JPS61129219A

JPS61129219A - 圧延機のガイド

Info

Publication number: JPS61129219A
Application number: JP24958284A
Authority: JP
Inventors: Sadayoshi Tajima; 田島　貞好; Teruo Sekiya; 関谷　輝男
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1984-11-28
Filing date: 1984-11-28
Publication date: 1986-06-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の利用分野〕本発明は、作業ロールシフトにより圧延材の形状を制御
する圧延機に係り、特に、厚板圧延機のように大型でシ
フトストロークも犬すく、且つ、正逆側回転する圧延機
のガイド機構に関する。

〔発明の背景〕

従来、大型圧延機、特に、厚板ミルのミルガイドは実開
昭５０−２４７２７号公報に示すように大別シて作業ロ
ールチョックマウントガイド及び上ロールバランスキャ
リアビーム吊下げ方式に分類でき、チョックマウント方
式は、ロールショップでのガイド調整が可能であるが、
□ロール径変化等に伴う外ガイドとのガイドレベル調整
が出来ない、又、キャリアビーム吊シ下げ方式はシリン
ダで上ロールにワイパー面を押し付ける様にしているが
、厚板ミルのように、ロール面長が長い場合はロール面
全長にわたって、均等にロールに接触させる事が出来な
いため、圧延材突掛けなどの事故が発生していた。又、
従来方式のガイドを作業ロールシフトミルに延長して使
用する事は、ミル内でロールにガイドを接触させ、ワイ
パ部及び先端ガイドをスベリ摺動させる事になり、摩耗
、キズ付の問題及びロール面に均一に接触する事が出来
ないなどの問題があシ、は−ルシフトミルに適したガイ
ドの開発が急務であった。

〔発明の目的〕

本発明の目的はガイドの調整はロールショップで正確に
行なえる様にし、かつ、ミル内でのロールシフト時はチ
ョックマウントガイドがロール軸方向に、スムーズに追
随出来、しかも、ロール径変化、ロール圧下量変化時も
、チョックマウントガイド面と外ガイド面が常に正しい
位置関係で圧延材を案内出来るガイドを提供することに
ある。

〔発明の概要〕

本発明の要点は、クールチョックにマウントしたガイド
に特定平面を設け、キャリアビームに吊り下げた外ガイ
ドの一端にサポートローラーを設置し、このローラー面
と、先の特定平面にキャリアビームのシリンダのバラン
ス圧で尚接し、ロールシフト時に、チョックマウントガ
イドと、外ガイドが一定高さ関係を保ちながら、ロール
軸方向にスムーズに転勤追随するように構成したことＫ
ある。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。

第４図中の１．２は作業ロール、３．４は補強ロールを
示し、上、下作業ロール１はそれぞれ二点鎖線ＩＺ２／
のようにロール軸方向に移動出来るようにして、−圧延
材の形状制御を行なう。

３．４は上、下補強ロールであり、上補強ロール３は、
第１図に示すキャリアビーム５の引掛は部″ｂ″に補強
ロールチョック９の耳部”ａ″を引掛ける事によって、
バランスシリンダ６の油圧によシ吊り上げられる。

又、このキャリアビーム５には、嬉１図に示すように、
デスケーリングヘッダー１０及びロール冷却ヘッダー１
１をマウントした外ガイド１２を外ガイド保持シリンダ
１３を介して吊シ上げている。

一方、第３図に示す上、下ワークロール１．２には上、
下作業ロールチョック７．８を介してガイド１４，１５
がそれぞれ取付けられておシ、上ガイド１４には平面″
Ｃ”を設け、外ガイド１２の一部に、第２図に示す。

支点ビン１６によシ揺動的に支持されたアーム１７に取
９つけたサポートローラー１８が当接し、外ガイド保持
シリンダ１３のバランス力によって外ガイド１２のレベ
ルをガイド１４にそろえるように構成している。

次に、シフトミルにおける動作について説明す−る。

第１図は圧延状態におけるロール縦断面を示しており、
圧延材の厚さに応じて、上、下作業ロール１，２の間隙
を図示せぬロール圧下装置によって上ロール１の圧下調
整を行なう。

