JPH10147708A - 軽量なポリウレタン弾性体の製造方法 - Google Patents

軽量なポリウレタン弾性体の製造方法

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JPH10147708A
JPH10147708A JP8323513A JP32351396A JPH10147708A JP H10147708 A JPH10147708 A JP H10147708A JP 8323513 A JP8323513 A JP 8323513A JP 32351396 A JP32351396 A JP 32351396A JP H10147708 A JPH10147708 A JP H10147708A
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polyol
polyisocyanate
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phosphate
reaction
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JP8323513A
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Katsumi Nakauchi
克美 中内
Masayuki Nakamura
昌幸 中村
Keiichi Kamiya
圭一 紙谷
Naohiro Morozumi
直洋 両角
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Meisei Chemical Works Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
Original Assignee
Meisei Chemical Works Ltd
Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実質的に非発泡で軽量かつ弾性ある均一なポ
リウレタン弾性体を安定して製造する方法を提供する。 【解決手段】 2官能ポリオールと3官能以上のポリオ
ールを併用し、これにポリイソシアネートを反応させる
ものであって、全反応工程で使用するポリオールとポリ
イソシアネートのOH/NCOのモル比を1〜1.5と
し、かつ該反応工程において、マイクロバルーンからな
る軽量化剤を添加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実質的に非発泡で
ありながら軽量なポリウレタン弾性体の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、衝撃吸収材として使用されてきた
製品は比重も大きく、昨今の省エネに伴う材料の軽量化
〔例えば、自動車、オートバイ、電車、船舶(レジャー
ボート等を含む)等の乗り物に使用されるもの〕の流れ
に沿わないため、より軽量なものが求められていた。し
かし、軽量化されたものとしては現在製造されているも
のは、ほとんどが発泡タイプ(例えばウレタンフォーム
等)に限られており、強度等の面から、その用途に制限
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ポリウレタンを非発泡
でありながら軽量なものとするために、その製造工程に
おいて軽量化剤を添加することが考えられるが、従来の
方法では、これらの添加剤が均一に分散した成形物を得
るのは難しく、実用性ある製品を安定して得ることは困
難であった。
【0004】本発明は、原料の組み合わせにより比較的
容易に弾性、強度、硬度等を調整できるポリウレタンを
基材とし、これに軽量化剤を組み合わせて使用するとい
う方法で、前述の如き欠点を改良し、軽量かつ均一なポ
リウレタン弾性体を安定して製造できる方法を提供する
ことを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、ポリウレタ
ンを2官能ポリオールと3官能以上のポリオールを併用
し、これにポリイソシアネートを反応させて製造するも
のであり、全反応工程で使用するポリオールとポリイソ
シアネートのOH/NCOのモル比を1〜1.5し、かつ
該反応工程において、マイクロバルーンからなる軽量化
剤を添加することにより、実質的に非発泡で、比重0.6
以下というように軽量なポリウレタン弾性体を安定して
製造することを可能とした。
【0006】軽量化剤としては、耐熱、耐溶剤タイプの
マイクロバルーンが使用できるが、かかるマイクロバル
ーンには、多くの種類があり、用途によって使用可能温
度や耐溶剤性を選択することができるが、ここでは、ウ
レタンの硬化温度や使用する可塑剤、難燃剤の種類を考
慮し、耐熱、耐溶剤性の良いタイプを使用することにす
る。この軽量化剤は、低沸点炭化水素をインサイト重合
法により塩化ビニリデン、アクリロニトリル等の共重合
物の殻壁でマイクロカプセル化した粒径が10〜30ミ
クロンの熱膨張性微小球で発泡タイプと未発泡タイプが
ある。添加量としては、製品全量の1〜4重量%、特に
2〜3重量%であるのが好ましい。1重量%未満では、
軽量化の効果が現れず、4重量%を越えると、多すぎで
均一に混入し難く、ポリウレタンが硬化しないことがあ
る。
【0007】なお、本発明では、2官能ポリオールと3
官能以上のポリオールを最初から混合使用してもよい
が、次のように2段階法で使用するのが好ましい。即
