JPS61138928A - カメラの露出時間制御装置 - Google Patents
カメラの露出時間制御装置Info
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- JPS61138928A JPS61138928A JP26226984A JP26226984A JPS61138928A JP S61138928 A JPS61138928 A JP S61138928A JP 26226984 A JP26226984 A JP 26226984A JP 26226984 A JP26226984 A JP 26226984A JP S61138928 A JPS61138928 A JP S61138928A
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- time
- motor
- rear curtain
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、カメラのシャッタ制御装置、特に、先幕と後
幕とがそれぞれ独立して走行するフォーカルプレン電子
シャッタの後幕釈放時期制御装置に関する。
幕とがそれぞれ独立して走行するフォーカルプレン電子
シャッタの後幕釈放時期制御装置に関する。
先幕の走行に引き続いて走行する後幕の釈放時期を電気
的に制御して露出時間を定めるフォーカルプレン電子シ
ャッタを備えたカメラにおいては。
的に制御して露出時間を定めるフォーカルプレン電子シ
ャッタを備えたカメラにおいては。
一般に、シャッタの先幕走行までは純機械的に制御を行
い、後幕の走行時期を電気的に制御する如く構成されて
いる。例えば−眼レフレックスカメラの場合についてそ
の作動を説明すると、先ず。
い、後幕の走行時期を電気的に制御する如く構成されて
いる。例えば−眼レフレックスカメラの場合についてそ
の作動を説明すると、先ず。
レリーズ釦を押してレリーズが行なわれると、フィルム
前面に設けられた可動ミラーの上昇が開始され、同時に
後幕を係止するマグネットへの通電が開始されて後幕が
その位置に係止される。数10ミリセカンド(m、5e
c)の後、可動ミラーの上昇が完了するが、その完了信
号に応じて、先幕の釈放と遅延時間回路を作動させるた
めのトリガスイッチの投入とが同期して行なわれるよう
に構成されている。その先幕の走行開始時期と露光計時
の電気信号発生時期とを厳密に一致させるために。
前面に設けられた可動ミラーの上昇が開始され、同時に
後幕を係止するマグネットへの通電が開始されて後幕が
その位置に係止される。数10ミリセカンド(m、5e
c)の後、可動ミラーの上昇が完了するが、その完了信
号に応じて、先幕の釈放と遅延時間回路を作動させるた
めのトリガスイッチの投入とが同期して行なわれるよう
に構成されている。その先幕の走行開始時期と露光計時
の電気信号発生時期とを厳密に一致させるために。
特に可動ミラーの上昇完了信号に応じて所謂管制′体を
高速回転させるように構成したものが知られている。
高速回転させるように構成したものが知られている。
その管制体は、回転途中でトリガスイッチを作動し、所
定時間(tr)経過して回転終了の間際に先幕係止を機
械的に解除するように構成されている。釈放された先幕
は、ばねの力によりフィルム前面の露光域を開くように
走行する。一方、管制体の回転途中でトリガスイッチが
投入されると。
定時間(tr)経過して回転終了の間際に先幕係止を機
械的に解除するように構成されている。釈放された先幕
は、ばねの力によりフィルム前面の露光域を開くように
走行する。一方、管制体の回転途中でトリガスイッチが
投入されると。
電気回路は先幕の走行に先立って露光時間の計時を開始
する。このときの電気回路が計時する露光時間は、フィ
ルムに与えるべき露出時間をTとすると、露出時間Tに
61分だけ加算した(ΔT十T)に設定され、トリガス
イッチ投入から(ΔT十T゛)時間経過後に、後幕を係
止しているマグネットへの通電が断たれ、後幕は釈放さ
れる。その後幕は、先幕の駆動源と別のばね等の駆動力
によつ゛て露光域をカバーするように走行し、フィルム
の露出が終了する。
する。このときの電気回路が計時する露光時間は、フィ
