JPS61140433A - 底部シート分離・給送装置 - Google Patents

底部シート分離・給送装置

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JPS61140433A
JPS61140433A JP60274880A JP27488085A JPS61140433A JP S61140433 A JPS61140433 A JP S61140433A JP 60274880 A JP60274880 A JP 60274880A JP 27488085 A JP27488085 A JP 27488085A JP S61140433 A JPS61140433 A JP S61140433A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、シート給送装置に関し、特に4波状の底部シ
ート真空給送装置を用いたスライド板真空バルブに関す
る。
従来の技術 1時間当り3000枚を超える速度でコピーを得ること
ができる高速ゼログラフ複写機の出現に伴な。
い、複写機のコピープラテンに書類を迅速且つ確実に給
送し複写機のコピー能力を最大限に利用することができ
るような書類処理装置が必要となっている。そのような
必要性を満たすために多くの書類処理装置が現在入手可
能である。これらの書類処理装置は、原稿を損傷する危
険性を実質的になくし、誤送や書類重送による機械の停
止をできるだけ少なくするように円滑に操作できなけれ
ばならない。
多数回の複写サイクルにわたり書類を穏やかにしかも損
傷を与えることなく確実に分離しなければならないので
、多くの分離装置が提案されてい゛   る0例えば、
摩擦ロールやベルトを用いて積極的に書類を給送すると
ともに、後退用ベルト、バットまたはロールによって重
送を防止している。さらに、吸気管(Sniffer 
 tubes) 、ロッカ式真空ロールまたは真空給送
ベルトのような真空式分離 −装置も利用されている。
摩擦ロール・後退用部材から成るシステムは非常に優れ
てはいるが、後退用部材が、印刷面に作用すると、書類
上の印刷物を汚したり部分的に消去してしまう可能性が
ある。片面の書類の場合には、後退用機構が書類の下側
に作用するように分離装置は設計されているので問題は
ない。しかしながら、両側に印刷されている原稿の場合
には、この問題を避けることはできない。さらに、摩擦
・後退式給送装置の操作の信頼性は、処理されるべき紙
の相対的な摩擦特性に大きく依存している。
これは、原稿給送装置においては制御することはできな
い。
また、米国特許第4.411,417号には、典型的な
真空式の分離・給送装置が記載されている。このタイプ
の装置では、ソレノイド操作されているバタフライ式の
真空バルブを用いて真空の流れを循環させている。これ
らの装置は、従来の給送装置を著しく改良したものであ
るが、ソレノイド操作式バルブは機械の故障の原因の1
つとなり、また、米国特許第4.411.417号のシ
ステムの摩擦ベルトは、シートトレイの底部に配置され
た真空室の上方を動くように構成されており、ベルトの
スリップの原因となる。さらに、ベルトはエアナイフ(
このエアナイフは第一のシートを第二のシートから分離
するのに用いられる)からの空気を第一のシートの前端
の下で加圧し、フラッタ−を引き起こす。
この他、本発明に関連する従来技術としては次のものが
挙げられる。
英国特許公開第2701061号:この特許公開には、
シートのスタックからシートを分離する装置において、
真空パッドを用いてスタックから底部シートを引き出し
、また、可動パッドを用いて該シートを前進させること
が開示されている。
英国特許第2.059.924号には、この特許には、
シート状物体を移送するための装置であって、往復動可
能なテーブルで物体のスタックを支えるためのマガジン
を有する装置が開示されている。往復動するテーブルに
備えられ物体を吸引し反型するための手段は、複数の穴
からなり、該穴が、大気圧よりも低い空気源および大気
圧よりも高い空気圧源に選択的に連結され得るようにな
っている。
米国特許第2.827,290号には、穴のあいたカー
