JPS61115733A - 車両用動力伝達装置の制御装置 - Google Patents

車両用動力伝達装置の制御装置

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JPS61115733A
JPS61115733A JP23904884A JP23904884A JPS61115733A JP S61115733 A JPS61115733 A JP S61115733A JP 23904884 A JP23904884 A JP 23904884A JP 23904884 A JP23904884 A JP 23904884A JP S61115733 A JPS61115733 A JP S61115733A
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rotation speed
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variable transmission
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千昭 加藤
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雅彦 安藤
Kazuhisa Ozaki
和久 尾崎
Sadahiro Koshiba
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、無段変速装置を備えた車両用動力伝達装置の
制御装置に関する。
[従来の技術] 従来、無段変速装置を備えた車両用動力伝達装置の制御
装置の制御においては、車両走行条件に応じて自動的に
トルク比を変化させる、いわゆる自動変速レンジである
ドライブ(D)レンジと、エンジンブレーキ用レンジで
あるロー(L)レンジなどを設けており、Dレンジにお
いては、たとえば最良燃費制御を行うようにスロットル
開度に応じたエンジンの最良燃費回転数になるように、
無段変速装置のトルク比を最大トルク比より最小トルク
比にわたって自動的に舗設され、またLレンジでは、エ
ンジンブレーキが得られるように無段変速装置のトルク
比を強制的にダウンシフトさせている。
[発明が解決しようとする問題点1 しかるに上記構成の車両用動力伝達装置は、Dレンジの
場合は、車両走行条件に応じて、ある決められたパター
ンで自動変速してしまうため、運転者の意志を必ずしも
充分に反映せず、運転者によっては与えるフィーリング
が最良とは言えない。
たとえば山岳路などの車両走行では、アクセルペダルの
0N−OFFに伴い、頻繁に変速が行われてドライバビ
リティが低下し、また追い越し加速時には運転者の意志
に反してアップシフトしてしまうため、充分な加速が得
られない。またLレンジの場合も、ある決められた1つ
または2つのエンジンブレーキパターンしか選べず、あ
らゆる走行条件に応じた適切なエンジンブレーキを得る
ことができない。
本発明は、シフトレバ−のような切換手段で自動変速が
可能なりレンジと、マニュアル変速が可能なMレンジと
を設け、Dレンジでは車両走行条件に応じて無段変速を
自動変速させるようにし、Mレンジでは運転者の操作に
よりその設定位置が任意に選択でき、該位置では無段変
速装置のトルク比可変範囲を設定するようにしたトルク
比可変範囲設定手段(例えばMレンジで設定位置が任意
に選択できるシフトレバ−)を設け、トルク比可変範囲
設定手段の設定位置に応じて無段変速装置をマニュアル
変速させることができるようにした車両用動力伝達装置
の制御装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の車両用動力伝達装置の制御装置は、トルク比を
連続的に変化可能な無段変速装置を備えている車両用動
力伝達装置において、人動操作により第1の位置と第2
の位置とを切換える切換手段と、該切換手段の第1の位
置が設定された時に車両用走行条件に応じて無段変速装
置のトルク比を自動的に最大トルク比から最小トルク比
にわたって制御するトルク比自動設定手段と、前記切換
手段の第2の位置が選択された時に人動操作により無段
変速装置のトルク比可変範囲を任意に設定するトルク比
可変範囲設定手段と、該トルク比可変範囲設定手段の設
定トルク比可変範囲内で車両走行条件に応じて無段変速
装置のトルク比を制御するトルク比制御手段とを備えて
いることを構成とする。
[発明の作用、効果コ 上記構成により本発明の車両用動力伝達装置の制御装置
