JPS61130960A - 電子写真用二成分系現像剤 - Google Patents

電子写真用二成分系現像剤

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JPS61130960A
JPS61130960A JP59251654A JP25165484A JPS61130960A JP S61130960 A JPS61130960 A JP S61130960A JP 59251654 A JP59251654 A JP 59251654A JP 25165484 A JP25165484 A JP 25165484A JP S61130960 A JPS61130960 A JP S61130960A
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淳子 岡田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子写真用二成分系現像剤に関するもので、
より詳細にはフッ素系化合物で被覆されたフェライトキ
ャリヤを含み、耐湿性及び耐刷性に優れた二成分系現像
剤に関する。
従来の技術及び発明の技術的課題 商業的な電子写真法では、静電潜像の現像に、所謂二成
分系磁性現像剤が広く使用されている。
この二成分系現像剤は、鉄粉或いはフェライト等の磁性
キャリヤ粒子と樹脂中に着色剤を分散し造粒した顕電性
トナーとから成っておシ、これらを混合することによシ
トナー帯電を行うと共K、両成分の磁気ブラシを形成さ
せ、この磁気ブラフを静電像を有する感光層と摺擦させ
て画像形成を行なう。
従来のキ、Yリヤ、%にフェライトキャリヤにあ゛って
は、その表面に水を吸着し易く、高湿度条件下において
はその表面水分子層による漏洩電流が大きくなシ、その
結果としてトナー帯電量の減少や、現像剤電気抵抗の低
下によシ靜電潜像が破壊されるという現像を生じる欠点
があった。また、これらのキャリヤは表面が硬くまた鋭
利な角を有するものがあったシして、大量コピー中に機
械的衝撃時によシスペントトナーが発生したり、或いは
カブリを発生するという欠点がある。
これらの欠点を解消するため、キャリヤの表面をスチレ
ン系樹脂、アクリル゛系樹脂或いは7ノ素系樹脂等で被
覆することが従来提案されているが。
これらの被覆技術はキャリヤの吸湿傾向を防止するには
成功しているとしても、キャリヤの電気抵抗が高くな)
すぎるために、低電位の静電像に対して高濃度の画像を
形成し得ないという欠点を生ずる。
発明の骨子及び目的 本発明者等は、キャリヤ粒子を樹脂で被覆するという従
来の考えとは全く別に、フェライトキャリヤの表面をノ
4−フルオロアルキルリン酸エステルで被覆すると、被
覆キャリヤの電気抵抗を広い湿度範囲内でほぼ一定に保
ち得ることを見出すに至った。
即ち、本発明の目的は、前述した欠点が解消された電子
写真用二成分系磁性現像剤を提供するにある@ 本発明の他の目的は、特定の低分子フッ素化合物で被覆
されたフェライトキャリヤを含有する二成分系現像剤を
提供するにある。
本発明の更に他の目的は、湿度の変化にもかかわらず電
気抵抗がほぼ一定に維持され、更に連続多数枚複写時に
もスペントトナーの発生やカプリの発生が有効に防止さ
れた二成分系現像剤を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、アモルファスシリコン感光体
のように、低電位の静電像を有する感光体の現像に特に
適した二成分系磁性現像剤を提供するにある。
発明の構成 本発明によれば、磁性キャリヤと顕電性トナーとから成
る電子写真用二成分系現像剤において、前記磁性キャリ
ヤかパーフルオロアルキルリン酸エステルで被覆された
フェライト粒子から成ることを特徴とする二成分系現像
剤が提供される。
明の特徴及び作用効果 本発明は、磁性キャリヤの表面を、特定の低分子フッX
化合物、即ちノ々−フルオロアルキルリン酸エステルで
被覆処理する点に特徴を有するもの   ′である。し
かして、本発明によれば、このノ臂−フルオロアルキル
リン酸エステルで被覆処理されたフェライトキャリヤを
用いることによシキャリャの電気抵抗の湿度依存性を解
消するように改善し、更にトナーの帯電極性を負極性に
保持させると共に、多数枚複写時にシけるスペントトナ
ーの発生やカプリの発生をも有効に防止できる。
添付図面第1図及び第2図はフェライトキャリヤの体積
