JPS61130316A - ポリエチニルアセチレン誘導体 - Google Patents

ポリエチニルアセチレン誘導体

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JPS61130316A
JPS61130316A JP25151984A JP25151984A JPS61130316A JP S61130316 A JPS61130316 A JP S61130316A JP 25151984 A JP25151984 A JP 25151984A JP 25151984 A JP25151984 A JP 25151984A JP S61130316 A JPS61130316 A JP S61130316A
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なポリエチニルアセチレン誘導体に関する
従来より、ポリ置換アセチレンはポリメチルアセチレン
、ポリフェニルアセチレン等に代表されるごとく有機溶
剤に可溶なポリアセチレン誘導体として興味がもたれ、
活発な研究が進められてきた。しかし、導電性高分子と
してみた場合、その電導度がドーピングを行っても半導
体領域でありかなり低い。そこで最近三重結合官能基を
側鎖にもつポリ置換アセチレンがボリアセン系高分子合
成の前駆体として注目されている。ボリアセン系高分子
はこれまで種々の分子軌道計算結果から金属的導電性を
示すものとしてその合成に期待がかけられている。また
、該ボリアセン前駆体ポリマーはその分子構造から光、
電子、イオン等のエネリマーの高純度なものは未だ得ら
れていない。すなわち、エチニル基、又は置換エチニル
基を側鎖にもつポリエチニルアセチレン誘導体の高純度
合成には未だ成功していない。
本発明者らは、ボリアセン前駆体ポリマーを得るべく鋭
意検討を重ねた結果、高純度かつ新規なポリエチニルア
セチレン誘導体を得ることに成功した。
本発明のポリエチニルアセチレン誘導体は一般数が1〜
7のアルキル基、フェニル基、ベンジル基、ナフチル基
、カルバゾール基、炭素数が2〜7のビニル基、−CX
 IX t (OH)、 S i X 1 X z X
 s(X+、Xz、Xsは水素、炭素数が1〜7のアル
キル基、フェニル基、ベンジル基;但L、x、−x。
”X3−水素は除く)で、かつX≧20である。
xはGPC(ゲル・パーミェーション・クロマトグラ)
測定結果のポリスチレン換算の数平均分子量をスチレン
分子量104で割って算出したポリスチレン換算のモノ
マーユニット数である。X≧としての感度も低い、また
、xく20では共役連鎖長が短いため高導電性のボリア
センを得る前駆分子構造特性からオレフィン性C−H伸
縮振動、C=C伸縮振動、c=ic伸縮振動に帰属され
るIR吸収帯がそれぞれ3000〜3100am−’、
1600ai−’付近、2000〜2250cn−’の
位置に観測され、かつオレフィン性Hに帰属される’H
−NMRピークがTMS基準のケミカルシフト値δ=5
.0〜5.5 ppmの位置に一本観測される。さらに
”C−NMRスペクトルからもオレフィン性C1及びア
セチレン性Cに帰属される”C−NMRピークがそれぞ
れδ=100〜130ppH1δ=70〜90ppm+
の位置に観測される。また、同様に有機基Rの分子構造
に帰因するIRS ’H−NMRS”C−NMRの各ピ
ークがそれぞれのスペクトルにおいて認められる。
以上のスペクトル解析、さらには元素分析結果から、本
発明のポリエチニルアセチレン誘導体は95%以上の高
純度である。GPC測定結果から算出したポリスチレン
換算のモノマーユニット数XはX≧20であり、該ポリ
マーは黄色〜黒かっ色を呈し、トルエン、クロロホルム
、アセトン、エーテル、ジメチルスルホキシド等の有機
溶剤に可溶であるがメタノールには不溶である。
本発明のポリエチニルアセチレン誘導体はモノ脱有機基
(R)化反応によって水素原子を導入して得ることがで
きる。該モノマーの一例として、1−メチル−1,3−
