JPS61127935A - 背面リ−フバルブのバルブストツパ構造 - Google Patents

背面リ−フバルブのバルブストツパ構造

Info

Publication number
JPS61127935A
JPS61127935A JP24759884A JP24759884A JPS61127935A JP S61127935 A JPS61127935 A JP S61127935A JP 24759884 A JP24759884 A JP 24759884A JP 24759884 A JP24759884 A JP 24759884A JP S61127935 A JPS61127935 A JP S61127935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
rear leaf
leaf valve
stopper
valve seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24759884A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Hidaka
日高 俊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP24759884A priority Critical patent/JPS61127935A/ja
Publication of JPS61127935A publication Critical patent/JPS61127935A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • F16F9/348Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
    • F16F9/3485Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body characterised by features of supporting elements intended to guide or limit the movement of the annular discs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Check Valves (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、背面リーフバルブのバルブストッパ構造に関
し、特に、ショックアブソーバ等の油圧緩衝器のシリン
ダ内ピストン部あるいはシリンダ内ベースバルブ部に配
設され、吸込弁機能あるいはチェック弁機能を発揮し得
るように形成された背面リーフバルブの外周端上昇量を
規制し得るようにした背面リーフバルブのバルブストッ
パ構造に関する。
〔従来の技術〕
ショックアブソーバ等の油圧緩衝器のシリンダ内ピスト
ン部あるいはシリンダ内ベースバルブ部に配設され、吸
込弁機能あるいはチェック弁機能を発揮し得るように形
成された背面リーフバルブの外周端上昇量間を規制し得
るようにした背面リーフバルブのバルブストッパ構造と
しては、例えば、矛8図および牙9図に示すものが従来
から提案されている。
すなわち、牙8図に示す従来例にあっては、バルブシー
トα上に配設された背面リーフバルブhはセットビンC
のガイド部Cに係止されたコニカルスプリングdによっ
て附勢され、所望の初期荷重が附与されていると共に、
上記コニカルスプリングdの弾発力によって背面リーフ
バルブbの外周端上昇量を抑制するように形成されてい
る。
また、矛9図に示す従来例にあっては、バルブシートα
上に配設された背面リーフバルブ6はセットビンCに介
装されたバルブストッパeに係止されたヒトデ状スプリ
ングfによって、初期荷重を有するように附勢されると
共に、上記バルブストッパeのストッパ部eに上昇する
背面リーフバルブbの外周端上面が当接されるようにし
て当該背面リーフバルブ6の外周端上昇量を規制するよ
うに形成されている。
従って、従来の背面リーフバルブのバルブストッパ構造
によれば、背面リーフバルブの外周端上昇量の抑制ある
いは規制が所望の通り行なわれることが期待できること
となる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の提案によるときは、ショックアブ
ソーバ等の油圧緩衝器の有効長さを減少させることとな
