JPS61131388A - 発熱金属平板 - Google Patents

発熱金属平板

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Publication number
JPS61131388A
JPS61131388A JP25337984A JP25337984A JPS61131388A JP S61131388 A JPS61131388 A JP S61131388A JP 25337984 A JP25337984 A JP 25337984A JP 25337984 A JP25337984 A JP 25337984A JP S61131388 A JPS61131388 A JP S61131388A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
heat
plate body
induction coil
alternating current
Prior art date
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Pending
Application number
JP25337984A
Other languages
English (en)
Inventor
良夫 北野
幸三 岡本
堀江 行雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuden Co Ltd Kyoto
Original Assignee
Tokuden Co Ltd Kyoto
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokuden Co Ltd Kyoto filed Critical Tokuden Co Ltd Kyoto
Priority to JP25337984A priority Critical patent/JPS61131388A/ja
Publication of JPS61131388A publication Critical patent/JPS61131388A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は発熱金属平板に関する。
(従来の技術) 熱プレス加工、プラスチックフィルムの加熱などに、加
熱された金属平板が使用されている。すなわち前記金属
平板の1枚または複数枚を使用し。
その金属平板の間に、熱処理を必要とする負荷をはさみ
込んでおいてから、所要時間にわたって加熱、加圧して
熱処理をするなり、あるいは前記金属平板の表面にプラ
スチックを接触させながら連続して一定方向に走行させ
、その過程で加熱処理したりすることがある。
ところで従来のこの種金属平板は、平板本体の肉厚部内
に多数の細孔を加工するなどして形成し。
その内部に抵抗発熱体を挿入して構成するのを普通とし
ていた。これによれば抵抗発熱体に通電することにより
これを発熱させると、これからの熱は前記細孔の内面に
直接にまたは抵抗発熱体の周囲の空隙を介して平板本体
に伝導され、これによって平板本体が加熱されるように
なる。
ところでこのような発熱伝導機構では、抵抗発熱体を平
板本体の細孔に挿入する必要があるところから、抵抗発
熱体の外径よりも細孔の内径を大きく形成しておかなけ
ればならない、しかしこのように構成すると、両者間に
はどうしても空隙が存在するようになるから、この空隙
によって必然的に熱抵抗が太き(なる、特に長尺の平板
本体の場合は細孔の加工精度の点からこれと抵抗発熱体
との寸法差をあまり小さくすることができず、それだけ
前記熱抵抗が大きくなってしまうことがある。
このような大きな熱抵抗の存在は、平板本体の温度制御
性なり追従性を損ねる原因となるし、また抵抗発熱体を
過熱状態にしやすくなり、これが抵抗発熱体を短寿命化
してしまう原因ともなる。
更に平板本体の細孔内に設置されてある抵抗発熱体の発
熱量はその定格によって予め決定されており、したがっ
てこれによる平板本体内の発熱分布も予め決定されてし
まっている。このため平板本体に熱的な負荷が与えられ
ていない無負荷時には、平板本体の表面の温度分布が比
較的良好であったとしても、平板本体の表面の一部に熱
的な負荷がかかるとその部分のみの温度が降下するので
、これによって負荷に対する均一な熱処理が不可能とな
