JPS6111195A - ミネラル飲料水の迅速製造方法 - Google Patents

ミネラル飲料水の迅速製造方法

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JPS6111195A
JPS6111195A JP13402284A JP13402284A JPS6111195A JP S6111195 A JPS6111195 A JP S6111195A JP 13402284 A JP13402284 A JP 13402284A JP 13402284 A JP13402284 A JP 13402284A JP S6111195 A JPS6111195 A JP S6111195A
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JP
Japan
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water
ultrasonic waves
potable water
quartz diorite
diorite
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Pending
Application number
JP13402284A
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English (en)
Inventor
Kiichi Kiyomiya
清宮 喜一
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HANAKAWA KK
Original Assignee
HANAKAWA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水道水などの飲料水に石英閃緑ヒン岩もしくは
角閃石安山岩(以F、  f石英閃緑ヒン岩等」1 と
いう)を浸漬し、それに超音波を照射する本によりミネ
ラル水を迅速に製造する方法に関するものである。
(従来技術) 従来、一般に深山に湧出する清水等のミネラル飲料水、
特に上質のミネラル水は穴中山系のミネラル水に夜表さ
れる如く花こう岩屑を通過した水・が最高といわれてい
る。これらの水はミネラル分としてナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウム等のイオンの他に適度の
濃度の珪酸化合物な含有しており、味に一種の「ごく」
がある。
しかしながら、水道水等の飲料水は上記ミネラル水の様
にミネラル成分を多く含まない。
ミネラル水の人工的製法として或種の岩石を水に浸漬し
て製造する方法が公知であり、古来、我国にも薬石とい
われる岩石が多数、産出しており、それらを水に浸漬し
、七の水を飲むと体に良いとされている。本発明の石英
閃緑ヒン岩等もその一つである。
しかしながら、これらの岩石を用いたミネラル水の製造
方法は11粒状の岩石を水道水または井戸本に8〜24
時間、浸漬し、ミネラル分を自然に溶出させる方法が多
い。この方法であると溶出する珪酸化合物等のミネラル
分も少なく、又、ミネラル水製造の所要時間が長いのが
欠点である。
(目的) 本発明の目的は水道水または井戸水などの飲料水に石英
閃緑ヒン岩もしくは角閃石安山岩を浸漬し、それに超音
波を照射することにより、上記岩石中に含まれる珪酸化
合物(または珪酸ネオン)を短時間で溶出させ、飲料水
に適したミネラル飲料水の製造方法を提供することにあ
り、その特徴とするところは、水道水または井戸水など
の飲料水に石英閃緑ヒン岩もしくは角閃石安山岩を浸漬
し、それに超音波を照射することにより、珪酸化合物等
のミネラル分を溶出させる点にある。
(構成) 本発明の飲料水とは水道水、井戸水、泉水、湧水、天水
、蒸留水、精製水ならびに海水から脱塩して製造した水
をいう。
本発明における石英閃緑ヒン岩もしくは角閃石安山岩(
中性層に属し、一般に゛無水珪酸 52〜66%含有す
る)系に属する岩石である。代表的な組成を示すと無水
珪酸 61.6%、酸化アルミニウム 16.5%、酸
化第二鉄 6.9%。
酸化カルシウム 2.0%、酸化チタン 0.3%、酸
化マンガン0.1%を含有する。
ミネラル水用に適した石英閃緑ヒン岩等の具体例を挙げ
れば、金沢市郊外の匡正山系の山の岩石かそれである。
石英閃緑ヒン岩等の形状は粉末、粒状、塊状あるいはペ
レット状のいずれでも使用可能である。
石英閃緑ヒン岩等を飲料水に浸漬する方法は石英閃緑ヒ
ン岩等の粒状物等をそのまま水に浸漬してもよいが、耐
水性和紙、不織布、布、あるいは多孔性の布(例、メリ
ヤス布)の袋に包ん、で水中に浸漬してもよいし、筒状
容器に石英閃緑ヒン岩等を充填したものを水中に浸漬し
てもよい。又、袋と筒状容器の組合せたものでよい。
石英閃緑ヒン岩等から水中に溶出される珪酸化合物およ
びそれ等の塩とコロイド状無水珪酸(酸化珪素)等が推
定される。
本発明における超音波とは20KHz以上の音波(振動
技)をいう。
超音波の照射は石英閃緑ヒン岩を水に浸漬した容器の代
部または側面部に密着させた超音波振動子により間接的
に行なう。その際、石英閃緑ヒン岩等またはそれを入れ
た袋や筒状容器は水を入れた容器に接触していてもよい
し、離れてもよい。
又、超音波を照射する時間は周波数、出力により異なる
か約2時間以下が経済的で好ましいと思われるが、それ
により限定されるものではない。
(発明の効果) 本発明によれば飲料水に石英閃緑ヒン岩等の粒状物を浸
漬し、超音波を照射すると強力な振動エネルギーが水を
伝わり、石英閃緑ヒン岩等の表面から、各種の珪酸化合
物およびその他のミネラル分を迅速(例えば、数分乃至
数十分)に溶出しく実施例1参照)、美味しいミネラル
飲料水をインスタントに容易に製造できる効果がある。
本発明の飲料用水に水道水を使用した場合、殺菌に使用
され残留した塩素が水の味を悪くしているが、水道水に
石英閃緑ヒン岩等の粒状物を浸漬し超音波を照射すると
両者の相乗作用により、残留した塩素が減少または消失
しく実施例2参照)、その結果、塩素臭またはカルキ臭
