JPH01275585A - 4,5,6,7―テトラハイドロイソチアゾロ〔4,5―c〕ピリジン誘導体及び異性体 - Google Patents

4,5,6,7―テトラハイドロイソチアゾロ〔4,5―c〕ピリジン誘導体及び異性体

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JPH01275585A
JPH01275585A JP1059860A JP5986089A JPH01275585A JP H01275585 A JPH01275585 A JP H01275585A JP 1059860 A JP1059860 A JP 1059860A JP 5986089 A JP5986089 A JP 5986089A JP H01275585 A JPH01275585 A JP H01275585A
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alkyl
hydrogen atom
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Povl Krogsgaard-Larsen
ポーブル・クログスガード・ラルセン
Erik Falch
エリック・フアルフ
Henrik Pedersen
ヘンリック・ペーデルセン
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H Lundbeck AS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D513/04Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は次の式lを有する新規化合物、個々の異性体お
よび薬理的に許容できる酸付加塩に関する。
−R2 式中、R1は水素、アルキルまたはフェニル低級アルキ
ルであり、当該フェニル基はハロゲン、低級アルキルま
たは低級アルコキシで置換されていてもよい; R2は分岐または分岐していない、1−6の炭素原子の
アルキル、アルケニル、アルキニルであり、所望により
フン素、ハイドロキシ、または所望によりハロゲン、ト
リフルオロメチル、低級アルキル、ヒドロキシまたは低
級アルコキシで置換されたフェニルであり; R3およびR4は同一または異り、それぞれ、水素原子
、アルキル(l−6の炭素原子)、シクロアルキル(3
−6の炭素原子)、所望によりハロゲン、トリフルオロ
メチル、低級アルキル、ヒドロキシまたは低級アルコキ
シで置換されたフェニルまたはフェニル低級アルキルで
あり、当該フェニル基はハロゲン、トリフルオロメチル
、低級アルキル、ヒドロキシまたは低級アルコキシで置
換されていてもよい。
本発明は、さらに式Iの化合物の製造法、新規な中間体
、弐■の化合物を含む医薬組成物、アセチルコリン(A
cCh)またはムスカリンシステムの機能不全によって
生じた病気の弐■の化合物の無毒有効量を投与すること
による治療に関する。
AcChは末梢および中枢神経系(CNS)における神
経伝達体として知られている。CNSにおけるAcCh
の機能低下−これは多分AcChを神経伝達体とじて利
用する神経細胞の変性の結果であるが−はアルツハイマ
ー病およびダウン症候群のような種々の病気の原因に関
すると信じられている (RlM、 marchbanks、 J、 Neur
ochem、 39(19B2)9−15;R,D、 
TerryおよびP、 Davies、^nn、 Re
v、Neurosci、。
3(1980) 77; N、R,51m5. D、M
、 Bowen、 S、J。
A11ev、C,C,T、 Sm1th、 D、Nea
ry、 D、J、Thomasおよび八、N、Davi
dson、  J、Neurochem、、40(19
83)503−50’l;E、Roberts、  八
nn、  New  york  Acad、Sci、
(F、MarottSinexおよびC,R,Merr
i+、 13集者)396(1982) 165−17
8)。さらに年とともに生じる老年性痴呆はCNSにお
けるAcChの活性低下にある程度関係しているように
思われるし、同様に損なわれた学習、記憶機能は中枢A
cChシステムの機能低下に伴なうものである(P、S
、Andersonおよびり、1laubricb、八
nn、l1ep。
Med、Chem、、16(1981)51−60 。
トランスミソターの酵素による分解を防ぐことによって
八cChのレベルを高めるかあるいはAcChリセプタ
ーを直接刺激するような薬物すなわちACChアゴニス
トの投与は、アルツハイマー型の老年性痴呆の患者に見
られる認識機能不全をいろいろな程度改善することが見
出されている(Christie等、Br、J、Psy
ch、138(1981)138−146; tlar
baugh等、Neurosurgery 15(19
84)514−518; Be1ler等、Psych
opharmacol、 87(1985047−15
1; Schwortzおよびkohlstaedt、
 Life Sci、 38(1986); Summ
ers等、N、Engl、J、Med、 315(19
86)1241−1245) 、それ故に、AcChリ
セプターを活性化できる化合物は第一義的に興味あるも
のである。しかしながら、公知のAcChアゴニストの
殆んどはAcChそれ自体も含め第4級アンモニウム基
をもっている。従ってこれらの化合物は末梢投与によっ
ては血液脳関門(BBB)を容易に通入しない。その結
果、このような化合物はCNSのAcChリセプターに
到達せず、もっばら上述の病気には関係のない末梢のA
cChリセプターのみを活性化するにすぎず、種々の好
ましくない効果を生ずる。
アレコリン(メチル1−メチル1,2,5.6−テトラ
ハイドロピリジン−3−カルボキシレート)は第4級ア
ンモニウム基を持たないAcChアゴニストである。ア
レコリンは第3級アミンであり、末梢投与によりBBB
を通入する能力を有する。しかしながら、アレコリンの
エステル基は生体内で極めて急速に加水分解され、アレ
コリンは末梢投与すると非常に弱い、しばしば無視でき
る程度の中枢効果しか有しない。
