JPS6114026Y2 - - Google Patents
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- JPS6114026Y2 JPS6114026Y2 JP1977083611U JP8361177U JPS6114026Y2 JP S6114026 Y2 JPS6114026 Y2 JP S6114026Y2 JP 1977083611 U JP1977083611 U JP 1977083611U JP 8361177 U JP8361177 U JP 8361177U JP S6114026 Y2 JPS6114026 Y2 JP S6114026Y2
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- shutter
- lever
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- closing
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- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 2
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 16
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
- Shutter-Related Mechanisms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、絞り羽根兼用のシヤツタ羽根が開口
の途中から閉鎖され得るプログラム式電気シヤツ
タにおける閃光同調装置に関する。
の途中から閉鎖され得るプログラム式電気シヤツ
タにおける閃光同調装置に関する。
この種のプログラム式電気シヤツタにおけるシ
ヤツタ羽根の開閉部材は、その時の絞り口径が全
開となる時にのみ全量作動し、それ以外では変位
の途中から戻されてしまうので、閃光装置を使用
する撮影のために、従来は、シンクロスイツチを
絞り口径に対応した移動接点式としたり、電磁石
の消磁信号によりSCRを介して閃光発光回路を
制御するようにしていたが、機構が複雑であつた
り、低電圧では適正に作動させることができない
等の欠点があつた。
ヤツタ羽根の開閉部材は、その時の絞り口径が全
開となる時にのみ全量作動し、それ以外では変位
の途中から戻されてしまうので、閃光装置を使用
する撮影のために、従来は、シンクロスイツチを
絞り口径に対応した移動接点式としたり、電磁石
の消磁信号によりSCRを介して閃光発光回路を
制御するようにしていたが、機構が複雑であつた
り、低電圧では適正に作動させることができない
等の欠点があつた。
本考案は、上記従来品の欠点を除去するもの
で、絞り口径の如何に係らず、シヤツタ羽根の開
放動作に対向して起動せしめられて所定量運動し
得、その運動速度がシヤツタ羽根の開放運動と同
じかそれ以上に減速される部材を設け、該部材の
最終運動域でシンクロスイツチを閉成させると共
に、該部材を閉鎖駆動部材の運動に連動して復動
させるようにしたプログラム式電気シヤツタにお
ける閃光同調装置を提供するものである。
で、絞り口径の如何に係らず、シヤツタ羽根の開
放動作に対向して起動せしめられて所定量運動し
得、その運動速度がシヤツタ羽根の開放運動と同
じかそれ以上に減速される部材を設け、該部材の
最終運動域でシンクロスイツチを閉成させると共
に、該部材を閉鎖駆動部材の運動に連動して復動
させるようにしたプログラム式電気シヤツタにお
ける閃光同調装置を提供するものである。
以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。先ず第1図において、1はシヤツタプレート
で、アパーチヤ1a、スロツト1b,1cを形成
していると共に、ピン1d,1eを植設してい
る。2a,2b,2cはシヤツタプレート1の下
側に回動可能に配置された図示していないセクタ
ーリングに植設されたピンで、ピン2a,2bは
