JPS61124597A - 銀被覆電気材料 - Google Patents
銀被覆電気材料Info
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- JPS61124597A JPS61124597A JP24579884A JP24579884A JPS61124597A JP S61124597 A JPS61124597 A JP S61124597A JP 24579884 A JP24579884 A JP 24579884A JP 24579884 A JP24579884 A JP 24579884A JP S61124597 A JPS61124597 A JP S61124597A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はスイッチ、リレー、コネクターなどの電気接点
や半導体リードフレーム、回路導体等に用いられる銀被
覆電気材料に関し、特に貴金属であるA(lを節約する
も潰れた性能を示す電気材料を提供するものである。
や半導体リードフレーム、回路導体等に用いられる銀被
覆電気材料に関し、特に貴金属であるA(lを節約する
も潰れた性能を示す電気材料を提供するものである。
貴金属であるA(]は高い導電性と優れた耐食性を示す
ため、CLI 、Fe 、AJ!、Ni又はこれらの合
金からなる基材上に被覆し、電気、電子部品に多用され
ている。例えばスイッチ等の接点では、りん青銅、Cu
−Be合金、黄銅等のCu系基材又はステンレス基材に
AC+を被覆したものが用いられ、半導体用、リードフ
レームでは、Fe、Ni、Cu又はこれらの合金からな
る基材を成型したリードフレームの半導体素子を搭載す
るタブ部やワイヤーボンドするインナーリード部に八g
を1〜5μの厚さに被覆している。被覆するAgとして
は、純へ〇の他にA(] −C,u 、 Ag−Zn
、 Ag−Al1 、 Ag−Pb 、AQ−8e等の
合金が用いられ、被覆にはメッキ、PVD、圧延クラッ
ド、溶接客種々の方法を用い、基材上に所望の厚さに被
覆している。
ため、CLI 、Fe 、AJ!、Ni又はこれらの合
金からなる基材上に被覆し、電気、電子部品に多用され
ている。例えばスイッチ等の接点では、りん青銅、Cu
−Be合金、黄銅等のCu系基材又はステンレス基材に
AC+を被覆したものが用いられ、半導体用、リードフ
レームでは、Fe、Ni、Cu又はこれらの合金からな
る基材を成型したリードフレームの半導体素子を搭載す
るタブ部やワイヤーボンドするインナーリード部に八g
を1〜5μの厚さに被覆している。被覆するAgとして
は、純へ〇の他にA(] −C,u 、 Ag−Zn
、 Ag−Al1 、 Ag−Pb 、AQ−8e等の
合金が用いられ、被覆にはメッキ、PVD、圧延クラッ
ド、溶接客種々の方法を用い、基材上に所望の厚さに被
覆している。
A(]の被覆は良好な電気的接続と、これを維持させる
ことにあり、通常は基材を所望形状に成形した後、その
全面又は所定部分に八〇を被覆したり、板や条の全面又
はストライプ状に八〇を被覆しているが、多くの場合は
全面へ〇被覆が用いられている。しかしスイッチ接点や
コネクターとしてのへ〇被覆の必要性は接点部に限られ
、他端部は半田付けや機械的圧着などの端子となり、ま
たリードフレームにおいてもAql覆の必要性はインナ
ーリード部に限られ、アウターリード部は半田付は端子
となるところから、八〇を節約するため端子部等へのA
q被被覆止める要求が強い。例えば第4図(イ)。
ことにあり、通常は基材を所望形状に成形した後、その
全面又は所定部分に八〇を被覆したり、板や条の全面又
はストライプ状に八〇を被覆しているが、多くの場合は
全面へ〇被覆が用いられている。しかしスイッチ接点や
コネクターとしてのへ〇被覆の必要性は接点部に限られ
、他端部は半田付けや機械的圧着などの端子となり、ま
たリードフレームにおいてもAql覆の必要性はインナ
ーリード部に限られ、アウターリード部は半田付は端子