る問題点がある。
すなわち、牙8図の従来例によるときは、背面リーフバ
ルブhに初期荷重を附与するコニカルスプリングdの弾
発力によって背面リーフバルブhの外周端上昇量を抑制
することとするので、上記コニカルスプリングdの配設
を省略することができず、従って、少なくとも、コニカ
ルスプリングdの高さに相当する長さだけ、シリンダ内
ピストン部の有効ストロークすなわち、ショックアブソ
ーバ等の油圧緩衝器の有効長さが減少されることとなる
また、矛9図の従来例によるときは、少なくとも、ヒト
デ状スプリングfを係止するバルブストッパeの肉厚に
相当長さだけ、上記有効長さが減少されることとなる。
そして、特に、牙8図の従来例によるときは、コニカル
スプリングdの弾発力によって背面リーフバルブbの外
周端上昇量を抑制することとするので、背面リーフバル
ブhの外周端上昇量を一定の範囲内に規制するためにコ
ニカルスプリングdの弾発力を増大することとすると、
背面リーフバルブbに附与されろ初期荷重が増大され所
望の吸込弁機能が効果的に発揮されなくなる危惧がある
と共に、吸込弁機能を優先させるためにコニカルスプリ
ングdの弾発力を小さくすることとすると、背面リーフ
バルブhの外周端における所謂復帰遅れが招来されるこ
ととなり、所望のチェック弁機能が効果的に発揮されな
くなる危惧がある。
そこで、本発明は、ショックアブソーバ等の油圧緩衝器
の有効長さを減することなく背面リーフバルブの外周端
上昇量を規制あるいは抑制することができ、しかも、所
望の吸込弁機能あるいはチェック弁機能を効果的に発揮
させることができるようにした背面リーフバルブのバル
ブストッパ構造を新たに提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点の解決のため、本発明の構成を、シリンダ内
ピストン部あるいはシリンダ内ベースバルブ部のバルブ
シート上面に内周端固定で配設される背面リーフバルブ
の外周端上昇量を規制し得るように形成されたバルブス
トッパを有してなる背面リーフバルブのストッパ構造に
おいて、牙−には、バルブストッパはバルブシートの外
周側上縁部への配設を可とするように形成された環状体
からなると共に、当該環状体の内周側の全部または一部
に形成されたストッパ部に背面リーフバルブの上昇する
外周端が当接され得るように形成されてなることを特徴
とするとし、オニには、バルブストッパはバルブシート
の外周側上縁部への配設を可とするように形成された環
状体からなると共に、当MW状体の内周側の一部に形成
されたストッパ部が背面リーフバルブの上昇する外周端
の当接を可とするように形成されてなり、かつ、当該環
状体の内周側の他の一部に形成された附勢部が背面リー
フバルブの外周側上面に当接され背面リーフバルブに初
期荷重を附与するように形成されてなることを特徴とす
るとしたものである。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づいて本発明を説明する。
牙1図は、本発明に係るところをシリンダ1内のベース
バルブ部2に具体化し、忙−実施例を示すものであって
、当該ベースバルブ部2にはバルブシート20の上面に
配設された背面リーフバルブ21を有してなると共に、
上記バルブシート20の外周側上縁部に配設された環状
体からなるバルブストッパ22を有してなる。
上記シリンダ1の下端側内部はピストン側油室Bとされ
、上記シリンダ1の外部はアウターチューブ(図示せず
)によって区画形成されたリザーバ室(図示せず)とし
ている。そして、当該リザーバ室と上記ピストン側油室
Bとは、上記ベースバルブ部2を介して連通されるよう
に形成されている。なお、バルブシート20の下端には
切欠き部20aが形成されており、バルブシート20内
と上記リザーバ室との連通を町としている。
上記バルブシート20は、上記シリンダ1の下端と下方
の蓋部材(図示せず)との間に挾持されるように位置決
められているもので、その肉厚部には軸線方向に沿って
圧側油路たる内側油路2015と伸側油路たる外側油路
20.?とを穿設形成している。  ゛ そして、上記内側油路20hの下端開口にはこれを閉塞
するように配設された圧側減衰バルブ23が隣接してい
る。この圧側減衰バルブ23は、上記バルブシート20
の軸芯部に挿通されたセットビン24の下端24αのカ
シメ固着によって所定位置への定着が図られているもの
で、内周端固定となるようにシム25および当該圧側減
衰バルブ23の撓み量を規制するストッパ26が上記カ
