JPS61135832A

JPS61135832A - 自動車用定速走行装置

Info

Publication number: JPS61135832A
Application number: JP25689484A
Authority: JP
Inventors: Toshio Iwaoka; 岩岡　敏夫
Original assignee: Jidosha Denki Kogyo KK
Current assignee: Jidosha Denki Kogyo KK
Priority date: 1984-12-04
Filing date: 1984-12-04
Publication date: 1986-06-23
Also published as: JPH0451374B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、自動車の走行速度をある設定した速度に自
動的に制御するのに使用される自動車用定速走行装置に
関するものである。

（従来技術）この種の自動車用定速走行装置としては、従来より種々
の構成のものがあるが、そのなかには、実車速に比例し
た信号を発生する車速センサと。

クルーズ指令信号を発生するセットスイッチおよびリジ
ュームスイッチを含むコマンドスイッチと、前記セット
スイッチおよびリジュームスイッチ操作時の車速を記憶
する車速記憶部と、スロットルバルブを駆動するアクチ
ュエータと、前記実車速と記憶車速との差に対応して前
記アクチェエータに指令を送るコントローラと、を備え
た自動車用定速走行装置がある。

この自動車用定速走行装置では、セットスイッチおよび
リジュームスイッチを操作することによって当該操作時
の速度が記憶され、この記憶車速と実車速との差に対応
して前記コントロールおよび７クチユエータの作動によ
りスロットルバル−ブを駆動して、実車速を上記記憶車
速に設定して定速走行するものであり、高速道路での走
行において便利なものである。

しかしながら、このような従来の自動車用定速走行装置
では、リジューム時のイニシャライズ時間がセット時の
イニシャライズ時間と同じであった（第５図参照）ため
、′リジューム時初期の加速感が出ず、自動車の反応が
遅いことから、！！転横操縦性低下させるという問題点
があった。

（発明の目的）この発明は、上述した従来の問題点に着目してなされた
もので、リジュームスイッチ操作直後の加速感を増大さ
せることによって、従来よりも運転操縦性を高めること
ができるようにした自動車用定速走行装置を提供するこ
とを目的としている。

（発明の構成）この発明は、実車速に比例した信号を発生する車速セン
サと、クルーズ指令信号を発生するセットスイッチおよ
びリジュームスイッチを含むコマンドスイッチと、前記
セットスイッチおよびリジュームスイッチ操作時の車速
を記憶する車速記憶部と、スロットルバルブを駆動する
アクチュエータと、前記実車速と記憶車速との差に対応
して前記アクチュエータに指令を送るコントローラと、
を備えた自動車用定速走行装置において、リジューム時
のイニシャライズ時間をセット時のイニシャライズ時間
に比べて長めに設定した構成としたことを特徴としてい
る。

（実施例）第１図は、この発明の一実施例による自動車用定速走行
装置の回路構成を示す説明図であって、第１図において
、１は実車速に比例した信号を発生する車速センサ、２
はクルーズ指令信号を発生するコマンドスイッチであり
、このコマンドスイッチ２には、セットスイッチ２ａお
よびリジュームスイッチ２ｂが含まれる。そして、前記
車速センサ１およびコマンドスイッチ２からの出力は各
々コントローラ３内のインターフェイス４および５を経
て同じくコントローラ３内のマイクロコンピュータ６に
入力される。このマイクロコンピュータ６内にはコマン
ドスイッチ２を操作したときの車速を記憶する車速記憶
部を内蔵している。

また、１０はアクチュエータであり、このアクチュエー
タ１０は、第２図にも示すように、ベントバルブ１１と
、セーフティバルブ１２と、バキュームバルブ１３とを
備え、ベントバルブ１１とセーフティバルブ１２の一端
は大気開放となっていると共に、バキュームバルブ１３
の一端はインテークマニホールド（負圧源）に接続しで
ある。また、各バルブ１１１２．１３の他端は。

ケーシング１５とダイヤフラム１６の片面側（第２図右
面倒）とにより形成された負圧室１７と連通しており、
ダイヤフラム１６の他面側（第２図左面倒）にはコント
ロールワイヤ１８の一端側が接続しであると共に、コン
トロールワイヤ１８の他端側はスロットルバルブ軸１２
に連結しである。

