JPS61126904A - 帯板の圧延方法 - Google Patents
帯板の圧延方法Info
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- JPS61126904A JPS61126904A JP24700884A JP24700884A JPS61126904A JP S61126904 A JPS61126904 A JP S61126904A JP 24700884 A JP24700884 A JP 24700884A JP 24700884 A JP24700884 A JP 24700884A JP S61126904 A JPS61126904 A JP S61126904A
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- Japan
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- rolling
- plate
- work roll
- plate material
- stand
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
- B21B37/28—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates
- B21B37/40—Control of flatness or profile during rolling of strip, sheets or plates using axial shifting of the rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B27/00—Rolls, roll alloys or roll fabrication; Lubricating, cooling or heating rolls while in use
- B21B27/02—Shape or construction of rolls
- B21B27/021—Rolls for sheets or strips
- B21B2027/022—Rolls having tapered ends
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B2269/00—Roll bending or shifting
- B21B2269/12—Axial shifting the rolls
- B21B2269/14—Work rolls
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、上下のワークロールをそれぞれ有してなる複
数基の圧延機によって金属板材を圧延する帯板の圧延方
法に関する。
数基の圧延機によって金属板材を圧延する帯板の圧延方
法に関する。
[従来の技術]
帯板を熱間または冷間で圧延する場合には、板材の幅方
向における板厚分布(プロフィル)が均一であるととも
に、平坦度(形状)も良好であることが要求される。そ
こで、従来、たとえば。
向における板厚分布(プロフィル)が均一であるととも
に、平坦度(形状)も良好であることが要求される。そ
こで、従来、たとえば。
特公昭51−7835 、特開昭55−77903に示
されるように、上下のワークロールの片側端部にテーパ
部を設けるとともに、それらのワークロールをロール軸
方向に移動可能とし、各ワークロールのテーパ部を被圧
延材としての板材の側端部に設定することにより、板材
のプロフィルと形状の制御を図ることを可能とする圧延
機が提案されている。この技術は、片テーパ・ワークロ
ール・シフトと呼ばれるもので、4段圧延機、6段圧延
機に組込み、利用可能である。
されるように、上下のワークロールの片側端部にテーパ
部を設けるとともに、それらのワークロールをロール軸
方向に移動可能とし、各ワークロールのテーパ部を被圧
延材としての板材の側端部に設定することにより、板材
のプロフィルと形状の制御を図ることを可能とする圧延
機が提案されている。この技術は、片テーパ・ワークロ
ール・シフトと呼ばれるもので、4段圧延機、6段圧延
機に組込み、利用可能である。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記従来の圧延方法においては、板材の
幅方向に対するワークロールの位置設定を圧延前に固定
化しており、圧延中における板材のプロフィル、形状制
御については、ロールベンディング装置の使用のみによ
って行う必要があり、高精度のプロフィル、形状制御の
達成に困難がある。
幅方向に対するワークロールの位置設定を圧延前に固定
化しており、圧延中における板材のプロフィル、形状制
御については、ロールベンディング装置の使用のみによ
って行う必要があり、高精度のプロフィル、形状制御の
達成に困難がある。
また、帯板の圧延設備、特に冷間タンデム圧延設備では
、近年、生産性の向上、品質歩留りの向上および省力化
を図るべく、母板先行コイルの後端部と後続コイルの先
端部を次々に接続して圧延を停止することなくエンドレ
