JPS61130301A - 抗凝血活性を有する硫酸化キシロフラナン及びその製造法 - Google Patents
抗凝血活性を有する硫酸化キシロフラナン及びその製造法Info
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- JPS61130301A JPS61130301A JP25349084A JP25349084A JPS61130301A JP S61130301 A JPS61130301 A JP S61130301A JP 25349084 A JP25349084 A JP 25349084A JP 25349084 A JP25349084 A JP 25349084A JP S61130301 A JPS61130301 A JP S61130301A
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- Japan
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- xylofuranan
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- anticoagulant activity
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- sulfating
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- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は医学分野における抗凝血活性を有する@!酸化
リボフラナンおよびその製造法に関するものである。
リボフラナンおよびその製造法に関するものである。
(従来の技術)
血栓症あるいは高脂血症は悪性腫瘍、動脈硬化症、糖尿
病、ネフローゼ症候群等の疾患に伴って起こる場合が多
い。近年、上記疾患の増加に伴って、血栓症あるいは高
脂血症は増加傾向にある。
病、ネフローゼ症候群等の疾患に伴って起こる場合が多
い。近年、上記疾患の増加に伴って、血栓症あるいは高
脂血症は増加傾向にある。
現在、これらの治療に有効な薬剤としては、例えばデキ
ストラン硫酸あるいはヘパリン等がある。
ストラン硫酸あるいはヘパリン等がある。
テキストラン硫酸は、微生物、例えばロイコノストック
・メツセンチロイデス(heuconostocmes
entaroiaes)によって生産される(E −1
,6結合をし7?:D−グルコビラノースのポリマーで
あるデキストランの硫酸エステルでちゃ、抗凝血作用を
有し、血栓症の治療に有効な薬剤として知られている。
・メツセンチロイデス(heuconostocmes
entaroiaes)によって生産される(E −1
,6結合をし7?:D−グルコビラノースのポリマーで
あるデキストランの硫酸エステルでちゃ、抗凝血作用を
有し、血栓症の治療に有効な薬剤として知られている。
一万、動物組織中に存在するムコ多糖類のヘパリンは、
強い抗凝血作用、脂血清澄作用など広範な生理作用1を
有しており、その活性は人工ヘバリノイドに比べ非常に
強いが、標品の品質が・一定でなく、ま念構造が複雑で
単離方法も煩雑である0ヘパリンは、その分子中に硫酸
化されたアミン塘を有することが特徴的である。ヘパリ
ン中の活性部位に次式で表される。
強い抗凝血作用、脂血清澄作用など広範な生理作用1を
有しており、その活性は人工ヘバリノイドに比べ非常に
強いが、標品の品質が・一定でなく、ま念構造が複雑で
単離方法も煩雑である0ヘパリンは、その分子中に硫酸
化されたアミン塘を有することが特徴的である。ヘパリ
ン中の活性部位に次式で表される。
ヘパリンの抗凝血作用に看目し、材料の表面を処理しよ
うという試みは、GBH(graphite−benz
alkonium chloride −11epar
:Ln )法に始まる。
うという試みは、GBH(graphite−benz
alkonium chloride −11epar
:Ln )法に始まる。
GBH法はグラ7アイトコーテイングをし念材料表面に
界面活性剤である塩化ペンザイコニウムを吸着させ、そ
