JPS61137645A - 鋳型用過酸化物組成物 - Google Patents
鋳型用過酸化物組成物Info
- Publication number
- JPS61137645A JPS61137645A JP26050084A JP26050084A JPS61137645A JP S61137645 A JPS61137645 A JP S61137645A JP 26050084 A JP26050084 A JP 26050084A JP 26050084 A JP26050084 A JP 26050084A JP S61137645 A JPS61137645 A JP S61137645A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- peroxide
- compsn
- peroxide composition
- water
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C1/00—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds
- B22C1/16—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents
- B22C1/20—Compositions of refractory mould or core materials; Grain structures thereof; Chemical or physical features in the formation or manufacture of moulds characterised by the use of binding agents; Mixtures of binding agents of organic agents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mold Materials And Core Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は粒状耐火材料に酸硬化性樹脂と過酸化物組成物
を添加・混錬し、成型した砂型にガス状又はエロゾル状
の二酸化硫iを添加して鋳型を成型する際に用いられる
硬化性鋳型組成物に関し、特に過酸化物組成物の改良に
関するものである。
を添加・混錬し、成型した砂型にガス状又はエロゾル状
の二酸化硫iを添加して鋳型を成型する際に用いられる
硬化性鋳型組成物に関し、特に過酸化物組成物の改良に
関するものである。
従来、鋳物工場で中子及び主型を製造するに当たり、産
業廃棄物公害の低減、生産性合理化、鋳物品質の向上、
他種々の利点によりフラン自硬性粘結剤を使用する鋳型
製造法が、水ガラス、セメント等無機系粘結剤を使用す
る製造法に換わり広く使用されるようになった。
業廃棄物公害の低減、生産性合理化、鋳物品質の向上、
他種々の利点によりフラン自硬性粘結剤を使用する鋳型
製造法が、水ガラス、セメント等無機系粘結剤を使用す
る製造法に換わり広く使用されるようになった。
しかし、フラン自硬性粘結剤を使用する鋳型製造法にも
いくつかの難点がある。その一つは硬化時間が長く鋳型
を製造するのに10分〜数時間程度を要し、高速で鋳型
を製造する用途には不適である事である。
いくつかの難点がある。その一つは硬化時間が長く鋳型
を製造するのに10分〜数時間程度を要し、高速で鋳型
を製造する用途には不適である事である。
従来高速で鋳型を製造する用途には粒状耐火材料にフェ
ノールノボラ7り樹脂を被覆した所謂コ〜テンドサンド
を熱硬化させるクローニング法が使用されて来た。
ノールノボラ7り樹脂を被覆した所謂コ〜テンドサンド
を熱硬化させるクローニング法が使用されて来た。
しかし省エネルギー、鋳型生産速度等更に鋳型製造工程
を合理化するため常温でガス硬化する所謂コールドボッ
クス法が鋳物業界で代替する方法として真剣に導入の検
討がされている。
を合理化するため常温でガス硬化する所謂コールドボッ
クス法が鋳物業界で代替する方法として真剣に導入の検
討がされている。
現在コールドボックス法にはフラン樹脂を代表とする酸
硬化性樹脂を過酸化物を酸化剤として二酸化硫黄により
硬化する所謂フランコールトポ・7クス法と、ポリオー
ルとポリイソシアネートをエロゾル状の第3級アミンを
触媒として硬化するウレタンコールドボンラス法があり
、フラン自硬性で鋳物製造に好結果が証明されているフ
ランコールドボックス法が最近急速に注目を浴びている
。
硬化性樹脂を過酸化物を酸化剤として二酸化硫黄により
硬化する所謂フランコールトポ・7クス法と、ポリオー
ルとポリイソシアネートをエロゾル状の第3級アミンを
触媒として硬化するウレタンコールドボンラス法があり