固有抵抗の湿度依存性を示す線図であシ、第1図は高抵
抗フェライトキャリヤについてのもの、第2図は低抵抗
フェライトキャリヤについての実験結果で69、これら
第1及び2図において、白丸鎖線は未処理フェライトの
値及び白丸実線は本発明による被覆処理フェライトの値
を夫々示す。
これらの結果によると、フェライトキャリヤの湿度依存
性は極めて大きく、湿度40%の場合に比して、湿度8
0%では体積抵抗が数十分の−乃至数回分の−に低下し
、特にこの低下傾向は高抵抗キャリヤ□程大きいことが
わかる。これに対して、本発明に従いパーフルオロアル
キルリン酸エステルで被覆処理を行ったフェライトキャ
リヤでは、未処理のフェライトキャリヤに比して体積抵
抗が幾分増加するが、湿度依存性は殆んどないか或いは
著しく小さくなっていることがわかる。
本発明に用いるパーフルオロアルキルリン酸エステルは
、下記式 %式%(1) 式中、Bはノ4−フルオロアルキル基であるで表わされ
る化合物である。この化学構造から、このものは極性基
(リン酸エステル基)と無極性基(・ターフルオロアル
キル基)とを備えたアニオン界面活性剤としての作用を
有することが明らかであろ5゜この特性の故に、この化
合物はリン酸エステル基によりフェライトキャリヤ表面
に強く結合し、しかもフェライトキャリヤ表面は、抗水
性及び潤滑性に優れたツク−フルオロアルキル基で覆わ
れる微細被覆構造をとるものと思われる。これが、本発
明のキャリヤが湿度依存性が少なく、且つ耐刷性に優れ
ている理由である。
一般に、キャリヤとトナーとの帯電は両者間のイオン移
動によって生ずるものと認められる。また、キャリヤの
誘電率がトナーの誘電率よシも犬であシ、移動し易いイ
オンが誘電率の高い方にひきつけられて帯電が行われる
ものと推定される。
本発明のキャリヤにおいては、表面がアニオン性の活性
剤で被覆されておシ、可動性の正イオンがキャリヤ表面
にひきつけられることにより、トナー粒子の負帯電が有
効にしかも確実に行われるものと認められる。
遇」1λ吐Jam 本発明をその好適態様について以下に詳細に説明する。
磁性キャリヤ 本発明においては、先ず、種々の磁性キャリヤの内でも
フェライトキャリヤを使用する。フェライトキャリヤは
、通常の鉄粉キャリヤに比して、比重が小さくしかも飽
和磁束密度も小さいため、形成される穂が柔かく、その
結果として現像に際して、現像用スリーブ乃至はスリー
ブ内磁石の回転に要するトルクが小さいという利点を有
することが知られている。
更に、フェライトキャリヤを用いると、現像剤磁気ブラ
シの電気特性が比較的安定しておシ、しかもスペント・
トナーの発生が少ないという利点がもたらされる。
フェライトキャリヤとしては、その形状が実質上球状で
あシ、そのメソアン粒径が一般に35乃至150μm、
特に40乃至120μmの範囲にあるものが好適である
。フェライトの組成は公知のものでアシ、一般にソフト
7エライトと呼ばれるもの、例えばこれに限定されるも
のでないが、Zn系フェライト、Nl系フェライト、C
u系フェライト、Mn系フェライト、 Mn−Zn系フ
ェライト、Mn−Mg系フェライト+ Cu−Zn 系
フェライト、Ni−Zn系フェライト、Mn−Cu−Z
n系フェライト等が挙げられる。
好適なフェライトは、原子重量%で、F@35乃至65
チ、Cu 5乃至15es、Zn5乃至15チ及びMn
O乃至0.5チから成るCu−Zn系又はCu −Z 
n −Mn系フェライトである。
これらのフェライトは、一般に0.5乃至7μmの微細
な一次粒径を有しておシ、これを噴霧造粒等の手段で、
はぼ球状粒子に造粒し、次いで焼成等の手段で焼結する
フェライトキャリヤの電気抵抗は、高抵抗のものでも、
低抵抗のものでもよく、一般に体積抵抗が6×10 乃
至2×100・鐸、特に2.5X10乃至1.5X10
Ω・謂のものが使用される。尚本発明において、体積抵
抗値は後述するようなセルを用いて測定した値である。
本発明は全てのフェライトキャリヤに適用し得るが、本
発明による処理が特に適したフェライトキャリヤとして
、表面に一次粒子に基づく凹凸を有する球状焼結フェラ
イト粒子を用いることが望ましい。
第3図は、本発明に好適に用いる球状焼結フェライト粒
子の走査型電子顕微鏡写真であフ、第4図は通常の焼結
フェライト粒子、即ち表面が滑らかな焼結フェライト粒
子の走査型電子顕微鏡写真である。これらの写真の比較
