JPS61132218A - コイル口出し装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は冷延設備のコイル先端の通板上迅速に行なうた
め、前もってコイルの口出し作業を行なう装置に係り、
特に、コイル先端の鼻曲げ作業を簡単にし、通板性を確
実な誤動作の少ない構造としたコイル口出し装置に関す
る。

〔発明の背景〕

従来から冷延設備に於けるコイル口出し装置はコイルの
前設備の処理方法の違いにより、いろいろの機構が開発
され、又、設備の配置により上巻出し及び下巻出しが行
なわれて来た。

しかし、従来のもの、は特開昭４８−４０５５１号公報
に記載のように下巻出しの方が一般に多く行なわれてい
るが、下巻出しの場合には巻出しドラムの関係よシ装置
がフロア−面より下部に設置されるのがほとんどで、作
業中のコイル先端が見づらく、作業性が非常に悪かった
。

又、コイル巻出しの関係上、通板ガイドとオープナ−及
びオープナ−ローラ装置が別作動となるため、鼻面げ機
構が巻出しドラムより離れ、確実性に欠ける事があった
。

一方、上巻出し装置では、コイル径の変化に対してスイ
ング作動とオープナ−ガイドの出し入れ作動が、それぞ
れ別のシリンダで動かしているため設備が高価で、コイ
ル径に対する適正なセットが難しく、又、スイングシリ
ンダー個のみで作動している装置も多く見られるが、オ
ープナ−ガイドがピンチローラよシ離れるため、ピンチ
ローラへの通板に問題があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的はフロア面よシ上側に設置出来るため作業
性がよく、コイル径の変化に対しても対応でき、通板、
鼻面げに関しても確実に作動出来るコイル口出し装置を
提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は通板性をよくするため、下ピンチローラ軸芯を
支点としてスイング出来る下ガイドをもち、コイル径の
変化に追従可能なオープナアームの支点ｔフレーム内に
設け、この両方の作動’ｔ　−個のシリンダで行なえる
よう下ガイド内をオープナ−ガイドが伸縮自在に動くよ
うな構造としたものでおる。

又、上方に設置したスナパローラと昇降を共にするペン
デングローラを二個設ける拳により、コイル口出しｔ上
向きにする場合には前ペンデングローラを押付け、下向
きにする場合には、後ペンデングローラを押付けて使い
分けられる様な構造以下、本発明の一実施例を第１図な
いし第５図により説明する。入側設備に設置しコイル１
の先端のクロップ処理及び先端鼻曲げ処理全行なってコ
イル１０通板をしやすくする装置で、口出しリールドラ
ム６０回転によりコイル１の先端をシャークまで送９出
しパケット８にクロップを落して不要部分を除去し、そ
の後、コイル１の先端を鼻面げする装置である。

コイルカー２は口出し作業全行なうコイル１を搬送する
もので、コイルカーレール３上を移動機構（図示せず）
によりコイルカー車輪４を回転して送行可能でめり、巷
出しり−ル５の先端部に取付いている口出しリールドラ
ム６ヘコイル１を挿入、し搬出する構造となっている。

スナパローラ９は架台１０に取付けられた昇降シリンダ
１１により、昇降ロッド１２の案内Ｃ’！降可能で昇降
ロッド１２の下部にはスナパローラ９ｔ−支える軸受１
４ｔ−持った昇降フレーム１３が付いている。

この昇降フレーム１３には前ペンデングローラ１５を上
下案内するガイドロッド１７、作動フレーム１８、前ベ
ンデングローラ１５を作動させる作動シリンダ１９を保
持しており、スナパローラ９の軸端には後ペンデングロ
ーラ１６ｔ−保持している作動アーム２００回転支点と
なっており、昇降フレーム１３に支持されている作動シ
リンダ２１により作動可能であり、スナバロー２９が昇
降動作すれば、前ベンデングローラ１５、後ベンデング
ローラ１６も一緒に昇降可能な構造となっている。

下ピンチローラ２３は軸受２５に支えられており、カッ
プリング２６ｔ−介して駆動装置２７により回転可能で
、上ピンチローラ２４を保持している上アーム３１ｔ−
、ピンチローラシリンダ２８の作動により、下ピンチロ
ーラ２３に押付けて、コイル１の先端送シに使用する。

