JPS61131712A - 調理鍋 - Google Patents

調理鍋

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Publication number
JPS61131712A
JPS61131712A JP25473784A JP25473784A JPS61131712A JP S61131712 A JPS61131712 A JP S61131712A JP 25473784 A JP25473784 A JP 25473784A JP 25473784 A JP25473784 A JP 25473784A JP S61131712 A JPS61131712 A JP S61131712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
steam
passage
cooking
passage opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP25473784A
Other languages
English (en)
Inventor
洋一 日高
実 野田
憲太郎 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tohoku Metal Industries Ltd
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tohoku Metal Industries Ltd, Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tohoku Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は調理鍋に関し、さらに詳しくは該調理鍋内の圧
力を調整するための調圧装置に関するも、のである。 (従来技術) 調理鍋の一つである電気炊飯器においては、従来、調圧
装置として、蓋体に設けられた蒸気抜き通路中に、鍋容
器内の圧力変動によって該蒸気抜き通路中の弁座を開閉
し得る調圧弁を設けて構成したものが知られている。即
ち、この調圧装置は、鍋容器内の圧力が所定圧−力以下
の場合には調圧弁の自重によって弁座を閉塞し、これに
対して鍋容器内の圧力が調圧弁の閉弁作用力(重力)よ
り大きくなるとその圧力によって調圧弁を押し上げて弁
座を開くようになっている。尚、鍋容器内の圧力は調圧
弁の重量によって設定されるが、従来の電気炊飯器に使
用されている調圧弁は比較的軽量(数グラム程度)のも
のが採用されている。 (発明が解決しようとする問題点) ところが、電気炊飯器に代表される上記従来の調理鍋に
使用されている調圧装置では、調圧弁が軽量であるため
、調圧弁と蒸気抜き通路中の弁座との間に、例えば調理
中に発生する糊状物(オネバ)などの何らかの異物が詰
まった場合は、該調圧弁と弁座との間に隙間ができてそ
の結果調圧弁が円滑に作動しなくなることがある。この
ように、調圧弁が正常に開閉動作しないときには調理作
用時における圧力調整作用ならびに非調理時における保
温作用等が阻害されるという問題を生じる。 本発明は上記した従来の調理鍋の問題点に鑑み、調理作
用時には蒸気抜き通路を所定開度以上確実に開放せしめ
て鍋容器内が異常高圧になるのを防止し又非調理時には
蒸気抜き通路を閉塞せしめて堝容器内の蒸気及び熱が蒸
気抜き通路を通って外気中に放出されるのを防止し得る
ようにした調理鍋を提供することを目的とするものであ
る。 (問題点を解決するための手段) 本発明の調理鍋は、蓋体に鍋容器内と外気とを連通せし
める蒸気抜き通路と該蒸気抜き通路を開閉する通路開閉
部材を設けるとともに、前記蒸気抜き通路中には、調理
作用時の温度七非調理時の温度との差にしたがって変形
して前記通路開閉部材をして調理作用時における蒸気抜
