を示している。性的反応を
示さない雄ラットをこのような試験に使用することもで
きる。式fIlの薬物を、卵巣を切除しニストロジエン
処置を行なったラットに投与し、前溝姿勢対マウンティ
ングの比率を測定した結果、雌の哺乳動物の性的行動に
対する正の影響が見出された。 増大は、性的機能不全に罹患している雌の哺乳動物をこ
期待される正の効果を示す。 本発明化合物は、治療目的には通常、下に示すような種
々の経口用製剤の形で投与される。 硬ゼラチンカプセル剤は、以下の成分を用いて製造する
: 置(IIll//カプセル) 活性化合物 1〜201Ry乾
燥澱粉 200ステアリン酸マグ
ネシウム 1゜上記成分を混合し、硬ゼラチンカ
プセルに充填する。 錠剤は、以下の成分を用いて製造する:量(り7錠) 活性化合物 1〜2ONf/徽結
晶性セルロース 40〇 二酸化ケイ素(微粉) 10ステアリン酸
5 この成分を混和し、圧縮して錠剤とする。 別法として、各々、1〜2戸の活性成分を含有する錠剤
を以下のごとく製造する: 活性成分 、1〜2011Ig
澱粉 45q徽結晶性
セルロース 35〜ポリビニルピロリ
ドン 4q(10%水溶液として) カルボキシメチル澱粉ナトリウム 4.5■ステア
リン酸マクネンウム 0.5qメルク
1〜活性成分、澱粉および
セルロースF!:Nu45メツシュU、S、ふるいに通
し、完全に混合する。得られた粉体にポリビニルピロリ
ドンの溶液を混合し、次いでこれをlV&L14メツシ
ュU、S、ふるいに通す。 こうして生成した顆粒を50〜60℃で乾燥し、凪18
メツシュU、S、ふるいに通す。予め隘60メツシュU
、S j、るいに通しておいたカルボキンメチル澱粉ナ
トリウム、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクをこ
の顆粒に加え、混合し之後、打錠機で圧縮して錠剤を製
造する。 薬物0.1−2QIIyを各々含有するカプセル剤は以
下のように製造する。 活性成分 1〜20肩y澱粉
59〜微結晶性セ
ルロース 59Mgステアリン酸マ
クネシウム 2IIIg活性成分、セル
ロース、澱粉およびステアリン酸マグネシウムを混和し
、患45メツシュU、S、ふるいに通し、硬ゼラチンカ
プセルに充IJEfる、用量5xlにつき各々、1〜2
0〜の薬物を含有する懸濁剤は以下のようをこ製造する
。 活性成分 、1〜20〜カルボ
キシメチルセルロースナトリウム 5ON糖
蜜 L25xl安息香
酸溶液 0.10肩l香料
適 置着巳料
′精製水で5肩lとする 薬物を陽45メツシュU、S、ふるいに通し、カルボキ
シメチルセルロースナトリウムおよび糖蜜と混合して滑
らかなペーストとする。安息香酸溶液、香勢および看色
料を若干量の水で希釈し、攪拌しながら混合する。次い
で必要な容量とするに足るだけの水を加える。 性的機能不全のような内分泌障害の治療、性的能力の改
善、パーキンソン症候群の症状の緩和、またはプロラク
チン放出の阻害のための経口投与に際し、l投与用蛍白
り約、1〜約2〜の活性薬物を含有する錠剤、カプセル
剤または懸濁剤を、1日に3〜4回1.3〜8qの日用
量で、即ち75kgの人ならば約2.25〜約600〜
7日を投与する。静脈内投与用の用量は、約、1〜約I
Q Qmcg/kgの範囲である。血圧を低下させた
りうつ病または不安を治療したりするCNS障害の治療
のために経口投与する場合には、1.【)〜20M1/
/kfの用量レベルを日用量レベルとして、状況番こよ
り10倍まで増看してもよい。 特許出願人 イーライ・リリー・アンド・カンパニー
