JPS6113314Y2 - - Google Patents

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JPS6113314Y2
JPS6113314Y2 JP16461677U JP16461677U JPS6113314Y2 JP S6113314 Y2 JPS6113314 Y2 JP S6113314Y2 JP 16461677 U JP16461677 U JP 16461677U JP 16461677 U JP16461677 U JP 16461677U JP S6113314 Y2 JPS6113314 Y2 JP S6113314Y2
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JP
Japan
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heat dissipation
print head
printing
heat
wire
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JP16461677U
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JPS5494414U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の利用分野〉 本考案はワイヤプリンタ等の印字装置に使用さ
れる動作と停止とを頻繁に行なう印字ヘツドの放
熱装置に関するものである。
〈考案の背景〉 ワイヤプリンタにおいては、印字ヘツドの内に
多数のワイヤと、それぞれのワイヤに対応する駆
動コイルとが収納されており、駆動コイルに選択
的に印加されるパルス状電流により、対応するワ
イヤを駆動することになつているが、印字速度を
高めるには、駆動コイルの入力電流をオン・オフ
する速度を速くする必要がある。そのため、駆動
コイルの使用温度が高まり、駆動コイルの絶縁被
膜が焼損して事故を起す危険などがあつた。
〈考案の目的〉 本考案は、動作と停止とを頻繁に行なう印字ヘ
ツドを効果的に冷却して、駆動コイルの使用温度
を低め、信頼性を向上することを目的とする。
〈考案のの概要〉 本考案は、記録用紙に対して印字ヘツドを移動
させて印字を行う印字ヘツドに該印字ヘツドの移
動方向に長手方向を有する複数の放熱フイン素片
を間隙を設け千鳥状に配置した放熱部材を取り付
けることにより、印字ヘツドの駆動コイルに発生
した熱を効果的に放出できるようにし、信頼性の
向上を図るものである。
〈考案の実施例〉 以下、本考案の実施例を図面により詳細に説明
する。
第1図は本考案による放熱装置の一実施例の断
面図、第2図は第1図のA−A′断面図、第3図
は第2図のB−B′断面図である。
図において、印字ヘツド1は基板2に取り付け
られており、この基板2は、印字ヘツド1を移動
させる取付台(図示省略)に固定されている。ま
た、ガイドハウジング3により、印字ヘツド1の
複数個のワイヤ4が選択的に、ドラム5に巻き付
けられた記録紙6に案内され、記録紙6に点字が
打たれる。
また、ヘツド1内には、それぞれのワイヤ4に
対応して駆動コイル10が設けられ、その駆動コ
イル10は巻枠11に巻付けられており、巻枠1
1の中心部には鉄心12が嵌め込まれている。こ
の鉄心12の一端は、ねじ13によりヨーク14
の一端側をはさんで基板2に取り付けられてい
る。ヨーク14の他端側にはリテーナ15が取り
付けられており、このリテーナ15内にアーマチ
ユア16が格納されている。アーマチユア16の
一端側はスプリング17を介してリテーナ15に
接続され、その他端側はワイヤ4の端子18およ
びリテーナ15に取り付けたダンパ19に対向し
ている。また、端子18はワイヤスプリング20
を介してガイドハウジング3に接続されている。
そして、駆動コイル10に電流を流すと、鉄心
12はアーマチユア16を引き付け、アーマチユ
ア16によりワイヤ4の端子18を押し、ワイヤ
4を記録紙6に案内し、紙6に点字を打つ。次
に、駆動コイル10の電流を切ると、アーマチユ
ア16はスプリング17によつて元の状態に房
り、ワイヤ4はワイヤプリンゲ20によつて紙6
から遠ざかる方向に移動する。
このようなワイヤプリンタ式の印字ヘツド1
は、一方向に移動しながら記録紙6にドツトで文
字を打ち、一行分印字した後、その移動方向を変
えて再び元の位置に戻り次の行を打ち始める。つ
まり印字ヘツド1は常に移動と停止をくり返し走
行する。本考案で特徴的なところは、このように
移動と停止をくり返し走行する印字ヘツドの移動
と停止を伝熱的に利用した放熱効果の高い放熱板
7を印字ヘツド1の基板2に取り付けたことであ
る。
すなわち、放熱板7は、基板2に固定した放熱
基板71の上に、印字ヘツドの移動方向に長手方
向を有する多数の放熱フイン素片72を配列して
なり、放熱フイン素片72は、第2図に示すよう
に所定の間隙部73が設けられ千鳥状に配列され
ている。
印字ヘツド1は、その嫁動中、水平方向に高速
度で移動するので、相対的に放熱板7は水平方向
の風を受け、一種の強制対流で冷却される。した
がつて、上記実施例のように、水平方向に長手方
向を有する放熱フイン素片72を配列することに
より、水平方向に伝熱面積を大きくすることがで
き、また、印字ヘツドは移動方向を変えて走行を