スに圧延する゛エンドレス圧延方法が導入されている。
、近年、生産性の向上、品質歩留りの向上および省力化
を図るべく、母板先行コイルの後端部と後続コイルの先
端部を次々に接続して圧延を停止することなくエンドレ
スに圧延する゛エンドレス圧延方法が導入されている。
このエンドレス圧延においては、先行板材と後続板材の
それぞれにおける材質、板厚、板幅が変更する場合にも
、圧延を停止することなく、それら板材のプロフィル、
形状制御の高精度化を達成可能とすることが望まれる。
それぞれにおける材質、板厚、板幅が変更する場合にも
、圧延を停止することなく、それら板材のプロフィル、
形状制御の高精度化を達成可能とすることが望まれる。
本発明は、高精度に、板材のプロフィル、形、状を制御
可能とすることを目的とする。
可能とすることを目的とする。
また、本発明は、エンドレス圧延を中断することなく、
高精度に、板材のプロフィル、形状を制御可能とするこ
とを目的とする。
高精度に、板材のプロフィル、形状を制御可能とするこ
とを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本発明の第1は、上下のワークロールをそれぞれ有して
なる複数基の圧延機によって金属板材を圧延する帯板の
圧延方法において、少なくとも1基の圧延機の上下のワ
ークロールを、板材の圧延中に、相互にロール軸方向に
沿う反対方向に移動させながら圧延するようにしたもの
である。
なる複数基の圧延機によって金属板材を圧延する帯板の
圧延方法において、少なくとも1基の圧延機の上下のワ
ークロールを、板材の圧延中に、相互にロール軸方向に
沿う反対方向に移動させながら圧延するようにしたもの
である。
また、本発明の第2は、上下のワークロールをそれぞれ
有してなる複数基の圧延機によって金属板材を圧延する
帯板の圧延方法において、先行する板材の後端部と後続
する板材の先端部を接合して、それらの板材を連続して
圧延するとともに、少なくとも1基の圧延機の上下のワ
ークロールを、それら板材の圧延中に、相互にロール軸
方向に沿う反対方向に移動させながら圧延するようにし
たものである。
有してなる複数基の圧延機によって金属板材を圧延する
帯板の圧延方法において、先行する板材の後端部と後続
する板材の先端部を接合して、それらの板材を連続して
圧延するとともに、少なくとも1基の圧延機の上下のワ
ークロールを、それら板材の圧延中に、相互にロール軸
方向に沿う反対方向に移動させながら圧延するようにし
たものである。
[作 用]
本発明の第1によれば、板材の幅方向に対するワークロ
ールの位置設定を圧延中に調整することにより、板材の
プロフィル、形状をその圧延中にフィードバック制御す
ることが可能となり、また、圧延中にワークロールの摩
耗、サーマルクラウンの分散化を行うことが可能となり
、高精度に、板材のプロフィIし、形状を制御すること
が可能となる。
ールの位置設定を圧延中に調整することにより、板材の
プロフィル、形状をその圧延中にフィードバック制御す
ることが可能となり、また、圧延中にワークロールの摩
耗、サーマルクラウンの分散化を行うことが可能となり
、高精度に、板材のプロフィIし、形状を制御すること
が可能となる。
また、本発明の第2によれば、エンドレス圧延の先行板
材と後続板材の接合部において、両板材の幅方向に対す
るワークロールの位置設定を圧延中に調整することによ
り1両板材の材質、板厚。
材と後続板材の接合部において、両板材の幅方向に対す
るワークロールの位置設定を圧延中に調整することによ
り1両板材の材質、板厚。
板幅等に適合する最適ワークロール・シフト状態を得る
ことが回部となり、エンドレス圧延を中断することなく
、高精度に、板材のプロフィル、形状を制御することが
可能となる。
ことが回部となり、エンドレス圧延を中断することなく
、高精度に、板材のプロフィル、形状を制御することが
可能となる。
[実施例]
まず、板材の圧延中に上下のワークロールを相互にロー
ル軸方向に沿う反対方向に移動する場合、該ワークロー
ルの移動に要する軸力がどの程度か、板材がどう動くか
、板材の表面およびロールの表面に疵を生ずることがな
いか等について検討すれば以下の通りである。
ル軸方向に沿う反対方向に移動する場合、該ワークロー
ルの移動に要する軸力がどの程度か、板材がどう動くか
、板材の表面およびロールの表面に疵を生ずることがな
いか等について検討すれば以下の通りである。
すなわち、ワークロール移動時の圧延荷重をP、上下の
各ワークロールを移動させるに貢する軸力をFU、FL
、上下の各ワークロールが板材から受ける軸力をFUS
、FLS、上下の各ワークロールが上下の各補強ロール
から受ける軸力をFUR,FLR1上下の各ワークロー
ルと板材との間の摩擦係数をルUS、=i、s、上下の
各ワークロールと上下の各補強ロールの間の摩擦係数を
ルUR,ルLRとすれば、下記(1)弐〜(6)式が成
立する。
各ワークロールを移動させるに貢する軸力をFU、FL
、上下の各ワークロールが板材から受ける軸力をFUS
、FLS、上下の各ワークロールが上下の各補強ロール
から受ける軸力をFUR,FLR1上下の各ワークロー
ルと板材との間の摩擦係数をルUS、=i、s、上下の
各ワークロールと上下の各補強ロールの間の摩擦係数を
