JPS6112038Y2 - - Google Patents

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JPS6112038Y2
JPS6112038Y2 JP10291281U JP10291281U JPS6112038Y2 JP S6112038 Y2 JPS6112038 Y2 JP S6112038Y2 JP 10291281 U JP10291281 U JP 10291281U JP 10291281 U JP10291281 U JP 10291281U JP S6112038 Y2 JPS6112038 Y2 JP S6112038Y2
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JP
Japan
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vacuum cleaner
motor case
sensor
receiving plate
wind receiving
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JP10291281U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気流路内に設けた風量センサーの変
化を電気的に検出、制御する機構を有する電気掃
除機の改良に関するものである。
従来から、電気掃除機の空気流路内で風量の変
化を風受板の動きに変換し、その動きを電気的に
検出、制御して電気送風機の入力電力を変えるよ
うに構成した電気掃除機が知られている。しかし
ながら、風受板等のセンサー機構が空気流路内に
構成されており、使用時等における空気の流れに
よつて微塵埃がセンサー機構、特に風受板の回転
軸受部或いは検出用の電子部品の内部に侵入し、
付着するため、回転部の抵抗増加による風受板の
動作不良や電子部品の性能の低下等の問題が生
じ、センサー機構の品質に悪影響を与えるという
欠点があつた。
本考案はこのような欠点をなくするために、外
部からセンサー機構の回動軸受部に通じる空間部
に、該回動軸受部に支承された回動軸に沿つて複
数個の塵溜り空間部を設けたことを特長とする電
気掃除機を提供するものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、1
は電気掃除機本体で、その前部にダストボツクス
2を着脱自在に装着されてある。このダストボツ
クス2の前面中央部に吸気孔3を設けていると共
に上周部に把手4を一体に連設してあり、該把手
4の後部下端を尾錠機構6により電気掃除機本体
1の上周部に着脱自在に掛合しているものであ
る。
5はダストボツクス2に内蔵されたフイルター
装置である。
又、電気掃除機本体1内には上部内枠板1aと
下部内枠板1bとが張設されてあり、下部内枠板
1bの下面側における本体内部にコードリール機
構7を配設すると共に上部内枠板1aの上面側に
おける本体内に制御回路、操作スイツチ、表示機
能等を有する電子コントロール部30を配設して
ある。
8は本体1の上下部内枠板1a,1b間の内部
に配設したモーターケースで、その内部に電動送
風機9を設けてあり、該電動送風機9の前端外周
部を前部弾性体10によつて上下内枠板1a,1
bの前端部内周面に圧接、固定すると共に後端面
を後部弾性体11によつてモーターケース8の後
壁内面に保持、固定させてある。
第2図乃至第6図は風量センサーの構造を示す
もので、モーターケース8にはその両側下周部の
後部に排気孔8a,8bが夫々穿設されてあり、
電動送風機9からの排気はこれらの排気孔8a,
8bから完全に排出されるようにモーターケース
8に対して前記前部弾性体10を介し密閉構造と
なつている。又、一方の排気孔8aの周縁には外
方に突出する口縁部8a′を一体に形成してあり、
他方の排気孔8bの周縁には補強リブ8b′が一体
に設けられてある。さらに、一方の排気孔8aの
上方部におけるモーターケース8の一側面に断面
凹弧状の水平横溝31を凹設してある。
12はモーターケース8の後端一側隅部に一体
に設けたセンサー固定用枠部で、前記横溝31の
後端部上下端縁からモーターケース8の後面一側
部に亘つて一体に連らなつた平面L字状の上下枠
板片12′,12′と、この上下枠板片12′,1
2′の両端間を夫々連設した前、後枠板片12″,
12″とからなり、さらにモーターケース8の後
面側に向つて突出した上下枠板片12′,12′の
対向面中央から後部枠板片12の内面中央に亘
つてコ字状の嵌入溝12aを設けると共に後部枠
板片12の頂端面中央にロツク孔12bを設
け、又該後部枠板片12の上端隅部を適宜深さ
切欠いてリード線配設用溝12dを形成してあ
り、前部枠板片12″の頂部中央には半円形切欠
部12cを削設してある。