ルムに与えるべき露出時間をTとすると、露出時間Tに
61分だけ加算した(ΔT十T)に設定され、トリガス
イッチ投入から(ΔT十T゛)時間経過後に、後幕を係
止しているマグネットへの通電が断たれ、後幕は釈放さ
れる。その後幕は、先幕の駆動源と別のばね等の駆動力
によつ゛て露光域をカバーするように走行し、フィルム
の露出が終了する。
以上のように、先幕と後幕の走行はそれぞれ独立の装置
によって制御されているので、正しい露出時間を得るた
めには、八Tの時間を厳密に設定しなければならない。
によって制御されているので、正しい露出時間を得るた
めには、八Tの時間を厳密に設定しなければならない。
ここで、Δ′Fに含まれるべき時間要素には、トリガス
イッチ投入から先幕走行開始までの時間trのほかに、
先幕走行開始から先幕の一端が露光域に達するまでの時
間1Gと、後幕走行開始から後幕が露光域に達するまで
の時間t7との差1G−1,(=ΔT′ とする。)が
含まれる。
イッチ投入から先幕走行開始までの時間trのほかに、
先幕走行開始から先幕の一端が露光域に達するまでの時
間1Gと、後幕走行開始から後幕が露光域に達するまで
の時間t7との差1G−1,(=ΔT′ とする。)が
含まれる。
トリガスイッチ投入から先幕走行開始までの時間trは
、管制体によって制御されるので、管制体の質量を増し
且つ高速回転させることにより安定化を計ることができ
る。また、ΔT′(=t、−t7)は、先幕と後幕とを
走行させる力を発生するばね等の設定具合によって、正
にも負にも変化するが、一旦設定すればそのカメラに特
有な値を示す。以上のことから、ΔTは下式で表わされ
る。
、管制体によって制御されるので、管制体の質量を増し
且つ高速回転させることにより安定化を計ることができ
る。また、ΔT′(=t、−t7)は、先幕と後幕とを
走行させる力を発生するばね等の設定具合によって、正
にも負にも変化するが、一旦設定すればそのカメラに特
有な値を示す。以上のことから、ΔTは下式で表わされ
る。
ΔT=tr+ΔT′
=tr+tG−t。
そこで、正しい露出時間Tを得るためには、ΔTを可変
にするように構成することが一般に行われている。例え
ば、トリガスイッチの投入時期をずらすためにスイッチ
自体の位置を機械的にずらしたり、八Tを電気タイマー
によって変化させたりする方法が従来から実施されてい
る。
にするように構成することが一般に行われている。例え
ば、トリガスイッチの投入時期をずらすためにスイッチ
自体の位置を機械的にずらしたり、八Tを電気タイマー
によって変化させたりする方法が従来から実施されてい
る。
しかしながら、上記のような方法では、経時的な機械的
磨耗によって管制体の回転速度が変化したり、トリガス
イッチの機械的疲労(ベタリ)によって投入タイミング
がずれたりして、結果的にΔTが変化し、正しい露出時
間Tが得られなくなる欠点があった。また、この欠点は
、モータによって、可動ミラーの昇降やシャッタチャー
ジが行われるモータ駆動カメラにおいても同様である。
磨耗によって管制体の回転速度が変化したり、トリガス
イッチの機械的疲労(ベタリ)によって投入タイミング
がずれたりして、結果的にΔTが変化し、正しい露出時
間Tが得られなくなる欠点があった。また、この欠点は
、モータによって、可動ミラーの昇降やシャッタチャー
ジが行われるモータ駆動カメラにおいても同様である。
本発明は、上記従来装置の欠点を解決し、経時的安定性
に欠ける管制体やトリガスイッチ等を用いること無く、
種々の撮影条件に対して正しい露出時間が得られるカメ
ラ用露出制御装置を提供することを目的とする。
に欠ける管制体やトリガスイッチ等を用いること無く、
種々の撮影条件に対して正しい露出時間が得られるカメ
ラ用露出制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、先幕の釈放後に
走行する後幕の釈放時期を電気的に制御するシャッタを
備えたカメラにおいて、レリーズ操作に応じて回転して
先幕の係止を解除させるモータを設けると共に、そのモ
ータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、その回
転速度検出手段の検出信号に応じて前記後幕の釈放時期
を演算する演算回路とを設け、回転速度検出手段の検出