れにヘパリンを結合する方法である0GBH法同様に界
面活性剤(テトラメチルアンモニウムクロライド)t−
用いてヘパリンをイオン結合させるTDMAC法も行わ
れている。TDMAO@nGBH法と比較してポリエチ
レンやポリ塩化ビニルなどの柔軟な汎用高分子にも応用
できる点が特徴である。このような材料表面にイオン結
合し九ヘパリンは血液中に溶出して、その抗凝結活性を
示すため短時間(24時間以内〕使用の抗血栓材料とし
て臨床用に用いられる。念とえばTDMAO法によりポ
リ塩化ビニル表面にヘパリンを結合した材料は手術時の
バイパス血管として使用されている。しかしながら、血
液中へのヘパリンの溶出速度が早いため長時間の使用に
は適していない。
界面活性剤である塩化ペンザイコニウムを吸着させ、そ
れにヘパリンを結合する方法である0GBH法同様に界
面活性剤(テトラメチルアンモニウムクロライド)t−
用いてヘパリンをイオン結合させるTDMAC法も行わ
れている。TDMAO@nGBH法と比較してポリエチ
レンやポリ塩化ビニルなどの柔軟な汎用高分子にも応用
できる点が特徴である。このような材料表面にイオン結
合し九ヘパリンは血液中に溶出して、その抗凝結活性を
示すため短時間(24時間以内〕使用の抗血栓材料とし
て臨床用に用いられる。念とえばTDMAO法によりポ
リ塩化ビニル表面にヘパリンを結合した材料は手術時の
バイパス血管として使用されている。しかしながら、血
液中へのヘパリンの溶出速度が早いため長時間の使用に
は適していない。
これらの方法のほかに、ポリマーマトリックス内部にヘ
パリンを結合させ、材料表面から血中へ溶出していくヘ
パリンを材料内部からの放出により補給し、抗血栓性を
持続させるという方法がある。
パリンを結合させ、材料表面から血中へ溶出していくヘ
パリンを材料内部からの放出により補給し、抗血栓性を
持続させるという方法がある。
この方法に使用するポリマーは、生体内テ゛ストにおい
て4週間以上の抗血栓性を示すものも確認されている。
て4週間以上の抗血栓性を示すものも確認されている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、これらの方法には二つの問題点がある。
ヘパリンは、動物組織中から抽出するため、標品の品質
が一定でなく、構造が複雑で単離方法も煩雑である。さ
らに、ヘパリンが血液中に溶出するという方法では、長
時間の使用には適さない。
が一定でなく、構造が複雑で単離方法も煩雑である。さ
らに、ヘパリンが血液中に溶出するという方法では、長
時間の使用には適さない。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、これらの問題点を解決するためにヘパリンの
ような高い抗凝血活性を有するヘバリノイドを化学合成
しよりとするものである。
ような高い抗凝血活性を有するヘバリノイドを化学合成
しよりとするものである。
本発明は、このために、α−1,5結合した糖鎖を有し
、その分子中にヘパリンの如き硫酸基金営む新規ヘパリ
ノイドの硫酸化多糖を合成した。
、その分子中にヘパリンの如き硫酸基金営む新規ヘパリ
ノイドの硫酸化多糖を合成した。
本発明は次式
(式中のnは10〜500の整数であり、R=Hま九は
5o3Naであるンで表される硫酸化キシロフラナンに
ある。式中のnは10〜500である。nが10よりも
小さいと抗凝血活性が小さくなり、また500よりも大
きくなると、この化合物を合成することが困難になる。
5o3Naであるンで表される硫酸化キシロフラナンに
ある。式中のnは10〜500である。nが10よりも
小さいと抗凝血活性が小さくなり、また500よりも大
きくなると、この化合物を合成することが困難になる。
また、本発明はキシロフラナンを硫酸化する硫酸化キシ
ロフラナンの製造法にある。硫酸化剤としては無水硫酸
トリメチルアミンコンプレックス、クロロスルホン醗、
ピペリジンN−硫酸等を用いることができる。
ロフラナンの製造法にある。硫酸化剤としては無水硫酸
トリメチルアミンコンプレックス、クロロスルホン醗、
ピペリジンN−硫酸等を用いることができる。
さらに、本発明は、この硫酸化キシロフラナンを有効成