ド用の真空式給送装置が開示されている。第3図の搬送
装W、17は、吸込手段によって該カードを吸引且つ保
持し、ローラ35ふよび37のニップに搬送する。バル
ブや時限装置はいっさい用いられない、ローラ35,3
7.36および38の挟み作用によって搬送装置17の
吸引を克服している。
米国特許第3.285.602!号には、記録カード給
送機構が開示されている。定着吸引チャンバが給送ホッ
パの底部に配置されており、該チャンバは部分真空源に
連結され、カードを給送する方向に対して平行なスロッ
ト形状の複数の開口で作られた上部プレートを備えてい
る。
米国特許第3.782.716号は、カードのスタック
を許容するホッパーの下に活動可能に取り付けられてい
るテーブルを備えているデータカード−を選択するため
の装置が開示されている。テーブル手段の吸引力が、少
なくともテーブル手段上の下方のスタックの底部カード
の一部分を支え、この結果、該カードがテーブルから取
り出される箇処まで該テーブル手段で動かされる。
米国特許第3.874.654号は、スタックの下側か
らカードボードまたはそれに類似するブランクを同時に
給送するための機構を開示している。該機構の前部には
、往復運動する吸引式給送カップがあり、該スタックの
最下層のブランクの先端を下方へひっばり、給送ゲート
の下まで前進させて一対の給送ローラ間のニップ内に移
送するようになっている。
米国特許第3,874.655は、カードボードまたは
それに類似するブランクをそのスタックの下側から同時
に給送するための機構であって該スタックを支えるよう
になったテーブルを有する機構が開示されている。該テ
ーブルの前部には往復動する吸引式給送カップがあり、
このカップはその前進ストロークまたは給送ストローク
上でスタックの最底部ブラックの先端を下方に引っばり
、該ブランクを給送ゲートの下まで前進させ、さらに、
一対の給送ローラ間のニップ内に移送するようになって
いる。第2図においては、凹み46が真空源に連結され
凹み47が大気に連結されており、これにより、滑動式
テーブルが前方に滑動して給送を行ないその後戻ると、
ポート44を通って交互い吸気作用を行ないその後通気
作用を行なうようになっている。
米国特許第4.009.876号は、シートを一枚毎に
シートのスタックから複写機に移送するための有孔吸引
ヘッドを備えたシート給送機構を開示している。該吸引
ヘッドは、管状部材上に取り付けられた有孔プレートお
よびプレナムチャンバを備えており、該管状部材は、中
空の往復動式シャトル上に取り付けられた開口式管伏部
材で竹の子状に受容されている。
米国特許第4.010,944号は、底部ブランクを連
続的にブランクのスタックから隣接する処理機械に移送
するブランク給送装置を開示している。該装置は、ブラ
ンクのスタック、ゲートおよび往復動式吸引給送装置を
スタックの下で支える給送テーブルを備えて吸引給送装
置の前進ストローク時に最下層ブランクに対して圧力を
加え、ゲートの開口を介して最底部ブランクを前進させ
る。
米国特許第4,070.015号においては、撮動真空
式給送装置と共に用いられる直動式真空コントロールシ
ューバルブを備えたシート給送装置を開示  ・してい
る。
米国特許第4.121.819号においては、内部をき
れいに加工したコントロールバルブを有するシート給送
装置を開示している。
米国特許第4.127.263号は、穴を有し、除去可
能なポートクロージャ(該クロージャは、シートが給送
される前にシートの穴と一致した給送ポ−トを閉じるよ
うになっている)を備えた真空式給送装置を開示してい
る。
米国特許第4.179.215号は、スタックの下から
シートを取り出すための真空式給送装置が開示され、該
装置には、スタックと連結され、第2図に示される実線
の位置と破線の位置との間を移動し得るようになったバ
ルブ部材98が備えられている。
ゼロックスディスクロージャジャーナル(Xerox 
Disclosure Journal) 1984年
、Vol。
9、l1h4,7〜8月第239頁には、トレイからシ
ートを取り出して移送する可動性スライド2を備える紙
絵送装置が開示されている。
発明の概要 本発明の目的は、底部にあるシートを給送するための改
良装置に関する。
