JP2015031305A - シリンダ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量化が可能となるシリンダ装置の提供。
【解決手段】バルブ部材76に設けられ、ロッドが移動したときに流体が流通する流路95と、流路95を開閉するバルブ110と、バルブ110の流路95を開く方向側に位置する規制部材111とを備え、規制部材111は、取付穴114が設けられた環状の板状部材であって、外周側に、径方向に延出してバルブ110をバルブ部材76側に付勢する複数のバネ部117と、隣り合うバネ部117の間から径方向に延出してバルブ110のストロークを規制するストローク規制部118とが設けられ、ストローク規制部118は、内周側と同一平面をなして延出している。
【選択図】図3

Description

本発明は、シリンダ装置に関する。
シリンダ装置において、流路を開閉するバルブと、バルブを閉方向に付勢するバネと、バルブの所定量以上のストロークを規制する規制部材とを有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−29133号公報
シリンダ装置においては、軽量化が求められている。
したがって、本発明は、軽量化が可能となるシリンダ装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、規制部材が、取付穴が設けられた環状の板状部材であって、外周側に、径方向に延出してバルブをバルブ部材側に付勢する複数のバネ部と、隣り合う前記バネ部の間から径方向に延出して前記バルブのストロークを規制するストローク規制部とが設けられ、前記ストローク規制部が、内周側と同一平面をなして延出する構成とした。
本発明によれば、軽量化が可能となる。
本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器の下部を示す部分断面図である。 本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器のピストン周辺を示す部分断面図である。 本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器のベースバルブ周辺を示す部分断面図である。 本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器の規制部材を示すもので、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器の規制部材の変形例を示すもので、(a)は平面図、(b)は側断面図である。 本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器の規制部材の変形例を示すもので、(a)は平面図、(b)は側断面図である。
本発明に係るシリンダ装置の一実施形態である緩衝器を図面を参照して以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態の緩衝器10は、液体あるいは気体等の流体が封入されるシリンダ11を有している。このシリンダ11は、内筒12と、内筒12よりも大径で内筒12を覆うように同心状に設けられる外筒13とを有し、これら内筒12と外筒13との間にリザーバ室14が形成された二重筒構造をなしている。
シリンダ11の内筒12内には、ピストン17が摺動可能に嵌装されている。このピストン17は、内筒12内つまりシリンダ11内に上室18と下室19とを画成している。シリンダ11内には、具体的に、上室18および下室19内に流体としての作動液が封入され、リザーバ室14内に流体としての作動液およびガスが封入されている。
シリンダ11には、一端がシリンダ11の外部へと延出されるロッド部材としてのロッド22の他端が内筒12内に挿入されており、ピストン17は、このロッド22の内筒12内の他端にナット23によって締結されている。ロッド22の一端側は、図示は略すが、内筒12および外筒13の上端部に装着されたロッドガイドおよびオイルシールに挿通されて外部へと延出されている。
ロッド22は、主軸部25と、シリンダ11内側の端部にあって主軸部25より小径の小径部としての取付軸部26とを有しており、これにより、主軸部25には取付軸部26側の端部に軸直交方向に沿う段面27が形成されている。取付軸部26には、主軸部25とは反対側の所定範囲に上記したナット23を螺合させるオネジ28が形成されている。
図2に示すように、ピストン17は、シリンダ11の内筒12内に嵌装されて内筒12内を上室18および下室19の2室に仕切る略円板状のピストンバルブ部材(バルブ部材)31と、ピストンバルブ部材31の外周面に装着されて、内筒12内を摺接する摺接部材32とを有している。
図2に示すように、ピストンバルブ部材31には、その下室19側の外周側に、軸方向に突出する円筒状突出部34が形成されている。また、ピストンバルブ部材31には、径方向の中央に挿通穴35が軸方向に貫通するように形成されている。また、ピストンバルブ部材31には、その軸方向の円筒状突出部34とは反対側に、径方向の挿通穴35の外側にて軸方向に突出する円筒状のガイドボス部36と、径方向のガイドボス部36よりも外側にて軸方向に突出する環状の内側シート部37と、径方向の内側シート部37よりも外側にて軸方向に突出する環状の外側シート部38とが形成されている。さらに、ピストンバルブ部材31には、その軸方向の円筒状突出部34側に、径方向の挿通穴35の外側にて軸方向に突出する環状の下側取付ボス部40と、径方向の下側取付ボス部40よりも外側かつ円筒状突出部34よりも内側にて軸方向に突出する環状のシート部41とが形成されている。