結果に応じて後幕釈放時期を変化させる如く構成するこ
とを技術的要点とするものである。
走行する後幕の釈放時期を電気的に制御するシャッタを
備えたカメラにおいて、レリーズ操作に応じて回転して
先幕の係止を解除させるモータを設けると共に、そのモ
ータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、その回
転速度検出手段の検出信号に応じて前記後幕の釈放時期
を演算する演算回路とを設け、回転速度検出手段の検出
結果に応じて後幕釈放時期を変化させる如く構成するこ
とを技術的要点とするものである。
以下1本発明の実施例を添付の図面に基づいて詳しく説
明する。
明する。
第1図は、本発明の実施例を示すブロック図で、カメラ
本体に内蔵された小型モータによって、フィルム巻上げ
、シャッタチャージのほか、レンスの絞り制御ミラーの
昇降等を行うモータドライブ型式のフォーカルブレーン
シャッタ付−眼レフレックスカメラに応用した例を示す
ものである。
本体に内蔵された小型モータによって、フィルム巻上げ
、シャッタチャージのほか、レンスの絞り制御ミラーの
昇降等を行うモータドライブ型式のフォーカルブレーン
シャッタ付−眼レフレックスカメラに応用した例を示す
ものである。
第1図において、電源回路1は図示されない電源スィッ
チの投入により作動して、全回路に給電する。測光手段
2によって検出される疲写体輝度情報B、絞り値設定手
段3により設定されるレンズ絞り値情報A、フィルム感
度設定手段4によって設定されるフィルム感度情報Sお
よびシャッタ速度設定手段5によって設定されるシャッ
タ速度情報T等の各情報は、一旦第1演算回路6にメモ
リーされる。第1演算回路6は、メモリーされた上記の
情報のうちの必要な情報を、モード選択装置7にセット
された絞り優先モード、プログラムモード等のモード種
類に応じて演算し、ファインダー内(または外)に設け
られた表示装置8にその演算結果を表示する。また、そ
の後も、シーケンスに従って必要な情報をその都度出力
できるように待機状態に入るように構成されている。
チの投入により作動して、全回路に給電する。測光手段
2によって検出される疲写体輝度情報B、絞り値設定手
段3により設定されるレンズ絞り値情報A、フィルム感
度設定手段4によって設定されるフィルム感度情報Sお
よびシャッタ速度設定手段5によって設定されるシャッ
タ速度情報T等の各情報は、一旦第1演算回路6にメモ
リーされる。第1演算回路6は、メモリーされた上記の
情報のうちの必要な情報を、モード選択装置7にセット
された絞り優先モード、プログラムモード等のモード種
類に応じて演算し、ファインダー内(または外)に設け
られた表示装置8にその演算結果を表示する。また、そ
の後も、シーケンスに従って必要な情報をその都度出力
できるように待機状態に入るように構成されている。
レリーズ信号発生手段9は、図示されないレリーズ釦の
抑圧によって作動するスイッチを含み。
抑圧によって作動するスイッチを含み。
モータ制御回路10は、そのレリーズ信号発生手段9か
らのレリーズ信号により作動を開始してカメラに内蔵さ
れた可逆モータMを回転させる。この可逆モータMは、
機械系11に含まれる絞り機構12、ミラー昇降機構1
3およびフィルム巻上げ機構14を作動させ、絞り調節
、可動ミラーの上昇および下降、フィルム巻上げを行う
。さらに。
らのレリーズ信号により作動を開始してカメラに内蔵さ
れた可逆モータMを回転させる。この可逆モータMは、
機械系11に含まれる絞り機構12、ミラー昇降機構1
3およびフィルム巻上げ機構14を作動させ、絞り調節
、可動ミラーの上昇および下降、フィルム巻上げを行う
。さらに。
シャッタ装置15のシャッタチャージと、後で詳しく述
べられる先幕スタートも、その可逆モータMによって機
械的に行われる。
べられる先幕スタートも、その可逆モータMによって機
械的に行われる。
絞り機構12は、可逆モータMによって駆動され、第1
演算回路6の演算結果に基づいて出力する絞り制御信号
発生手段からの絞り制御信号S。
演算回路6の演算結果に基づいて出力する絞り制御信号
発生手段からの絞り制御信号S。
によって制御され、その演算結果に基づく絞り値までレ
ンズの絞り開口を絞り込む。可逆モータMは絞り駆動を