本発明の他の目的は、給送されるべきシートのスタック
の前端に空気注入手段を設は底部シートの真空式給送装
置における空気の使用効率を向上させることにある。
本発明のさらに別の目的は、広範囲のサイズ重量、条件
のシートを給送するようになっている場合でも、より信
頼性が高(、操者の低く、コストのかからない底部のシ
ートを給送する装置を提供することにある。
本発明のこれらのおよびその他の目的は、従来技術の真
空式波状給送装置の真空式ベルト給送システムを真空式
滑動プレート給送装置に置換する最底蔀シート給送・分
離装置を得ることである。
本発明においては、滑動プレートが真空の流れを調整す
るように取り付けられ、本装置の信頼性を高める一方、
真空の流れを制御する分離バルブを排除することによっ
てコストダウンさせている。
本発明においては、さらに、上方にカールしたシートの
スタックからのシートの捕捉を改良するための3つの側
面を有する壁またはダムが開示されている。該壁は、真
空室の内側で、ピボット回転するように取り付けられ、
第1のシートを捕捉し、その後、下がって第1のシート
の側面の表面への付着を容易にする。
本発明のその他の目的およびより詳細な特徴をよりよく
理解するため、以下、図面に沿って説明する。
好ましい実施例の説明 本発明を、底部シート給送装置の好ましい実施例に沿っ
て説明する。
第1図には、従来から用いられているゼログラフ複写機
の露光プラテン3の上方に配備される自動式シート分離
・給送装置の例が示されている。
図に示されているのはシート分離装置と組み合わせて使
用されることができる書類処理装置の単なる例にすぎな
い。本発明は、頂部給送装置または底部給送装置におい
てシートを給送するのに等しく適している。書類処理装
置1には、スタック状態のW類7を支えるf−類トレイ
7が設けられている。波状化スライド板から成る真空式
給送機構9がf類トレイの前端部の下方に配置されてお
り、スタックの底部書類シートを捕捉して波状化し、且
つ、該書類シートを取り出しロール対11に給送し、さ
らに、書類ガイド13を通って給送ロール対に給送し、
次いで、複写機のプラテン上にあるプラテンロール17
の下方に給送して複写に供する。そこには、引込式の整
合端18が設けられてプラテンに給送された書類の先端
を整合させる。
書類が露光された後、適正な手段(例えばソレノイド)
により整合端が引込められ、該書類はロール17により
プラテンから取り除かれガイド19および給送ロール対
21に導かれ、給送ロール対23を介して書類スタック
7の頂部に戻される。
(図に示していない)端部ガイドにより大まかに横方向
の整合が行なわれ、向かい側にある固定された端部ガイ
ドに応じて標準シートサイズの距離が再設定されるよう
になっている。
書類の反対側を露光しようとする場合には、該書類は、
後端が書類変向器24を通過するまで、ガイド13を介
してスタック7から給送される。
すなわち、i類変向器24は、逆時計廻りに回転して書
類シート通路内に書類シートを送る。書類の方向は逆で
あり、書類は変向器24によって変向されガイド26と
給送ロール対28を通ってブラテン3上に送られる。
書類取扱装置1は、また、技術的によく知られているシ
ート分離フィンガー35を備えており、このフィンガー
は書類取扱装置に戻される書類に対して給送すべき書類
を検知し指示する。すなわち、循環すべき書類数を計測
する。シート分離フィンガー35の下から最後の書類を
取り出すとき、トレイ5に設けられたスロットを通って
フィンガー35が落下して適正なセンサーを作動させて
最後の書類がトレイから取り出される。フィンガー35
は、その後、自動的に時計廻り方向へ回転するか、また
は上昇してスタック7内の書類の頂上に再び乗り、次の
セットの書類の循環が開始される。
第2図には本発明に従うスライド仮装fi!9が示され
ており、上部スライド板40真空室41の上方を滑動す
るようになっており、また、シートを給送するプロセス
内の真空室を進むときにプレートにかかる負圧の量を自
動的にバルブ調節するようになっている。プレート40
は、軽量プラスチック部材であり、低摩擦スライド(図
示されていない)内の真空室41に取り付けられている