ここで、ピストンバルブ部材31の軸方向において、内側シート部37および外側シート部38は、互いに高さ位置を一致させており、ガイドボス部36は、これらよりも突出方向の高さ位置が高くなっている。また、シート部41は、下側取付ボス部40よりも突出方向の高さが若干高くなっている。
ピストンバルブ部材31は、一端がガイドボス部36と内側シート部37との間に開口し、他端が下側取付ボス部40とシート部41との間に開口して軸方向に貫通する流路穴43が、周方向に間隔をあけて複数カ所(図2では断面とした関係上1カ所のみ図示)形成されている。また、ピストンバルブ部材31には、一端が内側シート部37と外側シート部38との間に開口し、他端がシート部41と円筒状突出部34との間に開口して軸方向に貫通する流路穴44が周方向に間隔をあけて複数カ所(図2では断面とした関係上1カ所のみ図示)形成されている。内側の流路穴43は、上室18と下室19との間で作動液を流通させる一方の流路45を形成している。外側の流路穴44は、上室18と下室19との間で作動液を流通させる他方の流路46を形成している。
ピストン17は、ピストンバルブ部材31の軸方向の円筒状突出部34側に、ピストンバルブ部材31側から順に、ディスクバルブ50、スペーサ51およびバルブ規制部材52を有している。また、ピストン17は、ピストンバルブ部材31の軸方向の円筒状突出部34とは反対側に、ピストンバルブ部材31側から順に、ディスクバルブ(バルブ)55および規制部材57を有している。
ディスクバルブ50の径方向の中央には挿通穴60が、スペーサ51の径方向の中央には挿通穴61が、バルブ規制部材52の径方向の中央には挿通穴62が、それぞれ軸方向に貫通して形成されている。ディスクバルブ50、スペーサ51およびバルブ規制部材52は、それぞれの挿通穴60、挿通穴61および挿通穴62にロッド22の取付軸部26が挿通され、この状態で、ナット23とピストンバルブ部材31とによって内周側がクランプされる。
ディスクバルブ55の径方向の中央にはガイド穴63が、軸方向に貫通して形成されている。ディスクバルブ55は、ガイド穴63にピストンバルブ部材31のガイドボス部36が挿通され、このガイドボス部36の案内で軸方向に移動可能となっている。
規制部材57の径方向の中央には挿通穴(取付穴)64が、軸方向に貫通して形成されている。ディスクバルブ55がガイド穴63にピストンバルブ部材31のガイドボス部36を挿通させた状態で、規制部材57の挿通穴64にロッド22の取付軸部26が挿通され、この状態で、規制部材57は、ピストンバルブ部材31のガイドボス部36とロッド22の主軸部25の段面27とによって内周側がクランプされる。これにより、ディスクバルブ55がピストンバルブ部材31に軸方向移動可能に取り付けられ、規制部材57がピストンバルブ部材31に移動不可かつ変形可能に取り付けられる。
下室19側のディスクバルブ50は、シート部41より若干大径の外径を有しており、ピストンバルブ部材31の下側取付ボス部40とシート部41とに当接して内側の流路45を閉じる。そして、ディスクバルブ50は、ロッド22がシリンダ11内から突出する突出量を増やす伸び側(図2の上側)に移動したときにシート部41から離座して流路45を開く。これにより、ピストンバルブ部材31に設けられた内側の流路45は、ロッド22が伸び側に移動したときに流体が上室18から下室19に向け流通することになり、ディスクバルブ50は、この流路45を開閉する伸び側のディスクバルブとなっている。
スペーサ51は、その外径が、ディスクバルブ50の外径よりも小径であって下側取付ボス部40の外径と略同径となっている。バルブ規制部材52は、その外径が、スペーサ51の外径よりも大径であってディスクバルブ50の外径よりも若干小径となっている。バルブ規制部材52は、ディスクバルブ50がシート部41から離れる方向に所定量変形したときに、ディスクバルブ50に当接してそれ以上の変形を規制する。
上室18側のディスクバルブ55は、その外径がピストンバルブ部材31の外側シート部38よりも若干大径となっている。ディスクバルブ55のガイド穴63は、内側シート部37よりも小径の範囲で異形形状をなしており、ガイドボス部36に対し径方向移動不可に支持されるとともに、内側の流路45を常に上室18に連通させている。ディスクバルブ55は、上記したように、ピストンバルブ部材31に対し、そのガイドボス部36で案内されて軸方向に移動可能となっている。つまり、ディスクバルブ55は、内外周共にピストンバルブ部材31に対して軸方向にリフトする。
ディスクバルブ55は、ピストンバルブ部材31のガイドボス部36の案内で移動し、内側シート部37と外側シート部38とに当接して外側の流路46を閉じる。そして、ディスクバルブ55は、ロッド22がシリンダ11への進入量を増やす縮み側(図2の下側)に移動したときに外側シート部38から離座して外側の流路46を開く。これにより、ピストンバルブ部材31に設けられた外側の流路46は、ロッド22が縮み側に移動したときに流体が下室19から上室18に向け流通することになり、ディスクバルブ55は、この流路46を開閉する縮み側のディスクバルブとなっている。規制部材57は、ディスクバルブ55に対してその流路46を開く方向側(図2の上側)に位置している。
規制部材57は、挿通穴64が形成されることにより環状に形成されている。規制部材57は、内周側つまり挿通穴64側にあってピストンバルブ部材31のガイドボス部36とロッド22の段面27とにクランプされる取付ベース部66と、取付ベース部66から径方向に延出してディスクバルブ55に常時接触しこれを軸方向のピストンバルブ部材31側に付勢する複数(図2では断面とした関係上一カ所のみ図示)のバネ部67と、取付ベース部66の隣り合うバネ部67の間から径方向に延出してディスクバルブ55のストロークを規制する複数(図2では断面とした関係上一カ所のみ図示)のストローク規制部68とを有している。ストローク規制部68は、ディスクバルブ55がバネ部67の付勢力に抗して外側シート部38および内側シート部37から離れる方向に所定量リフトしたときに、ディスクバルブ55に当接してそれ以上のリフトを規制する。これにより、ストローク規制部68は、ディスクバルブ55で押されて変形するバネ部67の所定量以上の変形をも規制する。