本発明によれば、驚くべきことに式Iの新規化合物が、
米国特許第4,608.378号で公知の相当する3−
アルコキシイソオキサ・ゾール誘導体のへcChアゴニ
スト活性の約10倍の活性を有することが見出された。
これらの化合物をデザインするに際しては次の事実が重
要視された。
1)3−アルコキシイソチアゾールユニットは同一のア
ルコキシ基を有するエステル基についてイソステリック
である。
エステル基とは対照的に、それぞれの3−アルコキシイ
ソチアゾールユニットは生理的条件下で加水分解されな
い。
2)パa価は生理的pH価(pH7,1−7,4)に対
応する。
このことは末梢的に投与された化合物のかなりの部分が
血流中でイオン化されていない形態で存在し、従って、
当該化合物は確実にB[lBへ非常に速く浸透する。
本発明の新規化合物は、ラットの脳均質物からトリチウ
ムでラベルしたオキソトレモリン−6を置換する能力で
測定して、中枢コリンリセプターへの高い親和力を有し
ている。またこれらの化合物は°ラットの脳均質物から
トリチウムでラベルしたピレゼピンを置換する能力で定
義して、中枢ムスカリントlリセプターに高い親和力を
有している。
これらの化合物の生体内での強力な中枢活性はマウスに
低温症を生じさせる能力、イソニアシトによってマウス
に生じる痙ψを防く能力によって証明することができる
強力な中枢活性に比し、これらの化合物は僅かな末梢副
作用を示すにすぎない。
さらに式Iの化合物は治療効果投与量に比し非常に低い
毒性をもつにすぎない。
本発明はまた、弐Iの化合物と無毒性の有機または無機
の酸との医薬として受容できる塩も包含する。そのよう
な塩は公知の手法で容易に調製することができる。すな
わち、塩基を、アセトンまたはエタノールのような水混
合性溶媒中、計算量の有機酸または無機酸と反応させ、
濃縮および冷却によって塩を分離するか、または塩基を
、エチルエーテルまたはクロロホルムのような水葬混合
性溶媒中の過剰量の酸と反応させ目的とする塩を直接分
離するのである。そのような有機酸塩の例はマレイン酸
、フマール酸、安息香酸、アスコルビン酸、エンボニン
酸、コハク酸、シュウ酸、ビス−メチレンサリチル酸、
メタンスルフォン酸、エタンジスルフオン酸、酢酸、プ
ロピオン酸、酒石酸、サリチル酸、クエン酸、グルコン
酸、乳酸、リンゴ酸、マンデル酸、桂皮酸、シトラコン
酸、アスパラギン酸、ステアリン酸、パルミチン酸、イ
タコン酸、グリコール酸、p−アミノ安息香酸、グルタ
ミン酸、ベンゼンスルホン酸、テオフィリン酸、8−ハ
ロテオフィリン−例えば8−ブロモテオフィリンの塩で
ある。また無機酸塩の例は塩酸、臭化水素酸、硫酸、ス
ルファミン酸、燐酸、硝酸の塩である。勿論、これらの
塩は適当な塩の複分解という古典的方法によっても調製
することができる。かかる方法はよく知られている。
本明細書において、アルキルはメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチル、ペンチルま
たはヘキシルのような直鎖または分岐した炭素原子1−
6のアルキルを示す。アルキル基の中では低級アルキル
基が好ましい。低級アルキルとは、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、第3級ブチルのような
、直鎖または分岐した炭素原子1−4のアルキルを示す
。アルケニルは、2−プロペニル、2−ブテニル、2−
ペンテニル、2−へキセニル、2−メチル−2−プロペ
ニル、または3−メチル−2−ブテニルのような二重結
合を有する直鎖または分岐したC:1−C6のアルケニ
ル基を示す。アルキニルは、2−プロピニル、2−ブチ
ニル、2−ペンチニル、2−ヘキシニルまたは4−メチ
ル−2−ペンチニルのような三重結合を有する直鎖また
は分岐したCz−Cbのアルキニル基を示す。フェニル
−低級アルキルはフェニル基で置換された低級アルキル
(すでに定義した)を示す。好適なフェニル低級アルキ
ルはベンジル、l−および2−フェニルエチル、1−1
2−および3−フェニルプロピルおよび1−メチル−1
−フェニルエチルである。フェニル基がハロゲン、低級
アルキルまたは低級アルコキシで置換されている場合は
、それらはモノ、ジ、またはトリ置換であり、また、そ
れらがジまたはトリ置換の場合は、置換基は同一または
異っている。低級アルコキシは1−6の炭素原子を有す
るものを指す。好適なものはメトキシおよびエトキシで
ある。ハロゲンはF、 C1,BrまたはIを示し、C
IまたはBrが好適である。
式Iの好適な化合物の実例は以下の通りである。
3−メトキシ−4,5,6,7−チトラハイドロイソチ
アゾロ(4,5−C)ピリジン 3−エトキシ−4,5,6,7−チトラハイドロイソチ
アゾロ(4,5−C)ピリジン 3−(2−プロピニルオキシ)−4,5,6,7−チト
ラハイドロイソチアゾロ(4,5−C)ピリジン3−メ
トキシ−7−メチル−4,5,6,7−チトラハイドロ
チアゾロ(4,5−C)ピリジン 7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−4,5,
6,7−チトラハイドロイソチアゾロ[4,5−C)ピ
リジン5.7−シメチルー3−(2−プロピニルオキシ
)−4,5,6,7−チトラハイドロイソチアゾロ(4
,5−C)ピリジン7−メチル−3−(2−プロペニル
オキシ)−4,5,6,7−チトラハイドロイソチアゾ
ロ(4,5−C)ピリジン式、7−シメチルー3−(2
−プロペニルオキシ)−4,5,6,7−チトラハイド
ロイソチアゾロ(4,5−C)ピリジンおよびこれらの
塩 R3とR4が異っている場合または同じであるが位置が
異っている場合、式■の化合物は幾何学的または鏡像性
型のものに分割することができる。同様にR1に二重結
合がある場合、式■の化合物はE型およびZ型で存在し
うる。本発明はすべてのエナンチオマーおよびそれらの
混合物、またE型および2型それらの混合物を包含する
ものと解される。
特に好適な化合物は 7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−4,5,
6,7−チトラハイドロイソチアゾロ(4,5−C)ピ
リジン(+)−7−メチル−3−(2−プロピニルオキ