は次の作用、効果を奏する。
運転者の手動によって無段変速装置のトルク比可変範囲
を無段階、もしくは多段階に設定できるトルク比可変範
囲設定手段を設けることにより、運転者の意志に応じて
無段変速装置を適正制御することができるので、 イ)運転者の好みに応じた手動変速ができる。
口)無段階にトルク比可変範囲を設定できるため、あら
ゆる走行条件に対しても運転者の意志どうりの走行が可
能である。たとえば下り坂を走行するような場合、その
下り坂の勾配に応じてトルク比を選択することができる
ので、運転者の思いどうりのエンジンブレーキ効果が得
られる。また同様に登板時や加速時においても適切なト
ルク比を選択できる。
ハ)最小トルク比のみ制限する場合は、トルク比可変範
囲設定手段がいかなる設定位置にあっても、発進時は、
常に最大トルク比で発進できる。
二)トルク比可変範囲の最小トルク比の設定値を、逐時
、人動操作で変えることにより、手動変速ができ、同時
に設定したトルク比中の内で自動変速も行なう。
ホ)車速か高い場合のエンジン・ブレーキは、設定され
た最小トルク比を維持しながらかかり、車速か低下した
場合は、コースト・ダウンが行なわれる。
へ)発進時に、最大トルク比を制限することにより、任
意のトルク比が得られるため。雪道等の路面の摩擦係数
が低い場合でも、スムーズな発進が行なえる。
ト〉停止時に、最大トルク比を制御し、クリープ力を調
節することができる。
チ)山岳路等の走行で、トルク土中を設定できるため、
スロットル開度の変化に対する変速を制限できるので、
フィーリングが良い。
す)トルク比自動設定手段を選択することにより自動変
速(イージードライブ化)を行うことができる。
ヌ)トルク比自動設定手段の自動変速パターンとトルク
土中設定手段の自動変速パターンとを変えて設定するこ
とができ、例えば、トルク比自動設定手段の自動変速パ
ターンは最良燃費パターンとし、トルク土中設定手段の
自動変速パターンは最大動カバターンとして設定できる
[実施例] 本発明の車両用動力伝達装置の制御装置を図に示す一実
施例に基づき説明する。
第1図ないし第7図は本発明の車両用動力伝達装置の制
御装置の第1実施例を示す。
本発明の車両用動力伝達装置の制御装置1は、本実施例
ではトルク比を連続的に変更可能な無段変速装置2と、
人動操作により第1の位置(自動変速のDレンジ)と第
2の位置(マニュアル変速のMレンジ)とを切換える切
換手段であるシフトレバ−6と、シフトレバ−6のMレ
ンジにおいてその設定位置に応じた信号(本実施例では
最小トルク比)を出力するトルク比可変範囲設定手段3
と、トルク比可変範囲設定手段3の設定位置に応じて無
段変速装置2のトルク比を制御するトルク比制御手段4
と、シフトレバ−6のDレンジにおいて車両走行条件に
応じて無段変速装置2のトルク比を自動制御する1〜ル
ク比自動設定手段5とからなる。
無段変速装置2は、本実施例ではVベルト式無段変速機
21が示されている。
■ベルト式無段変速121は、入力軸22と、該入力軸
22と平行に並列された出力軸23と、入力軸22(と
一体内に形成された固定フランジ24aと可動フランジ
24bとからなるVベルト底無段変速筬21の入力部材
である入力プーリ24と、出力軸23と一体的に形成さ
れた固定フランジ25aと可動フランジ25bとからな
るVベルト式無段変速機21の出力部材である出力プー
リ25と、該入力プーリ24と出力プーリ25との間に
張設された■ベルト26とからなり、入力プーリ24の
v字状溝24Aおよび出力プーリ25のV字状溝25A
の間隔を制御することによりトルク比を無段階に可変と
する。
切換手段であるシフトレバ−6は、パーキング(P)レ
ンジ、リバース(R)レンジ、ニュートラル(N)レン
ジ、ドライブ(D)レンジ、マニュアル(M)レンジの
各設定位置を有する。シフトレバ−6のマニュアル(M
)設定位置は旧ghからLowまで往復摺動可能となっ
ており、その設定位置に応じて信号を出力するトルク比
可変範囲設定手段3が設けられている。このトルク比可
変範囲設定手段3は、シフトレバ−6の動きをポテンシ
ョメータ31に伝え、このポテンショメータ31の電位
差によりトルク比可変範囲の最小トルク比を検出する最
小トルク比センサ32からなる。
第6図および第7図は、シフトレバ−ストロークと最小
トルク比の関係を示した図であり、第6図はシフトレバ
−ストロークに対して最小トルク比を無段階に設定した
場合を示し、第7図はシフトレバ−ストロークに対して
最小トルク比を多段階に設定した場合を示す。
