JPS61122301A

JPS61122301A - 磁気浮上鉄道の軌道交叉装置

Info

Publication number: JPS61122301A
Application number: JP24163484A
Authority: JP
Inventors: 細田　義門
Original assignee: Sumitomo Electric Industries Ltd
Current assignee: Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date: 1984-11-15
Filing date: 1984-11-15
Publication date: 1986-06-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、磁気浮上鉄道の軌道交叉装置に関する。

〔従来の技術と発明の課題〕

車体を電磁吸引力で浮上させ、リニアモータで推進させ
る車上１次リニアモータ式の磁気浮上鉄道は、第３図に
示すように、車体１の浮上電磁石２とリニアモータ３を
支持するフレーム４が、軌道梁５の桁６に支持される地
上の鉄レール７を囲。

む形となるので、一般的な鉄輪鉄道の如き交叉軌道の実
現には問題がある。つまり、鉄レールを交叉させると車
体の通過が不可能になり、一方、車体の通過を許容する
ためにレールを切断すると車体の浮上刃が失なわれると
云う相反する問題があり、このため、磁気浮上鉄道での
交叉軌道は従来全く考えられていなかった。

しかし、軌道スペースの有効利用のためには、この種の
鉄道においても交叉軌道が必要になってく　　る　。

そこで、この発明は、磁気浮上鉄道における新方式の軌
道交叉装置を提供しようとするものである。

〔課題解決のための手段〕

上記の目的に沿ったこの発明の装置を＃＃鳴ｑ！付第１
図及び第２図の実施例に基いて説明する。

第１図の符号７．７′は互いに交叉させる地上の鉄レー
ルでそのレールは軌道梁５．５′上に横架した桁６．６
′に固定されている。また、２組のレール７．７′は交
叉部で分離してそれぞれの対同分離端を他方のレールに
案内される車体の通過限界域（図の頂線で囲まれる区域
）外に配置すると共に、交叉点の中央部には車体の通過
に支障の無い巾の独立した中間レール８．８′を各地上
レール７．７′に対応して固定設置しである。さらに、
レール７．７′の各分離端と中間レール８．８′との開
の各２個所のギャップは軌道の巾方向及び長手方向への
移動手段９．９′を具備した接続用可動レール１０．１
０′によって埋めるようにしである。

ｉ　　　″言６移０手段９″・第′図°°Ｔ″ｆｊ５°
０・軌道の長手方向に延ばして軌道梁５上に設置室した
ガイドレール１１、それと平行な固定ラックギヤ１２、
ガイドレール１１に案内されるスライド台１３、その台
の側端部中間部の上面に内定して対向させた対の軸受け
１３．１４の２組１対の情愛は間に横架した２本のねじ
軸１６．１６、そのねじの同期回転によって軌道の巾方
向に移動させる２個の可動桁１７．１７、ねじ１１１１
１６．１６を回転させる両軸モータ１８、及びラックギ
ヤ１２に歯合したピニオンギヤ１９を回転させるモータ
２０の各部品から成り、各可動桁１７の側端に固定した
可動レール１０をモータ１８の駆動によって鉄レール７
の延長線上から内側に移動させ、次にモータ２０の駆動
によりレール７′に案内される車体の通過限界域外へ退
避させるようにしである。移動手段９′も同一構成であ
るが、それによって移動させるレール１０′は、第１図
に示すように、レール１０の退避時は接続点に前進させ
、逆にレール１０を接続点にあくときには車体の通過限
界域外へ退避させる。

なお、レール１０．１０’の移動は、シリンダ等の押し
引き手段を駆動源として行ってもよい。

また、そのレール１０．１０′は、図では地上レール７
．７′の内ｉ’ｉｔｌに引込むようにしであるが、退避
時にレール７．７′の外側に位置させることも可能であ
る。

さらに、レール７．７′の交叉角は図の９００に限定さ
れない。

〔効果〕

以上の通り、この発明の交叉装置は、２組の地上レール
を交叉部で分離してその分離端を他方の地上レールに案
内される車体の通過限界域外に配置すると共に、交叉点
の中央部には独立した中間レールを、また、その中間レ
ールと地上レールの分離端との間に可動レールを配し、
一方の地上レール側の可動レールを中間レールとの接続
点に前進させたときに他方の地上レール側の可動レール
を車体の通過限界域外へ退避させるようにしたので、交
叉点における浮上力消失のない車体通過が可能になる。

また、可動レールの移動距離は実用鉄道においても数１
０α〜１ｍ程度あれば足りるため軌道の切換え時間が短
かくて済み、列車の走行間隔を長くする必要もない。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この発明の交叉装置の一例を示す平面図、第
２図は可動レールの移動手段の一例を示す正面図、第３
図は車上１次リニアモータ式の磁気浮上鉄道の正面図で
ある。５．５仁・・軌道梁、６．６′・支持桁、７．７′・・
・地上鉄レール、８．８′・・・中間レール、９．９′
・・・移動手段、１０．１０′・・・可動レール、１１
・・・ガイドレール、１２・・・ラックギヤ、１３・・
・スライド台、１６・・・ねじ軸、１７・・可動桁、１
８．２０・・・モータ、１９・・・ピニオンギヤ特許出
願人　　　　住友電気工業株式会社同　　代理人　　　
　　鎌　　１）　文　　二第１図第２図５′　　　　　　　第３図

Claims

【特許請求の範囲】

互いに交叉させる２組の地上レールの各々を交叉部で分
離してその分離端を他方の地上レールに案内される車体
の通過限界域よりも外側に配置すると共に、交叉点の中
央部に車体の通過に支障の無い巾の独立した中間レール
を各地上レールに対応して設置し、さらに、上記２組の
地上レールの分離端と中間レールとの間に軌道の巾方向
及び長手方向への移動手段を具備した可動レールを設け
、一方の地上レール側可動レールを中間レールとの接続
位置に前進させたときに他方の地上レール側の可動レー
ルを車体の通過限界域外へ退避させる構成とした磁気浮
上鉄道の軌道交叉装置。