、フラン自硬性で鋳物製造に好結果が証明されているフ
ランコールドボックス法が最近急速に注目を浴びている
。
但し、フランコールドボックス法にもいくつかの改良す
べき点があり、その中でも過酸化物に起因するコストと
安全性の改良である。現在過酸化物としてメチルエチル
ケトン過酸化物等のケトン過酸化物を主成分とする組成
物あるいはクメンハイドロパーオキサイド等の芳香族ハ
イドロパーオキサイドを主成分とする組成物等が一般に
利用されている。これらの過酸化物組成物はいずれも高
価であり、又、安全性を更に改良する要求がある。
べき点があり、その中でも過酸化物に起因するコストと
安全性の改良である。現在過酸化物としてメチルエチル
ケトン過酸化物等のケトン過酸化物を主成分とする組成
物あるいはクメンハイドロパーオキサイド等の芳香族ハ
イドロパーオキサイドを主成分とする組成物等が一般に
利用されている。これらの過酸化物組成物はいずれも高
価であり、又、安全性を更に改良する要求がある。
安価で安全性の高い過酸化物として過酸化水素水がある
が粒状耐火材料の不純物により分解し、混錬物の存効寿
命が短く、鋳型強度が低く実用化はされていない。
が粒状耐火材料の不純物により分解し、混錬物の存効寿
命が短く、鋳型強度が低く実用化はされていない。
又、含水性のケトン過酸化物も市販されているが、希釈
安定化を兼ねる均質化剤としてグリセリン、セロソルブ
等のポリオール、ピロリドン等の含窒素水溶性化合物等
を使用し酸硬化性樹脂の反応を遅延し実用的には使用不
能である。
安定化を兼ねる均質化剤としてグリセリン、セロソルブ
等のポリオール、ピロリドン等の含窒素水溶性化合物等
を使用し酸硬化性樹脂の反応を遅延し実用的には使用不
能である。
鋳型強度を改良された含水性のケトン過酸化物もあるが
、過酸化物のほとんどがメチルエチルケトンパーオキサ
イドであるため、系が不均一であり、乳化剤あるいは可
溶化剤が必要である。
、過酸化物のほとんどがメチルエチルケトンパーオキサ
イドであるため、系が不均一であり、乳化剤あるいは可
溶化剤が必要である。
本発明者らは上記の如き従来の問題点を解決すべく鋭意
研究の結果、安価で安全性が高くフランコールドボック
ス用の過酸化物としても充分性能的に満足する含水性有
機過酸化物組成物を見出し本発明に到達した。
研究の結果、安価で安全性が高くフランコールドボック
ス用の過酸化物としても充分性能的に満足する含水性有
機過酸化物組成物を見出し本発明に到達した。
即ち、本発明は、粒状耐火性骨材に酸硬化性樹脂と過酸
化物組成物を添加混練して成型した砂型にガス状又はエ
ロゾル状の二酸化硫黄を導入して鋳型を製造する際に用
いられる過酸化物組成物であって、水溶性モノアルコー
ル化合物、水溶性ラクトン化合物、水溶性ケトン化合物
及び水溶性エーテルエステル化合物からなる群から選ば
れる少なくとも1種を希釈安定化剤とするアセトンパー
オキサイド組成物であることを特徴とする鋳型用過酸化
物組成物に係るものである。
化物組成物を添加混練して成型した砂型にガス状又はエ
ロゾル状の二酸化硫黄を導入して鋳型を製造する際に用
いられる過酸化物組成物であって、水溶性モノアルコー
ル化合物、水溶性ラクトン化合物、水溶性ケトン化合物
及び水溶性エーテルエステル化合物からなる群から選ば
れる少なくとも1種を希釈安定化剤とするアセトンパー
オキサイド組成物であることを特徴とする鋳型用過酸化
物組成物に係るものである。
本発明に用いられる希釈安定化剤は希釈安定化を兼ねる
均質化剤であり、酸硬化性樹脂の硬化反応を遅延しない
ものである。希釈安定化剤の例としては、メタノール、
T−ブチロラクトン、アセチルアセトン、ブチルセロソ
ルブアセテートなどが挙げられる。
均質化剤であり、酸硬化性樹脂の硬化反応を遅延しない
ものである。希釈安定化剤の例としては、メタノール、
T−ブチロラクトン、アセチルアセトン、ブチルセロソ
ルブアセテートなどが挙げられる。
本発明のアセトンパーオキサイド組成物としては、水を
5〜25重量%、希釈安定化剤を20潟60重量%含む
ものが好ましい。
5〜25重量%、希釈安定化剤を20潟60重量%含む
ものが好ましい。
粒状耐火性骨材としては石英質を主成分とする珪砂の他
、ジルコン砂、クロマイト砂等が使用されるが、これら
により本発明を限定する°ものではない。
、ジルコン砂、クロマイト砂等が使用されるが、これら
により本発明を限定する°ものではない。
又、酸硬化性樹脂としてはフラン樹脂、フェノール樹脂
、尿素樹脂、メラミン樹脂あるいはそれらの共重合乃至
は混合樹脂が使用されるが、これらにより本発明を限定
するものではない。
、尿素樹脂、メラミン樹脂あるいはそれらの共重合乃至
は混合樹脂が使用されるが、これらにより本発明を限定
するものではない。
通常、粒状耐火性骨材100重量部に酸硬化性樹脂0.