となるところから、八〇を節約するため端子部等へのA
q被被覆止める要求が強い。例えば第4図(イ)。
(ロ)に示すように板条の基材(1′ )の一部長手方
向にAgをストライプ状に被覆しで、AC1層(3′
)を形成し、該A11l被覆部を接点に使用し、へ〇被
覆のない部分を端子に使用することが試みられている。
向にAgをストライプ状に被覆しで、AC1層(3′
)を形成し、該A11l被覆部を接点に使用し、へ〇被
覆のない部分を端子に使用することが試みられている。
しかしながら基材であるCLI系合金やステンレス等は
腐食し易く、半田ド1けや圧着による接合に重大な障害
となり易い。このため第5図(イ)、(ロ)に示すよう
に板条の基材(1′ )の全面にNi又はNi合金を被
覆してその表層(2′)を形成し、その一部長手方向に
Af+をストライプ状に被覆してAf1層(2′ )を
形成することが行なわれている。
腐食し易く、半田ド1けや圧着による接合に重大な障害
となり易い。このため第5図(イ)、(ロ)に示すよう
に板条の基材(1′ )の全面にNi又はNi合金を被
覆してその表層(2′)を形成し、その一部長手方向に
Af+をストライプ状に被覆してAf1層(2′ )を
形成することが行なわれている。
(発明が解決しようとする問題点)
Niは一般に耐食性であるが、表面に薄い強固な酸化膜
を速やかに発生するため、半田付けなどではこれを除去
しなければならず、活性度の^い、即ち腐蝕性の強いフ
ラックスが必要となり、このようなフラックスの使用は
フラックスの残留やフラックスの蒸気により電気、電子
部品としての特性劣化の原因となる。更にAgは硫化さ
れ易いため、その用途が限定され、高価な八〇やPdを
必要とする場合も少なくない。
を速やかに発生するため、半田付けなどではこれを除去
しなければならず、活性度の^い、即ち腐蝕性の強いフ
ラックスが必要となり、このようなフラックスの使用は
フラックスの残留やフラックスの蒸気により電気、電子
部品としての特性劣化の原因となる。更にAgは硫化さ
れ易いため、その用途が限定され、高価な八〇やPdを
必要とする場合も少なくない。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、Aftを節約する
も上記欠陥を解消した銀被覆電気材料を開発したもので
、表面から厚さ0.05μ以上の表層がNi 、Co又
はこれ等の合金からなる基材上に、A(]又はA(]合
金を部分被覆し、露出する基材表面と部分被覆したA9
又はAf1合金否上に、In、Zn 、Sn 、Pd
又は]を等の合金を0.01〜1.0μの厚さに被覆し
たことを特徴とするものである。
も上記欠陥を解消した銀被覆電気材料を開発したもので
、表面から厚さ0.05μ以上の表層がNi 、Co又
はこれ等の合金からなる基材上に、A(]又はA(]合
金を部分被覆し、露出する基材表面と部分被覆したA9
又はAf1合金否上に、In、Zn 、Sn 、Pd
又は]を等の合金を0.01〜1.0μの厚さに被覆し
たことを特徴とするものである。
即ら本発明材料は第1図(イ)、(ロ)に示すように表
面から厚さ0.05μ以上の表層(2)がNi、co又
はこれらの合金からなる基材(1)、例えばNi、co
又はこれらの合金からなる板条素材を基材(1)とする
か、或いはCIJ、CIJ合金、ステンレス等からなる
板条素材を基材(1)とし、その表面にNi 、Co又
はこれらの合金を0.05μ以上の厚さに被覆して表層
(2)を形成する。このような基材(1)の表層(2)
上の一部に八〇又はAg合金を所望の厚さに被覆してへ
〇層(3)を形成し、更に露串する表1i’1J(2)
と被覆しIζ八へ筈(3)上に、In 、 Sn 、
Zn 、 P(I 又ハコttラノ合念を0.01〜1
μの厚さに被覆して最外層(4)を形成したものである
。当該最外層は必要に応して表置(2)の必ずしも全面
でなくともよい。
面から厚さ0.05μ以上の表層(2)がNi、co又
はこれらの合金からなる基材(1)、例えばNi、co
又はこれらの合金からなる板条素材を基材(1)とする
