JPS61113912A

JPS61113912A - 築堤ブロツク目地部シ−ル材用可撓性ガイド

Info

Publication number: JPS61113912A
Application number: JP23329984A
Authority: JP
Inventors: Hisaya Uruta; 潤田　久也; Satoshi Tagome; 田篭　敏
Original assignee: Bridgestone Corp
Current assignee: Bridgestone Corp
Priority date: 1984-11-07
Filing date: 1984-11-07
Publication date: 1986-05-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、築堤ブ［１ツク間に介挿されるシール材を、
ブロック壁面に添って保持づる可撓性ガイ重力式の護岸
壁、防波堤、防油堤を築造するに嶌たり、基礎ヒに配列
、設置したケーソン、セルラーブロック等のブ［１ツク
相互間間隙（目地）を密封手段によって塞がなければ、
該目地部を通じて壁堤背後の土砂、あるいは油等が漏出
すことになる。

通常では、設置した隣接ブロック間に、先端を閉じた長
尺の可撓性材料（例、ゴム、合成樹脂）製中空体を挿入
し、該中空体の内部に水を加えた砂、水中コンクリート
、アスファルト、その他の流動性材料を注入して中空体
をふくらませて目地を密封している。

゛しよ−と　るｐところが、前記中空体は比重が小さい上に、容易に屈曲
するため、ブロック間に挿入する際、波浪、潮流等で煽
られて、曲がり、ねじれ、位置ずれ等が生じ、必ずしも
確実な密封性が保証されない。

ロ　、を　ンするための　ｒおよび本発明の目的は、築堤ブロック間の密封を確実に行う点
にある。

本発明による築堤ブロック目地部シール材用可撓性ガイ
ドは、二条一組として、隣接するブロックの一方に取着
され、シール材を抱え込んで、これを該一方の壁面に添
って保持するものであり、基礎にに装置されたブロック
間の密封を行うに当たっては、可撓性ガイドに沿ってシ
ール材を挿入する。

大−」Ｌ−廻以下、第１図ないし第３図に示した本発明の一実施例に
ついて説明する。

第１図は、海底に隣接して設置されたケーソン１０．２
０を要部横断面図として示している。ケーソン１０．２
０は、間隔Ｑを隔てて設置されており、ケーソン２０に
対向するケーソン１０の壁面には、縦方向に沿°う断面
コ字状の溝１２が形成されている。この溝１２は、幅が
Ｗ１深さがＤになされ、かつ側壁１４の全長に自り、コ
ンクリート釘１６（アンカーボルトでも可）、座金１８
（帯鋼でも１ｌｉＴ）をもって、断面り字状の長尺の可
撓性材料（例、ゴム、合成樹脂）製ガイド条２２が密に
添設されている。ガイ１　　　　　　ド条２２は、側１
１４に沿うその壁部２４の幅が１１、他方の壁部２６の
幅がｊ２になされている。

斯かる構造のケーソン１０．２０間の密封を行うには、
先端が閉じた可撓性材料（例、ゴム、合成樹脂）製中空
体であって、初期形状が幅Ｗ１なる帯板状をなすシール
材２８を、溝１２内に差し込む。その際、Ｗ４１２、ガ
イド条２２、シール材２８の寸法関係が、式Ｄ≧ｊ１　
、ｗ−Ｗｌ＜２Ｊｈを満々す様になされているため、ケ
ーソン１０．２０間を通過する水流があるとしても、シ
ール材２８は、満１２外に押出されることなく、ガイド
条２２によって確実に誘導され葛（第２図参照）。

シール材２８の閉じた先端が海底に到達した後、流動材
（例、水を加えた砂、水中コンクリート、アスファルト
）を圧入すると、第３図図示の如く、シール材２８が脹
らんで溝１２の溝底およびケーソン２０の壁面に当接す
ると同時に、ガイド条２２の壁部２６が押し拡げられて
、その先端縁がケーソン２０の壁面に押しつけられる。

この時、ガイド条２２．２２の弾性復元力がシール材２
８に作用して、シール材２８の膨張効果を促進せしめる
。　　　　　　　　　　　　　　”ｌ）斯かる密封構造
によれば、ケーソン１０．２０間の密封は、シール材２
８のみならず、ガイド条２２によっても行われるため、
その信頼性が向上し、しかも水圧、土砂圧等の外ツノは
ガイド条２２に作用して、シール材２８に直接作用すこ
とがないため、シール材２８の耐久性が著しく向上し長
期間に亘り確実な密封性が保証される。

なお、ガイド条２２は、可撓性材料で形成されるが、こ
れに適−当な剛性を付与するために、帆布、繊維等を一
体に埋設して強化するのも効果的である。

次に、第４図、第５図に示した他の実施例について説明
する。ｒ４中、先の実施例における部材と同一の部材に
は、同一符号を付して、その説明を省略した。

第４図に示した可撓性材料製ガイド条３０は、単純な帯
板材で、あり、）古１２の外に添設され、−側辺部が溝
１２を覆う様に迫り出しており、先の実施例と同様な作
用効果を秦し１ｑる。

第５図に示したケーソン４０の壁面には、溝が形成され
ておらず、その壁面に、シール材収納空間４２を画成す
る断面屈曲形状の可撓性材料製ガイド条４４．４４が間
隔を置いて相互に平行に添設されており、先の実施例と
同様な作用効果を奏し得る。

及豆立力１以上の説明から明らかな様に、本発明による築堤ブロッ
ク目地部シール材用可撓性ガイドは、二条一組として隣
接するブロックの一方に取着され、シール材を抱え込ん
で、これを該一方の壁面に添って保持するものであり、
該ガイドに沿ってシール材を挿入すれば、ブロック間に
水流が存在しても、シール祠が煽られてガイドの外に押
出される様なことはなく、引き続くシール材の膨張によ
り、確実なブロック間の密封が行われる。また、シール
材を膨張させることにより、ガイドが押し拡げられ、波
、または土砂からシール材を保護するため、シール材の
耐久性が著しく向上する。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の一実施例に係る可撓性ガイドに備えた
ケーソンを示す要部横断断面図、第２図は一該可撓性ガ
イドに沿って収縮状態のシール材を挿入した状態を示す
ケーソンの横断面図、第３図は該シール材を膨張させた
状態を示すケーソンの横断面図、第４図、第５図はそれ
ぞれ他の実施例に係るケーソンの要部横断面図である。１０・・・ケーソン、１２・・・溝、１４・・・側壁、
１６・・・コンクリート釘、１８・・・座金、２０・・
・ケーソン、２２・・・ガイド条、２４・・・壁部、２
６・・・壁部、２８・・・シール材、３０・・・ガイド
条、４０・・・ケーソン、４２・・・シール材収納空間
、４４・・・ガイド条。

Claims

【特許請求の範囲】

築堤のために基礎上に設置した複数のブロック間を密封
するシール材を保持するために、隣接するブロックの一
方に取着され、シール材を抱え込んで、これを該一方の
ブロックの壁面に添って保持する二条一組の築堤ブロッ
ク目地部シール材用可撓性ガイド。