スロツト1b,1cを貫通してシヤツタプレート
1の表側に突出している。3は三枚一組の内の一
枚を示した絞り羽根兼用のシヤツタ羽根で、シヤ
ツタプレート1の裏側に配置され、支点ピン3a
を植設していると共に、ピン2cを嵌合させるス
ロツト3bを形成している。4は光軸と同心的に
回動可能に配置されたセツトリングで、曲げ4
a,4b、長腕4c、ピン1dに当接し得る突部
4dを形成していると共に、ピン4e,4fを植
設している。5は第1図aに示す如くピン1eと
曲げ4bに掛けられたバネで、セツトリング4に
右旋性を与えている。6は軸7に枢動されバネ8
により右旋性が与えられているレリーズレバー
で、曲げ4aを係止するためのフツク6aを形成
している。9は軸10に枢着された開閉レバー
で、セクターリングのピン2aを挾持する叉状部
9aを形成していると共に、下方に植設されセツ
トリング4の長腕4cに抑止され得るピン9b
と、上方に植設されたピン9cを備えている。1
1は軸7に枢着された閉鎖駆動レバーで、ピン9
cを押動し得る腕11aと段部11bを形成して
いると共に、ピン11c,11dを植設してい
る。12は軸7に巻回され、各端部がピン9cと
11cにそれぞれ掛けられたバネで、開閉の両駆
動源として作用する。13は軸14に枢着されバ
ネ15により左旋性が与えられている閉レリーズ
レバーで、段部11bを係止するための段部13
aを形成していると共に、ピン13bを植設して
いる。16は軸17に枢着された鉄片レバーで、
ピン13bを押動し得る腕16aと曲げ16bを
形成している。18は軸17に枢着されたホール
ドレバーで、セツトリング4のピン4eに押動さ
れ得る腕18aを形成していると共に、鉄片レバ
ー16と係接するピン18bを植設している。1
9は鉄片レバー16とホールドレバー18との間
に掛けられたバネで、ホールドレバー18が左旋
させられた時チヤージされ、鉄片レバー16の左
旋力源として作用する。Mは電磁石で、鉄片レバ
ー16の曲げ16bを吸着保持し得る。20は軸
10に枢着され、バネ21により右旋性が与えら
れている接点レバーで、閉鎖レバー11のピン1
1cに押動され得る腕20aを形成していると共
に、下面にセツトリング4の長腕4cに抑止され
得るピン20bと上面にほかのピン20cを植設
している。S4は常開型のシンクロスイツチで、ピ
ン20cに押動されることにより閉成される。2
2は軸23に枢着されバネ24により右旋性が与
えられている中間レバーで、ピン20cに係接し
得る腕22aを形成していると共に、ピン22b
を植設している。25は軸26に枢着された扇形
ギヤで、セクターリングのピン2bに係接する端
面25aとピン22bを挾持する叉状部25bと
ギヤ部25cを形成している。27は軸28に枢
着されたギヤで、ギヤ部25cと噛合している。
29はフライボールで、ギヤ27に一体的に取付
けられている。30はシヤツタプレート1の裏側
において軸31に枢着されバネ32により右旋性
が与えられている絞りレバーで、セクターリング
のピン2cの運動軌跡内に臨み得る端面30aを
形成していると共に、ピン30bを植設してい
る。33は図示していない絞りリングに形成され
たカム面で、ピン30bを制御する。
る。先ず第1図において、1はシヤツタプレート
で、アパーチヤ1a、スロツト1b,1cを形成
していると共に、ピン1d,1eを植設してい
る。2a,2b,2cはシヤツタプレート1の下
側に回動可能に配置された図示していないセクタ
ーリングに植設されたピンで、ピン2a,2bは
スロツト1b,1cを貫通してシヤツタプレート
1の表側に突出している。3は三枚一組の内の一
枚を示した絞り羽根兼用のシヤツタ羽根で、シヤ
ツタプレート1の裏側に配置され、支点ピン3a
を植設していると共に、ピン2cを嵌合させるス
ロツト3bを形成している。4は光軸と同心的に
回動可能に配置されたセツトリングで、曲げ4
a,4b、長腕4c、ピン1dに当接し得る突部
4dを形成していると共に、ピン4e,4fを植
設している。5は第1図aに示す如くピン1eと
曲げ4bに掛けられたバネで、セツトリング4に
右旋性を与えている。6は軸7に枢動されバネ8
により右旋性が与えられているレリーズレバー