き通路開放作用と非調理時における蒸気抜き通路閉塞作
用との切換えを行なわしめる形状記憶合金製の感温操作
部材を設けたことを特徴とするものである。 (作 用) 本発明の調理鍋は、感温操作部材の切換え作用によって
調理作用時には通路開閉部材をして蒸気抜き通路を確実
に開放せしめ、非調理時(保温時)には通路開閉部材を
して蒸気抜き通路を確実に閉塞せしめる如く作用する。 (実施例) 以下、第1図ないし第24図を参照して本発明のいくつ
かの実施例を説明すると、第1図及び第2図には本発明
第1実施例、第3図及び第4図には同第2実施例、第5
図及び第6図には同第3実施例、第7図及び第8図には
同第4実施例、第9図及び第1θ図には同第5実施例、
第11図及び第12図には同第6実施例、第13図及び
第14図には同第7実施例、第15図及び第16図には
同第8実施例、第17図及び第18図には同第9実施例
、第19図及び第20図には同第10実施例、第21図
及び第22図には同第11実施例、第23図及び第24
図には同第12実施例にかかる調理鍋が示されている。 第1ないし第12の各実施例においては、調理鍋として
保温兼用の電気炊飯ジャーが採用されている。尚、第1
ないし第12の各実施例において、奇数図番に付した各
図面はそれぞれ非調理時における調圧装置の状態図を示
し、これに対して偶数図番を付した各図面はそれぞれ調
理時における調圧装置の状態図を示している。 第1図及び第2図に示す第
【実施例の調理鍋は、外ケー
スllaと内ケースllb間に断熱材11cを充填した
外容器11内に鍋容812を着脱自在に収容してなる調
理鍋本体lと、外容器11の上部を覆蓋する外MI3の
下面に鍋容器12の上部を覆蓋する鍋蓋14を取付けて
なる蓋体2とを備えて構成されている。 外容器11内の底部には調理用(炊飯用)ヒータ(図示
省略)が設けられていて、該調理用ヒータに通電すると
調理(炊飯)作用か行なわれ、又外客器2における内ケ
ースllbの上部寄り位置の外面には保温ヒータ4が巻
付けられていて、調理用ヒータによる調理作用が終了す
ると該保温ヒータ4に切換って鍋容器12内の被調理物
(ご飯)を保温するようになっている。 調圧装置Zは蓋体2に設けられている。この調圧装置Z
は、蓋体2に設けた蒸気抜き通路21内に該蒸気抜き通
路21を開閉するための通路開閉部材31を設けて構成
されている。 外蓋13は内部に断熱材13aを充填した断熱構造とさ
れている。 外蓋13及び鍋蓋14には相互に重合する位置に蒸気抜
き通路21を設けるための穴15及び穴16が形成され
ている。そして蒸気抜き通路21は、鍋MI4の穴16
と、鍋蓋14の上面に固定されていて該鍋蓋14の穴1
6と連通する下部側蒸気案内筒23と、外M13の穴1
5と、該外蓋13の穴15の内面に取付けられた上部側
蒸気案内筒22とによって構成されている。 前記下部側蒸気案内筒23は下方が開口する逆容器形に
形成されていて、その上部は外蓋13の穴15内に所定
深さだけ挿入させた状態で設けられている。又該下部側
蒸気案内筒23における側壁部分の上部寄り位置には外
蓋I3の穴15内に向けて開口する複数個の通口24が
形成されている。 又、前記上部側蒸気案内筒22は、逆容器形のキャップ
25の下部開口部に底126を取付けて構成されている
。底M26の外周部には若干高さの環状壁26aが形成
されており、該底蓋26はキャップ25に対して該環状
壁26aをキャップ25の下部内面に無理嵌めすること
によって固定されている。尚、底蓋26の環状壁26a
内径は、キャップ25の側周壁25bの内径より該環状
壁26aの壁厚さ分だけ小径となっており、該環状壁2
6aの内面が後述するように蒸気抜き通路21中の弁座
として作用するようになっている。底蓋26には外蓋1
3の穴15内に向けて開口する複数個の通口27が形成
されており、又キャップ25の側壁部分には外気に向け
て開口する複数個の蒸気放出口2gが形成されている。 そしてこの第1実施例の調圧装置Zでは、鍋蓋14の穴
