JPS61138415A - ワイヤハ−ネス - Google Patents

ワイヤハ−ネス

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JPS61138415A
JPS61138415A JP26045984A JP26045984A JPS61138415A JP S61138415 A JPS61138415 A JP S61138415A JP 26045984 A JP26045984 A JP 26045984A JP 26045984 A JP26045984 A JP 26045984A JP S61138415 A JPS61138415 A JP S61138415A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
harness
coating layer
wire harness
polyurethane
polyol
Prior art date
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Pending
Application number
JP26045984A
Other languages
English (en)
Inventor
宏一 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP26045984A priority Critical patent/JPS61138415A/ja
Publication of JPS61138415A publication Critical patent/JPS61138415A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、自動車の電気回路における配線作業が容易
なように、端子付けされた複数の電線(ワイヤ)が、所
定形状に配列され集束一体化されているワイヤハーネス
(組電線)に関する。
〈従来の技術〉 従来、上記のようなワイヤハーネスにおける複数の電線
1.1・・・の集束一体化は、第5〜6図に示すように
、合成樹脂製テープで(通常ポリ塩化ビニル製)2を巻
きつけて(囲繞して)行なっていた。ここで、シャシハ
ーネス11のようにハーネスに形状保持能が要求される
場合は、電ill、l・・・の配列に際して、中心部に
剛性を有する芯材(通常樹脂棒)3を入れてJ二記テー
プの巻き付けを行なっていた。尚、図例中、12は多極
コネクタ、13はグロメットである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記構成のワイヤハーネスは、F記のような問題点を有
した。
(a)複数の電線の集束一体化を、人手によるテープ巻
きで行なうため、製造工数が嵩む。また、形状保持能を
付与するために芯材を入れる場合は、電線の配列に手間
を要し、さらに製造工数が嵩む。
(b)上記(a)と同じ理由で、ハーネスにねじれが発
生しやすい。このねじれは、長手方向の所望形状からは
ずれた形となり、ねじれを戻しながら取り付は必要があ
り、取付は作業が手間取るとともに、ねじれを戻しても
完全に前記所望形状に維持することは困難である。
(c)上記(a)と同じ理由で、表面に段差がでて他部
材と引掛りやすいためい、車内空間に露出して他部材と
干渉する機会の多いシャシハーネスやりャハーネスにお
いては、軟質又は波形の合成樹脂製チューブ等からなる
プロテクタを装着する必要がある。
く問題点を解決するための手段〉 この発明のワイヤハーネスは、所定形状に配列された複
数の電線が、その断面外周をボリウレタM*W+で、全
長にわたり又は部分的に四mされて集束一体化されてい
る構成により、上記目的を達成するものである。
〈実施例〉 以下、この発明の各実施例を、図例に基づいて説明する
。尚、従来例を同一部分については、同−同符号を付し
説明を省略する。
(1)第1実施例(第102図) シャシハーネス14に適用した例であって、略円形とな
るように配列された複数の電線1、■・・・が、その断
面外周をポリウレタン塗布層15で、略全長にわたり囲
繞されて集束一体化されている。このポリウレタン塗布
層15の厚みは、ポリウレタン材料の物性(引張り強さ
、剛性率等)によって異なるが、一番薄い個所で略0.
5mm以」二とする。また、塗布層10の形成方法は、
スプレー−塗装、浸漬塗り、はけ塗り等が考えられるが
、作業性の見地からスプレー塗装が望ましい。具体的に
は、分岐部Bや屈曲部Rの形成部位の所定形状に配列さ
れた電lit、1・・・両側を、手や道具を用いて把持
して付形した状態で、ポリウレタン塗料を塗布し、硬化
させた後、他部(直線部)にポリウレタン塗料を塗布し
、硬化させる。
上記塗布層10を形成するポリウレタン塗料としては、
二液性(ポリオール硬化型、触媒硬化型)、−液性(湿
気硬化型、熱硬化型)のいずれでもよいが、特に、ポリ
オール硬化型に触媒を添加して硬化時間を短縮させたも
のが、物性上及び作業性(硬化時間)の見地から望まし
い。具体例としては、特開昭57−198722号公報
に紹介されているポリウレタン塗料(但し発泡剤は必須
でない)が、本願発明者らが種々検討した結果、瞬時的
に剛性塗布層を形成するため、一番望ましい。
このポリウレタン塗料は、ポリオール成分、ポリインシ
アナート成分、触媒からなるものにおいて、ポリオール
成分の一部として、ポリオールにエチレン性不飽和モノ
マーがグラフトされたポリマーポリオール(以下「グラ
フトポリマーポリオール」という)を5〜50wt%の
割合で含むものである。
■上記ポリオール成分におけるグラフトポリマーポリオ
ール以外のポリオールとしては、通常のポリエーテル型
のポリオール、例えば、ポリオキシプロピレン、ポリオ
キシプロピレン−ポリオキシエチレン、ポリオキシブチ
レン等のポリエーテルを骨格とするグリコール、トリオ
ール、テトラオール等を挙げることができる。上記グラ