。シートすなわち書類を給送する信号が給送装置に与え
られると、従来から用いられているような真空源から真
空室41に真空が付与され、真空室および上部板40の
両方の頂面にある穴を介して、書類セットの最底部シー
トを引き、上部板40の下向きの前端部40に沿ってシ
ートを曲げ、残りのシートから底部シートを分離する。
しかる後、上部板40が、ソレノイド、カム、ラック、
ピニオン機構、またはクラッチ作動式ベルト駆動機構に
より駆動されて、シートを取り出しロール11に移送し
、そこで、シートはロール11間のニップによって捕捉
され、更に、変向ゲート24に向って前進させられる。
しかる後、上部板40が引込められて次のシートを給送
し得るようになる。上部板40が破線の位置まで動かさ
れているときには、他の面42がスタックの下方にあっ
て該スタックを保持する。第2図の破線から理解される
ように、取り出しロール11に至る全路にわたって幾分
かの減圧が維持されシート全体が支持されるようになっ
ており、この点において、本発明のスライド板式給送装
置は従来のベルト式給送装置よりも非常に有利である。
後退用部材を用いる給送装置に対する本発明のスライド
式給送装置の他の利点は次のとおりである。
1)スライド板が同じ位置に後退するために、シートの
先端の真空が加えられる箇処がいつも同じ場所である。
これによって、真空スロット44の先端が、空気漏れな
く、スタックの先端へ接近することができる。該先端に
対より近接して真空を加えることによって、後述するよ
うに、エアナイフによって捕捉シートが吹きとばされる
おそれが少なくなる。また次の送られるべきシートも先
端がベルトにくっついているので漏出は少なくなる。
2)捕捉されたシートは、ベルトスリップや伸びに関係
なく迅速に送られる。
3)スライド板装置への静的な引出し力は相当に低くな
り、シートがより効率よく給送される。
真空ロールが停止した後のベルトの惰走(coast 
)を防止するため高い抗力も不必要である。
4)第1のシートが取り出しロールに移動するとき、真
空室によるエアナイフフローののみ込み(swallo
wing)が起らない。これは、第1のシートが取り出
しロールに移動する間、該シートがスライド板に捕捉さ
れるからである。取り出しロールに到達すると、スライ
ド板装置の表面47より成る真空バルブはオリフィス4
8から離れて真空室のフローを停止させる。
第3図に示される上部スライド板40は、本発明に用い
られるのに好ましいシート支持トレイ5の基部内に取り
付けられる。米国特許第   4゜411.417号に
開示されているトレイの形状をここで引用する。スライ
ド板40の表面の一部は格子構造になっており、この格
子構造は、傾斜部 43を有する他に、該スライド板に
吸引されたシートに一定量の波状を与えることにより、
第一のシ−トを第二のシートから分離し易くするように
なっている。波状を大きくするために、隆起部49が格
子構造の中心に沿って加えられている。スタックの底部
シートに真空が加えられている間、格子以外の各種の構
造が作用する。また、スライド板40の表面は、必要と
する真空圧とノイズを低(しようとするならば、高摩擦
性によって被覆されてもよい。真空圧とノイズは、また
、真空口の面積を大きくすることによって低くすること
も可能である。
スライド板40の格子作用域の中心に沿って隆起部を加
えることにより、中心波状が底部シートに出来る。この
隆起部はスライド板40の残余部の水平面を約2鶴で保
護することもできる。スライド板40の中央隆起部の両
側の平らな面は、書類に応力を与える領域となり、これ
は書類のビームの強さによって変わる。一枚以上の書類
が下へ引っばられて真空スライド板に接触すると、第二
の(重なっている)書類のビームの強さがこの波状作用
に抵抗する。これらの間隙は、第一のシート(底部シー
ト)の多孔性によるシート間の真空の大きさを減少させ
、また、分離を起させる空気流をエアナイフ50から導
入させる。
該エアナイフ(第1図参照)は、互いに分離された複数
の空気噴流用開口またはオリフィス52を有する加圧空
気室から成り、これらの開口またはオリフィスは、給送
板に引かれた最低部書類とその上にあるスタックの書類
との間に空気を注入して、スタックと底部書類との間に