ち、(1)2官能ポリオールとポリイソシアネートを反応
させた後、(2) この反応組成物に3官能以上のポリオー
ルとポリイソシアネートを添加混合するもので、前記
(1)の工程におけるポリオールとポリイソシアネートの
OH/NCOのモル比を1〜1.5とし、前記(1) (2) の
全工程で使用するポリオールとポリイソシアネートのO
H/NCOのモル比を1〜1.5とする。この場合、軽量
化剤は前記(1) の工程に添加使用するのが好ましい。
【0008】ポリオールとポリイソシアネートを1段階
で反応させる場合であっても、2段階で反応させる場合
であっても、本発明で使用するポリオールとポリイソシ
アネートの全使用量のOH基とNCO基の当量比は1〜
1.5とするが、通常、該当量比は1.2〜1.4であるのが
好ましい。なお、前記当量比が1未満の場合、イソシア
ネートが過剰となり、未反応のイソシアネートが残って
しまう。また、1.5を越えると硬化物が柔らかくなり、
強度も不十分となるのである。
【0009】本発明で使用するポリオールの分子量は平
均して1500〜10000、特に2000〜5000
が好ましい。分子量が1500未満であれば、得られる
ポリウレタンは硬くて脆いものになる。逆に、1000
0を越えると、得られるポリウレタンは柔らかくなりす
ぎ、場合によっては硬化せず、液状となってしまう傾向
がある。
【0010】なお、ポリオールは2官能と3官能以上の
ものを組み合わせて使用するが、それぞれの使用量は、
2官能と3官能のポリオールを使用する場合、3官能の
ポリオール1モルに対して、2官能のポリオールを1〜
3モル、特に2〜3モルの割合で反応させるのが好まし
く、2.7モル程度の割合で反応させるのが最も好適で
ある。
【0011】本発明で使用するポリオールの具体例とし
ては、例えば2官能ポリオールとしてエチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ハイドロキノン、ビスフェ
ノールA、1,6−ヘキサンジオール等の低分子量のポ
リオール類、さらにそれらジオール類にアルキレンオキ
シド類を付加させたポリオキシアルキレンポリオール、
メチルアミン、n−ブチルアミン、アニリン等の低分子
量のアミン類にアルキレンオキシド類を付加させたポリ
オキシアルキレンポリオール、さらにはエチレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール等のポリオールとアジピ
ン酸、フタル酸等の二塩基酸との縮合反応により得られ
るポリエステルポリオール、ポリカプロラクトンポリオ
ール、ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポ
リオール、アクリルポリオール、エチレン−酢酸ビニル
共重合体の加水分解物等があげられる。これらは単独で
用いても良く、2種以上併用しても良い。他方、3官能
以上のポリオールとしては、グリセリン、トリメチロー
ルプロパン、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタ
エリスリトール等の低分子量のポリオール類、さらにそ
れらにアルキレンオキシド類を付加させたポリオキシア
ルキレンポリオール等があげられる。これらは単独で用
いても良く、2種以上併用しても良い。
【0012】また、本発明で使用するポリイソシアネー
トとしては、例えばトリレンジイソシアネート(TD
I)、粗製トリレンジイソシアネート(粗製TDI)、
ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、水添ジ
フェニルメタンジイソシアネート(水添MDI)、ポリ
メチレンポリフェニルイソシアネート(クルードMD
I)、ヘキサメチレンジイソシアネート、キシリレンジ
イソシアネート(XDI)、ナフタレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、ノルボ
ルネンジイソシアネート(NBDI)等があげられる
が、これらに限定されるものではない。これらは単独で
用いても良く、2種以上併用しても良い。
【0013】かかる本発明の方法では、軽量化剤だけで
なく、難燃剤や可塑剤等の添加剤を併用してもよく、こ
れらの添加剤は、ポリオールとポリイソシアネートの反
応工程のどの段階で添加してもよいが、通常、最初の段
階で添加するのが、均一な製品を得る上で好ましい。
【0014】難燃剤を使用する場合、主にリン含有物を
使用し、含ハロゲン化合物は使用しないのが好ましく、
リン系難燃剤としては、例えばTPP(トリフェニルホ
スフェート)、TCP(トリクレジルホスフェート)、
TXP(トリキシレニルホスフェート)、CDP(クレ
ジルジフェニルホスフェート)等が使用できる。これら
は単独で用いても、2種以上併用しても良い。またリン
系以外の難燃剤として水酸化アルミニウムや微粉メラミ
ン等も使用できる。添加量としては、10〜70%が適
当であり、10%未満では、難燃効果が現れず、70%
を越えると可塑性が高くなりすぎ、硬化せず、液状とな
ることがある。なお、この添加量は、製品を得るために
使用する全成分量に対する重量%を示す。
【0015】また、可塑剤としては、難燃効果もあるT
OP(トリ−2−エチルヘキシルホスフェート)や難燃
剤として上記に示したTPP、TCP、TXP、CD
P、さらにDOS(ジ−2−エチルヘキシルセバケー
ト)、DOA(ジ−2−エチルヘキシルアジペート)、
DOP(ジ−2−エチルヘキシルフタレート)、DID