図1に示すように、外筒13は、円筒状の円筒部材72と、円筒部材72の下端に嵌合してその下端の開口部を閉塞する底蓋部材73とからなっている。底蓋部材73は、外周部で円筒部材72の内周部に嵌合されることになり、この状態で中央側ほど軸方向外側に位置するように段差状をなしている。底蓋部材73は円筒部材72に溶接により密閉状態で固定される。
内筒12の下端部には、シリンダ11内に下室19と上記したリザーバ室14とを画成し、縮み側の減衰力を発生する減衰バルブと伸び側でリザーバ室14からシリンダ内へ実質的に減衰力を発生せずに油液を流すサクションバルブとを有するベースバルブ71が設けられている。
ベースバルブ71は、シリンダ11内に嵌装されてシリンダ11内を下室19およびリザーバ室14の2室に仕切る略円板状のベースバルブ部材(バルブ部材)76を有している。図3に示すように、ベースバルブ部材76は、外周部の上部に下部よりも小径となる段差部77が形成されており、この段差部77において内筒12の下端の内周部に嵌合する。また、ベースバルブ部材76は、下部の外周側に軸方向に突出する円環状の突出足部78を有しており、この突出足部78において底蓋部材73に当接する。この突出足部78には、径方向に貫通する流路溝79が周方向に間隔をあけて複数カ所(図3では断面とした関係上1カ所のみ図示)形成されている。流路溝79によって、ベースバルブ部材76および内筒12の径方向外側からベースバルブ71と底蓋部材73との間までの範囲が、リザーバ室14になる。
ベースバルブ部材76には、径方向の中央に挿通穴81が軸方向に貫通するように形成されている。また、ベースバルブ部材76には、その軸方向の突出足部78とは反対側に、径方向の挿通穴81の外側にて軸方向に突出する円筒状のガイドボス部84と、径方向のガイドボス部84よりも外側にて軸方向に突出する環状の内側シート部85と、径方向の内側シート部85よりも外側にて軸方向に突出する環状の外側シート部86とが形成されている。さらに、ベースバルブ部材76には、その軸方向の突出足部78側に、径方向の挿通穴81の外側にて軸方向に突出する環状の下側取付ボス部88と、径方向の下側取付ボス部88よりも外側かつ突出足部78よりも内側にて軸方向に突出する環状のシート部89とが形成されている。
ここで、ベースバルブ部材76の軸方向において、内側シート部85および外側シート部86は、互いに高さ位置を一致させており、ガイドボス部84は、これらよりも突出方向の高さ位置が高くなっている。また、シート部89は、下側取付ボス部88よりも突出方向の高さが若干高くなっている。
ベースバルブ部材76は、一端がガイドボス部84と内側シート部85との間に開口し、他端が下側取付ボス部88とシート部89との間に開口して軸方向に貫通する流路穴92が、周方向に間隔をあけて複数カ所(図3では断面とした関係上1カ所のみ図示)形成されている。また、ベースバルブ部材76には、一端が内側シート部85と外側シート部86との間に開口し、他端がシート部89よりも下側取付ボス部88とは反対側に開口して軸方向に貫通する流路穴93が周方向に間隔をあけて複数カ所(図2では断面とした関係上1カ所のみ図示)形成されている。外側の流路穴93は、突出足部78の流路溝79に一部が繋がるように形成されている。内側の流路穴92は、下室19とリザーバ室14との間で作動液を流通させる一方の流路94を形成している。外側の流路穴93は、下室19とリザーバ室14との間で作動液を流通させる他方の流路95を形成している。
ベースバルブ71は、ロッド部材としての取付ピン98を有しており、取付ピン98は、ベースバルブ部材76の挿通穴81に挿通される小径部としての軸部99と、軸部99の一端に設けられたこれよりも大径の頭部100とを有している。なお、軸部99の頭部100とは反対側の他端には、加締めにより軸部99よりも大径の加締部101が形成されることになる。
ベースバルブ71は、ベースバルブ部材76の軸方向の突出足部78側に、ベースバルブ部材76側から順に、減衰バルブとして作用するディスクバルブ103、スペーサ104およびバルブ規制部材105を有している。また、ベースバルブ71は、ベースバルブ部材76の軸方向の突出足部78とは反対側に、ベースバルブ部材76側から順に、サクションバルブとして作用するディスクバルブ(バルブ)110、規制部材111、加締受部材112を有している。
ディスクバルブ103の径方向の中央には挿通穴106が、スペーサ104の径方向の中央には挿通穴107が、バルブ規制部材105の径方向の中央には挿通穴108が、それぞれ軸方向に貫通して形成されている。ディスクバルブ103、スペーサ104およびバルブ規制部材105は、それぞれの挿通穴106、挿通穴107および挿通穴108に取付ピン98の軸部99が挿通されることになり、この状態で、取付ピン98の頭部100とベースバルブ部材76とによって内周側がクランプされる。
ディスクバルブ110の径方向の中央にはガイド穴113が、軸方向に貫通して形成されている。ディスクバルブ110は、ガイド穴113にベースバルブ部材76のガイドボス部84が挿通され、このガイドボス部84の案内で軸方向に移動可能となっている。
