JPS61122602A - フレネルレンズ - Google Patents
フレネルレンズInfo
- Publication number
- JPS61122602A JPS61122602A JP24507884A JP24507884A JPS61122602A JP S61122602 A JPS61122602 A JP S61122602A JP 24507884 A JP24507884 A JP 24507884A JP 24507884 A JP24507884 A JP 24507884A JP S61122602 A JPS61122602 A JP S61122602A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens
- fresnel lens
- fresnel
- refractive index
- depth
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、赤外光用の集光特性がよく、作製容易なフレ
ネルレンズに関するものである。
ネルレンズに関するものである。
従来の技術
近年、フレネルレンズは小形軽量で再現性がよく、収差
が小さいマイクロレンズとして注目されている。
が小さいマイクロレンズとして注目されている。
従来の、フレネルレンズは、ガラスやアクリル樹脂等屈
折率がn=1.5前後のもので作られていたため、レン
ズの位相変調量に対応した溝の深さは、最大集光効率を
得ようとした場合、入射光の波長の17(τ1−1)倍
つまり2倍の値にする必要がある。例えば、可視光のH
6−H6V−ザの0.6328μmを入射光とする場合
は、溝の深さは1.3μmであるが。
折率がn=1.5前後のもので作られていたため、レン
ズの位相変調量に対応した溝の深さは、最大集光効率を
得ようとした場合、入射光の波長の17(τ1−1)倍
つまり2倍の値にする必要がある。例えば、可視光のH
6−H6V−ザの0.6328μmを入射光とする場合
は、溝の深さは1.3μmであるが。
これが近赤外の波長が1・5μm用のものになるとフレ
ネルレンズの溝の深さは3μmとする必要がある。
ネルレンズの溝の深さは3μmとする必要がある。
発明が解決しようとする問題点
従来例のように、屈折率が1.6前後の物質で近赤外用
のフレネルレンズを作ると、溝の深さが深いため正確な
レンズ形状を実現するのは難しく、つ−2シは集光特性
のよい赤外用フレネルマイクロレンズが得られにくい。
のフレネルレンズを作ると、溝の深さが深いため正確な
レンズ形状を実現するのは難しく、つ−2シは集光特性
のよい赤外用フレネルマイクロレンズが得られにくい。
本発明は、上記問題点を解決するもので集光特性のよい
赤外用フレネルマイクロレンズを提供するものである。
赤外用フレネルマイクロレンズを提供するものである。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するため、フレネルレンズの
構成物質として、屈折率の高い物質を用いたものである
。
構成物質として、屈折率の高い物質を用いたものである
。
作用
この構成によシ本発明のフレネルレンズは、この点フレ
ネルレンズの溝の深さを浅くでき、作製容易、高効率な
赤外用フレネルレンズを実現可能とするものである。
ネルレンズの溝の深さを浅くでき、作製容易、高効率な
赤外用フレネルレンズを実現可能とするものである。
実施例
第1図e) 、 (b)はそれぞれ本発明の赤外用フレ
ネルレンズの一実施例を示す断面図、平面図である。
ネルレンズの一実施例を示す断面図、平面図である。
同図において、1はS工結晶であシ、表面に断面が鋸歯
状のレンズの位相変調量に応じた凹凸部2が施しである
。鋸歯状の凹凸2の溝の深さtは、ヘ レン
ズの集光効率が最大になるために、レンズを構成してい
る物質の屈折率n、及び入射光の波長λを用いて、1=
λ/(n−1) と設定する必要がある。近赤外で透
明なSiの屈折率は、n=3.5゜であり、本実施例で
は、入射光としてλ=1.55μmの半導体レーザ光を
用いたので溝の深さをt=0.52μmとした。従来例
のようにガラスやアクリル、電子ビームレジスト等の屈
折率が1.5前後のもので作製したフレネルレンズの場
合、溝の深さdはλ;1・56μmに対してd=3・1
μmとする必要があったから、本発明のフレネルレンズ
によυ、溝の深さdが従来例の1/6程度で、薄いフレ
ネルレンズが実現できたと言える。又、入射光の反射を
減少させるために、少なくともレンズの入射側又は出射
側のどちらか一方の面に無反射コーティングを行うと集
光効率がさらに良くなる。
状のレンズの位相変調量に応じた凹凸部2が施しである
。鋸歯状の凹凸2の溝の深さtは、ヘ レン
ズの集光効率が最大になるために、レンズを構成してい
る物質の屈折率n、及び入射光の波長λを用いて、1=
λ/(n−1) と設定する必要がある。近赤外で透
明なSiの屈折率は、n=3.5゜であり、本実施例で
は、入射光としてλ=1.55μmの半導体レーザ光を
用いたので溝の深さをt=0.52μmとした。従来例
のようにガラスやアクリル、電子ビームレジスト等の屈
折率が1.5前後のもので作製したフレネルレンズの場
合、溝の深さdはλ;1・56μmに対してd=3・1
μmとする必要があったから、本発明のフレネルレンズ
によυ、溝の深さdが従来例の1/6程度で、薄いフレ
ネルレンズが実現できたと言える。又、入射光の反射を
減少させるために、少なくともレンズの入射側又は出射
側のどちらか一方の面に無反射コーティングを行うと集