シメ下端24αに順次介装されているものである。
上記バルブシート20の外側油路20.?の上端開口に
はこれを閉塞するように上記背面リーフバルブ21が配
設されている。そして、この背面リーフバルブ21は、
牙2図に示すような、平面形状を呈するように形成され
ている。
すなわち、当該背面リーフバルブ21は、上記バルブシ
ート20の内周側上面への定着を可とするように形成さ
れた内周固定部21αと、上記バルブシート20の外周
側上面への当接を可とするように形成された外周本体部
2115と、当該外周本体部216と上記内周固定部2
1αとの連結を可とするように形成されると共に上記内
周固定部21αの半径方向以外の方向に延設されるよう
に形成された連結部21Cとを有してなり、かつ、上記
内周固定部21L:Lと外周本体部21Aとの間忙は、
切欠き部21dを有してなるものである。なお、当該背
面リーフバルブ21は、特に、内周固定部21αの半径
方向以外の方向に延設された連結部21Cを有してなる
ものであれば足り・ るから、図示した実施例における
内周固定部21αの円周方向に三つの連結部21.?が
形成されていることに代えて、内周固定部21αの接線
方向に二つあるいは三つの連結部21Cを形成すること
としてもよく、また、内周固定部21αの円周方向に四
つの連結部21Cを形成することとしてもよい。またな
お、連結部21Cは内周固定部21aの中心を芯とする
螺線方向に形成されているものであってもよい。
上記のように形成されている背面リーフバルブ2]は、
矛1図に示すベースバルブ部2に配設されるとき、所謂
初期荷重が附与されるように配設されている。
すなわち、上記バルブシート20の内周側上面は固定部
20dとされ、外周側上面はシート部2(M 、 20
fとされていると共に、当該シート部20g 、 20
fと上記固定部20dとの間には段差δが形成されてい
る。そして、上記背面リーフバルブ21の内周固定部2
1αは、上記セットピン24の上端2475と上記バル
ブシート20の固定部20dとの間に挟圧保持されてい
ると共に、当該背面リーフバルブ21の外周本体部21
hは、上記バルブシート20のシート部20e 、 2
0f上に配置されているものである。その結果、当該背
面リーフバルブ21の上記バルブシート20上への配設
時には、その連結部21Cが撓み変形されることとなっ
て、外周本体部21jが下方のシート部206 、2O
fに押し付けられる状態となり、所謂初期荷重が附与さ
れることとなっているものである。
従って、バルブシート20の外側油路20Cを介してリ
ザーバ室内の油がピストン側油室B側に流入することと
なるとき、上記背面リーフバルブ21の外周端がシート
部20fから離脱するように上昇して吸込弁機能が発揮
されると共に、ピストン側油室B内の油がバルブシート
20内すなわちリザーバ室側に流出することとなるとき
、上記背面リーフバルブ21の外周側が下方のシート部
20g 、 20fに当接されることとなり、チェック
弁機能が発揮されることとなる。
上記背面リーフバルブ22の外周端上昇量は、上記バル
ブストッパ22によって規制されるようになっている。
そして、このバルブストッパ22は1,1?3図にも示
すように、環状体に形成されてなり、当該環状体の内周
側に形成されたストッパ部22αを有していると共に、
当該環状体の外周側に形成された定着部22.6を有し
ている。そして、本実施例においては、牙1図に示すよ
うに、上記定着部22Aを上記シリンダ1の下端面とバ
ルブシート20の外周端上面との間に挟圧保持して定着
するように形成されている。
上記バルブストッパ22は、473図にも示すように、
環状体の内周側の全部をストッパ部22αとしているが
、これに代えて、牙4図に示すように、環状体の内周側
の一部をストッパ部22αとして設定することとしても
よい。そして、当該ストッパ部22aは、複数箇所に分
散されるように配設されているものであってもよく、ま
た直径方向線上に三箇所のみとされるものであってもよ
い。
なお、牙3図に示す平面形状を有するバルブストッパ2
2にあっては、ストッパ部22aが環状体の内周側全部
形成されているので、上記背面リーフバルブ21の外周
端が上昇されてリザーバ室側からの油がピストン側油室
B内に流入されることとなるときの背面リーフバルブ2
1外周端の機中の上下動、すなわちハンチング防止を図
ることができる利点があり、牙4図に示す平面形状を有
するバルブストッパ22にあっては、ストッパ部22α