で、曲げ4aを係止するためのフツク6aを形成
している。9は軸10に枢着された開閉レバー
で、セクターリングのピン2aを挾持する叉状部
9aを形成していると共に、下方に植設されセツ
トリング4の長腕4cに抑止され得るピン9b
と、上方に植設されたピン9cを備えている。1
1は軸7に枢着された閉鎖駆動レバーで、ピン9
cを押動し得る腕11aと段部11bを形成して
いると共に、ピン11c,11dを植設してい
る。12は軸7に巻回され、各端部がピン9cと
11cにそれぞれ掛けられたバネで、開閉の両駆
動源として作用する。13は軸14に枢着されバ
ネ15により左旋性が与えられている閉レリーズ
レバーで、段部11bを係止するための段部13
aを形成していると共に、ピン13bを植設して
いる。16は軸17に枢着された鉄片レバーで、
ピン13bを押動し得る腕16aと曲げ16bを
形成している。18は軸17に枢着されたホール
ドレバーで、セツトリング4のピン4eに押動さ
れ得る腕18aを形成していると共に、鉄片レバ
ー16と係接するピン18bを植設している。1
9は鉄片レバー16とホールドレバー18との間
に掛けられたバネで、ホールドレバー18が左旋
させられた時チヤージされ、鉄片レバー16の左
旋力源として作用する。Mは電磁石で、鉄片レバ
ー16の曲げ16bを吸着保持し得る。20は軸
10に枢着され、バネ21により右旋性が与えら
れている接点レバーで、閉鎖レバー11のピン1
1cに押動され得る腕20aを形成していると共
に、下面にセツトリング4の長腕4cに抑止され
得るピン20bと上面にほかのピン20cを植設
している。S4は常開型のシンクロスイツチで、ピ
ン20cに押動されることにより閉成される。2
2は軸23に枢着されバネ24により右旋性が与
えられている中間レバーで、ピン20cに係接し
得る腕22aを形成していると共に、ピン22b
を植設している。25は軸26に枢着された扇形
ギヤで、セクターリングのピン2bに係接する端
面25aとピン22bを挾持する叉状部25bと
ギヤ部25cを形成している。27は軸28に枢
着されたギヤで、ギヤ部25cと噛合している。
29はフライボールで、ギヤ27に一体的に取付
けられている。30はシヤツタプレート1の裏側
において軸31に枢着されバネ32により右旋性
が与えられている絞りレバーで、セクターリング
のピン2cの運動軌跡内に臨み得る端面30aを
形成していると共に、ピン30bを植設してい
る。33は図示していない絞りリングに形成され
たカム面で、ピン30bを制御する。
次に第2図において、Rx,R1及びC1は自動露
光制御用の遅延回路を構成する光導電素子、調整
用の可変抵抗及びコンデンサ、CPはコンパレー
タ回路、R2は基準電圧を与えるためのポテンシ
ヨメータ、Mは閉鎖制御用の第1図における電磁
石、E1は電源、S1は電源スイツチでレリーズレ
バー6の左旋操作時に閉成される。S2は遅延回路
の動作開始用のスイツチで、セクターリングの左
旋回動の初期に開放されるようになつている。
R3は閃光撮影のための一定光秒時を前記コンデ
ンサC1と共に形成する抵抗、S3は切換スイツチ
で閃光装置がカメラに取付けられた時それに連動
して端子aからbへ切換接続される。
光制御用の遅延回路を構成する光導電素子、調整
用の可変抵抗及びコンデンサ、CPはコンパレー
タ回路、R2は基準電圧を与えるためのポテンシ
ヨメータ、Mは閉鎖制御用の第1図における電磁
石、E1は電源、S1は電源スイツチでレリーズレ
バー6の左旋操作時に閉成される。S2は遅延回路
の動作開始用のスイツチで、セクターリングの左
旋回動の初期に開放されるようになつている。
R3は閃光撮影のための一定光秒時を前記コンデ
ンサC1と共に形成する抵抗、S3は切換スイツチ
で閃光装置がカメラに取付けられた時それに連動
して端子aからbへ切換接続される。
E2は電源、DはDC−DCコンバータ、C2は主
コンデンサ、Lは放電管、Tはトリガー回路、S4
は第1図におけるシンクロスイツチ、S5は準備ス
イツチで切換スイツチS3が端子bへ接続される時
連動して閉成される。
コンデンサ、Lは放電管、Tはトリガー回路、S4