エアクッションまたはベアリングを付与し、スタックか
ら底部書類を除くのに必要な力をできるだけ小さくする
このエアナイフ、を用いると、上述したような底部シー
ト波状化装置とともに、2枚の書類がスライド板40に
ひかれることがあっても、頂部のシートが波状化されな
いため、エアナイフは空気を二つの書類の間に注入し、
書類スタックに対して隆起したベルトから第二の書類を
離してしまう。
第1図によって明らかなように、エアナイフは、空気流
がスライド板40の表面に対して成る角度をなして送り
こまれるように傾いている。シートのスタックの先端が
トレイの前端かられずかに離れており、真空式給送スラ
イドとエアナイフの位置および角度とが開示したような
相互関係があると、書類給送装置は、たとえシートが上
方にカールしたり下方にカールしたりしても、一枚一枚
の書類シートを信頼性高く分離・給送することができる
適正なバルブ調節と制御により、真空が与えられて書類
を給送板上にひっばる時間と給送板の駆動機構の開始と
の間に遅れを与えて、給送板の移動の前に該板に底部書
類が確実に捕捉されており、且つ、エアナイフが底部シ
ートを該シートにくっついている他のシートから分離す
る時間を得るようにすることも望まれる。
本装置の効率をよりいっそう高めるためには、スタック
トレイは、第1図に示されるように、後方に傾斜するよ
うに設けられる。浮遊空気がスタックの下または第一と
第二のシートとの間に与えられるとき、重力によって、
シートは後方のトレイ壁に押しつけられる。かくして、
動いているシートは高い方に引かれるが、この間、残り
のシートは重力によって後方に保持されて、誤送が防止
され、また、スタック7は(給送方向の)軸に沿って整
合、すなわち、当初のように端がそろえられる。
第4図には、平らなシートのみならず大部分が上方にカ
ールしているような書類の給送を行なうことができ、三
つの側面を有する低源な金属壁すなわちエアダムから構
成される本発明の別法の実施例が示されている。エアダ
ムは真空壁68の内部でピボット回転するように取り付
けられて、シートの捕捉を高めるようになっている。通
常は、板ばね65がスタックの前端までエアダムを上方
に偏移させ、シートの捕捉に際してエアナイフ50のノ
ズルを閉塞し、これにより、圧力によってエアナイフが
上方ヘカールしたシートのスタックから持ち上がったり
誤送がおきたりしないようになっている。シートの給送
が必要となり、真空装置がシートをエアダムからひっば
ると、シートの重量と真空装置の吸引力とが板ばね65
の抗力に打ち勝つことによりエアダムを下降させて真空
室の頂部にある滑動給送プレート(図示していない)上
に乗せる。エアダムは、捕捉したシートがトレイを出て
行き自動的にシートが給送された通常の位置にもどるま
で下降したままている。エアダムは、空気の真空部への
通過を阻止することに夷って、真空室によるエアナイフ
50からの流れの吸い込み(swallowing)を
防止している。エアダムがエアナイフの真空室による吸
い込みを防止している間、シートの下に起る負圧が容易
に高まり急になっている。さらには、スロット69を介
する真空流は、本装置におけるシートの捕捉するための
エアナイフにまさる必要がないため、真空圧は一貫して
低くなっていく。かくして、エアナイフ圧の独立した存
在がノイズをなくし、シート捕捉の効率を高めている。
第2図のステ1ド板40においては、真空室41からの
負圧は部材47によって自動的に制御される。該スライ
ド板が取り出しロール11に向って移動すると、部材4
7が真空室内の開口48を覆いその割合を増し、これに
より、シートが破線で示される位置まで移動する間、ス
ライド板の頂部で捕捉されるシートに起る吸引力を減少
させる。かくして、取り出しロール11によってスライ
ド板からのシートの分離を容易にし、追加の真空制御用
バルブが必要でなくなる。部材47によって、スライド
板が取り出しロールまで移動してしまうと、真空はなく
なってしまう。
第5a図から第5c図にかけては、自動真空バルブ式ス
ライド板の別法が示されており、これは特に第2図と第
4図に似た給送装置に用いられるようになっており、プ
レート70の主要部内に配置されたスロット機構71−
