JPS6112182B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6112182B2
JPS6112182B2 JP4307279A JP4307279A JPS6112182B2 JP S6112182 B2 JPS6112182 B2 JP S6112182B2 JP 4307279 A JP4307279 A JP 4307279A JP 4307279 A JP4307279 A JP 4307279A JP S6112182 B2 JPS6112182 B2 JP S6112182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
condenser
heat
heater
air passage
Prior art date
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Expired
Application number
JP4307279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55137446A (en
Inventor
Michio Yanatori
Mikikazu Uchida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4307279A priority Critical patent/JPS55137446A/ja
Publication of JPS55137446A publication Critical patent/JPS55137446A/ja
Publication of JPS6112182B2 publication Critical patent/JPS6112182B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は蓄熱暖房器に関するものである。
従来のこの種蓄熱暖房器は第1図に示すよう
に、吸気口22および排気口23を有する器体2
1内に例えばグラスウールおよび石綿などからな
る断熱材24を介して例えばマグネシヤからなる
蓄熱体25を設け、この蓄熱体25内にヒータ2
7を埋設すると共に、空気通路26を形成し、こ
の空気通路26を前記吸気口22および排気口2
3に連通した構造からなる。その吸気口22には
フアン28が設けられ、かつ吸気口23の中間に
はダンパー29が設けられている。
上記フアン28により吸気口22より空気通路
26内に導入された室内の空気は蓄熱体25に接
触し、その保有する熱を受けて加温された後に排
気口23より室内に吹出されて室内を暖房する。
蓄熱体25が放熱を開始した直後には、排気口2
3より吹き出される温風の温度は高いが、時間の
経過に伴つて蓄熱体25の温度は低下するから温
風の温度も低下する。
その温風の温度変化を緩和するためには、ダン
パー29の開度を調節し、吸気口22より流入す
る低温の空気の一部を空気通路26を流通させず
に直接排気口23へ導入させる。するとこの導入
された空気は空気通路26を流通した高温の空気
に適量に混合するので、排気口23より吹き出さ
れる空気の温度を常に一定に保持することができ
る。
上記のような従来の蓄熱暖房器では、フアン2
8を停止して暖房を行わない場合、空気通路26
内の空気が自然対流を起し、排気口23あるいは
吸気口22を経て室内に流出しないようにするた
めには、第1図に示すように吸気口22および排
気口23は空気通路26の下方に設ける必要があ
るので、その位置は当然制約される恐れがある。
また空気温度を調節するために機械的可動部を有
するダンパーを使用しなければならないから故障
の原因となる欠点がある。
本発明は上記欠点を解消するのを目的とするも
ので、器体内に蓄熱槽と空気通路を設けると共
に、その蓄熱槽および空気通路内に蒸発器および
凝縮器をそれぞれ設け、その蒸発器および凝縮器
をヒータを装着した逆U字状立上り管と液だめタ
ンクを有する液戻し管および蒸気移動管により接
続して密閉循環路を形成すると共に、この密閉循
環路内に蒸発性液体を封入した構成からなり、前
記立上り管に設けたヒータの入力を加減すること
により、蒸発器から凝縮器への熱輸送量を制御す
るようにしたことを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第2図および第3図において、1は器体、2,
3は器体1の上部に設けられた吸気口および排気
口、4は吸気口2と排気口3を連通する空気通
路、5は空気通路4内に設けられた凝縮器、6は
吸気口2に設けられたフアンである。
7は器体1内に断熱材8(例えばグラスフアイ
バー、石綿)を介して形成された蓄熱槽、9は蓄
熱槽7内に封入された蓄熱材例えば水、無機含水
塩、10は蓄熱槽7内に設置された蒸発器、1
1,12は凝縮器5と蒸発器10を接続して密閉
循環路Aを形成する蒸気移動管および液戻し管
で、この液戻し管12は液だめタンク13と逆U
字状立上り管14をそなえている。15は前記密
閉循環路A内に封入された蒸発性液体例えばフル
オロカーボン、水である。16は前記立上り管1
4の基部に取付けられたヒータ、17は立上り管
14の頂部と凝縮器5を接続する配管、18は蓄
熱槽7内に挿入されたヒータである。
次に上記のような構成からなる本実施例の作用
について説明する。
立上り管14に装着したヒータ16に通電する
と、立上り管14内の蒸発性液体15は加熱され
て沸騰し、これに伴つて発生した気泡は浮力によ
り上昇する。この際、気泡は周囲の液体をくみ上
げるが、この液体は立上り管14の頂部を経て液
戻り管12を流通して蒸発器10内に導入され
る。一方、前記気泡は蒸気となり、配管17を経
て凝縮器5内に導入されて凝縮される。
上記蒸発器10内に導入された液体15は蓄熱
材8の熱を受けて蒸発し、蒸気圧差により蒸気移