規制部材111の径方向の中央には挿通穴(取付穴)114が、加締受部材112の径方向の中央には挿通穴115が、それぞれ軸方向に貫通して形成されている。ディスクバルブ110がガイド穴113にベースバルブ部材76のガイドボス部84を挿通させた状態で、規制部材111および加締受部材112のそれぞれの挿通穴114および挿通穴115に取付ピン98の軸部99が挿通されることになり、この状態で、規制部材111および加締受部材112は、ベースバルブ部材76のガイドボス部84と取付ピン98の加締部101とによって、内周側がクランプされる。これにより、ディスクバルブ110がベースバルブ部材76に軸方向移動可能に取り付けられ、規制部材111がベースバルブ部材76に移動不可かつ変形可能に取り付けられ、加締受部材112がベースバルブ部材76に移動不可に取り付けられる。
リザーバ室14側のディスクバルブ103は、有孔円板状の複数枚の同一外径のディスクが軸方向に重ねられて構成されるもので、その外径が、シート部89の外径より若干大径となっており、ベースバルブ部材76の下側取付ボス部88とシート部89とに当接して内側の流路94を閉じる。そして、ディスクバルブ103は、図1に示すロッド22が縮み側に移動しピストン17が下室19側に移動して下室19の圧力が上昇すると、図3に示すシート部89から離座して内側の流路94を開く。これにより、ベースバルブ部材76に設けられた内側の流路94は、ロッド22が縮み側に移動したときに流体が下室19からリザーバ室14に向け流通することになり、ディスクバルブ103は、この流路94を開閉し減衰力を発生する縮み側のディスクバルブとなっている。なお、ディスクバルブ103は、ピストン17に設けられた縮み側のディスクバルブ55との関係から、主としてロッド22のシリンダ11への進入により生じる液の余剰分を排出するように下室19からリザーバ室14に液を流す機能を果たす。なお、縮み側のディスクバルブをシリンダ内圧が高くなったときに圧力をリリーフするリリーフ弁としてもよい。
スペーサ104は、その外径が、ディスクバルブ103の外径よりも小径であって下側取付ボス部88の外径と略同一外径となっている。バルブ規制部材105は、その外径が、ディスクバルブ103の外径よりも若干小径であってシート部89と略同径となっている。バルブ規制部材105は、ディスクバルブ103がシート部89から離れる方向に所定量変形したときに、ディスクバルブ103に当接してそれ以上の変形を規制する。
下室19側のディスクバルブ110は、その外径が、外側シート部86の外径よりも若干大径となっている。ディスクバルブ110のガイド穴113は、内側シート部85よりも小径の範囲で異形形状をなしており、ガイドボス部84に対し径方向移動不可に支持されるとともに、内側の流路94を常に下室19に連通させている。ディスクバルブ110は、上記したように、ベースバルブ部材76に対し、そのガイドボス部84で案内されて軸方向に移動可能となっている。つまり、ディスクバルブ110は、内外周共にベースバルブ部材76に対して軸方向にリフトする。
ディスクバルブ110は、ベースバルブ部材76の内側シート部85と外側シート部86とに当接して外側の流路95を閉じる。そして、ディスクバルブ110は、図1に示すロッド22が伸び側に移動しピストン17が上室18側に移動して下室19の圧力が下降するとガイドボス部84に沿って移動し外側シート部86および内側シート部85から離間して流路95を開く。これにより、ベースバルブ部材76に設けられた外側の流路95は、ロッド22が伸び側に移動したときに流体がリザーバ室14から下室19に向け流通することになり、ディスクバルブ110は、この流路95を開閉する伸び側のディスクバルブとなっている。なお、ディスクバルブ110は、ピストン17に設けられた伸び側のディスクバルブ50との関係から、主としてロッド22のシリンダ11からの突出に伴う液の不足分を補うようにリザーバ室14から下室19に液を実質的に抵抗なく(減衰力が出ない程度)流す機能を果たす。規制部材111は、ディスクバルブ110に対してその流路95を開く方向側(図3の上側)に位置している。
規制部材111は、挿通穴114が形成されることにより環状に形成されている。規制部材111は、内周側つまり挿通穴114側にあってベースバルブ部材76のガイドボス部84と取付ピン98の加締部101とにクランプされる取付ベース部116と、取付ベース部116から径方向に延出してディスクバルブ110に常時接触しこれを軸方向のベースバルブ部材76側に付勢する複数の(図3では断面とした関係上一カ所のみ図示)のバネ部117と、取付ベース部116の隣り合うバネ部117の間から径方向に延出してディスクバルブ110のストロークを規制する複数(図3では断面とした関係上一カ所のみ図示)のストローク規制部118とを有している。ストローク規制部118は、ディスクバルブ110がバネ部117の付勢力に抗して外側シート部86および内側シート部85から離れる方向に所定量リフトしたときに、ディスクバルブ110に当接してそれ以上の移動を規制する。これにより、ストローク規制部118は、ディスクバルブ110で押されて変形するバネ部117の所定量以上の変形をも規制する。
加締受部材112は、その外径が、内側シート部85よりも小径であってガイドボス部84よりも大径となっている。加締受部材112は、取付ピン98の軸部99が加締められて加締部101が形成される際に、加締部101の頭部100側の端面を形成する。
次に、規制部材57,111について、図4を参照してさらに詳細に説明する。なお、規制部材57,111は同様の構成であるため、以下では、規制部材111について説明し、規制部材57の対応構成を、規制部材111(57)のように括弧書きで示す。