この時、上作業ロールチョック７にマウントした上ガイ
ド１４は、ロール１と同時に昇降する。

一方、外ガイドにはサポートローラー１８と、上ガイド
１４の平面”Ｃ”を当接し、ガイドバランスシリンダ１
３の押上刃により、押付けているため、上作業ロール１
の動きに従って、外ガイド１２はガイド１４と共に上下
動し、上作業ロールのいずれの高さでも、圧延材案内面
を滑らかに形成しスムーズな圧延材の案内を可能とする
。一方、圧延材の板巾変化などにより、作業ロールを軸
方向にシフトする場合、ガイド１４は上作業ロール１と
一体的に軸方向にシフトする。この時、外ガイド１２の
一端に設けたサポートローラー１８部は平面”Ｃ″部で
当接しておシ、上ガイド１４の平面″′Ｃ″部でサポー
トローラー１８がころがシ、ガイド１４のロールシフト
方向の動きをスムーズに行なうことが出来る。

更に、外ガイド１２とガイド１４の平面″９″部には加
工上の誤作などによる動作中の揺れに対し、サポートロ
ーラー１８に無理な力が発生し、ローラーの破損を防止
するため、ピン１６を支点として、アーム１７が、両ガ
イドの誤差を吸収するようにサポートローラー１８を追
従出来るようにしている。また、作業ロール１．２のロ
ール組替時ハ、ガイドバランスシリンダ１３の油圧を切
ることにより、外ガイド１２は下がシ、サポートローラ
ー１８と、ガイド平面″Ｃ”部との間には間隙ができ、
作業ロール１，２ガイド１４をマウントした状態でミル
ハウジング外へ引出すことが出来る。

尚、外ガイド１２の一端に設けたサポートローラー１８
用アーム１７は、ガイド平面″′ｃ′から離れると、第
２図に示すギヤ７１６分だけ左右どちらかに傾斜してサ
ポートローラー１８の位置規て、ロール組替を行なう。

新作業ロールが組込終了したら、ガイドバランスシリン
ダ１３に油圧をかけ、外ガイド１２を上昇し、サポート
ローラー１８をガイド平面″Ｃ″に当接して圧延可能な
状態に戻すことが出来る。

一方、作業ロールにマウントして組替えられる上、下ガ
イド１４．１５は、次の新ロールに合せて、第３図に示
すように、ロールショップでロール長手方向にロール面
に正確にガイド先端の位置調整を行ない、ロールとガイ
ド間の過大ギャップ、不均一ギャップによる圧延材突込
防止及び部分接触によるロールへのキ父付防止を行なう
ことが出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ロール及びガイドの軸方向シフトをス
ムーズに行ない、外ガイドとの圧延材案内面を正しく保
ち、ロール径変化、ロール圧下葉変化に対しても、−人
的調整又は補正を裂さず、−ガイドを提供する効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のロールシフトミルの断面図、第２図は
サポートローラー側面図、第３図は上、下作業ロール及
びチョックマウントガイド断面図、第４図はシフトミル
の側面図である。１・・・上作業ロール、２・・・下作業ロール、３・・
・上補強ロール、５・・・キャリアビーム、７・・・上
作業ロールチョック、８・・・下作業ロールチョック、
９・・・上補強ロールチョック、′１０・・・下補強ロ
ールチョック、１１・・・ロールクーラントヘッダー、
１２・・・デスケーリングヘッダー、１３・・・外ガイ
ドバランスシリンダ、１４・・・上ガイド、１５・・・
下ガイド。

Claims

【特許請求の範囲】１、作業ロールをシフトして圧延材の形状を制御する圧
延機で、上ロール用ガイドをチョックマウントガイドと
ハウジング側の外ガイドとを分離して設置するように構
成したガイドに於いて、前記チョックマウントガイドの
上側にガイドの軸方向全体に突起部を設け、バックロー
ルバランス用キャリアビームに取付けたシリンダにより
昇降自在に構成した外ガイドに取り付けられたローラー
と前記チョックマウントの突起部とを係合させることを
特徴とする圧延機のガイド。２、二個のローラ付ブロックのローラー間と外ガイドフ
レームをピン係合し、一つのガイドフレームに複数のロ
ーラ付ブロックを配置したことを特徴とする特許請求の
範囲第１項記載の圧延機のガイド。