JPS61120321A - ヘツドクリ−ナ - Google Patents

ヘツドクリ−ナ

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JPS61120321A
JPS61120321A JP24096184A JP24096184A JPS61120321A JP S61120321 A JPS61120321 A JP S61120321A JP 24096184 A JP24096184 A JP 24096184A JP 24096184 A JP24096184 A JP 24096184A JP S61120321 A JPS61120321 A JP S61120321A
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tape
reel
take
cleaning
pocket
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JP24096184A
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Masaya Terayama
雅也 寺山
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Ltd
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/41Cleaning of heads

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  • Moving Of Heads (AREA)
  • Unwinding Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ビデオ用またはオーディオ用などの磁気テ
ープカートリッジが通用されるプレイヤの、主として回
転磁気ヘッドをクリーニングするためのヘッドクリーナ
に関する。とくに、クリーニングテープを走行させなが
ら磁気ヘッドをクリーニングするリールツーリール方式
のへ・ノドクリーナを対象とする。
〔従来の技術〕
ヘッドクリーナは大要、クリーニングテープを静止させ
た状態で磁気ヘッドをクリーニングする停止清掃方式の
ものと、クリーニングテープを走行させながら磁気ヘッ
ドをクリーニングするり一ルツーリール方式のものとが
ある。
前者の方式の代表例として米国オールソ・ツブ社のもの
が特開昭56−105321号公報で公知である。これ
ではクリーニングテープの磁気へ・ノドとの接当個所が
常に一定不変であるため、テープの清掃面が早期に汚れ
やすく摩耗劣化しやすい前回拭き取った汚れがヘッド面
に再付着するおそれがあるなどの点に問題がある。
そこで、後者のリールツーリール方式のものが実用的で
あり、そこでは本物の磁気テープカートリッジにおける
磁気テープを単に所定量のクリーニングテープに置き換
えただけのものになっている。これではクリーニングテ
ープが磁気テープと同じ移動経路を走行して巻き取りリ
ールに巻き上げられる。そして、テープはピンチローラ
とキャプスタンとの間を経由しており2両者間を通過す
る際に主たる走行力を受ける。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のようなり一ルッーリール方式のヘッドクリーナで
は、クリーニングテープとして織布や不織布などの比較
的薄いテープ材が使用されており。
例えば皮革などの厚いテープ材は通用し難い。テープ厚
が一定値を越えると、ピンチローラがキャプスタンから
離れて回転駆動されなくなり、クリーニングテープの走
行が不安定になる。つまり。
クリーニングテープは回転トルクが小さ目に設定された
巻き取りリールの巻上げ力だけで移動することになるう
え、ピンチローラがテープをキャプスタンに押し付けて
テープの走行を阻害するため。
巻き取りトルクが不足し安定したテープ送りができなく
なるからである。
また、クリーニング液を併用する湿式の場合は。
さらにヘッド部での回転抵抗が著しく増加するため、リ
ールツーリール方式でクリーニングを行うことは困難で
あった。
因に、クリーニングテープは磁気ヘッドを傷付けない適
度の軟らかさと十分な引張強度を併せ持っていること、
マイクロダストの捕捉能力に優れていること、摩擦によ
る劣化や変質のないことなどが要求される。この点で、
