JPS6113049Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6113049Y2
JPS6113049Y2 JP1701382U JP1701382U JPS6113049Y2 JP S6113049 Y2 JPS6113049 Y2 JP S6113049Y2 JP 1701382 U JP1701382 U JP 1701382U JP 1701382 U JP1701382 U JP 1701382U JP S6113049 Y2 JPS6113049 Y2 JP S6113049Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
small
filter
filtration device
rectifying
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1701382U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58119824U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1701382U priority Critical patent/JPS58119824U/ja
Publication of JPS58119824U publication Critical patent/JPS58119824U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6113049Y2 publication Critical patent/JPS6113049Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和装置等に用いられ、空気中の
塵埃を除去して清浄化する空気浄化用ろ過装置に
関する。
第1図には従来用いられている空気調和装置1
0へろ過装置が組込まれた構造が示されている。
この空気調和装置10では室内からの汚染空気1
2と外気14とが混気室16で混合されてろ過体
18を通過し、冷却器20、加熱器22を経て所
望の温度に調節された後に送風機24から再び室
内へ送り出されるようになつている。
従つて混気室16内の汚染空気と外気との混合
空気はろ過体18でその塵埃が除去されて清浄化
されるが、混気室16で発生する乱流がろ過体1
8のろ材へ無秩序な流れ方向で衝突し、また場合
によつては渦巻状の流れとなつて通過する。この
ためグラスウールを素材とするろ材ではこれらの
乱流に対する抵抗力が弱く、次第に表面から剥離
して、ついにはろ材の逸散でろ過効果を失う原因
となる。
このため従来、第2図に示される如くろ過体1
8の上流側へ空気抵抗体26を設けて空気抵抗体
26とろ過体18との間を均圧室として均等な風
をろ材へ流入させる手段が提案されている。しか
し空気抵抗体26は10〜30mmAqの圧力損失を有
し、空気調和装置全体の中に占める空気抵抗の比
率が著しく高くなる。この結果送風機動力が上昇
し、運転費の増大につながる。
また他の従来例として、第3図に示される如く
汚染空気12と外気14とをほぼ平行に導いた後
に鋭角的に交差させて混合し、混気室16へ導く
ことにより汚染空気と外気との衝突による乱流を
少くした構造も提案されている。しかし混気室1
6へ導く外気と汚染空気との案内長さlが大きく
なり、建物内の狭い機械室空間でこの案内長さを
確保することが困難となる不具合を有している。
本考案は上記事実を考慮し、ろ過体へ流入する
風の空気抵抗が小さく、ろ過体の剥離がない空気
浄化用ろ過装置を得ることが目的である。
本考案に係る空気浄化用ろ過装置はろ過体の上
流へ案内手段を設け、この案内手段には軸長が直
径の3倍以上である小整流孔を多数設けることに
より空気抵抗を小さくしつつ整流効果を向上して
ろ材の剥離を防止するようになつている。
以下本考案の実施例を図面に従い説明する。
第4図に示される如く本実施例に係るろ過体2
8は従来例と同様にグラスウール等のろ材30を
有しており、このろ材30は矩形状の固定枠32
内へ設けられている。
このろ過体28の直前には案内手段34が設け
られるようになつている。この案内手段34は矩
形状取付枠36内にハニカム体38が取付けられ
ている。
取付枠36には固定枠32方向に向けて複数個
の取付ブラケツト40が突出されており、この取
付ブラケツト40に穿設される円孔42へ図示し
ないビスを適用して固定枠32へ固着するように
なつている。
ハニカム体38は空気の流入方向(矢印A方
向)に軸心を有する小整流孔44が複数個構成さ
れている。これらの小整流孔44はそれぞれ6角
形断面を有しており、これらの6角形が相互に組
合わされてハニカム体38を構成している。この
ハニカム体38はアルミニウム箔等のような肉厚
の薄い材料で構成することが好ましく、直径Dは
3〜10mm程度が望ましい。
このように構成される本実施例の案内手段34
は取付ブラケツト40を用いてろ過体28の直前
へ固着し、空気調和装置内へ取付ける。
矢印A方向に汚染空気との混合空気が流入さ
れ、小整流孔44でそれぞれ整流された後にろ材
30を通過する。混合空気はハニカム体38の小
整流孔44で小整流孔44の軸方向に整流される
のでろ材30への入射角度のばらつきが少なく、
ろ材の剥離は殆んど生ずることはない。
第5図には小整流孔44の直径Dが5mmで軸長
Lを各種に変更した小整流孔を用いて混合空気を
小整流孔44の軸方向から45゜傾斜した方向から
吹付けた場合に、出口の空気流の気流方向性をピ
トー管で調べた線図である。この第6図の縦軸は
出口側空気流のうち直進成分Aとこれに対して45
゜の傾きを有する成分Bとの和(A+B)に対す
る直進成分Aの比率である整流率、すなわちA/
(A+B)が示されている。この縦軸の値は1.0に
近い程、整流が度合が上昇する。従つて第5図か