シ)−4,5,6゜7−チトラハイドロイソチアゾロ(
4,5−C)ピリジン (−L?−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−4
,5,6゜7−チトラハイドロイソチアゾロ(4,5−
C)ピリジン 5.7−シメチルー3−(2−プロピニルオキシ)−4
,5,6,7−チトラハイドロイソチアゾロ(4,5−
C)ピリジン(+)−5,7−シメチルー3−(2−プ
ロピニルオキシ)−4゜5.6.7−チトラハイドロイ
ソチアゾロ(4,5−C)ピリジン (−)−5,7−シメチルー3−(2−プロピニルオキ
シ)−4゜5.6.7−チトラハイドロイソチアゾロ(
4,5−C)ピリジン 7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−4,5,
6,7−チトラハイドロチアゾロ(4,5−C)ピリジ
ンおよびこれらの塩である。
本発明によると、式■の化合物は以下の方法で調製する
ことができる。
a)式■ (式中、R3およびR4は前に定義した通りであり、Z
は容易に除去できる例えば加水分解または水素添加によ
って除去できるアミノ基の保護基である。) なる化合物を式■ R2X      III (式中、R2は前に定義した通りであり、Xは離脱基で
ある。) なる化合物と反応させ、Z基を加水分解または水素添加
で除去する、または b)式I (式中、R’4よ水素であり、Rg、R3,1?4は前
に定義した通りである。) なる化合物を弐■ (式中、R5は水素または低級アルキルである。)なる
アルデヒドと還元剤の存在下で反応させる、または C)式■ (式中、R1は水素であり、R2,R3,R4は前に定
義した通りである。) なる化合物を弐  ■ I R’−C−X (式中、R5およびXは上記定義した通りである。)な
る化合物と反応させ、 生じた式■ (式中、R2,R3,R4およびR5は上記定義した通
りである。) の化合物を還元剤(例えばリチウムアルミニウムハイド
ライド、ジボラン、シアノボロハイドライドまたは同種
のもの)で還元する、またはd)式■ (式中、R2’ は水素原子または上記定義したR2で
あり、R3およびR4はすでに定義した通りである。)
を弐■ (式中R2およびXは定義した通りである。)
の化合物と反応させるか、または e)式■ (式中、Yは上記で定義したR1またはZである。)の
化合物を式■ R2−0111X (式中R2は上記定義した通りである。)のアルコール
と反応させる。
生成された式Iの化合物を遊離の塩基または好ましくは
無毒性の医薬として適用できる酸付加塩として分離し、
所望により個々のアイソマーに分離する。
式■および■のZの具体例は次の通りである。
メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシ
カルボニル、第3級ブトキシカルボニル、ヘンシルオキ
シカルボニル、4−クロロベンジルオキシカルボニル、
トリチル、フォルミル、アセチル。
離脱するX基の例としては塩基、臭素、沃素が挙げられ
る。
方法(a)において、反応は好適には以下のように行わ
れる。
1)水および水混和性の有機溶媒、例えばジクロ′ロメ
タンまたはトルエンの混合物中において相間移動触媒、
例えばテトラブチルアンモニウム水素サルフェート、お
よび塩基、例えば炭酸カリ、水酸化ナトリウムまたは第
三級アミン、の存在下に行う、または 2)アセトン、低級アルコール、トルエン、N、 N−
ジメチルフォルムアミドのような溶媒中、炭酸カリ、金
属水素化物、第3級アミン、金属アルコラードのような
塩基所望により相間移動触媒、例えばテトラブチルアン
モニウム水素サルフェートの存在下行う。
反応は0℃から溶媒の沸点までの温度で、1−96時間
行われる。Z基の除去は加水分解、水素添加のようなよ
く知られている方法で行われる。そして、その後所望に
より、方法(b)または(c)によりR1基の導入が行
われる。
方法(b)において、反応はギ酸、ジボラン、シアノボ
ロハイドライドのような還元剤の存在下、エーテル、メ
タノール、クロロフォルム、ジオキサンのような溶媒中
、−20°Cから100℃の温度で行われる。
方法(c)において、式■の中間体は多くの場合分離さ
れないが、所望により分離してもよい。反応混合物中の
式■の化合物は分離せずに、リチウムアルミニウムハイ
ドライド、ジボランまたはシアノボロハイドライドのよ
うな還元剤と処理される。反応は、エーテル、トルエン
またはジオキサンのような不活性溶媒の中で一20℃か
ら溶媒の沸点までの温度で行われる。
方法(d)において、反応は好ましくはアセトン、低級
アルコール、トルエン、N、N−ジメチルフォルムアミ
ドのような溶媒中、炭酸カリ、金属水素化物、第3級ア
ミン、金属アルコラードのような塩基の存在下に行われ
る。反応は0℃から溶媒の沸点までの温度で0〜96時
間行われる。
方法(d)において、反応は通常式■のアルコール過剰
量の溶液−0%〜50%の水を含む−の中で、金属水酸
化物、金属アルコラードのような塩基の存在下行なわれ
る。反応温度は通常O℃〜150℃の範囲内、好ましく
はQ’cから式■のアルコールの沸点までである。多く
の場合、YがZであり特に反応混合物が水を含んでいる
場合、アミノ基保護基であるZは反応中に加水分解によ
り除去される。さもなければ、Z基は加水分解、水素添
加のような周知の方法で除去できる、そしてそれから、
所望によりR1基を方法(b)または(c)で導入する
中間体および弐Iの化合物の調製は以下の実施例によっ
て示されるが、これらに限定されるものではない。
次の文献が参考として用いられる。
1)P、クロスガートーラーゼン(Krogsgaar
dLarsen) 、H,ミソケルセン(Mikkel
sen) 、P、ヤコプセン(Jacobsen)、E
、ファルヒ(Falch)、D、R,クルチス(Cur
tis)、M、J、ビート(Peet)およびJ、D、
リー(Leah)、 J、Med、Chem、、26  (1983)895
−900 .2)イーストマンコダック社、米国特許筒
2,659.739(1950)。
実施例1 ト(2) 1.60g(7,5ミリモル)のメチル3−ヒドロキシ
−4゜5.6.7−チトラヒドロイソチアゾロ(4,5