規制部材111(57)は、図4に自然状態を示すように、中央に円形の挿通穴114(64)が形成された平坦な有孔円板状の上記した取付ベース部116(66)と、取付ベース部116(66)の外周部から径方向外方に延出する複数カ所のバネ部117(67)と、取付ベース部116(66)の外周部から径方向外方に延出する複数カ所のストローク規制部118(68)とからなる一体成形品である。つまり、規制部材111(57)は、内周側に取付ベース部116(66)を有し、外周側に複数カ所のバネ部117(67)と複数カ所のストローク規制部118(68)とを有している。なお、バネ部117(67)とストローク規制部118(68)とは、それぞれ3カ所以上設けられているのが良く、ここでは、3カ所ずつ設けられている。つまり、バネ部117(67)とストローク規制部118(68)とは、同じ数ずつ設けられている。
バネ部117(67)は、常に同じ数のものが、取付ベース部116(66)の円周方向に隣り合う2カ所のストローク規制部118(68)の間に配置されるように形成されており、ストローク規制部118(68)も、常に同じ数のものが、取付ベース部116(66)の円周方向に隣り合う2カ所のバネ部117(67)の間に配置されるように形成されている。具体的に、バネ部117(67)は、常にその1カ所が、取付ベース部116(66)の円周方向に隣り合う2カ所のストローク規制部118(68)間の中央に配置されるように形成されており、ストローク規制部118(68)も、常にその1カ所が、取付ベース部116(66)の円周方向に隣り合う2カ所のバネ部117(67)間の中央に配置されるように形成されている。その結果、バネ部117(67)とストローク規制部118(68)とが取付ベース部116(66)の円周方向つまり規制部材111(57)の周方向に1カ所ずつ交互に配置されており、径方向に延出するバネ部117(67)の周方向に隣り合うもの同士の間からストローク規制部118(68)が径方向に延出している。取付ベース部116(66)からの延出長さは、バネ部117(67)の方がストローク規制部118(68)よりも若干長くなっている。
バネ部117(67)は、図4(b)に示すように、自然状態にあるとき平坦な平板状をなしており、取付ベース部116(66)の径方向から見た場合、取付ベース部116(66)に対し、その径方向外方ほど軸方向の一側に位置するよう鈍角をなして傾斜状に延出する。
また、バネ部117(67)は、図4(a)に示すように、基端側で取付ベース部116(66)の円周方向の両側に位置する2カ所の基端縁部121と、先端側の1カ所の先端縁部122と、基端縁部121および先端縁部122を結ぶように取付ベース部116(66)の円周方向の両側に位置する2カ所の側縁部123とを有している。
両基端縁部121は、隣り合うストローク規制部118(68)の後述する基端縁部125に繋がり、この基端縁部125とで取付ベース部116(66)側に凹む円弧状をなしている。両側縁部123は、延出先端側ほど互いに近接するように、取付ベース部116(66)の中心とバネ部117(67)の中心とを通る線に対し等角度で傾斜して直線状に延出している。先端縁部122は、先方に突出する円弧状をなしている。よって、バネ部117(67)は、全体として先細の形状をなしている。
ストローク規制部118(68)は、図4(a)に示すように、基端側で取付ベース部116(66)の円周方向の両側に位置する2カ所の基端縁部125と、先端側の1カ所の先端縁部126と、基端縁部125および先端縁部126を結ぶように取付ベース部116(66)の円周方向の両側に位置する2カ所の側縁部127とを有している。両基端縁部125は、隣り合うバネ部117(67)の基端縁部121に繋がり、この基端縁部121とで取付ベース部116(66)側に凹む円弧状をなしている。両側縁部127は、延出先端側ほど互いに近接するように、取付ベース部116(66)の中心とストローク規制部118(68)の中心とを通る線に対し等角度で傾斜して直線状に延出している。先端縁部126は、両角部を除いて直線状をなしており、両角部が円弧状をなしている。よって、ストローク規制部118(68)も、全体として先細の形状をなしている。
ストローク規制部118(68)の取付ベース部116(66)の円周方向における幅は、バネ部117(67)の取付ベース部116(66)の円周方向における幅よりも広くなっている。具体的には、両側縁部127間の幅の最小値が、両側縁部123間の幅の最大値よりも大きくなっている。
ストローク規制部118(68)は、規制部材111(57)の内周側にある取付ベース部116(66)と同一平面をなして延出する平坦な板状の基板部131と、基板部131から板厚方向一側に突出するリブ132とを有している。取付ベース部116(66)の軸方向において、基板部131に対するリブ132の突出方向は、取付ベース部116(66)に対するバネ部117(67)の傾斜方向と一致している。
リブ132は、基板部131の取付ベース部116(66)からの延出方向における中間位置から先端側に形成されており、具体的には、基板部131の延出方向中央よりも取付ベース部116(66)側から先端まで形成されている。リブ132は、基板部131における取付ベース部116(66)の円周方向の中央位置で取付ベース部116(66)の径方向に沿う径方向リブ部134と、径方向リブ部134の延在方向の中間位置において取付ベース部116(66)の円周方向に沿う周方向リブ部135とからなる十字形状をなしている。周方向リブ部135は、基板部131の延出方向中央よりも取付ベース部116(66)とは反対側にあって基板部131を取付ベース部116(66)の径方向に沿って横断する。
径方向リブ部134は、その取付ベース部116(66)側の端部が、中心軸を取付ベース部116(66)とは反対側に有する半円状をなして基板部131から板厚方向に突出する基端壁部137と、取付ベース部116(66)の円周方向における基端壁部137の両端から取付ベース部116(66)の径方向に沿って延在するように基板部131から板厚方向に突出する一対の側壁部138と、これら基端壁部137および一対の側壁部138の基板部131とは反対の端縁部を結ぶ底板部139とを有している。底板部139は基板部131と略平行をなしている。
