JPH01211247A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JPH01211247A
JPH01211247A JP63036023A JP3602388A JPH01211247A JP H01211247 A JPH01211247 A JP H01211247A JP 63036023 A JP63036023 A JP 63036023A JP 3602388 A JP3602388 A JP 3602388A JP H01211247 A JPH01211247 A JP H01211247A
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JP
Japan
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track
servo
recording
recorded
optical
Prior art date
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Pending
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JP63036023A
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English (en)
Inventor
Kunimaro Tanaka
田中 邦麿
Seio Watanabe
渡辺 勢夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高速アクセスが可能な大容量の光ディスク装
置に関する。
〔従来の技術〕
情報記録装置として広く使用されている光ディスク装置
の記録媒体である光ディスクには多くの種類があるが、
その一つである光磁気記録方式の光ディスクのサーボ方
式には、サンプルサーボ方式、コンティニュアスサーボ
方式等がある。
第2図は、例えば「光ディスク標準化動向説明会費料J
  (1982年12月3日: 130m1追記形光デ
ィスクPart  IV (サンプルサーボ)  ; 
pp、143−150)に仕様の標準化が示されたサン
プルサーボ方式の光ディスク上に記録されたサンプルサ
ーボ用のサーボバイト部とこれに続いて記録された記録
信号とを模式的に示した図であって、ピント1〜6はス
タンパに刻み込まれ、レプリカディスク作成時にレプリ
カディスクに転写される位相ビットの信号である。各ピ
ントの深さは、照射されたレーザ光の基盤における波長
をλとすると、(2m+1)λ/4と表される。但し、
mはディスク製造上の都合で通常は0であるが、理論上
は0以外の数も可能である。
第2図中、ビン・ト1及び2は、[光メモリシンポジウ
ム”85論文集J  (1985年12月12−13日
:コンポジットプリウオブリング方式光ディスクメモリ
;pp、181−188 )に報告されたウオブリング
方式の1対のウオーブルピットであって、トラック中心
を介し、トラック中心から少しずれて対称的に記録され
、ピット8は光ビームによりトラック中心に記録された
情報であるが、ディスクの記録膜の種類によってこれら
の記録方法は異なる。また、再生方法は、例えば光磁気
記録方式の場合、直線偏光の光を照射すると、外部磁界
を印加しながら記録した残留磁化の磁化方向に応じて光
の偏波面の方向が回転して記録情報が再生される。また
、情報の記録再生時に、光ビームがトラックの中心を走
査するようにトラッキングサーボを施して制御する。そ
の際、例えばサンプルサーボ方式では、ウオーブルピッ
ト1及び2がトラッキングサーボに使用される。
また、ピット3はフォーカスサーボ用のミラー面であっ
て、記録信号からフォーカスサーボ用の誤差信号を得る
場合は、このピット3を設けないこともある。これらの
サーボ用のピット1,2及び3 (以下サーボバイトと
言う)はディスクのトラックに沿って一定間隔で記録し
である。
ピット4は、これらサーボバイトの位置を示すピット°
であって、トラックの一周に一定間隔で並ぶように記録
しである。ピット5及び6はトラックの番地を示すピッ
トであって、ピット4に対するピット5及び6の相対位
置はトラックの番地によって異なる。従って、ピット4
は記録データの変調、復調に使用するマスタクロック信
号及びウオーブルピット1及び2を抽出させるクロック
信号を発生するための基準位相を与える。各局のサーボ
バイト数は、ディスクの偏心に対して十分な帯域を保っ
てトラッキングサーボを行うのに必要な数を設ければよ
