JPS61116669A - 電力系統の周波数関数値導出方法 - Google Patents

電力系統の周波数関数値導出方法

Info

Publication number
JPS61116669A
JPS61116669A JP23675784A JP23675784A JPS61116669A JP S61116669 A JPS61116669 A JP S61116669A JP 23675784 A JP23675784 A JP 23675784A JP 23675784 A JP23675784 A JP 23675784A JP S61116669 A JPS61116669 A JP S61116669A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
power system
frequency
current
function value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23675784A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeo Fujii
藤井 重夫
Minoru Hatada
畑田 稔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP23675784A priority Critical patent/JPS61116669A/ja
Publication of JPS61116669A publication Critical patent/JPS61116669A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電力系統からサンプリングによって検出さ
れた交流量のデータを用いてその′成力系統の特定の周
波数の関数値を導出する周波数関数値導出方法に関し、
特に電力系統の保履継電器に用いられる周波数関数値導
出方法に関する。
〔従来の技術〕
第4図は、例えば三菱電機枝根、Vo 1−54 s 
411 +1980年、第66頁〜第70頁に示されて
いるような従来の周波数関数導出方法による保護継電器
のブロック図であ〕、1は保護対象の電力系統の電圧を
検出する変圧器、2は電力系統の電流を検出する変流器
、3は変圧器1及び変流器2の出力のレベルを変換する
入力変換ユニット、4はディジタル・リレー・ユニット
である。
ディジタル・リレー〇ユニット4において、5は入力変
換ユニット3の出力信号を入力したアナログフィルタ、
6はアナログフィルタ5の出力信号を以下で説明するよ
うなサンプリング周波数でサンプリングして入力するサ
ンプルホールド、Tはサンプルホールド60出力信号を
入力したマルチプレクサ、8はマルチプレクサ7の出力
信号を入力したアナログ・ディジタル(A/D)変換器
、9はアナログ・ディジタル(A/D)変換器aのデー
タを読み込み、以下で説明する処理を実行するマイクロ
コンピュータから構成された演算処理部、10は演算処
理部9とデータ(動作出力を示すデータを含む)の入出
力をする入出力インタフェースである。
また、11は入出力インターフェース1Gとデータの入
出力をする入出力補助リレーユニット、12は入出力補
助リレーエニット11により駆動され、電力系統t−a
断する遮断器、13は入力変換ユニット3及び入出力補
助リレーユニット11に接続され、保護継電器としての
機能を自動点検する自動点検部、14は整定部でbシ、
演算処理部9と接続され、第5図に示す構成を有する。
第5図において、15は整定オーム値R,を設定する整
定スイッチ、16は要素選択を設定し、設定内容を符号
化する符号器、17は整定スイッチ15及び符号器16
の出力信号を記憶するメモリ、18はメモIJ 17の
内容を表示するディジタル表示器でおる。
次に動作について説明する。演算処理部9は、アナログ
・ディジタル変換器8.1ルチプレクサT1サンプルホ
ールド6、アナログフィルタ5、入力変換ユニット3、
変圧器1及び変流器2を介して電力系統の電圧データV
、。t(り及び電流データvo〆t)を逐次サンプリン
グにより読み込む。
上記文献に示されているように、時刻1.1−−におい
て検出された電圧データマ、。z(tL ’poL(t
−一)、電流データマ (t)、マ。、(1−Σ)との
間には次式の関係があることが知られているOU=マ、
。1<1−2>争マ。、(1−2)+マ、。1 (1)
・マ。p(1)    ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(1)マ=マ(t)2+マ。、(1−Σ
)2=lマ。12  ・・・・・・・・・(2)p ただし、Uは有効分電力、マは電流振幅2乗値A1−1
.電圧データマ、。z(tLマ、。z(t−Σ)をBl
 。
B1−1.時点tの有効電力をul、電流振幅2乗値を
マ1とすると、+1)式及び(2)式はut=Ai@B
i+Al−1@ai−1+++−+++$++6+++
++(3)マ = A21+1.−i        
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(4)! となる。
演算処理部9は(3)式及び(4)式の演算を実行し、