が環状体の内周側の一部に複数箇所となると共に、相互
間を窓部22Cとなるように形成されているので、ハン
チング防止の効果が得られない反面、ストッパ部22α
間の窓部22Cを介しての油の通過が保証され吸込弁と
しての機能が充分に発揮されることとなる利点がある。
牙5図は、本発明に係るところをシリンダ1内のピスト
ン部3に具体化した一実施例を示すものであって、当該
ピストン部3には、バルブシート30の上面に配設され
た背面リーフバルブ21を有してなると共に、上記バル
ブシート30の外周側上縁部に配設された環状体からな
るストッパ32を有してなる。− 上記ピストン部3は、シリンダ1の上端から摺動自在に
挿通されたピストンロッド4の先端部に配設されてなる
もので、上記シリンダ1内をロッド側油室Aと上記ピス
トン側油室Bとに区画してなると共に、当該ピストン部
3を介して上記ロッド側油室Aとロッド側油室Bとの連
通を可とするように形成されている。すなわち。
ピストン本体たるバルブシート30は、その肉厚部に伸
側油路たる内側油路30&と圧側油路たる外側油路30
Cとを有している。そして、上記内側油路30hの下端
開口にはこれを閉塞するように配設された伸側減衰バル
ブ33が隣接している。この伸側減衰バルブ33は、上
記バルブシート30の軸芯部に挿通されたピストンロッ
ド2のインロ一部2cL下方の螺合部2hに螺合された
セットナツト34によって所定位置への定着が図られて
いるもので、内周端固定となるようにシム35および当
該伸側減衰バルブ33の撓み量を規制するストッパ36
が順次介装され、セットナツト34によって締付固着さ
れているものである。
上記バルブシート30の外周面にはピストンリング37
が介装されている。また、上記バルブシート30の外側
油路30Cの上端開口にはこれを閉塞するように上記背
面リーフバルブ21が配設されている。当該背面リーフ
バルブ21は、前記した矛1図および牙2図に示す背面
リーフバルブ21と同様に構成されていると共に、その
作用するところも同様である。そしてまた、上記バルブ
シート30の内周側上面は固定部30dとされると共に
、その外周側上面はシート部3(M 、 3Ofとされ
るものであり、かつ、上記固定部30(Zとシート部3
0g 、 3Ofとの間には段差δが形成されている。
そして、上記バルブシート30上面に上記背面リーフバ
ルブ21を配設することとしたとき、背面リーフバルブ
21の連結部21C(矛2図参照)が撓み変形されて、
外周本体部21b(+2図参照)が下方のシート部30
6 、3Ofに押し付けられる状態となって、所謂初期
荷重が附与されることとなっている。
上記背面リーフバルブ21の外周端上昇量は、上記バル
ブストッパ32によって規制されるようになっている。
そして、このバルブストッパ32は、環状体に形成され
てなり、当該環状体の内周側の全部または一部にストッ
パ部32aが形成されてなるものである(牙3図および
矛4図参照)。そして、本実施例においては、−上記バ
ルブストッパ32は、上記バルブシート30の外周上端
にその基部32Cが嵌装固着されているものである。
なお、上記バルブストッパ32の機能す今ところは、前
記矛1図、矛3図および牙4図に示すバルブストッパ2
2の機能するところと異ならないこと勿論である。
矛6図は、本発明に係るところをシリンダ1内のベース
バルブ部2に具体化した他の実施例を示すものであって
、当該ベースバルブ部2にはバルブシート27の上面に
配設された背面リーフバルブ28を有してなると共に、
上記バルブシート27の外周端上縁部に配設された環状
体からなるバルブストッパ29を有してなる。
上記バルブシート27は、その下端に切欠き部27αを
有すると共に、その肉厚部に圧側油路たる内側油路27
hと伸側油路たる外側油路27Cとを穿設してなる。そ
して、当該バルブシート27の上面の内周側上面には固
定部27dを有すると共に、外周側上面にはシート部2
7e 、 27fを有している。なお、本実施例におけ
るバルブシート27の固定部27d上面とシート部27
e。
27f上面との間に段差δ(才1図参照)は形成されて
おらず同一平面となるように形成されている。
上記内側油路27bの下端開口には圧側減衰バルブ23
が隣接配置されていると共に、上記外側油路27cの上
端開口には上記背面リーフバルブ28が隣接配置されて
いるものである。そして、上記圧側減衰バルブ23はバ
ルブシート27の軸芯部を挿通するセットピン24によ
って所定位置に定着されている。なお、セットピン24
の下端24αのカシメ加工の際には、シム25、ストッ