周方向リブ部135は、取付ベース部116(66)側で取付ベース部116(66)の円周方向に沿って延在するように基板部131から板厚方向に突出する内側壁部141と、内側壁部141の取付ベース部116(66)とは反対側で取付ベース部116(66)の円周方向に沿って延在するように基板部131から板厚方向に突出する外側壁部142と、これら内側壁部141および外側壁部142の基板部131とは反対の端縁部を結ぶ底板部143とを有している。底板部143は基板部131と略平行をなしている。
径方向リブ部134の一対の側壁部138は、周方向リブ部135が形成されることにより、それぞれの延在方向の中間位置が途切れており、周方向リブ部135の内側壁部141および外側壁部142も、径方向リブ部134が形成されることより、それぞれの延在方向の中間位置が途切れている。また、径方向リブ部134の底板部139と周方向リブ部135の底板部143とは互いの中間位置で直交し十字状をなしてリブ132の底板部145を構成している。
図4(b)に示すように、取付ベース部116(66)の軸方向において、取付ベース部116(66)とリブ132の底板部145との最大距離よりも、取付ベース部116(66)とバネ部117(67)との最大距離の方が大きくなっている。言い換えれば、取付ベース部116(66)の軸方向において、ストローク規制部118(68)のリブ132は、取付ベース部116(66)からの突出高さが、バネ部117(67)の取付ベース部116(66)からの突出高さよりも低くなっている。
規制部材111(57)は、具体的には、バネ鋼材からなる金属板等の1枚の板からプレス成形機で打ち抜きおよび曲げ加工が行われて上記形状に形成される板状部材となっている。
ここで、規制部材111は、自然状態にあるとき、図3に示すベースバルブ部材76のガイドボス部84と、内側シート部85および外側シート部86との高さの差から、ディスクバルブ110の板厚を減算した値に対して、取付ベース部116の軸方向における取付ベース部116からの突出量が、ストローク規制部118は小さく、バネ部117は大きくなっている。
規制部材111は、バネ部117およびストローク規制部118を取付ベース部116からディスクバルブ110側に突出させる向きで、加締受部材112と、ベースバルブ部材76およびディスクバルブ110との間に配置されることになり、取付ベース部116においてベースバルブ部材76のガイドボス部84と加締受部材112とにクランプされることになる。このクランプ状態では、ストローク規制部118のリブ132が、ストローク規制部118のディスクバルブ110と対向する側に凸状に形成されている。
このクランプ状態では、ディスクバルブ110の両側に圧力差がなければ、上述した高さ関係から、内側シート部85および外側シート部86に当接し流路95を閉じている閉弁状態のディスクバルブ110に対して、複数のバネ部117がすべて当接して変形する一方、複数のストローク規制部118はすべて当接せずに離れている。このとき、バネ部117は、ディスクバルブ110の内側シート部85と外側シート部86との間位置に当接する。
ここで、バネ部117はバネ定数が小さく設定されており、より具体的には、変形してもディスクバルブ110を内側シート部85および外側シート部86に当接させるのに必要な最小限の付勢力しか発生していない。このため、ディスクバルブ110は、下室19の圧力がリザーバ室14の圧力以上であれば、バネ部117の付勢力で流路95を確実に閉じておくことができるものの、下室19の圧力がリザーバ室14の圧力を下回ると、変形容易なバネ部117を押圧し変形させながら内側シート部85および外側シート部86から離れて即座に流路95を開くことになる。
ディスクバルブ110は、さらにリフトしてストローク規制部118のリブ132の底板部145に当接すると、ストローク規制部118は剛性が高く変形しにくいため、ストローク規制部118によってリフトが規制されて停止することになる。ディスクバルブ110は、ストローク規制部118によってリフトが規制されて停止すると、規制部材111のバネ部117のそれ以上の変形も規制することになる。規制部材111のバネ部117はリフト位置にかかわらずディスクバルブ110と常時接触する。なお、ディスクバルブ110は、それ自体は、実質的に減衰力を発生しない逆止弁となっており、少なくともピストン速度が0.05m/s以下で開弁する逆止弁となっている。
規制部材57は、自然状態にあるとき、図2に示すピストンバルブ部材31のガイドボス部36と、内側シート部37および外側シート部38との高さの差から、ディスクバルブ55の板厚を減算した値に対して、取付ベース部66の軸方向における取付ベース部66からの突出量が、ストローク規制部68は小さく、バネ部67は大きくなっている。
規制部材57は、図2に示すように、バネ部67およびストローク規制部68を取付ベース部66からディスクバルブ55側に突出させる向きで、ロッド22の段面27と、ピストンバルブ部材31およびディスクバルブ55との間に配置されることになり、取付ベース部66において、ロッド22の段面27とピストンバルブ部材31のガイドボス部36とにクランプされることになる。この状態では、ストローク規制部68のリブ132が、ストローク規制部68のディスクバルブ55と対向する側に凸状に形成されている。
クランプ状態では、ディスクバルブ55の両側に圧力差がなければ、上述した高さ関係から、内側シート部37および外側シート部38に当接し流路46を閉じている閉弁状態のディスクバルブ55に対して、複数のバネ部67がすべて当接して変形する一方、複数のストローク規制部68はすべて当接せずに離れている。このとき、バネ部67は、ディスクバルブ55の内側シート部37と外側シート部38との間位置に当接する。