から、本発明に好適に用いる焼結フェライト粒子は、該
粒子表面の一次粒子がその外形を未だ保持していること
による微細な凹凸を表面に有することが明白であろう。
この焼結フェライト粒子は、一般に30乃至50μm、
特に40乃至45μmのメツアン径(!量が50重量%
に対応する径)を有するが、前述した凹凸を表面に有す
ることに関係してその見掛密度(JIS Z−2504
−1966)は、2.6.97ec未満、特に2.30
乃至2.501 /ccの範囲内にある。
しかして、本発明の好適態様によれば、球状でしかも表
面に微細凹凸のある焼結フェライト粒子を用いることに
よシ、トナーの帯電極性を一定に維持し、しかも被覆処
理により水分の吸着傾向をも防止し得る。
処理 本発明によれば、上述したフェライトキャリヤをΔ−フ
ルオロアルキルリン酸エステルで表面被覆処理する。
パーフルオロアルキルリン酸エステルには、前述した一
般式(1)のモノエステルの他に、ノエステル、トリエ
ステルが存在する。これらのエステル類は全て本発明の
目的に使用し得るが、前記一般式(1)のモノエステル
を用いることが最も望ましい。
即ち、キャリヤ上のノ々−フルオロアルキレン連鎖は、
アニオン性活性基とは逆にトナー粒子を正に帯電する傾
向があるが、モノエステルを使用することによプ、かか
る傾向が有効に防止される。
パーフルオロアルキル基の炭素数は一般に4乃至25、
特に6乃至22の範囲にあることが望ましく、この炭素
数が上記範囲よシも少ない場合には、耐湿性等が不満足
なものとなシ、また上記範囲よプも多い場合にはトナー
の帯電性に不都合が生じ易い。
磁性キャリヤに対するノ4−フルオロアルキルリン酸エ
ステルの被覆量は、所謂単分子膜のような薄い被膜であ
っても、十分な耐湿性と耐刷性とが得られるが、商業的
な用途においては、効果の安定性及び経済性等を考慮し
て、キャリヤ100重量部当シ一般に0.1乃至10重
量部、最も好適には1乃至5重量部の量で被覆を行うの
がよい−キャリャの被覆を行うには、このフッ素化合物
を9、例えばアセトン等の極性有機溶媒に浴解し、フェ
ライトキャリヤを溶液中に浸漬し、十分攪拌した後乾燥
等の手段で有機溶媒を蒸発させればよい。勿論被覆の形
成は、これに限定されず、フッ素化合物がキャリヤ表面
に残留するよ5な処理手段は全て用いることができる。
トナー 用いるトナーは、転写性の見地から1×10 Ω−画、
特に少なくとも5×100−画の電気抵抗を有するもの
でなければならない。更に、当然のことながら、このト
ナー粒子は導電性と定着性とを有する着色トナーでなけ
ればならない。結着剤  1樹脂中K、着色顔料、荷電
制御剤等を分散させた粒径5乃至30ミクロンの粒状組
成物が使用される。樹脂としては、熱可塑性樹脂や、未
硬化乃至は初期縮合物の熱硬化性樹脂が使用される。そ
の適当な例は1重要なものの順序に、ポリスチレン等の
ビニール芳香族樹脂、アクリル系樹脂、ポリビニルアセ
タール樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、石油樹脂、オレフィン樹脂等である。顔料と
しては例えばカー?ンブラック、カドミウム二ロー、モ
リブデンオレンジ、ピラゾロンレッド、ファストバイオ
レットB、フタロシアニンブルー等の1種又は2種以上
が使用され、荷電制御剤としては、例えばニグロシンペ
ース(CI 50415) 、オイルブラック(CI 
26150 )、スピロンブラック等の油溶性染料や、
ナフテン酸金属塩、脂肪酸金属石鹸、樹脂酸石鹸等が必
要によシ使用される。
二成分系現像剤 被覆処理フェライトキャリヤと顕電性トナーとは、一般
に100:3.5乃至Zoo:11の重量比で使用する
のがよい。この量比も現像剤の磁気ブラシの電気抵抗に
影響を及ぼす。即ち、フェライトキャリヤの量比が大き
くなると、現像剤の磁気ブラシの電気抵抗が小さくなる
傾向を示す。両者の最適比率は、フェライトキャリヤ及
び顕電性トナーの比表面積にも密接に関連する。本発明
の好適態様では、磁気ブラシを形成する混合物のトナー
濃度(%式% )が、下記式 %式%(2) 式中、Scはフェライトキャリヤの比表面積(a+s/
 、!i’ :透過法による実測値)、Stはトナーの
比表面積(on” /i :コールターカウンターを用
いて測定した平均粒径を基に、トナーが真球であると仮
定して計算した有効比表面積で6D、平均粒径から得ら
れる半径をr(CM)とし、トナーの真比重をρ(I!