トルク比制御手段4は、エンジン回転数センサ41八か
らのエンジン回転数(NE)、スロットル開度センサ4
1Bからのスロットル開度(θTH)、冷却水温センサ
41Cからの冷却水温(Tw)などの車両走行条件に対
応して予めテーブル回転数(Nt)を決定するテーブル
回転数設定装@41と、最小トルク比センサ32からの
最小トルク比(Tmin)信号と出力プーリ回転数セン
サ42からの出力プーリ回転数(No)とを入力し、入
力プーリの設定入力回転数を演算し、テーブル回転数(
Nし)と入力プーリの設定入力回転数とを比較し、入力
プーリの設定入力回転数がテーブル回転数より大きい時
には入力プーリの設定入力回転数を目標回転数とし、以
下の時にはテーブル回転数を目標回転数とする目標回転
数設定装置43と、前記目標回転数と入力プーリ回転数
センサ44からの入力プーリ回転数とを比較し、該回転
数差が所定値より大きい時には■ベルト式無段変速機2
1のトルク比を増大させるダウンシフト信号を出力し、
その回転数差がゼロより小さい時には■ベルト底無段変
速8121のトルク比を減少させるアップシフト信号を
出力し、該回転数差がゼロ以上で所定値以下の時には■
ベルト底無段変速懇21のトルク比を現状トルク比に維
持する維持信号を出力するシフト信号発生装置45Aと
、該シフト信号発生装置45Aの出力信号に応じて入力
プーリ24および出力プーリ25のV字状溝24A 、
25Aの間隔を制御するプーリコントローラ46とから
なる。
トルク比自動設定手段5は、運転者がシフトレバ−6を
(D)レンジへの選択的切換えにより作動し、エンジン
回転数センサ41Aからのエンジン回転数(NE)信号
、スロットル開度センサ418からのスロットル開度(
θTH)信号、冷却水温センサ41Cからの冷却水温(
TW)信号、入力プーリ回転数センサ44からの入力プ
ーリ回転数(Ni)信号、出力プーリ回転数センサ42
からの出力プーリ回転数(No)信号を入力して、■ベ
ルト式無段変速機21のトルク比を自動的に可変制御す
るようプーリコントローラ46へ出力信号を出力するト
ルク比自動設定制御装置51を備える。
本実施例の作動説明を第2図ないし第7図に基づき説明
する。
第2図は本実施例の作動フローチャートを示す。
スターターキーをONL、、エンジンを作動させ(10
1)、初期値を設定しく102)、シフトレバ−6の設
定位置くシフトポジション)信号を入力しく103)、
エンジン回転数センサ41Aからのエンジン回転数(N
E)、スロットル開度センサ41Bからのスロットル開
度(θTH)、冷却水温センサ41Cからの冷fJ1水
温(TW)などの車両走行条件を入力しく104)、入
力プーリ回転数センサ44からの入力プーリ回転数(N
i)を入力しく105)、出力プーリ回転数センサ42
からの出力プーリ回転数(NO)を入力しく106)、
トルク比可変範囲設定手段3の最小トルク比センサ32
から設定最小トルク比(Tmin)を入力しく107)
、シフトポジションがPレンジか、Rレンジか、Nレン
ジか、Dレンジか、Mレンジかを設定しく108)、P
レンジの時、Pレンジコントロールサブルーチンを行い
(109)、つぎに(103)へ帰還する。Rレンジの
時、Rレンジコントロールサブルーチンを行い(110
)、つぎに(103)へ帰還し、Nレンジの時、Nレン
ジコントロールサブルーチンを行い(111)、つぎに
(103)へ帰還し、Dレンジの時、Dレンジコントロ
ールサブルーチンを行い(112)、つぎに(103)
へ帰還し、Mレンジの時、Mレンジコントロールサブル
ーチンを行い(113)、つぎに(103)へ帰還する
第3図はり、Nレンジのサブルーチンを示す。
Dレンジテーブル(第10図)からスロットル開度(θ
TH)に対応する入力プーリの目標回転数(最良燃費デ
ータ)を引き出しく121)、(目標回転数)−(入力
プーリ回転数)=・AがA>H(ヒステリシス)かA<
OかO≦A≦Hか否かを判断しく122)、ASHのと
きプーリコントローラ46にダウンシフト信号を出力し
く 123)、■ベルト式無段変速機21をダウンシフ
トさせる。A<Oのときプーリコントローラ46にアッ
プシフト信号を出力しく124)、■ベルト式無段変速
機21をアップシフトさせる。O≦A≦l」のときプー
リコントローラ46に現状、トルク比を維持する信号を
出力しく125)、■ベルト式無段変速機21を現状ト
ルク比に維持する。ここでHとはヒステリシスをもたせ
るだめの所定値を意味し、アップシフトとダウンシフト
の変速が頻繁に繰り返されてフィーリングを悪くするこ