動管11を経て凝縮器5に流入して冷却され、凝
縮熱を放出して液化する。この液化の際に発生す
る凝縮熱はフアン6を介して送り込まれる凝縮器
5の外側を流通する空気に伝達される。このため
空気は加温されて温風となり、この温風が排気口
3より室内へ吹き出されるから室内は暖房され
る。
この場合、ヒータ16の入力を加減すれば、立
上り管14内で発生する気泡量は変化し、これに
伴つて液体15のくみ上げ量も変る。このため蒸
発器10内へ流入する液体15の流入量は変化す
るので、蒸発器10から凝縮器5へ移送される熱
量も変る。したがつて排気口3より室内へ吹き出
される温風の温度および暖房熱量を制御すること
が可能である。
第3図はヒータ16への通電をしや断し、液体
15のくみ上げ作用を停止したときの状態を示し
たものである。この場合、密閉循環路A内の液体
15は全部液だめタンク13内にためられ、蒸発
器10から凝縮器5への熱輸送が停止されるから
暖房機能はなくなる。
前記蓄熱槽7内の蓄熱材9に蓄熱する場合に
は、蓄熱槽7内に設けたヒータ18に通電して加
熱すればよい。そのヒータの代りに太陽熱および
燃焼排気ガスの熱などを利用してもよい。
第4図に示す他の実施例は器体1の上壁に吸気
口2を側壁に排気口3を設け、かつ凝縮器5を傾
斜して設けた点が上記実施例(第2図)と異な
り、その他の構造は同一である。この実施例によ
れば、前記実施例と同一の効果をうることができ
る。
第5図に示す他の実施例は器体1の同一側壁に
吸気口2と排気口3を設けると共に、この両者
2,3の間に仕切板19を設け、また貫通フアン
6の前面にケーシング6aを、背面にケーシング
6bおよび密閉材20をそれぞれ設け、さらに凝
縮器5の上部を吸気口2側に、下部を排気口3側
にそれぞれ露出させた点が第2図に示す実施例と
異なり、その他の構造は同一である。このように
構成すれば、空気通路を有効に利用し、かつ伝熱
性能を向上させることができる。
第6図に示す他の実施例は器体1の上壁に吸気
口2を、側壁下部に排気口3をそれぞれ設けると
共に、器体1の側壁と断熱材8の間に空気通路4
を設け、かつこの空気通路4内に凝縮器5を設置
した点が第2図に示す実施例と異なり、その他の
構造は同一である。この実施例によれば第2図に
示す実施例と同一の効果をうることができる。
第7図に示す他の実施例は断熱材8の上壁と一
方の側壁にわたつて凝縮器5を設け、また第8図
に示す他の実施例は断熱材8の上壁と両側壁にわ
たつて凝縮器5を設け、かつ空気通路およびフア
ンを廃止した点が第2図に示す実施例と異なり、
その他の構造は同一である。このように構成すれ
ば、自然対流により放熱して構造を簡略化するこ
とができる。
以上説明したように、本発明によれば液戻し管
に付設したヒータの入力を調節し、蒸発器から凝
縮器へ移送される熱量を制御することにより、室
内空気の温度および暖房熱量を容易に制御するこ
とができる。
また本発明によれば従来の機械的可動部を有す
るダンパーが不要となり信頼性を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の蓄熱暖房器の断面図、第2図お
よび第3図は本発明の蓄熱暖房器の一実施例を示
す断面図、第4図〜第8図は本発明の蓄熱暖房器
の他の実施例を示す断面図である。 1……器体、4……空気通路、5……凝縮器、
7……蓄熱槽、10……蒸発器、11……蒸気移
動管、12……液戻し管、13……液だめタン
ク、14……立上り管、15……蒸発性液体、1
6……ヒータ、A……密閉循環路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 器体内に蓄熱槽と空気通路を設けると共に、
    その蓄熱槽および空気通路内に蒸発器および凝縮
    器をそれぞれ設け、その蒸発器および凝縮器をヒ
    ータを装着した逆U字状立上り管と液だめタンク
    を有する液戻し管および蒸気移動管により接続し
    て密閉循環路を形成すると共に、この密閉循環路
    内に蒸発性液体を封入した構成からなり、前記立
    上り管に設けたヒータの入力を加減することによ
    り、蒸発器から凝縮器への熱輸送量を制御するよ
    うにしたことを特徴とする蓄熱暖房器。 2 特許請求の範囲第1項記載の蓄熱暖房器にお
    いて、その蓄熱槽の外部に凝縮器を取付け、自然
    対流により放熱するようにしたことを特徴とする
    蓄熱暖房器。
JP4307279A 1979-04-11 1979-04-11 Regenerative room heater Granted JPS55137446A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4307279A JPS55137446A (en) 1979-04-11 1979-04-11 Regenerative room heater

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JP4307279A JPS55137446A (en) 1979-04-11 1979-04-11 Regenerative room heater

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55137446A JPS55137446A (en) 1980-10-27
JPS6112182B2 true JPS6112182B2 (ja) 1986-04-07

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JP4307279A Granted JPS55137446A (en) 1979-04-11 1979-04-11 Regenerative room heater

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