終了すると、次に、ミラー昇降機構13を駆動して不図
示の可動ミラーを上昇させる。
ンズの絞り開口を絞り込む。可逆モータMは絞り駆動を
終了すると、次に、ミラー昇降機構13を駆動して不図
示の可動ミラーを上昇させる。
このミラー上昇が完了すると、後述するように若干の時
間経過後に、可逆モータMは、図示されないカムを駆動
してシャッタ機構15の先幕15Aの係止を解除し、先
幕15Aを釈放する。その先幕解除信号はモータ制御回
路10に出力され、可逆モータMは一旦停止するように
構成されている。
間経過後に、可逆モータMは、図示されないカムを駆動
してシャッタ機構15の先幕15Aの係止を解除し、先
幕15Aを釈放する。その先幕解除信号はモータ制御回
路10に出力され、可逆モータMは一旦停止するように
構成されている。
シャッタ機構15の後幕15Bは、不図示のマグネット
によって係止され、その係止は、後で詳しく述入られる
第2演算回路17からの出力信号に応じて動作するタイ
マーを含む後幕制御回路」、8からの出力信号S2によ
って解除される。回転速度検出回路19は、可逆モータ
Mの回転をモニターするフォトカップラーとタイマーを
含み、ミラー上昇後の可逆モータMの所定の回転数に対
する時間を計測し、その時間信号を出力する。また。
によって係止され、その係止は、後で詳しく述入られる
第2演算回路17からの出力信号に応じて動作するタイ
マーを含む後幕制御回路」、8からの出力信号S2によ
って解除される。回転速度検出回路19は、可逆モータ
Mの回転をモニターするフォトカップラーとタイマーを
含み、ミラー上昇後の可逆モータMの所定の回転数に対
する時間を計測し、その時間信号を出力する。また。
屑整手段20は、シャッタの先幕と後幕の走行特性に帰
因するそれぞれのシャッタによって特定される誤差時間
を補正する補正信号を出力する。第2演算回路17は、
回転速度検出回路上9の出力信号と、調整手段20から
の出力信号と、第1演算回路6から出力される露出時間
とから、後幕の係止解除時期を演算し、その演算結果を
後幕制御回路18に出力する。後幕制御回路は、その出
力信号に基づく解除時期に後幕制御信号S2を出力する
。 4 後幕15Bの走行が完了すると、その走行完了信号はモ
ータ制御回路10に伝達され、その信号に応じてモータ
制御回路10は可逆モータMを逮転させる。その可逆モ
ータMの逆転により、それまで上昇位置に置かれた可動
ミラーを下降させ。
因するそれぞれのシャッタによって特定される誤差時間
を補正する補正信号を出力する。第2演算回路17は、
回転速度検出回路上9の出力信号と、調整手段20から
の出力信号と、第1演算回路6から出力される露出時間
とから、後幕の係止解除時期を演算し、その演算結果を
後幕制御回路18に出力する。後幕制御回路は、その出
力信号に基づく解除時期に後幕制御信号S2を出力する
。 4 後幕15Bの走行が完了すると、その走行完了信号はモ
ータ制御回路10に伝達され、その信号に応じてモータ
制御回路10は可逆モータMを逮転させる。その可逆モ
ータMの逆転により、それまで上昇位置に置かれた可動
ミラーを下降させ。
同時に絞りを開放口径にまで復帰させる。また。
一方、フィルム巻上げ機構14を作動させて、フィルム
−駒分の巻上げを行い、引き続きシャッタチャージを行
う。そのフィルム巻上げとシャッタチャージが完了する
と、その完了信号はモータ制御回路10に伝達され、そ
の完了信号に基づいてモータ制御回路1oは、可逆モー
タMの回転を停止させ、一連のシーケンスが終了する。
−駒分の巻上げを行い、引き続きシャッタチャージを行
う。そのフィルム巻上げとシャッタチャージが完了する
と、その完了信号はモータ制御回路10に伝達され、そ
の完了信号に基づいてモータ制御回路1oは、可逆モー
タMの回転を停止させ、一連のシーケンスが終了する。
この一連のシーケンスが終了する際に、もしレリーズ釦
が押されていてレリーズ信号発生手段が作動状態にある
場合には、可逆モータMは再び正転を開始し、上記と同
様にして機械系11の絞り機構を作動し、一連の撮影動
作が繰り返えされる。
が押されていてレリーズ信号発生手段が作動状態にある
場合には、可逆モータMは再び正転を開始し、上記と同
様にして機械系11の絞り機構を作動し、一連の撮影動
作が繰り返えされる。