織布などの比較的薄いテープ材は良好なテープ素材とは
言い難い。現状では皮革や異素材を積層した複合テープ
などの比較的厚いテープ材の方がより好適なテープ素材
として評価されている。こうした理由から、テープ厚さ
に関係なく通用できるヘッドクリーナ、しかも構造が簡
素で低価格のリールツーリール方式のへ7ドクリーナの
登場が待望されている。
本発明はかかる観点から提案されたものであり。
本発明の目的はクリーニングテープの厚さを無視でき、
しかも湿式によるクリーニングを行うことが可能であっ
て、更に構造が簡単で低価格で得られるリールツーリー
ル方式のヘッドクリーナを得ることにある。
本考案の他の目的は9巻き取りリールを駆動するについ
て、その巻き取りトルクが十分に得られ。
しかも好適な速度でテープ送りが行えるようにすること
にある。
本発明の更に他の目的は、クリーニングテープの走行開
始および停止、ケース外に引き出されたテープ2の自動
収納、あるいは巻き取りリール4例に移動したテープ2
の自動巻き戻しなどが本物の磁気テープカートリッジと
同様に行えるようにすることにある。
c問題点を解決するための手段〕 第1図において1本発明のヘッドクリーナはカートリッ
ジケースl内にクリーニングテープ2が巻かれる繰り出
しり−ル3と巻き取りリール4とを可回転に収容した基
本構造である。好ましくは各リール3・4とクリーニン
グテープ2の各端縁とを例えば透光性のリードテープ2
a・2bを介して接続し、これによってテープ走行の開
始と停止、およびケース外に引き出されたテープの自動
収納が本物の磁気テープカートリ・7ジと同様に行える
ようにする。テープローディングのために。
クリーニングテープ2の移動経路の一部をテープローデ
ィング用のポケット14の前縁に設定してあり1巻き取
りリール4寄りのテープ移動経路に関しては、これがキ
ャプスタン用のボヶッ1−15を回避するよう設定して
おく。
テープ送りは回転トルクの大きなキャプスタンCまたは
ピンチローラRの回転力を利用して行う。
ピンチローラRを駆動源とする場合は、具体的にはキャ
プスタン用のポケット15に臨む状態で駆動機構5を配
置し、ヘッドクリーナをプレイ十に装填したとき駆動機
構5がピンチローラRに外接して駆動されるように設定
する。そのうえで駆動機構5がピンチローラRのポケッ
ト15内への進入動作に連動して、ケース内方に配置さ
れた巻き取りリール4に外接して、ピンチローラRの回
転動力を巻き取りリール4に伝えるようにする。駆動機
構5はピンチローラRがキャプスタン用のポケット15
内に進入するときにのみ、つまり使用時にのみ巻き取り
リール4に外接して動力を伝達できるようにし、テープ
巻き戻し時には巻き取りリール4を自由回転できる状態
にして抵抗を小さくする。
〔作用〕
ヘッドクリーナをプレイヤに装墳し再生ボタンを操作す
ると、ピンチローラRがキャプスタン用のポケット15
内に進入し、キャプスタンCに外接すると同時に駆動機
構5に外接し1回転動力を駆動機構5を介して巻き取り
リール4に与える。
これによりクリーニングテープ2は巻き取りリール4に
巻き上げられ、磁気ヘッドHに外接した状態のまま圭行
移動してヘッド面のクリーニングを行う。巻き取りリー
ル4に巻き取られたクリーニングテープ2およびケース
外に引き出されたクリーニングテープ2は1例えばスト
ップ操作時にプレイヤが繰り出しリール3を駆動してロ
ーディングされていたテープを自動的に巻き戻すことを
利用してケース内に巻き取り収納する。このとき。
駆動機構5は巻き取りリール4から切り離されて自由回
転可能な状態になる。
〔発明の効果〕
本発明では、キャプスタン用のポケット15を回避する
状態でテープ移動経路を設定し、クリーニングテープ2
がキャプスタンCとピンチローラRとの間を通過しない
ようにした。そのうえで。
回転トルクの大きなキャプスタンCまたはピンチローラ
Rの動力を利用し、駆動機構5を介して巻き取りリール
4を駆動できるものとした。
したがって、クリーニングテープ2の厚さに左右される
ことのない、しかも回転抵抗の大きな湿式クリーニング
を併用することも可能なリールツーリール方式のヘッド
クリーナが得られる。その結果、必要に応して天然ある
いは人工皮革などの擾れた性能を有する厚いテープ材を
クリーニングチー12に適用した。シンプルな構造で低
価格のヘッドクリーナを得ることができる。
巻き取りリール4は駆動トルクの大きなキャプスタンC
