JPS61132859A - 工具折損検出装置 - Google Patents
工具折損検出装置Info
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- JPS61132859A JPS61132859A JP59254837A JP25483784A JPS61132859A JP S61132859 A JPS61132859 A JP S61132859A JP 59254837 A JP59254837 A JP 59254837A JP 25483784 A JP25483784 A JP 25483784A JP S61132859 A JPS61132859 A JP S61132859A
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- signal
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N29/00—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
- G01N29/14—Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object using acoustic emission techniques
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は工作機械における工具の折損や異常を切削加工
及び折損時に発生するアコースティックエミッシ3ン(
以下AEという)を利用して監視。
及び折損時に発生するアコースティックエミッシ3ン(
以下AEという)を利用して監視。
自動検出する工具折損検出装置に関するものである。
本発明による工具折損検出装置は、折損の識別時価にA
Eセンサより得られる折損データを記憶しておき、その
折損データの複数回の平均値に基づいて折損の検出条件
を変更するようにしている。
Eセンサより得られる折損データを記憶しておき、その
折損データの複数回の平均値に基づいて折損の検出条件
を変更するようにしている。
従って工作機械に特有の条件や経年変化に対応すること
ができ工具折損の信頼性を向上させることができる。
ができ工具折損の信頼性を向上させることができる。
工作機械において工具を用いて加工対象(以下ワークと
いう)を切削加工する場合、何らかの原因で工具が折損
し又切屑のつまりを起こして異常切削している場合があ
る。近年の工場自動化の進展に伴いこのよう、な工具の
折損や異常切削を自動的に検出することが強(要求され
ている。こうした工作機械の工具の折損を検出する一手
法として、従来より工作機械の工具やワークの近傍にA
Eセンサを設け、そこから得られるAE倍信号基づいて
工具の折損を検出する装置が提案されている。
いう)を切削加工する場合、何らかの原因で工具が折損
し又切屑のつまりを起こして異常切削している場合があ
る。近年の工場自動化の進展に伴いこのよう、な工具の
折損や異常切削を自動的に検出することが強(要求され
ている。こうした工作機械の工具の折損を検出する一手
法として、従来より工作機械の工具やワークの近傍にA
Eセンサを設け、そこから得られるAE倍信号基づいて
工具の折損を検出する装置が提案されている。
ところで従来の工具折損検出装置は、AEセンサより得
られる信号の振幅の平均値や特定の周波数に基づいて工
具の折損を検出しているが、これらの検出条件は所定値
に定められている。しかしながら個々の工作機械毎に工
作の取付状態や回転数等の動作条件が異なるので、同一
径の工具であっても折損波形が異なっている。又工作機
械の経年変化や作業環境の変化と共に折損波形も変化す
ることとなる。それ故検出条件が固定されているとこの
ような変化に対応することができず、工具折損検出の信
頼性を高く保つことができないという問題点があった。
られる信号の振幅の平均値や特定の周波数に基づいて工
具の折損を検出しているが、これらの検出条件は所定値
に定められている。しかしながら個々の工作機械毎に工
作の取付状態や回転数等の動作条件が異なるので、同一
径の工具であっても折損波形が異なっている。又工作機
械の経年変化や作業環境の変化と共に折損波形も変化す
ることとなる。それ故検出条件が固定されているとこの
ような変化に対応することができず、工具折損検出の信
頼性を高く保つことができないという問題点があった。
本発明はこのような従来の工具折損検出装置の問題点に
鑑みてなされたものであって、工作機械の特有の使用状
態に応じて検出条件を補正することができ、又経年変化
に対しても自動的に対応することができる工具折損検出
装置を提供することを目的とする。
鑑みてなされたものであって、工作機械の特有の使用状
態に応じて検出条件を補正することができ、又経年変化
に対しても自動的に対応することができる工具折損検出
装置を提供することを目的とする。
本発明は工作機械の工具近傍に設けられたAEセンサを
有し、工具の折損時に得られるAE倍信号基づいて折損
を検出する工具折損検出装置であって、AEセンサから
得られるAE倍信号記憶する第1の記憶手段と、AEセ
ンサからの出力信号に基づいて所定の検出条件により工
具の折損を識別する折損識別手段と、折損識別手段によ
り工具の折損か識別されたときに第1の記憶手段の折損
信号を読出すことにより最新の複数回の折損データを記
憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段の折損データ
に基づいてその平均折損信号が得られたときに折損を検
出すべく折損識別手段の検出条件を所定範囲で変更する
制御手段と、を具備することを特徴とするものである。
有し、工具の折損時に得られるAE倍信号基づいて折損
を検出する工具折損検出装置であって、AEセンサから
得られるAE倍信号記憶する第1の記憶手段と、AEセ
ンサからの出力信号に基づいて所定の検出条件により工
具の折損を識別する折損識別手段と、折損識別手段によ
り工具の折損か識別されたときに第1の記憶手段の折損
信号を読出すことにより最新の複数回の折損データを記
憶する第2の記憶手段と、第2の記憶手段の折損データ
に基づいてその平均折損信号が得られたときに折損を検
出すべく折損識別手段の検出条件を所定範囲で変更する
制御手段と、を具備することを特徴とするものである。
このような特徴を有する本発明によれば、工作機械によ
り工作が行われる際にはAEセンサからの信号を第1の
記憶手段に記憶しており、折損が検出されればその記憶
手段の折損時の信号を読出して折損データを第2の記憶
手段に記憶し、その折損データの新しい過去複数回分の
平均値に基づいて折損を確実に検出できるように検出条
件を変更している。このようにすれば工具折損検出装置
に学習機能が付加されることとなり、各工作機械の使用
環境や動作条件に対応した検出条件によって工具の折損
を検出することが可能となる。従ってあらかじめ折損波
形を考慮して検出条件を厳密に定めておく磨製はなくな
る。更に工作機械の経年変化に対応して自動的に検知条
件が変更される。
り工作が行われる際にはAEセンサからの信号を第1の
記憶手段に記憶しており、折損が検出されればその記憶
手段の折損時の信号を読出して折損データを第2の記憶
手段に記憶し、その折損データの新しい過去複数回分の
平均値に基づいて折損を確実に検出できるように検出条
件を変更している。このようにすれば工具折損検出装置
に学習機能が付加されることとなり、各工作機械の使用
環境や動作条件に対応した検出条件によって工具の折損
を検出することが可能となる。従ってあらかじめ折損波
形を考慮して検出条件を厳密に定めておく磨製はなくな
る。更に工作機械の経年変化に対応して自動的に検知条
件が変更される。
そのため同一の使用条件下では工具折損検知の信頼性を
大幅に向上させることができ、異なった使用条件下でも
折損検出の信頼性を保つことが可能である。
大幅に向上させることができ、異なった使用条件下でも
折損検出の信頼性を保つことが可能である。
(実施例の全体構成)
第2図は本発明による工具折損検出装置の一実施例を示
すブロック図である。本実施例は数値制御装置を用いて
制御されるボール盤に取付けられた工具折損検出装置を
示すものであって、ワーク1はボール盤のベース上に固
定されており、ワーク1の上部よりドリル2を回転させ
て所定速度で押下しワーク1を開口する。ドリル2は数
値制御装置3によってその動作が制御されている。ここ
で用いられるドリルは図示しない自動工具交換器によっ
て自動的に交換されるものとする。さてワーク1の上部
のドリルの刃が接触する位置にワークlに切削を行う前
にあらかじめAEセンサと同じ<PZT等からなる擬像
折損信号発生!4が取付けられる。駆動回路5はこの擬
像折損信号発生a4を駆動するものであって、あらかじ
め工具の折損時のAE出力波形と相似で且つ同一のパワ
ースペクトル分布を持つ駆動波形を発振するよう構゛成
されており、その振幅レベルは外部より与えられる。そ
してワーク1が配置される工具の近傍、例えば第1図に
示すようにベース上にAE倍信号検出するAEセンサ6
を設ける。AEセンサ6はドリル2等の工具からのAE
倍信号擬似折損信号発生器4からのAE倍信号検出する
広帯域のAEセンサであって、その出力はAE信号処理
部7に与えられる。AE信号処理部7はAEセンサ6か
らの信号を周期的な記憶装置で記憶すると共に工具の折
損、異常切削の信号を検知し、入出力インターフェース
8を通じて中央演算装置(以下CPUという)9に与え
るものである。CPU9にはシステム制御プログラムや
数値制御装置3との通信制御プログラムを記憶するリー
ドオンリメモリ(以下ROMという)10と、この数値
制御装置3によって用いられる工具に対応する複数回の
折損データの記憶領域を含むランダムアクセスメモリ
(以下RAMという) 11から成る記憶手段が接続さ
れている。CPU9には更に入出力インターフェース1
2を介して切削中のAE信号レベル。
すブロック図である。本実施例は数値制御装置を用いて
制御されるボール盤に取付けられた工具折損検出装置を
示すものであって、ワーク1はボール盤のベース上に固
定されており、ワーク1の上部よりドリル2を回転させ
て所定速度で押下しワーク1を開口する。ドリル2は数
値制御装置3によってその動作が制御されている。ここ
で用いられるドリルは図示しない自動工具交換器によっ
て自動的に交換されるものとする。さてワーク1の上部
のドリルの刃が接触する位置にワークlに切削を行う前
にあらかじめAEセンサと同じ<PZT等からなる擬像
折損信号発生!4が取付けられる。駆動回路5はこの擬
像折損信号発生a4を駆動するものであって、あらかじ
め工具の折損時のAE出力波形と相似で且つ同一のパワ
ースペクトル分布を持つ駆動波形を発振するよう構゛成