か、或いはCIJ、CIJ合金、ステンレス等からなる
板条素材を基材(1)とし、その表面にNi 、Co又
はこれらの合金を0.05μ以上の厚さに被覆して表層
(2)を形成する。このような基材(1)の表層(2)
上の一部に八〇又はAg合金を所望の厚さに被覆してへ
〇層(3)を形成し、更に露串する表1i’1J(2)
と被覆しIζ八へ筈(3)上に、In 、 Sn 、
Zn 、 P(I 又ハコttラノ合念を0.01〜1
μの厚さに被覆して最外層(4)を形成したものである
。当該最外層は必要に応して表置(2)の必ずしも全面
でなくともよい。
Ni 、CO又はこれらの合金としては、Ni 、CO
の他に、Ni −Co 、 Ni −Fe 、 Ni
−P、Ni −Co−P、Ni −Cr 、Ni
−B。
の他に、Ni −Co 、 Ni −Fe 、 Ni
−P、Ni −Co−P、Ni −Cr 、Ni
−B。
Co−P、Co−P等の合金を用いる。AIJ又はAg
合金としてはIl!Agの外にAg−Cu 。
合金としてはIl!Agの外にAg−Cu 。
、l −Zn 、AC+ −Au 、Ag−Pd 、A
g −8b 、Ag−8e等の合金を用いる。またln
。
g −8b 、Ag−8e等の合金を用いる。またln
。
3n 、’:ln 、P(l又はこれらの合金としては
In、Sn、Zn、Pdの外にln −3n 。
In、Sn、Zn、Pdの外にln −3n 。
Sn −Pb 、 Zn −3n 、 Pd −Ni
、In −7−n 、 Zn−(:、d等の合金を用い
る。
、In −7−n 、 Zn−(:、d等の合金を用い
る。
〔作 用)
基材のNi、Co又はこれらの合金からなる表層は、基
材の腐食を防止し、基材上に被覆するA(l又はAg合
金層との拡散反応を抑制するバリヤーとして動き、また
in、3n、Zn。
材の腐食を防止し、基材上に被覆するA(l又はAg合
金層との拡散反応を抑制するバリヤーとして動き、また
in、3n、Zn。
pal又はこれらの合金からなる最外層は前記従来材料
における不都合を解ねするものである。
における不都合を解ねするものである。
即ちNi、co又はこれらの合金からなる表層の表面に
起る強固な酸化被覆の発生をPd又はその合金からなる
最外層により酸化し鼎いものとし、In、Sn、Zn又
はその合金からなる最外層は軟質の薄い酸化被覆とし、
半田付は等のろう付けや機械的圧着、例えばかしめなど
による電気的接続を大幅に改善する。更に[n。
起る強固な酸化被覆の発生をPd又はその合金からなる
最外層により酸化し鼎いものとし、In、Sn、Zn又
はその合金からなる最外層は軟質の薄い酸化被覆とし、
半田付は等のろう付けや機械的圧着、例えばかしめなど
による電気的接続を大幅に改善する。更に[n。
Sn、Zn、Pd等はAgと合金化し、AC3層の最大
の欠陥である硫化を大幅に防止することができる耐硫化
性の表面を形成する。
の欠陥である硫化を大幅に防止することができる耐硫化
性の表面を形成する。
In、Sn、Zn、Pd又ハコレラノ合金による最外層
の上記効果は、厚さ0.05μ以上のN: 、Co又は
これらの合金からなる表層との組み合せにより発揮でき
るものである。即ちIn、Sn、Zn、PdはCu系材
料と反応しやすく、Ni、Co又はこれらの合金からな
る表層の厚さが0.05μ未満では上記反応を防止する
ことができないためである。またIn。
の上記効果は、厚さ0.05μ以上のN: 、Co又は
これらの合金からなる表層との組み合せにより発揮でき
るものである。即ちIn、Sn、Zn、PdはCu系材
料と反応しやすく、Ni、Co又はこれらの合金からな
る表層の厚さが0.05μ未満では上記反応を防止する
ことができないためである。またIn。
8口、Zn 、Pd又はこれらの合金からなる最外層の
厚さを0.01〜1.0μとしたのは厚さが0.01μ
未満では上記効果が得られず、厚さが1.0μを越える
とAi1層に期待するAg本来の電気伝導性が得られな
くなるためで、特に0.02〜0.5μの薄い被覆とす