上記の構成から明らかなように、上記実施例では、後幕
制御信号S2すなわち後幕走行開始時期を制御する信号
は、従来装置の如き管制体やトリガスイッチによるタイ
ミング信号を用いず、回転速度検出回路19および調整
手段20からの出力を加味して演算され、後幕制御回路
】8を介して出力されるように構成されている。その後
幕制御信号S2についての詳細を第2図を用いて説明す
る。
制御信号S2すなわち後幕走行開始時期を制御する信号
は、従来装置の如き管制体やトリガスイッチによるタイ
ミング信号を用いず、回転速度検出回路19および調整
手段20からの出力を加味して演算され、後幕制御回路
】8を介して出力されるように構成されている。その後
幕制御信号S2についての詳細を第2図を用いて説明す
る。
第2図は、本発明の基本概念を示す線図で、上段には可
逆モータMの回転の数n工〜n、に示し、中段にはシャ
ッタ先幕と後幕の走行曲線、下段には可逆モータMの回
転速度をそれぞれカメラのシーケンスに従って示す。
逆モータMの回転の数n工〜n、に示し、中段にはシャ
ッタ先幕と後幕の走行曲線、下段には可逆モータMの回
転速度をそれぞれカメラのシーケンスに従って示す。
第1図におけるレリーズ信号発生手段9からのレリーズ
信号に応じて、モータ制御回路10が動作し、可逆モー
タMがスタートすると、先ずモータに駆動力を付勢する
ため第2図において助走区1ffiAがn□回転までと
られる。この助走区間Aにおいて可逆モータMの回転速
度はゼロ(0)からa点まで急上昇する。また、これま
での時間はtlである。
信号に応じて、モータ制御回路10が動作し、可逆モー
タMがスタートすると、先ずモータに駆動力を付勢する
ため第2図において助走区1ffiAがn□回転までと
られる。この助走区間Aにおいて可逆モータMの回転速
度はゼロ(0)からa点まで急上昇する。また、これま
での時間はtlである。
モータMの01回転目から12回転目までの区間Bは絞
り#御区間で、n0回転目から絞り制御が開始され、n
2回転目でこの作動は終了する。絞り制御に必要な回転
数は、その設定されるべき絞り値によって変化するもの
であるが、この実施例の場合には、絞り値の如何に拘ら
ず(n2−n□)回転に設定されている。すなわち、実
際の絞り制御は、n2回転以前に終了していても、可逆
モータMがn2回転目に到達してはじめて次の制御シー
ケンスに移るように機械系11が設定されているからで
ある。
り#御区間で、n0回転目から絞り制御が開始され、n
2回転目でこの作動は終了する。絞り制御に必要な回転
数は、その設定されるべき絞り値によって変化するもの
であるが、この実施例の場合には、絞り値の如何に拘ら
ず(n2−n□)回転に設定されている。すなわち、実
際の絞り制御は、n2回転以前に終了していても、可逆
モータMがn2回転目に到達してはじめて次の制御シー
ケンスに移るように機械系11が設定されているからで
ある。
このとき、可逆モータMの回転速度は、01回転目に大
きい負荷(絞り作用)が掛るため、第2図に示す如く点
すまで落ち、02回転目には0点まで除々に増速される
。この絞り制御区間Bの経過時間はt2である。可変モ
ータMの02回転目からn1回転目までの区間Cは、可
動ミラーが上昇するミラー上昇区間であるen2回転目
において負荷(ミラー上昇)が急激に増大するので1回
転速度はd点まで大きく降下し、ミラー上昇が完了する
n1回転目には、e点まで回復する。このミラー上昇区
間Cに要する時間は1.である。
きい負荷(絞り作用)が掛るため、第2図に示す如く点
すまで落ち、02回転目には0点まで除々に増速される
。この絞り制御区間Bの経過時間はt2である。可変モ
ータMの02回転目からn1回転目までの区間Cは、可
動ミラーが上昇するミラー上昇区間であるen2回転目
において負荷(ミラー上昇)が急激に増大するので1回
転速度はd点まで大きく降下し、ミラー上昇が完了する
n1回転目には、e点まで回復する。このミラー上昇区
間Cに要する時間は1.である。
次に、03回転目からn5回転目までの区間りは先幕釈
放準備区間であって、n1回転目からは、先幕係止を解
除する図示されないカムを回転させるシーケンス入る。
放準備区間であって、n1回転目からは、先幕係止を解
除する図示されないカムを回転させるシーケンス入る。