16、下部側蒸気案内筒23の内部空所23a1その側
壁部分の通口24、外M13の穴I5、底126の通口
27、上部側蒸気案内筒22の内部空所22a1キヤツ
プ25の蒸気放出口28によって鍋容器12内と外気と
を連通せしめる一連の蒸気抜き通路21を構成するよう
になっている。 上部側蒸気案内筒22の内部空所22aは前記通路開閉
部材31を収容するための収容室となるものであり、該
内部空所22a内には該通路開閉部材31が上下動自在
に収容されている。この通路開閉部材31は、この第1
実施例では鍋容器■2内の圧力調整用の調圧弁として作
用するもので、比較的軽量(数グラム程度)のものが採
用されている。この通路開閉部材31は、縦向きの弁棒
32の上下方向中間部に弁部33を設けて構成されてい
る。弁棒32の上部32aはキャップ25の上板25a
を貫通して上方に突出されており、又該弁棒32の下部
32bは底蓋26及び下部側蒸気案内筒23の上板23
bを貫通して該下部側蒸気案内筒23の内部空所23a
内に臨ませている。 弁部33の外径は前記底蓋26の環状壁26aの内径よ
り僅かに小さい程度に形成されている。そして通路開閉
部材31は、上部側蒸気案内筒22の内部空所22a中
において下動位置にあるときには、その弁部33の外側
面が前記環状壁26aの内面にほぼ接触状態となって蒸
気抜き通路21を閉塞するように作用し、又鎖線31’
で示すように上方に押し上げられた位置では、弁部が鎖
線33′で示すように環状壁26a上端よりさらに上方
に位置して蒸気抜き通路21が開放される(弁部33′
の外側面とキャップ25の側壁内面との間に隙間ができ
る)ように作用する。尚、通路開閉部材31が下動位置
にあるとき、即ち、蒸気抜き通路21の閉塞状態におい
ても、弁部33と弁座となる環状壁26a内面との間に
は僅かな隙間が形成されており、調理作用時には鍋容器
12内で発生する蒸気が弁部33と環状壁26a間の僅
かな隙間を通って該弁部33上方の空所22a内に流入
するようになっている。 前記上部側蒸気案内筒22の内部空所22a内には、該
内部空所22a中の雰囲気温度がある一定温度(炊き上
がり温度)に達したときにその温度を検知して、前記通
路開閉部材31をして蒸気抜き通路開放作用と澤気抜き
通路閉塞作用との切換えを行なわしめる作用をする形状
記憶合金製の感温操作部材41が設けられている。この
第1実施例の調圧装置で使用される感温操作部材41は
、調理作用時における炊き上がり温度(約95℃)にマ
ルテンサイト変態点を存する形状記憶合金によってコイ
ルバネ状に形成したものであり、内部空所22a内にお
けるキャップ上板2’5 a下面と弁部33上面の間に
介設されている。又この感温操作部材41は、非調理時
或いは保温時等であって上部側蒸気案内筒22の内部空
所22a中の雰囲気温度が所定温度(例えば95℃)以
下のときには第1図に示すように伸長してそのバネ力で
もって通路開閉部材3Iを下方(通路閉塞方向)に押圧
するように作用し、これに対して調理作用時において鋼
容器12内で発生する高温蒸気が前記内部空所22a内
に流入して該内部空所22a内の雰囲気温度が所定温度
(例えば95℃)を超えると急激に縮小変形して通路開
閉部材31に対する押圧力を解除するように作用するも
のである。尚、この感温操作部材41は、その上端部分
を掛止片38でもってキャップ上板25a下面に固定さ
せている。 この第1実施例の調圧装置の作用を説明すると、調理用
ヒータ(図示省略)に通電して鋼容器12内の液体が沸
騰するまでは、上部側蒸気案内筒22の内部空所22a
中の雰囲気温度が所定温度(95℃)以下となっていて
、その内部空所22a内の感温操作部材41は伸長して
いゐ(第1図の状態)。 この状態では蒸気抜き通路21は通路開閉部材31によ
って閉塞されている。そして調理作用が進行して鋼容器
12内の液体が沸騰し始めると、鋼容器12内で発生し