とを防ぐために変速をさせずに現状トルク比を維持する
範囲を定めている。
第10図はDレンジのスロットル開度に対するテーブル
回転数の関係を示した図であり、このテーブル回転数は
最良燃費をとるように決定されたリ、最大動力をとるよ
うに決定されたりするものである。
第4図はP、Rレンジサブルーチンを示す。
最大トルク比を維持する信号を出力しく131)、■ベ
ルト式無段変速機21を最大トルク比に維持する。
第5図はMレンジサブルーチンを示す。
最小トルク比センサ32からの最小トルク比(Twin
)と出力プーリ回転数センサ42からの出力プーリ回転
数(NO)より入力プーリの設定入力回転数を算出しく
141)、Mレンジテーブル(第11図に示すMレンジ
最大動力曲線)からスロットル開度(θTH)に対応す
る入力プーリのテーブル回転数(Nt)を引き出しく1
42)、(設定入力回転数〉−(テーブル回転数)=B
がO<8かB≦Oか否かを判断しく143)、B≦Oの
ときテーブル回転数を目標回転数としく144)、B>
Oとき設定入力回転数を目標回転数とする。ここでトル
ク比の小さな高速走行中、運転者によるシフトダウン操
作により設定される設定最小トルク比が大きい場合、目
標とすべき設定入力回転数がエンジンの許容回転数をを
越えてしまうような場合が生じ、エンジンがオーバーラ
ンしてしまう危険がある。そこで設定入力回転数とエン
ジンの許容回転数付近に設定された目標回転数の最大値
とを比較し、その差(設定入力回転数)−(目標回転数
の最大値)=CがCooか、C50かを判断しく149
)、C50の時には設定入力回転数を目標回転数としく
 150)、C〉0の時には目標回転数の最大値を目標
回転数としく151)、目標回転数がエンジンの許容回
転数以上にならないようにしてエンジンのオーバーラン
を防いでいる。次に(目標回転数)−(入力プーリ回転
数)=AIfiH<AかAgoかO≦A≦Hか否かを判
断しく145)、l−1<Aのときプーリコントローラ
46にダウンシフト信号を出力しく 146)、   
   1■ベルト式無段変速機21をダウンシフトさせ
る。
0≦A≦Hのときプーリコントローラ46に現状トルク
比を維持する信号を出力しく147)、■ベルト底無段
変速tM21を現状トルク比(i)に維持する。
A<Oのときプーリコントローラ46にアップシフト信
号を出力しく148)、■ベルト式無段変速機21をア
ップシフトさせる。
第8図および第9図は本発明の車両用動力伝達装置の制
御装置の第2実施例を示す。
第8図は本実施例のブロック図を示す。
トルク比t111([1手段4は、エンジン回転数セン
サ41Aからのエンジン回転数(NE)、スロットル開
度センサ41Bからのスロットル開度(θTH)、冷却
水温センサ41Cからの冷却水m(Tw)などの車両走
行条件に対応して予め決定されているテーブル回転数(
Nt)と出力プーリセンサ42からの出力プーリ回転数
(No)とを入力し、テーブルトルク比(it)を設定
するテーブルトルク比設定装@47と、該テーブルトル
ク比設定装置47からのテーブルトルク比(it)と最
小トルク比センサ32からの最小トルク比(Tmin)
とを入力し、テーブルトルク比(it)と最小トルク比
(Tmin)に対する割合が1以下の時には最小トルク
比(Tmin)を目標トルク比とし、その割合が1より
大きい時にはテーブルトルク比(it)を目標トルク比
とする目標トルク比設定装置48と、■ベルト式無段変
速機21の入力プーリ回転数(Ni)と出力プーリ回転
数(NO)から現状トルク比(i)を検出する現状トル
ク比センサ49と、該目標トルク比設定装置48からの
目標トルク比と現状トルク比センサ49からの現状トル
ク比(i)とを入力し、現状トルク比(i)の目標トル
ク比に対する割合が1より小さい所定値より小さい時に
は■ベルト武勲段変速曙21のトルク比を増大させるダ
ウンシフト信号を出力し、その割合が1以上の時には■
ベルト式無段変速機21のトルク比を減少させるアップ
シフト信号を出力し、その割合が所定値以上でかつ1よ
り小さい時には■ベルト式無段変速機21のトルク比を
現状トルク比(i)に維持する維持信号を出力するシフ
ト信号発生装置45Bと、前記プーリコントローラ46
とからなる。
第9図は本実施例のMレンジサブルーチンを示す。
入力プーリ回転数(Ni)と出力プーリ回転数(No)
から現状トルク比(i)を算出する( 201 )。
運転者により選択された設定最小トルク比が現状の車速
でとり得る最大許容トルク比より大きい場合には、入力
プーリ回転数(N1)がエンジン許容回転数を越えてし
