JPS61133037A - 光デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は記録、再生、消去可能な光ディスク装置に係り
、特にトラッキング用の溝、突起、スポット等を有しな
いディスクを使用する光ディスク装置に関する。

〔発明の背景〕

アモルファス、磁性アモルファス等の光感応性材料によ
りディスク状に形成した光学的記録媒体に、レーザ等の
光を径１μｍ以下の微小に絞った光ビームを照射して該
ディスクに情報を凹凸、濃淡、あるいは色調等の変化と
して高密度の記録を行い、これを再生、またはこれを消
去する光ディスク装置では、ディスクと無接触の状態で
情報の高密度の記録およびその再生をすることができる
すぐれた特徴を有するので、映像信号、音響信号。

ディジタル信号等の記録再生が行なわれる。一般にディ
スクにはら旋状あるいは同心円状に情報トラックが形成
されるが、これらのトラックはそのピッチが２μｍ以下
ときわめて微小なので、光学ヘッドが情報トラック上に
正確にレーザ等からのビーム光を照射するように、トラ
ッキング制御が行なわれる。このトラッキング制御を行
うにはトラック位置を光学ヘッドが検出する必要があり
、このためにあらかじめディスク面に溝、突起、濃淡９
色調等によりトラックを形成しておき、前記トラックを
光学ヘッドが検出しトラッキング制御を行い、０．１μ
ｍ程度の精度でトラック上に情報を記録、再生、あるい
は記録済の情報を消去する方式が一般的である。

第６図は例えば、雑誌「日経エレクトロニクス」１９８
３年１１月２１日号、第１８９頁より第２１３頁に記載
された従来例の光ディスク装置並びに光ディスクを示す
、１は光ディスクで、溝１３を設けた板１５上に情報記
録膜１４を設け、記録スポット１２が形成される。この
光ディスク装置は、同図（ａ）のようにディスク１を回
転させるモータ２．ディスク上上にビーム光を照射し情
報を記録、再生あるいは消去する光学ヘッド３、前記光
学ヘッドをディスクの径方向に移動させトラック制御を
行うヘッド送り用アクチュエータ４から構成される。

光学ヘッド３は、同図（ｂ）のようにビーム光を生成す
る半導体レーザ８、前記ビーム光を平行光に形成するカ
ップリングレンズ９、光路を光源方向、ディスク方向、
検知器方向に分割するビームスプリッタ１１、微小なト
ラッキング制御、ディスク面の上下動に対してビーム光
のフォーカスを調整するフォーカス制御等を行う、対物
レンズ１０及び記録再生系レンズ５．トラッキング制御
用記号を検知するトラッキング信号検出系６、フォーカ
ス制御用信号並びに再生信号を検知するフォーカス信号
検出系７から構成される。

第１図で示した様に、ディスク１にはあらかじめ溝１３
をトラック用に形成するため、ディスク製造工程が増加
すること、凹凸状のディスクに情報記録膜１４を蒸着等
により接着するため、情報記録膜１４に厚みの不均一、
クラック等が生じ易く記録情報の信頼性が悪くなること
、記録密度がトラック密度で決定し、ディスクのトラッ
ク形成技術に記録密度が依存すること等の欠点があった
。

〔発明の目的〕

本発明は上記の欠点を解消し、記録密度の向上。

記録情報の信頼−性の向上等を図ることを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は、コンピュータの記憶装置等に光ディスク装置
を用いる場合、光ディスク上のトラックラインをもとに
信号の検出が行なわれることに着目し、溝、突起等のト
ラックをディスクにあらかじめ形成することを不要とす
るためトラック用のラインをディスク上に記録するもの
である。

〔発明の実施例〕

以下に、本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明にかかるトラックラインを記録媒体に記
録したときの例を示すもので、ここでは同心円状のライ
ンの集合で示しである。しかし。

これはらせん状であってもよい、このトラックラインを
記号ＴＬで示す。１は記録媒体であり、たとえば結晶量
相転移性をも、つ合金、あるいは非晶資金金、光磁気デ
ィスクなどである。第２図は第１図を拡大してその一部
を示すものである。Ｓｌ。

ＳＯは信号ピットであり、トラックラインに適当な間隔
λをおいて、信号を記録した例である。

Ｓｌは黒くぬりつぶして示しであるが、これを２短信号
のハイレベル“１”とすれば、ＳＯで表示した部分が信
号のローレベル“０”を意味するものとする。ハイレベ
ル信号Ｓ１は記録した状態、ローレベル信号ＳＯは未記
録状態にあるものとする。すなわち、記録媒体１を全面
記録状態にしたものに、未記録状のトラックラインを引
いておく。