光効率がさらに良くなる。
次【、第2図を用いて作製工程を説明する。まず第2図
(2L)のSi結晶1上に第2図φ)のように電子ビー
ムレジスト3をコーティングし、電子ビームリソグラフ
ィによシ、第2図(C)のようにレンズのパターンを作
製した。次に、イオンビームエラ 1テングを
行い、第2図(d)のように電子ビームレジスト3の形
をS1結晶1に転写して凹凸2を形成した。このとき電
子ビームレジスト2のコーティング厚さを制御し溝の深
さdが最適になるようにした。
(2L)のSi結晶1上に第2図φ)のように電子ビー
ムレジスト3をコーティングし、電子ビームリソグラフ
ィによシ、第2図(C)のようにレンズのパターンを作
製した。次に、イオンビームエラ 1テングを
行い、第2図(d)のように電子ビームレジスト3の形
をS1結晶1に転写して凹凸2を形成した。このとき電
子ビームレジスト2のコーティング厚さを制御し溝の深
さdが最適になるようにした。
なお、レンズとして作用するのは、S工結晶1表面の凹
凸のある部分であるので、この部分がSiでありさえす
ればよく、凹凸のない部分は他の物質でもよい。・ 溝の深さが従来例に比べて約1/6まで薄くなったこと
によシ、だれのない正確な凹凸形状が実現でき、すなわ
ち集光特性のよいフレネルレンズが実現でき、又イオン
ビームエツチングでパターンの転写をする時間も短くな
り作製が容易になった。
凸のある部分であるので、この部分がSiでありさえす
ればよく、凹凸のない部分は他の物質でもよい。・ 溝の深さが従来例に比べて約1/6まで薄くなったこと
によシ、だれのない正確な凹凸形状が実現でき、すなわ
ち集光特性のよいフレネルレンズが実現でき、又イオン
ビームエツチングでパターンの転写をする時間も短くな
り作製が容易になった。
以上の説明はSiを用いたフレネルレンズについて行っ
たが、入射光に対して透明でかつ屈折率が3以上の物質
、例えばSi と、、9はea又はInの少なくとも一
方とAs又はPの少なくとも一方を含む物質を用いたフ
レネルレンズについても同様の効果が得られた。なお、
代表的な物質の透過波長領域を示すと、Siでは1.2
μm〜1s μm 、 GaAsでは1.Oltm 〜
15 prn 、 InPでは11olLm〜14μm
、IG2LPでは0.6 pm 〜4.6μm、Geで
は1.8μm〜23μmであり、しかも各物質ともこの
領域で屈折率が3以上である。従って、入射光が結晶の
透過波長領域ならどの波長でも、同様の効果が得られる
ことになる。
たが、入射光に対して透明でかつ屈折率が3以上の物質
、例えばSi と、、9はea又はInの少なくとも一
方とAs又はPの少なくとも一方を含む物質を用いたフ
レネルレンズについても同様の効果が得られた。なお、
代表的な物質の透過波長領域を示すと、Siでは1.2
μm〜1s μm 、 GaAsでは1.Oltm 〜
15 prn 、 InPでは11olLm〜14μm
、IG2LPでは0.6 pm 〜4.6μm、Geで
は1.8μm〜23μmであり、しかも各物質ともこの
領域で屈折率が3以上である。従って、入射光が結晶の
透過波長領域ならどの波長でも、同様の効果が得られる
ことになる。
発明の効果
以上のように、赤外域で透明かつ高屈折率という特徴を
もつ物質で7レネルレンズを構成することによシ、溝の
深さが浅くて、かつ正確なレンズ形状を実現でき、つま
シは集光特性のよい赤外用フレネルマイクロレンズが容
易に実現できるという効果を有する。
もつ物質で7レネルレンズを構成することによシ、溝の
深さが浅くて、かつ正確なレンズ形状を実現でき、つま
シは集光特性のよい赤外用フレネルマイクロレンズが容
易に実現できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(&) p (b)は本発明の一実施例のフレネ
ルレンズの断面図及び平面図、第2図(a)〜(d)は
本発明の7レネルレンズの作製工程図である。 1・・・・・・S工、2・・・・−・凹凸部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
1 図 (cン
第2区
ルレンズの断面図及び平面図、第2図(a)〜(d)は
本発明の7レネルレンズの作製工程図である。 1・・・・・・S工、2・・・・−・凹凸部。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第
1 図 (cン
第2区
Claims (3)
- (1)入射光に対して透明でかつ、屈折率が3以上の物
質を基板とし、上記基板の表面にレンズの位相変調量に
応じた凹凸を有することを特徴とするフレネルレンズ。 - (2)基板とする物質を少なくともSi又はGeを含む
物質、あるいはGa又はInの少なくとも一方とAs又
はPの少なくとも一方を含む物質としたことを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載のフレネルレンズ。 - (3)少なくとも表面又は裏面に無反射コーティングを
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフレ
ネルレンズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59245078A JPH0679081B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 赤外用フレネルレンズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59245078A JPH0679081B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 赤外用フレネルレンズ |