た高温蒸気が、鋼容器12の穴”I6、下部側蒸気案内
筒23の内部空所23a1通口24、外fj13の穴1
5及び底蓋26の通口27を順次通って環状壁26a内
面と弁部33外側面の間の微小隙間を通って上部側蒸気
案内筒22の内部空所22a内に流入し、該内部空所2
2a中の雰囲気温度を上昇せしめるようになる。そして
該内部空所22a中の温度が、感温操作部材41が縮小
変形せしめられる変態点(95℃)に達すると、それを
感温操作部材41が検知して該感温操作部材41が縮小
する。すると通路開閉部材3Iは該感温操作部材41に
よる押圧力が解除されて内部空所22a内で上下方向に
フリー状態となり、鋼容器12内で発生する蒸気圧力に
よって上下動せしめられるようになる。そのとき、蒸気
抜き通路2」は断続的に開閉されて鋼容器12内の圧力
を所定の圧力に調整するように作用する。又そのとき、
通路開閉部材31の弁棒32の上端はキャップ25上面
より上側位置においてストロークHの範囲で上下動して
おり、それによって現在調理中であることを外部に表示
する作用がある。 調理作用が終了して調理ヒータから保温ヒータ4に通電
が切換わると、鋼容器12内での蒸気の発生が減少して
、該鋼容器12内の圧力が高くならなくなり、従って通
路開閉部材31は下動位置(通路閉塞位置)で静止して
蒸気抜き通路21が遮断されるようになる。すると上部
側蒸気案内筒22の内部空所22a内の温度は比較的短
時間のうちに感温操作部材41の変態点以下まで降下し
、それを該感温操作部材41が検知すると、該感温操作
部材41のバネ力が回復して伸長変形し、該感温操作部
材41によって通路開閉部材3Iを下方に押圧するよう
になる。このとき、通路開閉部材31の弁部33と底蓋
26との間に、例えば調理中に発生した糊状のオネバな
どが介在されて該弁部33と底蓋26との間に隙間が生
じている場合であっても、感温操作部材41の押圧力に
よって該オネバを押し潰して該隙間を確実に塞ぐことが
できるようになり、保温時における蒸気抜き通路21か
らの水分放出や熱損失を極力おさえることができるよう
になる。 尚、第1図において符号5は保温用の蓋ヒータ、6およ
び7はクッション部材、8は鍋M14を外M13の下側
に吊持ちするための頭つきピンである。 第3図ないし第24図に示す第2ないし第12の各実施
例では、第1図の調理鍋における調圧装置2部分のみを
図示している。又、第3図ないし第22図に示す第2な
いし第11実施例では感温操作部材41としてコイルバ
ネ状のものが採用されており、又その中で第3図ないし
第16図に示す第2ないし第8実施例で使用されている
感温操作部材41は前記第1実施例の場合と同様に蒸気
抜き通路21内の温度が該感温操作部材41の変態点ま
で高くなったときに縮小する性質を有し、これに対して
第17図ないし第22図に示す第9ないし第11実施例
で使用されている感温操作部材41は第1ないし第8実
施例の場合とは逆に蒸気抜き通路21内の温度が該感温
操作部材41の変態点まで高くなったときに伸長する性
質を育している。又第23図及び第24図に示す第12
実施例では感温操作部材41として板バネ状のものが採
用されている。 第3図及び第4図に示す第2実施例の調圧装置Zでは、
通路開閉部材31の上端に蒸気抜き通路21の上方を覆
蓋する蓋部材5Iを取付けており、保温時に該蓋部材5
1で蒸気抜き通路21上部を覆蓋することにより、調圧
装置部分に外気の影響を受けないようにするとともに、
蒸気抜き通路21内にゴミ等が侵入しないようにしてい
る。尚、該蓋部材5Iは、調理作用時には第4図に鎖線
図示する如く通路開閉部材31とともに上下動して蒸気
抜き通路21の上方を断続的に開閉するようになってい
る。尚、通路開閉部材31が蒸気抜き通路21を閉塞し
ている状態(第3図)において鍋容器゛内の蒸気圧が高
くなると、その鍋容器内の蒸気が通路開閉部材31の弁
部33とその弁座50との間に形成される僅かな隙間を