この場合、可逆モータMを回転させる負荷(カムの回転
)吹、ミラー上昇に比して著しく軽いので、可逆モータ
Mの回転速度は、03回転目には点fまで急上昇し、そ
の後次第に増速する。回転数が06に達すると、可逆モ
ータMによって駆動される図示されないカムが先幕係止
を解除するので、先幕は第2図に示す走行曲線Xを描く
ように走行する。また、可逆モータMの回転数がn、回
転して先幕係止が解除されると、可逆モータMは停止す
る。
)吹、ミラー上昇に比して著しく軽いので、可逆モータ
Mの回転速度は、03回転目には点fまで急上昇し、そ
の後次第に増速する。回転数が06に達すると、可逆モ
ータMによって駆動される図示されないカムが先幕係止
を解除するので、先幕は第2図に示す走行曲線Xを描く
ように走行する。また、可逆モータMの回転数がn、回
転して先幕係止が解除されると、可逆モータMは停止す
る。
一方、先幕係止を解除するためのカムの回転開始(ni
回転目)から先幕釈放(ns回転目)までの間の先幕釈
放準備区間り内に、03回転目から若干経過後の04回
転目からn9回転目までの測定区間D4と、n5回転目
から06回転目までの計時区間DTとが存在する。n4
回転目から06回転目までの間では可逆モータMに対す
る負荷の変動が無く、測定区間DMの回転速度、<−h
および計時区間DTの回転速度h −iはその速度変化
率が安定しているので、計時区間DTに要する時開t、
と測定区間DMに要する時間t4との間には一定の関数
が成り立つ。すなわち、ts = f(t4)−−−−
(1)が成立する。この場合。
回転目)から先幕釈放(ns回転目)までの間の先幕釈
放準備区間り内に、03回転目から若干経過後の04回
転目からn9回転目までの測定区間D4と、n5回転目
から06回転目までの計時区間DTとが存在する。n4
回転目から06回転目までの間では可逆モータMに対す
る負荷の変動が無く、測定区間DMの回転速度、<−h
および計時区間DTの回転速度h −iはその速度変化
率が安定しているので、計時区間DTに要する時開t、
と測定区間DMに要する時間t4との間には一定の関数
が成り立つ。すなわち、ts = f(t4)−−−−
(1)が成立する。この場合。
f(t4)は、第2図におけるモータ速度g、h、iの
各点およびそれぞれの時間間隔14.1.に基づく関数
となり、経験的に3次方程式程度の関数で近似させるこ
とができる。
各点およびそれぞれの時間間隔14.1.に基づく関数
となり、経験的に3次方程式程度の関数で近似させるこ
とができる。
そこで、先ず1回転速度検出回路19において、04回
転目からn3回転目までの時rJJt4を測定し、その
結果に基づいて加算時間へTを第2演算回路17で下記
の(2)式から求める。
転目からn3回転目までの時rJJt4を測定し、その
結果に基づいて加算時間へTを第2演算回路17で下記
の(2)式から求める。
八T;ΔT’ +t、=Δ”r’ +f(t4)−一−
〜(2)ただし、八T′は、先幕と後幕とがそれぞれ係
止解除から露光域に達するまでの時間t5、tv (第
2図参照)の差(ts−ti)を消去するための、先幕
と後幕の走行特性に帰因する補正項で、各シャッタ毎に
定められ、調整手段20から出力される。
〜(2)ただし、八T′は、先幕と後幕とがそれぞれ係
止解除から露光域に達するまでの時間t5、tv (第
2図参照)の差(ts−ti)を消去するための、先幕
と後幕の走行特性に帰因する補正項で、各シャッタ毎に
定められ、調整手段20から出力される。
第3図は、上記実施例を実行するためのフローチャート
で可逆モータMの回転速度の計時(n4)回転目から後
幕係止用マグネットの通電を断って後幕15Bの係止を
解除し、後幕走行を開始させるまての動作を示すもので
ある。
で可逆モータMの回転速度の計時(n4)回転目から後
幕係止用マグネットの通電を断って後幕15Bの係止を
解除し、後幕走行を開始させるまての動作を示すもので
ある。
このフローチャートに示すルーチンに入る前に。
制御されるべき露出時間Tは第1演算回路6から入力さ
れ、幕走行時間の差(ts t7)を消去する項であ
るΔT′の値は調整手段2oがら入力され、すでに第2
演算回路17内のメモリ一部に格納されている。可逆モ
ータMの回転数が03に達して、ミラー上昇が完了する