ルUR,ルLRとすれば、下記(1)弐〜(6)式が成
立する。
FU=FUS+FUR・・・(1)
FUS=ルUS−P ・・・(2)FU
R=ルUR−P ・・・(3)FL=F
LS+FLR・・・(4) FLS=−JLLs lIP 、−(5)
FLR= −牌LR・ P ・・
・(6)板材の表裏面には相互に反対方向の軸力FUS
、FLSが作用することとなり、板材に作用する合力は
下記(7)式の通りである。
R=ルUR−P ・・・(3)FL=F
LS+FLR・・・(4) FLS=−JLLs lIP 、−(5)
FLR= −牌LR・ P ・・
・(6)板材の表裏面には相互に反対方向の軸力FUS
、FLSが作用することとなり、板材に作用する合力は
下記(7)式の通りである。
−(FUS+FLS)= −(鉢US−用LS)拳P・
・・(7) 上記(7)式より、ワークロールの移動時に、板材がそ
の幅方向に移動しないためには1.US=gLsでなけ
ればならない。一般に、潤滑条件の相違からpUsと川
LSは同等でなく、通常μLSの方がルUSより大であ
る。このため、ワークロールの移動とともに、板材の移
動を生ずるが、gUs=壓LSに制御することは摩擦係
数の測定上から困難である。そこで、本発明の実施にお
いては、ルUSと、LSの差を可能な限り小さくするた
めに、ワークロールの移動時におけるワークロールと板
材との間の潤滑能を強化する必要がある。これにより、
上下の各ワークロールが板材から受ける軸力FUS、F
LSとも小となり、ワークロール移動装置の駆動力を低
減することも0丁能となる。
・・(7) 上記(7)式より、ワークロールの移動時に、板材がそ
の幅方向に移動しないためには1.US=gLsでなけ
ればならない。一般に、潤滑条件の相違からpUsと川
LSは同等でなく、通常μLSの方がルUSより大であ
る。このため、ワークロールの移動とともに、板材の移
動を生ずるが、gUs=壓LSに制御することは摩擦係
数の測定上から困難である。そこで、本発明の実施にお
いては、ルUSと、LSの差を可能な限り小さくするた
めに、ワークロールの移動時におけるワークロールと板
材との間の潤滑能を強化する必要がある。これにより、
上下の各ワークロールが板材から受ける軸力FUS、F
LSとも小となり、ワークロール移動装置の駆動力を低
減することも0丁能となる。
また、タンデム圧延では、ワークロールを移動しようと
するスタンドに対する上流側スタンドと下流側スタンド
で板材を拘束しておけば、板材の幅方向への移動が起こ
りにくい。したがって、隣接する圧延機それぞれの上下
ワークロールを圧延中に移動する場合には、 (a)隣接する圧延機におけるワークロールのシフト時
期が相互に重なることのないようにずらすか、 (b)隣接する圧延機における上ワークミールと上ワー
クロールのシフト方向、および下ワークロールと下ワー
クロールのシフト方向をそれぞれ相互に反対方向に設定
するのが良い。
するスタンドに対する上流側スタンドと下流側スタンド
で板材を拘束しておけば、板材の幅方向への移動が起こ
りにくい。したがって、隣接する圧延機それぞれの上下
ワークロールを圧延中に移動する場合には、 (a)隣接する圧延機におけるワークロールのシフト時
期が相互に重なることのないようにずらすか、 (b)隣接する圧延機における上ワークミールと上ワー
クロールのシフト方向、および下ワークロールと下ワー
クロールのシフト方向をそれぞれ相互に反対方向に設定
するのが良い。
次に、板材とワークロールの表面疵の発生理由は以下の
ように考えられる。すなりち、圧延中。
ように考えられる。すなりち、圧延中。
板材とワークロールの表面は、ワークロールの表面の微
細な凹凸に沿って接触している。ワークロールの表面の
凹凸は、通常、ロール研削時の砥粒によるいわゆる研削
スクラッチであり、ロール周方向に続いている。この研
削スクラッチは、圧延中、板材のオイルピットと称され
る油膜の厚い部分を除いて、板材の表面に部分的に転写
される。この状態でロールが軸方向に移動すると、研削
スクラッチは、圧延方向の速度成分VRと軸方向の速度
成分VSのベクトル和の方向(圧延方向に対してなす角
度φ)において板材に転写されることとなる。
細な凹凸に沿って接触している。ワークロールの表面の
凹凸は、通常、ロール研削時の砥粒によるいわゆる研削
スクラッチであり、ロール周方向に続いている。この研
削スクラッチは、圧延中、板材のオイルピットと称され
る油膜の厚い部分を除いて、板材の表面に部分的に転写
される。この状態でロールが軸方向に移動すると、研削
スクラッチは、圧延方向の速度成分VRと軸方向の速度
成分VSのベクトル和の方向(圧延方向に対してなす角
度φ)において板材に転写されることとなる。
tanφ= v S /V R・(8)ここで、エンド
レス圧延において圧延速度が遅くなる先行板材と後続板
材の溶接点通過時におけるワークロール・シフトを考え
ると、VR=50m/分、V S = l mm/秒で
あるから、上記角度φは、φ−tan l / (
50,000/80)= 0.07度 ・(9)となり
、ワークロール移動中における表面スフランチの変化は
全く問題にならないことが認められる。L記VRがより
速い定常圧延状態においてはなおざらに問題にならない
。