ることが望ましい。
厚さを0.01〜1.0μとしたのは厚さが0.01μ
未満では上記効果が得られず、厚さが1.0μを越える
とAi1層に期待するAg本来の電気伝導性が得られな
くなるためで、特に0.02〜0.5μの薄い被覆とす
ることが望ましい。
尚、Ni 、 Co系、Ag系、In、S11゜Zn
、Pd系等の被覆は任意の方法で行なえばよいが、特に
電気メツキ法は共通して利用できるため実用的な方法で
あり、更にpvo、クラッド、溶接、化学メッキ等の方
法も適宜使用することができる。
、Pd系等の被覆は任意の方法で行なえばよいが、特に
電気メツキ法は共通して利用できるため実用的な方法で
あり、更にpvo、クラッド、溶接、化学メッキ等の方
法も適宜使用することができる。
(実施例)
(1)厚さ0.25m、幅158の黄銅条(Cu−35
%Zn)を基材とし、その全面に厚さ12μのAgメッ
キを施してAgIを形成した後、プレス成型によりL字
状に折り曲げたものが小型スイッチ用接点に用いられて
いる。このような接点においてA9を節約するため1.
基材の全面にNi SO+ 240g/J!、 Co
S0420g/(。
%Zn)を基材とし、その全面に厚さ12μのAgメッ
キを施してAgIを形成した後、プレス成型によりL字
状に折り曲げたものが小型スイッチ用接点に用いられて
いる。このような接点においてA9を節約するため1.
基材の全面にNi SO+ 240g/J!、 Co
S0420g/(。
Ni Cl!z 30g/i H350345g/、e
からなる45℃の温浴を用い、2.5A/dff12の
電流密度によりNi−10%CO合金を0.8μの厚さ
に全面メッキして表層を形成し、その片面長手方向にA
!Jを幅41111.厚さ 1.8μのストライブ状に
メッキしてAg層を形成した。ストライブ状メッキには
テープシール法により、AgcN45g/12. KC
N40g/l K2 CO3159/J!からなる25
℃の温浴を用い、2.5A / dm2の電流密度で行
なった。次にストライブ状のAg層と露出づるNi −
10%CO合金メッキの表面に日進化成■製のPNP−
80浴(pi−18,9,浴′1A25℃)を用い、1
.5A / dm2の電流密度でPd−20%Ni合金
を0.03μと0.1μの厚さにメッキして最外層を形
成し本発明電気材料を作成した。
からなる45℃の温浴を用い、2.5A/dff12の
電流密度によりNi−10%CO合金を0.8μの厚さ
に全面メッキして表層を形成し、その片面長手方向にA
!Jを幅41111.厚さ 1.8μのストライブ状に
メッキしてAg層を形成した。ストライブ状メッキには
テープシール法により、AgcN45g/12. KC
N40g/l K2 CO3159/J!からなる25
℃の温浴を用い、2.5A / dm2の電流密度で行
なった。次にストライブ状のAg層と露出づるNi −
10%CO合金メッキの表面に日進化成■製のPNP−
80浴(pi−18,9,浴′1A25℃)を用い、1
.5A / dm2の電流密度でPd−20%Ni合金
を0.03μと0.1μの厚さにメッキして最外層を形
成し本発明電気材料を作成した。
(2)実施例(1)において、PNP−80浴に替えT
Sn SO+ 50g/i Hz SO+40!7/
’ R、ニカワ 1.0g/ flからなる15℃の浴
を用い、5.OA、’dm2の電流密度でSnを0.1
5μの厚さにメッキして最外層を形成し本発明電気材料
を作成した。
Sn SO+ 50g/i Hz SO+40!7/
’ R、ニカワ 1.0g/ flからなる15℃の浴
を用い、5.OA、’dm2の電流密度でSnを0.1
5μの厚さにメッキして最外層を形成し本発明電気材料
を作成した。
(3)同様にしてPNP−80浴に替えてZn(CN)
260g/J2.Na C840g/’1NaOH80
9/j!からなる25℃の温浴を用い、2.5A/cl
n2の電流密度でZnを0.0S μと0.10μの厚
さにメッキして最外層を形成し本発明電気材料を作成し
た。
260g/J2.Na C840g/’1NaOH80
