JPS6112641Y2 - - Google Patents

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JPS6112641Y2
JPS6112641Y2 JP4068979U JP4068979U JPS6112641Y2 JP S6112641 Y2 JPS6112641 Y2 JP S6112641Y2 JP 4068979 U JP4068979 U JP 4068979U JP 4068979 U JP4068979 U JP 4068979U JP S6112641 Y2 JPS6112641 Y2 JP S6112641Y2
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JP
Japan
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shaft
arm
rotation
motor
head
Prior art date
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JP4068979U
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JPS55142229U (ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Apparatuses And Processes For Manufacturing Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機器内の狭部に配設された部品をチヤ
ツクして回転制御系し調整することが可能な部品
調整装置に関する。
電子機器製品の組立作業において、配設された
部品を回動させることがあり、その部品が外部か
ら容易につかんで回動できる部位に配設されてい
るときは余り問題はないが、設計上必ずしもこの
ように取りつけられるとは限らない。また、回動
させるときには、たとえば基板上に設置された可
変抵抗器などをまわすことによつてその製品の性
能をだすように調整することが多く、これらの場
合は従来は人が手で出力特性等を見ながら調整を
行なつていた。このようなとき手のはいる空間が
製品内にないときは外側へつまみをとり出して設
置して行なわねばならず、これは設計上に問題が
多く、又、手で行なう場合には危険性があるとと
もに精密な調整を行なうには問題があつた。
本考案はこれらの点にかんがみなされたもの
で、機器内の狭部に配設された部品を回転制御す
るため自動的に部品のつまみをチヤツクし回転調
整する部品調整装置を提供するものである。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。第1図に示すように本考案は、テーブル6
と、上記テーブル6を移動自在に支持して送り機
構によりテーブルを移送する移送部7と、回動操
作体として例えばエアシリンダ55および支持体
としてのブラケツト50を有して上記テーブル6
に設けられた支持部3と、回転を外部指令により
制御されるモータ4を有する駆動部と、一端が上
記支持体50に回動自在に支持され上記エアシリ
ンダ55によつて回動されるアーム2とこのアー
ムの他端部に一方のプーリが回動自在にとりつけ
られアームに沿つて設けられたベルト機構15と
を有するアーム部2と、上記モータ4の回転を上
記ベルト機構の他端のプーリに伝えられる回転伝
達機構としてのフレシキブルシヤフト5と、上記
一方のプーリに同軸的に取りつけられ回転される
従動調整軸と調整される部品の被係合部に係合す
る係合部とを有して上記アーム2の他端部に設け
られたチヤツキングヘツド1とから成つている。
上記チヤツキングヘツド1は第2図Aに示すよ
うな構造としている。すなわちアーム部2のアー
ム9の他端部に取りつけた軸受10,11に止め
輪12を備えた軸13がはめこまれ、この軸13
にプーリ14を固定して、さらにベルト15をか
けて軸13を回転系につないでいる。軸13には
カラー16を介して自在継手17をねじ18で止
めている。この自在継手17は軸心の曲りや軸心
のずれを吸収でき、回転伝動可能である。上記自
在継手17の他の端部に回転軸19をねじ20で
止める。上記回転軸19の側壁にはボール21が
はいる軸方向の溝22が切りこまれている。上記
回転軸19の下端外周にスライド軸23をはめこ
み、スライド軸23の穴24と溝21に入れてボ
ール21を保持するリング25をスライド軸23
外周にはめこみ、とめ輪26でとめる。これで回
転軸19とスライド軸23は軸方向に滑動し、か
つ回転軸の回転運動がボール21を介してスライ
ド軸23に伝動される。さらに上記回転軸19の
段部27とスライド軸23の段部28との間にス
プリング29を挿入して一方向に即ち図では下方
にスライド軸23をスプリング力で押しつけてい
る。またこのスライド軸23は下端に係合部とし
て被係合部に結合する形状例えば凸部30を設
け、調整される部品の被係合部であるつまみ31
の溝32に落ちこむ形状になつている。上記回転
軸19の段部27と上記スライド軸23の段部2
8の外周に外筒33をはめこみ止め輪34で回転
軸19に回転自在の状態で止める。上記外筒33
の先端はラッパ状の案内部35となつている。こ
れら係合部近傍の拡大図を第2図Bに示す。
上記アーム部2および支持部3を第3図に示
す。アーム9の一端には上記のようにチヤツキン
グヘツド部1を取りつけ、他端はねじ36で保持
板37に止める。上記保持板37はT字状をな
し、その一辺37aの一端にアーム9の他端が固
定され、他辺37bの下端はフオーク状に形成さ
れている。他端近傍には軸受38,39が装着さ
れ、この軸受38,39に止め輪40,41を備
え、かつプーリ42が固定された調整駆動部43
を取りつける。このプーリ42と上記プーリ14
との間にベルト15をとりつけ、チヤツキングヘ
ツド部1に係合部を伝える。調整駆動部43の一
端にフレシキブルシヤフト部5の継手44を止め
ねじ45で止めて、この継手44にとめねじ4
6,47で可撓軸48の一端を止める。保持板3
7の上記他辺37bのフオーク部と後述するテー
ブル部6に固定されたU字状の支持部3のブラケ
ツト50の立上り51を支軸52で枢着する。さ
らに保持板37の一辺37aの他端にピン53を
固嵌した板金具54を固設する。一方回動操作体
であるエアシリンダ55が後述するテーブル部6
に設けられていて、回動状態にピン53でとめ
る。上記エアシリンダ55の作動杆57に駒56
がとりつけられている。この駒56は上記板金具
54に固定されたピン53が遊嵌できる長穴58