−C)ピリジン−5−カルボキシレート(1)のエーテ
ル(5〇−)およびエタノール(2−)の溶液に過剰の
ジアゾメタンを加えた。混合物を室温で1時間攪拌し過
剰のジアゾメタンを氷酢酸を加えて分解した。
混合物を減圧蒸留し、残渣をシリカゲルのカラムクロマ
トグラフィ (溶媒: トルエン−酢酸エチル)に付し
、890mgの標記化合物を無色油状物として得た。
’HNMR(CDC13:4,25(2H,S)、  
3.95(311,S)、  3.65(311゜S)
、  3.60(2H,t)、  2.75(28,t
)。
実施例2 水酸化カリ(2,02g、 36ミリモル)のメタノー
ル(9−)溶液に0.89g (3,9ミリモル)のL
を加え、混合物を20時間還流した。反応混合物を減圧
蒸留した。残渣を水(30ml)に溶解し各5Qmlの
クロロホルムで3回抽出した。抽出液を合併し乾燥し、
蒸留した。残渣をエーテルに溶解し、塩酸の酢酸エチル
溶液の過剰量を加えた。沈殿を集め、メタノール−エー
テルから再結晶して0.70g(87%)の標記化合物
を得た。融点234−235℃、分析(Cdl++Cl
Nz05)、C,fl、N。
実施例3 ト(4) 1’ (1,5g、7.0 ミリモル)、テトラブチル
アンモニウム水素サルフェート(TBA、 2.5g)
、水酸化ナトリウム(0,6g)、水(6,d)および
ジクロロメタン(6ml)の混合物を10分間攪拌した
。ジエチルサルフエ)(1mffi)を加え、混合物を
一夜加熱還流した。
濃アンモニア水(10mffi)を加え、混合物を1時
間還流した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、有
機相を3回水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧
蒸留しシロップ(2,5g)を得た。これをシリカゲル
でのクロマトグラフィーを行い、酢酸エチル−ヘプタン
(1:2)で溶出した。第1のUV−活性フラクション
で4(1,1g、65%)をシロップ状で得た。
’H−NMR1,35ppm ()リプレット、311
)、 2.8ppm (トリプレット、2H)、 3.
74ppm(シングレット311.1−リプレット2H
)、 4.36ppm(シングレット、21+)、 4
.37ppm(クアルテット、211)。
実施例4 4(1,1g、4.5ミリモル)、水酸化カリ(2,5
g)の水<2.5d)およびメタノール(25m)溶液
を一夜還流した。溶液は乾燥近くまで蒸発した。残渣を
ジクロロメタンに溶解した。溶液を3回飽和食塩水で洗
滌し、硫酸マグネシウム上で乾燥し、減圧蒸発し、シロ
ップ状の5(0,4g、 50%)を得た。これを酢酸
エチルからマレエート(0,6g、44%)として再結
晶した。融点163−165℃、分析(C,□II+J
zOsS)。
C,ILN。
実施例5 3−ヒドロキシ−4,5,6,7−テトラハイドロイソ
チアゾロ(4,5−C)ピリジニウムブロマイド(6)
+(2,4g、10ミリモル)および炭酸カリ(2g)
の水(20ml)溶液にピロカルボン酸ジ、第3級ブチ
ルエステル(2,5g)のテトラハイドロフラン(20
mり溶液を加えた。混合物を2時間攪拌し、テトラハイ
ドロフランの殆んどを蒸発させた。残渣を水で希釈し、
酢酸エチルで3回洗滌した。水相に酢酸エチル(50d
)を加え、混合物を水浴で冷却し、注意深く塩酸でpH
3に酸性化した。相を分離し、水相はさらに2回酢酸エ
チルで抽出した。合併した有機相を硫酸マグネシウム上
で乾燥し、減圧蒸発して?(1,5g、58%)を得た
。融点174−177℃。
実施例6 −ト(8) 7(1,5g、5.6ミリモル)、テトラブチルアンモ
ニウム水素サルフェート(0,3g)、炭酸カリ(2g
)およびプロパルジルブロマイド(1,51nりのN、
N−ジメチルフォルアミド(30d)溶液を70℃で4
時間加熱した。混合物を室温で一夜放置し、濾過した。
濾液を減圧蒸発した。残渣をエーテル(50d)に溶解
し、溶液を水で2回洗滌し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、減圧蒸留した。生じたシロップをエーテルに溶解し
、塩酸で飽和し、室温で2時間攪拌した。反応混合物を
減圧蒸発し、B−の塩基を水酸化ナトリウムで通常の方
法で処理した。ヘミフマレートをアセトンから再結晶し
た(0.6g、55%)。
融点186−188℃、分析(C+ +lL+Jz(h
S) 、C,H,N。
実施例7 2−メチル−3−アミノプロピオンニトリル(9) ”
 (197g、2.35モル)およびアクリロニトリル
(170mffi)のエタノール(250mf)溶液を
一夜還流し、それから減圧蒸発し10 (316g、 
98%)を軽油状で得た。
実施例8 第3級ブチルカリ(270g)のトルエン(1,51)
のよく攪拌した溶液にゆっくりと10(316g、 2
.3モル)を加え混合物を還流温度で1.5時間攪拌し
た。混合物を室温まで冷却濾過した。湿った濾過ケーキ
を6N塩酸(2,!M)に溶解し、20分間還流した。
混合物を水浴中で冷却し水酸化ナトリウム(pH7゜T
〈30℃)で中和した。さらに水酸化ナトリウム。
(185g)を冷却しながら加え、それからメチルクロ
ロフォルメート(1701nl)を10℃で加えた。添
加後、混合物を室温で1時間攪拌した。混合物を酢酸エ
チルで2回洗滌した。水相を濃塩酸でpH3に酸性化し
、それから酢酸エチルで3回抽出した。抽出液を合併し
、飽和食塩液で2回洗滌し、硫酸マグネシウム上で乾燥
し、減圧蒸発して旦(295g、63%)を油状物で得
た。エーテルから再結晶して融点65−68℃の旦を得
た。
実施例9 粗旦(200g、 1.02モル)、4−トルエンスル
ホン酸(35g) 、1.2−エタンジオール(900
−)および1,1゜1−トリクロロエタン(1N)の混
合物を水を分離しながら一夜還流した。混合物を冷却し
水(11)を加え、相分離を行った。水相をジクロロメ
タンで3回抽出し、合併した有機相を稀苛性ソーダで1
回、飽和食塩溶液で1回洗浄した。有機相を硫酸マグネ
シウム上で乾燥し、減圧蒸発して12(195g。
80%)を油状で得た。
実施例10 旦井 ■(195g、 0.81モル)のエタノール(Hり?