されており、その振幅レベルは外部より与えられる。そ
してワーク1が配置される工具の近傍、例えば第1図に
示すようにベース上にAE倍信号検出するAEセンサ6
を設ける。AEセンサ6はドリル2等の工具からのAE
倍信号擬似折損信号発生器4からのAE倍信号検出する
広帯域のAEセンサであって、その出力はAE信号処理
部7に与えられる。AE信号処理部7はAEセンサ6か
らの信号を周期的な記憶装置で記憶すると共に工具の折
損、異常切削の信号を検知し、入出力インターフェース
8を通じて中央演算装置(以下CPUという)9に与え
るものである。CPU9にはシステム制御プログラムや
数値制御装置3との通信制御プログラムを記憶するリー
ドオンリメモリ(以下ROMという)10と、この数値
制御装置3によって用いられる工具に対応する複数回の
折損データの記憶領域を含むランダムアクセスメモリ
(以下RAMという) 11から成る記憶手段が接続さ
れている。CPU9には更に入出力インターフェース1
2を介して切削中のAE信号レベル。
工具の異常切削や折損を表示する表示器13、及び工具
の番号や種類、標準のAEセンサの感度を設定する入カ
キ−14が接続される。更に信号伝送ライン15を介し
て数値制御装置3が接続されている。CPU9はこれら
の入力に基づいて折損データをRAMIIに順次保持す
ると共に、複数回の折損データより最適の折損検出条件
を算出しAE倍信号処理部7に設定するように制御する
ものである。
の番号や種類、標準のAEセンサの感度を設定する入カ
キ−14が接続される。更に信号伝送ライン15を介し
て数値制御装置3が接続されている。CPU9はこれら
の入力に基づいて折損データをRAMIIに順次保持す
ると共に、複数回の折損データより最適の折損検出条件
を算出しAE倍信号処理部7に設定するように制御する
ものである。
(信号処理部の構成)
次に第1図はAE信号処理部7の詳細な構成を示すブロ
ック図である。本図においてAEセンサ6の出力はまず
アナログスイッチ20に与えられる。アナログスイッチ
20はCPU9からの制御信号に基づいてアナログ信号
を断続するスイッチであって、その出力端は可変増幅率
増幅器21に接続されている。増幅器21はCPU9か
らの制御入力に基づいて増幅率を設定することができる
可変増幅率増幅器であって、その出力を二つのバンドパ
スフィルタ22,23、エンドレステープ24及び入出
力インターフェース8を介してCPU9に与えるもので
ある。バンドパスフィルタ22は中心周波数がほぼ30
0 K Hzのフィルタであり、CPU9からの制御に
応じてその中心周波数及びQの値を所定範囲で可変する
ことができる。バンドパスフィルタ23は中心周波数が
50KHzに固定されているフィルタである。バンドパ
スフィルタ22.23は夫々の中心周波数付近の信号の
みを次段の検波器25.26に伝える。又エンドレステ
ープ24は可変増幅率増幅器21の出力をそのまま記憶
する記憶手段であり、一定時間内のサイクルで記憶内容
が更新されるためテープ内には常に最新の所定時間のA
E傷信号記憶されることとなる。エンドレステープ24
はこのAE傷信号記憶するAE信号トランクTaとクロ
ック信号を記憶するクロック用トラックT c 1 r
及び検知信号を書込む制御トランクTcrとを有してお
り、テープ制御インターフェース27を介してCPU9
によって走行、及びデータの入出力が制御される。エン
ドレステープ24の続出信号はA/D変換a28を介し
てデジタル信号に変換され、入出力インターフェース8
を通じてCPU9に与えられる。
ック図である。本図においてAEセンサ6の出力はまず
アナログスイッチ20に与えられる。アナログスイッチ
20はCPU9からの制御信号に基づいてアナログ信号
を断続するスイッチであって、その出力端は可変増幅率
増幅器21に接続されている。増幅器21はCPU9か
らの制御入力に基づいて増幅率を設定することができる
可変増幅率増幅器であって、その出力を二つのバンドパ
スフィルタ22,23、エンドレステープ24及び入出
力インターフェース8を介してCPU9に与えるもので
ある。バンドパスフィルタ22は中心周波数がほぼ30
0 K Hzのフィルタであり、CPU9からの制御に
応じてその中心周波数及びQの値を所定範囲で可変する
ことができる。バンドパスフィルタ23は中心周波数が
50KHzに固定されているフィルタである。バンドパ
スフィルタ22.23は夫々の中心周波数付近の信号の
みを次段の検波器25.26に伝える。又エンドレステ
ープ24は可変増幅率増幅器21の出力をそのまま記憶
する記憶手段であり、一定時間内のサイクルで記憶内容
が更新されるためテープ内には常に最新の所定時間のA
E傷信号記憶されることとなる。エンドレステープ24
はこのAE傷信号記憶するAE信号トランクTaとクロ
ック信号を記憶するクロック用トラックT c 1 r
及び検知信号を書込む制御トランクTcrとを有してお
り、テープ制御インターフェース27を介してCPU9
によって走行、及びデータの入出力が制御される。エン
ドレステープ24の続出信号はA/D変換a28を介し
てデジタル信号に変換され、入出力インターフェース8
を通じてCPU9に与えられる。
又検波I!25.26は夫々その入力信号を検波し振幅
に応じた出力を得るものであって、検波器25の出力は
微分回路29に、検波器25.26の出力は夫々比較器
30に与えられる。これらのバンドパスフィルタ22.