ここで、バネ部67はバネ定数が小さく設定されており、より具体的には、変形してもディスクバルブ55を内側シート部37および外側シート部38に当接させるのに必要な最小限の付勢力しか発生していない。このため、ディスクバルブ55は、上室18の圧力が下室19の圧力以上であれば、バネ部67の付勢力で流路46を確実に閉じておくことができるものの、上室18の圧力が下室19の圧力を下回ると、変形容易なバネ部67を押圧し変形させながら内側シート部37および外側シート部38から離れて即座に流路46を開くことになる。
ディスクバルブ55は、さらにリフトしてストローク規制部68のリブ132の底板部145に当接すると、ストローク規制部68は剛性が高く変形しにくいため、ストローク規制部68によってリフトが規制されて停止することになる。ディスクバルブ55は、ストローク規制部118によってリフトが規制されて停止すると、規制部材57のバネ部67のそれ以上の変形も規制することになる。規制部材57のバネ部67はリフト位置にかかわらずディスクバルブ55と常時接触する。
本実施形態の緩衝器10は、ロッド22がピストン17とともにシリンダ11に対し伸び側に移動すると、上室18の圧力が下室19の圧力よりも高くなり、その差圧がピストン17のディスクバルブ50にかかることになる。この差圧が所定値以上になると、ディスクバルブ50を開きながら上室18の油液が流路45を介して下室19に流れ、ディスクバルブ50とシート部41との隙間あるいは流路45で流量が絞られて、減衰力が発生する。また、このようにロッド22が伸び側に移動すると、ロッド22がシリンダ11から突出する分、上室18ひいては下室19内の作動液の液量が不足することになる。その結果、下室19の圧力がリザーバ室14の圧力よりも低くなると、ディスクバルブ110は、規制部材111のバネ定数が小さいバネ部117で押圧されているのみであるため、バネ部117を変形させながら、外側シート部86および内側シート部85から即座に離間し流路95を開いて、リザーバ室14から下室19に液補給を行う。その際に、ディスクバルブ110は、規制部材111のストローク規制部118に当接することで所定量以上のリフトが規制される。バネ部117は、バネ定数が低いため、ディスクバルブ110の開弁の抵抗とはならず、ディスクバルブ110自体が減衰力を発生させることは実質的にない。
また、ロッド22がピストン17とともにシリンダ11に対し縮み側に移動すると、下室19の圧力が上室18の圧力よりも高くなり、その差圧がピストン17のディスクバルブ55にかかることになる。この差圧が所定値以上になると、ディスクバルブ55は、規制部材57のバネ定数が小さいバネ部67で押圧されているのみであるため、バネ部67を変形させながら、内側シート部37および外側シート部38から即座に離間し流路46を開いて、下室19から上室18に作動液が流れ、流路46で流量が絞られて減衰力が発生する。その際に、ディスクバルブ55は、規制部材57のストローク規制部118に当接して所定量以上のリフトが規制される。
上記した特許文献1に記載の緩衝器は、ピストンにはディスクバルブを付勢するバネ部材とディスクバルブの所定量以上の変形およびバネ部材の所定量以上の変形を規制するためのバルブ規制部材とが設けられている。また、ベースバルブにも、ディスクバルブを付勢するバネ部材とディスクバルブの所定量以上の移動およびバネ部材の所定量以上の変形を規制するためのバルブ規制部材とが設けられている。
これに対して、本実施形態の緩衝器10によれば、ピストン17に設けられた規制部材57は、外周側に、径方向に延出してディスクバルブ55をピストンバルブ部材31側に付勢する複数のバネ部67と、隣り合うバネ部67の間から取付ベース部66と同一平面をなして径方向に延出してディスクバルブ55のストロークを規制するストローク規制部68とが設けられているため、バルブ規制部材をなくすことができる。よって、部品点数を低減でき、軽量化できる。また、ベースバルブ71に設けられた規制部材111は、外周側に、径方向に延出してディスクバルブ110をベースバルブ部材76側に付勢する複数のバネ部117と、隣り合うバネ部117の間から取付ベース部116と同一平面をなして径方向に延出してディスクバルブ110のストロークを規制するストローク規制部118とが設けられているため、バルブ規制部材にかえて、これより小径で済む加締受部材112を設ければ良い。よって、軽量化できる。
また、規制部材57,111のストローク規制部68,118は、リブ132を有するため、剛性を高めることができ、より確実にディスクバルブ55,110の所定量以上のストロークを規制できる。
また、ストローク規制部68のリブ132がディスクバルブ55と対向する側に凸状に形成されており、よって、取付ベース部66からディスクバルブ55とは反対側に突出することがない。したがって、ロッド22の段面27にリブ132を干渉させることなく良好に規制部材57を取り付けることができる。同様に、ストローク規制部118のリブ132がディスクバルブ110と対向する側に凸状に形成されており、よって、取付ベース部116からディスクバルブ110とは反対側に突出することがない。したがって、加締受部材112にリブ132を干渉させることなくことなく良好に規制部材111を取り付けることができる。
また、リブ132が十字形状をなすため、規制部材57,111のストローク規制部68,118の剛性をより高めることができ、より確実にディスクバルブ55,110の所定量以上のストロークを規制できる。
また、規制部材57,111のバネ部67,117はディスクバルブ55,110と常時接触しているため、ディスクバルブ55,110の閉状態を良好に維持できる。
なお、図5に示すように、規制部材111(57)のストローク規制部118(68)に周方向リブ部を設けず、径方向リブ部134のみを設けても良い。