13はモーターケース8の一側面後端下周部に
突設した取付ボスで、L字状バネフツク21をビ
ス22により該ボスに固着してある。14はその
一側円弧状端縁部を除く三方周縁部を前記センサ
ー固定用枠部12のコ字状嵌入溝12aに挿嵌し
た取付板で、その一側中央部に円形取付孔14a
を、他側部中央にアースタブ14bを夫々設けて
あり、この取付孔14aに可変抵抗器15の回動
軸15aを挿通してワツシヤ、ナツト16を可変
抵抗器15に一体的に形成した軸受部15cの外
周に刻設している螺子部に螺締することにより固
定し、枠部12内に可変抵抗器15を内装すると
共にその回動軸15aを枠部12の前記後枠板片
12″の半円形切欠部12cから外部に突出さ
せ、その突出部を前記横溝31に沿わせてある。
17は可変抵抗器15の端子15bと取付板14
のアースタブ14bに接続したリード線で、その
中間部を枠部12のリード線配設用溝12dに挿
嵌し、その端部に一体成形されているコネクター
18を前記電子コントロール部30に接続して可
変抵抗器15により検出された信号を電子コント
ロール部30に送るものである。
19は前述した一方の排気孔8aの口縁部8
a′に開閉自在に密着した風受板で、その上端縁に
固着した軸筒部19aを可変抵抗器15の回動軸
15aに圧入、嵌着してある。
20はセンサー固定用枠部12のL字状開口端
を密閉した蓋キヤツプで、その半円形状内面中央
に設けたロツク条溝20aを第6図に示すように
取付板14の一側円弧状端縁部に嵌合させると共
に後面内端縁中央に突設したロツク爪20bを枠
部12の後部枠板片12に設けたロツク孔12
bに掛止させてある。
25は引張りバネで、その一端をバネフツク2
1の先端フツク孔21aに固定し、他端を風受板
19の軸筒部19aに突設したフツクボス部19
bに固定してこの引張りバネ23の張引力により
常態においては風受板19を排気孔8aの口縁部
8a′に密着状態に圧接させて排気孔8aを完全に
閉塞してある。
ここで、本考案の構成要素であるセンサー機構
部の前記回動軸受部15cへの塵侵入防止構造に
ついて説明する。
第5図及び第6図から明らかなように、取付板
14で区分された蓋キヤツプ20の前部空間内に
は、取付板14に装着された可変抵抗器15の回
動軸受部15cが設けられていると共に該回動軸
15aに嵌着した風受板19の軸筒部19aの先
端部が挿入されてある。この軸筒部19aの外周
面と蓋キヤツプ20及びセンサー固定用枠部12
の切欠部12cとの間には風受板19が円滑に回
動し得るように若干の隙間aが設けられている。
而して、風受板19の軸筒部19aの先端部には
前記軸受部15cを被覆したキヤツプ形状の鍔部
19dが一体に設けられてあり、さらにこの鍔部
19dの外周には軸方向に適宜間隔毎に高さの異
なる複数条の環状遮蔽リブ19cが突設されてい
ると共にこの遮蔽リブ19cに夫々対応させて蓋
キヤツプ20及びセンサー固定用枠部12の内面
に高さの異なる半円環状のタイトリブ12c,2
0cが一体的に突設され、これらのリブ19cと
12c,20cとの対向周端面間で形成される微
小隙間bが前記隙間aに対して迷路のようにジグ
ザグ状に構成されて複数個の塵溜り空間部cを設
けたものである。従つて隙間aから塵埃が侵入し
てもこれらの塵溜り空間部c内に溜まつて軸受部
15cへの塵埃の付着を防止するものである。
なお、このような塵溜り空間部cの別な実施例
として、第7図に示すようにタイトリブ12c,
20cと環状遮蔽リブ19cとが交互になるよう
に構成しても同様な効果が得られるものである。
次に、このように構成されたセンサーユニツト
の組立順序を簡単に述べると、まず取付板14の
取付孔14aに可変抵抗器15の回動軸15aを
挿入してワツシヤ、ナツト16により可変抵抗器
15を取付板14に固定したのち、リード線17
を可変抵抗器15の端子15bと取付板14のア
ースタブ14bに夫々接続する。
次いで、可変抵抗器15の回動軸15aに風受
板19の軸筒部19aを圧入して風受板19を可
変抵抗器15と直結し、回動軸15aと一体に回
転自在とする。次にこの可変抵抗器15と風受板
19とからなるユニツトをモーターケース8に固
定するものであるが、まず、取付板14を枠部1
2のコ字状溝12aに挿し込んだのちリード線1
7をリード線配設用溝12dに挿入し、続いて蓋
キヤツプ20を枠部12の開口端に取付ける。こ
の時、蓋キヤツプ20の内面に設けたロツク条溝
20aは取付板14の一側円弧状端縁部と嵌合す
ると共にロツク爪20bはロツク孔12bと嵌合
して蓋キヤツプ20は完全に固定される。
取付ボス13にビス22により取付けたバネフ
ツク21と風受板19のフツクボス19b間に引
張りバネ23を張設するものである。
こうしてセンサー機構は全てモーターケース8
に取付けられ、モーターケースユニツトとして一
つのユニツト体に構成されるものである。
次にモーターケース8と電気掃除機本体1との