容液に水酸化ナトリウムの水(40y+ff1)溶液を
加えた。過酸化水素(250mff1 )を温度を70
℃以下に保ちながら加えた。混合物を60℃で3時間攪
拌し、28%水酸化ナトリウム(15ml )と過酸化
水素(250yt’)を加えた。混合物を55°Cで一
夜攪拌し、減圧蒸発した。
半結晶状残渣をジクロロメタンに溶解し、溶液を飽和食
塩溶液で2回洗浄した。硫酸マグネシウム上で乾燥し、
減圧蒸発して13 (139g、 67%)をくっつき
やすい融点の広い結晶として得た。
実施例11 13(129g、0.50モル)の6N塩酸(0,51
)溶液を室温で4時間放置した。溶液を固体の水酸化ナ
トリウムで、冷却しながらp117に中和した。溶液を
減圧蒸発し半結晶状残渣を沸とうしているアセトンで抽
出した。アセトン溶液を冷却し、濾過し、減圧蒸発して
14(80g、 75%)をくっつきやすい、広い融点
の結晶として得た。
実施例12 旦(80g、 0.37モル)およびベンジルアミン(
5〇−)のp−キシレン(500d)の溶液を水を分離
しながら2時間加熱還流した。室温に冷却し、生成物を
結晶化した。固体を濾別し、p−キシレンで洗浄し乾燥
して15(51g、 45%)融点195−200℃を
得た。
実施例13 乾燥した硫化水素を乾燥したN、N−ジメチルフォルム
アミド(0,51’)中へ、水浴上で冷却しつつ、泡出
させた。それから、15(51g、 0.17モル)を
加え混合物を0°Cで4時間それから室温で一夜攪拌し
た。溶液を減圧蒸発し、残渣を酢酸エチル(175mf
fi)に溶解した。酢酸エチル(100+++1) 中
、(D’JZ (45mffi)を冷却しつつ(T<1
0″C)滴下した。溶液をそれから室温で24時間攪拌
した。砕いた氷(100g)を加え、混合物を28%苛
性ソーダでアルカリ性にした (T〈20“C)。水相
をエーテルで2回洗浄し、濃塩酸でpH3に酸性化した
。ジクロロメタンで抽出し・有機相を乾燥し、減圧蒸発
し、粗−匹 (l1g)を得た。これをシリカゲル上、
酢酸エチル−メタノール−ギ酸(95:5山で溶出した
。これにより純粋な削(7,7g、20%)を得た。’
It−NMR(DMSO−di、) 2.18ppm(
ダブレット、J=411z、3tl)、 3.13pp
m(広いマルチプレット、1tl)、 3.50ppm
(広いシンブレラl−,211)、 3゜69ppm 
(シンブレラh、 311)、 4.21ppm (広
いシンブレラh、 211)、 9.70ppm (シ
ンブレラr、 III)、実施例14 ソー5−カルボキシレート(17) 16(3,7g、 16.2モル)の臭化水素で飽和し
た酢酸(2!M)溶液を一夜室温で放置し、それから減
圧蒸発した。この粗生成物から、■を実施例5に記載の
方法と同様の方法で調製した。油状Uの収量は1.3g
 (30%)であった。
実施例15 17(1,7g、 6.3ミリモル)、テトラブチルア
ンモニウム水素サルフェート(2,5g)、水酸化ナト
リウム(0,6g)、水(6−)およびジクロロメタン
(6mZ)の混合物を10分間撹拌した。ジメチルサル
フェート(1+++1)を加え、混合物を一夜還流した
。濃アンモニア水(10rn1)を加え、混合物を1時
間還流した。反応混合物をジクロロメタンで希釈し、有
機相を水で3回洗浄し、硫酸マグネシウム上で乾燥し減
圧蒸発し、油状物(1,2g)を得た。これをシリカゲ
ルから酢酸エチル−ヘプタン(1:2)で溶出した。最
初のUV−活性部分を塩酸で飽和したエーテルに溶解し
、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧蒸留し、■
の塩基を通常処理に付し、フマレートをアセトンから再
結した。−」の収量は0.35g(18%)で融点は1
67−168℃(分解)であった。
分析(C111116N20SS)、C,H,N。
実施例16 レート(19) °化合物用は17(1,3g、 4.8ミリモル)から
実施例6に記載と同様の方法で調製された。旦の収量は
0゜32g (20%)であった。融点184−186
℃(分解)。
