JPS61134298A - 層間剥離型転写材 - Google Patents

層間剥離型転写材

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JPS61134298A
JPS61134298A JP25724384A JP25724384A JPS61134298A JP S61134298 A JPS61134298 A JP S61134298A JP 25724384 A JP25724384 A JP 25724384A JP 25724384 A JP25724384 A JP 25724384A JP S61134298 A JPS61134298 A JP S61134298A
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JP
Japan
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transfer material
delamination
pattern
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Pending
Application number
JP25724384A
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English (en)
Inventor
伊藤 寿幸
苗村 成和
成一 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissha Printing Co Ltd
Original Assignee
Nissha Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、層間1離型転写材に関するものであり、更に
詳しくは、一つの転写材の中に二つの転写材の機能を組
み込み、一度の転写印刷工程で、被転写面上に、表面光
沢の異なる2種類以上の図柄を現出することが可能な転
写材に関するものである。
〈従来の技術とその解決すべき問題点〉従来、被転写面
上に表面光沢の異なる2種類以上の図柄、例えば艶表面
を呈する図柄と艶消し表面を呈する図柄、或いはヘアラ
イン加工・スピン加工等が施された図柄と艶表面を呈す
る図柄等を一度の転写印刷工程で現出するには、転写材
を製造する際、何れか一方の図柄を印刷した後その図柄
とは異なる他の図柄を正確に見当を合わせて印刷をする
ことにより行っていた。しかしながら、工業的にこの種
の見当合わせを必要とする印刷は、その精度を向上させ
ることが極めて困難であり、その境界部で位置ズレを生
じ、得られた製品は意匠効果に劣るものとならざるを得
なかった。
これを−例を挙げて説明する。例えば、部分的にヘアラ
イ/加工が施された2種類の図柄を現出しようとする場
合には、基体ノートであるプラスチックスフィルム上全
面にヘアライン加工を施した後、ヘアライン加工表面上
に艶表面を呈する図柄を抜き柄とじて形成しようとする
部分にクリアーな樹脂層を形成し、前記ヘアライン加工
された部分を覆うという工程が必要である。何故なら、
プラスチックスフィルムの所望する部分にのみヘアライ
ン加工を施すことは、工業的に不可能であるからである
しかしながら、この方法の場合、クリアーな樹脂層で前
記ヘアライン加工の凹凸を覆うには、樹脂層を何層も重
ねて印刷する必要があった。この重ねて印刷する工程は
、極めて高い見当峻度が要求され、技術的に難易度が高
く、従って境界部での位置ズレを発生することなく印刷
を行うことは掻めて困難であるのみならず、凹凸の程度
によっては完全に覆うことが困難であり、その結果、得
られた製品は、意匠効果に劣るものとならざるを得なか
った。更にこの方法の場合、前記クリアーな樹脂層とそ
の上に形成する図柄層との見当合わせも必要であり、何
れにしても意匠的に大きな制約を受けているものであっ
た。
〈本発明の目的〉 本発明は、前記したような問題点に鑑み、発明されたも
のであって、被転写面上に表面光沢の異なる2種類以上
の図柄を、一度の転写印刷工程で現出することが可能で
あり、且つこれらの図柄を精密な見当合わせを必要とす
ることなく容易に正確に見当を一致させて製造すること
が可能な転写材を提供することを目的とするものである
く問題点を解決するための手段〉 本発明者は、前記目的を達成するために種々実験・考察
を繰り返した結果、遂に本発明を完成する至ったもので
ある。即ち、本発明は、凹凸表面を呈する基体ソート上
に、第1転写層が形成され、その上に部分的に前記基体
シートの凹凸表面とは異なる光沢表面を呈し得る層間剥
離機能層が形成され、その上に少なくとも前記層間剥離
機能層を覆うように第2転写層が形成され、更にその上
に接着剤層が形成されてなる層間剥離型転写材である。
以下、本発明に係る層間剥離型転写材を図面を用いて更
に詳細に説明する。
第1図は、本発明に係る層間剥離型転写材の基本的な構
成を示す断面拡大図である。
■は、凹凸表面を呈する基体ソートであり、その材質と
しては通常の転写材に使用されるものと同様のシート状
物を用い、その表面に適宜の手段にてマット加工、ヘア
ライン加工、スピン加工等を施されたものを使用すると
よい。
2は、第1転写層であり、これは第1剥離N2aと第1
図柄層2bとからなっており、第1剥離層を設けた上に
第1図柄層を設けることにより形成されるものである。
第1刊離F12aは、前記基体シートlと第1転写層2
との層間で剥離可能とする機能を有する層であり、例エ
バ、塩化ゴム、メタクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ビ
ニル系樹脂等を用いて形成するとよい。
第1図柄層2bは、所望の図柄を構成する層である。
例えば、塩化ゴム樹脂、メタクリル樹脂、セルロース系
樹脂、ビニル系樹脂、熱硬化型樹脂、オレフィン系樹脂
等を主削とした通量もしくは顔料・染料等を内添したイ
ンキで、任意の図柄、ソリッドカラー。
メタリック等を印刷して形成するとよい。
また前記第1図柄層は、金属薄膜層により構成してもよ
く、更に前記印刷による層と金属薄膜層とを組み合わせ
て構成してもよい。
3は、層間剥離機能層である。この層間剥離機能層は、
前記基体ソートの凹凸表面とは異なる光沢表面を呈し得
るものであるとともに第1転写層2と第2転写N4との
層間で剥離可能とする機能を有する層であり、異なった
2種類の図柄を、容易に正確に見当を一敗させて現出す
ることを可能とする層である。従って、この層間剥離機
能層3は、前記基体シート1と第1転写層2との層間の
剥離よりも層間剥離機能層3と第2転写層4との層間の
剥離の方が容易となるように構成する必要がある。これ