固定手段について説明すると、モーターケース8
の前部は前述したように前部弾性体10に密着保
持され、この前部弾性体10の前面と外周面とを
電気掃除機本体1の内面に当接、保持させてあ
り、又、モーターケース8の後部は該ケース8の
両側面に一体形成された保持ボス8cに側部弾性
体24を被着し、該側部弾性体24を電気掃除機
本体1の両側内面に突設した受ボス1cに挿嵌、
固定していることによつて保持されているもので
ある。
なお、電動送風機9の後部外周面に被嵌した内
張り25とモーターケース8の後部内面に密着し
たパツキン26及び電気掃除機本体1の後部に穿
設した排出孔40の内面側に装着した排気孔パツ
キン27は騒音低下のための吸音材である。
以上のように構成した実施例の作用を述べる
と、電動送風機9を駆動することによつて床ノズ
ル、接続パイプ、ホース等を経て吸気孔3よりダ
ストボツクス2内に吸引された空気と塵埃は、フ
イルター装置5で塵埃を分離し、清浄な空気が電
動送風機9を通過してモーターケース8内へ排気
される。
モーターケース8内に充満した排気は、まず風
受板19を設けていない排気孔8bより排出され
るが、この排気孔8bだけでは排出しきれず、風
受板19を設けた排気孔8aより排出しようとし
て風受板19にその風圧が作用し、引張りバネ2
3の力に抗して風受板19を軸筒部19aを中心
にして第3図に示す矢印x方向に押し広げるもの
である。
このような状態において、掃除する対象物、例
えば床、畳、じゆうたん等により、吸引される風
量が変化した場合、モーターケース8より排出さ
れる風量も比較的に変化し、従つて、風受板19
の開度、即ち可変抵抗器15の回動軸15aの回
動角度がそれに応じて比例的に変化してこれを可
変抵抗器15で検出し、検出した信号により電子
コントロール部30で制御してその出力で電気送
風機9を動作させるものである。
こうして排気孔8a,8bより排出された空気
は排出孔40より電気掃除機本体1外へ排出され
るものである。
以上のように本考案は、空気流路内に設けた風
量センサーの変化を電気的に検出、制御して掃除
機本体内に配設したモーターケース内の電動送風
機の入力電力を設定するようにした制御機構を有
する電気掃除機において、前記モーターケース等
の適所に設けたセンサー固定部内に前記風量セン
サー機能とてその一部を構成する電子部品を装着
し、該電子部品の回動軸の軸受部から前記センサ
ー固定部外に通じる空間部に、前記回動軸の外周
に沿つて複数個の塵溜り空間部を構成したことを
特徴とする電気掃除機に係るものであるから、複
数個の塵溜り空間部によつて外部から浸入する排
気を大きく減衰させて電子部品の軸受部に達する
のを阻止することができると共に排気中の微塵埃
も軸受部側に侵入、付着するのを防止して塵溜り
空間部に補集させることができ、従つて、風受板
の回動トルクを安定に保つことができると共に電
子部品の性能及び品質を大巾に向上させることが
できるものである。
又、モーターケースにセンサー機構をユニツト
化したので、組立作業性の合理化及びサービス性
の向上を計ることができ、その上、製品価格の低
減と共に品質の安定も計り得るものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
電気掃除機の断面図、第2図はセンサー機構の一
部縦断側面図、第3図は第2図におけるA−A線
断面図、第4図はセンサー構造の分解斜視図、第
5図はセンサー機構の外観図、第6図はそのセン
サー機構の断面図、第7図はセンサー機構の別な
実施例を示す要部の断面図である。 1は電気掃除機本体、8はモーターケース、8
a,8bは排気孔、9は電動送風機、12はセン
サー固定用枠部、12cはタイトリブ、15は可
変抵抗器、15aは回動軸、15cは軸受部、1
9は風受板、19cは環状遮蔽リブ、20cはタ
イトリブ、30は電子コントロール部、cは塵溜
り空間部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気流路内に設けた風量センサーの変化を電気
    的に検出、制御して掃除機本体内に配設したモー
    ターケース内の電動送風機の入力電力を設定する
    ようにした制御機構を有する電気掃除機におい
    て、前記モーターケース等の適所に設けたセンサ
    ー固定部内に前記風量センサー機能としてその一
    部を構成する電子部品を装着し、該電子部品の回
    動軸の軸受部から前記センサー固定部外に通じる
    空間部に、前記回動軸の外周に沿つて複数個の塵
    溜り空間部を構成したことを特徴とする電気掃除
    機。
JP10291281U 1981-07-11 1981-07-11 電気掃除機 Granted JPS588456U (ja)

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