分として含有する血液凝固抑制物質にある。硫酸化キシ
ロ7ラナンは抗凝血活性を有するので、これを有効成分
とする物質線、人工心臓あるいく人工血管などの血液凝
固を抑制する必要のある医用萬分子材料として用いられ
る。
分として含有する血液凝固抑制物質にある。硫酸化キシ
ロ7ラナンは抗凝血活性を有するので、これを有効成分
とする物質線、人工心臓あるいく人工血管などの血液凝
固を抑制する必要のある医用萬分子材料として用いられ
る。
硫酸化キシロフラナンの原料となるキシロフラナ/は、
例えば次のような工程で得ることができる0 Bn=CH,C16H。
例えば次のような工程で得ることができる0 Bn=CH,C16H。
以下、本発明t−実施例に基づき詳しく説明する。
(実施例〕
D−キシロース(1)を真空熱分解(Ohem 。
Be1r、106,31565(1973)参照)する
ことによV得られた化合物1.4−アンヒドロ−α−D
−キシロビラノース(2)を用いる0 まず、水素化ナトリウムaayt乾燥ジメチルホルムア
ミド(DMFJ 180−に懸濁し、前記化合物(2)
3 G g4−180 d(DDKFVC浴解したも)
を攪拌しながら滴下する。1時間反応i、88mのベン
ジルクロライドを180 #I10DMFK溶解したも
のを滴下し、約20時間室温で攪拌する。反応混合物を
大量の氷水中にあけ、クロロホルムで抽出したのち、濃
縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒、ヘキナンー酢酸エチル6:1 v/v)で精夷す
ると1.トアンヒドロー2.3−ジー−0−ベンジル−
α−D−キシロピラノース(3)を58y(収率83%
)得る。化合物(3)の物理的性質は次に示す通りであ
る。
ことによV得られた化合物1.4−アンヒドロ−α−D
−キシロビラノース(2)を用いる0 まず、水素化ナトリウムaayt乾燥ジメチルホルムア
ミド(DMFJ 180−に懸濁し、前記化合物(2)
3 G g4−180 d(DDKFVC浴解したも)
を攪拌しながら滴下する。1時間反応i、88mのベン
ジルクロライドを180 #I10DMFK溶解したも
のを滴下し、約20時間室温で攪拌する。反応混合物を
大量の氷水中にあけ、クロロホルムで抽出したのち、濃
縮して、シリカゲルのカラムクロマトグラフィー(展開
溶媒、ヘキナンー酢酸エチル6:1 v/v)で精夷す
ると1.トアンヒドロー2.3−ジー−0−ベンジル−
α−D−キシロピラノース(3)を58y(収率83%
)得る。化合物(3)の物理的性質は次に示す通りであ
る。
比施光度:〔α〕δ’ −13,0’ (C1、クロロ
ホルム)”H−NMR二 δ7.27〜7.38 (
5H,m 、芳香族)。
ホルム)”H−NMR二 δ7.27〜7.38 (
5H,m 、芳香族)。
5.42 (IH,d、 H−1) 、 4.69 (
IH,q 、 H−4ハ4.46〜4.56 (2H,
2dd、 2Ct旦206H5) ’4.06 (I
H,d、 H−56X)、 3.91(IH,(1
,H−a)。
IH,q 、 H−4ハ4.46〜4.56 (2H,
2dd、 2Ct旦206H5) ’4.06 (I
H,d、 H−56X)、 3.91(IH,(1
,H−a)。
3.61(IH,d、H−2)、 3.39(IH,
0,H−5en )。
0,H−5en )。
得られ次化合物(3) (0,35、p 、 1.12
ミリモルノを1101i1Hの高真空下、−夜真空乾燥
し、あらかじめ水素化カルシウムによって乾燥した塩化
メチレン(0,5111/)に真空アングル中で溶解す
る。
ミリモルノを1101i1Hの高真空下、−夜真空乾燥
し、あらかじめ水素化カルシウムによって乾燥した塩化
メチレン(0,5111/)に真空アングル中で溶解す
る。
重合管を液体窒素で冷却し、モノマー溶液が十分に凍結
した後、三フッ化ホウ素エーテラート(7μ1.0.0
55417モル)を導入する。重合管を真空ラインから
切り離し、−60”Cのエタノール浴中、1〜2分間激
しく振とうする。−60゛Cにて20時間反応後、重合
アングルを開青し、メタノールを注いで反応を停止する
。この際ポリマーが沈澱するので、これにクロロホルム
をポリマーが十分に溶解するまで加え、重炭酸ナトリウ
