JPS6114055Y2 - - Google Patents

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JPS6114055Y2
JPS6114055Y2 JP1980065977U JP6597780U JPS6114055Y2 JP S6114055 Y2 JPS6114055 Y2 JP S6114055Y2 JP 1980065977 U JP1980065977 U JP 1980065977U JP 6597780 U JP6597780 U JP 6597780U JP S6114055 Y2 JPS6114055 Y2 JP S6114055Y2
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JP
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microphone
headphone
amplifier
terminal
slave unit
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JP1980065977U
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JPS56167371U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は集団音楽学習装置等に利用できる電
子楽器用通話装置に関し、演奏者とモニタする人
との間で相互通話ができるようにして、ゆきとど
いた音楽学習が簡単に行えるようにしたものであ
る。
集団音楽学習装置は、1台の教師用鍵盤式電子
楽器(以下親機と言う)と複数台の生徒用鍵盤式
電子楽器(以下子機と言う)を設置し、親機と各
子機間にケーブルを接続し、親機と各子機間で楽
音信号や音声信号の送受を行なうように構成され
ている。したがつて親機からの送信としては、一
斉指導(全子機に親機の楽音および音声信号を送
り出すもの)、グループ指導(特定の子機グルー
プに対して親機の楽音および音声信号を送出する
もの)、個別指導(親機と個別選択押釦で選んだ
特定の子機の間で楽音、音声をまじえての交信す
るもの)があり、さらにモニタ(個別選択押釦で
選んだ特定の子機の楽音信号のみを親機側で受け
るもの)の指導機能を有するなど、能率的な集団
音楽学習を行なうことが出来るようになつてい
る。
しかしながら、鍵盤式電子楽器では手や指のこ
まかい動きが重要であり、特に集団音楽学習の場
合には手や指のこまかい動きの指導がむずかし
い。このために一部にはテレビカメラを用いて鍵
盤面を映し出し、手や指の動きなどを指導するよ
うな方法も提案されているが、生徒側から見難い
とか、個別指導がむずかしいとか、また生徒の各
個人差があつて最適な方法とは言えないとかの問
題があり、なによりも非常に高価な設備となつて
しまう欠点がある。
これを避けるために、子機に子機用ヘツドホー
ンの他にヘツドホーンを持つて教師が教室内を巡
回し各子機の演奏状態を聴くことが出来るモニタ
用ヘツドホーン端子を設け、教師がこのモニタ用
ヘツドホーン端子にヘツドホーンプラグを差し込
んで各子機の演奏状態を見、聴くことが出来るよ
うにしたものもある。しかしこの場合にも、教師
が生徒の演奏に対して指導しようとすると、生徒
がヘツドホーンをかけているのでお互の会話が出
来ず、そのためヘツドホーンをかけたりはずした
りしなければならなくなつて能率的に指導を行な
うことが出来ないという欠点がある。
上記欠点をなくするために実願昭50−123774号
として第1図に示すような方法が提案されてお
り、また実願昭50−123775号として第2図に示す
ような方法が提案されている。
第1図において1は子機に組込まれるブロツ
ク、2は子機から送り込まれる楽音信号の入力端
子、3は生徒用ヘツドホン、4は教師用ヘツドホ
ーン、5は教師用マイクロフオン、6,7,8は
それぞれの接続器、19は教師用マイクロフオン
5の音声を増巾するマイク増巾器、10は生徒用
ヘツドホーン3を駆動する増巾器で、その入力に
は入力端子2に印加される子機からの楽音信号と
教師用マイクロフオン5からの音声とが加わるよ
うになつている。したがつて、接続器7,8に教
師用ヘツドホーン4とマイクロフオン5を接続す
ると、生徒用の楽器の演奏状態を見、聴きして、
適当な指導を行なうことが出来る。
しかしながらこの方法では生徒側からの質問が
出来ず、いわゆる通話が出来ないので、教師側か
らの一方的な指導は出来るが会話を行なうために
はいちいちヘツドホーンをはずさなければならな
いという欠点がある。さらに増巾器10、マイク
増巾器9を別個に必要とするので高価な装置にな
つてしまうという欠点もある。
第2図は第1図の欠点を除去し、生徒と教師の