やピンチローラRなどの駆動回転体から動力を受け駆動
機構5を介して巻き取りリール4を駆動するようにした
ので1巻き取りリール4を必要かつ十分な回転トルクで
しかも好適な送り速度で駆動でき、磁気ヘッドに異常な
負荷を掛けることなく適正なテープ送りを行うことがで
きる。
ピンチローラRのポケット15内への進退動作に連動し
て駆動機構5が巻き取りリール4に接離するようにする
ので1巻き戻し時には巻き取りリール4を自由回転可能
にすることができる。従ってローディング時にケース外
に引き出されたテープ2の自動巻き戻しや2巻き戻しボ
タンの操作による巻き戻しなど、プレイヤが本来備えて
いる機能をそのまま利用して1本物の磁気テープカート
リッジと同様に取扱うことができて使い勝手が良い。
〔実施例1〕 第1図ないし第5図は本発明の第1実施例を示す。この
場合のヘッドクリーナはVHS方式の磁気テープカート
リッジが通用されるテーププレイヤに対応したものを例
示しており、磁気テープカートリッジと同様の外観形状
および機能を備えたカートリッジケース1内に、クリー
ニングテープ2とテープが巻かれる繰り出しリール3お
よび巻き取りリール4などの基本的な構成部材が収容さ
れている。カートリッジケース1内にピンチローラRの
動力を巻き取りリール4に伝えるための駆動機構5を備
えている。
第2図ないし第4図において、カートリッジケース1は
プラスチック製の上下ケース1a−1bを蓋合わせ状に
結合してなり、その前面にテープローディング用のポケ
ット13・14およびキャプスタン用のポケット15が
凹設されており、ケース前面を開閉する前蓋16を備え
ている。前蓋16は本物の磁気テープカートリッジにお
けるそれと同様に閉じ姿勢に回動付勢されて、閉じ姿勢
で回動ロックされており、プレイヤに装填すると。
プレイヤ側の部材で自動的にロックが解除されて上開き
回動する。
プレイヤ側の位置決めビン、リールブレーキ解除ビン、
リール駆動軸、テープの始端および終端を検知するラン
プ45などの規格部材に対応して。
下ケース1bの底壁に位置決め孔17・17.解除ピン
孔18.駆動軸挿入孔19・19.ランプ孔20などが
規定位置に所定の形状でそれぞれ形成してある。下ケー
ス1bの下面中央にランプ孔20を前後に横切る状態で
誤装填防止用の溝が規定通りに形成してある。これらの
孔および溝は主としてカートリッジケース1をプレイヤ
に支障なく装填するためのものである。
ランプ孔20とカートリッジケース1の左右両側壁の前
端寄りのランプ窓12とをそれぞれ結ぶ線上に、テープ
始端検出用の光路P1とテープ終端検出用の光路P2と
が設定される。Sl・S2は各光路P1・P2上のケー
ス外に配置されるプレイヤ側のテープ端検出部材である
。なお、メーカによってはテープ始端検知用の光路P1
を遮る状態でないと、再生モードに切換ねらないような
インターロックが備えられているプレイヤがあるので、
テープ始端の検知に関しては、カートリッジケース1内
においてその光路piを確保しない場合もあり得る。
クリーニングテープ2は品質が均一で耐久性に優れしか
も経年変化が少ない人工皮革からなる。
詳しくは、磁気ヘッドHの接当面側に起毛状の皮革繊維
どうしの絡まりがあり、適度の軟らかさと十分な引張り
強度を有する強靭な素材で形成した。
そして、テープ本体の各端縁を透明のリードテープ2a
・2bを介して巻き取りリール4および繰り出しリール
3に係止連結してある。
因にクリーニングテープ2と各リードテープ2a・2b
とはプラスチック製のホック8を介して着脱可能に連結
してあり、これでクリーニングテープ2が簡単に交換で
きる。プレイヤのストップ操作時、あるいはテープ終端
が検知された後等に繰り出しり−ル3が巻き戻し駆動さ
れることを利用して巻き取りリール4側のクリーニング
テープ2およびケース外のテープ2を繰り出しり−ル3
へ自動的に巻き戻し収納するために、クリーニングテー
プ2の全長は30ないし40c+aに設定する。
テープ素材が薄い場合などには、クリーニングチー12
の全長が数メートルに達することがあるが。
この場合は巻き戻しボタンを操作して巻き取りリール4
1)のテープ2を繰り出しリール3側へ巻き戻す。なお
リードテープ2a・2bは不透明のシートに光通過口を
形成したものでもよい。クリーニングテープ2の巻きぐ
せを緩和するために、繰り出しり−ル3のハブ径は大き
く設定してあり。
巻き取りリール4のハブ径はクリーニングテープ2を巻