5〜3重量部、過酸化物組成物0.1〜2重量部使用さ
れる。
5〜3重量部、過酸化物組成物0.1〜2重量部使用さ
れる。
本発明によると安価で、安全で、安定性の高い、機能的
にも優れた鋳型用過酸化物組成物を提供することができ
る。
にも優れた鋳型用過酸化物組成物を提供することができ
る。
以下、本発明を更に詳細に説明するため実施例により本
発明の利点を述べるが、以下の実施例により本発明の範
囲を制限するものではない。
発明の利点を述べるが、以下の実施例により本発明の範
囲を制限するものではない。
実施例1〜4、比較例1〜5
オーストラリア産フラタリー珪砂1,000重量部に、
フラン樹脂15重量部、活性酸素が10%であり水を1
5%、表1に示す希釈安定化剤を45%含む含水性アセ
トンパーオキサイド組成物又はメチルエチルケトンパー
オキサイド組成物を5重量部添加して混錬した混合物を
25X 25 X 250m/mの型枠に加圧空気と共
に吹き込んで充填し、次いで二酸化硫黄ガスを混合物の
充填された型枠内に注入した後、清浄な空気で洗浄して
鋳型を成型した。成型した鋳型の曲げ強度を経時的に測
定し、過酸化物組成物の酸化能を調べた。又、25〜3
5℃で3ケ月間保存した後の活性酸素残存率も調べた。
フラン樹脂15重量部、活性酸素が10%であり水を1
5%、表1に示す希釈安定化剤を45%含む含水性アセ
トンパーオキサイド組成物又はメチルエチルケトンパー
オキサイド組成物を5重量部添加して混錬した混合物を
25X 25 X 250m/mの型枠に加圧空気と共
に吹き込んで充填し、次いで二酸化硫黄ガスを混合物の
充填された型枠内に注入した後、清浄な空気で洗浄して
鋳型を成型した。成型した鋳型の曲げ強度を経時的に測
定し、過酸化物組成物の酸化能を調べた。又、25〜3
5℃で3ケ月間保存した後の活性酸素残存率も調べた。
結果を表1に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、粒状耐火性骨材に酸硬化性樹脂と過酸化物組成物を
添加混練して成型した砂型にガス状又はエロゾル状の二
酸化硫黄を導入して鋳型を製造する際に用いられる過酸
化物組成物であって、水溶性モノアルコール化合物、水
溶性ラクトン化合物、水溶性ケトン化合物及び水溶性エ
ーテルエステル化合物からなる群から選ばれる少なくと
も1種を希釈安定化剤とするアセトンパーオキサイド組
成物であることを特徴とする鋳型用過酸化物組成物。 2、アセトンパーオキサイド組成物が水を5〜25重量
%、希釈安定化剤を20〜60重 量%含有する特許請求の範囲第1項記載の鋳型用過酸化
物組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26050084A JPS61137645A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 鋳型用過酸化物組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26050084A JPS61137645A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 鋳型用過酸化物組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61137645A true JPS61137645A (ja) | 1986-06-25 |
Family
ID=17348830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26050084A Pending JPS61137645A (ja) | 1984-12-10 | 1984-12-10 | 鋳型用過酸化物組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61137645A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6920911B2 (en) * | 2001-04-12 | 2005-07-26 | General Motors Corporation | Foundry sand with oxidation promoter |
-
1984
- 1984-12-10 JP JP26050084A patent/JPS61137645A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6920911B2 (en) * | 2001-04-12 | 2005-07-26 | General Motors Corporation | Foundry sand with oxidation promoter |
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