通って感温操作部材41が収容されている空所22a内
に流れ込むようになっている。又、この第2実施例では
、外蓋13と鍋M14との間においてしかも蒸気抜き通
路21の外側を囲うようにして環状の連間部材52が取
付けられている。この連間部材52の下端は鍋蓋】4の
上面に圧接せしめられていて、蒸気抜き通路21を通っ
て通口24から鍋蓋I4上面側に吹きこぼれるオネバが
鍋蓋14上面の広範囲の位置に拡がらないようにしてい
る。 第5図及び第6図に示す第3実施例では、蒸気抜き通路
21中に設けられた上下可動式の通路開閉部材31の上
部に、形状記憶合金製の惑星操作部材4■によって下方
に押圧されたり(第5図)或いは抑圧解除されたり(第
6図)する中間部材55を設置している。この中間部材
55は蒸気抜き通路21の上部にかぶせられた透明材か
らなるドーム状の蓋54に上下動自在に取付けられてい
る。 そしてこの第3実施例では、蒸気抜き通路21中の温度
が感温操作部材41の変態点(95℃)以下のとき(保
温時)には、第5図に示すように感温操作部材41が伸
長して中間部材55を介して通路開閉部材31を通路閉
塞方向に押し付け、これに対して該蒸気抜き通路21中
の温度が感温操作部材41の変態点を超えると、第6図
に示すように感温操作部材41が縮小変形して導路開閉
部材31への押圧力が解除され、該通路開閉部材31と
ともに中間部材55も上下動可能となる。この第3実施
例の調圧装置では、蒸気抜き通路21上部にかぶせられ
た蓋54は透明材で形成されているので、外部から該蓋
54を通して内部の通路開閉部材31の作動状態を見る
ことができる。 第7図及び第8図に示す第4実施例では、通路開閉部材
31として板状の弁部材が採用されていて、蒸気抜き通
路21の途中に枢動自在に枢着されている。この通路開
閉部材31は第3実施例と同様に感温操作部材41によ
って上下動操作される中間部材55によって閉塞或いは
閉塞解除されるようになっている。尚、この第4実施例
の調圧装置では、感温操作部材41はその上端を掛止片
38で蒸気抜き通路21側に固定し下端を掛止片39で
中間部材55側に固定して設けられていて、第8図に示
すように該感温操作部材41が縮小したときに中間部材
55が上方に引き上げられるようになっている。 第9図及び第10図に示す第5実施例では、感温操作部
材41によって上下動せしめられる中間部材55に下方
に延びるガイド捧56を形成して、そのガイド棒55の
外周部1こ逆円錐台形の通路開閉部材31を上下動自在
に遊嵌させている。そして感温操作部材41の伸長時(
第9図)には中間部材55の中間部に設けられた押板5
7で通路開閉部材31を蒸気狡き通路21中の弁座50
に押し付けるように作用し、これに対して感温操作部材
41の縮小時(第1O図)には中間部材55が上動せし
められて、通路開閉部材31がガイド棒56に沿って上
下動可能(弁座50を開閉する)となるように作用する
。 第11図及び第12図に示す第6実施例では、通路開閉
部材31は上部が閉塞され下部が開口された筒状壁58
の下端部に外向きのフランジ59を形成して構成されて
いる。この通路開閉部材31は、上部側蒸気案内筒22
の内部空所22a内からその筒状部58が上部側蒸気案
内筒22の上板22aの中央部に形成している挿通穴6
0を通して上方に出没し得るようにして設置されている
。 挿通穴60の口縁には適宜長さをもつ下向きの環状壁6
1が形成されている。通路開閉部材3I側の筒状部58
の外径と上部側蒸気案内筒22側の環状壁61の内径と
はほぼ同径に形成されていて、該筒状部58外面と環状
壁61内面との間がほぼ閉塞されるようになっている。 通路開閉部材31のフランジ59の外径は上部側蒸気案
内筒22の内径よりかなり小径に形成されている。上部
側蒸気案内筒22の上板22b下面と通路開閉部材31
のフランジ59上面との間には感温操作部材41が介設
されていて、該感温操作部材41の伸長時(第11図)