は第1図におけるシンクロスイツチ、S5は準備ス
イツチで切換スイツチS3が端子bへ接続される時
連動して閉成される。
こゝで、開閉レバー9の右旋の開始から最終域
到達までの所要時間は、例えば1/60秒に設定され
ており、これに対し、抵抗R3とコンデンサC1と
により得られる遅延時間はそれよりも長い例えば
1/30秒になるように設定されている。また、接点
レバー20が右旋を開始してシンクロスイツチS4
を閉成させるに至るまでの時間は、前記の1/60秒
よりも長く、1/30秒よりも短い秒時に設定されて
いる。
到達までの所要時間は、例えば1/60秒に設定され
ており、これに対し、抵抗R3とコンデンサC1と
により得られる遅延時間はそれよりも長い例えば
1/30秒になるように設定されている。また、接点
レバー20が右旋を開始してシンクロスイツチS4
を閉成させるに至るまでの時間は、前記の1/60秒
よりも長く、1/30秒よりも短い秒時に設定されて
いる。
そこで、先ず、プログラム式電気シヤツタの自
動露光時の動作について説明する。
動露光時の動作について説明する。
この場合、図示していない絞りリングは自動位
置に合わされていて、そのカム面33は第1図の
位置を占め、最低位部が絞りレバー30のピン3
0bに対向し、従つて、絞りレバー30はバネ3
2によつて最も右旋させられていて、端面30a
はセクターリングのピン2cの運動軌跡から外れ
ている。
置に合わされていて、そのカム面33は第1図の
位置を占め、最低位部が絞りレバー30のピン3
0bに対向し、従つて、絞りレバー30はバネ3
2によつて最も右旋させられていて、端面30a
はセクターリングのピン2cの運動軌跡から外れ
ている。
先ず、図示の緊張状態からレリーズレバー6を
バネ8の張力に抗して左旋させると、電源スイツ
チS1が閉成され、電磁石Mは励磁されて鉄片レバ
ー16の曲げ16bを吸着保持し、一方フツク6
aが曲げ4aから外れるので、セツトリング4は
バネ5の張力により突部4dがピン1dに当接す
る位置まで急速に右旋する。
バネ8の張力に抗して左旋させると、電源スイツ
チS1が閉成され、電磁石Mは励磁されて鉄片レバ
ー16の曲げ16bを吸着保持し、一方フツク6
aが曲げ4aから外れるので、セツトリング4は
バネ5の張力により突部4dがピン1dに当接す
る位置まで急速に右旋する。
セツトリング4の右旋により、ピン4eが腕1
8aを押動するので、ホールドレバー18は左旋
させられ、バネ19をチヤージする。一方長腕4
cがピン9bから外れるので、開閉レバー9はバ
ネ12の張力により右旋する。
8aを押動するので、ホールドレバー18は左旋
させられ、バネ19をチヤージする。一方長腕4
cがピン9bから外れるので、開閉レバー9はバ
ネ12の張力により右旋する。
従つて、図示していないセクターリングは叉状
部9aによりピン2aが移動せしめられることに
より左旋する。また、このセクターリングの左旋
は、ピン2bが扇形ギヤ25の端面25aを押動
し、ギヤ27を介してフライホイール29を回転
せしめる結果となるため比較的低速で行われる。
部9aによりピン2aが移動せしめられることに
より左旋する。また、このセクターリングの左旋
は、ピン2bが扇形ギヤ25の端面25aを押動
し、ギヤ27を介してフライホイール29を回転
せしめる結果となるため比較的低速で行われる。
そして、このセクターリングの左旋によつて、
スイツチS2が開放されると共に、ピン2cを介し
て絞り羽根兼用のシヤツタ羽根3が開かれて行
く。
スイツチS2が開放されると共に、ピン2cを介し
て絞り羽根兼用のシヤツタ羽根3が開かれて行
く。
その後、コンデンサC1の充電々位が上昇し
て、コンパレータ回路が反転し、電磁石Mが消磁
されると、曲げ16bに対する吸着保持力が失わ
れる。
て、コンパレータ回路が反転し、電磁石Mが消磁
されると、曲げ16bに対する吸着保持力が失わ
れる。
この結果、鉄片レバー16はチヤージされたバ
ネ19の張力により左旋し、腕16aによりピン
13bを押動して、閉鎖レリーズレバー13をバ
ネ15の張力に抗して右旋させる。従つて、段部
13aが段部11bから外れるので、閉鎖駆動レ
バー11は、バネ12の張力により右旋し、腕1
