JPS6112097Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6112097Y2 JPS6112097Y2 JP1983034084U JP3408483U JPS6112097Y2 JP S6112097 Y2 JPS6112097 Y2 JP S6112097Y2 JP 1983034084 U JP1983034084 U JP 1983034084U JP 3408483 U JP3408483 U JP 3408483U JP S6112097 Y2 JPS6112097 Y2 JP S6112097Y2
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- Japan
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- paper
- liner
- metal
- corrugated
- resin layer
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内部に金属層を有する段ボール紙に関
するものである。
するものである。
一般に段ボール紙はコルゲート紙の片面又は両
面にライナーを貼着して構成されるが、これでは
耐水性や強度の点で問題がある場合があり、ま
た、近時エレクトロニクス産業の急速な発展に伴
つて生じている電磁波公害に対処するための容器
をつくる材料としては不適当である。これは従来
の段ボール紙が紙質のもののみでつくられるから
であつて、強磁性体金属の金属薄板又は金属箔か
ら成る金属層を内在させれば、上記の問題点は一
挙に解決することができる。
面にライナーを貼着して構成されるが、これでは
耐水性や強度の点で問題がある場合があり、ま
た、近時エレクトロニクス産業の急速な発展に伴
つて生じている電磁波公害に対処するための容器
をつくる材料としては不適当である。これは従来
の段ボール紙が紙質のもののみでつくられるから
であつて、強磁性体金属の金属薄板又は金属箔か
ら成る金属層を内在させれば、上記の問題点は一
挙に解決することができる。
本考案は上記のような観点から、金属層を有す
る段ボール紙を提供することを目的としてなされ
たもので、その構成は、強磁性体金属等から成る
金属薄板又は金属箔の両面に樹脂層を積層すると
共に前記樹脂層の一方又は双方の表面にクラフト
紙のような紙を貼着してライナーを形成し、前記
紙面にコルゲート紙を接着したことを特徴とする
ものである。
る段ボール紙を提供することを目的としてなされ
たもので、その構成は、強磁性体金属等から成る
金属薄板又は金属箔の両面に樹脂層を積層すると
共に前記樹脂層の一方又は双方の表面にクラフト
紙のような紙を貼着してライナーを形成し、前記
紙面にコルゲート紙を接着したことを特徴とする
ものである。
本考案の実施例を図に拠り説明する。
第1図は本考案の一例の断面拡大図で、鉄箔1
の両面に接着性のある樹脂層2,3を積層し、そ
れら樹脂層2,3の表面にクラフト紙のような紙
4,5を貼着して形成したライナーAの紙4面に
コルゲート紙Bを貼着し、且つコルゲート紙Bの
表面に前記ライナーAと同一又は別のライナーC
を貼着して成る両面段ボール紙である。
の両面に接着性のある樹脂層2,3を積層し、そ
れら樹脂層2,3の表面にクラフト紙のような紙
4,5を貼着して形成したライナーAの紙4面に
コルゲート紙Bを貼着し、且つコルゲート紙Bの
表面に前記ライナーAと同一又は別のライナーC
を貼着して成る両面段ボール紙である。
この段ボール紙はライナーAに強磁性体金属の
金属箔である鉄箔1を内在させたから、この鉄箔
1が電磁波を吸収するので、電磁波公害に対処し
得る容器をつくるための材料として好適であり、
鉄箔1と樹磁層2,3により耐水性が高くなると
共に強度も増大するし、鉄箔1はその両面の樹脂
層2,3に保護され、酸化するおそれもない。
金属箔である鉄箔1を内在させたから、この鉄箔
1が電磁波を吸収するので、電磁波公害に対処し
得る容器をつくるための材料として好適であり、
鉄箔1と樹磁層2,3により耐水性が高くなると
共に強度も増大するし、鉄箔1はその両面の樹脂
層2,3に保護され、酸化するおそれもない。
上記実施例においては、両面段ボール紙につい
て述べたが、ライナーA又はCを貼着しない片面
段ボール紙に構成してもよいし、その他、第1図
の段ボール紙のライナーAの上に更にコルゲート
紙と別のライナーを貼着して二重段ボール紙に構
成してもよく、更に、電磁波に関係のない物品の
包装用に用いる場合は金属薄板は金属箔として強
磁性体金属から成るものを用いないで、アルミ、
銅等のものを用いてもよい。また、上記実施例に
おける樹脂層2,3には紙4,5を貼着したが、
一方の樹脂層のみに紙を貼着してもよい。この場
合、コルゲート紙Bは紙の上に貼着するものとす
る。その理由は、コルゲート紙Bは樹脂層よりも
紙の方が貼着し易いからである。
て述べたが、ライナーA又はCを貼着しない片面
段ボール紙に構成してもよいし、その他、第1図
の段ボール紙のライナーAの上に更にコルゲート
紙と別のライナーを貼着して二重段ボール紙に構
成してもよく、更に、電磁波に関係のない物品の
包装用に用いる場合は金属薄板は金属箔として強
磁性体金属から成るものを用いないで、アルミ、
銅等のものを用いてもよい。また、上記実施例に
おける樹脂層2,3には紙4,5を貼着したが、
一方の樹脂層のみに紙を貼着してもよい。この場
合、コルゲート紙Bは紙の上に貼着するものとす
る。その理由は、コルゲート紙Bは樹脂層よりも
紙の方が貼着し易いからである。
本考案は上述の通りであつて、金属薄板又は金
属箔の両面に樹脂層を積層すると共にそれら樹脂
層の一方又は双方ま表面にクラフト紙のような紙
を貼樹してライナーを形成し、このライナーにコ
ルゲート紙を貼着して段ボールを構成したから、
従来の段ボール紙に比し、耐水性及び強度が増大
するので、包装用材料として好適であり、また、
金属薄板又は金属箔に強磁性体金属から成るもの
を用いれば、電磁波により悪影響を受ける物品や
それ自体電磁波を発生する物品の包装用材料とし
て極めて有用である。