レス圧延において圧延速度が遅くなる先行板材と後続板
材の溶接点通過時におけるワークロール・シフトを考え
ると、VR=50m/分、V S = l mm/秒で
あるから、上記角度φは、φ−tan l / (
50,000/80)= 0.07度 ・(9)となり
、ワークロール移動中における表面スフランチの変化は
全く問題にならないことが認められる。L記VRがより
速い定常圧延状態においてはなおざらに問題にならない
。
なお、板材のエンシトロツブ制御等において、圧延中、
ワークロールの片側端部に設けたテーパ部を板幅の内側
に入れて幅を広げる方向にブークロールを移動すると、
テーパ部でストリップの盛上り部を押して移動すること
となり、ストリップ上にテーパ開始点の痕跡を生ずるお
それがあるが、テーパ開始点は通常シャープなエツジで
はなく、適当な丸みがあり、また特に丸みを付けなくて
も、圧延開始初期に板材との接触摩耗で丸みを形成され
°、ストリップ上に目視で判別できるような痕跡を生ず
ることはない。
ワークロールの片側端部に設けたテーパ部を板幅の内側
に入れて幅を広げる方向にブークロールを移動すると、
テーパ部でストリップの盛上り部を押して移動すること
となり、ストリップ上にテーパ開始点の痕跡を生ずるお
それがあるが、テーパ開始点は通常シャープなエツジで
はなく、適当な丸みがあり、また特に丸みを付けなくて
も、圧延開始初期に板材との接触摩耗で丸みを形成され
°、ストリップ上に目視で判別できるような痕跡を生ず
ることはない。
すなわち、本発明によれば、片テーパ−ワークロール・
シフトを備えてなる圧延機を少なくとも1基有している
帯板のタンデム圧延設備において、板材の圧延中に、ワ
ークロールを移動することにより、エツジドロップの自
動制御を行うことが回部となり、またエンドレス圧延の
圧延を停止することなく、プロフィル、形状制御または
ロール摩耗の分散化を行うことが回部である。
シフトを備えてなる圧延機を少なくとも1基有している
帯板のタンデム圧延設備において、板材の圧延中に、ワ
ークロールを移動することにより、エツジドロップの自
動制御を行うことが回部となり、またエンドレス圧延の
圧延を停止することなく、プロフィル、形状制御または
ロール摩耗の分散化を行うことが回部である。
第2図は、本発明を4スタンドタンデム圧延機のエンド
レス圧延設備に適用した一実施例を示す配置図である。
レス圧延設備に適用した一実施例を示す配置図である。
母板先行コイルIIAはルーパ12に蓄えられた後、テ
ンシゴンブライドルロール13を通って、タンデム圧延
fi14の各スタン 、ドで低速圧延され、巻取機15
のリール16Aに巻取られる。先行コイルIIAの先端
部がリール16Aに巻着くと、増速され、定常圧延速度
で圧延される。先行コイルIIAの後端部が現れると、
ルーパ12への送り込みが停止され、後続コイルIIB
の先端部と先行コイルIIAの後端部が溶接機17で接
続され、再びルーパ12への送り込みが開始される。溶
接中は、ルーパ12に蓄えられたストリップが定常圧延
速度で圧延される。先行コイルIIAと後続コイルll
Bの溶接点が圧延機14に入る前に、圧延@14は減速
され、この間に必要に応じて設定変更が行われる。
ンシゴンブライドルロール13を通って、タンデム圧延
fi14の各スタン 、ドで低速圧延され、巻取機15
のリール16Aに巻取られる。先行コイルIIAの先端
部がリール16Aに巻着くと、増速され、定常圧延速度
で圧延される。先行コイルIIAの後端部が現れると、
ルーパ12への送り込みが停止され、後続コイルIIB
の先端部と先行コイルIIAの後端部が溶接機17で接
続され、再びルーパ12への送り込みが開始される。溶
接中は、ルーパ12に蓄えられたストリップが定常圧延
速度で圧延される。先行コイルIIAと後続コイルll
Bの溶接点が圧延機14に入る前に、圧延@14は減速
され、この間に必要に応じて設定変更が行われる。
また、コイルの途中で減速して製品板厚を変更すること
(走間板厚変更)もある、製品板厚が変ったり、材質が
変わる場合には、低速運転中に、剪断機18によって剪
断分割する0巻取機は、2つのリール16A、16Bを
備えており、上記板材分割時には、巻取りを完了したリ
ール16Aを待機位置に移動するとともに、リール16
Bを使用位11′1に移動し、分割されて後行する板材
をリール16Bに巻付かせる。上記分割から後行する板
材の巻付き完了時までの間は、圧延を低速で続行する。
(走間板厚変更)もある、製品板厚が変ったり、材質が
変わる場合には、低速運転中に、剪断機18によって剪
断分割する0巻取機は、2つのリール16A、16Bを
備えており、上記板材分割時には、巻取りを完了したリ
ール16Aを待機位置に移動するとともに、リール16
Bを使用位11′1に移動し、分割されて後行する板材
をリール16Bに巻付かせる。上記分割から後行する板
材の巻付き完了時までの間は、圧延を低速で続行する。
なお、第2図において、19A〜190は、タンデム圧
延機14の各スタンドの上下のワークロールであり、2
0A〜20Dは、圧延機14の各スタンドの上下の補強
ロールである。
延機14の各スタンドの上下のワークロールであり、2
0A〜20Dは、圧延機14の各スタンドの上下の補強