間で通話ができるようにしたものである。第2図
において11a,11bは子機からの楽音信号の
入力端子、12は生徒用ヘツドホーン、13は教
師用ヘツドホーン、14は生徒用マイクロフオ
ン、15は教師用マイクロフオン、16は生徒用
マイクロフオン14の音声を増巾するマイク増巾
器、17は教師用マイクロフオン15の音声を増
巾する増巾器、18は教師用ヘツドホーン13を
駆動するための増巾器で、その入力には入力端子
11a,11bに印加される子機からの楽音信号
と生徒用マイクロフオン14の音声信号とが加わ
る。19は生徒用ヘツドホーン12を駆動するた
めの増巾器で、その入力には入力端子11a,1
1bに印加される子機からの楽音信号と教師用マ
イクロフオン15の音声信号とが加わるようにな
つている。
このようにすれば、教師用ヘツドホーン13に
は子機からの楽音とマイクロホン14からの生徒
の音声が、生徒用ヘツドホーン12には子機から
の楽音とマイクロホン15からの教師の音声が加
わるから、教師が子機の近くで、見、聴きして、
相互に会話をかわしながら細かいゆきとどいた指
導を行なうことができる。
しかしながらこの場合にも、増巾器18,19
マイク増巾器16,17を必要とし、非常に高価
なものになつてしまうという欠点がある。
本考案は集団音楽学習の中に個別学習を取り入
れ、鍵盤式電子楽器の手や指の細かい指導を、簡
単で安価に実施できるようにした電子楽器用通話
装置を提供するものである。
本考案による一実施例を第3図に示す。第3図
において、20は鍵盤式電子楽器の子機の鍵盤操
作によつて得られる楽音信号源、21は子機のマ
イクロホーンで、たとえば子機の前面パネル等に
埋め込んで設置してある。22はマイク増巾器で
マイクロホン21で受けた音声の増巾を行なう。
23,24,25は集団学習装置の子機側の接続
端子であつて、23は親機からの楽音、音声信号
を受ける端子、24はマイク増巾器22の直流電
源供給端子であり、親機に設置した通話押釦(図
示せず)と個別選択押釦(図示せず)を介して直
流電圧が端子24が加わると、子機のマイク増巾
器22が動作するようになつている。25は子機
の増巾器26の楽音および音声信号出力を親機側
に送り出す端子、27は子機側の直流電源端子で
ある。上記増巾器26の入力にはマイク増巾器2
2からの音声信号、子機の楽音信号源20からの
信号および端子23に印加される親機からの楽
音、音声信号が加わる。28は子機用ヘツドホン
端子、29はモニタ用ヘツドホン端子、30は子
機用ヘツドホン、31は子機用ヘツドホン13の
プラグで、このプラグ31は通常子機用ヘツドホ
ーン端子28に差し込み固定してある。一方32
はモニタ用ヘツドホーン、33はモニタ用ヘツド
ホーン32のプラグである。34は子機の通話押
釦スイツチで、このスイツチ34を押すと端子3
4a,34bが導通し、離すとバネの力で自動的
に元の状態に復帰するように構成されている。そ
してこのようにスイツチ34を押え、端子34
a,34bが導通すると、子機の直流電源端子2
7の直流電圧がマイク増巾器22に加わり、マイ
クが動作する。
このようにすれば、子機用ヘツドホーン30に
は端子23に印加される親機からの楽音、音声が
増巾器26を介して加わり、また子機用ヘツドホ
ーン30に聞える内容は端子25より親機に伝え
られる。また親機側では必要に応じて、通話押釦
(図示せず)や個別選択押釦(図示せず)を操作
することにより、特定の子機を選択し、子機側の
端子24に直流電圧をあたえ、特定の子機のマイ
ク増巾器22を動作させて、親機、子機間で通話
可能な状態を作り出すことが出来る。したがつて
教師は親機側に座つているときは、全生徒に対す
る一斉指導や個別選択押釦(図示せず)による個
別指導が行なえ、さらに鍵盤式電子楽器における
手や指の細かい動きなどを指導するときは、教師
はモニタ用ヘツドホーン32を持つて教室内を巡
回し、各子機のモニタ用のヘツドホーン端子15
にモニタ用ヘツドホーンプラグ33を差し込ん
で、各子機の演奏状態を見、聴くことが出来、し
かも助言をあたえたり、会話が必要なときは子機
用通話押釦スイツチ34を押えるとマイクロホン
21が動作し、相互通話が出来るようになる。
このように上記実施例によれば、教師はモニタ
用ヘツドホーン32をもつて教室内を巡回し、各
子機の演奏状態を子機の学習をさまたげることな
く聴くことが出来る。一般にマイクロホンが動作
すると楽器から発生する機械的雑音や周囲の雑音
が子機のヘツドホーン30に入るので、子機の学
習のさまたげになるという問題があるが、上記実
施例では通話が必要なときのみ、子機用通話押釦
スイツチ34を押えて通話するようになつている
ので、子機の演奏をさまたげずに各子機の演奏内
容をモニタすることが出来る。
またこの考案によれば、上記のような効果が得
られるばかりでなく、集団音楽学習装置で一般に