ム水溶液で中和し、水洗して、無水硫酸す) IJウム
で乾燥する。乾燥剤をF別除去した後、戸液fI:#縮
して、石油ベンジンを加えて再沈澱させる。溶解、濃縮
、再沈澱の操作をさらに2回行い、ベンゼンに溶解し、
凍結乾燥を行い、ポリマーの2.3−ジー〇−ベンジル
−(l→5)−α−D−キシロフラナンC4) 0.2
8 /i (転化率80%)を得る。ポリマー(4)の
物理的性質は次に示す通りである。
した後、三フッ化ホウ素エーテラート(7μ1.0.0
55417モル)を導入する。重合管を真空ラインから
切り離し、−60”Cのエタノール浴中、1〜2分間激
しく振とうする。−60゛Cにて20時間反応後、重合
アングルを開青し、メタノールを注いで反応を停止する
。この際ポリマーが沈澱するので、これにクロロホルム
をポリマーが十分に溶解するまで加え、重炭酸ナトリウ
ム水溶液で中和し、水洗して、無水硫酸す) IJウム
で乾燥する。乾燥剤をF別除去した後、戸液fI:#縮
して、石油ベンジンを加えて再沈澱させる。溶解、濃縮
、再沈澱の操作をさらに2回行い、ベンゼンに溶解し、
凍結乾燥を行い、ポリマーの2.3−ジー〇−ベンジル
−(l→5)−α−D−キシロフラナンC4) 0.2
8 /i (転化率80%)を得る。ポリマー(4)の
物理的性質は次に示す通りである。
比施光度:〔α)p +154.7°(CI、クロロ
ホルム)Mn= 1.49 X 10’ (DPn =
478 、]得られたポリマー(4J O,58gを
あらかじめ金属ナトリウムにより乾燥し之1.2−・ジ
メトキシエタン(101)に溶解する。この溶液を一7
8′Cに保っである液体アンモニア(80d)と金属ナ
トリウム(0,30,9)中に窒素気流下で滴下する。
ホルム)Mn= 1.49 X 10’ (DPn =
478 、]得られたポリマー(4J O,58gを
あらかじめ金属ナトリウムにより乾燥し之1.2−・ジ
メトキシエタン(101)に溶解する。この溶液を一7
8′Cに保っである液体アンモニア(80d)と金属ナ
トリウム(0,30,9)中に窒素気流下で滴下する。
反応系を一78゛Cにて攪拌し、2,5時間後、塩化ア
ンモニウム全反応系の青色が消失するまで加える。さら
に水(lQmJを加え、室温にてアンモニア?蒸発させ
る。水(20m1)を加え、塩化メチレンで5回洗浄し
、水層を3日間透析する。水溶液は濃縮して凍結乾燥し
、ポリマーの(l→5)−α−D−キシロフラナン(5
J O,176/l (収率72%)を得る。ポリマー
(5)の物理的性質は次に示す通りである。
ンモニウム全反応系の青色が消失するまで加える。さら
に水(lQmJを加え、室温にてアンモニア?蒸発させ
る。水(20m1)を加え、塩化メチレンで5回洗浄し
、水層を3日間透析する。水溶液は濃縮して凍結乾燥し
、ポリマーの(l→5)−α−D−キシロフラナン(5
J O,176/l (収率72%)を得る。ポリマー
(5)の物理的性質は次に示す通りである。
比施光度:〔α、]D+ 171.4°<ax。水ノ1
8G −NMR二 δ 104.08 (ICi
、 (3−,1) 。
8G −NMR二 δ 104.08 (ICi
、 (3−,1) 。
79゜51.79゜44.77.64 (3C,O−2
,0−3゜0−4 )。
,0−3゜0−4 )。
69゜61 (10、0−5)
の調製
ポリマー(5) 0.5 Fを、あらかじめ乾燥したジ
メチルスルホキシド(1801/、)に?@解(、、ピ
ペリジン−N−硫酸(3,Og)を加え、攪拌しながら
80゛0で1時間反応させる010チ過剰の2゜5N水
酸化す) I/ウム水溶液で中和し、almする。メタ
ノールを■えて沈澱したポリマーを水に塔解して、透析
、濃縮、凍結乾燥して硫酸化(1→5)−α−D−キン
ロフラナン0.37 gf得る。このポリマーの物理的
性質は次に示す通りである。
メチルスルホキシド(1801/、)に?@解(、、ピ
ペリジン−N−硫酸(3,Og)を加え、攪拌しながら
80゛0で1時間反応させる010チ過剰の2゜5N水
酸化す) I/ウム水溶液で中和し、almする。メタ
ノールを■えて沈澱したポリマーを水に塔解して、透析
、濃縮、凍結乾燥して硫酸化(1→5)−α−D−キン
ロフラナン0.37 gf得る。このポリマーの物理的