ロールである。
第2図の圧延機はすべて4段圧延機が例示されているが
、6段圧延機または他の型の圧延機を用いるものであっ
てもよい。
、6段圧延機または他の型の圧延機を用いるものであっ
てもよい。
上記のようなエンドレス圧延設備において、圧に4t1
4にワークロール番シフト装置が組込まれている場合に
は、以上のように、圧延は中断することなく常に続行さ
れているので、ワークロールに必要な設定変更はすべて
板材の圧延中に行わなければならない、ここで、たとえ
ば上記タンデム圧延機14は、4スタンドの内、上流3
スタンドのワークロール19A〜19Cを、それぞれ片
側端部にテーパ部21A〜2LCを備えた状態でロール
軸方向に移動可能とし、また、最終スタンドのワークロ
ール19Dを、片側端部にテーパ部21Dを備え、もし
くは全体を真直状とする状態でロール軸方向に移動可能
としている。
4にワークロール番シフト装置が組込まれている場合に
は、以上のように、圧延は中断することなく常に続行さ
れているので、ワークロールに必要な設定変更はすべて
板材の圧延中に行わなければならない、ここで、たとえ
ば上記タンデム圧延機14は、4スタンドの内、上流3
スタンドのワークロール19A〜19Cを、それぞれ片
側端部にテーパ部21A〜2LCを備えた状態でロール
軸方向に移動可能とし、また、最終スタンドのワークロ
ール19Dを、片側端部にテーパ部21Dを備え、もし
くは全体を真直状とする状態でロール軸方向に移動可能
としている。
上記のようなタンデム圧延機14においてエツジドロッ
プ制御を行う場合には、上流3スタンドのワークロール
19A〜19Cは、第4図に示すようにテーパ開始点2
2A〜22Cを板側端部より内側に設定し、また最終ス
タンドのワークロール190はテーパ開始点22Dまた
はロールの側端部を板側端部近傍の外側に設定して使用
する(第4図において、10は板材、19はワークロー
ル、20は補強ロール、21はテーパ部、22はテーパ
開始点である)。圧延の岐初は、板材がないから、ワー
クロールを所定位置に自由に設定できるものの、板材を
通板して圧延を開始すると、それ以後は常に圧延中とな
る。圧延は、通常板幅の広いものから順次狭いものへと
行われるのでワークロールQシフトは、ワークコールの
テーパ部が板幅の中心側に向かう方向にシフトされる。
プ制御を行う場合には、上流3スタンドのワークロール
19A〜19Cは、第4図に示すようにテーパ開始点2
2A〜22Cを板側端部より内側に設定し、また最終ス
タンドのワークロール190はテーパ開始点22Dまた
はロールの側端部を板側端部近傍の外側に設定して使用
する(第4図において、10は板材、19はワークロー
ル、20は補強ロール、21はテーパ部、22はテーパ
開始点である)。圧延の岐初は、板材がないから、ワー
クロールを所定位置に自由に設定できるものの、板材を
通板して圧延を開始すると、それ以後は常に圧延中とな
る。圧延は、通常板幅の広いものから順次狭いものへと
行われるのでワークロールQシフトは、ワークコールの
テーパ部が板幅の中心側に向かう方向にシフトされる。
今、先行コイル11Aと後続コイルLIBの溶接点で広
幅材から狭幅材に変更を生ずる場合には、溶接点が第1
スタンドを通過した直後から第1スタンドのワークロー
ル慟シフトを開始する。溶接点が第2スタンドを通過し
た後で、第1スタンドのワークロール・シフトが終了し
てから、第2スタンドのワークロール書シフトを開始す
る。第3スタンド、第4スタンドについても、以下同様
に、溶接点の通過後、すぐ上流のスタンドのワークロー
ル・シフトが終了してから、そのスタンドのワークロー
ル・シフトを開始する。このように1スタンドずつワー
クロール会シフトを行うことにより、上流スタンドおよ
び下流スタンドの板材に対する拘束作用を得て、ワーク
ロール・シフトに伴なう板材の幅方向移動を防止するこ
とが可能となる。
幅材から狭幅材に変更を生ずる場合には、溶接点が第1
スタンドを通過した直後から第1スタンドのワークロー
ル慟シフトを開始する。溶接点が第2スタンドを通過し
た後で、第1スタンドのワークロール・シフトが終了し
てから、第2スタンドのワークロール書シフトを開始す
る。第3スタンド、第4スタンドについても、以下同様
に、溶接点の通過後、すぐ上流のスタンドのワークロー
ル・シフトが終了してから、そのスタンドのワークロー
ル・シフトを開始する。このように1スタンドずつワー
クロール会シフトを行うことにより、上流スタンドおよ
び下流スタンドの板材に対する拘束作用を得て、ワーク
ロール・シフトに伴なう板材の幅方向移動を防止するこ
とが可能となる。
また、上記タンデム圧延機14においては、以下の方法
により、ワークロール・シフトに伴なう板材の幅方向移
動を防止可能としても良い。すなわち、冷間圧延機にお
いては、通常上ワークロールと板材表面の間の間滑の方
が、下ワークロールと板材表面の間の潤滑より良好であ
る。したがって、上ワークロールと板材との間の摩擦係
数より、下ワークロールと板材との間の摩擦係数の方が
大であり、このままでワークロール・シフトを行えば、
板材は下ワークロールの移動方向にずれやすい。そこで
、隣接するスタンドの上下のワークロール中シフト方向
をスタンドごとに反対になるように設定すれば、シフト