さらに、２１はコントローラ３内にあってマイクロコン
ピュータ６からの出力に応じてベントバルブ１１をオン
・オフ制御するベントバルブ用スイッチング部、２２は
同じくコントローラ３内にあってマイクロコンピュータ
６からの出力に応じてバキュームバルブ１３をオン・オ
フ制御するバキュームバルブ用スイッチング部、２３は
同じく、コントローラ３内にあってマイクロコンピュー
タ６からの出力に応じてアクチュエータ１０に対する電
力供給をオン・オフするアクチュエータ用スイッチング
部であり、この際の電力供給のオン会オフはリレーコイ
ル２５ａおよびリレースイッチ２５ｂからなるリレー２
５を介してなされる。

また、２７はブレーキスイッチ、２８はブレーキランプ
であって、ブレーキ操作した際にシステムをキャンセル
するための信号がコントローラ３内のインターフェイス
２２を経てマイクロコンピュータ６に入力される。

さらに、３１は定電圧回路、３２はリセット回路、３３
は電源、３４は制御装置用のメインスイッチ、３５はク
ルーズランプである。

第３図は、前記ブイクロコンピユータ６内において、リ
ジューム時のイニシャライズ時間をセット時のイニシャ
ライズ時間に比べて長めに設定して、リジューム操作直
後の加速感を高めるようにした制御方法を回路の構成例
で゛示すものであって、この制御回路４１は、リジュー
ムスイッチ２ｂをオンしたのちのオフ時のエツジを検出
するエツジ検出部４２と、リジューム時において。

セット時のイこシャライズ時間よりも長いイニシャライ
ズ時間を与えるリジュームイニシャライズ部４３と、一
方の端子がセットスイッチ２ａからの信号を入力しかつ
他方の端子が前記リジュームイニシャライズ部４３から
の信号を入力するＯＲ回路４４と、前記ＯＲ回路４４の
出力信号のエツジを検出するエツジ検出！１Ａ４５と、
前記工。

ジ検出部４５のエツジ検出後にセット時のイニシャライ
ズ時間を与えるセットイニシャライズ部４６と、一方の
端子が前記セットイニシャライズ部４６からの信号を入
力しかつ他方の端子が前記リジュームイニシャライズ部
４３からの信号を入力するＯＲ回路４７とから構成され
、前記ＯＲ回路４７からの出力をスロットルバルブ駆動
回路４Ｂに入力することによってスロットルバルブ系を
駆動する。

次に、このような構成になる自動車用定速走行装置の動
作について第４図および第５図を含めて説明すると、ま
ず、自動車用定速走行装置を作動させるにはメインスイ
ッチ３４をオンにしておく、車速センサ１は実車速に比
例したパルスを発生し、このパルス信号をコント０−テ
３内のマイクロコンピュータ６内に入力して一定の期間
内でサンプリングし、車速に比例したパルス数を常時マ
イクロコンピュータ６に認識させておく、この状態にお
いて、コブンドスイッチ２のうちのセットスイッチ２ａ
により例えばセット信号が第４図に示す時間ｔ１におい
て送り込まれ、セット信号が解除された時間ｔ２におい
て第３図に示すエツジ検出部４５で前記セット信号の解
除が検出されると同時にクルーズランプ３５が点灯し、
マイクロコンピュータ６はセット時のイニシャライズ時
間を設定しかつそのときの車速に応じたパルス数を車速
記憶部に記憶させると同時に、ベントバルブ１１および
セーフティバルブ１２が閉じて負圧室１７を大気と遮断
し、且つバキュームバルブ１３が開いて負圧室１７内に
負圧を導入し、コントロールワイヤ１８を介してスロッ
トルバルブ軸１９が所定位置で保持されうるようにする
。この後は、アクセルペダルを放してもスロットルバル
ブ軸１９は所定位置で保持されるため、定速走行が行わ
れる。そして、これ以後においては、検出される実車速
に応じたパルス数が、上記記憶されたパルス＆（すなわ
ち記憶車速）と等しくなるように７クチユエータ１０に
対して指令を送り、ベントバルブ用スイッチング部２１
およびバキュームバルブ用スイッチング部２２を介して
それぞれベントバルブ１１およびバキュームバルブ１３
をオン−オフ制御することによって７クチユエータ１０
の負圧室１７内の負圧状態を制御し、例えば実車速が記
憶車速よりも所定値だけ小さくなったとぎには、マイク
ロコンピュータ６によって制御されるバキュームバルブ
用スイッチング部２２の作動によりバキュームバルブ１
３をオンにして負圧室１７内に負圧を導入し、これによ
りスロットルバルブ軸１９をバルブ開方向に若干回動さ
せて車速を増大さる。一方、実車速が記憶車速よりも所
定値だけ大きくなったときには、マイクロコンピュータ
６によってｆｆ１ｌｌされるベントバルブ用スイッチン
グ部２１の作動によりベントバルブ１１をオフにして負
圧室１７内に大気を導入し、これによりスロットルバル
ブ軸１９をバルブ閉方向に若干回動させて車速を低下さ
せる。そして、このような動作をくりかえすことによっ
て車速を一定に制御する。