く、通常は1000〜2000個設けである。
第3図は、サンプルサーボ方式により得られるトラッキ
ングサーボ信号であって、図中9はピット1から再生し
て得られた再生パルス、また10はピット2から再生し
て得られた再生パルスを示す。
第3図(alは、光ビームが第2図中の上方向、即ちピ
ット1方向に寄って走査した場合の再生波形図、山)は
光ビームがトラックの中心を走査している場合の再生波
形図、(C1は光ビームが第2図中の下方向、即ちピッ
ト2方向に寄って走査した場合の再生波形図である。第
3図に示す如く、パルス9の尖頭値とパルス10の尖頭
値とを比較し、その差分からトラックに対する光ビーム
の相対位置を検出する。
第4図はこのようなサンプルサーボ方式のトラッキング
サーボ回路図であって、入力端子1工には、図示省略し
た光ヘッドにより検出された光ディスクからの反射光の
強度を表す強度再生信号が入力される。原信号発生部1
2は入力した強度再生信号に位相同期して働く発WR器
であって、ピット4を抽出して、それに位相同期し、し
かもサーボバイトの整数倍の周波数で発振し、この信号
を論理回路13に送出する。論理回路13は原信号発生
部12の出力信号から所要信号を作成し、ピット1の再
生タイミングに同期したサンプルパルス14及びピット
2の再生タイミングに同期したサンプルパルス15を作
成する。スイッチ16はサンプルパルス15で、またス
イッチ17はサンプルパルス14で駆動する常開スイッ
チである。従って、トラッキングサーボ時には、コンデ
ンサ18及び19にそれぞれパルス9及び10の尖頭値
が蓄積される。電圧比較器20はコンデンサ18及び1
9の電圧を比較し、これらの差分、即ちトラッキング誤
差信号を補償器21へ出力する。
補償器21はサーボ回路の特性を改善すべく、入力信号
を波形整形してドライバ22へ出力し、ドライバ22は
この信号を増幅してアクチュエータ23へ出力し、アク
チュエータ23は与えられた信号に基づき、光ビームが
トラックの略中心を走査すべき位置へ光ヘッドの対物レ
ンズを移動する。
このようなサンプルサーボ方式はコンティニュアスサー
ボ方式と異なり、トラック−周に一定間隔で記録された
サーボバイトを定期的に検出してトラッキングサーボを
行う方式であるためヘッドの傾きにも影響されにくく、
トラッキングサーボが安定す葛。
また、第5図は高速アクセスを行うための分離ヘッドの
模式図であって、通常時は一体である光へラドが、光デ
ィスク29に光ビーム28を照射する際に、可動部30
と固定部31とに分離された状態を示しており、固定部
31と可動部30とは平行な光ビーム32で光学的に結
ばれ、可動部30は図示省略した駆動用コイルにより光
ディスク29の径方向に駆動され、アクセスした所要ト
ラックで信号を記録再生する。このような分離ヘッドを
採用した場合、分離した可動部30の角度を正確に水平
に保つことが難しく、ディスクの傾きに強いサンプルサ
ーボ方式が良好な結果をもたらす。
光磁気記録方式には光変調方式と磁界変調方式とがある
が、第6図は光磁気記録方式における光変調方式の原理
を示す図である。図中24はディスクの断面を示してお
り、記録膜である磁性層25と基盤26とからなる。レ
ーザ光は対物レンズ27で集光されて磁性層25に照射
する光ビーム28となり、またコイル29は磁性層25
に外部磁界を印加し、例えば消去の際は上向きの磁界を
、記録の際は下向きの磁界を発生する。光変調方式では
、データを記録する際、記録すべき部分を一旦消去状態
にする。即ち、上向きの外部磁界を印加しながら、光ビ
ニム28を連続的に磁性層25に照射して所要記録域を
一旦上向きに磁化し、記録の際は下向きの磁界を印加し
、例えば“1”を記録すべき部分に光ビームが達したと
きに光ビーム28を磁性層25に照射して磁性膜をキュ
ーり点以上の温度に高め、その部分を下向きに磁化して
データを記録する。
さらに、光ディスクの容量を増大するためにトラックピ
ッチを削減することが考えられるが、トラックピンチを
減少すると、クロストークが発生し易くなってくる。即
ち、あるトラックで何回も消去、記録を繰り返すと、隣
接するトラックに記録した磁化が減少し、隣接するトラ
ックでの再生信号のレベルが減少するとともに、その再
生信号の信号対雑音比(C/N)が劣化する。このよう
なりロストークは、あるトラックで消去する際に、隣接
するトラックにその熱が伝わり、高温化したところへ消
去用に上向きの磁界が印加され、隣接するトラックのデ
ータも消去されてしまうが、隣接するトラックの温度は
消去に最適な温度よりは低いために十分に消去されず、
単に再生信号レベルが減少するだけとなり、また、ある