属箔の両面に樹脂層を積層すると共にそれら樹脂
層の一方又は双方ま表面にクラフト紙のような紙
を貼樹してライナーを形成し、このライナーにコ
ルゲート紙を貼着して段ボールを構成したから、
従来の段ボール紙に比し、耐水性及び強度が増大
するので、包装用材料として好適であり、また、
金属薄板又は金属箔に強磁性体金属から成るもの
を用いれば、電磁波により悪影響を受ける物品や
それ自体電磁波を発生する物品の包装用材料とし
て極めて有用である。
第1図は本考案段ボール紙のライナーの一例の
断面拡大図、第2図は本考案段ボール紙の一例の
断面拡大図である。 1……鉄箔、2,3……樹脂層、4,5……
紙、A……ライナー、B……コルゲート紙。
断面拡大図、第2図は本考案段ボール紙の一例の
断面拡大図である。 1……鉄箔、2,3……樹脂層、4,5……
紙、A……ライナー、B……コルゲート紙。
Claims (1)
- 強磁性体金属等から成る金属薄板又は金属箔の
両面に樹脂層を積層すると共に前記樹脂層の一方
又は双方の表面にクラフト紙のような紙を貼着し
てライナーを形成し、前記紙面にコルゲート紙を
接着したことを特徴とする金属層を有する段ボー
ル紙。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3408483U JPS59140825U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 金属層を有する段ボ−ル紙 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3408483U JPS59140825U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 金属層を有する段ボ−ル紙 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59140825U JPS59140825U (ja) | 1984-09-20 |
JPS6112097Y2 true JPS6112097Y2 (ja) | 1986-04-16 |
Family
ID=30164853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3408483U Granted JPS59140825U (ja) | 1983-03-11 | 1983-03-11 | 金属層を有する段ボ−ル紙 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59140825U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4346360B2 (ja) * | 2002-12-25 | 2009-10-21 | 東レ株式会社 | 電波吸収体用シート材および電波吸収体 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5814457A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | Nec Corp | 角形イメ−ジインテンシフアイヤ及び暗視装置 |
JPS5829983B2 (ja) * | 1977-03-31 | 1983-06-25 | 三洋化成工業株式会社 | 薬液による土質安定方法 |
JPS5836132B2 (ja) * | 1978-10-04 | 1983-08-06 | フオ−ド モ−タ− カンパニ− | バツクホ−装着旋回ポスト作動用液圧系統 |
JPS5836124B2 (ja) * | 1978-12-23 | 1983-08-06 | 隆夫 西沢 | 杭の埋設方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5552341U (ja) * | 1978-10-05 | 1980-04-07 | ||
JPS56129782U (ja) * | 1980-03-04 | 1981-10-02 | ||
JPS6027642Y2 (ja) * | 1981-02-17 | 1985-08-21 | 凸版印刷株式会社 | 段ボ−ルシ−ト |
JPS6024583Y2 (ja) * | 1981-04-01 | 1985-07-23 | 石崎産業株式会社 | 段ボ−ルの中芯 |
JPS613627Y2 (ja) * | 1981-04-02 | 1986-02-04 | ||
JPS5829983U (ja) * | 1981-08-24 | 1983-02-26 | 凸版印刷株式会社 | 電磁気シ−ルド包装体 |
JPS607163Y2 (ja) * | 1981-08-31 | 1985-03-09 | 株式会社淀川製鋼所 | 段ボ−ル |
JPS5836132U (ja) * | 1981-08-31 | 1983-03-09 | 株式会社淀川製鋼所 | 板紙 |
JPS59120131U (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-13 | 石崎産業株式会社 | 強化段ボ−ル |
-
1983
- 1983-03-11 JP JP3408483U patent/JPS59140825U/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5829983B2 (ja) * | 1977-03-31 | 1983-06-25 | 三洋化成工業株式会社 | 薬液による土質安定方法 |
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JPS5814457A (ja) * | 1981-07-20 | 1983-01-27 | Nec Corp | 角形イメ−ジインテンシフアイヤ及び暗視装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59140825U (ja) | 1984-09-20 |
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