シドのような強塩基で処理スる。ペルゴリドアニオンが
生成して色の変化または他の徴候が表われた後に、アル
キル、アルケニルまたはベンジルのハライドを加える6
反応が数時間以内に終了していないことがTLCにより
わかった場合は塩基およびハライド、Rxを加えてもよ
い6通常、この反応は周囲温度で行なう。 しかしながら、室温におけるペルゴリドアニオンとアリ
ルハライドの反応は二重結合がインドール環の窒素に移
った誘導体を生成し、その結果N−(l−プロペニル)
誘導体を生成する。しかし、反応を低温で、好ましくは
−30〜−50℃の範囲で行なうと、N−アリル(N−
(2−プロペニル)〕誘導体を単離することができる。 TFF、DMFまたはジオキサン中のNaHを、同溶媒
中のカリウム【−ブトキシドの代わりに使用することが
できる。 以下の具体的な実施例は、本発明を更に詳しく説明する
ものである。 実施例I D−1−メチル−5−n−プロピル−8β
−メチルチオメチルエルゴリンの製造ペルゴリドメシレ
ート(D−5−n−プロピル−8β−メチルチオメチル
エルゴリンメタンスルホネート)1fを、窒素雰囲気下
に室温で無水DMF(ジメチルホルムアミド) 30
Tll1にスラリー化した。このスラリーを氷浴で約0
℃に冷却し、これに、無水DMFIO,m?中のカリウ
ム【−ブトキシド2.09g溶液を加えた。次いで、反
応混合物を水浴から取り出した。室温で約20分間攪拌
すると、混合物は黄色の溶液に変化し、反応が起こって
いることを示し7′c、室温で45分間攪拌した後、ヨ
ウ化メチル167μeを注射器で滴下した。次いで、反
応混合物を室温で攪拌すると、lのカリウムL−ブトキ
シド1.091−加え、次いで、20分後にヨウ化メチ
ル60μeを加えた。 反応混合物をへ 下、室温で更に24時間攪拌しま た(この時点で、反応混合物のTLCは新しシ1(し合
物の存在を示した)。この物質(標準的な後処理Gこよ
って得られ友もの)のNMλは、低磁場でN−Hピーク
を示さず、インドール環窒素が実質上、完全に反応した
ことを示した。残りの反応混合物を希水酸化ナトリウム
(pH=ll)10(IIIIlで希釈した。得られた
白濁した混合物を塩化メチレン75rxlで3回抽出し
た。塩化メチレン抽出物を合し、希水酸化ナトリウム5
(Jtlで2回、INチオ硫酸ナトリウム50ynlで
1回、およびブライン5(Lv/で1回洗浄した。この
塩化メチレン溶液を乾燥した後真空下に溶媒を除去して
粘性の青灰色の油状物659Mgを得た。この油状物を
クロロホルム/メタノール溶離剤(9515)4使用し
てシリカゲルクロマトグラフィーを行なった。所望の1
−メチル誘導体を含有するプラク23フ2合し、真空下
に溶媒を除去した。D−1−メチル−6−n−プロピル
−8β−メチルチオメチルエルコリン396qk得た。 この化合物f!ニー20℃でメタノールより結晶化した
。 この化合物(136〜)を室温で最小量のエーテルに溶
解し、メタンスルホン酸23μeを加えた。減圧下で反
応混合物より溶媒を除去した。エーテルを加えて粉砕し
てD−1−メチル−5−n−プロピル−8β−メチルチ
オメチルエルゴリンのメタンスルホン酸塩78qから成
る淡灰色の固形残留物を得た。この塩は以下のような元
素分析値を有していた。 元素分析 C)INs 理論値 59,407.6U 6.60 15.]U
実測値 59.10 7.45 6.43 15.05
上の方法によって製造されたその他の化合物群(こD−
]−]イソプロピルー5−n−プロピル8β−メチルチ
オメチルエルゴリンメタンスルホネートが含マレる;ペ
ルゴリドメシレート1gより得られた塩基の収量=76