トラックに記録する場合は、隣接するトラックにも等測
的に記録され、隣接するトラックの再生信号中の雑音が
増大することにより発生する。
一方、コンティニュアスサーボ方式は、サーボバイトか
らトラッキング誤差信号を得る代わりに、ディスク製造
時に形成した案内溝からの反射光からトラッキング誤差
信号を得てトラッキングを行う。第7図はコンティニュ
アスサーボ方式を説明する模式図であって、図中24は
光ディスクの径方向断面である。光ディスク24には同
心円状のスパイラルな案内溝24aが刻み込まれており
、光ビーム52はこの案内溝24aに沿って光ディスク
24の盤面を走査し、案内溝24aと案内溝24aとの
間で情報を記録再生する。案内溝24aの深さは、λを
基盤中のレーザ光の波長、nを0以上の任意の整数とす
ると、はぼ(2n+1)λ/8である。しかしnは、デ
ィスク製造条件から通常は0であってその深さには限度
があり、しかもトラッキングサーボ特性を良好にするた
めに溝の形状に制約が大きい。
また、コンティニュアスサーボ方式を採るディスクの情
報記録部分は案内溝中の場合と、案内溝と案内溝との中
間の場合とがあるが、以下に溝と溝との間に記録する方
法(以下ランド記録方法と省略する)を例に挙げて説明
する。光ディスク24からの反射光52は対物レンズ2
7を通って平行光53になり、平行光53はハーフミラ
−33を通って2個の光検知器34及び35に到達する
。光ビームが案内溝24aの中央を走査している場合は
、2個の光検知器34及び35に入力する光量は同じで
あるが、中央を外れて走査している場合は、2個の光検
知器34及び35に入力する光量が等量でなくなり、2
(IIの光検知器の出力の差分からトラッキング誤差量
が検出できる。
第8図はこのようなコンティニュアスサーボ方式の回路
図であって、2個の光検知器34及び35は、それぞれ
の前置増幅器36及び37へ信号を出力して信号が増幅
され、増幅された信号は電圧比較器20へ出力され、電
圧比較器20が入力した信号の電圧を比較し、比較の結
果得られたトラッキング誤差信号は補償器21へ出力さ
れて波形整形され、波形整形された信号をドライバ22
が増幅し、増幅した信号をアクチエエータ23へ出力し
てアクチュエータ23を駆動し、アクチュエータ23は
与えられたトラッキング誤差信号に基づき、光ビームが
トラックの略中央を走査するように、光ヘッドの対物レ
ンズを移動させる。
ところが、以上のようなコンティニュアスサーボ方式で
はディスクの面が集光ビームに対して直角でない場合は
、たとえ光ビームの発射位置が正規の位置であっても2
個の光検知器に入力する反射光量に差が生じ、差が生じ
るとトラッキングサーボがこれを補正しようとして作用
するため、かえって光ビームが正規の位置からずれる。
従ってこのような欠点を除去するために、案内溝の一部
を切断してウオーブルビットを設け、傾きを補正する方
法がある。
第9図はこのような傾きを補正する方法を採用した光デ
ィスクの構造を示す図であって、案内溝45の一部を切
断してトラック中心から対称的に少しずれた2個の傾き
補正用ウオーブルビット46及び47が設けられ、案内
溝の中間に情報ビット8が記録されている。傾き補正用
ウオーブルピット46及び47の数は、通常1セクタに
1対、トラック1周当たりでは15〜35対設けである
第10図はこのような傾き補正用ウオーブルピットを設
けたコンティニュアスサーボ方式の回路図であって、第
4図に示したサンプルサーボ方式の回路図及び第8図に
示したコンティニュアスサーボ方式の回路図と同一番号
は同一部分を示している。傾き補正用のウオーブルピン
トを設けた方式では、差動増幅器48がウォーブルピト
46及び47から得た補正用電圧を、コンデンサ18及
び19の電圧を比較して得たトラッキング誤差信号に逆
極性で加算し、アクチュエータ23の駆動出力を得る。
以上の如く、コンティニュアスサーボでは案内溝が設け
られるため、隣接するトラックの記録部間の距離がサン
プルサーボ方式に比べて長く、従ってクロストークの発
生もサンプルサーボ方式より少ないが、コンティニュア
スサーボ方式の案内溝の断面形状はサーボ特性を良好に
保つために制約が多く、任意の位置を切断してウオーブ
ルビットを設けることが難しく、またトラックピッチを
削減すると隣接する案内溝からの反射光間上が干渉して
サーボ特性が劣化するため、容量の増大が難しい。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如く、従来の光ディスクは、コンティニュアスサ
ーボ方式では、アクセス時間を短縮すべく分離ヘッドを
採用するには機械的精度への要求が厳しくなり、またサ