ブタジイン、1−エチル−1,3−ブタジイン、1−プ
ロピル−1,3−ブタジイン、1−イソプロピル−1,
3−ブタジイン、1−ブチル−1,3−ブタジイン、1
−イソブチル−1,3−ブタジイン、1−t−ブチル−
1,3−ブタジイン、1−ペンチル−1,3−ブタジイ
ン、1−へキシル−1,3−ブタジイン、1−へブチル
−1,3−ブタジイン、1−フェニル−1,3−ブタジ
イン、ニーベンジル−1,3−ブタジイン、1−α−ナ
フチル−1,3−ブタジイン、1−β−ナフチル−1,
3−ブタジイン、1−N−カルバゾール−1,3−ブタ
ジイン、■−ビニルー1.3−ブタジイン、1−メチル
ビニル−1,3−ブタジイン、■−エチルビニルー1,
3−ブタジイン、1−プロピルビニル−1,3−ブタジ
イン、1−ブチルビニル−1,3−ブタジイン、1−ペ
ンチルビニル−1,3−ブタジイン、1−エチルカルビ
ノール−1,3−ブタジイン、1−ジメチルカルビノー
ル−1,3−ブタジイン、1−メチルフェニルカルビノ
ール−1,3−ブタジイン、l−メチルジエチルシリル
−1,3−ブタジイン、1−トリブチルシリル−1,3
−ブタジイン、■−トリへブチルシリル−1,3−ブタ
ジイン、1−トリフェニルシリル−1,3−ブタジイン
、1−ドリベンジルシリルー1,3−ブタジイン、l−
ジエチルシリル−1,3−ブタジイン等を挙げることが
できる。これらのモノマーの合成法の一例として次の方
法が挙げられる。1.3−ブタジインを出発原料として
ジャーナル・ケミカル・ソサイアテイ、4765頁、 
1956年(J、  CheIIl、  Soc。、 
 4765(1956) 〕記載の合成法によって1.
3−ブタジインの一置換グリニャール化合物、すなわち
1−マグネシウムブロマイド−1,3−ブタジインを合
成し、次いで該グリニヤール化合物と有機基Rのハロゲ
ン化物(但し、R= −CX t X z (OH)の
場合はx、x、c−oカルボニル化合物)とを反応させ
て、目的とする前記モノマーを得る合成法である。
次に、アセチレン重合触媒としてはメタセシス重合触媒
、チーグラー重合触媒、ルチンガー触媒等のいづれの公
知のアセチレン重合触媒の使用をも可能である。中でも
特に、高重合度、高純度のボ化モリブデン、五臭化モリ
ブデン1.五塩化タンタル、五臭化タンタル、五塩化ニ
オブ、五臭化ニオソ五ヨウ化ニオブ;又はW−、Mo系
カルボニル化合物、具体例としてタングステン六カルボ
ニル、モリブデン六カルボニル、四塩化炭素溶媒中で紫
外線照射された前記の各カルボニル化合物;又は前記ハ
ロゲン化物、カルボニル化合物と助触媒である酸化剤、
還元剤との組み合せ、例えばその酸化剤としてはメタノ
ール、エタノール、過酸化ナトリウム、還元剤としては
テトラメチルスズ、テトラブチルスズ、テトラエチルス
ズ、トリエチルシラン、トリフェニルビスマス、トリフ
ェニルアンチモン、ジエチルアルミニウムクロリド、ト
リエチルアルミニウム等が挙げられる。次に該重合触媒
下で前記七ツマ−を重合させて本発明のポリ    ゛
エチニルアセチレン誘導体(R≠水素)を得る重合条件
、重合法の一例として、0.1〜5モル濃度のモノマー
と1〜50ミリモル濃度の重合触媒をトルエン、エーテ
ル、四塩化炭素、ジオキサン等の無極性溶媒中に溶解さ
せ、不活性ガス雰囲気下で10〜50℃の温度範囲で数
時間〜数日間重合させ、その後に重合液をメタノール溶
媒中に再沈析出させることにより目的ポリマーを得るこ
とができる。R=水素のポリエチニルアセチレンの場合
条件、重合法とも本発明のポリエチニルアセチレン誘導
体の製造方法を限定するものではない。
本発明のポリエチニルアセチレン誘導体は、高感度パタ
ーン形成材料であり、かつボリアセン前駆体ポリマーと
して非常に有望であることから、従来の高導電性有機材
料への展開が期待でき、エレクトロニクス、電気各材料
として極めて有用である。
以下、実施例により本発明をさらに詳細に説明する。
実施例I H2ガス気流下で130℃に加熱されたKOH水溶液(