ONgi塩の収率=89%、黄褐色粉末(−水和物)。 元素分析 CHN S 理論値 58.69 8.14 5.95 13.62
実測値 58.50 7.98 5.88 13.76
58.95 7.88 6.07 D−1−ベンジル−6−n−プロピル−8β−メチルチ
オメチルエルゴリンメタンスルホネート;塩基(白色固
体)の収l=ベルゴリドメシレ−1−1,0gより75
01’4 iメタンスルホン酸塩(白色固体)の収率=
48%、融点=215℃(分解)。 元素分析 にHN S 理論値 64.77 7.25 5.59 12.81
実測値 64.5U 7.3(15,42]3.02
D −1,6−シーローブロビルー8β−メチルチオメ
チルエルゴリンメタンスルホネート;遊離塩基の収率=
100%妄塩の収率=69%;塩の融点=152〜15
5.5℃(分解):マススペクトル:M−96(メタン
スルホン酸)356゜元素分析 CHN S 理論値 61.03 8.02 6.19 14.17
実測値 61.01 8.23 6.18 14.07
実施例2 D−1−(1−プロペニル)−6−〇−プ
ロピルー8β−メチルチオメチルエルゴリンおよびD−
1−(2−プロペニル)−5−n−プロピル−8β−メ
チルチオメチルエルゴリンの製造 実施例1の方法に従い、ペルゴリドメシレート1.21
f D M F中のカリウム(−ブトキシドでペルー
fリドのカリウム塩に変換した。臭化アリル465μe
を加え、反応混合物を室温で3時間攪拌した。次いで、
カリウム(−ブトキシド580〜および臭化アリル32
8mgを加え、反応混合物を更に1/′R間攪拌した。 この時点でTLCはアルキル化が実質上完了したことを
示した。実施例1に従い、反応混合物を水で冷却した。 揮発性の成分を減圧下で除去し、得られた残留物を水と
塩化メチレンに分配した。この水層を希水酸化ナトリウ
ム水溶液で塩基性にして再び塩化メチレンで抽出した。 2回分の塩化メチレン層を合し、合した層を飽和重炭酸
ナトリウム水溶液で洗浄した後乾燥した。溶媒を留去し
て茶色の油状残留物1.92gを得た。この残留物を、
増麿させていくトリエチルアミンを含有している酢酸エ
チル/ヘキサン溶離剤を2使用するSiO□クロマトグ
ラフィーによって精製した。TLCにより、所望の物質
を含有していることがわかったフラクションを合して溶
媒全留去した。クロロホルム/メタノール(98/2)
溶離剤を使用するS 102クロマトグラフイーを行な
って、残留物より精製D−1−(1−プロペニル)−6
−n−プロピル−8β−メチルチオメチルエルゴリンの
みから成る黄色の油状物645”9 k ?8念。nm
r(にDCe3):δ1.845(Jab=7、(J3
Hz%Jac = 1.76 )1z 、 側鎖メチル
、3l−1)i 5.38 (Jab=7.(+31(
z、 Jbc =8.68Hz。 IH,側鎖β炭素)、6.78(JCa=1.76Hz
。 Jcb=8.68H2,lH,側鎖α炭素)、nmr
スペクトルはインドール環の窒素に1−プロペニル基が
存在していることを明確に示した。 実施例1の方法に従い、塩基をメタンスルホン酸塩に変
換したiMP=105〜120℃(収量=塩基3U1q
より137#)。 元素分析 に HN S 理論値 61.30 7.6(J 6.22 14.
23実測値 61.10 7.34 6.+35 14
.15上の方法を一50℃で行なうと、1−(2−プロ
ペニル)誘導体が得られる;遊離塩基の粗収率=100
%;nmr(CDCg3):δ4.65(2H。 αCH2)、5.1 (2H,r CH2) ; 5.