/cIn3)とした場合5t−3/Cr−p)で計算さ
れる値)、kは0.80乃至1.07の数である、を満
足する濃度で現像を行5゜ 先ず、前記式(2)における右辺の項Sc/(St+S
c)は、キャリヤ及びトナーの比表面積に関する項であ
り、具体的には、キャリヤとトナーとを等重量混合した
組成物の全表面積当りのキャリヤの占める表面積の割合
い(以下単にキャリヤ表面積占有率と呼ぶ)を表わす数
値である。
しかして、本発明のこの態様においては、このキャリヤ
表面積占有率乃至はその近傍値とトナー濃度とが等しく
なるような条件で、二成分系現像剤による静電像の現像
を行うと、画像の濃度の向上、カプリ濃度の低下、解像
度の向上及び階調性の向上がもたらされるものである。
トナー濃度(Ctチ)とキャリヤ表面積占有率(sc/
(st+sc) 、%)とのずれは、両者の比率、即ち に−Ct/(Se/(St+Se ))係数kを求める
ことによシ評価することができる。
この係数には使用するフェライトキャリヤの形状によっ
て相違するが本発明においては、この係数kを前述した
0、80乃至1.07の値、特に球状フェライト粒子で
は0.90乃至1.04の範囲とすることによυ、高い
画像濃度、低いカプリ濃度、高い解像力及び優れた階調
性が得られ、しかもこれらの特性は現像開始初期のみな
らず、40000枚もの連続複写後においても殆んど低
下しないという効果が達成される。
用途 本発明の二成分系現像剤は、非晶質シリコン系光導電体
層を用いる電子写真法の現像に特に有用である。この理
由は、表面処理による抵抗の増加が大きくないため、抵
抗の低い表面処理キャリヤとすることが可能だからであ
る、 非晶質シリコン系光導電体層としては、それ自体公知の
任意のものが使用され、例えばシランガスのプラズマ分
解等で基板上に析出される非晶質シリコンが使用され、
このものは、水素や−・ログン等でドーピングされ、更
にゲロンやリン等の周期律表第■族または第V族元素で
ドーピングされたものであってよい。
代表的なアモルファスシリコン感光体の物性値は、暗導
電率が< 10−”fl−’ ・an−’ 、活性化エ
ネルギ<0.85eV、光導電率)10  Ω ・譚 
、光学的/シンドギヤツデ1.7〜1.9eVであシ、
また結合水素量は10−420原子チの量でその膜の誘
電率は11.5〜12.5の範囲にあるものである。
この非晶質シリコン光導電層は、ドーピング種に応じて
プラス荷電やマイナス荷電も可能で6D、コロナチャー
ツヤへの印加電圧は5乃至8kVの範囲が一般的である
本発明によれば、i晶質シリコン光導電体層の膜厚が1
0乃至35μmのよ5に小さく、その結果として帯電電
位が著しく小さい場合にも高良度の画像形成か可能とな
るという顕著な利点がおる。
しかも、小さい膜厚の感光層が使用可能であることは、
感光体のコストを下げる上で顕著な利点をもたらすのみ
ならず、感光層中での光拡散等が防止され、その結果と
して形成されるトナー像の解像力も向上するという利点
をも生じる。
勿論、本発明の現像剤は、セレン感光板、 opc(有
機光導電体)感光板等のその他の感光板を用いる電子写
真法に適用した場合にも、前述した利点が達成されるこ
とが理解されるべきでめる。
本発明を次の例で説明する。
予備実験 稙々のフッ素化合物を用いてキャリヤを被覆処理し、そ
の湿度依存性を求めた、 フッ素化合物の調整液 フッ素化合物の調整液としてパーフルオロアルキルリン
酸エステルCF3−(CF2)7−0−P(OH)zO
(犬日本インキ社製メガファツクF−191)の2.5
%アセトン溶液、/々−フルオロアルキルカルメン酸塩
(犬日本インキ社製メガファックF−120)の2.5
%IPA/水(IPA :水=1=1)溶液、及びパー
フルオロアルキル基親油性基含有ウレタン(犬日本イン
キ社製メガファックF−183)の2.5チアセトン溶
液を夫々1000重量部作表した。
処理の方法 被覆液に被覆液と同重量部のキャリヤを浸漬攪拌後溶媒
を蒸発させることによって被覆キャリヤを得た。用いた
キャリヤは高抵抗フエライトキャリヤ(電気抵抗1.5
X10Ωメジアン径44μm見掛密度2.4717cc