P(ジイソデシルフタレート)、DIDA(ジイソデシ
ルアジペート)等が用いられる。これらは、単独で使用
しても2種以上併用しても良い。添加量としては、10
〜70%が適当であり、10%未満では、柔らかくなら
ず、70%を越えると、柔らかくなりすぎ、ブリードア
ウトや硬化不良を起こすことがある。なお、この添加量
は、製品を得るために使用する全成分量に対する重量%
を示す。
【0016】その他の添加剤として、ウレタンの硬化温
度を高くして早く反応を完結させるため、耐熱性を付与
する熱安定剤を使用するのが望ましい。この熱安定剤と
しては、カルバジド系化合物が用いられる。さらに硬化
前の消泡剤兼可塑剤、流動性付与剤としてポリジメチル
シロキサンを使用しても良い。
【0017】本発明の製品の成形時に使用しうる型とし
ては、金型、樹脂型、木型等があるが、基本的には全て
の型が使用できる。但し、型に付着しやすいので離型剤
が必要である。
【0018】本発明の方法を2段階法で実施する場合の
製造例を記載すると次の通りである。まず2官能のアル
キレンオキシド鎖を有するポリオールにポリイソシアネ
ートを反応させてプレポリマーを合成する。このとき、
軽量化剤と必要に応じて難燃剤や可塑剤等を添加してお
くことによって、これらの添加剤が均一に分散したプレ
ポリマーを得ることができる。その後、反応生成物に3
官能のアルキレンオキシド鎖を有するポリオールとポリ
イソシアネートを追加し良く攪拌、混合し、あらかじめ
加熱しておいた型に流し込み、100℃で2時間加熱す
ることにより、反応硬化させる。第1段反応と第2段反
応でそれぞれ使用するポリイソシアネートの量は、第1
段反応では2官能ポリオールに対しOH/NCO比1〜
1.5、好ましくは1.1〜1.2となる量を使用し、
第2段反応では、第1段反応で使用した2官能ポリオー
ルを含む全アルコール成分に対し、第1段反応、第2段
反応合わせてOH/NCO比が1〜1.5好ましくは
1.2〜1.4となる量のポリイソシアネートのうち第
1段反応で使用した分を除く量を加える。もちろん原料
中の水分には十分注意し、成形物に気泡が入らないよう
に、プレポリマー合成前に加熱脱水操作等によって水分
を除去しておく必要がある。また、全ての成分を混合し
た後、さらに脱気操作を行い、成形物が膨らまないよう
にする。
【0019】
【発明の実施の形態】次に本発明の製法を実施例に基づ
き説明する。その中で示される添加量は、使用成分全量
に対する重量%を意味している。
【0020】実施例1 ポリプロピレングリコールの両端にポリエチレングリコ
ールが結合したPEG−PPG−PEGブロック共重合
体〔(MW=2000)と(MW=5000)をモル比
3:7で混合したもの〕33%(2.7モル)に対し、
トリキシレニルホスフェート(TXP)20%、トリク
レジルホスフェート(TCP)20%、ジイソデシルア
ジペート(DIDA)10%、熱安定剤(カルバジド系
化合物〔製品名:MS−3000(明成化学工業(株)
製)〕)0.5%、ポリジメチルシロキサン2%を加
え、120℃、20〜30mmHg、1時間加熱脱水す
る。その後窒素で常圧に戻し、イソホロンジイソシアネ
ート1.6%(2.33モル)と触媒ジブチル錫ジラウ
レート、軽量化剤〔製品名:マツモトマイクロスフェア
ーF−80ED(松本油脂製薬(株) 製)〕3%を加
え、減圧下、80℃で1時間加熱する。その後、再度、
窒素で常圧に戻し、グリセリンにプロピレンオキシドを
付加させ、さらに末端にエチレンオキシドが結合した3
官能ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体
(MW=3000)9%(1モル)、イソホロンジイソ
シアネート0.8%(1.17モル)と触媒ジブチル錫
ジラウレートを追加し、良く攪拌し、さらに1時間減圧
下にて脱泡した後、100℃オーブンで加熱しておいた
成形型内に入れ、100℃で2時間加熱硬化させること
により、非発泡ながら比重の小さい難燃性弾性体を得た
(この弾性体に含まれるウレタン成分の製造原料におけ
るOH/NCO比は1.2である)。なお、弾性体の比
重は0.4、硬度は約60度(アスカーF型硬度計)と
なり、難燃性についても、米国自動車安全基準(MVS
S No.302)に準じた燃焼性試験方法によって測
定したところ難燃が確認され、成分の分離もなく非常に
均一な製品を得ることができた。
【0021】実施例2 ポリプロピレングリコールの両端にポリエチレングリコ
ールが結合したPEG−PPG−PEGブロック共重合
体(MW=2000)17%(2.7モル)に対し、ト
リキシレニルホスフェート(TXP)20%、トリクレ
ジルホスフェート(TCP)20%、ジイソデシルアジ
ペート(DIDA)10%、熱安定剤(カルバジド系化
合物〔製品名:MS−3000(明成化学工業(株)
製)〕)0.5%、ポリジメチルシロキサン2%、水酸
化アルミニウム10%を加え、120℃、20〜30m
mHg、1時間加熱脱水する。その後窒素で常圧に戻
し、イソホロンジイソシアネート1.6%(2.33モ
ル)と触媒ジブチル錫ジラウレート、軽量化剤〔製品
名:マツモトマイクロスフェアーF−80ED(松本油
脂製薬(株) 製)〕3%を加え、減圧下、80℃で1時
間加熱する。その後、再度、窒素で常圧に戻し、グリセ
リンにプロピレンオキシドを付加させ、さらに末端にエ
チレンオキシドが結合した3官能ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレン共重合体(MW=5000)15.