には通路開閉部材31が下動せしめられ、又感温操作部
材41の縮小時(第12図)には通路開閉部材31が上
動せしめられるようになっている。通路開閉部材31の
筒状部58の側壁部分には蒸気放出口28が形成されて
いる。この蒸気放出口28は、通路開閉部材31の下動
時(第11図)には上部側蒸気案内筒22の上面より下
方に位置して環状壁61によって閉塞せしめられ、又通
路開閉部材3Iの上動時(第12図)には該環状壁61
より上方、に位置して外気に向けて開放されるようにな
っている。尚、通路開閉部材31の下動時には、そのフ
ランジ59下面が下部側蒸気案内筒23の上板23b上
面に接触して、筒状部58内の空所(蒸気抜き通路の一
部となる)58aの下部開口が該下部側蒸気案内筒23
の上板22bによって閉塞されるようになり、単一の通
路開閉部材31でもって蒸気抜き通路21を二重に閉塞
するようになっている、この第6実施例の調圧装置では
、感温操作部材41が蒸気抜き通路21中における通路
開閉部材31による閉塞位置より上流位置に設置されて
おり、調理作用時の応答性が良好となるという作用が得
られる。 第13図及び第14図に示す第7実施例では、蒸気抜き
通路21は、下部側蒸気案内筒23、中間部蒸気案内筒
62及び上部側蒸気案内筒22とを上下方向に連結して
構成されている。通路開閉部材31は球弁を採用されて
いる。この通路開閉−部材31は下部側蒸気案内筒23
に設けた弁座50を開閉するようになっている。通路開
閉部材31の上部には感温操作部材41によって上下動
せしめられる中間部材55が設けられている。この中間
部材55の下部には中間部蒸気案内筒62内゛面に摺接
して該中間部蒸気案内筒62の側壁に設けている通口2
4を開閉する弁部材63が形成されている。弁部材63
には上下方向に貫通する通孔64が形成されていて、調
理作用時に発生する高温蒸気が通路開閉部材31と弁座
50との間の僅かな隙間を通りさらに該通孔64を通っ
て感温操作部材41を収容している弁部材上部室65内
に流入し得るようになっている。弁部材上部室85内に
は、弁部材63の上面と感温操作部材41の設置位置と
の間であって、中間部材55が上動時にその弁部材63
の上面に接触して該弁部材上部室65内に蒸気の侵入を
阻止する作用をする連間板66が設けられている。そし
てこの第7実施例の調圧装置では、感温操作部材41の
伸長時(第13図)には、中間部材55の弁部材63部
分で通路開閉部材3[が上下動するのを規制するととも
に該弁部材63で通口24.を閉塞するようになってい
る。又感温操作部材41の縮小時(第14図)には、中
間部材55が上方に引き上げられて通路開閉部材31へ
の規制が解除され、さらに通口24が開放されて鍋容器
内で発生する蒸気が通路開閉部材31と弁座50の間、
通口24、中間部蒸気案内筒62外側の空室67及び蒸
気放出口28を通って外気中へ、放出されるようになる
とともに、弁部材63の通孔64を連間板66で閉塞し
て上部室(感温操作部材41の収容室)65内へ蒸気が
侵入するのを阻止するようになっている。尚、形状記憶
合金製の感温操作部材41においては、加熱時の動作(
この実施例の場合は縮小動作)は比較的敏感に行なわれ
るが、冷却時の応答性がやや゛鈍いという問題がある。 そこでこの実施例の如く、調理終了時において該上部室
65内への蒸気の流入を阻止するようにしておけば、該
上部室65内の温度が早く低下するようになり、それに
よって感温操作部材4Iが伸長方向に動作を開始するま
での時間を短縮させることができるという作用が得られ
る。 第15図庚び第16図に示す第8実施例は、面記第5図
及び第6図に示す第3実施例の変形例を示しており、こ
の第8実施例では、調理作用が終了した後、感温操作部
材41によって引き上げられている中間部材55をでき
るだけ早く下動せしめるためのバイアススプリング68
が設けられている。即ち、感温操作部材41は調理作用
が終了して、該感温操作部材41を収容している空室6