9 (IH,β)。 nmrスペクトルはアリル基の存在に一致した。 実施例1に従って製造し、酢酸エチルより再結晶したD
−1−(2−プロペニル)−6−n−プロピル−8β−
メチルチオメチルエルゴリンのメタンヌルホン酸塩は]
、60.5〜162.5℃で分解を陣って融解した;収
率=59%。マス・スペクトル↓3.54(M 9(
3)、325(’I−125)元素分析 CHN 理論値 61.30 7.60 6.22実測値 61
.52 7.37 6.184−メトキンベンジル、4
−ヒドロキンベンジル、エチル、2−クロロベンジル、
3−メチルベンジル等のような他のへ一1誘導体も前記
の方法に従って製造することができる。 本発明の化合物の薬学的に許容し得る酸付加塩、具体的
にはメタンスルホン酸塩の製造方法は上の実施例に示し
た。一般的に述べると、エーテルのような非極性有機溶
媒に入れた1当量の遊離塩基にやはりエーテルに入れた
1当lの酸を混合するとよい。この塩は通常、この溶媒
系に不溶であるため濾過によって回収される。あるいは
、低級アルカノール中に入れた、式H1で示される当着
の遊離塩基の溶液を、やはり低級アルカノール中の白蝋
の酸と混合する。この方法においては、塩は溶媒を蒸発
させて回収し、再結晶して精製する。 本発明の化合物はドパミン作動薬であり、従ってパーキ
ンソン症候群の治療に、フロラクチン分泌の阻害に;血
圧の低下に、そして性的機能不全の治療等に有用である
(例えば、米国特許第4.470.990号のドパミン
D−2作動薬の使用法を参照)、プロラクチン分泌を阻
害することによって乳汁漏出症および不適当な乳汁分泌
を治療するという薬物の効力を測定するための研究モデ
ルは以下の通りである: 体重的200gのスプラーグードーレイ(Spragu
e−Dawleγ)系雄ラットの成体を、照明を調節(
午前6時〜午後8時まで点灯)した空調室に入れ、研究
室用飼料および水を自由に摂取させた、各ラットに、被
験薬物投与の18時間前に、レセルピン2.0mgの水
性懸濁液を腹腔内注射した。レセルピン投与の目的は、
ラットのプロラクチンレベルを均一に上昇した状態に保
つことである。化合物を10%エタノールに溶解し、1
0匹のラットから成る1群に5 U rn(g/kgの
用量で腹腔Fり注射した。10匹の無傷の雄から成る対
照群には、同等朧の10%エタノールを与えた。処置の
1゛時間後に全ラットを話頭して殺し、血漿15υμl
をプロラクチンの検定に用いた。 処置ラットのプロラクチンレベルと対照ラットのプロラ
クチンレベルの差を対照ラットのプロラクチンレベルで
割ると、投用量に応じ友プロラクチン分泌の阻害パーセ
ントが得られる。本発明の化合物は、パーキンソン症候
群の治療に有用な化り物を見い出すために計画された試
験方法において、6−ヒドロキンドパミンにより病変を
作ったラットの旋回行動に影Vt及ぼすこともわかった
。 この試験では、ランゲルシュチット(Ungersce
dc)およびγルブヌノット(Ar bu t hno
(t ) *プレインーレス(Brain Re5
)44,485(1970)の方法により調製した黒質
新線条体病変ラットを使用する≦ ドパミン作動率活性
を有する化合物は、このラットに、病変側とは反対側へ
の円運動を行なわせる。化合物によって異なる潜伏期間
の後、旋回の数’715分間にわたって計測する。 本発明1じ合物は、高血圧の治療にも有効である。 この作用は、標準的な研究用試験により、即ち5HR(
高血圧自然発症う゛ント)に投与すること番こより判明
した。この化合物は、有意をこ血圧2低下する用量レベ
ルでは受容体と相互作用しなし・。 以下の表1は、本発明化合物の上記試験の測定結果を示
すものである。表中、1欄は前記の式(Ilの化合物の
艮置換基、2欄は腹腔内薬物投与徴50”Cg/に9に
おけるプロラクチン分泌阻害パーセント、3欄は腹腔内
薬物投装置l”)7kgにおける15分中の旋回数、4
欄は()内に示した薬物の静脈内投与1 (mCg/k
g )における平均動脈血圧の最大変化ペーセントヲ表
す。ペルゴリド(R=H)を対照として示す。ペルゴリ
ドは、5)iRで試験した10μy7icgの用量レベ
ルでは十分に血圧を低下させたが、次のより高用量レベ
ル、100μfAgにおいては昇圧剤として作用する。 本発明の化合物は、投与量を上げても血圧低下活性を維
持する。 表1 R’fo5/7f7 且宵工旋回数 i” ”(r
LcH38186−21,0(1υ0) n−に3H79225−19,5(100)−31,6
(1(J(Jul) 表】(続き) イソプロピル 85 44