繰り返えすので、各放熱フイン素片72の両端に
は交互に薄い温度境界属が発生し、放熱板の熱抵
抗はさらに1/2〜1/3に減少し、その放熱効果は著
るしく向上される。
印字ヘツド1が嫁動を終了した時には、強制空
冷の効果は全くなくなるため、放熱板から大気ま
での熱抵抗は急激に増大し、放熱効果が著るしく
低下して、瞬間的に温度上昇が生じ、駆動コイル
が焼損することがある。したがつて、上記実施例
のように、放熱フイン素片間に間隙を設けること
により、印字ヘツド1が停止しても、浮力による
上昇気流がフイン素片間を上昇し、冷却効果の低
下を緩和することができる。
フイン素片72は千鳥状に並んだ配列となつて
おり、自然対流により発生する上昇気流は蛇行し
ながら上昇するため、水平状放熱フイン素片72
の伝熱面積を有効に利用でき、放熱効果を一層高
めることができる。
第4図は本考案による放熱板の他の実施例の一
部の構成を示すもので、第2図に対応するもので
ある。
第4図の実施例は、放熱フイン素片72の一部
に、印字ヘツド1の移動方向(水平方向)と直角
な方向(垂直方向)に突起74を設けたもので、
それにより、印字ヘツド1が嫁動している際に、
この突起74に空気が衝突し、空気流に図のよう
な渦が生じて乱流効果により熱伝達率が増加し、
そのため冷却効率が向上する。また、この実施例
では、印字ヘツドの停止時において、自然対流に
よつて発生する上昇気流が接触する伝熱面の増加
にもつながるため、印字ヘツド1が停止した後の
放熱性能の向上にも寄与することができる。この
ように、印字ヘツドの停止時においては自然対流
により発生する上昇気流が千鳥状の間隙を蛇行す
ることにより冷却効果を高め、印字ヘツドの移動
時には、更に放熱フインにより熱せられた上昇気
流は、移動により水平方向の風を受け吹き飛ばさ
れるため、移動と停止をくり返す印字ヘツドにお
ける本発明の放熱装置は極めて有効である。
なお、上述した例では、ワイヤプリンタの場合
について示したが、本考案は、一般に、印字ヘツ
ドの熱が問題になるような他の印字装置にも適用
できることは言うまでもない。
また、フイン素片の形状としては、長方形に限
らず、種々の形状のものが使用できる。
〈考案の効果〉 以上述べたように、本考案によれば、印字ヘツ
ドで発生する熱を印字ヘツドの動作時および停止
時においても極めて効果的に外部に放出すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による放熱装置の一実施例の断
面図、第2図は第1図のA−A′断面図、第3図
は第2図のB−B′断面図、第4図は本考案による
放熱板の他の実施例の構成図である。 1は印字ヘツド、2は基板、4はワイヤ、7は
放熱板、71は放熱基板、72は放熱フイン素
片、73は間隙部、74は突起を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 所定の記録用紙に対して移動と停止を行うこ
    とにより印字を行う印字ヘツドに取り付けられ
    た印字装置用放熱装置であつて、前記印字ヘツ
    ドの移動方向に長手方向を有する複数の放熱フ
    イン素片を所定の間隙を設け千鳥状に放熱基板
    上に配列してなる放熱部材を有することを特徴
    とする印字装置用放熱装置。 2 前記放熱フイン素片に、前記長手方向と直角
    な方向に突起部を設けてなることを特徴とする
    請求範囲第1項記載の印字装置用放熱装置。
JP16461677U 1977-12-09 1977-12-09 Expired JPS6113314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16461677U JPS6113314Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16461677U JPS6113314Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5494414U JPS5494414U (ja) 1979-07-04
JPS6113314Y2 true JPS6113314Y2 (ja) 1986-04-24

Family

ID=29162321

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16461677U Expired JPS6113314Y2 (ja) 1977-12-09 1977-12-09

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JP (1) JPS6113314Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56164483A (en) * 1980-05-21 1981-12-17 Usac Electronics Ind Co Ltd Dangerous temperature production preventing system for dot type head

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5494414U (ja) 1979-07-04

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