23、検波器25.26及び比較器30により折損時の
AE傷信号識別する周波数識別手段を形成している。微
分回路29は入力信号の急峻な変化分のみを次段のレベ
ル判定a31に伝えるものであって、その微分定数はC
PU9からの制御に応じて変更される。レベル判定!5
31はCPU9から設定される所定の基準レベルと入力
信号とを比較するものであり、入力信号が大きければ出
力を折損検出回路32と異常切削検出回路33に伝える
。又比較器30は検波器25.26の出力を比較し検波
1125の出力が大きい場合にのみ出力を折損検出回路
32に伝える。折損検出回路32はこれらの入力の論理
積をとって工具の折損を検出する論理回路であって、検
出信号を入出力インターフェース8を介してCPU9に
伝える。又異常切削検出回路33はレベル判定1B31
の出力に基づいて異常切削を検出して入出力インターフ
ェース8を介してCPU9に伝えるものである。
に応じた出力を得るものであって、検波器25の出力は
微分回路29に、検波器25.26の出力は夫々比較器
30に与えられる。これらのバンドパスフィルタ22.
23、検波器25.26及び比較器30により折損時の
AE傷信号識別する周波数識別手段を形成している。微
分回路29は入力信号の急峻な変化分のみを次段のレベ
ル判定a31に伝えるものであって、その微分定数はC
PU9からの制御に応じて変更される。レベル判定!5
31はCPU9から設定される所定の基準レベルと入力
信号とを比較するものであり、入力信号が大きければ出
力を折損検出回路32と異常切削検出回路33に伝える
。又比較器30は検波器25.26の出力を比較し検波
1125の出力が大きい場合にのみ出力を折損検出回路
32に伝える。折損検出回路32はこれらの入力の論理
積をとって工具の折損を検出する論理回路であって、検
出信号を入出力インターフェース8を介してCPU9に
伝える。又異常切削検出回路33はレベル判定1B31
の出力に基づいて異常切削を検出して入出力インターフ
ェース8を介してCPU9に伝えるものである。
(AEセンサの感度設定動作)
次に本実施例において工作機械、この場合はボール盤に
この工具折損検出製蓋のAEセンサを設置する際の操作
について説明する。まずAEセンサ6を所定位置゛に取
付けた後入カキ−から与えられる使用工具に対応したレ
ベルに応じて駆動回路5を動作させる。そうすれば擬似
折損信号発生器4より擬似折損信号がワーク1を介して
AEセンサ6に伝えられる。このときAEセンサ6より
得られる擬似折損信号は工具の折損時と同一のパワース
ペクトルを育し、更に時間領域においても折損時の波形
と類億の波形を有している。このAE傷信号AE信号処
理部7に伝えられアナログスイッチ20及び可変増幅率
増幅器21を介して入出力インターフェース8からCP
U9に伝えられる。
この工具折損検出製蓋のAEセンサを設置する際の操作
について説明する。まずAEセンサ6を所定位置゛に取
付けた後入カキ−から与えられる使用工具に対応したレ
ベルに応じて駆動回路5を動作させる。そうすれば擬似
折損信号発生器4より擬似折損信号がワーク1を介して
AEセンサ6に伝えられる。このときAEセンサ6より
得られる擬似折損信号は工具の折損時と同一のパワース
ペクトルを育し、更に時間領域においても折損時の波形
と類億の波形を有している。このAE傷信号AE信号処
理部7に伝えられアナログスイッチ20及び可変増幅率
増幅器21を介して入出力インターフェース8からCP
U9に伝えられる。
CPU9はそのレベルに基づいて出力レベルが適正とな
るように可変増幅率増幅器21の増幅率を変更し最適な
増幅率となるように設定する。
るように可変増幅率増幅器21の増幅率を変更し最適な
増幅率となるように設定する。
(監視動作)
次に個々の工作機械の折損波形を記憶することによって
折損条件を変化させつつ工具の折損を検出する監視動作
について説明する。第3図はこの監視動作を示すフロー
チャートである。監視動作を開始するとまずステップ4
0において既にRAM11に記憶されている過去N回分
の折損データの特徴量の平均を算出する。そしてステッ
プ41に進んで微分回路29の微分回路定数を平均の折
損信号の立上りが検出できる値にセットし°、ステップ
42に進んでバンドパスフィルタ22の中心周波数やQ
の値を平均特徴量を持つ波形が入力されたとき出力が最
大となるように設定する。又ステップ43においてレベ
ル判定器31の判定レベルを過去N回の折損データの最
も低いレベルより所定値だけ低いレベルにセットする。
折損条件を変化させつつ工具の折損を検出する監視動作
について説明する。第3図はこの監視動作を示すフロー
チャートである。監視動作を開始するとまずステップ4
0において既にRAM11に記憶されている過去N回分
の折損データの特徴量の平均を算出する。そしてステッ
プ41に進んで微分回路29の微分回路定数を平均の折
損信号の立上りが検出できる値にセットし°、ステップ
42に進んでバンドパスフィルタ22の中心周波数やQ
の値を平均特徴量を持つ波形が入力されたとき出力が最
大となるように設定する。又ステップ43においてレベ
ル判定器31の判定レベルを過去N回の折損データの最
も低いレベルより所定値だけ低いレベルにセットする。
最初に動作を開始し過去のN回分の折損データを保持し
ていない状態では、これらの特徴値は不明であるのでR
OMl0にあらかじめ設定された適当な値を設定する。
ていない状態では、これらの特徴値は不明であるのでR
OMl0にあらかじめ設定された適当な値を設定する。
又8回折損が起こる迄の動作時にはそれまでの値の平均
の特徴量に基づいてこれらの値を算出するものとする。