9,5モル濃度)に1.4−ジクロル−2−ブチン(K
OHの115モル当量)をゆっくり添加させて1.3−
ブタジインを合成した。次いで、1.3−ブタジインの
ジエチルエーテル溶液(2モル濃度)中に、−15℃で
エチルマグネシウムブロマイドのジエチルエーテル溶液
(2モル濃度)を等量刑えて少し攪拌混合した後、20
℃でさらに2時間攪拌混合して1−マグネシウムブロマ
イリメチルシリルー1,3−ブタジインHC=−C−C
=CSt (CHl)sモノマーを得た。8亥七ツマ−
のトルエン溶液(1モル濃度)100mβ中に六塩化タ
ングステン(1ミリモル)、テトラフェニルスズ(1ミ
リモル)のトルエン溶液1 m lをゆっくり加え、約
20℃で2日間重合させた。2日後、少量のメタノール
を滴下して重合を停止させ、次いで重合液を濾過して触
媒残渣を除去した。以上のモノマー合成、重合反応、及
び重合後の取り扱いは、その過程で02、H,Oの混入
を避けるためすぺで真空下もしくは不活性ガス雰囲気下
で行った。次に、重合濾液をメタノール2jl中にゆっ
くり滴下し、この再沈操作をくり返し行って黒かっ色粉
末を得た。この粉末について、IRスペクトル、’H−
NMRスペクトル、GPC,元素分析の各測定を行い、
その構造について調べた。
KBr粉末法によるIRスペクトルを第1図に示す。そ
のスペクトルからオレフィン性C−H伸縮振動由来の3
070cm−’、CH3基C−)(伸縮振動由来の29
60cm−’、C=C伸縮振動由来の2150cm−’
、C=C伸縮振動由来の1600CII−’、Si  
CH3のメR溶媒として重水素化クロロホルムを用いた
。そのスペクトルからオレフィン性水素、−Si (C
H:l) x基の水素に帰属されるNMRピークがそれ
ぞれδ−s、2ppm、δ= 1.5 ppmに観測さ
れ、かつそれらの積分強度比が1:9であった。次に、
クロロホルム溶媒での常温GPC測定結果から、ポリス
チレン換算での数平均分子量は約7000であった。
また、元素分析結果ではC:H:Si比が7.1:9.
8:1、Oであった。以上の測定結果から高純度のポリ
トリメチルシリルエチニルアセチレンされた。次に、溶
媒キャスト法(アセトン溶媒)により該ポリマーの薄膜
をガラス基板上に設け、100W低圧水銀灯を2秒間露
光するだけで露光部が完全に不溶化し、パターン形成す
ることがわかった。
実施例2 実施例1の重合法で得たポリトリメチルシリルエチニル
アセチレンのジエチルエーテル溶液中に”y、エーテル
層を抽出した。この操作をくり返し行った。そして、抽
出したエーテル層を濃縮して黒かっ色粉末を得た。実施
例1と同様にその構造について調べた。IRスペクトル
からアセチレン性C−H,オレフィン性C−H,Cff
1C,C=Cの各伸縮振動がそれぞれ3300cm−’
、3070c111−’、2050an−’、1600
cm−’に観測された。また’H−MNRスペクトルで
は、積分強度比が1:1のオレフィン性水素、アセチレ
ン性水素由来のNMRピークがそれぞれδ=5.2pp
m、δ= 2.7 pp渭に観測された。次にGPC測
定結果から数平均分子量はポリスチレン換算で約600
0であった。そして、元素分析結果では、C:H比が2
.11.0であった。以上の測定結果から該黒かっ色粉
末はその構アセチレンであることが確認された。実施例
1と同じ方法でガラス基板上に該ポリマーの薄膜を設け
、100W低圧水銀灯、1秒間露光で、その露光部が完
全に不溶化しパターン形成することがわかった。
実施例3 ベクトルからオレフィン性C−H,CH3基のC−H,
C=C,c−cの各伸縮振動が3060am−’、29
60c+m−’、2150aa−’、 1600aa−
’に観測された。
’H−NMRスペクトルからオレフィン性水素、CHs
基本案がそれぞれδ=5.2ppm、δ=1.7ppm
に積分強度比1:3のNMRピークが観測された。”C
−NMRスペクトルではオレフィン性炭素、アセチレン
性炭素、メチル基炭素由来のNMRビークがそれぞれδ