による板のずれ方向がスタンドごとに反対方向となり、
結果として板材のずれ発生を抑制することとなる。ただ
し、この方法は、隣接する2つまたは4つのスタンドを
同時にシフトさせる必要がある。第1図に示すように、
1スタンドから4スタンドまで、上下のワークロール1
9A〜190のテーバ部21A〜210を隣接するスタ
ンド間で左右反対側に設定し、かつ幅変更に伴なう上下
ワークロール19A−19Dのシフト方向をスタンドご
とに左右反対方向になるように構成する。第1図のワー
クロールネンク部に記入した矢印は、図に示す板材ロー
ルネック部に記入した矢印は、図に示す板材10A〜I
ODより幅の狭いストリップに対する移動の方向を示す
、板材10A〜IODより幅の広いストリップに対する
移動方向は、図中の矢印と反対方向に設定すればよい。
により、ワークロール・シフトに伴なう板材の幅方向移
動を防止可能としても良い。すなわち、冷間圧延機にお
いては、通常上ワークロールと板材表面の間の間滑の方
が、下ワークロールと板材表面の間の潤滑より良好であ
る。したがって、上ワークロールと板材との間の摩擦係
数より、下ワークロールと板材との間の摩擦係数の方が
大であり、このままでワークロール・シフトを行えば、
板材は下ワークロールの移動方向にずれやすい。そこで
、隣接するスタンドの上下のワークロール中シフト方向
をスタンドごとに反対になるように設定すれば、シフト
による板のずれ方向がスタンドごとに反対方向となり、
結果として板材のずれ発生を抑制することとなる。ただ
し、この方法は、隣接する2つまたは4つのスタンドを
同時にシフトさせる必要がある。第1図に示すように、
1スタンドから4スタンドまで、上下のワークロール1
9A〜190のテーバ部21A〜210を隣接するスタ
ンド間で左右反対側に設定し、かつ幅変更に伴なう上下
ワークロール19A−19Dのシフト方向をスタンドご
とに左右反対方向になるように構成する。第1図のワー
クロールネンク部に記入した矢印は、図に示す板材ロー
ルネック部に記入した矢印は、図に示す板材10A〜I
ODより幅の狭いストリップに対する移動の方向を示す
、板材10A〜IODより幅の広いストリップに対する
移動方向は、図中の矢印と反対方向に設定すればよい。
なお、上記タンデム圧延機14において、ワークロール
φシフトの際、シフト力を減少させ、板材の幅方向移動
を抑制するために、潤滑を強化し、摩擦係数を減少させ
るものとしても良い。
φシフトの際、シフト力を減少させ、板材の幅方向移動
を抑制するために、潤滑を強化し、摩擦係数を減少させ
るものとしても良い。
第2図において、ワークロール・シフトを設置したスタ
ンドの入側に、潤滑強化ヘッダとノズル23A〜23D
を設け、流量制御弁24A〜24Dを介して、圧延油を
含んだロールクーラントまたは適当な濃度の圧延油を供
給可能としている。
ンドの入側に、潤滑強化ヘッダとノズル23A〜23D
を設け、流量制御弁24A〜24Dを介して、圧延油を
含んだロールクーラントまたは適当な濃度の圧延油を供
給可能としている。
たとえば、第1スタンドのワークロール拳シフト開始と
ともに、流量制御弁24Aを開いて、潤滑強化分の圧延
油をワークロール19Aもしくはロールバイト入側に向
けて供給し、その潤滑強化分の圧延油を通常のリサーキ
ュレーション方式で供給されている圧延油に付加する。
ともに、流量制御弁24Aを開いて、潤滑強化分の圧延
油をワークロール19Aもしくはロールバイト入側に向
けて供給し、その潤滑強化分の圧延油を通常のリサーキ
ュレーション方式で供給されている圧延油に付加する。
なお、第2図の第1スタンドにおいて、直径540mm
のワークロールを用いて、低炭素鋼の板材を、板幅1.
000a+m 、第1スタンド入側板厚2.3mm 、
第1スタンド出側板厚1.81amとする圧延時に、ワ
ークロール・シフトに及ぼす潤滑能の影響を調査した結
果、表1を得た0表1に示すように、3.5%エマルジ
ョンのりサーキュレーション方式の潤滑では、1スタン
ドに1,40017分の圧延油を供給し、圧延荷重は1
,000トン、ワークロールの移動時に板材に作用する
軸力は上ロール側で約BOトン、下ロール側で約65ト
ンとなり、板材に作用する合力はそれらの差である5ト
ンであった。これに対し、上記リサーキュレーション方
式の潤滑に加えて、板材の表裏面均等にダイレクトに7
%エマルジョンの圧延油を13Jl/分ずつ付加したと
ころ、(ケース1)、圧延荷重は1.000 )ンか
ら610トンに低下し、これに伴なってワークロールの
移動時に板材に働く軸力は4O−37= 3 )ンに低
減した。これらの例から明らかなように、下ワークロー
ルと板材との間の庁擦力が大きいので、潤滑強化分の7
%エマルジョン圧延油の供給量を上ワークロールに対し
て12fL/分、下ワークロールに対して14fL/分
なるように、下ワークロールへの供給量をふやしたとこ
ろ(ケース2)、ワークロールの移動時に板材に作用す
る力は38.8−38.2=0.I3 hンとさらに低
減し、通常のリサーキュレーション方式のみの場合に比
して板材に作用する軸力を約178とし、板材のずれ発
生の可能性がより確実に抑制可能となった。
のワークロールを用いて、低炭素鋼の板材を、板幅1.
