JPS6113158Y2 - - Google Patents

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JPS6113158Y2
JPS6113158Y2 JP1981171932U JP17193281U JPS6113158Y2 JP S6113158 Y2 JPS6113158 Y2 JP S6113158Y2 JP 1981171932 U JP1981171932 U JP 1981171932U JP 17193281 U JP17193281 U JP 17193281U JP S6113158 Y2 JPS6113158 Y2 JP S6113158Y2
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JP
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jet
solder
opening
soldering
molten solder
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JP1981171932U
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JPS5876375U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、噴流式はんだ付装置に関するもので
ある。
考案の技術的背景およびその問題点 一般的に、溶融はんだを収納する槽体に、溶融
はんだを加圧するポンプ装置と、このポンプ装置
によつて圧送された溶融はんだを噴流するノズル
体とを設けてなる噴流式はんだ付け装置はよく知
られている。
そして、ノズル体から噴流した噴流はんだは、
噴流口において、被はんだ付け物が搬送されて来
る側と、搬送されて行く側とに分流し、搬送され
て行く側に分流した噴流はんだが噴流口の開口縁
から下方に落下しようとする波形によつて、被は
んだ付け物と噴流はんだとの間の相対的移動速
度、被はんだ付け物が噴流はんだから離脱する速
度および角度が微妙に変化し、これが、はんだ付
け性能に微妙に影響しているが、従来の噴流式は
んだ付け装置では、被はんだ付け物が搬送されて
行く側に分流した噴流はんだが落下する際の波形
を変化させる有効な手段がなく、上記相対的移動
速度や被はんだ付け物が噴流はんだから離脱する
速度および角度を、被はんだ付け物などに応じて
最適に調整することができなかつた。
考案の目的 本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、被はんだ付け物と噴流はんだとの間の相対的
移動速度や被はんだ付け物が噴流はんだから離脱
する速度および角度を、被はんだ付け物などに応
じて最適に調整できる簡易な手段を提供しようと
するものである。
考案の構成 本考案の噴流式はんだ付け装置は、溶融はんだ
を収納する槽体に、溶融はんだ加圧するポンプ装
置と、このポンプ装置によつて圧送された溶融は
んだを噴流するノズル体とを設け、このノズル体
の噴流口における被はんだ付け物が噴流はんだか
ら離脱する側の開口縁に沿つて噴流はんだの落し
穴を設け、この落し穴に開度調節体を設けたこと
を特徴とする構成のものである。
考案の実施例 以下、本考案を図面に示す実施例を参照して詳
細に説明する。
第1図ないし第3図に図示するように、溶融は
んだを収納した槽体1の中間部に水平方向の仕切
壁2を設けるとともに、槽体1の上部に、上記仕
切壁2との間に流通間隙3をおいて垂直方向の仕
切板4を設け、槽体1の下部にヒータ室5を形成
するとともに、槽体1の上部に仕切板4によつて
ポンプ室6およびノズル室7を区画形成する。そ
して、上記ヒータ室5の下部にヒータ8を設け
る。
また、第3図に図示するように、上記ポンプ室
6の下部の仕切壁2に開口部9を設け、この開口
部9に対しポンプ装置10を設ける。このポンプ
装置10は、開口部9に臨ませて回転翼11を軸
12で軸架し、この軸12を、上記槽体1の一側
部に設けた電動機13に連動機構14を介して連
結する。
さらに、上記ノズル7の下部の仕切壁2に開口
部15を設け、この開口部15上にノズル体16
を取付け、このノズル体16の上面部に細長状の
噴流口17を形成する。
この噴流口17は、第4図に図示するように、
被はんだ付け物たとえばプリント配線基板および
これに挿入された回路部品のリード線が搬送され
て来る側の開口縁20と、被はんだ付け物が搬送
されて行く側すなわち被はんだ付け物が噴流はん
だから離脱する側の開口縁21とに、受け板部2
2,23をそれぞれ一体的に設けてなる。24は
プリント配線基板の移動軌跡、25は回路部品の
リード線の下端部の移動軌跡である。ともに上昇
傾斜の移動軌跡である。
また第4図および第5図に図示するように、被
はんだ付け物が噴流はんだから離脱する側の開口
縁21の受け板部23に、開口縁21に沿つて長
尺状に形成された拡流体28を板部材29を介し
て設ける。
この拡流体28は、ノズル体16の噴流口17
から流出した噴流はんだの流れを水平方向に拡大
するものであつて、第4図において取付け基部3
0の左右方向に穿設された長穴31を介しボルト
32およびナツト33により受け板部23に固定
され、必要に応じボルト32を緩めてこの拡流体
28を長穴31に沿つて移動調節できるようにな
つている。
またこの拡流体28は、上記取付け基部30か
ら傾斜上昇部34を介し水平部35さらには傾斜
下降部36を折曲形成し、さらに傾斜下降部36
の両端部に上面から見てコ字形状の枠板部37を
一体的に固着し、傾斜下降部36と枠板部37と
の間に噴流はんだの落し穴38を設けてなるもの
である。この落し穴38は拡流体28に形成され
たものであるから、拡流体28と同様に、被はん
だ付け物が噴流はんだから離脱する側の開口縁2
1に沿つて設けられている。
また上記枠板部37の内側面に上下動調節板4
1を、これに穿設した上下方向の長穴42に挿通
したボルト43およびそれに螺合するナツト44
により、上下動可能に固定する。この上下動調節
板41の下端部には径大の丸棒状の鋼体からなる
開度調節体45が一体的に固着され、この開度調
節体45により落し穴38の下端開口38aを閉
塞または開口するようにする。落し穴38を開口
する度合は、上下動調節板41の上下位置によつ
て決まり、上下動調節板41を上方に移動するほ
ど、開度調節体45と傾斜下降部36との間の間
隙面積が拡大る。46は上下動調節板41の操作