9/j!からなる25℃の温浴を用い、2.5A/cl
n2の電流密度でZnを0.0S μと0.10μの厚
さにメッキして最外層を形成し本発明電気材料を作成し
た。
(4)同様にしてPNP−80浴に替えて1n(OH)
x 50g/、e、 Na CH150y/、e、 a
グ)Iiフコース20112. Na 0l−1309
7’、eからなる25℃の温浴を用い、2.OA 、7
6m2の電流密度でZn′4i−0,04μと0.08
μの厚さにメッキして最外層を形成し本発明電気材料を
作成した。
x 50g/、e、 Na CH150y/、e、 a
グ)Iiフコース20112. Na 0l−1309
7’、eからなる25℃の温浴を用い、2.OA 、7
6m2の電流密度でZn′4i−0,04μと0.08
μの厚さにメッキして最外層を形成し本発明電気材料を
作成した。
尚比較のため実施例(1)において、PNP−80浴に
よるPd−20%Ni合金メッキを省略して最外層を形
成しない比較用電気材料及びPNP−80浴によりPb
−20%N1合金を0.008μの厚さにメッキして最
外層を形成した比較用電気材料、更に実施例(2)にお
いてSOを0.008μの厚さにメッキして最外層を形
成した比較用電気材料を作成した。
よるPd−20%Ni合金メッキを省略して最外層を形
成しない比較用電気材料及びPNP−80浴によりPb
−20%N1合金を0.008μの厚さにメッキして最
外層を形成した比較用電気材料、更に実施例(2)にお
いてSOを0.008μの厚さにメッキして最外層を形
成した比較用電気材料を作成した。
これ等電気材料を第2図に示すようにプレス成型により
L字形に折り曲げ、その端子部を電気導体(5)に半田
付け(6)により取付け、ACl層(3)を接点部とす
る小型スイッチを作成し゛て使用された。面図において
(1)は黄1銅条からなる基材、(2)は表層、(4)
はIn。
L字形に折り曲げ、その端子部を電気導体(5)に半田
付け(6)により取付け、ACl層(3)を接点部とす
る小型スイッチを作成し゛て使用された。面図において
(1)は黄1銅条からなる基材、(2)は表層、(4)
はIn。
7n 、3n 、pd又はこれらの合金からなる最外層
を示す。
を示す。
これ等の接点材を各種評価するための劣化加速処理とし
て、100℃の大気中に1000時間放置した後、JE
IDA−25に準じて40℃のH283F+11111
の雰囲気中に24時間暴露した。これについて常法より
接点□部にAgプルーブを509の荷重で押し当て、1
00mA(DC)の電流を流して接触抵抗を測定した。
て、100℃の大気中に1000時間放置した後、JE
IDA−25に準じて40℃のH283F+11111
の雰囲気中に24時間暴露した。これについて常法より
接点□部にAgプルーブを509の荷重で押し当て、1
00mA(DC)の電流を流して接触抵抗を測定した。
また露出する表層についてMIL法に準じ共晶半田浴(
235℃)の中に5秒間浸漬して半田濡れ面積を求めた
。
235℃)の中に5秒間浸漬して半田濡れ面積を求めた
。
更に上記各電気材料についてAaのマイグレーションに
よる絶縁劣化障害を調べるため、それぞれ定性1紙上に
12.OIMの間隔で対置し、45V(DC)の電圧を
印加して温度40’C,湿態85%の恒温恒湿度槽内に
24時間保持し、濾紙上のマイナス側からプラス側に向
って黒色A(lの成長する距離を比較した。これ等の結
果を第1表に示4° 第1表 第1表から明らかなように本発明電気材料〔実施例(1
)〜(4)〕は何れも従来材料〔比較例(1)〕と比較
し、Ag1の耐硫化性と表層の半田付は性を大巾に向上
し、貴金属としてのAgを節約し得ることが判る。また
Agのマイグレーションによる絶縁劣化障害も、マイグ
レーションの速度が50%以下に低減していることが判
る。このことはAC1層レジンモールドして直流回線に
使用する場合に起り易い短絡障害を大巾に防止できるこ
とを示すものである。
よる絶縁劣化障害を調べるため、それぞれ定性1紙上に