の特徴量に基づいてこれらの値を算出するものとする。
そしてステップ44に進んでAE信号処理部7の異常切
削検出回路33より異常切削信号が伝えられるかどうか
をチェックする。工作機械による動作時にはワーク1の
切削に応じてAEセンサ6よりAE傷信号アナログスイ
ッチ20を介して伝えられ、最適の増幅率によって増幅
されて二つのバンドパスフィルタ22.23に与えられ
る。通常の切削加工時にAEセンサ6より与えられるA
E倍信号パワースペクトルの分布は第4図の曲線すに示
すように周波数50Kk付近に集中しており、それより
高い周波数領域ではamに減衰する分布とな1ている。
削検出回路33より異常切削信号が伝えられるかどうか
をチェックする。工作機械による動作時にはワーク1の
切削に応じてAEセンサ6よりAE傷信号アナログスイ
ッチ20を介して伝えられ、最適の増幅率によって増幅
されて二つのバンドパスフィルタ22.23に与えられ
る。通常の切削加工時にAEセンサ6より与えられるA
E倍信号パワースペクトルの分布は第4図の曲線すに示
すように周波数50Kk付近に集中しており、それより
高い周波数領域ではamに減衰する分布とな1ている。
又多くの実験より知られるように工具の折損時のパワー
スペクトルの分布は第4図の曲線aにより表され、周波
数300 Kk付近にピークを持つことが明らかとなっ
ている。
スペクトルの分布は第4図の曲線aにより表され、周波
数300 Kk付近にピークを持つことが明らかとなっ
ている。
これは信号源が機械的振動を原因とするものでなく、工
具の非可塑性破壊時に生じる超音波特有の現象が起こる
ためと考えられる。従って二つのバンドパスフィルタ2
2.23により夫々の周波数成分付近のAE倍信号みを
取出して検波器25゜26より検波し、その出力レベル
を比較すれば通常時と工具折損時とを明確に識別するこ
とが可能である。比較1130はこれらの出力を比較し
て工具の折損時にのみ信号を折損検出回路32に与えて
い石。
具の非可塑性破壊時に生じる超音波特有の現象が起こる
ためと考えられる。従って二つのバンドパスフィルタ2
2.23により夫々の周波数成分付近のAE倍信号みを
取出して検波器25゜26より検波し、その出力レベル
を比較すれば通常時と工具折損時とを明確に識別するこ
とが可能である。比較1130はこれらの出力を比較し
て工具の折損時にのみ信号を折損検出回路32に与えて
い石。
一方切削加工時に生じる切屑と工具ワークとの接触や摩
擦によって第4図の曲線aで示されるパワースペクトル
分布と似た信号が発生する場合がある。この場合にはバ
ンドパスフィルタ22.23の中心周波数やQの値、及
び比較器30のスレッシェホールドレベル等を適切に設
定しても切屑と工具やワークの接触、摩擦による信号を
工具の折損信号と誤って判断することがある。従って本
実施例においては工具の折損時に見られるAE倍信号時
間領域の波形にも着目し、これらの信号を分離している
。即ち工具の折損時に得られるAE信号波形は第5図(
a)に示すように折損時に鋭い立上りを育する信号とな
っており、一方切屑と工具やワークの接触、摩擦によっ
て発生するAE倍信号第5図中)に示すように鋭い立上
りを示さず所定時間信号が継続する波形となっている。
擦によって第4図の曲線aで示されるパワースペクトル
分布と似た信号が発生する場合がある。この場合にはバ
ンドパスフィルタ22.23の中心周波数やQの値、及
び比較器30のスレッシェホールドレベル等を適切に設
定しても切屑と工具やワークの接触、摩擦による信号を
工具の折損信号と誤って判断することがある。従って本
実施例においては工具の折損時に見られるAE倍信号時
間領域の波形にも着目し、これらの信号を分離している
。即ち工具の折損時に得られるAE信号波形は第5図(
a)に示すように折損時に鋭い立上りを育する信号とな
っており、一方切屑と工具やワークの接触、摩擦によっ
て発生するAE倍信号第5図中)に示すように鋭い立上
りを示さず所定時間信号が継続する波形となっている。
従って第・1図に示すように検波器25の出力を微分回
路29に与え、折損時等の急峻な信号のみを分離してレ
ベル判定器31に与える。レベル判定器31は入力信号
が基準レベルより大きいときに出力を折損検出回路32
゛及び異常切削検出回路33に与える。異常切削検出回
路33はレベル判定!131の出力に基づいて入出力イ
ンターフェース8よりCPU9に異常切削を伝える。第
3図に示すフローチャートにおいてCPU9は異常切削
検出回路33から異常切削信号が伝えられるカζどうか
をチェックしており(ステップ44)、この信号がなけ
れば正常な切削動作が行われているのでステップ45に
進んで表示器13より切削レベルを表示する。
路29に与え、折損時等の急峻な信号のみを分離してレ
ベル判定器31に与える。レベル判定器31は入力信号
が基準レベルより大きいときに出力を折損検出回路32
゛及び異常切削検出回路33に与える。異常切削検出回
路33はレベル判定!131の出力に基づいて入出力イ
ンターフェース8よりCPU9に異常切削を伝える。第
3図に示すフローチャートにおいてCPU9は異常切削
検出回路33から異常切削信号が伝えられるカζどうか
をチェックしており(ステップ44)、この信号がなけ
れば正常な切削動作が行われているのでステップ45に
進んで表示器13より切削レベルを表示する。
そしてステップ44に戻うて同様の処理を繰り返し切削
の異常を監視している。このときAEセンサ6から得ら
れるAE倍信号常にエンドレステープ24に記憶されて
いる。
の異常を監視している。このときAEセンサ6から得ら
れるAE倍信号常にエンドレステープ24に記憶されて