=120ρplI+、δ=82ppHl 、δ= 11
 pilmに観測された。次に、GPC測定結果では、
数平均分子量がポリスチレン換算で約10000であっ
た。元素分析結果はC:H比が5.1:4.0であった
。以上の測定結果から該黒かっ色粉末は高純度のポリメ
チルエチニルアセチレされた。また、実施例1と同じ方
法でガラス基板上に該ポリマーの薄膜を設け、100W
低圧水銀灯2秒間露光で、その露光部が完全に不溶化し
、パターン形成することがわかった。
マーを用いて、実施例1と同じ重合法により黒かっ色粉
末を得た。次に、その構造について調べた。
I’ Rスペクトルからオレフィン性C−H,C11i
C。
C=Cの各伸縮振動が実施例3と同じ位置に観測され、
その他にベンゼン環特有のC−H面外変角振動が740
am−’に強いIRピークとして観測された。 ’H−
NMRスペクトルから、オレフィン性水素、ベンゼン環
水素由来のNMRビークがそれぞれδ=5.2ppm、
δ= 7.3 ppmに観測された。
”C−NMRスペクトルではオレフィン性炭素、アセチ
レン性炭素、ベンゼン環炭素由来のNMRビークがそれ
ぞれδ−120ppm、δ=83ppm1δ=130p
pmに観測され、その積分強度比は2:2:5であった
。次に、GPC測定結果では数平均分子量がポリスチレ
ン換算で約12000であった。元素分析結果はC:H
比が10.2 : 6゜Oであった。以上の測定結果か
ら高純度のポリフェニルエチニルアセチレン とが確認された。また、実施例1と同じ方法でガラス基
板上に該ポリマーの薄膜を設け(溶媒はト実施例1のト
リメチルクロルシランに代えて、N−ブロムカルバゾー
ルを使用して、1−N−カルバゾール−1,3−ブタジ
インモノマーを合成した。次いで、該モノマーを用いて
、実施例1と同じ重合法により、黒かっ色粉末を得た。
次に、そン性水素、カルバゾール基由来の芳香族水素に
帰属されるNMRビークがδ=5.2ppa+、δ=7
.0ppmに観測され、その積分強度比は1:10であ
った。次に、GPC測定結果では数平均分子量がポリス
チレン換算で約11000であった。元素分析結果はC
:H:N比が16.3: 9.1 : 1であった。
以上の測定結果から高純度のポリN−カルバシーx#1
05が得られたことが確認された。また、実施例1と同
じ方法でガラス基板上に該ポリマーの薄膜を設け(溶媒
はトルエン)、100W水銀灯3秒間露光で、その露光
部が完全に不溶化することがわかった。
実施例6 実施例1のトリメチルクロルシランに代えて、■−クロ
ルプロペンを使用して、1−メチルビニル−1,3−ブ
タジインモノマーを合成した。次いで、該モノマーを用
いて、実施例1と同じ重合法により黒かっ色粉末を得た
。次に、その構造について調べた。IRスペクトルから
オレフィン性C−H,C=C,C=Cの各伸縮振動が実
施例3と同じ位置に観測され、その他にCH,基C−H
伸縮振動由来のIRピークが2960cm−’に観測さ
れた。
’H−NMRスペクトルからオレフィン性水素、プロピ
レン基のメチル基水素由来のNMRビーク1.05 :
 1.00であった。以上の測定結果から高純度認され
た。また、実施例1と同じ方法でガラス基板上に該ポリ
マーの薄膜を設け、100W水銀灯工秒間露光でその露
光部が完全に不溶化することがわかった。
実施例7 実施例1のトリメチルクロルシランに代えて、ジフェニ
ルケトンを使用して、1−ジフェニルカルビノール−1
,3−ブタジインモノマーを合成した。次いで、該モノ
マーを用いて、実施例1と同じ重合法により黄色粉末を
得た。次に、その構造について調べた。IRスペクトル
からオレフィン性C−H,Cff1C,C−Cの各伸縮
振動が実施例3と同じ位置に観測され、その他にカルビ
ノール基由来のO−H,C−〇の各伸縮振動が3300
all−’、1015C11−’に観測された。’H−
NMRスペクトルから、オレフィン性水素、カルビノー
ル基由来の水酸基水素とベンゼン環水素がそれぞれδ=
5.2ppII11 δ=2.3ppm、δ−7,2p