更に ui≦Ra v 1   ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・(5)の判定を行
なう。ただし、R8は整定値スイッチ15によりメモリ
17に設定された整定オーム値である。
第6図は演算処理部9の処理の流れを示す流れ図である
。演算処理部9は、演算処理に必要な電流データAl、
電圧データBiを入力してメモリ17に記憶させ、処理
19で(3)式の演算を実行し、その結果の有効電力u
iをメモI717に記憶する。次に、処理20により(
4)式の演算を実行し、その結果の電流振幅2乗値v1
をメモリ17に記憶する。
更に、処理21により(5)式が成立するか否かを判定
し、イエスYのときは動作出力をデータとして入出力イ
ンタフェース10及び入出力補助リレーユニット11t
−介して遮断器12に送シ、逆に処理21の判定がノー
Nとなると同じような経路にて遮断器12に不動作出力
を送る。
ところでθをサンプリングのステップ角、1(=fZf
oを周波数変化率、fot−基準(定格)周波数(60
H2)、f ’tt力系MO現在O周波数Ap 、 B
、t”電流及び電圧のピーク値、φを両者間の位相差、
ωo=2πf0、AH=Apsin ((JJQ tk
 )、B l=B p @in (ω。tk+φ)、A
I −1=Ap sin (ωOtk−θk)、B 1
−1 =B p t+ i n(ωotk+φ−θk)
とすると、 (21式=Ap 1flp (s in(ωgtk%i
n(ωQtk+φ)十ain(Ql□tk−θk)si
n(ωotk+φ−θk))= TApeBp(coa
φ−cot(2ωQtk+φ)+coaφ−coo(2
ωQtk+φ−2θk))= −Ap・Bp(’l c
osφ−2(401T(4ωotk+2φ一2θk )
 cow(20k)) =Ap ’ Bp (aomφ−eos (2ωotk
十φ−θk ) cos (θk))上式中のcog(
2ωgtk+φ−θk ) co8(θk)は倍周波を
含むエラー環でろp、f==fo=60Hzとなると性
にのみに=1.oとなり、eo!+ (θk) = c
oa 90°=0となる。このときはエラー環が消え、
(3)式= A、・Bpcowφとなり、正しい有効分
電力を導出できる。
従って、f4foのときは、倍周波の工2−項に対する
補正をしなければ、精度のよい結果を得ることはできな
い。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の電力系統の周波数関数値導出方法は、以上のよう
に構成されていたので、電力系統の周波数が基準周波数
からずれても有効電力値に含まれる倍周波成分に対する
補正が行なわれず、導出した周波数関数値の精度が良く
ないという問題点が6りた。
この発明は、上記のような従来のものの問題点を解決す
るためになされたもので、精度の高い電力系統の周波数
関数値導出方法を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る電力系統の周波数関数値導出方法は、電
力系統の交流量を基準周波数の整数倍のサンプリング周
波数によ〕検出し、上記交流量のデータを保持し、上記
交流量のデータを保持して、データから予め定めた対応
関係にある3つのデータを選択し、上記交流量の特定の
周波数の関数値を導出するものである。
〔作 用〕
電力系統からサンプリングにより逐次得られる交流量の
データを用い、電力系統の特定の周波数の関数値を導出
できる。導出した関数値により電力系統を保護するため
に導出した交流量を補正すれば、精度の良い交流量を得
ることが可能である。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す処理の流れ図である
。22は第4図に示す演算処理部Sがアナログ・ディジ
タル変換器8から電流データA1、電圧データB1を交
流のデータとしてサンプリング毎に読み込み、メモ1J
17に保持する処理である。
この場合の電流データAi、電圧データB1は電力系統
の電流、電圧をその基準周波数の整数倍、例えば電気角
にして60°毎となるサンプリング周波数によ〕検出さ
れたものである。23はメモリ17から電力系統の交流
量のデータとして電流データ算を実行し、その結果をデ
ータα1としてメモリ1Tに記憶する処理である。ただ
し、1は測定される電力系統の基準周波数で30’のス
テップを示し、電力系統の電流はこの30’ステツプに
てサンプリングされる。ただし、αiは以下で説明する
ように電力系統の電流における基本波成分の倍周波成分
に対応するcoa(2θk)を表わしている。
次に動作について説明する。メモリITに記憶される電
流データA1は前述のように逐次電力系統の電流をサン
プリングして得たものであプ、処理22によりメモリ1
7に記憶される。このような電流データAi−いAI 
−2y Aiは処理23においてメ行され、その結果は
データα1(=coa(20k))としてメモリ1Tに
記憶される。
次にこのような演算処理によt) 、eos (20k
)が求められる理論を説明する。
第2図は交流サイン波形の1サイクル分を瞬時値極座標
の形で表わしたベクトル図で、座標の原点Oで外接する
2つの円a、bが示されている。
いま、円aの円周上に3点A、B、Cをと9、l A 