75を有するスライド板70から構成され、その結果、
真空バルブをなくし真空室81の自動バルブ制御を容易
にしている。該スロッl−71−75は、真空室81に
結合した真空孔76−80に対して開放されている。
第5a〜第5c図に示されるように、プレート支持構造
体85はシートのスタックを備えており、該スタックの
前端は支持構造体85とスライド板70の前端にのっか
っている。この状態で、第一のシートが、チャンネル7
1−75を介して真空部76−80からの最大フローを
得る。第5b図においては、スライド板70が取り出し
ロール(シートの捕捉後)に向って送り出されると、駆
動力は少なくてよく、真空が遮断され始める。これは、
真空部76−80の一部のみが、プレナム81とまだ係
合しているからである。第一のシートの前端が、第5C
図で示されるように、取り出しロールに到達すると、プ
レナム81からの真空圧は完全に遮断される。その後、
このスライド板はもう一つのシートを給送するため元の
位置にもどされ、図示される如く、スライド板70が捕
捉位置に極めて接近する迄、シートを捕捉するのに大き
なフローは使われない。
第1図の装置を操作するときには、シートのスタックを
シートトレイに配置し、次のような一連の過程が生じる
。すなわち、真空室が加圧され、これにより、最底部シ
ートが下に引かれて真空室上にあるようになる。エアナ
イフが作動され、これと同時に、最底部シートがシート
のスタックの残余から分離するようになり、特に、スラ
イド板の前端部が下方に傾斜している形状を有している
ことにより、シートの前端で分離が起こる。エアナイフ
は、第一のシートとスタックの残余との間に形成される
ポケット内に加圧空気を注入し、スタックの残余を浮揚
させて最底部シートのスタックからの分離を容易にする
。スタック板給送装置が作動して最底部シートをスタッ
クの下から曲方に駆動させる最底部シートの先端が取り
出しロール内に入ると、スライド板と真空室の構造と作
動によって真空室からの真空が自動的に遮断され、そし
て、各シートを順次給送するために、この工程が繰り返
される。
総括すると、本発明に関する上記の説明によって、より
効率的で、信頼性が高く、ノイズの少ない、低源のシー
ト分離・給送装置が供されることが明らかである。特に
、本分離・給送装置はシート支持トレイの先端内にスラ
イド板を備える。該スライド板は真空室上に配置され、
真空室によってスライド板に吸引されるシートを滑動さ
せて取り出しロールに送る。この後、該スライド板は、
元の位置に戻されて次のシートを給送する。スライド板
と真空室とは、互いに、スライド板に対する負圧が自動
的にバルブ制御されて、前進に際して6減少し後退に際
して増加するような形状と作動関係にある。この装置は
、ベルトの摩耗、スリップ、ストレッチというようなベ
ルト給送装置に付帯する多くの問題を解決している。
本発明の開示を読めば、ここで説明される装置は、修正
、変形され得るものであることは当業者には理解される
であろう。例えば、本発明は、自動複写機の書類処理装
置に関するものではあるが、いかなる給送装置にも用い
られる。当業者であれば、その他の修正例とともに変形
例も、本発明の請求の範囲に包含されることは理解され
るであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の連続的シート給送装置の実施例の断
面図である。 第2図は、本発明におけるスライド板を示す部分断面図
であり、そのホーム位置を実線で示し、また、その最大
延長シート給送位置を破線で示している。 第3図は、好ましいシートスタックトレイ内に取り付け
られた本発明のスライド板の斜視図である。 第4図は、二側エアーダムを取りつけた板ばねとスライ
ド板が取り付けられるべき真空室の斜視真空バルブ機構
の別法の平面図である。 11:取り出しロール、 40ニスライド板、41:真
空室、     50:エアナイフ。 F/θ2 FIG4’

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)給送すべきシートのスタックの底部から逐次的に
    シートを分離し送り出すための底部シート分離・給送装