pa+の位置に積分強度比1:1:10として観測され
た。次に、GPC測定結果では数平均分子量がポリスチ
レン換認された。また、実施例1と同じ方法でガラス基
板上に該ポリマーの薄膜を設け、100W低圧水銀灯4
秒間露光で露光部が完全に不溶化することがわかった。
実施例8 実施例1のトリメチルクロルシランに代えて、塩化ベン
ジルを使用して、1−ベンジル−1,3−ブタジインモ
ノマーを合成した。次いで、該七ツマ−を用いて、実施
例1と同じ重合法によりかっ色粉末を得た。次に、その
構造について調べた。
IRスペクトルからオレフィン性C−H,CTC。
C=Cの各伸縮振動が実施例3と同じ位置に観測され、
その他にベンジル基由来のC−H伸縮振動が3020C
11″′(芳香族C−H)、2900cm−’ (CH
z −)に強いIRピークとして観測された。’H−N
MRスペクトルからオレフィン性水素、メチレン基水素
、ベンゼン環水素がそれぞれδ=5.2ppm、。
δ=3.3ppm、δ= 7.1 pplmに観測され
、その積分強度比が1:2:5であった。I30−NM
Rス。
ベクトルではオレフィン性炭素、アセチレン性炭数平均
分子量がポリスチレン換算で約15000であった。元
素分析結果はC:H比が11.2 : 8.0であった
。以上の測定結果から高純度のポリベンジルエチニルア
セチレン 確認された。また、実施例1と同じ方法でガラス基板上
に酸ポリマーの薄膜を設け、100W低圧水銀灯1秒間
露光で露光部が完全に不溶化することがわかった。
実施例9 実施例1のトリメチルクロルシランに代えて、β−クロ
ルナフタレンを使用して1−β−ナフチル−1,3−ブ
タジインモノマーを合成した。次イで、該モノマーを用
いて実施例1と同じ重合法により黒かっ色粉末を得た。
次に、その構造について調べた。IRスペクトルからオ
レフィン性C−H,C=C1,C=Cの各伸縮振動が実
施例3と同じ位置に観測され、その他にβ−ナフチル基
由来のC−H面外変角振動が800C11−’付近に強
い■Rビークとして観測された。’H−NMRスペク算
で約13000であった。元素分析結果はC:H比が7
.2:4.0であった。以上の測定結果から高純1ポリ
−β−ナフチルエチ、ニルアセチレン確認された。また
、実施例1と同じ方法でガラス基板上に該ポリマーの薄
膜を設け、100W低圧水銀灯1秒間露光で露光部が完
全に不溶化することがわかった。
【図面の簡単な説明】
第1図はKBr粉末法によるポリトリメチルシリルエチ
ニルアセチレンのIRスペクトル。第2図は重水素化ク
ロロホルム溶媒中でのポリトリメチルシリルエチニルア
セチレンの’H−NMR(200MHz)スペクトルで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式が▲数式、化学式、表等があります▼で表わされ
    、 R=水素、炭素数が1〜7のアルキル基、フェニル基、
    ベンジル基、ナフチル基、カルバゾール基、炭素数が2
    〜7のビニル基、−CX_1X_2(OH)、−SiX
    _1X_2X_3(X_1、X_2、X_3は水素、炭
    素数が1〜7のアルキル基、フェニル基、ベンジル基;
    但し、X_1=X_2=X_3=水素は除く)で、かつ
    x≧20であるポリエチニルアセチレン誘導体。
JP25151984A 1984-11-30 1984-11-30 ポリエチニルアセチレン誘導体 Granted JPS61130316A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007031480A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Fujifilm Corp アセチレン性三重結合を有するモノマーの重合体、これを用いる膜形成用組成物、絶縁膜および電子デバイス

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