”37.0(]、UO(+)1−プロペニル
91 69 −13.1(100)
−52,3(100) 4−ヒドロキシベンジル B 4 33
−24.2(100(J)4−メトキシベンジル
20 23 −15.8(1000)
対照 性的に受容可能な雌を行動ケージ昏こ導入した場合、薬
物で処置する前には射精を達成するのに少なくとも5分
間を要した雄のラットを用いて、マウンティングまでの
時間(mount Iatency) 、挿入までの
時間、射精までの時間、射精後の間隔、マウンティング
の頻度および挿入の頻度を測定することにより、式(I
)の化合物の性的行動に与える影響力を測定した。上記
指標の1またはそれ以上における減少は、性的能力の改
善(これに限られる訳ではないが)を含む雄の哺乳動物
の性的行動に対する正の効果を示している。性的反応を
示さない雄ラットをこのような試験に使用することもで
きる。式fIlの薬物を、卵巣を切除しニストロジエン
処置を行なったラットに投与し、前溝姿勢対マウンティ
ングの比率を測定した結果、雌の哺乳動物の性的行動に
対する正の影響が見出された。 増大は、性的機能不全に罹患している雌の哺乳動物をこ
期待される正の効果を示す。 本発明化合物は、治療目的には通常、下に示すような種
々の経口用製剤の形で投与される。 硬ゼラチンカプセル剤は、以下の成分を用いて製造する
: 置(IIll//カプセル) 活性化合物 1〜201Ry乾
燥澱粉 200ステアリン酸マグ
ネシウム 1゜上記成分を混合し、硬ゼラチンカ
プセルに充填する。 錠剤は、以下の成分を用いて製造する:量(り7錠) 活性化合物 1〜2ONf/徽結
晶性セルロース 40〇 二酸化ケイ素(微粉) 10ステアリン酸
5 この成分を混和し、圧縮して錠剤とする。 別法として、各々、1〜2戸の活性成分を含有する錠剤
を以下のごとく製造する: 活性成分 、1〜2011Ig
澱粉 45q徽結晶性
セルロース 35〜ポリビニルピロリ
ドン 4q(10%水溶液として) カルボキシメチル澱粉ナトリウム 4.5■ステア
リン酸マクネンウム 0.5qメルク
1〜活性成分、澱粉および
セルロースF!:Nu45メツシュU、S、ふるいに通
し、完全に混合する。得られた粉体にポリビニルピロリ
ドンの溶液を混合し、次いでこれをlV&L14メツシ
ュU、S、ふるいに通す。 こうして生成した顆粒を50〜60℃で乾燥し、凪18
メツシュU、S、ふるいに通す。予め隘60メツシュU
、S j、るいに通しておいたカルボキンメチル澱粉ナ
トリウム、ステアリン酸マグネシウムおよびタルクをこ
の顆粒に加え、混合し之後、打錠機で圧縮して錠剤を製
造する。 薬物0.1−2QIIyを各々含有するカプセル剤は以
下のように製造する。 活性成分 1〜20肩y澱粉
59〜微結晶性セ
ルロース 59Mgステアリン酸マ
クネシウム 2IIIg活性成分、セル
ロース、澱粉およびステアリン酸マグネシウムを混和し
、患45メツシュU、S、ふるいに通し、硬ゼラチンカ
プセルに充IJEfる、用量5xlにつき各々、1〜2
0〜の薬物を含有する懸濁剤は以下のようをこ製造する
。 活性成分 、1〜20〜カルボ
キシメチルセルロースナトリウム 5ON糖
蜜 L25xl安息香
酸溶液 0.10肩l香料
適 置着巳料
′精製水で5肩lとする 薬物を陽45メツシュU、S、ふるいに通し、カルボキ
シメチルセルロースナトリウムおよび糖蜜と混合して滑
らかなペーストとする。安息香酸溶液、香勢および看色
料を若干量の水で希釈し、攪拌しながら混合する。次い
で必要な容量とするに足るだけの水を加える。 性的機能不全のような内分泌障害の治療、性的能力の改
善、パーキンソン症候群の症状の緩和、またはプロラク
チン放出の阻害のための経口投与に際し、l投与用蛍白
り約、1〜約2〜の活性薬物を含有する錠剤、カプセル
剤または懸濁剤を、1日に3〜4回1.3〜8qの日用
量で、即ち75kgの人ならば約2.25〜約600〜
7日を投与する。静脈内投与用の用量は、約、1〜約I
Q Qmcg/kgの範囲である。血圧を低下させた
りうつ病または不安を治療したりするCNS障害の治療
のために経口投与する場合には、1.【)〜20M1/
/kfの用量レベルを日用量レベルとして、状況番こよ
り10倍まで増看してもよい。 特許出願人 イーライ・リリー・アンド・カンパニー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは1−プロペニル、2−プロペニル、C_1
_−_3アルキル、およびC_1_−_2アルキル、C