上げるに足る程度のごく小径に設定してある。繰り出し
り−ル3の下フランジの周面には。
係合歯3aが形成してあり、不使用時に該歯3aに係合
してリール3の遊転を防ぐリールブレーキ7が磁気テー
プカートリッジと同様に解除ビン孔18に臨んで設けで
ある。
テープローディング時におけるテープ引き出し量を少な
りシ、比較的高価なりリーニングテープ2の使用量を減
らすことが望まれる。そこで、中央のテープローディン
グ用のポケット14からのみクリーニングテープ2を引
き出すようにした。
つまり、該ポケット14を左右に挟む状態で、テープガ
イド10・1)を配置し1図に向かって右側のテープガ
イド10・10はクリーニングテープ2が磁気ヘッドH
に所定の巻付角で外接するよう、ポケット14の右端か
ら十分に離れた位置に設け、他方のテープガイド1)・
1)はキャプスクン用のポケット15の近傍に配置した
。図のテープガイド10・1)は遊転自在なローラから
なるものを予想したが、単なるピン状のものでもよい。
繰り出しり−ル3は右側の駆動軸挿入孔I9上にあって
回転自在であり9本物の磁気テープカートリッジにおけ
るテープリールと同様に駆動軸が係合するハブ穴を有す
る。この繰り出しリール3はとくにテープローディング
によりケース外へ引き出されたクリーニングテープ2を
巻き戻し収納する機能を持つ。
巻き取りリール4はランプ孔20と左側の駆動軸挿入孔
19との間に配置し、下ケース1bの底壁上に水平揺動
自在に支持した揺動腕23の前端に回転自在に軸支する
。揺動腕23はバネ24で時計回転方向に揺動付勢し、
下ケース1bに固定したストッパー25で定位置に受止
める。巻き取りリール4の下フランジの周面には第4図
に示すごとくギヤ歯26が形成されている。
巻き取りリール4とキャブスクン用のポケット15との
間に駆動機構5が配置される。この駆動機構5としては
、ピンチローラR(回転駆動体)に外接して動力を受け
る入力ローラ28と、このローラ28で回転駆動される
ベルト伝動機構と。
上記のギヤ歯26に噛み合って巻き取りリール4を駆動
するギヤ29と、これらの各部材を支持する主揺動レバ
ー30.補助腕31.プーリ腕32などで構成する。
ベルト伝動機構は原動プーリ33と従動プーリ34と両
プーリ間に巻き掛けられるゴムベルト35とからなる。
第4図において、入力ローラ28が外接する原動ブーI
J33の上側周面にゴム輪36を固定してあり、これで
スリップを生じることなく原動プーリ33が入力ローラ
28を介してピンチローラRで回転駆動される。従動プ
ーリ34の下側に前記ギヤ29を一体的に形成してあり
両者は同行回転する。両ブー1J33・34は上下一対
のプーリ腕32に、常に一定距離を隔てた状態でそれぞ
れ回転自在に支持する。プーリ腕32は第5図に示すご
とく補助腕31に対して相対揺動可能に支持し、下側の
腕32と主揺動レバー30のバネ腕30aとの間に掛は
渡したバネ37で反時計回転方向に揺動付勢し、下ケー
ス1bに固定したガイドローラ38で定位置に受け止め
らるものとする。このとき、ギヤ29は第2図に示すよ
うに巻き取りリール4のギヤ歯26から離れた待機姿勢
になっている。ピンチローラRのポケット15内への進
入動作を利用してギヤ29をギヤ歯26に噛み合わせる
ために、つまりベルト伝動機構の姿勢を上記の待機姿勢
から伝動姿勢に切り換えるために、下側のプーリ腕32
の側縁にガイドローラ38に外接するカム面43が突設
してある。
入力ローラ28はポケット15内に突出する状態で主拙
動レバー30に回転自在に支持する。主揺動レバー30
はピン40まわりに回動自在であり、左遊端と下ケース
1bとの間に掛は渡したバネ41により入力ローラ28
がポケット15外に向って進出するよう揺動付勢され、
ストッパ42で揺動限界位置に受け止め規制している。
これでピンチローラRはキャプスタンCに接当するより
も前に入力ローラ28に外接する。
原動プーリ33のゴム輪36を常に入力ローラ28に圧
接させておくため(こ、補助腕31を主揺動レバー30
に対して揺動自在に支持し、その左遊端とバネ腕30a
との間に掛は渡したバネ42で補助腕31を時計回転方
向に揺動付勢しておく。
これにより、プーリ腕32は補助腕31と主揺動レバー
30に対してそれぞれ相対揺動が可能で。
たとえ姿勢が変更されても両プーリ33・34間のピッ
チが常に一定に保持され、ゴムベルト35の張力が最適
状態に維持される。
不使用時において、入力ローラ28はキャプスタンCと