性質は次に示す通りである。
メタクロマジー反応:十
”G −NMR:δ 101.85 < 10 、 O
−1) 。
−1) 。
81.57.80.88.77.09 (3C;、C−
2,0−3゜C−4)。
2,0−3゜C−4)。
a9.29(10,(E−1゜
抗凝血活性テスト
抗凝血活性テストは、アメリカ薬局方「ヘパリン」の力
価検定法に皐じて測定した(但し、羊血漿の代りに牛血
漿を用いたり。
価検定法に皐じて測定した(但し、羊血漿の代りに牛血
漿を用いたり。
被験物質を生理食塩水に溶解し、160シ讐濃度とする
。また標準ヘパリン(160I県1の10γん生理食塩
水を調部する。
。また標準ヘパリン(160I県1の10γん生理食塩
水を調部する。
被、蟻物質浴液及び標準ヘパリン浴液を各々o、8゜0
.7 、0.6 、0.5 、0.4 、0.3 、0
.2 、0.1及び0.05 a/ずつ、ガラス試験管
(18X1054tll)にとり、更に全量が0.8−
になるように生理食塩水を加え混合する。
.7 、0.6 、0.5 、0.4 、0.3 、0
.2 、0.1及び0.05 a/ずつ、ガラス試験管
(18X1054tll)にとり、更に全量が0.8−
になるように生理食塩水を加え混合する。
各試験管に牛血漿 1tR1ずつt−加え混合し、次い
で2%塩化カルシウム水溶液0.2 mずつを加え、直
ちに試験管を静かに転倒混和する。
で2%塩化カルシウム水溶液0.2 mずつを加え、直
ちに試験管を静かに転倒混和する。
7〜】0分後、各試験管の凝血状態を0 、 tl、2
5゜0.5 、0.75 、1.0のクラスに分けて記
録し、凝血状態が0.5の時の被゛倹物質及び標準ヘパ
リンの童から被験物質の力価を求めた。この結果を第1
表に示す。
5゜0.5 、0.75 、1.0のクラスに分けて記
録し、凝血状態が0.5の時の被゛倹物質及び標準ヘパ
リンの童から被験物質の力価を求めた。この結果を第1
表に示す。
3牛血漿:あらかじめ、採血容器に10%クエン酸ナト
リウム(Ma、06H,O,−2H,0)水溶に+ad
?入れておき、この容器に新鮮な牛血960−を入れ、
混和したのち3000Qm 、10分間遠心分離して血
漿を採取する。
リウム(Ma、06H,O,−2H,0)水溶に+ad
?入れておき、この容器に新鮮な牛血960−を入れ、
混和したのち3000Qm 、10分間遠心分離して血
漿を採取する。
第1表
本発明の硫酸化(1→5ノーα−D−キシロフラナンは
ヘパリンの約]8チの抗凝血活性を有し、且つ対照のデ
キストラン硫酸の約4.5倍の活註全有することが知ら
れる。
ヘパリンの約]8チの抗凝血活性を有し、且つ対照のデ
キストラン硫酸の約4.5倍の活註全有することが知ら
れる。
なお、マウスを用いた急性貴注(LD、o’)は、1g
/Icg以上(静注)であった。
/Icg以上(静注)であった。
(発明の効果)
本発明の硫酸化(1→5ノーα−D−キシロフラナンと
、比較例として木材中に存在する天然キシン/をi酸化
したヘパリノイド及びデキストラン硫酸の抗凝結活性t
l−第2表に示す。
、比較例として木材中に存在する天然キシン/をi酸化
したヘパリノイド及びデキストラン硫酸の抗凝結活性t
l−第2表に示す。
第2表に示し7?:ように、分子量のほぼ同じ2檀の硫
酸化キシランを比較すると、本発明の(1→5)−α−
7ラノース型のヘバリノイドの万が約2倍の活性を示す
。
酸化キシランを比較すると、本発明の(1→5)−α−
7ラノース型のヘバリノイドの万が約2倍の活性を示す
。
また本発明に抗凝血活性を有するヘバリノイド金化字合
成することができるだけでなく、このヘバリノイドが純
化学合成であるため得造が一定でるり、生理活8:?あ
る程度制御できる。さらに、セグメント化ボリウレタシ
ナどの合成高分子と共有結合させることにより、ヘノ々
リノイドをポリマー止鎖中に導入し、持続した抗血栓性
を有する複合杓科を合成することも可能である。
成することができるだけでなく、このヘバリノイドが純
化学合成であるため得造が一定でるり、生理活8:?あ
る程度制御できる。さらに、セグメント化ボリウレタシ
ナどの合成高分子と共有結合させることにより、ヘノ々
リノイドをポリマー止鎖中に導入し、持続した抗血栓性