まい、エンジンがオーバーランしてしまう危険がある。
そこで、出力プーリ回転数(No゛)とエンジンの許容
回転数付近に設定された入力プーリの最大許容回転数か
ら現状の車速でとり得る最大許容トルク比を算出しく2
02)、Mレンジテーブル(第11図)からスロットル
開度に対応するテーブル回転数を読み取り、出力プーリ
回転数とからテーブルトルク比(1℃)を算出しく20
3)、(テーブルトルク比)/(設定最小トルク比)−
Dが1≧DかD>1かを判断しく204)、1≧Dのと
きく設定最小トルク比)/(R大許容トルク比)=Fが
F>1か、F≦1かを判断しく210)、F≦1の時設
定最小トルク比を目標トルク比としく211)、F>1
の時最大許容トルク比を目標トルク比としく212)、
目標トルク比が現状の車速でとり得る最大許容トルク比
を越えないようにして、入力プーリ回転数(Ni)がエ
ンジンの許容回転数以上にはならないようにしてエンジ
ンのオーバーランを防いでいる。
D>1の時テーブルトルク比を目標トルク比としく20
5)、(現状トルク比)/(目標トルク比)=EがX>
Eか、X≦E<1かE≧1かを判断しく206)、X>
Eの時プーリコントローラ47にダウンシフト信号を出
力しく207)、■ベルト式無段変速機21をダウンシ
フトさせる。X≦E<1の時プーリコントローラ47に
現状トルク比(1)を維持する信号を出力しく209)
、■ベルト式無段変速機21の現状トルク比(i)を維
持するようにする。E≧1の時プーリコントローラにア
ップシフト信号を出力しく208)、■ベルト式無段変
速機21をアップシフトさせる。ここでXとはヒステリ
シス用の係数を意味し、アップシフトとダウンシフトの
変速が頻繁に繰り返されてフィーリングを悪くすること
を防ぐために、変速をさせずに現状トルク比(i)を維
持する範囲を定めている。
第11図はMレンジのスロットル開度に対するテーブル
回転数の関係を示した図であり、このテーブル回転数は
最良燃費をとるように決定されたり、最大動力をとるよ
うに決定されたりするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装置の第1
実施例のブロック図、第2図は本発明の車両用動力伝達
装置の制御装置の第1実施例の作動フローチャート、第
3図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装置の第1実
施例のり、Nレンジサブルーチン、第4図は本発明の車
両用動力伝達装置の制御装置の第1実施例のP、Rレン
ジサブルーチン、第5図は本発明の車両用動力伝達装置
の第1実施例のMレンジサブルーチン、第6図および第
7図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装置のシフト
レバ−ストロークと設定トルク比の関係を示すグラフ、
第8図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装置の第2
実施例のブロック図、第9図は本発明の車両用動力伝達
装置の制御装はの第2実施例のMレンジサブルーチン、
第10図は本発明の車両用動力伝達装置の制御装置のD
レンジ最良燃費曲線を表すスロットル開度とテーブル回
転数の関係を示すグラフ、第11図は本発明の車両用動
力伝達装置の制御装置のMレンジ最大動力曲線を表すス
ロットル開度とテーブル回転数の関係を示すグラフであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)トルク比を連続的に変化可能な無段変速装置を備え
    ている車両用動力伝達装置において、人動操作により第
    1の位置と第2の位置とを切換える切換手段と、該切換
    手段の第1の位置が設定された時に車両用走行条件に応
    じて無段変速装置のトルク比を自動的に最大トルク比か
    ら最小トルク比にわたって制御するトルク比自動設定手
    段と、前記切換手段の第2の位置が選択された時に人動
    操作により無段変速装置のトルク比可変範囲を任意に設
    定するトルク比可変範囲設定手段と、該トルク比可変範
    囲設定手段の設定トルク比可変範囲内で車両走行条件に
    応じて無段変速装置のトルク比を制御するトルク比制御
    手段とを備えていることを特徴とする車両用動力伝達装
    置の制御装置。 2)前記切換手段の第1の位置と第2の位置とではそれ