Related Child Applications (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6103698A Division JP2713550B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 赤外用回折型レンズ |
JP6103700A Division JP2706621B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 赤外用回折型レンズ |
JP6103699A Division JP2702883B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 赤外用回折型レンズ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61122602A true JPS61122602A (ja) | 1986-06-10 |
JPH0679081B2 JPH0679081B2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=17128265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59245078A Expired - Fee Related JPH0679081B2 (ja) | 1984-11-20 | 1984-11-20 | 赤外用フレネルレンズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0679081B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5479292A (en) * | 1992-09-10 | 1995-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Infrared wide-angle single lens for use in an infrared optical system |
US6493155B1 (en) * | 2000-10-24 | 2002-12-10 | Industrial Technology Research Institute | Thin infrared lens |
JP2007155883A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 赤外線レンズ |
JP2010538313A (ja) * | 2007-08-31 | 2010-12-09 | 3ディーアイエス シーオー., エルティーディー. | 広視野角を有する現実的画像表示装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102288296A (zh) * | 2011-05-27 | 2011-12-21 | 四川电力职业技术学院 | 电力设备发热诊断用广角红外透镜 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336250A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-04 | Toshiba Corp | Fresnel lens |
-
1984
- 1984-11-20 JP JP59245078A patent/JPH0679081B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5336250A (en) * | 1976-09-16 | 1978-04-04 | Toshiba Corp | Fresnel lens |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5479292A (en) * | 1992-09-10 | 1995-12-26 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Infrared wide-angle single lens for use in an infrared optical system |
US6493155B1 (en) * | 2000-10-24 | 2002-12-10 | Industrial Technology Research Institute | Thin infrared lens |
JP2007155883A (ja) * | 2005-12-01 | 2007-06-21 | Oki Electric Ind Co Ltd | 赤外線レンズ |
JP2010538313A (ja) * | 2007-08-31 | 2010-12-09 | 3ディーアイエス シーオー., エルティーディー. | 広視野角を有する現実的画像表示装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0679081B2 (ja) | 1994-10-05 |
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