を有する複合杓科を合成することも可能である。
さらに本発明(1抗血栓性を必要とする医用材料、例え
は、人工心臓、人工血管などに応用することができる。
は、人工心臓、人工血管などに応用することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは10〜500の整数であり、R=Hまたは
SO_3Naである)で表される硫酸化キシロフラナン
。 2、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは10〜500の整数であり、R=Hまたは
SO_3Naである)で表される硫酸化キシロフラナン
を製造するに当たり、キシロフラナンを硫酸化剤によつ
て硫酸化する硫酸化キシロフラナンの製造法。 3、一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中のnは10〜500の整数であり、R=Hまたは
SO_3Naである)で表される硫酸化キシロフラナン
を有効成分として含有する血液凝固抑制物質。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25349084A JPS61130301A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 抗凝血活性を有する硫酸化キシロフラナン及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25349084A JPS61130301A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 抗凝血活性を有する硫酸化キシロフラナン及びその製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61130301A true JPS61130301A (ja) | 1986-06-18 |
JPS6354282B2 JPS6354282B2 (ja) | 1988-10-27 |
Family
ID=17252104
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25349084A Granted JPS61130301A (ja) | 1984-11-30 | 1984-11-30 | 抗凝血活性を有する硫酸化キシロフラナン及びその製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61130301A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5145841A (en) * | 1987-03-19 | 1992-09-08 | Arthropharm Pty. Limited | Anti-inflammatory compounds and compositions |
US5668116A (en) * | 1987-03-19 | 1997-09-16 | Anthropharm Pty. Limited | Anti-inflammatory compounds and compositions |
AU704517B2 (en) * | 1995-07-13 | 1999-04-22 | Ajinomoto Co., Inc. | Anti-piroplasmotic agent |
WO2019054344A1 (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-21 | 王子ホールディングス株式会社 | ポリ硫酸ペントサン及びポリ硫酸ペントサンの製造方法 |
US11274165B2 (en) | 2017-02-28 | 2022-03-15 | Oji Holdings Corporation | Pentosan polysulfate, pharmaceutical composition, and anticoagulant |
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