OB = l B OC= 20=60° とすると、
ZA OB=ZA CB= 60’ 、 lB OC=
lB AC=606の関係より、ΔABCは2等辺3角
形、即ちAB=BCである。この場合、OA?ニステッ
プiにおける電流データA1とすると、30″ステツプ
毎のサンプリングであるから、2ステツプ前、4及びB
Cに平面三角第1余弦の法則を適用すると、下記の(6
)及び(7)式が得られる。
(AB)2=A’l +A’l−2−2AI −AH2
coa(2θk)−・・−(6)(BC)”=A”i−
2十〜−q 2Al−2・Al−4cos(2θk)・
(7)(6)式=(7)式とおくと、cow(20k)
導出用のディジタル演算式が得られる。即ち、 ・ 22 Ai+A/1−2 2A1−AH260!I(20k)
= AI1−2 +A1−14−2A1−2−AI −
@ cog(2i9k)以下式を整理すると、 Al−Ai−4=2Ai−z(Ai  A4−1.)c
olI(20k)従って、   ゛ (A1+A1−qXAi−AiJ=2Ai−2(”i 
AH−4)coa(20k)従って、 ’   ”  =coa(20k)   ・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(8)Al−g 電圧データB1についても同様であるので、その溝穴は
省略する。
次に(8)式の導出を説明する。ただし、電流データ桐
のピーク値をA門、電圧データB1のピーク値をBPと
し、θはサンプリングのステップ角(30”)である。
また、k tf/faで示される周波数変化率、foを
電力系統の基準(定格)周波数(例えば60H2)、f
を電力系統の現在の周波数、ωo=2πfO1A > 
=Ap tr i n (ωotk)  とおくと、4
−2=Apsin(ωQtk−2θk)。
A1−4 =Ap s in(ωotk−4θk)の形
で表わされるので、(8)式の左辺は、 = ’cos(20k) 即ち、(8)式が成立することが証明される。電圧溝穴
も同様の説明となるので、その説明は省略する。
なお、この発明は60’ステツプの電流データ(又は電
圧データ)が得られる限シにおいて、電力系統の基準周
波数の整数倍のサンプリング周波数による任意のステッ
プ角のサンプリング、例えば60’ 、 30’ 、 
15°、10’  等に適用できる。また、この発明は
α=cos(20k)とおいた時は l−α2を演算す
ることにより、他の周波数関数5in2(20k)を得
ることができる。これは、次式が成立することによる。
l−α2=1−cam2(20k) = 5in2(2
0k)また、α2よりcam2(2θk)の周波数関数
を得ることもできる。参考まで、cam(20k)及び
5in2(20k)の特性を次の表に示し、その特性曲
線を第3図のイ及び口に示す。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば電力系統の周波数が変
動することによ)、電力系統の保護継電器等において用
いられる交流量の算出値に誤差として含まれる倍周波数
成分の関数値を算出でき、この関数値により交流量の算
出値の補正をすれば保護継電器の精度を高めることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による電力系統の周波数関
数値導出方法を示す流れ図、第2図は周波数関数値の導
出を説明するベクトル図、第3図は周波数関数値の特性
曲線図、第4図は電力系統の保護継電器のブロック図、
第5図は第4図に示す整定部のブロック図、第6図は第
4図、に示す演算処理部の処理の流れ図である。 22.23は処理である。なお、図中同一符号は同一部
分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電力系統の交流量をその電力系統の基準周波数の
    整数倍のサンプリング周波数により検出して上記交流量
    のデータを保持する処理と、上記交流量のデータを保持
    する処理のデータから予め定めた対応関係にある3つの
    データを選択して上記交流量の特定の周波数の関数値を
    導出する処理とを備えた電力系統の周波数関数値導出方
    法。
  2. (2)交流量の特定の周波数の関数値を得る処理は(A
    _i+A_i_−_4)/(2A_i_−_2)(ただ
    し、A_i_−_4、A_i_−_2、A_iは互に連
    続する3つのデータを示す。)の演算処理であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電力系統の周波
    数関数値導出方法。
JP23675784A 1984-11-12 1984-11-12 電力系統の周波数関数値導出方法 Pending JPS61116669A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23675784A JPS61116669A (ja) 1984-11-12 1984-11-12 電力系統の周波数関数値導出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23675784A JPS61116669A (ja) 1984-11-12 1984-11-12 電力系統の周波数関数値導出方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61116669A true JPS61116669A (ja) 1986-06-04

