JPS61118188A - 磁界処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、配管設備用の水処理装置に係り、待に硬水中
に含まれるカルシウム、シリ°力、マグネシウムなどの
ミネラル分の配管機器への付着防止等に効果的な磁界処
１！ｌ［に関するものである。

〔従来の技術〕

従来上り、ボイラー、冷却装置、熱交換器、エバポレー
ター等水を使用する装置への給水の途中において流水に
磁界を作用させるいわゆる磁界処理により、スケールの
発生および付着等を防止する磁界処理設備は知られてい
る。

この種の装置としては、例えば特開昭５２−１２１１５
号公報、実開昭５８−１０８１５６号公報等に記載され
た装置があるが、これら従来の装置は、管径が大きくな
ったとき磁界強度を増大することが困難で磁界処理効果
が十分でなかったり、あるいは構造が複雑で、製作や配
管１中への組み込みが困難であったりする欠、ζが１あ
った。

これらの欠点を除くため、本発明者は、筒状の容器内に
リボン状または細線状のアモルファス磁性材料を充填し
、容器の外側から磁界を作用させて水に含まれる難溶性
の不純物をイオン化して除去するようにした、構造が簡
単で磁界処理効果の高い磁界処理装置を開発した。

〔発明が解決しようとする間［、ｇ） 本発明がＭ発した前記磁界処Ｊ！！！装置は、磁界処理
効果を高くするため、容器内に体積比で１〜１０％のア
モルファス磁性材料を充填する。

そして、二の充填率が５％以上になると通常の濾過器と
同様のフィルター効果を持つようになり、イオン化され
る不純物以外の不純物が充填されたアモル７７ス磁性材
料に吸着したり、係止したりして捕獲される。

捕獲量が多くなると管内の水流が悪くなるため、捕獲量
が一定量に達すると、磁界の作用を、、　　　　　　　
　　　″ｌ″″″ｃ″＊＊ｉ″！″制：ＭＬｔｂ゛ｈ＊
目６によ１って捕獲した不純物を洗い流し、７モル７７
ス磁性材料をフィルターとして再生するのである。

しかし実際は、アモル７７ス磁性材料が洗浄水の水圧に
よって圧縮されるため、洗浄水の通水が困難となり、再
生が不能となる。

本発明は、洗浄水の水圧によって容器に充填されたアモ
ルファス磁性材料があまり圧縮されることなく容易に再
生ができ、磁界処理効果とフィルター効果の高い磁界処
理ＷｔＭを提供しようとするものである。

〔問題貞を解決するための手段〕

本発明の磁界処理′ｆＩＬ置は、リボン状または細線状
の７モル７Ｔス磁性材料とナイロン製の糸あるいは合成
樹脂製のバネ等の弾力性を有する非磁性体の線とを交ぜ
合わせ、さらに必要により互いに絡ませたものを筒状容
器内に充填し、二のｔ器の外側に前記７モル７Ｔス磁性
材料に磁界を作用させるための手段、例えば永久磁石あ
るいは電磁石を設けたものである。

や 〔作　用〕 アモルファス磁性材料による捕獲量が多くなったときの
流水の水圧、あるいは洗浄時の洗浄水の水圧がアモルフ
ァス磁性材料に作用しても、７モル７Ｔス磁性材料のリ
ボンまたは細線がナイロン製の糸あるいは合成ａｔ脂製
のバネ等の弾力性のある非磁性体の線と交ぜ合わさり、
また互いに絡み合ったりしているので、容易に圧縮され
ることがなく水を通すことができる。また圧縮された場
合でも水圧が除かれると直ちに復元して通水ができる。

梃って洗浄による再生も容易にできるものである。

洗浄水等の水圧に酊えかつ復元力を作用させるためには
、非磁性体の線材の直径は１〜２１であることが望まし
い。

また７モル７アス磁性材料のみが水圧により圧縮されな
いように非磁性体の線材により保持するには、両者を交
ぜ合わせるだけでなくさらに互いに絡み合わせることが
保持力向上のために望ましい。

〔１実施例〕 第１図および第２図は、本発明の磁界処理装置の実施例
を示す断面図である。

天方向に水が流れる配管７の途中に塩化ビニール製の筒
状の容ａ１が設けられ、二の寥ｉｉの外側に永久磁石４
．４′が異極を対向させて設置されでいる。そして＃１
１図の６のは筒状容器１内にアモルファス磁性材料２の
細線とナイロン製の糸３ａとを交ぜ合わされて充填され
でおり、ｔＡ２図のものはアモルファス磁性材料２のリ
ボンを合成樹脂製のバネ３ｂに絡ませたものが充填され
でいる。

上記構造であるから、永久磁石４．４′によって一方向
の磁界が水流と直交して発生し、容器１内の７モル７７
ス磁性材料２のリボンまたは細線を磁化してその近傍に
高勾配の磁場を発生させ、容器１内を通過する被処理水
中の結晶物質のイオン化を促進する。