軸受２５はフレーム２２に保持されており、下ピンチロ
ーラ２３の軸芯には下ガイド２９の回転用メタル３０の
支点がめる。

フレーム２２には下ピンチローラ２３の出側にガイドロ
ーラ３２、上アーム３１の支点になっているブラケット
３３、下ガイド２９をスイングさせるスイングシリンダ
３４、オープナ−ローラ３３１−コイルタッチに案内す
るオープナ−アーム３５のアーム支点３６ｉ保持してお
り、下ガイド２９の入側には下ガイド２９の内側を摺動
して伸縮するオープナ−ガイド３７がある。

オープナ−ガイド３７の先端には、オープナローラ３８
及びオープナ−３９が保持されておシ、オープナ−ロー
ラ３８の軸端にオープナ−アーム３５の支点となってい
る。

コイル１０口出し作業の時、径の変化に追従して安定し
た位置で、コイル１にタッチさせて使用する。

上ガイド４０Ｕ架台１０を支えている架台柱４１に固定
されており、コイル１先端の案内ガイドとして使用する
。

さて、コイルカー２により運搬されて来たコイ鼻１に口
出しリールドラム６に挿入される。

コイル１の挿入が完了すると、スナバ−ローラ９及びオ
ープナ−ローラ３８、オープナ３９’を昇降シリンダ１
１及びスイングシリンダ３４の作動によりコイル１にタ
ッチ石せる。

コイル１にタッチさせた後、口出しリールドラム６の回
転により、コイル１の先端を下ピンチローラ２３へと送
り出す。

この除、コイル１の形状により前ペンデングローラ１５
、又は、後ペンデングローラ１６をコイル１先端部分に
押付けながら伸して送り出す。

下ピンチローラ２３ヘコイル１の先端が来ればピンチロ
ーラシリンダ２８により、上ピンチローラ２４を下ピン
チローラ２３に押付けてシャー７側へ送り出し、コイル
１の先端の不要部分を剪断してパケット８ヘクロツブｔ
−ｉし、剪断完了後は口出しリールドラム６により再度
巻取り完了となるが、コイル１の先端を巻取る際、オー
プナ−ローラ３８、前ペンデングローラ１５、後ぺ／デ
／グローラ１６により適正な先端巻曲げを行ない、その
後、コイルカー２により、コイル１を搬出す〔発明の効
果〕 本発明に：れは巻出し機のコイル巻出し状態から口出し
後のコイル先端の通板状態まで見やすく、スナバ−ロー
ラ部分を上方へ取り外ししやすい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は第１図の
ＩＩ−ＩＩ矢視平面図、第３図はコイルの変化に、対す
る各ローラ、オープナ−、ガイド関係作・動因、第４図
は第１図の１’／−ＩＶ矢祝図の後ペンデングローラ図
、第５図は第１図のＩＶ−ＩＶ矢視の前ペンデングロー
ラ図である。 １・・・コイル、２・・・コイルカー、６・・・口出Ｌ
ＩＪ−，ルドラム、９・・・スナバ−ローラ、１５・・
・前ペンデングローラ、１６・・・後ペンデングローラ
、２９・・・下ガイド、３７・・・オープナ−ガイド、
３８・・・オープ茅２０ 一茅弘口 茅５０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冷延設備のコイルハンドリングタイムを短縮するた
   めに事前に前記コイルの先端カット及び先端鼻曲げ口出
   し作業を行う装置に於いて、 前記コイルの上方に設置したスナパローラと一緒に昇降
   可能なベンデングローラ二個を設け、オープナーローラ
   を含めた三本のローラで前記コイルの先端の鼻曲げ作業
   を容易に出来るようにした事を特徴とするコイル口出し
   装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、下ピンチローラ軸
   芯を支点としてスイング可能な下ガイド内に摺動面を持
   つた伸縮自在のオープナーガイドを設け、このオープナ
   ーガイドの先端部に設置した前記オープナーローラの軸
   芯とフレームに設置されている支点間を結ぶオープナー
   アームを設け、前記オープナーローラをコイル径の変化
   に追従出来る構造とし、前記下ガイド及び前記オープナ
   ーガイドは下ピンチローラとの取合い関係を一定に保持
   する様にした事を特徴とするコイル口出し装置。