るといった欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) この発明は平板本体を効率よく、かつ均一な温度分布と
なるように加熱することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は平板本体の裏面に電磁誘導コイルを設置し、
これによって平板本体内に電流を誘導させてこの電流に
よるジュール熱より平板本体を発熱させるとともに、平
板本体内に気液二相の熱媒体を減圧封入したジャケット
室を設け、前記熱媒体の潜熱の授受によって平板本体の
温度を全面にわたって常に均一となるようにしたことを
特徴とする。
(作用) 電磁誘導コイルに交流電流を供給すると、これに基づい
て発生する交番磁束が平板本体内を通るので、平板本体
には電流が誘起される。この誘起電流により平板本体は
発熱するようになる。この発熱機構によれば従来のよう
な抵抗発熱体による場合のように熱伝導によるものでは
ないから、空隙の存在にともなう熱抵抗は何等ない、し
たがってこの種平板本体を効率よく発熱させることがで
きるようになる。
また前記のように平板本体が発熱することによってジャ
ケット室内の熱媒体が加熱されて気化する。そしてその
蒸気は周囲のなお低温の状態にある部分に向かって流れ
ていき、そこで凝縮するとその部分に潜熱を与えて昇温
させる。これによって平板本体は全面にわたって均一な
温度分布を呈するようになる。
(実施例) この発明の実施例を図によって説明する。第1図乃至第
3図に第1の実施例を示す、同図において1は平板本体
で、たとえば炭素鋼などによって構成されてある。2は
電磁誘導発熱機構で、この例では筒状の鉄心(たとえば
巻鉄心)3と、その周囲に巻装されてある誘導コイル4
と、前記誘導コイル4の外側および下側に配置されてあ
るヨ−り鉄心5.6とから主として構成されてある。
図の構成から容易に理解できるように、鉄心3の軸心し
たがって誘導コイル4の軸心は、平板本体1の厚さ方向
に沿うようにしである。また後記するような交番磁束に
基づいて発生する電流がヨーク鉄心5,6に流れないよ
うにするため、各鉄心5,6にスリット7.8を形成し
ておく、なお鉄ら13にも同様なスリットが形成されて
あることは言うまでもない。
この発明では更に平板本体1の肉厚部内に、ジャケット
室9を設ける。図のジャケット室9は互いに並行する複
数の細孔10からなり、しかも各細孔10の両端は細孔
11によって連通され工ある。そしてこのジャケット室
9の内部には、気液2相の熱媒体12がたとえば減圧さ
れて封入されてある。
以上の構成において、誘導コイル4に交流電流を供給す
ると、これによって交番磁束が発生し、これが鉄心3.
平板本体1.ヨーク鉄心5,6゜鉄心3に至る磁路を経
由して通るようになる。この交番磁束によって平板本体
1には、誘導コイル4と同心状に電流が誘起される。こ
の電流により平板本体1にジュール熱が発生し、これに
よって平板本体1が発熱するようになる。
更に前記したジュール熱によってジャケット室9を構成
している細孔10.11内の熱媒体12が加熱されるの
で、この熱媒体12が気化する。
気化によって発生した蒸気はジャケット室9内の低温部
(主に上方内周面)に向かって流れ、その低温部に触れ
て凝縮する。そのとき潜熱を放出してその部分を昇温さ
せる。凝縮した熱媒体は再び液相部に戻る。以下これを
繰り返す。
ジャケット室9の各細孔は互いに連通しているので、熱
媒体の蒸気は平板本体1のほぼ全域にわたって流れるこ
とが可能であるから、その全域においてほぼ均一な温度
分布を呈するようになるととも−に、昇温時、無負荷時
、及び負荷時の何れの場合でも、この温度の均一化が維
持されるようになる。
なお図の実施例では誘導コイル4は1箇であるが、これ
が複数筒であってもよいこともちろんである。
第4図乃至第6図に第2の実施例を示す。この実施例は
、第1の実施例におけるヨーク鉄心5に代えて、平板本
体1の底部周縁を下方に延長して構成した延長部IAを
ヨーク鉄心として使用するように構成しである。このよ
うに構成すると、平板本体1の底面に、円形状のクボミ
13が形成されるようになる。このクボミ13の内部に
誘導コイル4.鉄心3,6が収納される。
この構成ではその発熱動作並びに熱媒体の気化。
蒸発作用は第1の実施例と同じであるが、延長部IAの
機械的強度を活かしてこれが支持体としての役目を果す