パ26を順次介装している。また、上記背面リーフバル
ブ28は、平面形状を矛7図に示すように呈するもので
、前記矛2図に示す背面リーフバルブ21と同一形状と
し、上記バルブシート27の内周側上面への定着を可と
するように形成された内周固定部28αと、上記バルブ
シート27の外周側上面への当接を可とするように形成
された外周本体部28bと、当該外周本体部2Bhと上
記内周固定部28αとの連結を可とするように形成され
た連結部28Cと、−上記内周固定部28αと上記外周
本体部28Aとの間に形成された切欠き部28dとを有
してなると共に、上記連結部28Cが上記内周固定部2
8αの半径方向以外の方向に延設されるように形成され
てなるものである。そして、上記背面リーフバルブ28
は、その内周固定部28αがセットピン24の上端24
hと下方のバルブシート27の固定部27dとの間に挟
圧保持されて、その外周本体部28αがバルブシート2
7のシート部27C127f上に配設されることとなる
と共に、その切欠き部27dがバルブシート27の内側
油路275上端開ロ上方に位置決められることとなる。
従って、上記内側油路27h内にピストン側油室Bから
の油が流入することになると、圧側減衰バルブ23の外
周端が撓んで油がリザーバ室(図示せず)側に流出する
こととなると共に、所望の圧側減衰力が発生される。ま
た、このとき、上記背面リーフバルブ28の外周本体部
28Aは下方のバルブシート27のシート部27e。
27fに当接されることとなって、所謂チェック弁機能
を発揮することとなる。そして、上記ピストン側油室B
内が負圧となるとき、リザーバ室側からの油が外側油路
27C内に流入すると共に、背面リーフバルブ28の外
周端を押し上げてピストン側油室B内に流入することと
なる。
このとき、当該背面リーフバルブ28は、所謂吸込弁と
して機能することとなる。
上記背面リーフバルブ28の外周端上昇量を規制する上
記バルブストッパ29は、矛7図にも示すように、環状
体に形成されてなると共に、当該環状体の内周側の一部
にストッパ部29αが複数箇所形成されていると共に、
上記環状体の外周側に定着部29hが形成されている。
また、上記環状体の内周側の一部には窓部29Cが複数
箇所形成されていると共に、上記内周側の一部に附勢部
29dが複数箇所形成されている。
上記ストッパ部29αは、その下面に下方の背面リーフ
バルブ28の上昇する外周端を当接させるもので、これ
によって、背面リーフバルブ28の外周端上昇量を規制
するようになっている。また、上記定着部2975は、
シリンダ1の下端と下方のバルブシート27の外周側上
端との間に挟圧保持されるように配設されて、当該バル
ブストッパ29をバルブシート27の外周側上縁部に定
着させるようになっている。また、上記窓部29Cは、
背面リーフバルブ28が吸込弁機能を果すときにおける
油の流量を増加させることができるように形成されてい
るものである。
従って、上記窓部29Cの形成によって所謂ハンチング
発生の危惧があるとぎは、当該窓部29Cの形成を省略
することとしてもよい。また、上記附勢部29dは、所
謂舌片状に形成されているものであって、先端が下方の
背面リーフバルブ28の外周側たる外周本体部28h上
面に当接されるように折り曲げ形成されてなり、当該附
勢部29dによって得られる弾発力で背面リーフバルブ
28の外周本体部28h下面を下方のシート部27g、
 27f上面に押し付けるようにし、所謂初期荷重を当
該背面リーフバルブ28に附与しているものである。
すなわち、本実施例におけるバルブストッパ29は、背
面リーフバルブ28の外周端上昇量を規制すると共に、
背面リーフバルブ28に所望の初期荷重を附与するよう
に形成されているものである。
前記した】11図および牙5図に示す実施例において、
背面リーフバルブ21に初期荷重を附与する構成を、下
方のバルブシート20,30上面に段差δを形成するこ
ととしたが、これに代えて、背面リーフバルブ21の内
周本体部21α上面と外周本体部211)との間に段差
δが形成されるように連結部21Cを折り曲げ加工する
こととし、かつ、バルブシート20.30上面には段差
δを形成しないこととし、当該バルブシート20.30
上面に上記背面リーフバルブ21を配設するときに、上
記段差δが解消されて、その復元力による附勢力が背面
リーフバルブ21の外周本体部215に作用することと
なるようにして、所望の初期荷重が得られるようにして
もよい。この実施例によるときは、バルブシート20.