フトポリマポリオールは、上記ポリエーテル型ポリオー
ルに、アクリルニトリル、スチレン、α−メチルスチレ
ン、メチルメタアリリレート等をグラフトさせて得る。
また、このポリオール成分には必要に応じ−cエチレン
グリコール等の低分子−酸クリコールを含ませてもよい
■L記ポリイソシアナート成分としては、通常使用され
る、4.4′−ジフェニルメタンジイソシアネート(M
DI)、4.4′−ジフェニルエーテルジイソシアネー
ト、l、5−ナタ゛タレンジイソシアネート、キシリレ
ンジインシアネート、トリレンジイソシアネート(TD
I)、ポリメチレンフェニルイソシアネート等の芳香族
系、及び、キシレンジイソシアネート(XDI)、ヘキ
サメチレンジイソシアネート()(MD I )等の脂
肪族系のものを挙げることができる。反応性の見地から
TDI、ポリメチレンフェニルインシアネート等が望ま
しい。
■上記触媒としては、N−メチルモルホリン、トリエチ
レンジアミン、トリエチレンテトラミン、メチルシクロ
ヘキシルアミン、ベンジルメチルアミン、ヘキサメチレ
ンテトラミン等のアミン系、及び、ジブチル錫ジアセテ
ート、ジブチル錫マレエート、オレイン酸銀等の錫系の
ものを通常用いる。この際、これらの触媒とともに、“
DABCo  DC−1、DC−2”(エアプロダクツ
・アンド・ケミカル社製)、“NIAX  A−107
”(ユニオンカーバイド社製)等の商品名で市阪されて
いる遅延系触媒を併用することが物性」二の見地からは
望ましい。
〈a) 」二記ウレタン塗料には、さらに必要に応じて
、発泡剤、整泡剤(通常界面活性剤)無機及び有機充填
剤、可塑剤、難燃剤並びに色素等が配合される。
上記発泡剤としては、水又は水とニトロアルカン、アミ
ド、エーテル、ハロゲン化アルカン、ヘキサン、アセト
ン等と併用して用いるが、水とハロゲン化アルカン類の
併用が望ましい。
上記ウレタン塗料は、ポリオール成分のポリエーテル骨
格の分子量や水酸基価等を変えることにより、自由に塗
布層10の剛性率、強さを調整することができる。従っ
て、ハーネスに要求される形状保持能に応じて、ウレタ
ン塗料のポリオール成分を選択すればよい。尚、ポリウ
レタン塗布層15の硬化は、常温でもよいが、60°C
前後に加熱した方が、硬化時間が短縮され、生産性が向
上して望ましい。
(2)第2実施例(第3@4図) シャシハーネス16に適用した他の例であって、ストレ
ート部のみ芯材3を入れ、略円形となるように複数の電
線1.1・・・を配列し、分岐部B及び屈曲部Rのみの
断面外周にポリウレタン塗布層15を形成したものであ
る。このとき、図例の二点鎖線の如く、車体への取付は
用クリップ17を一体化してもよい。ポリウレタン塗布
層15の形成方法及び使用塗料は、第1実施例の場合と
同様である。
この発明のハーネスは、−I−記者実施例のシャシハー
ネスに限定されず、リヤハーネス、インスルメントハー
ネス、ダツシュボードハーネス等にも勿論適用できる。
〈発明の効果〉 この発明のワイヤハーネスは、上記のような構成なので
、下記のような効果を奏する。
(a)複数の電線の集束一体化を、ウレタン塗料の塗布
を所定部位に行なうだけでよく、従来に比して、製造工
数が格段で低減できる。また、ハーネスの略全長にわた
りポリウレタン塗布層を形成した場合は、形状保持能を
付与するために芯材を入れる必要もなく、さらに製造工
数の削減が図れる。
(b)l記(a)と同様の理由で、ハーネス(電線)に
ねじれが発生することもない。従って、ハーネスの取付
は安定性及び、取付は作業性が向上する。
(C)ハーネスの略全長にわたりポリウレタン塗布層を
形成した場合は、表面にテープ巻きの場合のように段差
ができず、しかも、部分的に形成した場合も、電線に対
するウレタン塗布層の固着は強固であり、さらには、ポ
リウレタン塗膜は、耐摩耗性等の物性に優れ、また、衝
撃吸収作用もある。従って、十分なプロテスタ作用も奏
し、従来の如くプロテクタを装着する必要がない。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図はシャシ
ハーネスに適用した第1実施例の全体図、第2図は第1
図のIT −TI線拡大端面図、第3図は同じく第2実
施例の全体図、第4図は第3図のIT−IV線拡大端面
図、第5図はシャシハーネスの従来例を示す全体図、第
6図は第5図のVI−VT線拡大端面図である。 1・・・電線、11.14.16・・・シャシハーネス
(ワイヤハーネス)、12・・・多極用コネクタ(端子
)、15・・・ポリウレタン塗布層。 特  許  出  願  人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  所定形状に配列された複数の電線が、その断面外周を
    ポリウレタン塗布層で、全長にわたり又は部分的に囲繞
    されて集束一体化されていることを特徴とするワイヤハ
    ーネス。
JP26045984A 1984-12-10 1984-12-10 ワイヤハ−ネス Pending JPS61138415A (ja)

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JP26045984A JPS61138415A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 ワイヤハ−ネス

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JPS61138415A true JPS61138415A (ja) 1986-06-25

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JP26045984A Pending JPS61138415A (ja) 1984-12-10 1984-12-10 ワイヤハ−ネス

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