ンプルサーボ方式では、機械的精度への要求は緩くなる
が、トラックピッチを削減するとクロストークが発生す
るため記録容量の増加に限界があり、一方コンティニュ
アスサーボ方式では、案内溝を設けるためにクロストー
クの発生は抑えられるがサーボ特性を良好に保つために
溝の形状に制約が多く、トラックピッチの浄1減にも限
界がある。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもの
であって、記録容量の大容量化を実現し、所要トラック
に高速にアクセスし得る光ディスク装置の提供を目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスク装置は、使用するサンプルサーボ方
式の光ディスクの情報を記録する記録トラックと記録ト
ラックとの間に溝を形成してなることを特徴とする。
〔作用〕
本発明の光ディスク装置は、光ディスクに形成した溝の
凹面によって記録トラックと記録トラックとの間の実質
的な距離をトラックピンチ以上に延長し、情報の記録消
去時等における隣接トラックへの熱の伝播を短いトラッ
クピッチで防止する。
(実施例〕 以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき詳述する
。第1図は、本発明に係るサンプルサーボ方式の光ディ
スク上に記録されたサンプルサーボ用のサーボバイト部
と、これに続いて記録された記録信号とを模式的に示し
た図であって、ピント1〜6はスタンパに刻み込まれ、
レプリカディスク作成時にレプリカディスクに転写され
る位相ピットの信号である。各ピットの深さは、照射さ
れたレーザ光の基盤における波長をλとすると、(2m
+1)λ/4と表される。但し、mはディスク製造上の
都合で通常は0であるが、理論上は0以外の数も可能で
ある。
図中、ピット1及び2はトラック中心を介し、トラック
中心から少しずれて対称的に記録されている1対のウオ
ーブルビット、ピント8は光ビームによりトラック中心
に記録された情報であるが、ディスクの記録膜の種類に
よってこれらの記録方法は異なる。また、再生方法は、
例えば光磁気記録方式の場合、直線偏光の光を照射する
と、外部磁界を印加しながら記録した残留磁化の磁化方
向に応じて光の偏波面の方向が回転して記録情報が再生
される。また、情報の記録再生時に、光ビームがトラッ
クの中心を走査するようにトラッキングサーボを施して
制御する。その際、ウオーブルピット1及び2がトラッ
キングサーボに使用される。
また、ピント3はフォーカスサーボ用のミラー面であっ
て、記録信号からフォーカスサーボ用の誤差信号を得る
場合は、このピット3を設けないこともある。これらの
サーボバイト1.2及び3はディスクのトラックに沿っ
て一定間隔で記録しである。
ピント4は、これらサーボバイトの位置を示すピットで
あって、トラックの一周に一定間隔で並ぶように記録し
である。ピット5及び6はトラックの番地を示すピント
であって、ピット4に対するピット5及び6の相対位置
はトラックの番地によって異なる。従って、ピット4は
記録データの変調、復調に使用するマスタクロック信号
及びウオーブルピット1及び2を抽出させるクロック信
号を発生するための基準位相を与え菰。各局のサーボバ
イト数は、ディスクの偏心に対して十分な帯域を保)で
トラッキングサーボを行うのに必要な数を設ければよく
、通常は1000〜2000個設けである。
また、図中7は各トラックに沿って隣接するトラック間
を熱的に遮断すべく設けられた絶縁溝であって、該絶縁
溝7の幅は、記録密度の向上のためにできるだけ短い方
が望ましく、またその深さは、トラックトラックとの実
質的な距離を増すためにできるだけ深い方が望ましい、
絶縁溝7はトラッキングサーボ用ではないので、コンテ
ィニュアスサーボ方式の案内溝のように特別望ましい値
はなく、その深さはディスク製造時に光ビームの制御が
容易な値等の適当な深さに定めればよい。
第11図は、本発明に係る光ディスクの製造工程の一例
を示す図であって、ガラス原盤38の上に、例えば厚さ
(2m+1)λ/4のフォトレジスト39を塗布し、図
示省略したディスクカッティングマシンのレーザ光によ
りフォトレジストを露光状態とし、その後現像を行うこ
とにより、絶縁溝7となるべき深さ(2m+1)λ/4
のピット4oを作成する(第11図(al)、ピット4
0を作成した原盤42にニッケルメッキを施し、そのメ
ツキ部分を剥がすと第11図山)に示すようにファザー
43が作成される。同様にしてファザー43にニッケル
メッキを施し、このメツキ部分を剥がすとスタンパ44
が作成される(第3図(C1)、さらに、スタンパ44