Family

ID=17005337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23675784A Pending JPS61116669A (ja) 1984-11-12 1984-11-12 電力系統の周波数関数値導出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61116669A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01115250A (ja) * 1987-10-29 1989-05-08 Yagi Antenna Co Ltd 復調搬送波生成方式
JP2007198764A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 周波数差測定装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104564A (ja) * 1982-10-29 1984-06-16 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 信号の瞬時周波数測定用デジタル回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59104564A (ja) * 1982-10-29 1984-06-16 エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン 信号の瞬時周波数測定用デジタル回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01115250A (ja) * 1987-10-29 1989-05-08 Yagi Antenna Co Ltd 復調搬送波生成方式
JP2007198764A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 周波数差測定装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040186669A1 (en) System and method for exact compensation of fundamental phasors
US6820017B1 (en) Method for determining the amplitude and phase angle of a measuring signal corresponding to a current or voltage of an electrical power supply network
US4333151A (en) Method for protecting an electric power system and digital protective system
US6989977B2 (en) Digital directional relay
JPH06105266B2 (ja) デジタル保護継電器
EP0581015B1 (en) Method for determining fault currents on transmission lines and a fault current filter for carrying out the method
EP0214483B1 (en) Method for measuring distance in digital distance relays
JPS61116669A (ja) 電力系統の周波数関数値導出方法
EP0283786B1 (en) Digital locator
JPH08181614A (ja) アナログ・ディジタル変換回路及びその補間データを求める方法
JPH02123911A (ja) 電気量検出器
JPS61116925A (ja) 電力系統のオ−ム値測定方法
JP2538758Y2 (ja) ベクトル変化検出装置
JP2523787B2 (ja) デイジタル形保護継電器
JP2508175B2 (ja) ディジタルリレ―の動作判定方法
JPS5850085B2 (ja) 保護継電方式
JPH08126190A (ja) 電力系統のディジタル保護方法
JPH0664098B2 (ja) デイジタル位相計
SU1601686A1 (ru) Устройство дл защиты человека при прикосновении к фазе сети с изолированной нейтралью
JPH02184768A (ja) 電気量検出器
JP2535922Y2 (ja) ベクトル変化検出装置
JPH0767226B2 (ja) デジタル保護継電器
JP2665759B2 (ja) デジタル保護継電器
JPH04276565A (ja) 電力量測定方法
JPS6323517A (ja) デイジタル保護継電器