、比表面a 400an” /11 ) 、低抵抗フェ
ン・イトキャリア(電気抵抗2.5X10Ωメジアン径
45μm、見掛密度2.36.F/QC1比表面積42
1m” /11 )である。ここで電気抵抗とは感光体
の代りにアルミ素管を用い、スリーブ上に磁気ブラシを
形成させ、下記現像条件においてアルミ素管とスリーブ
間に20Vの電圧を印加し、流れる電流値よシミ気抵抗
を求めたものである。以下D−8抵抗と称する。
現像条件 感光体ドラム回転速度   16 tyn/sscスリ
ー!回転速度  23cm/5IIC現像磁石強度  
  1000ガウス 穂切間隔   1.0箇 ドラム・スリーブ間の間隔を1.5mとして感光体と現
像スリーブとを共に複写機本体正面よ)見て時計方向く
回転させる。
湿度依存性の測定 湿度依存性の測定方法としてキャリヤをセルに充填し湿
度40%、60%、80%に調湿した調湿デックスに各
々24時間放置後、各湿度においての電気抵抗の違いに
より求めた。セルは容量20場×30X10のアクリル
製であシ、電極としては、30mX10の銅板電極を用
いた。このセルに高抵抗キャリヤについては200 V
、低抵抗キャリヤについては150vの電圧印加によシ
ミ気抵抗を求めた。この結果を第1〜2図に示す。これ
ら第1〜2図において、実線は被覆キャリヤ、鎖線は未
処理のキャリヤの湿度依存性を示す。
第2図は低抵抗キャリヤにおいて未処理のキャリヤ及び
比較例を含め各調製液で被覆したキャリヤの湿度依存性
を示す。Oは、ノ臂−フルオロアルキルリン酸エステル
、()は、ノ々−フルオロアルキ  ・/I/ 力/I
/ &ン酸塩、・は、ノ臂−フルオロアルキル基親油性
基含有ウレタンの各調整液によフ被覆したキャリヤであ
る。第1図は、高抵抗キャリヤにおいて、未処理のキャ
リヤ及び−4−フルオロアルキルリン酸エステルの調整
液で被覆したキャリヤの湿度依存性を示す。
第1及び第2図よF) /41−フルオロアルキルリン
酸エステル及びノーフルオロアルキル基、i油a基含有
ウレタンの調整液によって被覆したキャリヤは未処理の
キャリヤに比べ湿度依存性に優れていることがわかる。
第2図からもパーフルオロアルキルリン酸エステルで被
覆したキャリヤの湿度依存性に対する効果が優れている
ことが確認で゛きた。
フッ素化合物の決定 湿度依存性に効果があったノーフルオロアルキルリン酸
エステル及ヒノー−フルオロアルキル基、親油性基含有
ウレタンで被覆した低抵抗キャリヤくついて各々のトナ
ー帯電量を測定した。トナーは、平均粒径12.57/
J、比表面積4200cm” /I。
誘電率3.36のものを用いプローオフ帯電量測定装置
によフ求めた。この結果、前者のトナー帯電量は一13
μC//i、後者は−2,14μC/、?であった。
この結果より、湿度依存性に優れしかも適宜なりit量
を持つパーフルオロアルキルリン酸エステルが被覆処理
剤として優れていることがわかった。
以下この処理剤によシ被覆キャリヤを用い実際に複写を
行った結果を以下の実施例に示す。
実施例1) 高抵抗キャリヤの被覆キャリヤにおいて、現像剤のトナ
ー濃度として前記(2)式を適用し、比表面積の関係よ
シキャリャ1000重量部当シトナー9521E量部を
混合し、現像剤を作成した、トナーは前記したトナーを
用いた。現像剤作製時のトナー帯電量は−14,2μC
/IIであシ、未処理の同キャリヤのトナー帯電量−2
3,1μC/11に比べ、若干低かった。この現像剤を
用い普通紙複写機(三田社製DC−211を非晶質シリ
コン感光体用に改造して使用)にて、複写を行ったとこ
ろキャリヤの抵抗が高いにもかかわらず鮮明な画像を得
ることが出来た。これは帯電量の低下による付着トナー
量の増加によるものと思われる。続いてバイアス電圧1
75v一定において2万枚までの連続複写を行った。そ
の結果及び現像剤の電気抵抗の変化を表1に示す。ここ
で、現像剤の電気抵抗はドラムとスリーブ間に50Vの
電圧を印加した場合のDS抵抗である。
表1よシ、常時カプリもなく鮮明な画像を得ることが出
来た。tた現像剤の電気抵抗も上昇がなく安定している