また、図6に示すように、規制部材111(57)のストローク規制部118(68)にリブを設けず平坦としても良い。リブを設けない場合は、リブを設けるものと同等の剛性となるよう規制部材111(57)の板厚を厚くする。規制部材111(57)の板厚を厚くすると、バネ部117の剛性もあがるため、バネ部117の幅を適宜狭くすることが望ましい。
なお、バネ部117は閉弁状態のディスクバルブ110に対して全て当接していることが望ましい。これは、ロッド22がピストン17とともにシリンダ11に対し伸び側に移動した状態から、縮み側への移動に切換わる際、ディスクバルブ110を外側シート部86および内側シート部85に対し即座に当接させ、流路95を閉じて、下室19からリザーバ室14への作動液の流れを止めることができるからである。しかし、バネ部117は閉弁状態のディスクバルブ110に対して全て当接せず、隙間を有していても良い。その場合、当接させているものに比べるとディスクバルブ110を外側シート部86および内側シート部85に対し当接するまでの時間は延びる。
また、本実施の形態では、ベースバルブ部材76に対する規制部材111、加締受部材112等をかしめによってクランプして固定したが、ピストン17部と同様にネジとナットにより固定してもよい。その場合には、加締受部材112を省略することもできる。
以上に述べた実施形態は、流体が封入されるシリンダと、該シリンダ内に嵌装され、該シリンダ内を少なくとも2室に仕切るバルブ部材と、一端が前記シリンダの外部へ延出されるロッドと、前記バルブ部材に設けられ、前記ロッドが移動したときに流体が流通する流路と、該流路を開閉するバルブと、該バルブの前記流路を開く方向側に位置する規制部材と、を備えたシリンダ装置であって、前記規制部材は、取付穴が設けられた環状の板状部材であって、外周側に、径方向に延出して前記バルブを前記バルブ部材側に付勢する複数のバネ部と、隣り合う前記バネ部の間から径方向に延出して前記バルブのストロークを規制するストローク規制部とが設けられ、前記ストローク規制部は、内周側と同一平面をなして延出していることを特徴とする。これにより、バルブのストロークを規制する専用の部材をなくすことができる。よって、軽量化できる。
また、前記ストローク規制部は、リブを有するため、剛性をより高めることができ、より確実にバルブの所定量以上のストロークを規制できる。
また、前記リブは、前記ストローク規制部の前記バルブと対向する側に凸状に形成されているため、取り付け時にリブが他の部品に干渉しにくい構造になる。
また、前記リブは、十字形状をなすため、剛性をより高めることができ、より確実にバルブの所定量以上のストロークを規制できる。
また、前記リブは、径方向に延びる径方向リブであるため、剛性を高めることができ、より確実にバルブの所定量以上のストロークを規制できる。
また、前記バネ部は前記バルブと常時接触しているため、バルブの閉状態を良好に維持できる。
また、前記固定ロッドは、前記規制部材の前記取付穴に挿入される小径部と、前記規制部材の一方の面と当接する段面とを有し、前記段面は、前記ストローク規制部と当接する外径を有する。
なお、本実施の形態では、バルブとしてディスクバルブを用いた例を示したが、これに限らず、ポペット弁などを用いても良い。
11 シリンダ
18 上室(室)
19 下室(室)
22 ロッド
31 ピストンバルブ部材(バルブ部材)
76 ベースバルブ部材(バルブ部材)
46,95 流路
55,110 ディスクバルブ(バルブ)
57,111 規制部材
64,114 挿通穴(取付穴)
67,117 バネ部
68,118 ストローク規制部
132 リブ

Claims (7)

  1. 流体が封入されるシリンダと、
    該シリンダ内に嵌装され、該シリンダ内を少なくとも2室に仕切るバルブ部材と、
    一端が前記シリンダの外部へ延出されるロッドと、
    前記バルブ部材に設けられ、前記ロッドが移動したときに流体が流通する流路と、
    該流路を開閉するバルブと、
    該バルブの前記流路を開く方向側に位置する規制部材と、
    を備えたシリンダ装置であって、
    前記規制部材は、
    固定ロッドが挿入される取付穴が設けられた環状の板状部材であって、
    外周側に、
    径方向に延出して前記バルブを前記バルブ部材側に付勢する複数のバネ部と、
    隣り合う前記バネ部の間から径方向に延出して前記バルブのストロークを規制するストローク規制部とが設けられ、
    前記ストローク規制部は、内周側と同一平面をなして延出していることを特徴とするシリンダ装置。
  2. 前記ストローク規制部は、リブを有することを特徴とする請求項1に記載のシリンダ装置。
  3. 前記リブは、前記ストローク規制部の前記バルブと対向する側に凸状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載のシリンダ装置。
  4. 前記リブは、十字形状をなすことを特徴とする請求項2または3に記載のシリンダ装置。
  5. 前記リブは、径方向に延びる径方向リブであることを特徴とする請求項2または3に記載のシリンダ装置。
  6. 前記バネ部は前記バルブと常時接触していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシリンダ装置。
  7. 前記固定ロッドは、前記規制部材の前記取付穴に挿入される小径部と、前記規制部材の一方の面と当接する段面とを有し、
    前記段面は、前記ストローク規制部と当接する外径を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシリンダ装置。
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