5内の温度が感温操作部材41の変態点以下になったと
きでもしばらくの間は縮小状態を維持しているが、この
実施例の如く、中間部材55押下げ用のバイアススプリ
ング68を設けることにより、該中間部材55を調理作
用終了後比較的短時間のうちに引き下げることができる
ようになる。 第17図及び第18図に示す第9実施例では、蒸気抜き
通路21は、下部側蒸気案内筒23と、該下部側蒸気案
内筒23に固定された中間部蒸気案内筒62と、該中間
部蒸気案内筒62に対して上下動自在に設けられている
上部側蒸気案内筒22とで構成されている。通路開閉部
材31は球弁が採用されている。感温操作部材4Iはこ
の実施例では低温時に縮小し、高温時(変態点以上)に
伸長する性質を有している。そして非調理時(低温時)
には、第17図に示すように通路開閉部材31が上部側
蒸気案内筒22に設けた押圧杆69に押えられて該通路
開閉部材31と該上部側蒸気案内筒22の重量でもって
弁座50を閉塞するようになっており、これに対して調
理作用時には、第18図に示すように感温操作部材41
が伸長することによって上部側蒸気案内筒22が上方に
持ち上げられて通路開閉部材31への押圧力が解除され
るようになっている。 第19図及び第20図に示す第10実施例では、通路開
閉部材31は筒状に形成されていて、該通路開閉部材3
1の上部は、上部側蒸気案内筒22の上板22bに設け
た挿通穴60から上方に出没し得るように設けられてい
る。上部側蒸気案内筒22と下部側蒸気案内筒23との
間には弁座となる通ロア1を形成した中間板70が介設
されている。尚、この中間板70の中央部にはスチーム
弁72によって開閉される別の通073が設けられてい
る。通路開閉部材31は中間板70の上面側においてそ
の自重及び押下げスプリング74の押圧力によって弁座
となる通ロア1上部に圧接せしめられている。感温操作
部材41は通路開閉部材31内に収容されている。そし
て非調理時(第19図)には感温操作部材41が縮小し
ていて、通路開閉部材3Iが通ロア1を閉塞しており、
調理作用時(第20図)には感温操作部材41が伸長し
て通路開閉部材31を押下げずスプリング74に抗して
押し上げて通ロア【を開放仕しめる如く作用する。尚、
調理作用終了後において通路開閉部材31内の温度が低
下して感温操作部材41のバネ力が弱まると押下げスプ
リング74の作用より該通路開閉部材31を素早く押し
下げるようになる。 第21図及び第22図に示す第11実施例では、上部側
蒸気案内筒22の内面に上方に向って細くなる如く傾斜
させたテーパー面状の弁座50を形、成している。又該
上部側蒸気案内筒22内には板状の通路開閉部材31を
下方から押上げスプリング75によって前記弁座59に
押し付ける如くして収容させている。感温操作部材41
は上部側蒸気案内筒22内における通路開閉部材3Iよ
り上側位置に収容されている。そしてこの第11実施例
の調圧装置では、非調理時(第21図)には感温操作部
材41か縮小していて、通路開閉部材31は押上げスプ
リング75によって弁座5o閉塞方向に付勢されており
、これに対して調理作°用時(第22図)には感温操作
部材41が伸長して押上げスプリング75に抗して通路
開閉部材31を押下げて弁座50を開放させるように作
用する。 第23図及び第24図に示す第12実施例では、通路開
閉部材31は蒸気抜き通路21の上方を覆蓋し得る蓋状
のものが採用されていて、該通路開閉部材31は外蓋1
3の上面における蒸気抜き通路21の開口縁部にピン7
6で弧回動開閉自在に取付けられている。感温操作部材
41は板バネ状に形成されていて、該感温操作部材41
は通路開閉部材31の下面側であって蒸気抜き通路21
の上部開口縁部にその一端側をビス77で固定している
。この感温操作部材4【は低温状態でU形の形状を維持
しているが、変態点を超えると「<」形に変形するよう
になっている。そしてこの第12実施例の調圧装置では