_1_−_2アルコキシ、ヒドロキシ、塩素、臭素およ
びフツ素から選ばれる1個または2個の置換分で置換さ
れていることもあるベンジルである〕 で示される化合物またはその薬学的に許容し得る酸付加
塩。 2、D−1−ベンジル−6−n−プロピル−8β−メチ
ルチオメチルエルゴリンである第1項に記載の化合物。 3、D−1−(1−プロペニル)−6−n−プロピル−
8β−メチルチオメチルエルゴリンである第1項に記載
の化合物。 4、D−1−メチル−6−n−プロピル−8β−メチル
チオメチルエルゴリンである第1項に記載の化合物。 5、D−1−イソプロピル−6−n−プロピル−8β−
メチルチオメチルエルゴリンである第1項に記載の化合
物。 6、D−1,6−ジ−n−プロピル−8β−メチルチオ
メチルエルゴリンである第1項に記載の化合物。 7、D−1−(2−プロペニル)−6−n−プロピル−
8β−メチルチオメチルエルゴリンである第1項に記載
の化合物。 8、活性成分として、第1項〜第7項のいずれかに記載
の式( I )の化合物またはその薬学的に許容し得る酸
付加塩を1またはそれ以上の薬学的に許容し得る担体と
共に含有して成る医薬製剤。 9、ドパミンD−2作動薬である第8項に記載の医薬製
剤。 10、式( I )で示される化合物またはその薬学的に
許容し得る塩の製造方法であつて、式中Rが水素である
式( I )の化合物またはその塩を適当なアルキル化剤
と反応させることから成る方法。
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---|---|---|---|
US06/679,832 US4675322A (en) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 1-Substituted-6-n-propyl-8β-methylthio-methylergolines |
US679832 | 1984-12-10 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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EP (1) | EP0185491A1 (ja) |
JP (1) | JPS61140584A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11507361A (ja) * | 1995-06-07 | 1999-06-29 | アルザ コーポレイション | ペルゴライドの経皮放出用新規製剤 |
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CH649998A5 (de) * | 1982-08-09 | 1985-06-28 | Sandoz Ag | Ergolinderivate, ein verfahren zu ihrer herstellung und heilmittel, enthaltend diese ergolinderivate als wirkstoff. |
US4563461A (en) * | 1983-03-10 | 1986-01-07 | Eli Lilly And Company | Selective method for blocking 5HT2 receptors |
-
1984
- 1984-12-10 US US06/679,832 patent/US4675322A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-12-04 EP EP85308835A patent/EP0185491A1/en not_active Ceased
- 1985-12-06 JP JP60275849A patent/JPS61140584A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11507361A (ja) * | 1995-06-07 | 1999-06-29 | アルザ コーポレイション | ペルゴライドの経皮放出用新規製剤 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4675322A (en) | 1987-06-23 |
EP0185491A1 (en) | 1986-06-25 |
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