の殆どしない(または無い)美味しいミネラル飲料水を
容易に製造できる。残留塩素によって僅かに酸性傾向を
示している水道水は本発明の石英閃緑ヒン岩等の中性化
作用と超音波の照射により処理水のPHは迅速に中性化
する。
本発明の方法によって得られたミネラル飲料水は各種の
珪酸化合物およびその他のミネラル分(例えば、ナトリ
ウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムの各イオン
等)を適度に多く舎む為、水の味に「こく」があり、深
山の清水の様に美味しくなる(実施例3参照)。
次に実施例を示し本発明を説明する。
実施例1 代部に超音波振動子(周波数20KHz、200W)を
取り付けたステンレススティール製の約2文の円筒状容
器に水道水2文を加え、石英閃緑ヒン岩(粒径φ約5m
m)200gを網袋に入れたものを市吊り状態で浸漬す
る。次にスイッチ◆オンし、超音波を10分間、照射し
て得た水を実施例IA、20分間、照射して得た水を実
施例1Bとした。実施例2で使用した原水の水道水その
ままを比較例IAとした。水道水2文中に石英閃緑ヒン
岩(粒径φ5mm)200gを加え16時間浸漬1.て
得た水を比較例IBとした。
次に各々について珪酸分合有量を「モリブデン黄法」に
より二酸化珪素として定量した。七の結果は表1に示し
た通りである。
超音波をio分間照射した場合(実施例LA)は石英閃
緑ヒン岩から珪酸イオンを溶出した為、原水の水道水よ
り珪酸イオン含有量が8 m g / 1増加し、20
分間照射した場合(実施例IB)は17mg/文増加し
た。
比較例IBと実施例IAを比べると前者が珪酸イオンを
6 m g / l溶出するのに16時間要したのに対
し、後者は8mg/Jl溶出するのに10分間に短縮で
きた。
表1 実施例2 実施例LAと同じタイプの容器を使用し、水道水2文を
その中に加え、石英閃緑ヒン岩(粒径φ3〜5mm)2
00gを網袋に入れたものを浸漬する。次にスイッチ−
オンし、50KHz、100Wの超音波を20分間、照
射して得た水を実施例2とした。
実施例2で使用した原水の水道水そのままを比較例2A
とし、更に実施例2で使用した原水の水道水を1日放置
したものを比較例2Bとした。
次に各々について残留塩素含有量をオルトトリジン比色
法により定量した。その結果は表2に示した。それによ
ると実施例2の水道水中に石英閃緑ヒン岩を浸漬し、超
音波を照射して得た水には残留塩素は殆ど含まれなかっ
た。これに対し、比較例2Aの水道水(原水)ならびに
比較例2Bの1日放置後の水道水に含まれた残留塩素は
それぞれ、0.9mg/交、o、8mg/文存在した。
実施例2の処理水はPHにおいても比較例2A、2Bに
比較して中性化されていた。又、珪酸分の溶出について
も実施例2の処理水は比較例2A、2Bに対して9mg
/文増加した。
表2 ※二酸化珪素として計算 実施例3 実施例IAと同じタイプの容器を使用し、活性炭層を通
過させ脱塩素した水道水2文をその中に加え、石英閃緑
ヒン岩(粒径φ2〜3mm)200gを網袋に入れたも
のを浸漬する。次にスイッチΦオンし、50KHz、5
0Wの超音波を30分間、照射して得た水を実施例3と
した。
実施例3で使用した原水の脱塩水道水を比較例3Aとし
、苺留水を比較例3Bとした。
次に各々について残留塩素および珪酸の含有量を実施例
1および2と同じ方法により定量した。
又、水温を20℃にした各々の水について官能試験用パ
ネラ−7名により試験テストを行なった。
試験結果Lj表3に示した。
表3 官能試験の結果では本発明の実施例3の水をパネラ−全
輪が美味しいと感じ、次いで脱塩素水道7K(Ilt較
例3A)をパ庫う−7名中2名が美味しいと感にたつ比
較例3Bの蒸留水はパネラ−全員が不味いと評価した。
パネラ−が実施例3の水を美味しいという理由に水の味
にに〈Jがあるという意見が多かった。
官能試験の結果でも明らかな如く、水の味が不味くなる
原因の一つである残留塩素が全く含まれていなくても、
ミネラル分、特に珪酸性の含有量が少ないと水の味に1
こ〈」が無く旨味に乏しくなる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水道水または井戸水などの飲料水に石英閃緑ヒン岩もし
    くは角閃石安山岩を浸漬し、それに超音波を照射するこ
    とにより、珪酸化合物等のミネラル分を溶出させる事を
    特徴とするミネラル飲料水の迅速製造方法
JP13402284A 1984-06-28 1984-06-28 ミネラル飲料水の迅速製造方法 Pending JPS6111195A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13402284A JPS6111195A (ja) 1984-06-28 1984-06-28 ミネラル飲料水の迅速製造方法

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JPS6111195A true JPS6111195A (ja) 1986-01-18

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JP13402284A Pending JPS6111195A (ja) 1984-06-28 1984-06-28 ミネラル飲料水の迅速製造方法

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416278A (ja) * 1990-05-10 1992-01-21 Tomohiko Morikawa 水の生成材、水の生成方法及び水生成器
JPH09141246A (ja) * 1995-11-20 1997-06-03 Fresh Ace:Kk フィルタ要素およびそれを用いた浄水器
CN109925904A (zh) * 2019-04-01 2019-06-25 清华大学 利用超声波制备超细碱性吸收剂浆液的方法

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