と、フローチャートに示すルーチンがスタートし、回転
速度検出回路19中Nのタイマーは、フォートカップラ
ーを介してモニタターされる可逆モータMの回転数がn
4に達するのn+ を待つ(ステップ1)。可逆モータMの回転が鳩に達す
ると、タイマーは時間t4の計測を開始(ステップ2)
し、再び可逆モータMの回転をモニターして、その回転
数がnsになるのを待つ(ステップ3)。回転数がn、
に達すると、タイマーはt4の計時を終了(ステップ4
)し、その値は回転速度検出回路19から第2演算回路
17に出力される。
れ、幕走行時間の差(ts t7)を消去する項であ
るΔT′の値は調整手段2oがら入力され、すでに第2
演算回路17内のメモリ一部に格納されている。可逆モ
ータMの回転数が03に達して、ミラー上昇が完了する
と、フローチャートに示すルーチンがスタートし、回転
速度検出回路19中Nのタイマーは、フォートカップラ
ーを介してモニタターされる可逆モータMの回転数がn
4に達するのn+ を待つ(ステップ1)。可逆モータMの回転が鳩に達す
ると、タイマーは時間t4の計測を開始(ステップ2)
し、再び可逆モータMの回転をモニターして、その回転
数がnsになるのを待つ(ステップ3)。回転数がn、
に達すると、タイマーはt4の計時を終了(ステップ4
)し、その値は回転速度検出回路19から第2演算回路
17に出力される。
次に一第2演算回m17は1回転速度検出回路19から
得られたし4に基づいて、あらかじめ定められた計算式
に従ってf(14)を演算(ステップ5)し、さらに、
すでにメモリされている幕走行特性による補正値ΔT′
とf(t、)の演算結果とを加算してΔTを求め(ステ
ップ6)、引き続きΔT+Tが演算(ステップ7)され
る。ここまでの演算は、可逆モータMの回転数が0.に
達すると瞬時に行われる。その演算結果は、後幕制御回
路18に出力される。後幕制御回路18は、第2演算回
路19からの出力信号を受けると、後幕係止用マグネッ
トへの通電を開始し、同時に後幕用タイマーをスタート
(ステップ8)させる。その後幕用タイマーが第2演算
回路19からの出力信号Δ1゛+丁の値に達する(ステ
ップ9)と、後幕係止用マグネットへの通電を停止しく
ステップ10)、後幕15Bを釈放し、この後幕走行の
ルーチンを終了する。
得られたし4に基づいて、あらかじめ定められた計算式
に従ってf(14)を演算(ステップ5)し、さらに、
すでにメモリされている幕走行特性による補正値ΔT′
とf(t、)の演算結果とを加算してΔTを求め(ステ
ップ6)、引き続きΔT+Tが演算(ステップ7)され
る。ここまでの演算は、可逆モータMの回転数が0.に
達すると瞬時に行われる。その演算結果は、後幕制御回
路18に出力される。後幕制御回路18は、第2演算回
路19からの出力信号を受けると、後幕係止用マグネッ
トへの通電を開始し、同時に後幕用タイマーをスタート
(ステップ8)させる。その後幕用タイマーが第2演算
回路19からの出力信号Δ1゛+丁の値に達する(ステ
ップ9)と、後幕係止用マグネットへの通電を停止しく
ステップ10)、後幕15Bを釈放し、この後幕走行の
ルーチンを終了する。
なお、上記の実施例は、−眼レフレックスカメラにおい
て一個の可逆モータで巻上げから絞り込み、ミラー駆動
および先幕釈放まで行うように構成されているが、フィ
ルム巻上げ、シャッタチャージは別のモータで行うよう
にしてもよい。また、絞り駆動のみをモータにて行う自
動露出制御カメラにも本発明を実施し得ることはいうま
でも無い。
て一個の可逆モータで巻上げから絞り込み、ミラー駆動
および先幕釈放まで行うように構成されているが、フィ
ルム巻上げ、シャッタチャージは別のモータで行うよう
にしてもよい。また、絞り駆動のみをモータにて行う自
動露出制御カメラにも本発明を実施し得ることはいうま
でも無い。
以上の如く本発明によれば、モータの回転力を用いてシ
ャッタ先幕係止を解除し、その解除前のモータの回転速
度からシャッタ先幕係止の解除時期を演算して後幕の釈
放時期を定めるようにしたから、従来用いられている管
制体やトリガスイッチのような不安定要素を用いること
なく、正確な露出時間を得ることができ、また、コスト
低減を計り得る利点がある。
ャッタ先幕係止を解除し、その解除前のモータの回転速