干渉しない位置で、しかもメーカーによって特別に設け
られる補助テープローディングピンとの干渉が避けられ
る位置に設ける。この補助ローディングピンは、当初ピ
ンチローラRの進入領域内で、しかも本物の磁気テープ
カートリッジにおけるテープ走行面よりケース内方に位
置しており、ピンチローラRのポケット15への進入動
作に連動してポケット外へ向かって揺動し、キャプスタ
ンCとテープガイドピンとの間における磁気テープの走
行姿勢を垂直に維持する目的で設けられるものである。
第4図において、入力ローラ28はゴム輪36に外接す
る胴軸部28aと、これの上下に位置する摩擦軸部28
b・28bとを有する。摩擦軸部28bは胴軸部28a
より僅かに大径に形成してアリ、この部分のみがピンチ
ローラRに外接する。
摩擦軸部28bの周面には必要に応じてセレーシモノ状
の摩擦突起を形成しておく。このようにした入力ローラ
28によれば、ピンチローラRの周面に付着した磁気バ
インダー等のマイクロダスト等がゴム輪36に転位して
付着することがないので、カートリッジケース1内を常
に清浄にしておくことができる。
図中、符合45は投光用のランプ、Aは音声用のヘッド
、Lはテープ引き出し部材、46はクリーニング液を供
給するために前蓋16に透設される液供給口である。
次に、駆動機構5の動きを中心にヘッドクリーナの作動
を説明する。
ヘッドクリーナをプレイヤに装填し、再生ボタンをオン
操作すると、テープローディング用の各ポケット13・
14にテープ引き出し部材りが入り込み、別のポケット
15にキャプスタンC2機種によっては補助テープロー
ディングピンがそれぞれ入り込む。次いで前蓋16が上
開き回動し。
ポケット14内のテープ引き出し部材りでクリーニング
テープ2がケースの前方に引き出されて磁気ヘッドHに
押し当てられる。
このテープローディング動作と同時に、ピンチローラR
がポケット15内に進入する。ピンチローラRはキャプ
スタンCに圧接する位置まで進入するが、この進入動作
の途中に入力ローラ28に接当し、バネ41に抗して主
揺動レバー30をケース内方に向かって揺動させる。こ
れでベルト伝動機構も同行揺動する。この揺動によりブ
ーり腕32はケース内方に向って移動しようとするが。
そのカム面43がガイドローラ38に受け止め状に案内
されるため、全体゛がバネ37に抗して時計回転方向に
揺動しながらケース内方に向って移動し、その先端のギ
ヤ29が巻き取りリール4のギヤ歯26に除々に接近し
て行き、最終的には巻き取りリール4をバネ24に抗し
て僅かに揺動移動させた状態でギヤ29とギヤ歯26が
噛み合う。
この状態において、ピンチローラRはキャプスタンCと
も外接して回転駆動されている。その回転力は入力ロー
ラ28.ゴム輪36.原動プーリ33、ゴムベルト35
.従動プーリ34.ギヤ29、ギヤ歯26の順に伝えら
れ2巻き取りリール4かテープ巻上げ方向に回転駆動さ
れる。これでクリーニングテープ2は走行移動しながら
磁気ヘッドHおよび音声用ヘッドAと摺接し、各ヘッド
面のクリーニングを行う。予め供給口44からクリーニ
ング液を注入してクリーニングテープ2に含浸さ出てお
くと、湿式クリーニングを行ったあとクリーニングチー
ブ2が走行して乾式のクリーニングを行うので、ヘッド
面を完全に清浄にすることができる。テープ送り開始か
ら数秒後に繰り出しリール3側のリードテープ2bか第
3図のように光路P2を横切って検出光の通過を許す。
これで本物の磁気テープカートリッジにおけるテープ終
端が検知さ゛れたのと同し状態となり、プレイヤ側の各
部材の作動が停止してクリーニングが終わり、クリーニ
ングテープ2は繰り出しり−ル3に自動的に巻き戻し収
納される。
このとき、ピンチローラRはポケット15外に退避し、
これに連動して主揺動レバ−30,ベルト伝動機構など
もケース前方に向って移動するので、ギヤ29とギヤ歯
26の噛み合いが解除され。
巻き取りリール4は何等の回転抵抗を受けることなく遊
転して巻き上げたクリーニングテープ2を繰り出し可能
となる。従って1本来プレイヤが備えているローディン
グテープの巻き取り機能および、テープでの始端あるい
は終端の検知などの機能をそのまま利用して1巻き取り
リール4側およびケース外に引き出されたクリーニング
チー12を自動的に繰り出しり−ル3に収納することが
できるに至ったものである。
〔実施例2〕 第6図ないし第9図は駆動機構5に関する本発明の第2