分析(CI411.6NZO5S) 、C,II、N。
実施例17 Uの塩基(7,5g、 0.036モル)のエタノール
(20ml)溶液にジベンゾイル−〇−酒石酸(3,2
2g、0.009モル)のエタノール(20−)溶液を
加えた。結晶を濾別しエタノール/水から2回再結晶を
行った。
収量4.5g、融点169−170°C0ジベンゾイル
−ロー酒石酸塩はフマレートに通常の方法で転換した。
銭の収量は3.3g(0,010モル、28%)、融点
169−170°C1〔α) 、 = +39.8°C
(C,0,5,水)、分析(C+4tl+、Nzo5s
)、  C,H,N。
ジベンゾイル−D−酒石酸塩の沈殿をとった母液にジベ
ンゾイル−し−酒石酸−水加物(3,22g、0.00
9モル)のエタノール(20mf)溶液を加えた。生成
物は上記と同様に処理した。針の収量は3.05g(0
,009モル、25%)、融点168−169℃、〔α
〕。=−40,4℃(C=0.5.水)、分析(CI4
1116NZ055)、 C,II、N。
実施例18 ■の塩基(1,5g、 7.2ミリモル)のギ酸(25
mjりおよび35%ホルムアルデヒド 液を70℃で4時間加熱した。反応混合物を減圧蒸留し
水(50+−f)に溶解した。溶液を濃苛性ソーダで塩
基性(plD12)とした。混合物をジクロロメタンで
3回抽出し、有機相を合併し、飽和塩化カルシウムで2
回洗浄した。硫酸マグネシウム上で乾燥し、・減圧蒸発
して油状物(0,9g)を得た。これから標記のオキサ
レートをアセトンから再結晶した収量1.05g (3
,4ミリモル、47%)、融点135−140℃、分析
(C1:1l116N20ss) 、C,If、N。
実施例19 ト(24) 標記の化合物はそれぞれ刈の塩基(1,5g、 7.2
ミリモル)および■の塩基(1,5g、 7.2ミリモ
ル)から実施例18に記載の方法で合成された。
ηの収量(刈から)は1.1g(3,5ミリモル、49
%)。
〔α) D ” +42.5℃(C,σ3.水)、融点
151−153℃、分析(C+dl+JzOsS)、 
C,If、N。
君の収量(′2iから)は1.5g(4,8ミリモル、
67%)。
〔α) 、 = −41,6℃(C,O’、5.水)融
点156−157℃、分析(C+3tl+JzOsS)
、 C,H,N。
実施例20 16(2g、 9.3ミリモル)、テトラブチルアンモ
ニウム水素サルフェート(0,45g) 、炭酸カリ(
3g)、アリルブロマイド(1,7d)およびジメチル
フォルムアミド(36mffi)の混合物を70℃に加
熱し4時間攪拌した。それから室温で12時間撹拌した
。混合物を濾過し、減圧蒸発した。残渣を酢酸エチルに
溶解し、溶液を水で2回、飽和塩化カルシウムで1回洗
浄した。硫酸マグネシウム上で乾燥し減圧蒸発して油状
物(2,37g)を得た。これをシリカゲルから酢酸エ
チル−へブタン(1: 1)で溶出した。
これにより1.3gの油状物を得た。これをメタノール
(30mffi) 、水(3mり 、苛性カリ(3g)
の混合物に溶解した。混合物を48時間還流し、それか
ら減圧蒸発した。残渣をジクロロメタンと水に溶解し有
機相を稀塩酸で抽出した。酸性の水相をジクロロメタン
で1回洗浄し、それから濃苛性ソーダで塩基性にした。
水相をジクロロメタンで3回抽出し、合併した有機相を
飽和塩化カルシウムで2回洗浄した。硫酸マグネシウム
上で乾燥し減圧蒸発して油状物(0,’7g)を得た。
これから標記のフマレートをアセトンから結晶させた。
収量0.85g (2,6ミリモル、28%)、融点1
62−164℃、分析(CI411111NZO4S)
、C,II、N。
以下の試験は式Iの化合物の薬理効果を評価するのに用
いられた。
3I+−オキソトレモリンn結合 本試験はBirdsda11等1980に記載されたの
と同じ方法で行なわれた。
而単にいうと、ラットの脳を100vol (W/V)
 10mMの燐酸ナトリウム−燐酸カリ緩衝液(pl+
7.4)中で均質化し、これを分けて、311−オキソ
トレモリンM(84,9Ci/mmol、 NIEN)
のみと、あるいはさらに試験化合物の存在下全量1.!