000a+m 、第1スタンド入側板厚2.3mm 、
第1スタンド出側板厚1.81amとする圧延時に、ワ
ークロール・シフトに及ぼす潤滑能の影響を調査した結
果、表1を得た0表1に示すように、3.5%エマルジ
ョンのりサーキュレーション方式の潤滑では、1スタン
ドに1,40017分の圧延油を供給し、圧延荷重は1
,000トン、ワークロールの移動時に板材に作用する
軸力は上ロール側で約BOトン、下ロール側で約65ト
ンとなり、板材に作用する合力はそれらの差である5ト
ンであった。これに対し、上記リサーキュレーション方
式の潤滑に加えて、板材の表裏面均等にダイレクトに7
%エマルジョンの圧延油を13Jl/分ずつ付加したと
ころ、(ケース1)、圧延荷重は1.000 )ンか
ら610トンに低下し、これに伴なってワークロールの
移動時に板材に働く軸力は4O−37= 3 )ンに低
減した。これらの例から明らかなように、下ワークロー
ルと板材との間の庁擦力が大きいので、潤滑強化分の7
%エマルジョン圧延油の供給量を上ワークロールに対し
て12fL/分、下ワークロールに対して14fL/分
なるように、下ワークロールへの供給量をふやしたとこ
ろ(ケース2)、ワークロールの移動時に板材に作用す
る力は38.8−38.2=0.I3 hンとさらに低
減し、通常のリサーキュレーション方式のみの場合に比
して板材に作用する軸力を約178とし、板材のずれ発
生の可能性がより確実に抑制可能となった。
なお、上記圧延の潤滑強化により、ワークロールφシフ
トに伴なう板材の幅方向移動を抑制できれば、ワークロ
ール・シフトは、1スタンドごとでなく、2つ以上のス
タンドを同時に実施しても良いこととなる。
トに伴なう板材の幅方向移動を抑制できれば、ワークロ
ール・シフトは、1スタンドごとでなく、2つ以上のス
タンドを同時に実施しても良いこととなる。
なお、エンドレス圧延時に、場合によっては、狭幅材か
ら広幅材に幅戻りする場合がある。この場合は、狭幅材
のテーパ開始点位置では不適当(たとえばエツジが盛り
上りすぎる。エツジドロップは安全側であるが、エツジ
アップは危険側である。)になることがある、この場合
は、溶接点が侵入してくる前に、広幅材に適した位置に
ワークロールを移動させる必要がある。・また、この場
合は、第4図の盛上り部25を押しつぶす方向に動かす
ことになり、テーパの角度が大きく、摩擦係数が大きい
場合は、板材が裂けることもあるので、ワークミールと
板材の間、特に、テーパ部付近の潤滑を強化する必要が
ある。ここで、ワークロールの移動の開始時点は、先行
板材と後続板材の幅が変わる溶接点が、謁該スタンドに
噛込む前に該移動が終了可能となるように選ぶことにな
り、2つ以上のスタンドが同時にワークロール・シフト
を行う場合もあるので、板材移動の抑制から潤滑強化を
必ず行う必要がある。
ら広幅材に幅戻りする場合がある。この場合は、狭幅材
のテーパ開始点位置では不適当(たとえばエツジが盛り
上りすぎる。エツジドロップは安全側であるが、エツジ
アップは危険側である。)になることがある、この場合
は、溶接点が侵入してくる前に、広幅材に適した位置に
ワークロールを移動させる必要がある。・また、この場
合は、第4図の盛上り部25を押しつぶす方向に動かす
ことになり、テーパの角度が大きく、摩擦係数が大きい
場合は、板材が裂けることもあるので、ワークミールと
板材の間、特に、テーパ部付近の潤滑を強化する必要が
ある。ここで、ワークロールの移動の開始時点は、先行
板材と後続板材の幅が変わる溶接点が、謁該スタンドに
噛込む前に該移動が終了可能となるように選ぶことにな
り、2つ以上のスタンドが同時にワークロール・シフト
を行う場合もあるので、板材移動の抑制から潤滑強化を
必ず行う必要がある。
また、ワークロール摩耗の分散化にワークロール・シフ
トを使用する場合には、ワークロール端部またはそのテ
ーパ開始点が、板側端部より外側にあるので、シフトの
方向がどちらでも、1つのスタンドごとに行うのが良い
、ただし、幅戻りがあり、ワークロール端部またはテー
パ開始点が、板側端部の内側に入ってしまう場合は、事
前に、ワークロールをシフトしておく必要があることは
言うまでもない。
トを使用する場合には、ワークロール端部またはそのテ
ーパ開始点が、板側端部より外側にあるので、シフトの
方向がどちらでも、1つのスタンドごとに行うのが良い
、ただし、幅戻りがあり、ワークロール端部またはテー
パ開始点が、板側端部の内側に入ってしまう場合は、事
前に、ワークロールをシフトしておく必要があることは
言うまでもない。
なお、本発明は、エンドレス圧延ばかりでなく、各コイ
ルごとに圧延を完了する通常の圧延にも適用可能である
。
ルごとに圧延を完了する通常の圧延にも適用可能である
。
[発明の効果]
以上のように、本発明の第1は、上下のワークロールを
それぞれ有してなる複数基の圧延機によって金属板材を
圧延する帯板の圧延方法において、少なくとも1基の圧
延機の上下のワークロールを、板材の圧延中に、相互に
ロール軸方向に沿う反対方向に移動させながら圧延する
ようにしたものである。したがって、高精度に、板材の
プロフィル、形状を制御することが可能となる。
それぞれ有してなる複数基の圧延機によって金属板材を
圧延する帯板の圧延方法において、少なくとも1基の圧
延機の上下のワークロールを、板材の圧延中に、相互に
ロール軸方向に沿う反対方向に移動させながら圧延する
ようにしたものである。したがって、高精度に、板材の
プロフィル、形状を制御することが可能となる。
また1本発明の第2は、上下のワークロールをそれぞれ
有してなる複数基の圧延機によって金属板材を圧延する
帯板の圧延方法において、先行する板材の後端部と後続
する板材の先端部を接合して、それらの板材を連続して
黒地するとともに、少なくとも1基の圧延機の上下の7
−クロールを、それら板材の圧延中に、相互にロール軸
方向に沿う反対方向に移動させながら圧延するようにし