これは、記録媒体１の分光反射率が光源として用いる半
導体レーザの波長的７８０〜８４０ｎｍにおいて第３図
に示すような特性をもつことが、合金において存在する
ためである。すなわち、未記録状態の反射率が記録状態
の反射率よりも低いので、未記録状態から記録状態に変
化させるのは、光源のパワーからみても小容量でよく容
易に記録できるから、高速度記録に効果がある。

ただし、光源にアルゴンガスレーザなど短波長（例４６
０ｎ■）を用いたときには、前記未記録状態と記録状態
の関係は逆になる。以下、半導体レーザのごと（８００
ｎ諺近くの波長を光源とした条件で説明する。

したがって、ハイレベルの信号時のみ未記録状態を記録
状態になるようにトラックラインの一部を記録スペース
として用いる。また、ローレベルの信号はトラックライ
ンの状態のままでよいから。

信号記録スピードを遅らすことはない、もちろん、第３
図で述べた反射率と逆に、未記録状態が記録状態よりも
反射率が高い場合には、記録媒体１を反射率の高い方に
しておきハイレベルと、ローレベル、トラックラインの
信号の記録方法も前記と逆にすれば安定で、高速応答が
得られる。

第４図は、本発明の実施例のトラッキング割算並びに再
生、消去時にトラッキングを行う方式を説明するもので
ある。

第５図は本発明の実施例のトラッキング制御時の各信号
の説明図である。以下、第４，５図をもとに実施例を説
明する。

第４図（ａ）において２０．２１はディスク上のトラッ
クラインの形状を示し、２２．２４はディスク上に照射
されるトラッキング用ビーム光の形状、２３はディスク
上に照射される信号検出用並びに情報、記録用ビーム光
の形状を示す、このように、トラッキング用ビーム光２
２．２４は。

信号検出、記録用ビーム光２３に対して間隔ｄを隔てて
内周外のトラック上を照射するので、未記録状態のディ
スクに記録する場合には順次記録済のトラックライン２
０．２１を基にトラッキング制御が行なわれるので、ト
ラックピッチはビーム間隔ｄで規定され、高密度に安定
して記録が行なわれる。

上述のトラッキング制御は１次のように行なわれる。第
４図（ｂ）において２５．２７はトラッキング用ビーム
光２２．２４のディスクからの反射光を検出する検知器
で、この出力ＴＡＩ、ＴＡ２は、トラッキング用ビーム
光２２．２４が（ｂ）のようにトラッキング制御スポッ
ト上にかかる面積が等しく、信号検出、記録用ビーム光
２３がトラック中心に位置する時に等しくなり、トラッ
キング用ビーム光２２．２４がずれると、トラッキング
検知出力ＴＡＩ、ＴＡ２がアンバランスとなりトラッキ
ングずれを検知できるように設定されている。

前記トラッキング検知出力ＴＡＩ、ＴＡ２は比較器２８
に加わり、この出力ドラッキング制御信号ＴＡ３は切換
回路２９を経て、駆動回路３０に加わり、対物レンズ駆
動用アクチュエータのコイル３１にトラッキング制御信
号ＴＡ３に応じて電流ｉが流れ、トラッキング制御が行
なわれる。また、この電流ｉは位相補償回路３７を経る
ことにより、低周波成分のみが駆動回路３８に加わり、
光学ヘッド送りアクチュエータのコイル３９はトラッキ
ング制御信条の低周波分に応じてディスクの径方向に移
動し、トラッキング制御が行なわれる。

また、トラッキング検知出力ＴＡＩ、ＴＡ２は加算器３
２に加わり、この加算器出力はトラッキング検知時は第
５図（ａ）ｏＴｐ、４のｈルベルに達する。この加算器
出力はリミッタ３３に加わり、このリミッタは入力がｈ
ｌに達した時にｈｉｇｈを出力するので、第５図（ｂ）
のＴａ２のような波形となる。このトラッキング検知出
力ＴＡ５はディレィ回路４０に加わる。ディレィ回路４
ｏにはクロックパルス発生回路３４からのクロックパル
スＣＰが加えられており、ディレィ回路４ｏはクロック
パルスＣＰをＮコカウントした後に出力がハイレベルと
なるように設定されており、ディレィ回路４０の出力、
トラックゲート信号ＴＧは第５図（ａ）に示すようにな
る。このトラックゲート信号ＴＧは上述のトラッキング
制御回路の切換回路２９に加わり、トラックゲート信号
ＴＧがハイレベルの時のみこの切換回路２９は、トラッ
キング制御信号ＴＡ３を駆動回路３０に伝達するので、
トラッキング制御用トラックライン上にトラッキング用
ビーム光が照射されている時のみ。