用把持部である。
また枠板部37の外側面に上下動調節枠板47
を、これに穿設した上下方向の長穴48に挿通し
たボルト49およびそれに螺合するナツト50に
より、上下動可能に固定し、この上下動調節枠板
47により、枠板部37を越流する噴流はんだの
流量を調節したり、槽体1の外部に噴流はんだが
流出するのを規制する。
次に作用を説明する。
はんだ付け作業に際し、槽体1内に溶融はんだ
をノズル体16の噴流口17の少し下方まで装填
し、ヒータ8で加熱しつつ電動機13によつて回
転翼11を回転する。これによつて、溶融はんだ
は、ヒータ室5から仕切壁2の開口部15を経て
ノズル体16内に入り、噴流口17から噴流す
る。噴流したはんだは、ノズル体16の周囲下方
に落下してノズル室7内に入り、仕切板4の下部
に設けられた流通間隙3からポンプ室6に入り、
さらに開口部9からヒータ室5内に入つて循環す
る。
噴流口17の一方の開口縁21側に流出した噴
流はんだは、水平部35の上面を越流して下降傾
斜部36に沿つて流れようとするが、開度調節体
45が落し穴38を完全に閉じているときは、波
形S1で図示されるように、枠板部37の上端を越
え、上下動調節枠体47内を落下して、槽体1内
に戻る。
また上下動調節板41により開度調節体45を
引上げて固定すると、噴流はんだは波形S2で図示
されるように、枠板部37を越えることなく、下
降傾斜部36と開度調節体45との間に生じた間
隔を通つて槽体1内に戻る。
したがつて、移動軌跡24で図示されるよう
に、プリント配線基板はやや上昇傾斜状に搬送さ
れ、これにともなつて回路部品のリード線も下端
部が移動軌跡25で図示されるように、やや上昇
傾斜状に搬送されるが、波形S1の場合は、リード
線が噴流はんだから上方に離脱する速度が比較的
遅く、離脱する瞬間のリード線の搬送方向とはん
だ面との角度が比較的小さく、また波形S2の場合
は、リード線が噴流はんだから上方に離脱する速
度が比較的速く、離脱する瞬間のリード線の搬送
方向とはんだ面との角度が比較的大きく、また波
形S1のはんだ流に比べ波形S2のはんだ流は、下方
へのベクトル成分が大きく、その分だけリード線
の移動方向へのベクトル成分が小さく、リード線
との間の相対的移動速度は小さくなる。
考案の効果 本考案によれば、ノズル体の噴流口における被
はんだ付け物が噴流はんだから離脱する側の開口
縁に沿つて噴流はんだの落し穴を設け、この落し
穴に開度調節体を設けたから、この開度調節体の
開閉調節によつて、噴流はんだの落下波形を変え
ることができ、これによつて、被はんだ付け物と
噴流はんだとの間の相対的移動速度、被はんだ付
け物が噴流はんだから離脱する速度および角度
を、被はんだ付け物などに応じて最適に調整する
ことができる。特に、深みのある落し穴の下部に
開度調節体を設けることにより、落し穴内に溶融
はんだが貯溜された状態になるから、この落し穴
の下部の開度調節体を調節することによつて、離
脱側噴流はんだの流速の調整が容易に可能であ
る。またその構造も簡易なものであり、容易に設
けられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の噴流式はんだ付け装置の一実
施例を示す平面図、第2図は第1図の−線断
面図、第3図は第1図の−線断面図、第4図
は要部の断面図、第5図は要部の平面図である。 1……槽体、10……ポンプ装置、16……ノ
ズル体、17……噴流口、21……開口縁、38
……落し穴、45……開度調節体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶融はんだを収納する槽体に、溶融はんだを加
    圧するポンプ装置と、このポンプ装置された溶融
    はんだを噴流するノズル体とを設け、このノズル
    体の噴流口における被はんだ付け物が噴流はんだ
    から離脱する側の開口縁に沿つて深みのある落し
    穴を設け、この落し穴の下部に開度調節体を設け
    たことを特徴とする噴流式はんだ付け装置。
JP17193281U 1981-11-18 1981-11-18 噴流式はんだ付け装置 Granted JPS5876375U (ja)

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JP17193281U JPS5876375U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 噴流式はんだ付け装置

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JP17193281U JPS5876375U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 噴流式はんだ付け装置

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Publication Number Publication Date
JPS5876375U JPS5876375U (ja) 1983-05-23
JPS6113158Y2 true JPS6113158Y2 (ja) 1986-04-23

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JP17193281U Granted JPS5876375U (ja) 1981-11-18 1981-11-18 噴流式はんだ付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2509948B2 (ja) * 1987-08-31 1996-06-26 株式会社タムラ製作所 噴流式はんだ付け装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5368148A (en) * 1976-11-30 1978-06-17 Nec Home Electronics Ltd De-emphasis circuit
JPS5517668B2 (ja) * 1974-09-25 1980-05-13

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JPS5517668U (ja) * 1978-07-21 1980-02-04
JPS5695129U (ja) * 1979-12-20 1981-07-28

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