12.OIMの間隔で対置し、45V(DC)の電圧を
印加して温度40’C,湿態85%の恒温恒湿度槽内に
24時間保持し、濾紙上のマイナス側からプラス側に向
って黒色A(lの成長する距離を比較した。これ等の結
果を第1表に示4° 第1表 第1表から明らかなように本発明電気材料〔実施例(1
)〜(4)〕は何れも従来材料〔比較例(1)〕と比較
し、Ag1の耐硫化性と表層の半田付は性を大巾に向上
し、貴金属としてのAgを節約し得ることが判る。また
Agのマイグレーションによる絶縁劣化障害も、マイグ
レーションの速度が50%以下に低減していることが判
る。このことはAC1層レジンモールドして直流回線に
使用する場合に起り易い短絡障害を大巾に防止できるこ
とを示すものである。
(5)第3図に示すDIP型レツレジンモールドIC用
リードフレームいて、Ni SO+ 24051!、
H3BO3309/12. ’pl−13,0+
7)45℃の温浴を用い、3.5A / dm2の電流
密度で全面N1メッキ(厚さ2.0μ)して表層を形成
した後、半導体素子を搭載するタブ部(7)と:素子上
の電極パッドとワイヤーボンドするインナーリード部(
8)のワイヤーボンド部(図に示す点線内)にAgCN
45g/(、KCN 45g/i K(、e
40g/CK2 CO315g・(からなる25℃の温
浴を用い、2.5A / dm2の電流密度でAaをス
ポット状に部分メッキ(厚さ2.5μ)してAgff1
を形成し、更に日進化成■製PNP−80浴(’ pl
−1’a、91・浴温25℃)を用い、仝而(Ag表面
と表層の露出面)にPd−20%Ni合金メッキを施し
、素子上の電極とインナーリード部(8)をワイヤーボ
ンドした。その結果極めて良好であり、全く異常が認め
られなかった。またワイヤーのボンド強さをテストした
ところ11.49を示した。次にこれをレジンモールド
した後、アウターリード部(9)に共晶半田を予備半田
付けした。この半田付けにはハロゲン系の活性フラック
スを用いることなく、非活性のロジンフラックスにより
良好な半田付けを行なうことができた。
リードフレームいて、Ni SO+ 24051!、
H3BO3309/12. ’pl−13,0+
7)45℃の温浴を用い、3.5A / dm2の電流
密度で全面N1メッキ(厚さ2.0μ)して表層を形成
した後、半導体素子を搭載するタブ部(7)と:素子上
の電極パッドとワイヤーボンドするインナーリード部(
8)のワイヤーボンド部(図に示す点線内)にAgCN
45g/(、KCN 45g/i K(、e
40g/CK2 CO315g・(からなる25℃の温
浴を用い、2.5A / dm2の電流密度でAaをス
ポット状に部分メッキ(厚さ2.5μ)してAgff1
を形成し、更に日進化成■製PNP−80浴(’ pl
−1’a、91・浴温25℃)を用い、仝而(Ag表面
と表層の露出面)にPd−20%Ni合金メッキを施し
、素子上の電極とインナーリード部(8)をワイヤーボ
ンドした。その結果極めて良好であり、全く異常が認め
られなかった。またワイヤーのボンド強さをテストした
ところ11.49を示した。次にこれをレジンモールド
した後、アウターリード部(9)に共晶半田を予備半田
付けした。この半田付けにはハロゲン系の活性フラック
スを用いることなく、非活性のロジンフラックスにより
良好な半田付けを行なうことができた。
比較のため最外層のpd−20%Ni合金メッキを省略
したリードフレームを用い、同様にして素子搭載、ワイ
ヤーボンドしたところ、ダイボンドとワイヤーボンドの
加熱によりAg層部に部分的に黒点が発生し、ワイヤー
ボンドの強さも8.1gと低く、レジンモールド後のア
ウターリード部の予備半田付けには活性なフラックスを
必要とし、しかも半田濡れ面積は80%以下と低いもの
であった。
したリードフレームを用い、同様にして素子搭載、ワイ
ヤーボンドしたところ、ダイボンドとワイヤーボンドの
加熱によりAg層部に部分的に黒点が発生し、ワイヤー
ボンドの強さも8.1gと低く、レジンモールド後のア