トラッキング制御が行なわれる。

このクロックパルスＣＰのカウント数Ｎで決まるスポッ
ト長よりも、情報用スポットの長さを短かくしておけば
、情報用スポットをトラッキング制御スポットとじて誤
検知することなく、安定なトラッキング制御ができる。

とくに、本発明では、予め長いトラックラインを記録し
ておくので、情報用スポットの検出は容易である。また
、とくにトラッキング制御を高周波の信号にたより行う
場合には、トラッキング制御用にトラックライン上に、
トラッキング制御用スポットを記録してもよい、トラッ
キング制御用スポットの記録時には、記録信号Ｒ３がバ
ッファ３５に加えられ、バッファ３５から駆動回路３６
にレーザ駆動信号が伝達され、このレーザ駆動信号に応
じて半導体レーザ３７がビーム光Ｂを出力し、ディスク
上に情報が書込まれる。この場合は第５図（ｂ）に示す
ようにクロックパルスＣＰをＭ個カウントして、ＣＰを
Ｍ個ごとにレーザゲート信号ＬＧを出力するカウンタ４
１を用い、こみレーザゲート信号ＬＧをバッファ３５に
加え、レーザゲート信号ＬＧがハイレベルの時にはバッ
ファ３５は情報信号出力を停止し、ハイレベルを出力し
、半導体レーザ３７がビーム光Ｂを出力しトラッキング
制御スポットがディスク上に書込まれる。

以上本発明では、トラックラインに情報信号、およびト
ラッキング信号を記録することを述べたが、第２図に示
すトラックライン間にトラッキング制御のための信号と
して用いてもよい。

〔発明の効果〕

以上１本発明によれば、記録媒体にトラッキング用の溝
や凹凸等をつける必要もなく、経済的、かつ、装置が簡
素になる。

また、トラックラインを未記録状態にしておき。

情報信号の記録、再生、消去等を行うので、高速度の応
答を正確に得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の記録媒体のトラックラインを示す、第
２図はトラックラインへの情報信号記録状態の説明図で
ある。第３図は本発明の記録媒体の分光反射率の例を示
す。第４図は本発明のトラッキング制御方式の説明図、
第５図は本発明のトラッキング制御方式の信号の説明図
、第６図は本発明にかかる全体構成図の一例を示す。 １・・・記録媒体、２０．２１・・・トラックライン、
２５．２７・・・トラッキング用ビーム光検出器。 千１図 半２図 を濃芯Ｊ１＼（ｕ’ｒｒｔ） 躬５図 （（Ｌ） （ｂ） 措６図 （ａ） （ｂ）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、記録媒体上に情報信号の記録、再生、消去などを光
   学的に行う光ディスク装置において、記録媒体上にトラ
   ッキング用トラックラインを記録しておき、情報信号の
   記録をトラックライン上に行うことを特徴とする光ディ
   スク装置。 ２、前項において、トラックラインとして、記録媒体の
   光に対する反射率が情報信号記録部分の反射率よりも低
   くなる第１の条件、もしくは記録媒体の光に対する熱吸
   収率が情報信号記録部分の熱吸収率よりも高くなる第２
   の条件、あるいは、記録媒体の光に対する透過率が、情
   報信号記録部分の透過率よりも低くなる第３の条件のい
   ずれかを満足するか、あるいは第１の条件、第２の条件
   、および第３の条件を総合的にみたときに、情報記録部
   分の条件よりトラックラインの未記録部分の光から熱に
   変換する効率が高くなる条件にすることを特徴とする光
   ディスク装置。 ３、第１項において、記録媒体として結晶間の相転移性
   能をもつ金属あるいは合金を用い、トラックラインを未
   記録状態、他の部分を記録状態にしておき、情報信号を
   トラックラインに記録することを特徴とする光ディスク
   装置。 ４、第１項において、トラックラインとして、トラック
   ラインの中にビーム光を照射して、トラッキング用スポ
   ットを記録することを特徴とする光ディスク装置。 ５、第４項において、トラックラインにトラッキング用
   信号光スポットと情報信号記録用光スポットを照射し、
   それぞれの信号を記録することを特徴とする光ディスク
   装置。 ６、第５項において、情報信号記録スポットよりもトラ
   ッキング信号記録スポット長を長くすることを特徴とす
   る光ディスク装置。 ７、第１項において、トラックラインを同心円状、又は
   らせん状に記録しておき、情報信号を任意のトラックラ
   イン間隔をおいて記録することを特徴とする光ディスク
   装置。 ８、第１項において、光ビームを照射して行うトラッキ
   ング制御用信号として、トラックラインとトラックライ
   ンの間の反射光、あるいは透過光を用いることを特徴と
   する光ディスク装置。