実施例を示している。この例では駆動機構5の駆動源と
してキャプスタンC(駆動回転体)を利用する点、ギヤ
29が固定されていて巻き取りリール4側が揺動してギ
ヤ歯26とギヤ29が噛み合う点が第1実施例と異なる
これでは原動プーリ33の上部にゴム輪36 aが嵌め
込まれた入力ローラ28を一体に形成し。
これらを従動プーリ34の支軸48回りに揺動自在な基
板49に対して、補助腕31を介して揺動可能に支持す
るとともに、基板49と補助腕31とに掛は渡したばね
42でゴムベルト35が緊張する方向に揺動付勢する。
また基板49の下面に突設したス)−/パー50で補助
腕31を規定位置に受止め保持する。この機構は入力ロ
ーラ28のキャプスタンCに対する圧接度を一定にする
のに役立つ。基板49はこれとケースとの間に掛は渡し
たばね51で反時計回転方向に揺動は勢され。
その下面に突設したビン52が切換えレバー30に受止
め支持されることにより、入力ローラ28がキャプスタ
ン用のポケット15より内方に位置する待機姿勢に保持
されている。
切換えレバー30はパイロットローラ54を備えており
、バネ41でパイロットローラ54が常にポケット15
内に突出するよう付勢してある。
この切換えレバー30から延出した操作腕55で前記揺
動腕23から連出した受動腕56をバネ24に抗して受
止め支持することにより1巻き取りリール4のギヤ歯2
6がギヤ29から離れた待機姿勢に保持されるようにし
てある。つまり、基板49用のバネ51と揺動腕23用
のバネ24との張力の合計値が、切換えレバー30用の
バネ41の張力と釣り合うことで各部材の待機状態が維
持されている。
第6図ないし第9図において、符合57は巻き取りリー
ル4とテープガイド1)との間に設けられたテープガイ
ド、58は基板49用のストッパー、59は図外のホッ
ク8がケース外に抜は出るのを防ぐビンである。なお実
施例1における部材と同等の部材には同一の符合を付し
た。
以上のようにした駆動機構5は、ピンチローラRがポケ
ット15内に進入することで待機状態からギヤ歯26と
ギヤ29が噛み合う作動状態に切り換わり、キャプスタ
ンCの回転動力を巻き取りリール4に伝える。第′9図
において、ピンチローラRが規定位置まで進入すると、
まずパイロットローラ54がピンチローラRに当たって
、切換えレバー30がバネ41に抗して時計回転方向に
揺動操作される。すると、該レバー30の操作腕55が
ケース前方に向って揺動し、受動腕56から離れるので
揺動腕23全体がバネ24で引っ張られて9巻き取りリ
ール4のギヤ歯26がギヤ29に噛み合う。これと同時
に、ビン52も切換えレバー30に追従して移動し、基
板49が支軸48を中心にしてバネ51の引っ張り方向
に揺動する。
すると、入力ローラ28は支軸48を中心とする揺動軌
跡を移行しながらポケット15内へ移動し。
キャプスタンCに外接する。従って、キャプスタンCの
動力は入力ローラ28.原動ブーIJ 33 。
ゴムベルト35.従動プーリ34.ギヤ29.ギヤ歯2
6の順に伝えられ巻き取りリール4が回転駆動されるこ
とになる。このとき、入力ローラ28にはキャプスタン
Cとの接当個所で、ベルト伝動系を反時計回転方向へ揺
動させる方向に力が作用するので、キャプスタンCの動
力をスリップ等を生じることなく、入力ローラ28へ確
実に伝達することができる。
なお、上記のパイロットローラ54は第1実施例におけ
る入力ローラ28と同様の位置に設けられており、メー
カによって特別に設けられる補助ローディングビンが備
わっているプレイヤにも対応できるものとなっている。
以上のようにしたヘッドクリーナでは、入力ローラ28
を金属製のキャプスタンCで駆動するので、ゴム製のピ
ンチローラRを駆動源とする場合に比べて、ピンチロー
ラRの周面が劣化し、あるいは周面に付着した磁性粉や
磁気バインダーがケース内に侵入するのを良く防止する
ことができる。
さらに、ピンチロー98表面のゴムの劣化具合に応じて
、テープの送りがバラツクということもない。また、基
板49および揺動腕23はそれぞれバネ51およびバネ
24で作動姿勢に付勢されており、駆動機構5の姿勢切
換えに際してはバネ41の張力のみに抗すれば良いので
、ピンチローラRに対するパイロットローラ54の接当
圧を小さくでき、使用時におけるピンチローラRの負荷
を小さくできる点で有利である。
〔別実施例〕
上記の実施例におけるベルト伝動機構は、ギャ群による
ギヤ伝動機構やチェーン伝動、あるいは摩擦車群による