30上面の仕上げ加工が容易となり、結果として、ショ
ックアブソーバ等の油圧緩衝器のコスト低廉化を図るこ
とが可能となる効果が得られる利点がある。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、バルブストッパがバルブ
シートの外周側上縁部に配設されることとしたので、バ
ルブシートの軸芯部側位置するセットピン等の部材の高
さ寸法を小さくすることができ、その結果、ピストン部
の有効ストロークすなわちショックアブソーバ等の油圧
緩衝器の有効長さを増大することに寄与することとなる
利点がある また、背面リーフバルブにおける内周固定部と外周本体
部とを連結する連結部の有効長さが増大されているので
、当該背面リーフバルブの撓み変形を招来させ易くなり
、所望の吸込弁機能あるいはチェック弁機能を効果的に
発揮させることができると共に、バルブシート上面に予
め段差を形成し、あるいは背面リーフバルブに予め段差
を形成し、背面リーフバルブのバルブシート上面への配
設時に当該背面リーフバルブにコニカルスプリング等の
他部材を利用させることなく、所望の初期荷重を附与さ
せるとすることができる利点もある。
そして、環状体からなるバルブストッパにストッパ部の
他に附勢部を形成することとすれば、バルブシートや背
面リーフバルブに特殊な加工をすることなく、しかもコ
ニカルスプリング等の他部材を利用することなく、背面
リーフバルブの外周端上昇量を規制することは勿論、所
望の初期荷重を附与することができることとなる利点も
ある。
さらに、環状体からなるバルブストッパの内周側の全部
にストッパ部を形成する場合と、内周側の一部にストッ
パ部に併せて窓部を形成す・る場合とを選択することと
すれば、ハンチング防止と復帰遅れ防止あるいは、吸込
性向上のいずれを優先させるかの選択を可能にする利点
もある。
【図面の簡単な説明】
牙1図は本発明に係るところをシリンダ内ベースバルブ
部に具体化した状態を示す部分縦断面図、牙2図は本発
明の実施例に係る背面リーフバルブを示す平面図、牙3
図は本発明の実施例に係るバルブストッパを示す平面図
、牙4図はバルブストッパの変形例を示す平面図、矛5
図は本発明に係るところをシリンダ内ピストン部に具体
化した状態を示す部分縦断面図、牙6図は本発明の他の
実施例に係るところを牙゛1図と同様に示す部分縦断面
図、牙7図は牙6図中線■−■で示す部分横断面図、牙
8図および矛9図は従来の背面リーフバルブのバルブス
トツパ構造を示す部分縦断面図である。 1・・・シリンダ、2・・・ベースバルブ部、3・・・
ピストン部、4・1ピストンロツド、20゜27.30
− ・バルブシート、21,28,31・・・背面リー
フバルブ、22,29.32・・・バルブストッパ、2
0d 、 27d 、 30d・・・固定部、20e 
、 20f 、 27g 、 27f 、 3(M 、
 3Of−−−シート部、21α、28α、31α・・
・内周固定部、21b。 28A 、 31.6・・・外周本体部、21C,28
C、31C・・・連結部、22α、29α、32α・・
・ストッパ部、22h 、 29b・・・定着部、22
C,29C・・・窓部、29d・・・附勢部、A・・・
ロッド側油室、B・・・ピストン側油室。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダ内ピストン部あるいはシリンダ内ベース
    バルブ部のバルブシート上面に内周端固定で配設される
    背面リーフバルブの外周端上昇量を規制し得るように形
    成されたバルブストッパを有してなる背面リーフバルブ
    のストッパ構造において、バルブストッパはバルブシー
    トの外周側上縁部への配設を可とするように形成された
    環状体からなると共に、当該環状体の内周側の全部また
    は一部に形成されたストッパ部に背面リーフバルブの上
    昇する外周端が当接され得るように形成されてなること
    を特徴とする背面リーフバルブのバルブストッパ構造。
  2. (2)背面リーフバルブがバルブシートの内周側上面へ
    の定着を可とするように形成された内周固定部と、上記
    バルブシートの外周側上面への当接を可とするように形
    成された外周本体部と、当該外周本体部と上記内周固定
    部との間を連結すると共に上記内周固定部の半径方向以
    外の方向に延設されるように形成された連結部とを有し
    てなり、かつ、上記バルブシート上面への当該リーフバ
    ルブの配設時に上記連結部の撓み変形によって当該リー
    フバルブに初期荷重が附与されるように形成されてなる
    特許請求の範囲第1項記載の背面リーフバルブのバルブ
    ストッパ構造。
  3. (3)シリンダ内ピストン部あるいはシリンダ内ベース
    バルブ部のバルブシート上面に内周端固定で配設される
    背面リーフバルブの外周端上昇量を規制し得るように形
    成されたバルブストッパを有してなる背面リーフバルブ
    のストッパ構造において、バルブストッパはバルブシー
    トの外周側上縁部への配設を可とするように形成された
    環状体からなると共に、当該環状体の内周側の一部に形
    成されたストッパ部が背面リーフバルブの上昇する外周
    端の当接を可とするように形成されてなり、かつ、当該
    環状体の内周側の他の一部に形成された附勢部が背面リ
    ーフバルブの外周側上面に当接され背面リーフバルブに
    初期荷重を附与するように形成されてなることを特徴と
    する背面リーフバルブのバルブストッパ構造。
  4. (4)背面リーフバルブがバルブシートの内周側上面へ
    の定着を可とするように形成された内周固定部と、上記
    バルブシートの外周側上面への当接を可とするように形
    成された外周本体部と、当該外周本体部と上記内周固定
    部との連結を可とするように形成された連結部とを有し
    てなると共に、当該連結部は上記内周固定部の半径方向
    以外の方向に延設されるように形成されてなる特許請求
    の範囲第3項記載の背面リーフバルブのバルブストッパ
    構造。