いる。
第6図(a)にエンドレステープ24の記録状態の概念
図を示すように、工具の折損時にはエンドレステープ2
4のAE信号トランクTaに可変増幅率増幅器21より
与えられる折損信号が記憶される。エンドレステープ2
4のクロック用トランクTelには図示のように所定の
クロック時間毎にクロック信号が順次記憶されており、
工具の折損に基づいて異常切削検出回路33より異常切
削信号が伝えられれば、ステップ46に進んでエンドレ
ステープ24の制御トランクTcrにトリガ信号Stが
書込まれる。そしてステップ47に進んで切削検出回路
32より切削信号が与えられるかどうかをチェックする
。折損検出回路32は比較器30とレベル判定器31の
論理積によって工具の折損を検知し、工具折損時には入
出力インターフェース8よりCPU9に折損信号を伝え
る。従ってステップ47において折損信号が与えられる
かどうかをチェックし、これが与えられなければ異常切
削が行われているのでステップ48において表示器13
より異常切削と切削レベルを表示してステップ44に戻
る。又ステップ47において折損検出信号が与えられれ
ば工具の折損が検出されたので、ステップ49に進んで
第6図に示すようにエンドレスチー124の制御トラッ
クTcrに折損検出信号sbを記憶する。そしてステッ
プ50に進んで表示器13より工具の折損を表示すると
共に数値制御装置3にそのデータを伝えて動作を停止す
る。次いでステップ51においてCPU9はAE信号処
理部7のアナログスイッチ20をオフとする。これは工
具の折損後に折損した工具とワークとの異常接触や摩擦
により発生する大きなAE倍信号表示器13により表示
させないようにして折損時の信号レベルを認識できるよ
うにするためである。そしてCPU9はステップ52に
進んでエンドレステープ24の制御トラックTcrに記
憶されているトリガ信号Stと折損検出信号sbに基づ
いて所定時間巻戻し、折損信号がそのまま記録されてい
る部分の頭出しを行う。そしてエンドレステープ24を
再生してAE信号トラックTaより折損信号を再生し、
A/D変換528によってデジタル信号に変更する。こ
のデジタル信号は入出力インターフェース8を介してC
PU9に伝えられるが、CPU9はステップ53におい
てそのデジタル出力を一旦RAMIIのバッファ領域に
記憶すると共に記憶された折損波形データに基づいて立
上り時間やパワースペクトルを抽出し、第m回目の折損
データとして第7図のメモリマツプに示すようにRAM
11の所定領域に記憶する。このとき既に記憶している
折損データ数がN以上であればもっとも古いm −N回
目の折損データを消去してここで求まった折損データを
記憶しておく (ステップ54)。
図を示すように、工具の折損時にはエンドレステープ2
4のAE信号トランクTaに可変増幅率増幅器21より
与えられる折損信号が記憶される。エンドレステープ2
4のクロック用トランクTelには図示のように所定の
クロック時間毎にクロック信号が順次記憶されており、
工具の折損に基づいて異常切削検出回路33より異常切
削信号が伝えられれば、ステップ46に進んでエンドレ
ステープ24の制御トランクTcrにトリガ信号Stが
書込まれる。そしてステップ47に進んで切削検出回路
32より切削信号が与えられるかどうかをチェックする
。折損検出回路32は比較器30とレベル判定器31の
論理積によって工具の折損を検知し、工具折損時には入
出力インターフェース8よりCPU9に折損信号を伝え
る。従ってステップ47において折損信号が与えられる
かどうかをチェックし、これが与えられなければ異常切
削が行われているのでステップ48において表示器13
より異常切削と切削レベルを表示してステップ44に戻
る。又ステップ47において折損検出信号が与えられれ
ば工具の折損が検出されたので、ステップ49に進んで
第6図に示すようにエンドレスチー124の制御トラッ
クTcrに折損検出信号sbを記憶する。そしてステッ
プ50に進んで表示器13より工具の折損を表示すると
共に数値制御装置3にそのデータを伝えて動作を停止す
る。次いでステップ51においてCPU9はAE信号処
理部7のアナログスイッチ20をオフとする。これは工
具の折損後に折損した工具とワークとの異常接触や摩擦
により発生する大きなAE倍信号表示器13により表示
させないようにして折損時の信号レベルを認識できるよ
うにするためである。そしてCPU9はステップ52に
進んでエンドレステープ24の制御トラックTcrに記
憶されているトリガ信号Stと折損検出信号sbに基づ
いて所定時間巻戻し、折損信号がそのまま記録されてい
る部分の頭出しを行う。そしてエンドレステープ24を
再生してAE信号トラックTaより折損信号を再生し、
A/D変換528によってデジタル信号に変更する。こ
のデジタル信号は入出力インターフェース8を介してC
PU9に伝えられるが、CPU9はステップ53におい
てそのデジタル出力を一旦RAMIIのバッファ領域に
記憶すると共に記憶された折損波形データに基づいて立
上り時間やパワースペクトルを抽出し、第m回目の折損
データとして第7図のメモリマツプに示すようにRAM
11の所定領域に記憶する。このとき既に記憶している
折損データ数がN以上であればもっとも古いm −N回
目の折損データを消去してここで求まった折損データを
記憶しておく (ステップ54)。
そしてステップ40に戻って同様の処理を繰り返す。
こうすれば新しい過去N回分の折損データの特徴量の平
均値は使用環境等に応じて異なってくるのでその新な平
均値に基づいてステップ41〜43よりバンドパスフィ
ルタ22.微分回路29及びレベル判定器31の定数を