伝動機構に変更できる。駆動機構5は巻き取りリール4
の位置、ハブ径などに応じて種々に変更されるべきもの
なので、その態様はとくに限定しない。
テープローディングは磁気テープカートリ、ジの場合と
同様に、各ポケット13・14から同時にテープ引き出
しを行うように、あるいは側端寄りのポケット13から
のみテープ引き出しを行うようにそれぞれ変更してもよ
い。
図示例ではVH3方式のビデオ用へラドクリーナについ
て説明したが、ベータ方式のビデオプレイヤにも適用で
きる。この場合は、リードテープ2a・2bを9例えば
ベースシートにアルミ箔をラミネートしたセンシングテ
ープに代えると、実施例1で説明したのと同様にテープ
エンドを自動的に検知して、再生1巻戻し等の各モード
の自動停止を行うことができる。上記以外に本発明は磁
気テープがケース外へ引き出し操作される型式のオーデ
ィオ用のプレイヤにも広く通用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係るー・ラドクリーナの
第1実施例を示しており、第1図は要部の平面図、第2
図は内部構造を示す不使用時の平面図、第3図は使用時
の平面図、第4図は第1図におけるA−A線断面図、第
5図は第1図におけるB−B線断面図である。 第6図ないし第9図は本発明の第2実施例を示しており
、第6図は駆動機構の平面図、第7図は第6図における
D−D線断面図、第8図は第6図におけるE−E線断面
図、第9図は駆動機構の作動状態を示す第6図相当の平
面図である。 1・・・・カートリッジケース。 2・・・・クリーニングテープ。 3・・・・繰り出しリール。 4・・・・巻き取りリール。 5・・・・駆動機構。 H・・・・磁気ヘッド。 R・・・・ピンチローラ(駆動回転体)。 C・・・・キャプスタン(駆動回転体)。 15・・・キャプスクン用のポケット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カートリッジケース1内にクリーニングテープ2
    が巻かれる繰り出しリール3と巻き取りリール4を有し
    、クリーニングテープ2の移動経路がキャプスタン用の
    ポケット15を回避する状態に設定されており、プレイ
    ヤに装填した状態において前記ポケット15内に位置す
    る駆動回転体(R又はC)に外接して回転動力を受け継
    ぐ駆動機構5がカートリッジケース1内に配置してあり
    、この駆動機構5はポケット15へのプレイヤ側のピン
    チローラRの進退に連動して巻き取りリール4に外接し
    て動力を伝達する伝動姿勢と巻き取りリール4から離れ
    る待機姿勢とに姿勢変更可能に構成してあり、ピンチロ
    ーラRがキャプスタンCに外接する状態で巻き取りリー
    ル4が前記駆動回転体(R又はC)の回転動力で該駆動
    機構5を介してテープ巻き上げ方向へ回転駆動されるよ
    う構成してあるヘッドクリーナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5047887A (en) * 1989-12-28 1991-09-10 Tandy Corporation Method and apparatus for cleaning the tape head and tape path of a video cassette recorder using a wetted cleaning tape

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5047887A (en) * 1989-12-28 1991-09-10 Tandy Corporation Method and apparatus for cleaning the tape head and tape path of a video cassette recorder using a wetted cleaning tape
US5173827A (en) * 1989-12-28 1992-12-22 Tandy Corporation Method and apparatus for cleaning portions of a video cassette recorder

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