1aがピン9cを押動して開閉レバー9を急速に
左旋させる。
ネ19の張力により左旋し、腕16aによりピン
13bを押動して、閉鎖レリーズレバー13をバ
ネ15の張力に抗して右旋させる。従つて、段部
13aが段部11bから外れるので、閉鎖駆動レ
バー11は、バネ12の張力により右旋し、腕1
1aがピン9cを押動して開閉レバー9を急速に
左旋させる。
これによつて、セクターリングが右旋復動さ
れ、シヤツタ羽根3は開放行程の途中もしくは全
開位置から閉鎖される。
れ、シヤツタ羽根3は開放行程の途中もしくは全
開位置から閉鎖される。
こゝで、バネ12は、閉鎖駆動レバー11が図
示位置に係止されていて、一端12aが固定され
ている時には、開閉レバー9の右旋力源として作
用し、また閉鎖駆動レバー11の係止が解除され
ると、開閉レバー9側が緩速運動であるので、相
対的には一端12a側が自由状態で、他端12b
側が固定状態となり、その結果軸7,10及びピ
ン9cの相対位置関係から、閉鎖駆動レバー11
に対する右旋力源として作用する。
示位置に係止されていて、一端12aが固定され
ている時には、開閉レバー9の右旋力源として作
用し、また閉鎖駆動レバー11の係止が解除され
ると、開閉レバー9側が緩速運動であるので、相
対的には一端12a側が自由状態で、他端12b
側が固定状態となり、その結果軸7,10及びピ
ン9cの相対位置関係から、閉鎖駆動レバー11
に対する右旋力源として作用する。
次に閃光撮影時の動作について説明する。
先ず、閃光装置をカメラに取付けると、それに
連動して切換スイツチS3が端子bに接続されると
共に、準備スイツチS5が閉成される。
連動して切換スイツチS3が端子bに接続されると
共に、準備スイツチS5が閉成される。
また、撮影距離並びに使用閃光装置のガイドナ
ンバーに合わせて図示していない絞りリングを回
動(右旋)させると、それに対応してカム面33
が変位する。従つて絞りレバー30はバネ32の
張力に抗して左旋して、端面30aがセクターリ
ングのピン2cの運動軌跡内に臨む。
ンバーに合わせて図示していない絞りリングを回
動(右旋)させると、それに対応してカム面33
が変位する。従つて絞りレバー30はバネ32の
張力に抗して左旋して、端面30aがセクターリ
ングのピン2cの運動軌跡内に臨む。
この状態で前述と同様にレリーズ操作を行う
と、シヤツタ羽根3は、ピン2cが絞りレバー3
0の端面30aに当接する位置に対応した位置で
停止して口径を決定する。
と、シヤツタ羽根3は、ピン2cが絞りレバー3
0の端面30aに当接する位置に対応した位置で
停止して口径を決定する。
一方、セツトリング4が右旋した時、ピン9b
に続いてピン20bも長腕4cから外れるので、
接点レバー20はバネ21の張力により右旋す
る。この接点レバー20の右旋は、ピン20cが
腕22aに係接していて中間レバー22、バネ2
4、扇形ギヤ27、フライホイール29を負荷と
して背負うので、開閉レバー9と同様に低速で行
われる。
に続いてピン20bも長腕4cから外れるので、
接点レバー20はバネ21の張力により右旋す
る。この接点レバー20の右旋は、ピン20cが
腕22aに係接していて中間レバー22、バネ2
4、扇形ギヤ27、フライホイール29を負荷と
して背負うので、開閉レバー9と同様に低速で行
われる。
そして、接点レバー20の右旋の最終域で二点
鎖線で示す如くピン20cがシンクロスイツチS4
を閉成させる。これにより、トリガー回路Tの作
動に伴う主コンデンサC2の放電により放電管L
が発光し、閃光撮影が行われる。
鎖線で示す如くピン20cがシンクロスイツチS4
を閉成させる。これにより、トリガー回路Tの作
動に伴う主コンデンサC2の放電により放電管L
が発光し、閃光撮影が行われる。
更にその後、抵抗R3とコンデンサC1とによる
1/30秒の遅延時間後に電磁石Mが消磁され、前述
と同様にシヤツタ羽根が閉鎖される。
1/30秒の遅延時間後に電磁石Mが消磁され、前述
と同様にシヤツタ羽根が閉鎖される。
また、閉鎖駆動レバー11が右旋した際、接片
レバー20は腕20aがピン11cに押動されバ
ネ21の張力に抗して左旋させられ、ピン20c