たものである。したがって、エンドレス圧延を中断する
ことなく、高精度に、板材のプロフィル、形状を制御す
ることが可能となる。
有してなる複数基の圧延機によって金属板材を圧延する
帯板の圧延方法において、先行する板材の後端部と後続
する板材の先端部を接合して、それらの板材を連続して
黒地するとともに、少なくとも1基の圧延機の上下の7
−クロールを、それら板材の圧延中に、相互にロール軸
方向に沿う反対方向に移動させながら圧延するようにし
たものである。したがって、エンドレス圧延を中断する
ことなく、高精度に、板材のプロフィル、形状を制御す
ることが可能となる。
第1図(A)〜(D)は本発明の実施状態を示す要部正
面図、第2図は本発明の実施に用いられる圧延設備を示
す配置図、第3図は本発明が適用される圧延設備の要部
を示す正面図、第4図は板材の盛上り部を示す正面図で
ある。 10・・・板材、IIA・・・先行コイル、11B・・
・後続コイル、14・・・タンデム圧延機、17・・・
溶接機、19A〜190・・・ワークロール、23A〜
23D・・・潤滑強化ヘッダとノズル。
面図、第2図は本発明の実施に用いられる圧延設備を示
す配置図、第3図は本発明が適用される圧延設備の要部
を示す正面図、第4図は板材の盛上り部を示す正面図で
ある。 10・・・板材、IIA・・・先行コイル、11B・・
・後続コイル、14・・・タンデム圧延機、17・・・
溶接機、19A〜190・・・ワークロール、23A〜
23D・・・潤滑強化ヘッダとノズル。
Claims (3)
- (1)上下のワークロールをそれぞれ有してなる複数基
の圧延機によって金属板材を圧延する帯板の圧延方法に
おいて、少なくとも1基の圧延機の上下のワークロール
を、板材の圧延中に、相互にロール軸方向に沿う反対方
向に移動させながら圧延することを特徴とする帯板の圧
延方法。 - (2)上下のワークロールをそれぞれ有してなる複数基
の圧延機によって金属板材を圧延する帯板の圧延方法に
おいて、先行する板材の後端部と後続する板材の先端部
を接合して、それらの板材を連続して圧延するとともに
、少なくとも1基の圧延機の上下のワークロールを、そ
れら板材の圧延中に、相互にロール軸方向に沿う反対方
向に移動させながら圧延することを特徴とする帯板の圧
延方法。 - (3)前記先行する板材の板幅と、後続する板材の板幅
とが相互に異なる特許請求の範囲第2項に記載の帯板の
圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24700884A JPS61126904A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | 帯板の圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24700884A JPS61126904A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | 帯板の圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61126904A true JPS61126904A (ja) | 1986-06-14 |
Family
ID=17157010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24700884A Pending JPS61126904A (ja) | 1984-11-24 | 1984-11-24 | 帯板の圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61126904A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4864836A (en) * | 1987-01-24 | 1989-09-12 | Hitachi, Ltd. | Rolling method making use of work roll shift rolling mill |
JPH01284404A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-15 | Nippon Steel Corp | テーパロールシフトによる鋼材の圧延方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59110401A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延方法 |
-
1984
- 1984-11-24 JP JP24700884A patent/JPS61126904A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59110401A (ja) * | 1982-12-14 | 1984-06-26 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 圧延方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4864836A (en) * | 1987-01-24 | 1989-09-12 | Hitachi, Ltd. | Rolling method making use of work roll shift rolling mill |
JPH01284404A (ja) * | 1988-05-09 | 1989-11-15 | Nippon Steel Corp | テーパロールシフトによる鋼材の圧延方法 |
JPH0556201B2 (ja) * | 1988-05-09 | 1993-08-19 | Nippon Steel Corp |
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