JPS6113558Y2 - - Google Patents

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JPS6113558Y2
JPS6113558Y2 JP8457082U JP8457082U JPS6113558Y2 JP S6113558 Y2 JPS6113558 Y2 JP S6113558Y2 JP 8457082 U JP8457082 U JP 8457082U JP 8457082 U JP8457082 U JP 8457082U JP S6113558 Y2 JPS6113558 Y2 JP S6113558Y2
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JP
Japan
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electrodes
electrolytic cell
electrode
electrolyte
electrolytic
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JP8457082U
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JPS587871U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は夫々一面のみを電解液中に浸漬し、そ
の各背面部は空中に位置せしめるように、複数個
の電解用電極を側断面形状凹形に対向する垂直壁
に対をなし分割して組み込んだ電解槽に係り、従
来の竪形電解槽では達成し得ない作用効果を奏し
うるようにしたものである。
以下、本考案を第1図乃至第3図に示した実施
例に基いて説明する。第1図は本考案による電解
槽の側面図、第2図は正面図であり、第3図は第
2図のA−A線に沿つて切断し、槽の1側部のみ
拡大して示した縦断側面図である。
1は電解槽で、側断面形状凹形を呈しており、
その対向する直立槽内とこれを連結する底部槽内
には電解液8が充填されている。この実施例では
凹形壁の互に対向する内側垂直壁1a(電極構成
壁という)には、垂直方向に夫々各一面が電解液
8中に浸り、その各背面部は両垂直壁中間の空中
に位置するように、複数の電極2(2a,2b,
2c及び2d,2e,2f)が分割して電気的に
独立した状態で組み込まれており、前記各電極2
の空中に存在する背面部に夫々連結したリード線
3を介して各電極2に交流電流を流すか、前三者
2a乃至2cを(+)、後三者2d乃至2fを
(−)として直流架電することも出来るようにな
つている。なお、上記電極数は用途に応じて選択
するもので、実施装置においてはさらに多数の電
極が組み込まれる。2′は電極2の組付部材であ
る。
7は電解液8を槽1内に入れる吹出しパイプ
で、オーフロー1bから流出して液循環を繰り返
す。Wは帯状の被処理物で、これは第3図のごと
く各電極2(2a乃至2c,2d乃至2f)と接
近した距離xを保持して移動するが、該距離xは
液8中での各電極2間の距離yより極少になつて
いる。1cは電解槽1の底部の電解液8中に設置
した液中ロール軸受台で、これに設けた軸受5に
液中ロール4が枢支され、回転可能になつてい
る。6a,6bは夫々入側、出側の押上ロール
で、帯状被処理wは入口側押上ロール6aを経て
本考案の電解槽1内の電解液8中に入り、液中ロ
ール4で反転し出口側押上げロール6bを経て、
后処理工程に移送されるようになつている。
前記入口側押上げロール6aを経て槽液8中に
入つた帯状被処理物wは、先ず一方の電極2a,
2b,2cの順に夫々対応して移動するが、同電
極2a,2b,2c夫々に交流電解電源(u,
v,wの3相)がリード線3を通して架電されて
おり、被処理物wは夫々の極に対応した位置で、
電解液8を通して夫々給電され電解される。被処
理物wは更に進んで、液中ロール4に達して反転
し、他方の電極2d,2e,2fに対応した位置
で、前記同様な給電、電解作用を受けたのち、出
口側押上げロール6bを経て后処理工程へと移動
するようになつている。
なお、本実施例においては凹形電解槽の内側垂
直壁を夫々電極構成壁としているが、これに限ら
ず対向する外側の垂直壁に複数の電極を組み込む
ことは勿論、また内外垂直壁とも電極構成壁とす
ることも可能である。
要するに、本考案は電解槽内の電解液中に帯状
被処理物を一定の経路で進入、反転、転出せしめ
る手段を有し、上記帯状被処理物の進行経路に対
して電解用電極を配置した電解槽において、電解
槽を2つの対向する直立槽を底部槽で連絡して側
断面形状凹型に形成し、同電解槽の互いに対向す
る直立槽壁に複数個の電極を各一面が電解液に浸
たり、そ背面部が空中に位置するように夫々対を
なして電気的に独立した状態に分割して組み込
み、該各電極の接液面を通して槽内電解液に必要
電力を給電せしめる手段を有してなる表面処理装
置における電解槽である。
従来の竪形電解槽は帯状被処理物に略々平行的
に電極を吊垂固定して、その上端部で電源リード
線と接続給電している。従つて、一平面の電極は
一体のものであり、通常は被処理物側が一方の極
性となり、電極側はその対極側として共通の対極
性電源に接続される。本考案においては、一平面
内の電極を複数個電気的に独立した状態で分割し
て組み込み、夫々の背面空気中で電源リード線と
接続されるため、安全かつ確実に個々の電極の電
気的な独立性能を付加することが出来る。これは
例えば直流で電解処理する場合、電極間の電位差
を2a,2b,2cと2d,2e,2fの夫々に
順次に差をつけてソフトな電解処理条件を整える
ことが出来る等、目的に応じた電流密度とか電位
傾斜による電解処理が可能となる等の効果を奏し
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の1実施例を示し、
第1図は本考案による凹形断面形状の電解槽の縦
断側面図、第2図は正面図であり、第3図は第2
図のA−A線に沿つて切断し、槽の1側部のみを
拡大して示した縦断側面図である。 1……凹形電解槽、1a……電極構成壁、2…
…電極で、2a,2b,2c及び2d,2e,2
fとある。8……電解液、w……帯状被処理物、
4……液中ロール、6a,6b……入側、出側の
押上ロール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電解槽内の電解液中に帯状被処理物を一定の経
    路で進入、反転、転出せしめる手段を有し、上記
    帯状被処理物の進行経路に対して電解用電極を配
    置した電解槽において、電解槽を2つの対向する
    直立槽を底部槽で連絡して側断面形状凹型に形成
    し、同電解槽の互いに対向する直立槽壁に複数個
    の電極を各一面が電解液に浸たり、そ背面部が空
    中に位置するように夫々対をなして電気的に独立
    した状態に分割して組み込み、該各電極の接液面
    を通して槽内電解液に必要電力を給電せしめる手
    段を有してなる表面処理装置における電解槽。
JP8457082U 1982-06-07 1982-06-07 表面処理装置における電解槽 Granted JPS587871U (ja)

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JP8457082U JPS587871U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 表面処理装置における電解槽

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JP8457082U JPS587871U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 表面処理装置における電解槽

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Publication Number Publication Date
JPS587871U JPS587871U (ja) 1983-01-19
JPS6113558Y2 true JPS6113558Y2 (ja) 1986-04-26

Family

ID=29879914

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JP8457082U Granted JPS587871U (ja) 1982-06-07 1982-06-07 表面処理装置における電解槽

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JPS587871U (ja) 1983-01-19

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