、非調理時には第23図に示すように感温操作部材41
がU形の形状を維持していることにより、通路開閉部材
31が閉じられて蒸気抜き通路21を閉塞し、これに対
して調理作用時には第24図に示すように感温操作部材
4Iが「<」形に変形して通路開閉部材31を開いて該
蒸気抜き通路21を開放させる如く作用する。 尚、各図において説明を省略した部材で、他の図面と同
一符号を付しているものは相互に同じ作用をするもので
あり、他のいずれかの実施例の説明を援用する。 (発明の効果) 本発明の調理鍋は、蒸気抜き通路21中に、該蒸気抜き
通路21を開閉する通路開閉部材31を゛して調理作用
時における蒸気抜き通路21開放作用と非調理時におけ
る蒸気抜き通路21閉塞作用との切換kを行なわしめる
形状記憶合金製の感温操作部材41を設けているので、
調理作用時には通路開閉部材3Iをして蒸気抜き通路2
1を確実に開放せしめ、又非調理時(保温時)には該通
路開閉部材31をして蒸気抜き通路21を確実に閉塞せ
しめることができ、従って調理時における調圧作用を良
好(ム維持することができるとともに、非調理時におけ
る水分の放散や熱損失を極力おさえることができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第24図はそれぞれ本発明の実施例を示し
、第1図は第1実施例の調理鍋の一部縦断面図、第2図
は第1実施例における調圧装置の作動変化図、第3図は
第2実施例における調圧装置の縦断面図、第4図は第3
図の作動変化図、第5図は第3実施例における調圧装置
の縦断面図、第6図は第5図の作動変化図、第7図は第
4実施例における調圧装置の縦断面図、第8図は第7図
の作動変化図、第9図は第5実施例における調圧装置の
縦断面図、第1O図は第9図の作動変化図、第11図は
第6実施例における調圧装置の縦断面図、第12図は第
1I図の作動変化図、第13図は第7実施例における調
圧装置の縦断面図、第14図は第13図の作動変化図、
第15図は第8実施例における調圧装置の縦断面図、第
16図は第15図の作動変化図、第17図は第9実施例
における調圧装置の縦断面図、第18図は第17図の作
動変化図、第19図は第10実施例における調圧装置の
縦断面図、第20図は第19図の作動変化図、第21図
は第2実施例における調圧装置の縦断面図、第22図は
第21図の作動変化図、第23図は第12実施例におけ
る調圧装置の縦断面図、第24図は第23図の作動変化
図である。 1 ・・・・・調理鍋本体 2 ・・・・・蓋体 11・・・・・外容器 12・・・・・鍋容器 13・・・・・外蓋 I4・・・・・鍋蓋 21・・・・・蒸気抜き通路 31・・・・・通路開閉部材 41・・・・・感温操作部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、鍋容器(12)と、該鍋容器(12)の上部を蓋す
    る蓋体(2)とを備えた調理鍋であって、前記蓋体(2
    )には前記鍋容器(12)内と外気とを連通せしめる蒸
    気抜き通路(21)と該蒸気抜き通路(21)を開閉す
    る通路開閉部材(31)を設けるとともに、前記蒸気抜
    き通路(21)中には、調理作用時の温度と非調理時の
    温度との差にしたがって変形して前記通路開閉部材(3
    1)をして調理作用時における蒸気抜き通路開放作用と
    非調理時における蒸気抜き通路閉塞作用との切換えを行
    なわしめる形状記憶合金製の感温操作部材(41)を設
    けたことを特徴とする調理鍋。
JP25473784A 1984-11-30 1984-11-30 調理鍋 Pending JPS61131712A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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