1%(1モル)、イソホロンジイソシアネート0.8%
(1.17モル)と触媒ジブチル錫ジラウレートを追加
し、良く攪拌し、さらに1時間減圧下にて脱泡した後、
100℃オーブンで加熱しておいた成形型内に入れ、1
00℃で2時間加熱硬化させることにより、非発泡なが
ら比重の小さい難燃性弾性体を得た(この弾性体に含ま
れるウレタン成分の製造原料におけるOH/NCO比は
1.2である)。なお、弾性体の比重は0.45、硬度
は約60度(アスカーF型硬度計)となり、難燃性につ
いても、米国自動車安全基準(MVSS No.30
2)に準じた燃焼性試験方法によって測定したところ難
燃が確認され、成分の分離もなく非常に均一な製品を得
ることができた。
【0022】比較例1 ポリプロピレングリコールの両端にポリエチレングリコ
ールが結合したPEG−PPG−PEGブロック共重合
体(MW=2000)とポリプロピレングリコール(M
W=2000)をモル比1:1で混合したもの42%
(2.7モル)にに対し、グリセリンにプロピレンオキ
シドを付加させ、更に末端にエチレンオキシドが結合し
た3官能ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重
合体(MW=3000)22.2%(1モル)、イソホ
ロンジイソシアネート5.8%(3.5モル)、セバシ
ン酸ジオクチル(DOS)30%と触媒ジブチル錫ジラ
ウレートとを加え、80℃オーブンで加熱しておいた成
形型内に入れ、80℃で16時間加熱硬化させることに
より、ポリウレタン弾性体を得た。この弾性体中に含ま
れるウレタン成分の製造原料におけるOH/NCO比
1.2である。この弾性体の比重は約0.99、硬度は
約60度(アスカーF型硬度計)であった。
【0023】
【発明の効果】本発明の方法では、非発泡でありながら
軽量なポリウレタン弾性体を安定して製造できる。特
に、特殊な2段階反応とすることにより、各種添加剤が
均一に分散した製品を製造でき、このようにして得た製
品は、衝撃吸収材として多くの用途に使用できるものと
なった。
フロントページの続き (72)発明者 紙谷 圭一 京都府京都市右京区西京極中沢町1番地 明成化学工業株式会社内 (72)発明者 両角 直洋 静岡県磐田市新貝2500番地 ヤマハ発動機 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2官能ポリオールと3官能以上のポリオ
    ールを併用し、これにポリイソシアネートを反応させる
    ものであって、全反応工程で使用するポリオールとポリ
    イソシアネートのOH/NCOのモル比を1〜1.5と
    し、かつ該反応工程において、マイクロバルーンからな
    る軽量化剤を添加することを特徴とする実質的に非発泡
    で軽量なポリウレタン弾性体の製造方法。
  2. 【請求項2】 軽量化剤を製品全量の1〜4重量%の割
    合で使用する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 (1) 2官能ポリオールとポリイソシアネ
    ートを反応させた後、(2) この反応組成物に3官能以上
    のポリオールとポリイソシアネートを添加混合するもの
    で、前記(1) の工程で軽量化剤を添加使用すること、及
    び前記(1) の工程におけるポリオールとポリイソシアネ
    ートのOH/NCOのモル比を1〜1.5とし、かつ前記
    (1) (2) の全工程で使用するポリオールとポリイソシア
    ネートのOH/NCOのモル比を1〜1.5とする請求項
    1〜3いずれか1項の方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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