    ぞれ自動変速パターンが異なることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の車両用動力伝達装置の制御装置。 3)前記前記切換手段の第1の位置の自動変速パターン
    は最良燃費変速パターンで、第2の位置の自動変速パタ
    ーンは最大動力変速パターンであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の車両用動力伝達装置の制御装
    置。 4)運転者により設定されるトルク比可変範囲は、その
    最小トルク比が順次増大していくように設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用動
    力伝達装置の制御装置。 5)前記トルク比可変範囲設定手段は、設定された任意
    のトルク比可変範囲でその最小トルク比を示す信号を出
    力し、前記トルク比制御手段は、前記トルク比可変範囲
    設定手段から最小トルク比信号と前記無段変速装置の出
    力部材回転数とを入力し、前記無段変速装置の入力部材
    の設定回転数を演算する設定入力回転数演算装置と、ス
    ロットル開度に対応して予め設定されたテーブル回転数
    と前記設定回転数とを比較し、設定回転数がテーブル回
    転数より大きい時には設定回転数を目標回転数とし、小
    さい時にはテーブル回転数を目標回転数とする目標回転
    数設定装置と、前記目標回転数と入力部材回転数とを比
    較し、その回転数差[(目標回転数)−(入力部材回転
    数)]が所定値より大きい時には無段変速装置のトルク
    比を増大させるダウンシフト信号を出力し、その回転数
    差[(目標回転数)−(入力部材回転数)]がゼロより
    小さい時には無段変速装置のトルク比を減少させるアッ
    プシフト信号を出力し、その回転数差[(目標回転数)
    −(入力部材回転数)]がゼロ以上で設定値以下の時に
    は無段変速装置のトルク比を現状トルク比に維持する信
    号を出力するシフト信号発生装置と、該シフト信号発生
    装置の出力信号に応じて入力および出力部材間のトルク
    比を制御するコントローラとからなることを特徴する特
    許請求の範囲第1項記載の車両用動力伝達装置の制御装
    置。 6)前記トルク比可変範囲設定手段は設定された任意の
    トルク比可変範囲でその最小トルク比を示す信号を出力
    し、前記トルク比制御手段は無段変速装置の現状トルク
    比を検出する現状トルク比検出装置と、スロットル開度
    に対応して予め設定されているテーブル回転数と無段変
    速装置の出力回転数とを入力しテーブルトルク比を演算
    するテーブルトルク比検出装置と、テーブルトルク比と
    前記最小トルク比とを入力し、テーブルトルク比の最小
    トルク比に対する割合が1以下の時には最小トルク比を
    目標トルク比とし、その割合が1以上の時にはテーブル
    トルク比を目標トルク比とする目標トルク比設定装置と
    、前記現状トルク比と前記目標トルク比とを入力し、現
    状トルク比の目標トルク比に対する割合が1より小さい
    所定値より小さい時には無段変速装置のトルク比を増大
    させるダウンシフト信号を出力し、該割合が1以上の時
    には無段変速装置のトルク比を減少させるアップシフト
    信号を出力し、該割合が所定値以上で、かつ1以下の時
    には無段変速装置のトルク比を現状トルク比に維持する
    維持信号を出力するシフト信号発生装置と、該シフト信
    号発生装置の出力信号に応じて入力および出力間のトル
    ク比を制御するコントローラとからなることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の車両用動力伝達装置の制
    御装置。 7)前記無段変速装置は、入力プーリと、出力プーリと
    、該両プーリ間に張設されたVベルトとからなるVベル
    ト式無段変速機であり、前記コントローラはトルク比を
    無段階に可変とするように前記入力および出力プーリの
    V字状溝の間隔を制御することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の車両用動力伝達装置の制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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