またフィルター効果によりアモルファス磁性材料２に捕
獲した不純物が多くなったり、この不純物を洗浄するた
め洗浄水を通水したりして１も、ナイロン製糸３ａまた
は合成樹脂製バネ３ｂによってアモルファス磁性材料が
弾力的に保持されているので、水圧により圧縮されるの
を防止することができ、たと元圧綿されても水圧が除か
れると直ちに現状に復元して水流の障害になることがな
い。

第３図は、上記本発明の磁界処理装置５を水処理設備に
岨み込んだ一例を示すもので、循環槽６の中の水は配管
７を通って久方向に流れ、磁界処理装置５に入って磁界
処理された後、ポンプ８により、循環Ｍ６に送り返され
るようになっているのである。

次に、本発明装置による実験例を示す。

線中１〜５■のアモル７７ス磁性材料のリボンを直径０
．６−−のナイロン製の糸と交ぜ合わせて第１図に示す
構造の磁界処理装置の容器内に充填し、被処理液を流し
て磁界処理し、Ｃａ。

Ｓｉ等の不純物の溶解量を測定した。その結果リ　　　
　　　　　　を１４図に示す。

１被処理液は、純水中にＣａ５ｉＯｓの試薬ををｌ添加
し、Ｃａｂｉｎ、の結晶が循環槽の底に充分沈澱してい
る状態にＩｌ整した。

第４図から明らかなとおり、磁界処理を施さないもの（
Ａ）より磁界強度５ＱＱＧで磁界処理を施したもの（Ｂ
）の方が溶解量が増大し、また磁界強度２０００Ｇで磁
界処理を施したらの（Ｃ）はさらに溶解量が増大してい
ることが分かる。

第５図は、アモルファス磁性材料を弾力的に保持した本
発明の磁界処理装置とアモル７７ス磁性材料を充填した
だけの磁界処理［とにおける流量の対比を示す。

第５図から明らかなとおり、アモルファス磁性材料を充
填しただけの装置１（Ｄ）７モル７アス磁性材料が水圧
により圧縮され、２４時間後には流量が約４０％低下す
る現象が見られるが、本発明装置においてナイｉン製の
糸で７モル７７ス磁性材料を保持した場合（Ｅ）は４８
時間後でも約２０％の流量低下にとどまり、合成街　　
　　　　　　　　、脂１製のバネでアモルファス磁性材
料を保持しに場合（Ｆ）は時間が経過してもほとんど流
量低下が認められず、アモルファス磁性材料が水圧によ
り圧縮されるのを長時間防止できることが分かるのであ
る。

〔発明の効果〕

上述のように、本発明の磁界処理装置は、配管の途中に
設置することがでさる筒状の容器内に、リボン状または
細線状の７モル７７ス磁性材料と弾力性のある非磁性体
の線材とを交ぜ合わせて充填し、容器の外部に磁界を作
用させる手段を設けただけの簡単なＩＩＩＩ？Ｌで、容
器中を通過する水に含まれるＣａ、Ｓｉ　等のイオン化
を促進して磁界処理効果を向上し、水中のミネラル分が
配管機器に付着するのを防止するとともに、容器内のア
モルファス磁性材料が流水の水圧により圧縮されるのを
防止し、さらにアモルファス磁性材料の洗浄が容易にで
きる等幾多の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

１第１図、第２図は本発明の実施例を示す断面１図、第
３図は本発明装置を組み込んだ水処理設備の一例を示す
説明図、第４図は水処理時間とＣａ％Ｓｉ溶解量との関
係を示す図、第５図は通水暗闇と流量との関係を示す図
である。 １　：筒状容器、２　：アモルファス磁性材料、３＠：
ナイロン製糸、３ｂ二　合成樹脂製バネ、４．４′　：
永久磁石、５　：磁界処理装置、７：配管 代理人　弁理士　　本　　間　　　　　崇ｖｒ１図 ４′永久層１石 ￥Ｐ２図 第３　図 に 第　４　図 詩　　　蘭　　　（ｈ）

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）配管経路中に設置され、配管中を流れる水に磁界
   を作用させて、水に含まれる難溶 性不純物をイオン化して除去する磁界処理 装置において、筒状の容器内に、リボン状 または細線状のアモルファス磁性材料を弾 力性を有する非磁性体の線材と交ぜ合わせ て充填するとともに、前記容器の外部に前 記アモルファス磁性材料に磁界を作用させ る手段を設けたことを特徴とする磁界処理 装置。
2. （２）非磁性体の線材がナイロン製の糸であることを特
   徴とする特許請求の範囲第１項記 載の磁界処理装置。
3. （３）非磁性体の線材が合成樹脂製のバネであることを
   特徴とする特許請求の範囲第１項 記載の磁界処理装置。