が変位してシンクロスイツチS4を開放させる。
レバー20は腕20aがピン11cに押動されバ
ネ21の張力に抗して左旋させられ、ピン20c
が変位してシンクロスイツチS4を開放させる。
更に、この撮影動作の完了に伴い、接点レバー
20が左旋復動し、セクターリングが右旋復動す
ると、中間レバー22はバネ24の張力により右
旋して、扇形ギヤ25、ギヤ27、フライホイー
ル29と共に図示の状態に戻る。
20が左旋復動し、セクターリングが右旋復動す
ると、中間レバー22はバネ24の張力により右
旋して、扇形ギヤ25、ギヤ27、フライホイー
ル29と共に図示の状態に戻る。
なお、この接点レバー20の往復回動は、前述
の自動露光の動作時にも行われている。
の自動露光の動作時にも行われている。
撮影動作完了状態からのセツト動作は次のよう
に行われる。
に行われる。
先ず、セツトリング4をピン4fを操作してバ
ネ5の張力に抗し左旋させ、曲げ4aをレリーズ
レバーのフツク6aに係合させる。これにより長
腕4cが図示位置へ復帰してピン9b,20bを
抑止すると共に、ピン4eが変位してホールドレ
バー18の右旋を可能にする。
ネ5の張力に抗し左旋させ、曲げ4aをレリーズ
レバーのフツク6aに係合させる。これにより長
腕4cが図示位置へ復帰してピン9b,20bを
抑止すると共に、ピン4eが変位してホールドレ
バー18の右旋を可能にする。
次に、閉鎖駆動レバー11をバネ12の張力に
抗して段部11bが段部13aに対向するまで左
旋させる。
抗して段部11bが段部13aに対向するまで左
旋させる。
これにより開閉レリーズレバー13はバネ15
の張力により左旋し、閉鎖駆動レバー11を係止
すると共に、ピン13bによつて腕16aを押動
し、鉄片レバー16とホールドレバー18を図示
状態に復帰させる。
の張力により左旋し、閉鎖駆動レバー11を係止
すると共に、ピン13bによつて腕16aを押動
し、鉄片レバー16とホールドレバー18を図示
状態に復帰させる。
開閉レバーは少ともシヤツタ羽根を負荷として
背負うので、その回動運動が減速される。
背負うので、その回動運動が減速される。
従つて、無負荷の部材によつてシンクロスイツ
チを制御するようにすると、第3図に示す如く、
その部材は、実線で示すシヤツタ羽根の開放特性
に対して点線の如く、先に最終運動域に達してし
まい、特に口径が大口径側に設定された場合に
は、シヤツタ羽根がその設定口径に達する前にシ
ンクロスイツチを閉成させてしまうことになり、
適正な閃光撮影が行われないことになる。
チを制御するようにすると、第3図に示す如く、
その部材は、実線で示すシヤツタ羽根の開放特性
に対して点線の如く、先に最終運動域に達してし
まい、特に口径が大口径側に設定された場合に
は、シヤツタ羽根がその設定口径に達する前にシ
ンクロスイツチを閉成させてしまうことになり、
適正な閃光撮影が行われないことになる。
本考案は、シンクロスイツチの制御部材の運動
を遅延させて、シンクロスイツチの閉合時期を、
シヤツタ羽根が全開となり得る時期と同じかそれ
よりも遅らせるようにしているので、絞り口径が
どこに設定されても、閃光撮影が常に適正に行わ
れるものである。
を遅延させて、シンクロスイツチの閉合時期を、
シヤツタ羽根が全開となり得る時期と同じかそれ
よりも遅らせるようにしているので、絞り口径が
どこに設定されても、閃光撮影が常に適正に行わ
れるものである。
また、制御部材は、閉鎖駆動部材の運動に連動
してシンクロスイツチを開放すべき非制御位置へ
動かされるようになつているので、閃光装置を不
用意に発光させることがない。
してシンクロスイツチを開放すべき非制御位置へ
動かされるようになつているので、閃光装置を不
用意に発光させることがない。
第1図は本考案のシヤツタ機構の一実施例を緊
張状態で示した説明図、第2図は電気シヤツタ回
路と閃光同調発光回路の一例を示した結線図、第
3図は動作動性図である。 2a〜2c……セクターリング上のピン、3…
…絞り羽根兼用のシヤツタ羽根、4……セツトリ
ング、4c……長腕、9……開閉レバー、9b…
…ピン、11……閉鎖駆動レバー、20……接片
レバー、20b,20c……ピン、22……中間