Mで40分間30”Cに保った。
反応は5−の水冷した緩衝液を加えることによって終ら
せた。そして反応液をあらかじめ少なくとも30分間0
.1%ポリエチレンイミン(シグマ)に浸したワットマ
ンGF/B濾祇で濾過した。dt紙を同容量の緩衝液で
1回洗浄し、シンチレーションバイアルに移し、液体シ
ンチレーションスペクトロメータ (ベックマンLS1
800)で測定する少くとも2時間前にシンチレーショ
ン液(ピコ−フルオール、パンカード)で抽出した。
非特定結合は10μ門アトロビンにおいて測定した。す
べての測定は3回行った。少くとも2つの置換曲線を各
試験化合物に対して作成した。
3It−ピレンゼピン結合。
本試験はWatson等、1983に記載された方法と
同一の方法で行った。条件は″11−オキソトレモリン
結合の場合と同じであったが、分割したもののインキュ
ベーションは1.OnMIl−ピレンゼピンで60分間
、25℃で行ない、反応は4−の緩衝液で3回洗浄した
のち直接濾過して終了させた。
バートスダル(Birdsdal l)N、J、M、 
、フルメ(Hulme)E、C,、およびバーゲン(B
urgen)^、 S、V、(1980)。
“ラット脳の種々の部位におけるムスカリン受容体の特
徴″Proc、 Roy、 Soc、 London(
Series B)207.1 、ワトソン(Wats
on)M、、ヤマムラ(Yamamura)H,1,、
およびレースヶ(Roeske)W、R,(1983)
、 ’ラッ°トに於ける〔3旧−ピレンゼピン結合の独
特な調節ピロフィールおよび局所的分布は異なるH3及
びhムスカリン受容体サブタイプに関する証拠を提供す
る。”Life Sci、 32.3001−3011
゜結果 311−オキソ−M311−ピレンゼピンICso(n
M)    ICso(nM)’化合物3     1
8       1700化合物5     29  
     370化合物8     6.3     
  53化合物18     24       13
0化合物19     1.8       6.9化
合物20     1..6       5.5化合
物21     0.93       8.1化合物
22     5.3       6.7化合物23
     18        14化合物24   
  3.8       4.3化合物25     
5.3        Ifアレコリン     1.
9      1060(+ LO−プロパルギル −7−Me−THPO(ネ)      18    
            61(*) (+L?−メチルー3−(2−プロピニルオキシ)−4
,5,6゜7−テトラヒドロイソオキサゾロ(4,5−
C)ピリジン この結果から、式■の最も顕著なイソチアゾロ−化合物
は対応するイソオキサゾロ誘導体に比して極めて優れて
いることが明らかである。
式■の化合物およびそれらの無毒性酸付加塩はヒトも含
み、犬、猫、馬、山羊などの動物に経口または非経口に
より投与できるものであり、例えば錠剤、カプセル、粉
末、シロップの形で、または通常の注射用の無菌溶液の
形で用いられる。ヒトに投与した場合の結果は満足でき
るものである。
もっとも便宜的には、式■の化合物は錠剤またはカプセ
ルのような単位量投与の形で経口投与される。各投与単
位量は遊離アミンまたは化合物の無毒性酸付加塩を遊離
アミンで計算して約0.10〜100mgの量、もっと
も好適には約5〜50mg含有するものであり、1日当
りの総投与量は約1.0〜500mgの範囲内である。
勿論、個々の場合の各投与量および1日当りの投与量は
医師の指示に従い、定められた医療原則によって決めら
れるものである。
錠剤の調製に際しては、活性成分を通常の錠剤補助剤、
例えばコーン・スターチ、ポテト・スターチ、タルカン
、ステアリン酸マグネシウム、ゼラチン、ラクトース、
ガム等と混合する。
(+)−7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−
4,5,6,7−テトラハイドロインチアゾロ(4,5
−C)ピリジンフマレート (短(化合物20と称する
)を活性成分として含有する組成物の処方の代表例は次
の通りである。
1)化合物20を遊離アミンで計算して5mg含有する
錠剤 化合物20          5 mgラクトース 
        18 mgポテト・スターチ    
  27 mgサッカロース        58 m
gソルビット          3 mgタルカン 
         5 mgゼラチン        
  2 mgポビドン          1 mgス
テアリン酸マグネシウム 0.5 mg2)化合物20
を遊離アミンで計算して50mg含有する錠剤 化合物20          50 mgラクトース
         16 mgポテト・スターチ   
   45 mgサッカロース       106 
mgソ ″ ビ °ノ  ト            
                 6  □8タルカ
ン          9 mgゼラチン      
    4 mgポビドン          3 m
gステアリン酸マグネシウム 0.6 mg3)1m1
当り以下のものを含むシロ・ノブ化合物20     
     10 mgソルビット         5
00 mgトラガカント         7 mgグ
リセロール       50 mgメチルパラベン 
       1 mgプロピルパラベン      
0.1 mgエタノール        0.005m
g水         加えて1mlにする4) 1 
rnl、当り以下のものを含む注射液化合物20   
       50 mg酢酸           
17.9 mg無菌水       加えて1−にする
5)1−当り以下のものを含む注射液 化合物20          10 mgソルビット
        42.9 mg酢酸        
   0.63 mg苛性ソーダ         2
2 mg無菌水       加えて1dとする。
いかなる他の医薬錠剤補助剤も活性成分に適合するもの
は使用することができる。その他の組成物および投与形
態は神経弛緩剤、鎮痛剤、抗抑制剤に現在使用されてい
るものと同様である。
また、式■の化合物、それらの無毒性酸付加塩と他の活
性成分、特に他の神経弛緩剤、精神弛緩剤、トランキラ
イザー、鎮痛剤等とを組合せることは本発明の範囲内で
ある。
前述の通り、式Iの化合物を酸付加塩の形で分離するに
際しては、当該酸は通常の治療における投与において無
毒で薬理的に受容できるアニオンを含むように選択する
のが好ましい。このような好ましいグループに含まれる
代表的な塩は式lのアミンの塩酸塩、臭化水素酸塩、硫
酸塩、酢酸塩、燐酸塩、集散塩、メタンスルフォン酸塩
、エタンスルフォン酸塩、乳酸塩、クエン酸塩、酒石酸
塩、重酒石酸塩、パモラート、マレイン酸塩である。
他の酸も同様に適切であり所望により使用される。
例えば、フマール酸、安息香酸、アスコルビン酸、コハ
ク酸、サリチル酸、ビスメチレンサリチル酸、プロピオ
ン酸、グルコン酸、リンゴ酸、マロン酸、マンデル酸、