を有し、この長穴58とピン53を遊嵌してエア
シリンダ55とつなぐ。また上記保持板37とブ
ラケツト50の間に圧縮スプリング59と引張ス
プリング60を介在させて、双方のスプリング力
を選び、チヤツキングヘツド部1の下方に押しつ
ける力を調整する。
上記可撓軸48はその可撓性を利用してモータ
部4に固設されたモータ61の軸62に継手63
を介して軸着されている。可撓性を有するケース
64は上記保持板37に固設されたブラケツト6
5と上記モータ部4に固設されたブラケツト部6
6との間に架設されフレシキブルシヤフト部5を
形成する。
上記テーブル部6と移送部7とについて次に説
明する。第1図、第2図に示すように、テーブル
部6のテーブル6aの両端はV溝67,68を有
し、移送部7の本体7aのV溝69,70と対向
させ、この間にボール71,72を多数個介在さ
せ、上記各V溝と摺接させて移送部7よりテーブ
ル部6を支えさせる。移送部本体7aに固設され
た移送モータ73の軸74と軸受75,76に軸
支された送りねじ77とは軸継手78を介して連
結され、この送りねじ77にテーブル6aに固設
されたナツト79をはめ合わせ、送りねじ77の
回転でテーブル部6を移送する。
このような装置を用いて部品をチヤツキング
し、調整する動作を説明する。テーブル部6を後
方(第1図Bにおいては上方)にセツトし、エア
シリンダ45の作動によりアーム9を回動させ、
チヤツキングヘツド部1を持ちあげ、製品8と対
向させる。第1図の8は製品例えば可変抵抗器を
示す。この状態から移送モータ73を作動させて
チヤツキングヘツド部1を部品8のつまみ31上
に移送して止める。次にエアシリンダ55を作動
させて、チヤツキングヘツド部1を支軸52を支
点として回動させ、つまみにチヤツキングヘツド
の先端のラツパ状の案内部35を突きあて、さら
にスライド軸23の凸部30とつまみ31を突き
あて、つまみ31をチヤツキングヘツドの外筒3
3の穴に案内し止めておく。この外筒33が先端
がつまみを押す力はアーム部2と支持部3に装着
された圧縮スプリング59と引張スプリング60
の力を選び適当な力に調整して行なわれる。チヤ
ツキングヘツド部1と部品8のつまみ31の軸心
のずれ、チヤツキングヘツド回動による円弧運動
やつまみ31の傾きなどは自在継手17が曲がる
ことによつて吸収できるものである。次に凸部3
0とつまみ31が突き当つている状態からモータ
61によつてスライド軸23を回転して凸部30
とつまみ31の溝をあわせて溝に凸部30をスプ
リングの復元力で落しこます。つまみ31とモー
タ61の回転系とをつなぎ、モータ61でつまみ
31を回転制御し、所定通り調整を行う。このよ
うに回転調整が終つてのち、チヤツキングヘツド
部1を回動して上にあげて戻し、テーブル部6を
後方にもどし、一工程を完了する。第1図にはベ
ルト機構15は3つ図示したが、上記記述は1つ
のものについて説明した。
この実施例によればベルト機構を使用してチヤ
ツキングヘツド部への回転制御を行なうので、ヘ
ツド部の回転軸心方向の長さを短かくすることが
でき、プーリを小径にしてアーム部等を薄くして
形成しているので、製品や装置の内部のせまいと
ころへもヘツド部を挿入させることができ、その
深奥部に配置されている電子部品等でも自動的に
容易にそのつまみをチヤツクすることができて、
多少の位置ずれがあつてもはずれることはない。
さらにつまみをチヤツクしてのち回動させて調整
することができ、この調整精度も従来よりも向上
させることが出来た。したがつて電子部品として
の可変調整素子等の設置場所の制約も緩和でき、
設計上の制約が大幅に減少した。
以上説明したように、本考案によれば先端にチ
ヤツキングヘツドを有するアームを設けた部品調
整装置を得ることができるので、機器などの狭部
に配設された部品の自動調整が可能となる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置を示し、Aは平面、Bは
正面図、Cは一部の側面図、第2図はチヤツキン
グヘツド部の断面図、第3図はアーム部の一部の
断面図である。 1……チヤツキングヘツド部、2……アーム
部、3……支持部、4……モータ、5……フレシ
キブルシヤフト部、6……テーブル、7……移送
部、14,42……プーリ、15……ベルト、1
7……自在継手、30……スライド軸の凸部、3
1……部品のつまみ、35……外筒の案内部、5
0……ブラケツト、55……エアシリンダ、61
……モータ、73……移送モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テーブルと送り機構を有しかつ上記テーブルを
    移動自在に支持して上記送り機構により上記テー
    ブルを移送する移送部と、回転を外部指令により
    制御されるモータを有する駆動部と回動操作体お
    よび支持体とを有し上記テーブルに設けられた支
    持部と一端部が上記支持体に回動自在に支持され
    て上記回動操作により回動されるアームおよびこ
    のアームの他端部に取りつけられ調整される部品
    の被係合部に係合する被係合部を有するチヤツキ
    ングヘツドと、上記モータの回転を上記アームを
    介して係合部に伝える回転伝達機構とを具備する
    部品調整装置。
JP4068979U 1979-03-30 1979-03-30 Expired JPS6112641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068979U JPS6112641Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4068979U JPS6112641Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55142229U JPS55142229U (ja) 1980-10-11
JPS6112641Y2 true JPS6112641Y2 (ja) 1986-04-19

Family

ID=28909876

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JP4068979U Expired JPS6112641Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30

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JPS55142229U (ja) 1980-10-11

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