ら明らかな如く直径に対して軸長が3倍以上であ
ることが好ましい。
また第6図には小整流孔44の直径が5mmで軸
長が15mm及び30mmの2種類である場合について圧
力損失を測定した結果であり、一般的な空気調和
機の風速5g/sec.付近において0.5mmAq程度で
あり、空気調和装置の送風機に与える負担は殆ん
ど変化しないことが明らかになつた。
なお上記実施例では案内手段34をろ過体28
の上流直前へ設けた実施例を示したが、案内手段
34はろ過体とは別個に空気調和装置へ取付ける
ことが可能であり、また必要に応じてろ過体から
離間してろ過体の上流の任意の位置へ設けること
ができる。
以上説明した如本考案に係る空気浄化用ろ化装
置は軸長の3倍以上である小整流孔を多数設けた
案内手段をろ過体の上流へ配置するで圧力損失を
少なくしつつ乱流を整流してろ材の破損を防止す
ると共に過効率も向上することができる優れた効
果を有する。
また、整流板は小整流孔を6角形状としてハニ
カム体として構成したので強度が高くなり、金属
箔で形成でき、この為、圧力損失が小さくなる。
従つて空気調和装置も小動力で稼動できる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来の空気浄化用ろ過装置
が用いられた空気調和装置を示す断面図、第4図
は本考案における空気浄化用ろ過装置を示す分解
斜視図、第5図は小整流孔の直径に対する軸長を
変化した場合の整流率を示す線図、第6図は小整
流孔の風速に対する圧力損失を示す線図である。 28……ろ過体、30……ろ材、32……固体
枠、34……案内手段、38……ハニカム体、4
4……小整流孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2種類以上の空気を混合した後に整流板を通過
    させ、整流板を通過させた後ろ材を通過させてろ
    過する空気浄化用ろ過装置に於いて、前記整流板
    は断面6角形状状の多数の小整流孔が組合わせて
    成るハニカム構造に形成されると共に、前記小整
    流孔は軸長が直径の3倍以上に形成されているこ
    とを特徴とする空気浄化用ろ過装置。
JP1701382U 1982-02-12 1982-02-12 空気浄化用ろ過装置 Granted JPS58119824U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1701382U JPS58119824U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 空気浄化用ろ過装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1701382U JPS58119824U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 空気浄化用ろ過装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58119824U JPS58119824U (ja) 1983-08-15
JPS6113049Y2 true JPS6113049Y2 (ja) 1986-04-23

Family

ID=30029347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1701382U Granted JPS58119824U (ja) 1982-02-12 1982-02-12 空気浄化用ろ過装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58119824U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4789352B2 (ja) * 2001-06-19 2011-10-12 キヤノン株式会社 露光装置およびデバイス製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58119824U (ja) 1983-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2739330C (en) Acoustic noise control in heating or cooling systems
US2822674A (en) Air conditioning unit
JPS6113049Y2 (ja)
US5641340A (en) Method for filtering air in laminar flow
JP2002349944A (ja) 一様流吹き出し装置
JP3141663B2 (ja) 空気調和機の室内ユニット
JP2001289500A (ja) 一様空気流吹出装置
JP3264553B2 (ja) 送風装置
JP2001116310A (ja) ファンフィルターユニット
CN208536203U (zh) 室内空气净化装置
CN207342360U (zh) 一种空气过滤网
JP4123463B2 (ja) 一様流吹き出し装置
CN214094894U (zh) 出风结构及其空气净化器
JPH085140A (ja) 清浄空気吹出装置
CN214406363U (zh) 一种测听室用低风阻消声换气装置
CN212777786U (zh) 低噪音空气净化器
JPS602501Y2 (ja) 空気清浄機
JP2533977Y2 (ja) 空気調和機の送風装置
JPH0213063Y2 (ja)
JP3013098B2 (ja) 天井システム用フィルタユニット
JP3297127B2 (ja) ファン付きフィルタユニット
JPH07190477A (ja) 空気調和機の室内ユニット
JPH042327Y2 (ja)
JPH0648812U (ja) 天井システム用フィルタユニット
KR20000007700U (ko) 청정실 송풍장치