    置であって、給送すべきシートを支えるスタックトレイ
    と、スタックトレイの前方に配置されて該トレイおよび
    スタックの底部シートとスタックの残りシートとの間に
    空気の層を供給するようになっているエアナイフ手段と
    、前記トレイの前部内に位置し該トレイの頂面と整合し
    ている真空式給送手段とから成り、前記給送手段が、前
    記トレイの底面の面に沿って延びている第一の表面と、
    前記トレイに対して傾斜し該トレイの幅方向に延びてス
    タックの底部シートの前方部をスタックの残りのシート
    に対して曲げるようになっている第二の表面とを有する
    スライド板部材を備え、該スライド板部材が、前記第一
    の表面および第二の表面にあるシート支持用の多数スロ
    ットと、前記シート支持用スロットを連結してスタック
    の底部シートを前記スライド板に吸引させるようになっ
    ている真空室とを有し、該真空室は固定され他方前記ス
    ライド板部材は往復動しうるようになっていてシートを
    前記スタックの底部から取り出し位置まで移動させるこ
    とを特徴とする前記分離・給送装置。
  2. (2)前記スライド板部材が、該スライド板部材の表面
    に真空室により吸引されているシートに波状部を形成す
    る手段を備える特許請求の範囲第(1)項に記載の分離
    ・給送装置。
  3. (3)前記スライド板部材の前端に沿って切り取り部が
    備えられ、該切り取り部が、取り出しロール対のニップ
    に係合するように該ニップを取り囲むようになっている
    ことにより、前記スライド板部材により移送されている
    シートが前記ニップにより捕捉される特許請求の範囲第
    (2)項に記載の分離・給送装置。
  4. (4)前記スライド板部材が非給送位置から給送位置に
    動き、さらに非給送位置にもどるように往復するときに
    、前記真空室からの流れを自動的にバルブ調節する手段
    が前記スライド板部材に備えられている特許請求の範囲
    第(1)項に記載の分離・給送装置。
  5. (5)当初のシート捕捉時にスタックに送られるエアー
    ナイフの流れを阻止すると共に、スタックの下方に大き
    くかつ迅速に負圧の上昇をもたらすように内部ているエ
    アーダム手段が備えられている特許請求の範囲第(1)
    項に記載の分離・給送装置。
JP60274880A 1984-12-13 1985-12-06 底部シート分離・給送装置 Expired - Lifetime JPH072536B2 (ja)

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US681415 1984-12-13
US06/681,415 US4627606A (en) 1984-12-13 1984-12-13 Bottom sheet feeding apparatus employing a combination slide plate and vacuum valve

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JPS61140433A true JPS61140433A (ja) 1986-06-27
JPH072536B2 JPH072536B2 (ja) 1995-01-18

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JP60274880A Expired - Lifetime JPH072536B2 (ja) 1984-12-13 1985-12-06 底部シート分離・給送装置

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EP (1) EP0185508B1 (ja)
JP (1) JPH072536B2 (ja)
CA (1) CA1254918A (ja)
DE (1) DE3576004D1 (ja)

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