JPS61135390A - 直流電動機の電流測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、例えば直流電動機を正逆回転制御する両方
向レオナード回路の、特に負荷電流測定に使用される直
流電動機の電流測定装置に関する。

［従来の技術］ 従来、直流電動機を正逆回転制御するためには、例えば
第２図に示すように両方向レオナード（トランジスタレ
オナード）回路１０が用いられる。このレオナード回路
１０は、第１乃至第４のパワートランジスタ１１ａ乃至
１１ｄがブリッジ型に構成されているもので、このブリ
ッジ回路の一方の端子部に直流電源１３を接続し、他方
の出力端子間には、電流方向によってその回転方向が切
換えられる直流電動機１４が接続されている。すなわち
、上記レオナード回路１０は、トランジスタ１１ａ、１
１ｄおよび１１ｂ、１１ｃがそれぞれ組合わされてオン
、オフ制御され、互いに逆の状態となる第１および第２
の回路が形成されるもので、例えばトランジスタ１１ａ
および１１ｄが動作状態にある時、電動機１４は正回転
する。トランジスタ１１ｋ）およびトランジスタＩＩＧ
の組合わせが動作状態にある場合、上記電動ａ１４は上
述とは逆の方向に回転されるようになる。

このような、両方向レオナード回路１０の直流電動ａ１
４に供給される電流を測定するには、上記電動機１４に
対して直列に設定される電流検出抵抗１５の両端の電圧
値を検出する。そして、この電圧検出値は、演算増幅器
１６によって演算増幅されたのち、Ｎ流値に換算されて
電流メータ１７上に出力表示されるようになっている。

しかし、このような電流検出手段において上記電流値の
換算に用いられる増幅器１６は、そのアース回路をレオ
ナード回路１０のアースと別個にして独立して設定しな
ければならない。このため、この増幅器１６は絶縁増幅
器によって構成しなければならない。この絶縁増幅器は
、通常使用される汎用の演算増幅器と比べると、大きく
高価であるため、装置全体が大きくなり高価なものとな
っている。

〔発明が解決しようとする問題点］ この発明は、上記のような点に鑑みなされたもので、直
−電動機に供給される１！５！値を換算出力するために
用いられる増幅器に、汎用の比較増幅器を使用できるよ
うにする直流電動機の電流測定装置を提供しようとする
ものである。

［問題点を解決するための手段］ すなわち、この発明に係る直流電動機の電流測定装置に
あっては、直流電源から負荷となる直流電動機に第１の
駆劾電流を供給する一対の開閉素子を備えた第１の回路
、および直流電源から負荷となる直流電動機に上記第１
の駆劾電流と逆の第２の駆劾電流を供給する一対の開閉
素子を備えた第２の回路からなる両方向レオナード方式
の駆動制御回路において、上記第１（＋５よび第２の回
路に対してそれぞれ駆劾電流の検出抵抗を設け、このそ
れぞれの検出抵抗で検出された電１ｔｉｉに対応する信
号を比較出力するようにしたことを特徴として構成され
るものである。

［実施例］ 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。

第１図は、その構成を示すもので基本的な構成は、上記
第２図に示したものと同様であるので、同一部分は同一
符号を付してその説明を省略する。

そして、前記第１および第２の回路それぞれに対応する
第２および第４のパワートランジスタ１１ｂおよび１１
ｄに対して、それぞれ抵抗２０ａ１および２０ｂを直列
に接続設定し、この抵抗２０ａおよび２０ｂが、上記第
１および第２の回路に流れる電流検出用抵抗として用も
（られるようにする。

このトランジスタレオナード回路１０は、上記第１、第
４あるいは第２、第３のパワートランジス゛　　　タ１
ｉａ　、　１ｉｃｉあるいは１１ｂ、１１ｃを組合わせ
て切換制御することによって、電動ｌ１１４に対して正
負両方向に電流が流れるように制御する。すなわち、ト
ランジスタ１１ａおよびｌｉｄがオン状態の時、駆劾電
流はトランジスタ１１ａ側から電動機１４側に流れる。

この電流は、上記電動機１４を正方向運転するように駆
動制御すると共に、トランジスタ１１ｄを介して抵抗２
０ｂに流れるようになっている。また、第２および第３
のトランジスタ１１ｂおよび１１Ｃがオン状態にある場
合、駆劾電流はトランジスタ１１Ｃ側から電動様１４側
に流れる。この電流は、電動！１１１４を負方向に対し
て駆動制御すると共に、トランジスタ１１ｂを介して抵
抗２０ａに流れるようになっている。すなわち、上記抵
抗２０ａあるいは２０ｂは、上記電動機１４を正逆運転
させる電流の、どちらか一方しか検出できないようにな
っている。

したがって、上記抵抗２０ａあるいは２０ｂを流れる電
流は、それぞれ正方向あるいは負方向の電圧値として読
み取られ比ｉ増幅器２２に送られる。この増幅器２２は
、上記検出電圧を比較増幅し電流換算してから電流メー
タ１７に供給し、電流値表示するものである。

すなわち、ブリッジ型に構成されるパワートランジスタ
の第２および第４のトランジスタ１１ｂおよび１１ｄそ
れぞれに対して、直列に抵抗２’Ｏａおよび２０ｂを設
定することによって、正負両方向に流れる電流を別々に
検出することができる。よって、電流値に換算する演算
増幅器のアースと、両方向トランジスタレオナード回路
のアースとを共通にすることが可能となる。したがって
、電流値換算に用いられる高価で大きい絶縁増幅器の代
わりに、入手性のよい汎用の比較増幅器を用いることが
できるものである。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、直流電源から負荷とな
る直流電動機に第１の駆劾電流を供給する一対の開閉素
子を備えた第１の回路、および直流電源から負荷となる
直流電動機に上記第１の駆劾電流と逆の第２の駆劾電流
を供給する一対の開閉素子を備えた第２の回路からなる
両方向レオナード方式の駆動制御回路において、上記第
１および第２の回路に対してそれぞれ駆劾電流の検出抵
抗を設け、このそれぞれの検出抵抗で検出された電流値
に対応する信号を比較出力するようにしたことを特徴と
して構成されるものであるため、絶縁増幅器の代わりに
小型で安価な比較増幅器を使用して構成することが可能
となり、トランジスタレオナード回路全体を小型で、よ
り安価なものとすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を説明する直流電動機の電
流測定装置を説明する構成図、第２図は従来の直流電動
機の電流測定装置を説明する構成図である。 １０・・・両方向トランジスタレオナード回路、１１ａ
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　直流電源から負荷となる直流電動機に第１の駆動電流
   を供給する一対の開閉素子を備えた第１の回路、および
   直流電源から負荷となる直流電動機に上記第１の駆動電
   流と逆の第２の駆劾電流を供給する一対の開閉素子を備
   えた第２の回路からなる両方向レオナード方式の駆動制
   御回路において、上記第１および第２の回路に対してそ
   れぞれ駆動電流の検出抵抗を設け、このそれぞれの検出
   抵抗で検出された電流値に対応する信号を比較出力する
   ようにしたことを特徴とする直流電動機の電流測定装置
   。