をインジェクション成型機に装着し、ポリカーボネイト
等の剛性樹脂を押し付けてレプリカディスクを作成する
第12図は、光磁気記録方式の内、磁界変調方式におけ
るトラックオフセットによる消し残り雑音発生の原理を
説明する図である。磁界変調方式は第6図に示した前述
の光変調方式と異なり、コイル29に信号電流を供給し
、供給された信号電流に従って磁界を変調するが、光ビ
ーム28は一定の強度で照射する。第12図中、49は
当初記録されていた情報のトラックであって、これらの
情報の上に磁界変調方式で重ね書きした情報のトラック
50に沿って、その周方向に当初のトラック49の情報
の消し残り部分51が発生している。
ところで、磁界変調方式では、当初記録した情報のトラ
ック49に完全に一致して次の情報を重ね書きすること
は工学的に不可能であって、通常は何等かのトラッキン
グのずれが生じ、第12図に示すような消し残り部分5
1が発生する。従って、重ね書きした情報を再生すると
きに、光ビームが当初のトラック49をトレースすると
、消し残り部分51を再生するので、消し残り雑音が発
生する。
第13図は、絶縁溝7を形成した光ディスクの断面図で
あって、この絶縁溝7を深くすれば、絶縁溝7内側の傾
斜面52.52が長くなり、絶縁溝7,7間の距離、即
ちトラック幅を短くした場合、前述の如く発生した消し
残り部分51がこの傾斜面52に乗れば、対物レンズ2
7に再生時の反射光が戻らない。
なお、本発明では光磁気記録方式につき詳述したが、こ
れに限らず相変化方式、有機色素方式等の他の書換え可
能な光ディスクであっても同様の効果が得られる。
即ち、本発明に係る光ディスクは、絶縁溝7は幅を狭く
してトラックピッチを削減する一方、深さを増して絶縁
溝7の凹面を含む実質的なトラック間距離をトラックピ
ッチ以上に延長し、情報の記録再生時に発生する隣接ト
ラックへの熱の伝播によるクロストークを減少させる。
〔発明の効果〕
本発明の光ディスク装置は、トラック1周に所定間隔で
設けたサーボバイトを検出してトラッキングサーボを行
うサンプルサーボ方式とすることにより、高速にアクセ
スする分離ヘッドの採用を容易にし、さらに、トラック
間に任意の深さの絶縁溝を設けてトラック間に展延する
、絶縁溝の凹面を含むトラック間の実質的な距離をトラ
ックピンチ以上に延長し、情報の記録、消去の際に隣接
するトラックへの熱の伝播によるクロストークを減少し
、また絶縁溝の幅を最小に抑えてトラックピッチの削減
による記録容量の増大を実現するという優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光ディスクの記録状態を示す模式
図、第2図は従来のサンプルサーボ方式における記録状
態の模式図、第3図はサンプルサーボ方式によるトラッ
キング誤差信号検出の原理図、第4図はトラッキング誤
差信号の検出回路図、第5図は分離ヘッドの模式図、第
6図は光磁気記録方式の原理図、第7図はコンティニュ
アスサーボ方式の原理図、第8図はその回路図、第9図
は傾き補正用のウオーブルピットを設けたコンティニュ
アスサーボ方式の記録状態の模式図、第1θ図はその回
路図、第11図は本発明に係る光ディスクの製造工程図
、第12図は磁界変調方式のトラックオフセットによる
消し残り雑音発生の原理図、第13図は本発明に係る光
ディスクの断面図である。 1.2−・・ウオーブルピント 7・・・絶縁溝8・・
・情報ビット なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報を記録する記録トラック各周にトラッキングサ
    ーボ用のサーボバイトを所定間隔で記録しておき、該サ
    ーボバイトのみでトラッキングサーボを掛けるサンプル
    サーボ方式の光ディスクを使用する装置において、 光ディスクの記録トラックと記録トラック との間に溝を形成してなることを特徴とする光ディスク
    装置。
JP63036023A 1988-02-17 1988-02-17 光ディスク装置 Pending JPH01211247A (ja)

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JP63036023A JPH01211247A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 光ディスク装置

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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