行なわれるベア合奏(隣り同志の生徒による合
奏)やアンサンブル合奏(前後左右の4人による
合奏)にも有効である。第4図はベア合奏の時の
構成図であつて、AおよびBはそれぞれの電子楽
器を示す。第3図の番号と同じものは同じ働きを
するようになつているので省略する。35はペア
合奏スイツチで、このペア合奏スイツチ35を閉
じると、端子36を介して一方の増巾器26の出
力信号が、それぞれ他方の増巾器26の入力に入
るので、ペア合奏が行なえる。ペア合奏の場合に
はお互に通話を必要とするので、通話する場合に
は、それぞれ各人の子機についている通話押釦ス
イツチ34を押えて通話を行なうことが出来、押
釦スイツチ34を離せばマイクロホン21が働か
なくなり、楽器から発生する機械的な雑音や周囲
の雑音にさまたげられずに演奏が出来る効果が得
られる。
なお本考案は親機および子機の組合せによる集
団音楽学習装置に限定されるものではなく、一台
の電子楽器にも適用することが出来る。またこの
実施例では子機に通話用押釦スイツチを取り付け
たが、子機に接続器を取付け、手元スイツチをコ
ードを介して上記接続器に接続し、上記スイツチ
を手元で操作するようにしてもよい。またスイツ
チは押している間だけ閉じるスイツチでなくて
も、反転構造のスイツチでもよいことはいうまで
もない。
以上のように本考案によれば、特別な増巾器を
組み込まなくても、既に内蔵されているマイク増
巾器の動作、非動作を制御するスイツチを設ける
だけでマイクロホンからの音声を聴くことがで
き、また通常の演奏時には雑音のない楽音をモニ
タすることができるから、集団音楽学習装置等に
応用すれば、相互通話を行いながらきめ細かい指
導が行えるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例の回路図、第3図、第
4図は本考案の第1、第2の実施例の回路図であ
る。 20……楽音信号源、21……マイクロホン、
22……マイク増巾器、23〜25,27,36
……端子、26……増巾器、28,29……ヘツ
ドホン端子、30,32……ヘツドホーン、34
……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 教師用電子楽器と、生徒用電子楽器から構成さ
    れる集団音楽学習システムにおいて、電子楽器内
    部にマイクロホンと、マイク増巾器と、演奏音を
    送出するヘツドホン端子と、上記マイク増巾器の
    動作、非動作を制御するスイツチを設け、上記ス
    イツチの操作により、上記マイクロホンからの音
    声信号を上記ヘツドホン端子へ送出するか否かを
    切換えるようにした電子楽器用通話装置。
JP1980065977U 1980-05-13 1980-05-13 Expired JPS6114055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980065977U JPS6114055Y2 (ja) 1980-05-13 1980-05-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980065977U JPS6114055Y2 (ja) 1980-05-13 1980-05-13

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Publication Number Publication Date
JPS56167371U JPS56167371U (ja) 1981-12-11
JPS6114055Y2 true JPS6114055Y2 (ja) 1986-05-01

Family

ID=29660085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980065977U Expired JPS6114055Y2 (ja) 1980-05-13 1980-05-13

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JP (1) JPS6114055Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338401U (ja) * 1976-09-03 1978-04-04

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5338401U (ja) * 1976-09-03 1978-04-04

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JPS56167371U (ja) 1981-12-11

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