JP24759884A 1984-11-22 1984-11-22 背面リ−フバルブのバルブストツパ構造 Pending JPS61127935A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24759884A JPS61127935A (ja) 1984-11-22 1984-11-22 背面リ−フバルブのバルブストツパ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24759884A JPS61127935A (ja) 1984-11-22 1984-11-22 背面リ−フバルブのバルブストツパ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61127935A true JPS61127935A (ja) 1986-06-16

Family

ID=17165891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24759884A Pending JPS61127935A (ja) 1984-11-22 1984-11-22 背面リ−フバルブのバルブストツパ構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61127935A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4819773A (en) * 1986-07-14 1989-04-11 Kabushiki Kaisha Showa Seisakusho Valve structure for hydraulic damper
JPH0282981A (ja) * 1988-09-20 1990-03-23 Nippon Zeon Co Ltd 医用弁装置
JPH0520907Y2 (ja) * 1987-10-22 1993-05-28
FR2794202A1 (fr) * 1999-05-27 2000-12-01 Mannesmann Sachs Ag Valve d'inversion avec section d'etranglement efficace fonction de la direction
KR20030070197A (ko) * 2002-02-21 2003-08-29 주식회사 만도 쇽 업소버에 사용되는 바디밸브의 바디 핀 고정구조
JP2010230015A (ja) * 2010-07-16 2010-10-14 Casio Computer Co Ltd ポンプ装置
JP2015031305A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 シリンダ装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4819773A (en) * 1986-07-14 1989-04-11 Kabushiki Kaisha Showa Seisakusho Valve structure for hydraulic damper
JPH0520907Y2 (ja) * 1987-10-22 1993-05-28
JPH0282981A (ja) * 1988-09-20 1990-03-23 Nippon Zeon Co Ltd 医用弁装置
FR2794202A1 (fr) * 1999-05-27 2000-12-01 Mannesmann Sachs Ag Valve d'inversion avec section d'etranglement efficace fonction de la direction
KR20030070197A (ko) * 2002-02-21 2003-08-29 주식회사 만도 쇽 업소버에 사용되는 바디밸브의 바디 핀 고정구조
JP2010230015A (ja) * 2010-07-16 2010-10-14 Casio Computer Co Ltd ポンプ装置
JP2015031305A (ja) * 2013-07-31 2015-02-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 シリンダ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2694465B2 (ja) 油圧緩衝器
US5632474A (en) Compact hydraulic autotensioner with return spring mounted around a sleeve
US4838393A (en) Hydro-mechanical stop having a restrictive passage
US7228948B2 (en) Hydraulic suspension damper
JPS6137881Y2 (ja)
JP5835986B2 (ja) シリンダ装置
DE102009014907A1 (de) Fluiddruckstoßdämpfer
CN104603495B (zh) 多级可调谐递减阀
US4819773A (en) Valve structure for hydraulic damper
JPH0231615Y2 (ja)
JPS61127935A (ja) 背面リ−フバルブのバルブストツパ構造
JPS6113041A (ja) 油圧緩衝器の減衰力調整構造
US10837514B2 (en) Valve structure of shock absorber
US10746249B2 (en) Damping valve, in particular for a vibration damper
US2249480A (en) Compressor valve
JPH0244114Y2 (ja)
JPH0413462Y2 (ja)
JP2592242B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2008020057A (ja) 緩衝器のバルブ構造
JPH0426751Y2 (ja)
JP2502378Y2 (ja) 液圧緩衝器
JPS5926818B2 (ja) 油圧緩衝器
JP2540438Y2 (ja) 油圧緩衝器
JP5132584B2 (ja) バルブ構造
JP5324239B2 (ja) バルブ構造