は、転写材の各層を構成する材料を適宜組み合わすこと
によってoT能である0層間剥離機能層を構成する材料
としては、セルロース系樹脂5熱硬化型樹脂等を王剤と
するインキで、後記する第2転写層の図柄を抜き柄とし
て現出したい部分に形成する。このインキ中には適宜7
7ト剤を内添してもよい。マット剤を内添したインキを
用いて形成すると、前記基体シートの凹凸表面が現出す
る光沢とは異なる艶消し状の表面光沢を現出することが
可能である。
4は、第2転写層であり、これは、第2剥離層4aと第
2図柄層4bとからなっており、第2剥離層を設けた上
に第2図柄層を設けることにより形成されるものである
第2剥離層4aは、前記層間、?、lI N機能層3と
第2転写層4との層間で剥離可能とする機能を有する層
であり、構成する材料は、前記第1剥離層と同様のもの
を使用することができる。なお、この第2剥離層は、後
記する第2図柄層を構成する材料によっては不要な場合
も考えられる。
第2図柄層4bは、前記第1図柄層2bとは異なった所
望の図柄を構成する層である。第2図柄層を構成する材
料もまた、前記第1図柄層と同様のものを使用すること
ができる。
5は、接着剤層であり、転写材を被転写面に接着させる
機能を有する層である。接着剤層を構成する材料として
は、メタクリル樹脂、スチロール樹脂。
オレフィン系樹脂、ポリアミド樹脂、EVA、  ウレ
タン系樹脂、ポリエステル系樹脂、エボキノ系樹脂熱硬
化型樹脂等の被転写体6の表面に適したものを使用する
とよい。
以上が、本発明に係る層間剥離型転写材の基本的な構成
である。前記したとおり、本発明に係る転写材中には、
層間剥離機能層を介して第1転写層と第2転写層との二
つの転写材の機能ををする構成を内在させて設けること
によって(接着剤層は共用する)、同一の被転写面上に
表面光沢の異なる2種類以上の異なった図柄を一度の転
写印刷工程で容易に現出することが可能である。更にそ
の2種類の図柄の見当合わせは全く不要で、しかも正確
に見当が一敗した図柄を現出することが可能なものであ
る。
〈使用方法〉 本発明に係る転写材は、各種の転写印刷法に適用可能な
ものである。例えば、ロール転写印¥j1法。
アップタウン転写印刷法、成形同時転写印刷法等に適用
が可能なものである。
く作用〉 本発明に係る転写材は、層間剥離機能層3を介して第1
転写層2と第2転写層4との二つの転写材の機能を有す
る構成を内在させて設けていることから、層間剥離機能
層3を設けた部分は、層間剥離機能層3と第2転写層4
との間で、層間剥離機能層3を設けない部分は、基体シ
ート1と第1転写層2との間で剥離する(第2図参照)
従って、層間剥離機能層3を設けた部分は、第2図柄層
4bの図柄が現出され、層間剥離機能層3を設けない部
分は、第1図柄層2bの図柄が現出されるものである。
なお、第2図からも明らかなように層間剥離機能層3を
形成した部分は、第1転写層2共々基体ンート1上に残
存するため、基体ソートl上に施されたヘアライン加工
部の凹凸は、容易に隠蔽することができるものである。
〈発明の効果〉 本発明は、以上説明したような構成からなるものである
から、次のような効果を有するものである。
部ち、一つの転写材の中に二つの転写材の機能を内在せ
しめてなるものであるから、同一の被転写面上に表面光
沢の異なる2種類以上の図柄を、一度の転写印刷工程で
現出することが可能であり、且つこれらの図柄を精密な
見当合わせを必要とすることなく容易に正確に見当を一
致させて製造することが可能なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る転写材の断面図、第2図は、第
1図に示す転写材を用いて転写印刷した後の状態示す断
面図を各々示す。 図中、1−凹凸表面を呈する基体ン・−ト、2−−−−
−一第1転写層、 2a −−一 第1剥離層、 2b−−・・・第1図柄層、 3−・・一層間剥離jm能層、 4−−−−一第2転写層、 4a  −・−第2剥離層、 4b −−−−−一 第2図柄層、 5−・ 接着剤層、 6−−−一 被転写体、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹凸表面を呈する基体シート上に、第1転写層が
    形成され、その上に部分的に前記基体シートの凹凸表面
    とは異なる光沢表面を呈し得る層間剥離機能層が形成さ
    れ、その上に少なくとも前記層間剥離機能層を覆うよう
    に第2転写層が形成され、更にその上に接着剤層が形成
    されてなる層間剥離型転写材。
  2. (2)第1転写層が、第1剥離層上に第1図柄層を設け
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の層間剥離型転写材。
  3. (3)第2転写層が、第2剥離層上に第2図柄層を設け
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の層間剥離型転写材。
  4. (4)凹凸表面を呈する基体シートが、ヘアライン加工
    を施したプラスチックスフィルムであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の層
    間剥離型転写材。
  5. (5)凹凸表面を呈する基体シートが、マット加工を施
    したプラスチックスフィルムであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかに記載の層間剥
    離型転写材。
JP25724384A 1984-12-04 1984-12-04 層間剥離型転写材 Pending JPS61134298A (ja)

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ID=17303674

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JP (1) JPS61134298A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63149182A (ja) * 1986-12-12 1988-06-21 Murata Kinpaku:Kk 転写材の製造方法
JPH0259347A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Nissha Printing Co Ltd マット加工用転写材とその製造方法
JPH0256672U (ja) * 1988-10-14 1990-04-24

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