異ならせる。即ち折損信号の立上り時間を十分検出する
ことができるように微分回路29の微分定数及びレベル
判定器31の比較レベルを設定し、又折損信号の平均周
波数とその分散に基づいてバンドパスフィルタの中心周
波数やQの値を設定する。こうすれば常に最新の過去N
回分の折損データに基づいて折損識別手段の検出条件を
変更することができるので、工作機械の使用環境や経年
変化に対応して切削条件が自動的に変化し、折損検出の
信頼性を増すことができる。
均値は使用環境等に応じて異なってくるのでその新な平
均値に基づいてステップ41〜43よりバンドパスフィ
ルタ22.微分回路29及びレベル判定器31の定数を
異ならせる。即ち折損信号の立上り時間を十分検出する
ことができるように微分回路29の微分定数及びレベル
判定器31の比較レベルを設定し、又折損信号の平均周
波数とその分散に基づいてバンドパスフィルタの中心周
波数やQの値を設定する。こうすれば常に最新の過去N
回分の折損データに基づいて折損識別手段の検出条件を
変更することができるので、工作機械の使用環境や経年
変化に対応して切削条件が自動的に変化し、折損検出の
信頼性を増すことができる。
尚本実施例はAE信号処理部7のアナログ処理によって
折損を検出するようにしているが、AEセンサの出力を
A/D変換した後にサンプリングしその後の処理を全て
デジタル信号処理によって行うことも可能である。この
場合にはバンドパスフィルタをデジタルフィルタに、微
分回路を差分演算等に置き換えてCPUを用いた信号処
理を行うことが考えられる。
折損を検出するようにしているが、AEセンサの出力を
A/D変換した後にサンプリングしその後の処理を全て
デジタル信号処理によって行うことも可能である。この
場合にはバンドパスフィルタをデジタルフィルタに、微
分回路を差分演算等に置き換えてCPUを用いた信号処
理を行うことが考えられる。
又本実施例はAE信号処理部7のAE倍信号記憶する記
憶手段をエンドレステープとしているが、A/D変換後
のデジタル信号を例えばシフトレジスタ等の周期的な他
の記憶手段を用いて記憶させることができることは言う
までもない。
憶手段をエンドレステープとしているが、A/D変換後
のデジタル信号を例えばシフトレジスタ等の周期的な他
の記憶手段を用いて記憶させることができることは言う
までもない。
更に本実施例は数値制御装置を用いたボール盤に適用し
た折損検出装置について説明しているが、本発明は他の
工作機械、例えば旋盤やフライス盤等の種々の工作機械
、更に大規模なマシニングセンタに適用することも可能
である。
た折損検出装置について説明しているが、本発明は他の
工作機械、例えば旋盤やフライス盤等の種々の工作機械
、更に大規模なマシニングセンタに適用することも可能
である。
第1図は本発明による工具折損検出装置の主要部のAE
信号処理部の構成を示すブロック図、第2図は本実施例
の工具折損検出の全体構成を示すブロック図1.第3図
は本実施例の監視動作を示すフローチャート、第4図は
AEセンサ6より得られるAE倍信号パワースペクトル
を示す図、第5図(a)は工具折損時に得られるAE信
号波形、第5図世)は切屑が生じる場合に得られるAE
信号波形を示す図、第6図はエンドレステープの記憶状
態を示す概念図、第7図はN回分の折損データと工具毎
の最適感度を記憶する記憶手段を示すメモリマツプであ
る。 1−−−−−−−・ワーク 2−−−−−−−−・ド
リル 3・−−−一−−−−数値制御装置 4・−
・−・擬似折損信号発生器 5−・−・駆動回路
6・−・−・AEセンサ 7−−−−−−−= A
E信号処理部 8,12・−−−−−・・・入出力イ
ンターフェース 9・−一−−−−−・CPU
10−−−−−−・ROM 11−−
−−−−−・RAM 13−−−−−−−・表示器
14−−−−−一・−人力キー 20−−−−−
−−一・アナログスイッチ 21−−−−−−−・可
変増幅率増幅器 22.23・−・−−−−−バンド
パスフィルタ 24−・−一−−−・エンドレステー
プ 25゜26−−−−−−−−検波器 28−・
−A / D変換器 29−−−−−−−・微分回路
30−・−・比較器 31−−−−−・−・レベ
ル判定器 32−−−−−−一折損検出回路 33
−・−−−−−一異常切削検出回路 特許出願人 立石電機株式会社 代理人 弁理士 岡本宜喜(他1名) 第4図 100K 200K 300K 400K H2
第6図 t sb 第5図(a) 第5図(b) 第7
信号処理部の構成を示すブロック図、第2図は本実施例
の工具折損検出の全体構成を示すブロック図1.第3図
は本実施例の監視動作を示すフローチャート、第4図は
AEセンサ6より得られるAE倍信号パワースペクトル
を示す図、第5図(a)は工具折損時に得られるAE信
号波形、第5図世)は切屑が生じる場合に得られるAE
信号波形を示す図、第6図はエンドレステープの記憶状
態を示す概念図、第7図はN回分の折損データと工具毎
の最適感度を記憶する記憶手段を示すメモリマツプであ
る。 1−−−−−−−・ワーク 2−−−−−−−−・ド
リル 3・−−−一−−−−数値制御装置 4・−
・−・擬似折損信号発生器 5−・−・駆動回路
6・−・−・AEセンサ 7−−−−−−−= A
E信号処理部 8,12・−−−−−・・・入出力イ
ンターフェース 9・−一−−−−−・CPU
10−−−−−−・ROM 11−−
−−−−−・RAM 13−−−−−−−・表示器
14−−−−−一・−人力キー 20−−−−−
−−一・アナログスイッチ 21−−−−−−−・可
変増幅率増幅器 22.23・−・−−−−−バンド
パスフィルタ 24−・−一−−−・エンドレステー