レバー、25……扇形ギヤ、27……ギヤ、29
……フライホイール、30……絞りレバー、33
……絞りリングのカム面。
張状態で示した説明図、第2図は電気シヤツタ回
路と閃光同調発光回路の一例を示した結線図、第
3図は動作動性図である。 2a〜2c……セクターリング上のピン、3…
…絞り羽根兼用のシヤツタ羽根、4……セツトリ
ング、4c……長腕、9……開閉レバー、9b…
…ピン、11……閉鎖駆動レバー、20……接片
レバー、20b,20c……ピン、22……中間
レバー、25……扇形ギヤ、27……ギヤ、29
……フライホイール、30……絞りレバー、33
……絞りリングのカム面。
Claims (1)
- レリーズ操作によりシヤツタ羽根が閉鎖状態に
ある第一位置からシヤツタ羽根が所定の口径に開
口している第二位置へシヤツタ構成要素を移行せ
しめるためのレリーズ部材と、シヤツタ羽根を第
一位置から第二位置へ移行せしめる開閉部材と、
電磁石を備えていてシヤツタ構成要素の第二位置
から第一位置への移行を制御する電気シヤツタ回
路と、上記開閉部材を介してシヤツタ羽根を第二
位置から第一位置へ戻すための閉鎖駆動部材から
成るプログラム式電気シヤツタにおいて、上記レ
リーズ部材の運動により起動せしめられて第一位
置から第二位置へ移動すると共に、口径に拘らず
常に一定量の距離を移動してシンクロスイツチを
閉成せしめ、上記閉鎖駆動部材の運動により第二
位置から第一位置へ戻される接点制御部材と、閉
成された時に閃光装置を作動せしめるシンクロス
イツチとを備えていて、上記開閉部材がシヤツタ
羽根を開放方向へ作動せしめる時期と同時又はこ
れより遅く上記接点制御部材を起動せしめると共
に、接点制御部材の運動速度を開閉部材の運動速
度より遅くなるように制御することを特徴とする
プログラム式電気シヤツタにおける閃光同調装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977083611U JPS6114026Y2 (ja) | 1977-06-27 | 1977-06-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977083611U JPS6114026Y2 (ja) | 1977-06-27 | 1977-06-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5411629U JPS5411629U (ja) | 1979-01-25 |
JPS6114026Y2 true JPS6114026Y2 (ja) | 1986-05-01 |
Family
ID=29005559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977083611U Expired JPS6114026Y2 (ja) | 1977-06-27 | 1977-06-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6114026Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3362310A (en) * | 1964-02-21 | 1968-01-09 | Hattori Tokeiten Kk | Switching mechanism of shutter |
-
1977
- 1977-06-27 JP JP1977083611U patent/JPS6114026Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3362310A (en) * | 1964-02-21 | 1968-01-09 | Hattori Tokeiten Kk | Switching mechanism of shutter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5411629U (ja) | 1979-01-25 |
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