ケイヒ酸、シトラコン酸、ステアリン酸、パルミチン酸
、イタコン酸、グリコール酸、ベンゼンスルフォン酸、
スルファミン酸が酸付加塩を形成する酸として使用され
る。
本発明の化合物を遊離塩基の形で分離したいときは、こ
れは分離されたあるいは分離されていない塩を水に溶解
し、適当なアルカリ性物質で処理し、避難した塩基を適
当な有機溶媒で抽出し、抽出液を乾燥し、乾燥状態まで
蒸発するかまたは分溜することによって遊離塩基である
アミンの分離を行うといった通常の処理方法に従って行
われる。
本発明はまた適量の式■の化合物あるいはそれらの無毒
性酸付加塩をヒトを含む生きている動物に投与すること
により、神経トランスミソターであるアセチルコリンや
ムスカリンに関連した動物のある種の生理的、心理的異
常症候を軽減し好転し緩和し抑制する方法も包含するも
のである。適当量は18二体重1kg当り約Q、QQ1
mgから約10mgであり、好適にはまた1日、体重1
kg当り約0.003mgから約7mgである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)次の式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R^1は水素原子、アルキルまたはフェニル低
    級アルキルであり、当該フェニル基はハロゲン、低級ア
    ルキルまたは低級アルコキシ基で置換されていてもよい
    ; R^2は分岐しているかまたは分岐していない、1−6
    炭素原子を有するアルキル、アルケニル、アルキニルで
    あり、これらは所望によりフッ素原子、ハイドロキシま
    たはフェニル基で置換されており、当該フェニル基は所
    望によりハロゲン、トリフルオロメチル、低級アルキル
    、ハイドロキシまたは低級アルコキシで置換されていて
    よい; R^3およびR^4は同一または異ってそれぞれ水素原
    子、アルキル(1−6の炭素原子)、シクロアルキル(
    3−6の炭素原子)、フェニル、これは所望によりハロ
    ゲン、トリフルオロメチル、低級アルキル、ハイドロキ
    シ、または低級アルコキシで置換されていてもよい、ま
    たはフェニル低級アルキル、これのフェニル基はハロゲ
    ン、トリフルオロメチル、低級アルキル、ハイドロキシ
    または低級アルコキシで置換されていてもよい。) なる新規に化合物、それらの個々の異性体およびそれら
    の薬学的に許容できる酸付加塩。2)R^1が水素原子
    またはアルキルであり、R^2がアルキル、アルケニル
    またはアルキニルであり、R^3が水素原子またはアル
    キルであり、R^4が水素原子である請求項1記載の化
    合物。 3)(±)−7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ
    )−4,5,6,7−テトラハイドロイソチアゾロ〔4
    ,5−C〕ピリジン、 (+)−7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−
    4,5,6,7−テトラハイドロイソチアゾロ〔4,5
    −C〕ピリジン、 (−)−7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ)−
    4,5,6,7−テトラハイドロイソチアゾロ〔4,5
    −C〕ピリジン、 (±)−5,7−ジメチル−3−(2−プロピニルオキ
    シ)−4,5,6,7−テトラハイドロイソチアゾロ〔
    4,5−C〕ピリジン、 (−)−5,7−ジメチル−3−(2−プロピニルオキ
    シ)−4,5,6,7−テトラハイドロイソチアゾロ〔
    4,5−C〕ピリジン、 および、これらの薬理的に許容できる酸付加塩から選択
    される請求項1または2記載の化合物。 4)(+)−7−メチル−3−(2−プロピニルオキシ
    )−4,5,6,7−テトラハイドロイソチアゾロ〔4
    ,5−C〕ピリジンおよびその薬理的に許容できる酸付
    加塩。 5)請求項1、2、3または4記載の化合物を活性成分
    とし、1またはそれ以上の薬理的希釈剤または担体を含
    む単位投与形態の薬剤組成物。 6)活性成分が0.1−100mg/単位投与存在する
    請求項5記載の薬剤組成物。 7)a)式IIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、R^3およびR^4は請求項1で定義した通り
    であり、Zは例えば加水分解または水素添加のような方
    法で容易に除去できるアミノ保護基である。) を式IIIの化合物 R^2−XIII (式中、R^2は請求項1で定義した通りであり、Xは
    離脱する基である。) と反応させ、Z基を加水分解または水素添加により除去
    する、 または b)式 I の化合物(式中R^1は水素原子であり、R
    ^2、R^3およびR^4は上記定義した通りである。 )を式IVのアルデヒド ▲数式、化学式、表等があります▼IV (式中、R^5は水素原子または低級アルキルである。 ) とを還元剤の存在下反応させる、 または c)式 I の化合物(式中、R^1は水素原子であり、
    R^2、R^3およびR^4は上記定義した通りである
    。)を式Vの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼V (式中R^5およびXは上記定義した通りである。)と
    反応させ、生成した式VIの化合物▲数式、化学式、表等
    があります▼VI (式中R^2、R^3、R^4及びR^5上記定義した
    通りである。)を還元剤(例えばリチウムアルミニウム
    ハイドライド、ジボラン、シアノボロハイドライドまた
    は同等物)で還元する、 または d)式VIIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼VII (式中、R^2’は水素原子または上記定義したR^2
    基であり、R^3およびR^4は上記定義した通りであ
    る。) を式IIIの化合物 (式中、R^2およびXは上記定義した通りである、と
    反応させる。) または e)式VIIIの化合物 ▲数式、化学式、表等があります▼VIII (式中、Yは上記定義したR^1またはXである。)を
    式IXのアルコール R^2−OHIX (式中、R^2は上記定義した通りである。)と反応さ
    せる、 ことによって請求項1記載の式 I なる化合物を製造す
    る方法。 8)製造される化合物請求3で記載された化合物である
    請求項7記載の方法。
JP1059860A 1988-03-14 1989-03-14 4,5,6,7―テトラハイドロイソチアゾロ〔4,5―c〕ピリジン誘導体及び異性体 Pending JPH01275585A (ja)

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