プ 25゜26−−−−−−−−検波器 28−・
−A / D変換器 29−−−−−−−・微分回路
30−・−・比較器 31−−−−−・−・レベ
ル判定器 32−−−−−−一折損検出回路 33
−・−−−−−一異常切削検出回路 特許出願人 立石電機株式会社 代理人 弁理士 岡本宜喜(他1名) 第4図 100K 200K 300K 400K H2
第6図 t sb 第5図(a) 第5図(b) 第7
Claims (4)
- (1)工作機械の工具近傍に設けられたAEセンサを有
し、工具の折損時に得られるAE信号に基づいて折損を
検出する工具折損検出装置において、 前記AEセンサから得られるAE信号を記憶する第1の
記憶手段と、 前記AEセンサからの出力信号に基づいて所定の検出条
件により工具の折損を識別する折損識別手段と、 前記折損識別手段により工具の折損が識別されたときに
前記第1の記憶手段の折損信号を読出すことにより最新
の複数回の折損データを記憶する第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段の折損データに基づいてその平均折
損信号が得られたときに折損を検出すべく前記折損識別
手段の検出条件を所定範囲で変更する制御手段と、を具
備することを特徴とする工具折損検出装置。 - (2)前記折損信号識別手段は、工具の折損時に得られ
るAE信号の周波数成分と強い相関を持つ周波数成分の
AE信号が前記最適増幅率に設定された可変増幅率増幅
器より与えられたときに出力を出す周波数識別手段と、
前記AEセンサより急激に立上る信号が与えられたとき
に出力を出す立上り信号検出手段と、前記周波数識別手
段及び立上り信号検出手段の論理積出力に基づいて工具
折損検出出力を出す論理出力手段と、を具備することを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の工具折損検出装
置。 - (3)前記周波数識別手段は、工具折損検出時に得られ
る周波数と通常の切削時に得られる周波数の最大値を夫
々中心周波数とする第1、第2のバンドパスフィルタと
、該バンドパスフィルタの夫々の出力レベルを比較する
比較器を有し、該比較器により工具の折損信号を得るも
のであり、前記制御手段は、複数の折損データに基づい
て前記第1のバンドパスフィルタの中心周波数及びQ値
を所定範囲で変更するものであることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の工具折損検出装置。 - (4)前記立上り信号検出手段は、AE信号を微分する
微分回路と微分出力を所定のレベルで弁別するレベル判
定手段を有し、 前記制御手段は、前記微分回路の微分定数及び前記レベ
ル判定手段の弁別レベルを所定範囲で変更するものであ
ることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の工具折
損検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59254837A JPS61132859A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 工具折損検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59254837A JPS61132859A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 工具折損検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61132859A true JPS61132859A (ja) | 1986-06-20 |
JPH055623B2 JPH055623B2 (ja) | 1993-01-22 |
Family
ID=17270540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59254837A Granted JPS61132859A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 工具折損検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61132859A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018229870A1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | 三菱電機株式会社 | 工具寿命検出装置および工具寿命検出方法 |
-
1984
- 1984-11-30 JP JP59254837A patent/JPS61132859A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018229870A1 (ja) * | 2017-06-13 | 2018-12-20 | 三菱電機株式会社 | 工具寿命検出装置および工具寿命検出方法 |
JPWO2018229870A1 (ja) * | 2017-06-13 | 2020-01-09 | 三菱電機株式会社 | 工具寿命検出装置および工具寿命検出方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH055623B2 (ja) | 1993-01-22 |
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