度からシャッタ先幕係止の解除時期を演算して後幕の釈
放時期を定めるようにしたから、従来用いられている管
制体やトリガスイッチのような不安定要素を用いること
なく、正確な露出時間を得ることができ、また、コスト
低減を計り得る利点がある。
第1図は本発明の実施例を示すカメラのブロック図、第
2図は第1図の実施例の作動を表わす線図、第3図は第
1図の実施例における回転速度検出から後幕釈放までの
フローチャートである。 〔主要部分の符号の説明〕 9・・・・・・レリーズ信号発生手段 11・・・・・・機械系 12・・・・・・絞り制御装置 13・・・・・・ミラー昇降機構 15・・・・・・シャッタ機構 15A・・・・先幕 15B・・・・後幕 17・・・・・・第2演算回路 18・・・・・・後幕制御回路 19・・・・・・回転速度検出手段 出願人 日本光学工業株式会社 代理人 渡 辺 隆 男 第2図 −鰐日
2図は第1図の実施例の作動を表わす線図、第3図は第
1図の実施例における回転速度検出から後幕釈放までの
フローチャートである。 〔主要部分の符号の説明〕 9・・・・・・レリーズ信号発生手段 11・・・・・・機械系 12・・・・・・絞り制御装置 13・・・・・・ミラー昇降機構 15・・・・・・シャッタ機構 15A・・・・先幕 15B・・・・後幕 17・・・・・・第2演算回路 18・・・・・・後幕制御回路 19・・・・・・回転速度検出手段 出願人 日本光学工業株式会社 代理人 渡 辺 隆 男 第2図 −鰐日
Claims (1)
- (1)先幕釈放後に該先幕とは独立に走行する後幕の釈
放時期を電気的に制御するシャッタを有するカメラにお
いて、レリーズ操作に応じて回転して前記先幕の係止を
解除させるモータを設けると共に、該モータの回転速度
を検出する回転速度検出手段と、該回転速度検出手段の
検出信号に応じて前記後幕の釈放時期を演算する演算回
路とを設け、前記回転速度検出手段の検出結果に応じて
後幕釈放時期を変化させる如く構成したことを特徴とす
るカメラの露出時間制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26226984A JPS61138928A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | カメラの露出時間制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26226984A JPS61138928A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | カメラの露出時間制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61138928A true JPS61138928A (ja) | 1986-06-26 |
Family
ID=17373442
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26226984A Pending JPS61138928A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | カメラの露出時間制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61138928A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007051826A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加湿装置 |
-
1984
- 1984-12-12 JP JP26226984A patent/JPS61138928A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007051826A (ja) * | 2005-08-18 | 2007-03-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加湿装置 |
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