また、定速走行の速度を下げたいときには、第４図の時
間ｔ３においてセットスイッチ２ａを押しつづけると、
負圧室１７内に大気が導入されてエンジンブレーキによ
って車速か下がり、セットスイッチ２ａを切った時間ｔ
４における車速が記憶されて、再び定速走行に入る。そ
して、ブレーキ操作を行った時間ｔ５においてシステム
がキャンセルされ、車速か下限値（例えば４０〜５０）
ｖ／ｈｒ）を下まわらないうちに時間ｔ６においてリジ
ュームスイッチ２ｂを操作すると、リジュームスイッチ
２ｂを操作した際の解除信号がエツジ検出部４２で検出
され、リジュームイニシャライズ部４３において、第５
図に示す従来のイニシャライズ時間（セット時のイニシ
ャライズ時間に等しい）よりも長いイニシャル時間（従
来のイニシャル時間＋α）が与えられて車速が再び上昇
する。このとき、ｐＪ５図に示すように、リジューム時
のイニシャル時間は従来の場合よりも長く設定しである
ので、自動車の加速感はより強く得ることができる。そ
して、車速の増大後に前記ブレーキ操作前の速度に達し
たところで定速走行を再開し１時間ｔ１においてリジュ
ームスイッチ２ｂを操作しつづけると車速は次第に上昇
し、リジュームスイッチ２ｂを切った時間ｔ８のときの
速度が記憶されて定速走行し、時間ｔ９においてマニア
ル車の場合はクラッチ操作するかあるいはオートマチッ
ク車の場合はトルクコンバーターのレバー位置をＮまた
はＰとしたときにシステムが解除される。

（発明の効果）以上説明してきたように、この発明によれば、実車速に
比例した信号を発生する車速センサと、クルーズ指令信
号を発生するセットスイッチおよびリジュームスイッチ
を含むコマンドスイッチと、前記セットスイッチおよび
リジュームスイッチ操作時の車速を記憶する車速記憶部
と、スロットルバルブを駆動する７クチユエータと、前
記実車速と記憶車速との差に対応して前記アクチュエー
タに指令を送るコントローラと、を備えた自動車用定速
走行装置において、リジューム時のイニシャライズ時間
をセット時のイニシャライズ時間に比べて長めに設定し
た構成としたから、リジューム操作直後の加速感を従来
の場合に比べてより一層高めることができるようになり
、運転操縦性をさらに向上させることが可能であるとい
う著大なる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による自動車用定速走行装
置の回路構成を示す説明図、Ｍ２図はアクチュエータの
縦断面説明図、第３図はセット時イニシャライズおよび
リジューム時イニシャライズ用制御回路の説明図、第４
図はコマンドスイッチ操作による各バルブおよび車速の
変化のようすを例示する時間経過説明図、第５図は従来
および本発明のイニシャライズ時間の違いによる車速へ
の影響を示す説明図である。１・・・車速センサ、２・・・コマンドスイッチ、２ａ・・・セットスイッチ、２ｂ・・・リジュームスイッチ、３・・・コントローラ、６・・・マイクロコンピュータ。１０・・・アクチュエータ。１９・・・スロットルバルブ軸。４１・・・制御回路、４３・・・リジュームイニシャライズ部。４６・・・セットイニシャライズ部。第４図ｎν 時間

Claims

【特許請求の範囲】

（１）実車速に比例した信号を発生する車速センサと、
クルーズ指令信号を発生するセットスイッチおよびリジ
ュームスイッチを含むコマンドスイッチと、前記セット
スイッチおよびリジュームスイッチ操作時の車速を記憶
する車速記憶部と、スロットルバルブを駆動するアクチ
ュエータと、前記実車速と記憶車速との差に対応して前
記アクチュエータに指令を送るコントローラと、を備え
た自動車用定速走行装置において、リジューム時のイニ
シャライズ時間をセット時のイニシャライズ時間に比べ
て長めに設定したことを特徴とする自動車用定速走行装
置。