ウターリード部の予備半田付けには活性なフラックスを
必要とし、しかも半田濡れ面積は80%以下と低いもの
であった。
発明の効果〕
このように本発明によれば貴金属であるAgを節約する
も、電気材料としての優れた半田付は性や機械的電気接
続における接続性を艮期にわたり維持することができる
顕著な効果を奏するものである。
も、電気材料としての優れた半田付は性や機械的電気接
続における接続性を艮期にわたり維持することができる
顕著な効果を奏するものである。
第1図(イ)、(ロ)は本発明電気材料の一例を示すも
ので、(イ)は平面図、(ロ)は断面図、第2図は本発
明電気材料を用いた小型接点の一例を示す断面図、第3
図はDIP型レツレジンモールドIC用リードフレーム
例を示す平面図、第4図(イ)、(ロ)は従来電気材料
の一例を示すもので(イ)は平面図、(ロ)は断面図、
第5図(イ)、(ロ)は従来電気材料の他の一例を示す
もので、(イ)は平面図。 (ロ)は断面図である。 1.1′・・・基材 2.2′・・・表 層 3.3′・・・Ag層 4・・・ 最外層 5・・・ 導 体 6・・・ 半田付は部 7・・・ タブ部 8・・・ インナーリード 9・・・ アウターリード 第1図 第2図 第3図 (イ) (ロ) (イ) (ロ)
ので、(イ)は平面図、(ロ)は断面図、第2図は本発
明電気材料を用いた小型接点の一例を示す断面図、第3
図はDIP型レツレジンモールドIC用リードフレーム
例を示す平面図、第4図(イ)、(ロ)は従来電気材料
の一例を示すもので(イ)は平面図、(ロ)は断面図、
第5図(イ)、(ロ)は従来電気材料の他の一例を示す
もので、(イ)は平面図。 (ロ)は断面図である。 1.1′・・・基材 2.2′・・・表 層 3.3′・・・Ag層 4・・・ 最外層 5・・・ 導 体 6・・・ 半田付は部 7・・・ タブ部 8・・・ インナーリード 9・・・ アウターリード 第1図 第2図 第3図 (イ) (ロ) (イ) (ロ)
Claims (1)
- 表面から厚さ0.05μ以上の表層がNi、Co又はこ
れらの合金からなる基材上に、Ag又Ag合金を部分被
覆し、露出する基材表面と部分被覆したAg又はAg合
金層上に、In、Zn、Sn、Pd又はこれらの合金を
0.01〜1.0μの厚さに被覆したことを特徴とする
銀被覆電気材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24579884A JPS61124597A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 銀被覆電気材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24579884A JPS61124597A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 銀被覆電気材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61124597A true JPS61124597A (ja) | 1986-06-12 |
Family
ID=17138988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24579884A Pending JPS61124597A (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 銀被覆電気材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61124597A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1984
- 1984-11-20 JP JP24579884A patent/JPS61124597A/ja active Pending
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