。したがって平板本体1の表面に大きな圧力が作用する
ような高圧プレス用として有効に使用できる。
なおこの実施例ではクボミ、誘導コイルを1箇としてい
るが、これが複数であってもよい。
第7図乃至第8図に第3の実施例を示す。これは第2の
実施例の構成において、鉄心3に代えて、平板本体1の
底面中央を下方に延長して構成した延長部IBを鉄心と
して使用するように構成しである。このように構成する
と、平板本体1の底面に、環状のクボミ14が形成され
るようになる。
このクボミ14の内部に誘導コイル4が収納される。
この構成ではその発熱動作並びに熱媒体の気化。
蒸発作用は第1、第2の各実施例と同じであるが。
第2の実施例と同じく高圧プレス用として好適であると
ともに、巻鉄心のような鉄心が省略できるので、それだ
け構成が簡単となるし、また製作費も低置となる。
なおこの実施例においてもクボミ、誘導コイルを1箇と
しているが、他の実施例と同様にこれが複数であっても
よい。
(発明の効果) 以上詳述したようにこの発明によれば、発熱させようと
する平板本体を誘導発熱機構によって誘起する電流によ
って発熱させるようにしているので、従来のような抵抗
発熱体による発熱機構に比較して熱抵抗を減少させるこ
とができるとともに、気液二相の熱媒体を封入したジャ
ケット室を前記平板本体の肉厚部内に設けたので、この
熱媒体の潜熱によって前記平板本体をその全域にわたっ
てほぼ均一な温度に維持することができるようになると
いった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例を示す、一部を切り開
いた平面図、第2図は同断面図、第3図は開底面図、第
4図は第2の実施例を示す、一部を切り開いた平面図、
第5図は同断面図、第6図は同底面図、第7図は第3の
実施例を示す断面図、第8図は同底面図である。 1・・・平板本体、LA、IB・・・延長部、2・・・
電磁誘導発熱機構、4・・・電磁誘導コイル、5,6・
・・ヨーク鉄心、9・・・ジャケット室、10・・・細
孔、12・・・熱媒体、 A’)、A− 旧

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)平板本体の裏面に、誘導コイルを備えた電磁誘導
    発熱機構を設置し、前記誘導コイルに交番電流を供給す
    ることによって発生する交番磁束に基づく交流電流によ
    って前記平板本体を発熱せしめるとともに、前記平板本
    体の肉厚部内に、前記平板本体の発熱によって加熱され
    る気液二相の熱媒体を封入した、互いに連通されてある
    複数の細孔からなるジャケット室を設置し、前記熱媒体
    の潜熱によって前記平板本体の温度を均温化してなる発
    熱金属平板。
  2. (2)平板本体の裏面に、誘導コイルならびに前記平板
    本体の底面の周縁を下方に延長して構成されたヨーク鉄
    心を備えた電磁誘導発熱機構を設置し、前記誘導コイル
    に交番電流を供給することによって発生する交番磁束に
    基づく交流電流によって前記平板本体を発熱せしめると
    ともに、前記平板本体の肉厚部内に、前記平板本体の発
    熱によって加熱される気液二相の熱媒体を封入した、互
    いに連通されてある複数の細孔からなるジャケット室を
    設置し、前記熱媒体の潜熱によって前記平板本体の温度
    を均温化してなる発熱金属平板。
  3. (3)平板本体の裏面に、誘導コイルならびに前記平板
    本体の底面の中央を下方に延長して構成され、その周囲
    に前記誘導コイルが巻装される延長部を備えた電磁誘導
    発熱機構を設置し、前記誘導コイルに交番電流を供給す
    ることによって発生する交番磁束に基づく交流電流によ
    って前記平板本体を発熱せしめるとともに、前記平板本
    体の肉厚部内に、前記平板本体の発熱によって加熱され
    る気液二相の熱媒体を封入した、互いに連通されてある
    複数の細孔からなるジャケット室を設置し、前記熱媒体
    の潜熱によって前記平板本体の温度を均温化してなる発
    熱金属平板。
JP25337984A 1984-11-29 1984-11-29 発熱金属平板 Pending JPS61131388A (ja)

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