。このように現像剤の電気抵抗を安定に保つことが出来
るので表面電位及びバイアス電圧も常に一定に保持され
得る。
表 1) また、被覆処理をしない高抵抗キャリヤを用いて同様に
複写テストを行ったところ、第一枚目よシ濃度は低く、
良質な画像は得られなかった。このような高抵抗キャリ
ヤが未処理の状態で濃度が低いのは、a−81感光体は
静電潜像電位が一般に200〜300vと低いために、
キャリヤの抵抗が高い場合には、現像剤の抵抗も高く、
従って現像時に必要な電流が流れなかったためと考えら
れる。
この未処理のキャリヤを用いた現像剤のD−8抵抗(5
0v印加)は7.4 X 10 Ωであった。
実施例2 低抵抗キャリヤの被覆キャリヤを用いて、実施例1)と
同様に現像剤を作成し複写テストを行った。
現像剤作成時のトナー帯電量は一13μC/i でろシ
未処理の同キャリヤのトナー帯電量−18,8μのに比
べ低い値であったが鮮明な画像を得ることが出来た。
続いて、バイアス電圧150v一定にて実施例1と同様
にして2万枚の複写テストを行った。その結果を下記第
2表に示す。
また未処理のものについても同様に複写テストを行った
のでその結果を第2表に併せて示す。
第  2  表 この結果から、本発明に開示したフッ素化合物で処理し
た現像剤ではD−8抵抗の上昇も認められず、カゾリの
ない安定な複写画像が得られたのに対し、未処理のもの
では初期はD−8抵抗が低く画像濃度が高い反面、2万
枚目においては抵抗が約7倍も上昇しておシ画偉濃度の
低下が生じた。
従って未処理のキャリヤは安定性の悪いものであった。
尚、未処理のキャリヤのD−8抵抗の上昇は使用中にお
けるキャリヤ表面の酸化作用が原因であると考える。
比較例1 公知の表面処理キャリヤとして、低抵抗キャリヤ(5,
9X10ΩのD−8抵抗値) tP’/ リ:y ン樹
脂及びアクリル樹脂によシ表面コーティング処理を施し
たキャリヤを用いて実施例1と同様の複写テストを行っ
た。
その結果両者とも初期よシ画像濃度は1.05及び1.
02と低く良質な画像は得られなかった。
これら公知の二種類のキャリヤは表面処理後はD−8抵
抗値が3.7X10Ω及び1.3 X 10Ωと未処理
のものに比べ著しい抵抗の上昇を示していた。
また、これらのキャリヤはセルを用いた調湿実験では4
0〜80 % RHで抵抗の変化もなく安定であった。
このことから、これら公知の表面処理は、湿度依存性の
改善に対しては満足し得るものではあったが、表面処理
によシ著しい抵抗の増大が観察されるためa−St感光
体のよ5な低電位感光体には有効な処理でないことがわ
かった。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はフェライトキャリヤ(表面処理及び
未処理)の湿度依存性を示すグラフ図でアシ、第1図は
高抵抗フェライトキャリヤ、第2図は低抵抗キャリヤを
用いた場合の変化を示す。 第3図は本発明に好適に用いる球状焼結フェライト粒子
の表面構造を示す走査型電子顕微鏡写真(X450)。 第4図は、表面が滑らかな焼結フェライト粒子の表面構
造を示す走査型電子顕微鏡写真でおる(x450)。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性キャリヤと顕電性トナーとから成る電子写真
    用二成分系現像剤において、前記磁性キャリヤがパーフ
    ルオロアルキルリン酸エステルで被覆されたフェライト
    粒子から成ることを特徴とする二成分系現像剤。
  2. (2)パーフルオロアルキルリン酸エステルがキャリヤ
    100重量部当り0.1乃至10重量部の量で存在する
    特許請求の範囲第1項記載の二成分系現像剤。
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JPS6314165A (ja) * 1986-07-05 1988-01-21 Mita Ind Co Ltd 電子写真用二成分系現像剤

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